JP2007249266A - 在席情報管理システム - Google Patents

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Yuichi Kado
門  勇一
Nobuko Hosoya
信子 細谷
Michihiro Yamane
道広 山根
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Abstract

【課題】在席情報管理システムにおいて利用者による在席状態の入力作業を不要にし利便性を向上させることを課題とする。
【解決手段】在席情報管理システム1において、利用者情報発信装置2に、利用者に電界を誘起させる電界トランシーバ5aを備えると共に、在席情報管理装置3に、在席エリアに設置され在席している利用者に誘起された電界を検出して利用者情報を受信する電界トランシーバ5bを備えたことで、利用者情報発信装置2を有する利用者が在席エリアaに在席する際に、利用者を伝送路として利用者情報発信装置2から在席情報管理装置3へ利用者情報が伝送され、在席情報管理装置3において利用者の在席状態に在席エリアaを識別するためのエリア情報を関連付けた在席情報が自動的に格納されるので、格納された在席情報を管理することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、利用者の在席情報を管理する在席情報管理システムに関する。
一般に、利用者の在席情報を管理する在席情報管理システムでは、利用者が在席しているエリアに設置された情報端末から在席状態を直接入力する又は社員番号などの利用者固有の情報が記憶されたICカードをPCなどの情報端末に備え付けられたリードライタに挿入して、情報端末に関連付けられた利用者の在席状態が在席情報として管理される(例えば、特許文献1を参照)。
特開平5−167694号公報
しかしながら、従来の在席情報管理システムでは、着席時、離席時などの在席状態の更新時には利用者が在席状態を入力する作業が必要であるため、利用者に負担がかかるという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、在席情報管理システムにおいて、利用者による在席状態の入力作業を不要にし利便性を向上させることを課題とする。
本発明に係る在席情報管理システムは、利用者情報発信装置及び在席情報管理装置を備えた在席情報管理システムであって、利用者情報発信装置は、利用者を識別するための利用者情報を予め記憶しておく記憶手段と、電界伝達媒体としての利用者に電界を誘起させる電界送信手段と、記憶手段から利用者情報を読み出すとともに電界送信手段に利用者情報を発信させる利用者情報発信手段とを備え、在席情報管理装置は、利用者が在席すべきエリアに設置され、そのエリアに在席している利用者に誘起された電界を検出して利用者情報を受信する電界受信手段と、電界受信手段が前記利用者情報を受信した場合には利用者が在席していると判定し、受信しない場合には利用者が在席していないと判定する在席状態判定手段と、在席状態判定手段が判定した在席状態にエリアを識別するためのエリア情報を関連付けた在席情報を格納する在席情報格納手段と、を備えることを特徴とする。
尚、本発明において、利用者が在席している状態とは利用者が座席に在席している状態、利用者が特定の場所や領域などを空間的に占有している状態も含む。電界伝達媒体とは誘起された電界を伝達可能な媒体をさし、例えば人体、絶縁性の誘電体膜などが含まれる。
本発明にあっては、利用者情報発信装置に電界伝達媒体としての利用者に電界を誘起させる電界送信手段を備えると共に、在席情報管理装置において利用者が在席すべきエリアに設置され、このエリアに在席している利用者に誘起された電界を検出して利用者情報を受信する電界受信手段を備えたことで、利用者情報発信装置を有する利用者がエリアに在席する際に、利用者を伝送路として利用者情報発信装置から在席情報管理装置へ利用者情報が伝送され、在席情報管理装置において利用者の在席状態にエリアを識別するためのエリア情報を関連付けた在席情報が自動的に格納されるので、格納された在席情報を管理することができる。
上記電界受信手段は、座席に在席している利用者に誘起された電界を座席に設置された電界通信用の電極を介して検出して利用者情報を受信することを特徴とする。
本発明にあっては、在席情報管理装置の電界受信手段により、座席に在席している利用者に誘起された電界を、座席に設置された電界通信用の電極を介して検出して利用者情報を受信するようにしたことで、利用者が座席に在席しているか否かの在席状態に座席を識別するためのエリア情報を関連付けた在席情報を自動的に格納することができる。
上記電界受信手段は、床に在席している利用者に誘起された電界を床に設置された電界通信用の電極を介して検出して利用者情報を受信することを特徴とする。
本発明にあっては、在席情報管理装置の電界受信手段により、床に在席している利用者に誘起された電界を、床に設置された電界通信用の電極を介して検出して利用者情報を受信するようにしたことで、利用者が床に在席しているか否かの在席状態に床を識別するためのエリア情報を関連付けた在席情報を自動的に格納することができる。
上記在席情報管理装置は、利用者情報を中継する中継装置を更に備え、中継装置は、電
界受信手段が受信した利用者情報を格納する中継用の利用者情報格納手段と、中継用の電界伝達媒体に電界を誘起させる中継用の電界送信手段と、中継用の利用者情報格納手段から利用者情報を読み出すと共に中継用の電界送信手段に利用者情報を発信させる中継用の利用者情報発信手段と、中継用の電界伝達媒体に誘起された電界を検出して利用者情報を受信する中継用の電界受信手段とを備え、在席状態判定手段は、中継用の電界受信手段が利用者情報を受信した場合には利用者が在席していると判定し、受信しない場合には利用者が在席していないと判定することを特徴とする。
本発明にあっては、在席情報管理装置において中継用の電界送信手段により電界受信手段が受信した利用者情報を中継用の電界伝達媒体を介して発信し、中継用の電界受信手段により中継用の電界伝達媒体に誘起された電界を検出して利用者情報を受信するようにしたことで、電界受信手段が受信した利用者情報が内部の中継装置により中継されるので、電界通信の通信精度を向上させることができる。
上記在席情報管理装置は、在席情報格納手段から在席情報を読み出し、在席情報に応じて照明設備又は空調設備の少なくとも一方を制御する照明空調制御手段を更に備えることを特徴とする。
本発明にあっては、在席情報管理装置において照明空調制御手段により、利用者の在席情報に応じて照明設備又は空調設備の少なくとも一方を制御することで、格納された利用者の在席情報を照明・空調制御システムに応用することができる。
上記在席情報管理装置は、在席情報に、電界受信手段が受信した利用者情報及び在席状態判定手段が在席状態を判定した時刻の時刻情報を関連付けて格納することを特徴とする。
本発明にあっては、在席情報管理装置において在席情報に電界受信手段が受信した利用者情報及び在席状態判定手段が在席状態を判定した時刻の時刻情報を関連付けて在席情報格納手段に格納することで、利用者の勤怠状況を管理する勤怠管理システムに応用することができる。
上記在席情報管理装置は、利用者の認証を行う際の判断基準となる利用者情報を予め記憶しておくメモリと、電界受信手段が受信した利用者情報及び判断基準となる利用者情報を比較し一致していれば正規な利用者が在席していると判定する利用者判定手段と、利用者判定手段が正規な利用者が在席していると判定した場合にはその利用者が在席しているエリアの情報端末を使用可能な状態にし、正規な利用者が在席していない場合には情報端末を使用不可能な状態に制御する情報端末使用制御手段と、を更に備えることを特徴とする。
本発明にあっては、在席情報管理装置において利用者判定手段により電界受信手段が受信した利用者情報及び判断基準となる利用者情報を比較し正規な利用者が在席していると判定した場合に、情報端末使用制御手段によりその利用者が在席しているエリアの情報端末を使用可能な状態に制御することで、格納された利用者の在席情報を、在席すべきエリアで情報端末を使用する利用者の認証システムに応用することができる。
上記在席情報管理装置は、情報端末使用制御手段が使用可能な状態に制御した情報端末から在席情報に関するサービスの要求を受け付けるサービス要求受付手段と、サービス要求受付手段が受け付けたサービスの要求に応じて在席情報格納手段から在席情報を読み出し、利用者にサービスを提供するサービス提供手段と、を更に備えることを特徴とする。
本発明にあっては、サービス要求受付手段により正規な利用者が使用する情報端末から在席情報に関するサービスの要求を受け付け、サービス提供手段によりサービスの要求に応じて利用者にサービスを提供するようにしたことで、格納された利用者の在席情報を、例えば利用者に在席情報を提供する在席確認システムに応用することができる。
上記在席情報管理装置は、正規な利用者固有の情報端末の設定に関する情報を予め記憶しておくメモリを更に備え、情報端末使用制御手段は、使用可能な状態に制御した情報端末の設定を、正規な利用者固有の情報端末の設定にすることを特徴とする。
本発明にあっては、情報端末使用制御手段により、使用可能な状態に制御した情報端末の設定を正規な利用者固有の設定にすることで、利用者による情報端末の設定作業が不要になるので、正規な利用者は空いている在席エリアで自由に情報端末を選択し使用することができる。
本発明の在席情報管理システムによれば、利用者による在席状態の入力作業を不要にし、利便性を向上させることができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る在席情報管理システムの概略的な構成を示す図である。同図に示すように在席情報管理システム1は、利用者に装着される利用者情報発信装置2と、在席情報管理装置3とを備えている。
利用者情報発信装置2は、記憶部4と、電界トランシーバ5aと、利用者情報発信部6とを備える。また記憶部4及び電界トランシーバ5a及び利用者情報発信部6は例えば腕輪型電界通信用電極7aに備え付けられたICチップに内蔵されている。
記憶部4は、利用者を識別するための利用者情報を予め記憶しておく。ここでは記憶部4はICチップに内蔵されたメモリであり、メモリには利用者情報として例えば利用者の氏名を記憶しておく。
電界トランシーバ5aは、電界伝達媒体としての利用者に電界を誘起させる電界送信手段として機能する。電界伝達媒体とは誘起された電界を伝達可能な媒体をさし、例えば導電体、人体、絶縁性の誘電体膜、合成樹脂などが含まれる。ここでは例えば誘電体膜で覆われた導電性の腕輪型電界通信用電極7aが利用者の腕又は手首に装着されるので、利用者の人体に誘起された電界が効率よく利用者の体全体に伝達される。
利用者情報発信部6は、記憶部4から利用者情報を読み出すとともに電界トランシーバ5aに利用者情報を発信させる。ここで利用者情報発信部6は、例えばICチップに内蔵されたCPUであり、ここではメモリから読み出した利用者情報を電界トランシーバ5aに一定間隔で繰り返し発信させるように制御する。
在席情報管理装置3は、利用者が在席すべき在席エリアaに設置された電界トランシーバ5bと、在席状態判定部8、在席情報格納部9、照明空調制御部10を備えた管理サーバで構成される。ここで管理サーバは、例えば利用者のいる在席エリアaとは別室若しくはフロアの異なる管理室に配置され、電界トランシーバ5bとは例えばネットワークケーブルを介して接続されている。
電界トランシーバ5bは、在席エリアaに在席している利用者に誘起された電界を検出して利用者情報を受信する電界受信手段として機能する。ここでは座席に在席している利用者に誘起された電界を、座席に設置された電界通信用電極7bを介して検出して利用者情報を受信する。電界通信用電極7bには導電性シートなどの電界伝達媒体を使用する。
在席状態判定部8は、電界トランシーバ5bが利用者情報を受信した場合には利用者在席していると判定し、受信しない場合には利用者が在席していないと判定する。
在席情報格納部9は、在席状態判定部8が判定した在席状態にエリアを識別するためのエリア情報a〜hを関連付けた在席情報を格納する。
照明空調制御部10は、在席情報格納部9から在席情報を読み出し、在席情報に応じて照明設備及び空調設備を制御する。
次に、在席情報管理システム1の利用者情報発信装置2と在席情報管理装置3がそれぞれ備える電界トランシーバ5a、5bの内部の具体的な構成について図2を用いて説明する。同図に示す電界トランシーバ5は、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させると共に誘起された電界を検出して情報の送受信を行う。
電界送信手段としての電界トランシーバ5は、送信時において、ICチップ内部の利用者情報発信部6などのコンピュータからの送信データを入出力(I/O)回路501を介して受け取ると、この送信データを、送信部502を介して電界通信用電極7に供給し、電界通信用電極7を介して利用者の人体に電界を誘起させ、この電界を伝達させるようになっている。
また、電界受信手段としての電界トランシーバ5は、受信時において、利用者の人体に誘起されて伝達されてくる電界を、電界通信用電極7で検出し、この電界を電界検出光学部503に結合して電気信号に変換するようになっている。そして、この電気信号は、信号処理回路504で増幅、雑音除去などの信号処理を施され、更に波形整形回路505で波形整形されてから、入出力(I/O)回路501を介して管理サーバなどのコンピュータに出力されるようになっている。電界通信用電極7には導電性の電界伝達媒体が使用されるが、電流が利用者の体内に流れるのを防止するために絶縁性の誘電体膜506で表面を覆うようにしている。
このような構成の電界トランシーバ5aと電界トランシーバ5b間での通信処理について図3を用いて説明する。まず、利用者情報発信装置2の電界トランシーバ5aにより電界伝達媒体としての利用者に電界を誘起させる。次に、利用者情報発信部6により、記憶部4から利用者情報を読み出すとともに同図に示すように電界トランシーバ5aに一定間隔で繰り返し利用者情報を発信させる。
一方で、利用者情報発信装置2を有する利用者が在席エリアaに在席する際に、在席情報管理装置3の電界トランシーバ5bにより、在席エリアaに在席している利用者に誘起された電界を検出して利用者情報を受信する。次に在席状態判定部8により、同図に示すように電界トランシーバ5bが利用者情報を受信した場合には利用者が在席していると判定し、受信しない場合には利用者が在席していないと判定する。在席状態判定部8が判定した在席状態に在席エリアを識別するためのエリア情報aを関連付けた在席情報を、在席情報格納部9に格納する。同様にして在席エリアb〜在席エリアhにおいても利用者から伝送された利用者情報を元に、在席情報管理装置3に在席情報が自動的に格納される。
例えば、図4のフロア1の在席エリアa〜在席エリアhに示すような在席状況であった場合、各在席エリアからネットワークを経由して利用者情報が伝送され、在席情報管理装置3に図5に示すような在席情報が自動的に格納される。図5に示すように、エリア情報としての在席エリアa〜hに対応して利用者の在席状態が格納される。ここでは利用者が在席している場合は“在”と示し、利用者が在席していない場合は“離”と示してある。在席エリアa、b、d、g、hには利用者が在席しており、在席エリアc、e、fには誰も在席しておらず離席状態になっている。
更に、在席情報管理システム1は、在席情報管理装置3の照明空調制御部10により、利用者の在席情報に応じて照明設備及び空調設備を制御する。ここではフロア1の照明制御及び空調制御について図5を用いて説明する。
照明制御については、ここでは例えば2つの在席エリア毎に管理される。在席エリアaとbが第1照明制御グループ、在席エリアcとdが第2照明制御グループ、在席エリアeとfが第3照明制御グループ、在席エリアgとhが第4照明制御グループに属する。各照明制御グループにおいて、2つの在席エリアのうち少なくとも一方で在席が確認された時点で照明の電源をオンにし、2つの在席エリアの両方で不在が確認された場合に照明の電源をオフにする。同図の例では第1,2,4照明グループの電源がオン、第3照明グループの照明の電源がオフに制御される。
空調制御については、ここでは例えば4つの在席エリア毎に管理される。在席エリアa〜dが第1空調制御グループ、在席エリアe〜fが第2空調制御グループに属する。各空調制御グループにおいて、4つの在席エリアのうち少なくとも1つのエリアで在席が確認された時点で空調の電源をオンにし、4つの在席エリア全てのエリアで不在が確認された場合に空調の電源をオフにする。同図の例では第1、第2空調グループ双方で空調の電源がオンに制御される。
尚、照明又は空調の電源のオフのタイミングは、利用者の不在期間が一定時間経過後電源を切るか又は徐々に弱めていくというように在席情報管理装置3で設定する。
同様にしてフロア2以降の在席エリアにおいても格納された在席情報から空調・照明が制御される。このようにして各在席エリアの在席状況に応じて、格納された利用者の在席情報を照明・空調制御システムに応用することができる。
したがって、本実施の形態によれば、在席情報管理システム1において、利用者情報発信装置2に、利用者に電界を誘起させる電界トランシーバ5aを備えると共に、在席情報管理装置3に、在席エリアに設置され在席している利用者に誘起された電界を検出して利用者情報を受信する電界トランシーバ5bを備えたことで、利用者情報発信装置2を有する利用者が在席エリアaに在席する際に、利用者を伝送路として利用者情報発信装置2から在席情報管理装置3へ利用者情報が伝送され、在席情報管理装置3において利用者の在席状態に在席エリアaを識別するためのエリア情報を関連付けた在席情報が自動的に格納されるので、格納された在席情報を管理することができる。これにより、利用者による在席状態の入力作業を不要にし、利便性を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、在席情報管理装置3の電界トランシーバ5bにより、座席に在席している利用者に誘起された電界を、座席に設置された電界通信用電極7bを介して検出して利用者情報を受信するようにしたことで、利用者が座席に在席しているか否かの在席状態に座席を識別するためのエリア情報を関連付けた在席情報を自動的に格納することができる。
さらに、本実施の形態によれば、在席情報管理装置3において照明空調制御部10により、利用者の在席情報に応じて照明設備及び空調設備を制御することで、格納された利用者の在席情報を照明・空調制御システムに応用することができる。
尚、本実施の形態においては、利用者情報発信装置2の電界トランシーバ5a及び在席情報管理装置3の電界トランシーバ5b間では、利用者側の電界トランシーバ5aが利用者情報を一定間隔で発信し、床側の電界トランシーバ5bが利用者情報を受信した場合に利用者が在席していることを検知するようにしたが、これに限られるものではない。例えば、図6に示すように床側の電界トランシーバ5bが利用者情報の送信要求を一定間隔で発信し、利用者側の電界トランシーバ5aが送信要求に対して利用者情報を送信し、応答を受け付けた場合に利用者が在席していることを検知するようにしてもよい。これにより携帯型の利用者側のトランシーバ5aにおいて、利用者情報を常に送信する必要が無くなるのでより消費電力を少なくすることが可能になる。
また、本実施の形態においては、在席情報管理装置3の照明空調制御部10により、利用者の在席情報に応じて照明設備及び空調設備を制御するようにしたが、照明設備又は空調設備の少なくとも一方を制御するようにしてもよい。
更に、本実施の形態においては、照明又は空調の制御については、複数の在席エリア毎に管理するようにしたが、これに限られるものではなく、各在席エリア毎に管理するようにしてもよい。その場合には、利用者情報発信装置2からの利用者情報と共に空調・照明の制御に関する利用者固有の設定情報を発信するようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
以下、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る在席情報管理システムの構成は、第1の実施の形態で説明したものと基本的な構成は同様である。以下、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
第1の実施の形態と異なる点は、在席情報管理装置3により、在席情報に、電界トランシーバ5bが受信した利用者情報及び在席状態判定部8が在席状態を判定した時刻の時刻情報を関連付けて在席情報格納部9に格納する点である。
図7は、在席情報管理装置3の構成を示す図である。同図に示すように、在席情報管理装置3は、時刻を計測する時刻計測部11を更に備えている。このような構成において、在席状態判定部8により判定した利用者の在席状態に、エリアを識別するためのエリア情報を関連付けた在席情報を格納する際に、時刻計測部11から時刻情報を読み出し、上記在席情報に時刻情報及び利用者情報を関連付けて在席情報格納部9に格納する。
次に、在席情報管理システムにおける具体的な処理の流れについて図8,9を用いて説明する。図8に示すように、まず、予め設定されたシステムの区切り時間において、利用者の勤務開始時間と勤務終了時間を初期化する。ここではシステムの区切り時間は8:00に設定されている。
そして、区切り時刻(8:00)以降に利用者が初めて座席に着席した時間を勤務開始時刻として記録する。同図の例では利用者Cの勤務開始時刻が9:20の場合を示している。
勤務開始時刻が記録された以後は、利用者が座席を離れた場合に、そのときの時刻を勤務終了時刻として記録し、利用者が離席する毎に勤務終了時間を更新していく。同図の例では利用者Cは12:00と15:00に離席しているが離席時間の遅い時間15:00を勤務終了時間として記録する。
このようにして、次のシステム区切り時間までに、最終的に記録されている時間が勤務終了時刻となる。また、勤務終了時刻の決定については、利用者が離席後、予め設定された一定の時間を経過した場合でも勤務終了とする。例えば2時間を経過した場合には勤務終了と判断する。
図9は、現在時刻を15:30としたときの、在席情報格納部9に格納されている在席情報を示している。同図に示すように、利用者Aは、9:25に初めて席に着いて勤務を開始しそのまま在席している状態を示している。利用者Bは、9:23に初めて席に着いて勤務を開始し、そのまま在席している状態を示している。
利用者Cは、15:00に席を離れたまま現在離席中である。利用者Dは、15:15に席を離れたが現在は在席して在席中である。
また、ここでは業務開始時間を9:30に設定し、業務開始時間以後に利用者が初めて在席した場合には勤務中と共に遅刻と記されるようにし、業務終了時間を18:00に設定し業務終了時間以前に利用者が予め定めた期間以上離席を継続した場合には、勤務終了と共に早退と記されるようにしている。
利用者Eは、9:25に初めて席に着いて勤務を開始し、その後12:40に離席したままの状態を示しており、業務終了時間18:00以前に一定時間以上離席状態が続いたために勤務終了と共に早退と記されている。
利用者Gは、業務開始時間9:30以後の9:40に初めて席に着いて勤務を開始したために勤務中と共に遅刻と記されている。
このようにして、在席情報管理装置3は在席状況の変化に応じて利用者の勤怠状況を管理することができる。
したがって、本実施の形態によれば、在席情報管理装置3において在席情報に電界トランシーバ5bが受信した利用者情報及び在席状態判定部8が在席状態を判定した時刻の時刻情報を関連付けて在席情報格納部9に格納することで、第1の実施の形態の効果に加えて、利用者の勤怠状況を管理する勤怠管理システムに応用することができる。
[第3の実施の形態]
以下、第3の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る在席情報管理システムの構成は、第2の実施の形態で説明したものと基本的な構成は同様である。以下、第2の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
第2の実施の形態と異なる点は、図10に示すように在席情報管理装置3が、利用者の認証を行う際の判断基準となる利用者情報を予め記憶しておくメモリとしての認証用利用者情報格納部12と、電界トランシーバ5bが受信した利用者情報及び判断基準となる利用者情報を比較し一致していれば正規な利用者が在席していると判定する利用者判定部13と、利用者判定部13が正規な利用者が在席していると判定した場合にはその利用者が在席しているエリアの情報端末を使用可能な状態にし、正規な利用者が在席していない場合には情報端末を使用不可能な状態に制御する情報端末使用制御部14と、を更に備える点である。ここでは情報端末使用制御部14と在席エリアの情報端末とは例えば専用回線を介して接続されており認証結果に基づいて利用者による情報端末の使用を制御するものとする。
図11は、在席情報管理装置3で管理される在席情報の一例を示す図であるが、同図に示すように、在席エリア毎に情報端末を使用可能な利用者情報が、認証用利用者情報として予め登録されている。ここでは、在席エリアaでは利用者Aが、在席エリアbでは利用者Bが、在席エリアcでは利用者A〜Dが、在席エリアdでは利用者Dがそれぞれ情報端末を使用可能であることを示している。
例えば、図12(a)に示すように、在席エリアaに利用者Aが進入し、情報端末の使用を試みた場合には、利用者判定部13による判定の結果、情報端末は使用可能な状態になり、利用者Aはログインすることができる。一方、在席エリアaに利用者Bが進入し、情報端末の使用を試みた場合には、在席エリアaで情報端末の使用が可能な正規な利用者はAのみであるので、判定の結果、情報端末は使用不可能な状態にロックされ、利用者Bはログインできない。
また、図12(b)に示すように、在席エリアbで情報端末を使用中の利用者Bが在席エリアbを離席した場合には、不在を検知した結果、例えば一定時間経過後に情報端末は使用不可能な状態にロックされ、正規な利用者Bが戻るまで使用できない。
したがって、本実施の形態によれば、在席情報管理装置3において利用者判定部13により電界トランシーバ5bが受信した利用者情報及び判断基準となる利用者情報を比較し、正規な利用者が在席していると判定した場合に、情報端末使用制御部14によりその利用者が在席している在席エリアの情報端末を使用可能な状態に制御することで、第2の実施の形態の効果に加えて、格納された利用者の在席情報を、在席エリアで情報端末を使用する利用者の認証システムに応用することができる。
[第4の実施の形態]
以下、第4の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る在席情報管理システムの構成は、第3の実施の形態で説明したものと基本的な構成は同様である。以下、第3の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
第3の実施の形態と異なる点は、図13に示すように在席情報管理装置3が、情報端末使用制御部14が使用可能な状態に制御した情報端末から在席情報に関するサービスの要求を受け付けるサービス要求受付部15と、サービス要求受付部15が受け付けたサービスの要求に応じて在席情報格納部9から在席情報を読み出し、利用者にサービスを提供するサービス提供部16と、を更に備える点である。
これにより、在席エリアにおける正規な利用者は、使用可能な情報端末上で起動する専用のソフトウェアから在席情報管理装置3のサービス要求受付部15にアクセスすると共にサービス提供部16により、図14に示すような在席情報管理装置3で管理される在席情報を閲覧することができる。
更に、在席情報管理装置3のサービス要求受付部15は、利用者からの不在者へのメッセージ送信サービスを受け付ける。図14に示す例では、利用者Aは離席中の利用者Cへメッセージの送信を予約している。利用者Cが在席した場合には、サービス提供部16により予約されたメッセージMsgが利用者Cに対して送信される。
また、在席情報管理装置3のサービス要求受付部15は、利用者からの在席通知サービスを受け付ける。図14に示す例では、利用者Bは離席中の利用者Eの在席通知を予約している。利用者Eが在席した場合には、サービス提供部16により利用者Bに利用者Eが在席したことが通知される。
したがって、本実施の形態によれば、在席情報管理装置3においてサービス要求受付部15により正規な利用者が使用する情報端末から在席情報に関するサービスの要求を受け付け、サービス提供部16によりサービスの要求に応じて利用者にサービスを提供するようにしたことで、第3の実施の形態の効果に加えて、格納された利用者の在席情報を、利用者に在席情報を提供する在席確認システムに応用することができる。
また、本実施の形態においては、在席エリアにおける正規な利用者からの要求に基づき、在席情報管理装置3は、利用者に図14に示すような在席情報を提供するようにしたが、これに限られるものではない。例えば、各在席エリアに配置された電話やネットワークなどの通信回線の使用状況を検知して利用者により回線が使用中であるかどうかを図14の在席情報と共に表示するようにしてもよい。
[第5の実施の形態]
以下、第5の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る在席情報管理システムの構成は、第4の実施の形態で説明したものと基本的な構成は同様である。以下、第4の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
第4の実施の形態と異なる点は、図15に示すように在席情報管理装置3が、正規な利用者固有の情報端末の設定に関する情報を予め記憶しておくメモリとしての正規利用者用情報端末設定情報格納部17を更に備え、情報端末使用制御部14は、使用可能な状態に制御した情報端末の設定を、正規な利用者固有の情報端末の設定にする点である。
図16に示すように認証用利用者情報として示されている正規な利用者情報に対応した利用者固有の情報端末の設定情報が格納されている。ここでは情報端末の設定情報として電子メールのアカウント、IPアドレス、POPサーバ、SMTPサーバや電話番号などが格納されている。
したがって、本実施の形態によれば、在席情報管理装置3において情報端末使用制御部14により、使用可能な状態に制御した情報端末の設定を正規な利用者固有の設定にすることで、第4の実施の形態の効果に加えて、利用者による情報端末の設定作業が不要になるので、正規な利用者は空いている在席エリアで自由に情報端末を選択し使用することができ、例えば、オフィスなどの自由座席対応システムに応用することができる。
また、上記各実施の形態においては、在席情報管理システム1における在席情報管理装置3が備える電界トランシーバ5bは、座席に在席している利用者に誘起された電界を座席に設置された電界通信用電極7bを介して検出して利用者情報を受信するような構成であったが、これに限られるものではなく、電界トランシーバ5bは、図17に示すように例えば床に在席している利用者Bに誘起された電界を、床に設置された電界通信用の電極7cを介して検出して利用者情報を受信するようにしてもよい。これにより、利用者が床に在席しているか否かの在席状態に床を識別するためのエリア情報を関連付けた在席情報が自動的に格納されるので、例えば、在席エリアが会議室などの広いスペースのような場合には、利用者は複数になるので、座席だけでなく床から複数の利用者情報を取得し、格納された在席情報を管理することができる。
また、上記各実施の形態においては、在席情報管理システム1の在席情報管理装置3は、例えば図18に示すような利用者情報を中継する中継装置18を在席エリアに設置された座席内部に備えてもよい。同図の中継装置18は、座席に設置された電界通信用電極7bに誘起された電界を検出して利用者情報を受信すると共に中継用の床に設置された電界通信用電極7cに電界を誘起させる中継用の電界トランシーバ5cと、中継用の電界トランシーバ5cが受信した利用者情報を格納する中継用の利用者情報格納部20と、中継用の利用者情報格納部20から利用者情報を読み出すと共に中継用の電界トランシーバ5cに利用者情報を発信させる中継用の利用者情報発信手段としての制御回路19とを備える。
次に、利用者情報発信装置2が備える電界トランシーバ5aと、中継装置18が備える電界トランシーバ5cと、在席情報管理装置3が備える電界トランシーバ5bとの間で行われる通信処理について図19を用いて説明する。同図(a)は、電界トランシーバ5aが、利用者情報を一定間隔で送信する場合である。電界トランシーバ5cは受信した利用者情報を電界トランシーバ5bへ中継する。電界トランシーバ5bは定期的に利用者情報の受信状況を管理し、利用者情報を受信した場合には在席とみなし、利用者情報を受信しない場合には不在とみなす。
図19(b)は、電界トランシーバ5bが、利用者情報の送信要求を一定間隔で電界トランシーバ5aに送信する場合である。電界トランシーバ5cは受信した利用者情報の送信要求を電界トランシーバ5aへ中継する。電界トランシーバ5aは受信した送信要求に対して電界トランシーバ5cを中継して利用者情報を電界トランシーバ5bへ送信する。電界トランシーバ5bは利用者情報を受信した場合には在席とみなし、利用者情報を受信しない場合には不在とみなす。
図19(c)は、電界トランシーバ5cが、利用者情報の送信要求を一定間隔で電界トランシーバ5aに送信する場合である。電界トランシーバ5aは受信した送信要求に対して電界トランシーバ5cを中継して利用者情報を電界トランシーバ5bへ送信する。電界トランシーバ5bは定期的に利用者情報の受信状況を管理し、利用者情報を受信した場合には在席とみなし、利用者情報を受信しない場合には不在とみなす。
このように利用者情報が内部の中継装置により中継されるので、電界通信の通信精度を向上させることができる。
また、図18では、在席情報管理装置3が、利用者情報を中継する中継装置18を在席エリア内に設置された座席内部に備えた場合について説明したが、例えば、図20に示すように、在席情報管理装置3が、在席エリア外に設置された中継装置を備えるような構成にしてもよい。このような構成においても利用者情報が内部の中継装置により中継されるので、電界通信の通信精度を向上させることができる。
上記の各実施の形態においては、利用者情報は、利用者の氏名としたが、これに限られるものではなく、例えば、利用者を識別することが可能であれば識別番号や文字列であってもよい。
上記の各実施の形態においては、在席情報管理システムにおいて格納される在席情報を照明・空調制御システム、勤怠管理システム、利用者認証システム、在席確認システム、自由座席対応システムに応用した場合について説明したが、上記応用システムのうち少なくとも1つのシステムに応用するような構成にしてもよい。
第1の実施の形態に係る在席情報管理システムの概略的な構成を示す図である。 上記在席情報管理システムの利用者情報発信装置と在席情報管理装置が備える電界トランシーバの内部構成を示す図である。 上記利用者情報発信装置の電界トランシーバ及び上記在席情報管理装置の電界トランシーバ間で行われる通信処理の一例を概略的に示す図である。 在席情報管理システムを照明空調制御システムに応用した場合のシステム構成及び各在席エリアの在席状況を示す図である。 上記照明空調制御システムで管理される在席情報の一例を示す図である。 上記利用者情報発信装置の電界トランシーバ及び上記在席情報管理装置の電界トランシーバ間で行われる通信処理の第2の例を概略的に示す図である。 第2の実施の形態に係る在席情報管理システムにおける在席情報管理装置の構成を示す図である。 上記在席情報管理装置で管理される在席情報の一例を示す図である。 上記在席情報管理システムにおける勤怠管理の処理の流れを説明する図である。 第3の実施の形態に係る在席情報管理システムにおける在席情報管理装置の構成を示す図である。 上記在席情報管理装置で管理される在席情報の一例を示す図である。 上記在席情報管理システムにおける利用者認証の処理の流れを説明する図である。 第4の実施の形態に係る在席情報管理システムにおける在席情報管理装置の構成を示す図である。 上記在席情報管理装置で管理される在席情報の一例を示す図である。 第5の実施の形態に係る在席情報管理システムにおける在席情報管理装置の構成を示す図である。 上記在席情報管理装置で管理される在席情報の一例を示す図である。 在席情報管理装置の電界トランシーバが床に設置された電極を備える場合の在席情報管理システムの概略的な構成を示す図である。 在席情報管理装置において利用者情報を中継する中継装置が在席エリアの内の座席に設置された場合の在席情報管理システムの概略的な構成を示す図である。 上記利用者情報発信装置及び中継装置及び在席情報管理装置がそれぞれ備える電界トランシーバ間で行われる通信処理の例を説明する図である。 在席情報管理装置において利用者情報を中継する中継装置が在席エリア外に設置された場合の在席情報管理システムの概略的な構成を示す図である。
符号の説明
1…在席情報管理システム
2…利用者情報発信装置
3…在席情報管理装置
4…記憶部
5、5a、5b、5c…電界トランシーバ
6…利用者情報発信部
7…電界通信用電極
7a…腕輪型電界通信用電極
7b…座席に設置された電界通信用電極
7c…床に設置された電界通信用電極
8…在席状態判定部
9…在席情報格納部
10…照明空調制御部
11…時刻計測部
12…認証用利用者情報格納部
13…利用者判定部
14…情報端末使用制御部
15…サービス要求受付部
16…サービス提供部
17…正規利用者用情報端末設定情報格納部
18…中継装置
19…制御回路
20…利用者情報格納部
501…電界トランシーバの入出力(I/O)回路
502…電界トランシーバの送信部
503…電界トランシーバの電界検出光学部
504…電界トランシーバの信号処理回路
505…電界トランシーバの波形整形回路
506…誘電体膜

Claims (9)

  1. 利用者情報発信装置及び在席情報管理装置を備えた在席情報管理システムであって、
    前記利用者情報発信装置は、
    利用者を識別するための利用者情報を予め記憶しておく記憶手段と、
    電界伝達媒体としての利用者に電界を誘起させる電界送信手段と、
    前記記憶手段から前記利用者情報を読み出すとともに前記電界送信手段に前記利用者情報を発信させる利用者情報発信手段とを備え、
    前記在席情報管理装置は、
    利用者が在席すべきエリアに設置され、当該エリアに在席している利用者に誘起された電界を検出して前記利用者情報を受信する電界受信手段と、
    前記電界受信手段が前記利用者情報を受信した場合には利用者が在席していると判定し、受信しない場合には利用者が在席していないと判定する在席状態判定手段と、
    前記在席状態判定手段が判定した在席状態に前記エリアを識別するためのエリア情報を関連付けた在席情報を格納する在席情報格納手段と、
    を備えることを特徴とする在席情報管理システム。
  2. 前記電界受信手段は、座席に在席している利用者に誘起された電界を、座席に設置された電界通信用の電極を介して検出して前記利用者情報を受信することを特徴とする請求項1記載の在席情報管理システム。
  3. 前記電界受信手段は、床に在席している利用者に誘起された電界を、床に設置された電界通信用の電極を介して検出して前記利用者情報を受信することを特徴とする請求項1又は2に記載の在席情報管理システム。
  4. 前記在席情報管理装置は、利用者情報を中継する中継装置を更に備え、
    前記中継装置は、
    前記電界受信手段が受信した利用者情報を格納する中継用の利用者情報格納手段と、
    中継用の電界伝達媒体に電界を誘起させる中継用の電界送信手段と、
    前記中継用の利用者情報格納手段から前記利用者情報を読み出すと共に前記中継用の電界送信手段に利用者情報を発信させる中継用の利用者情報発信手段と、
    前記中継用の電界伝達媒体に誘起された電界を検出して利用者情報を受信する中継用の電界受信手段とを備え、
    前記在席状態判定手段は、前記中継用の電界受信手段が前記利用者情報を受信した場合には利用者が在席していると判定し、受信しない場合には利用者が在席していないと判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の在席情報管理システム。
  5. 前記在席情報管理装置は、前記在席情報格納手段から在席情報を読み出し、在席情報に応じて照明設備又は空調設備の少なくとも一方を制御する照明空調制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の在席情報管理システム。
  6. 前記在席情報格納手段は、前記在席情報に、前記電界受信手段が受信した利用者情報及び前記在席状態判定手段が在席状態を判定した時刻の時刻情報を関連付けて格納することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の在席情報管理システム。
  7. 前記在席情報管理装置は、利用者の認証を行う際の判断基準となる利用者情報を予め記憶しておくメモリと、
    前記電界受信手段が受信した利用者情報及び前記判断基準となる利用者情報を比較し一致していれば正規な利用者が在席していると判定する利用者判定手段と、
    前記利用者判定手段が正規な利用者が在席していると判定した場合には当該利用者が在席しているエリアの情報端末を使用可能な状態にし、正規な利用者が在席していない場合には情報端末を使用不可能な状態に制御する情報端末使用制御手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の在席情報管理システム。
  8. 前記在席情報管理装置は、前記情報端末使用制御手段が使用可能な状態に制御した情報端末から在席情報に関するサービスの要求を受け付けるサービス要求受付手段と、
    前記サービス要求受付手段が受け付けたサービスの要求に応じて前記在席情報格納手段から前記在席情報を読み出し、利用者にサービスを提供するサービス提供手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項7に記載の在席情報管理システム。
  9. 前記在席情報管理装置は、正規な利用者固有の情報端末の設定に関する情報を予め記憶しておくメモリを更に備え、
    前記情報端末使用制御手段は、使用可能な状態に制御した情報端末の設定を、前記正規な利用者固有の情報端末の設定にすることを特徴とする請求項7又は8に記載の在席情報管理システム。
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