JP2007236437A - カーテン布の成形方法及びカーテン布 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 プリーツを形成する方法は、(1)上下左右の縁部に対する所要の縫製を完了したカーテン布1を用意する工程、(2)上記カーテン布1の上端から所定幅の上縁部2以外の任意部位を圧縮状態で固定することにより、当該部位に不規則形状の皺5を形成する工程、(3)上縁部2以外の任意部位を圧縮固定された上記カーテン布1を成形釜内の加熱蒸気雰囲気に所定時間置いて、上縁部以外の任意部位に不規則な皺のプリーツを熱プレス成形する工程からなる。上記方法は、カーテン布1を縦方向に紙管4内に引き込んで上縁部2を露出させ、紙管4内で多数の不規則な皺を圧縮形成する工程と、このカーテン布1を紙管4もろとも、成形釜内装入する工程とにより実施できる。
【選択図】 図1
Description
また、一般に、布に対するプリーツの加工は、大型の加熱釜を用い、生地の状態で一時に大量に処理する方法で行われている。
したがって、この発明は、カーテンの上縁部を除いた必要部位のみにプリーツを形成する方法と、この方法により制作されるプリーツを有するカーテンを提供することを課題としている。
この出願に係る発明は、上記方法において、カーテン布の上縁部以外の任意部位を縦方向に紙管内に引き込むことにより、紙管内で当該任意部位に多数の不規則な皺を圧縮形成する工程と、圧縮して紙管に挿通されたカーテン布を、成形釜内の加熱蒸気雰囲気に所定時間置いて、上縁部以外の任意部位に不規則な皺のプリーツを熱プレス成形する工程によりカーテン布を成形する。
また、この出願に係る発明は、上記方法において、カーテン布の上縁部以外の任意部位を上下方向及び横方向に任意に圧縮した状態で紙容器内に圧入することにより、紙容器内で当該任意部位に多数の不規則な皺を形成する工程と、紙容器内に圧入されたカーテン布を成形釜内の加熱蒸気雰囲気に所定時間置いて、上縁部以外の任意部位に不規則な皺のプリーツを熱プレス成形する工程とによりカーテン布を成形する。
また、この出願に係る発明は、上記方法において、カーテン布の上縁部以外の任意部位を縦方向の軸に沿って多数回捻ることにより、当該任意部位に圧縮された捻り皺を形成する工程と、当該捻られた任意部位を圧縮状態で固定する工程と、捻られたカーテン布を成形釜内の加熱蒸気雰囲気に所定時間置いて、上縁部以外の任意部位に捻り皺のプリーツを熱プレス成形する工程とによりカーテン布を成形する。
また、この出願に係る発明は、上記方法において、カーテン布の上縁部以外の任意部位を複数の任意の位置で摘んで圧縮した状態で緊縛することにより、当該緊縛部位に圧縮皺を形成する工程と、このカーテン布を成形釜内の加熱蒸気雰囲気に所定時間置いて、上縁部以外の任意部位に圧縮皺のプリーツを熱プレス成形する工程とによりカーテン布を成形する。
また、この出願に係る発明は、上記方法において、カーテン布の上縁部以外の任意部位を任意形状に折り畳むことにより折り皺を形成する工程と、折り畳まれたカーテン布の上縁部以外の任意部位を、任意の一軸に沿って多数回捻ることにより、当該任意部位に圧縮された捻り皺を形成する工程と、当該捻られた任意部位を圧縮状態で固定する工程と、このカーテン布を成形釜内の加熱蒸気雰囲気に所定時間置いて、上縁部以外の任意部位に折り皺と捻り皺が合成されたプリーツを熱プレス成形する工程とによりカーテン布を成形する。
さらに、この出願に係る発明は、上記方法において、熱プレス成形する工程の前に、カーテン布の上縁部を気密性の被覆部材で被覆する工程を付加することによりカーテン布を成形する。
そして、この出願に係る発明は、上端から所定幅の上縁部以外の任意部位に、熱プレス成形によるプリーツが形成されているカーテン布を提供する。
2 上縁部
3 下縁部
4 紙筒
5 皺
6 被覆部材
7 プリーツ
8 紙容器
8a 通気開口
9 紐
10 緊縛部位
Claims (8)
- 上下左右の縁部に対する所要の縫製を完了したカーテン布を用意する工程と、
前記カーテン布の上端から所定幅の上縁部以外の任意部位に、不規則形状のプリーツを形成するために、当該部位を圧縮状態で固定することにより、不規則形状の皺を形成する工程と、
前記任意部位を圧縮固定された前記カーテン布を成形釜内の加熱蒸気雰囲気に所定時間置いて、任意部位に不規則な皺のプリーツを熱プレス成形する工程と、を含むことを特徴とするカーテン布の成形方法。 - 上下左右縁部に対する所要の縫製を完了したカーテン布を用意する工程と、
前記カーテン布の上端から所定幅の上縁部以外の任意部位に不規則形状のプリーツを形成するために、当該カーテン布の上縁部以外の部位を縦方向に紙管内に引き込むことにより、紙管内で任意部位に多数の不規則な皺を圧縮形成する工程と、
任意部位が圧縮されて紙管に挿通された前記カーテン布を、成形釜内の加熱蒸気雰囲気に所定時間置いて、任意部位に不規則な皺のプリーツを熱プレス成形する工程と、を含むことを特徴とするカーテン布の成形方法。 - 上下左右縁部に対する所要の縫製を完了したカーテン布を用意する工程と、
前記カーテン布の上端から所定幅の上縁部以外の任意部位を上下方向及び横方向に任意に圧縮した状態で紙容器内に圧入することにより、紙容器内で当該任意部位に多数の不規則な皺を形成する工程と、
前記任意部位が前記紙容器内に圧入された前記カーテン布を成形釜内の加熱蒸気雰囲気に所定時間置いて、前記上縁部以外の任意部位に不規則な皺のプリーツを熱プレス成形する工程と、を含むことを特徴とするカーテン布の成形方法。 - 上下左右縁部に対する所要の縫製を完了したカーテン布を用意する工程と、
前記カーテン布の上端から所定幅の上縁部以外の任意部位を縦方向の軸に沿って多数回捻ることにより、当該任意部位に圧縮された捻り皺を形成する工程と、
前記カーテン布の捻られた任意部位を圧縮状態で固定する工程と、
任意部位を捻られた前記カーテン布を成形釜内の加熱蒸気雰囲気に所定時間置いて、当該任意部位に捻り皺のプリーツを熱プレス成形する工程と、を含むことを特徴とするカーテン布の成形方法。 - 上下左右縁部に対する所要の縫製を完了したカーテン布を用意する工程と、
前記カーテン布の上端から所定幅の上縁部以外の部位を複数の任意の位置で摘んで圧縮した状態で緊縛することにより、当該緊縛部位に圧縮皺を形成する工程と、
前記カーテン布を成形釜内の加熱蒸気雰囲気に所定時間置いて、上縁部以外の部位に圧縮皺のプリーツを熱プレス成形する工程と、を含むことを特徴とするカーテン布の成形方法。 - 上下左右縁部に対する所要の縫製を完了したカーテン布を用意する工程と、
前記カーテン布の上端から所定幅の上縁部以外の任意部位を任意形状に折り畳むことにより折り皺を形成する工程と、
折り畳まれた前記カーテン布の上縁部以外の部位を、任意の一軸に沿って多数回捻ることにより、当該任意部位に圧縮された捻り皺を形成する工程と、
前記カーテン布の捻られた任意部位を圧縮状態で固定する工程と、
前記カーテン布を成形釜内の加熱蒸気雰囲気に所定時間置いて、前記任意部位に折り皺と捻り皺が合成されたプリーツを熱プレス成形する工程と、を含むことを特徴とするカーテン布の成形方法。 - 前記熱プレス成形する工程の前に、前記カーテン布の上縁部を気密性の被覆部材で被覆する工程を含むことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のカーテン布の成形方法。
- 上端から所定幅の上縁部以外の任意部位に、熱プレス成形によるプリーツが形成されていることを特徴とするカーテン布。
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JP2006059084A JP2007236437A (ja) | 2006-03-06 | 2006-03-06 | カーテン布の成形方法及びカーテン布 |
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Cited By (1)
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- 2006-03-06 JP JP2006059084A patent/JP2007236437A/ja active Pending
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