JP2006307372A - カーテンおよびそのヒダの形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 波形の山が上下方向全幅にわたって滑らかに連続するのを阻害しないヒダを有するカーテンとヒダの形成方法を提供する。
【解決手段】 ヒダ1に、山谷折り部2と、これを正面から覆う山巻部3とを設ける。山巻部3は、生地に形成される縦方向の波形の山16に連続する湾曲を有する。この山巻部3の内側に山谷折り部2が形成される。山谷折り部2が山巻部3に覆われることによって、カーテンの正面にしわが生じることがなく、波形の山16が上下に連続する外観を呈するカーテンが構成される。ヒダ1は、(1)ヒダ必要寸法だけ山折りした基部を合わせて縦縫いAし、波形の山16に連続する筒状ヒダ4を形成する、(2)筒状ヒダ4を縦縫い部Aに対称に左右均等に押しつぶして左右両側を内側へ巻き込み、山谷折り部2を形成すると同時に、これを覆う山巻部3を形成する、(3)山巻部3と山谷折り部2を止め縫いBする3つの工程を含む。
【選択図】 図1

Description

この発明は、生地に縦方向の波形が形成され、当該波形の山にあたる部分の上縁に山谷折り部を有するヒダが形成されるカーテンとそのヒダの形成方法に関する。
近時、カーテンには、主として美感を増す目的で、その上縁部に所要間隔でヒダが形成されることが多い。ヒダは、一般にその内側に、山谷折りにして縫い止められた複数の山を有する(「二山ヒダ」、「三ッ山ヒダ」のように称される)。図5には、三ッ山ヒダ14を有するカーテンの概略的正面図を示す。特許文献1には、図4に示すように、ヒダ山の数を3箇とした三ッ山ヒダの構造と、その自動縫い方法が記載されている。特許文献1によれば、ヒダの形成は以下のように行われる。(1)生地を所要寸法だけつかんで最初のヒダ11を形成する。(2)止め縫いにより形成したヒダ11の基部を生地の縦方向に直線状に閂止め縫いDする。(3)ヒダ11の先端を内方に向け2カ所折り込んで、3箇の山12と2箇の谷13とを形成する。(4)ヒダの山谷の止め縫いEを施す。
特開平8−155169号公報
上記のように形成された三ッ山のヒダ14は、図5に示すように、カーテンの正面上部に山谷部12,13としわ15が生じる。生地に縦方向の波形が形成されたプリーツカーテンでは、波の山16が上下方向全幅にわたって滑らかに連続することが美感上望ましいが、山谷部12,13としわ15の存在がこれを阻害する。
したがって、この発明は、波形の山が上下方向全幅にわたって滑らかに連続するのを阻害しないヒダを有するカーテンと当該ヒダの形成方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明においては、ヒダ1に、山谷折り部2とこれを正面から覆う山巻部3とを設けた。山巻部3は、生地に形成される縦方向の波形の山16に連続する湾曲を有する。この山巻部3の内側に山谷折り部2が形成される。山谷折り部2が山巻部3に覆われることによって、カーテンの正面にしわが生じることがなく、波形の山16が上下に連続する外観を呈するカーテンが構成される。生地に形成される縦方向の波形は、加熱プレス成形されるものであっても、またヒダ1の形成により自然に生じるものであってもよい。
また本発明においては、上記ヒダ1を形成するため、次の方法を採用した。この方法は、(1)生地の上縁部をヒダ必要寸法だけ山折りし、当該山の基部を突き合わせて縦縫いAすることにより、波形の山16に連続する湾曲を有する筒状ヒダ4を形成する工程、(2)筒状ヒダ4を縦縫い部Aに対称に左右均等に押しつぶして左右両側を内側へ巻き込むことによって、山谷折り部2を形成すると同時に、この山谷折り部2を覆う外側の山巻部を形成する工程、(3)山巻部3を山谷折り部2もろとも止め縫いBする工程、の3つの工程を含むものである。
この発明においては、山谷折り部2が山巻部3に覆われることによって、カーテンの正面側に、波形の山16が上下に滑らかに連続する外観を呈する美しいカーテンを提供できる。波形の山16に連続する湾曲を有する山巻部3が、円筒状に波形の山16を巻き込む強制力を持つので、カーテンの波形の山16を一層美しく保つことができる。
図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。図1は本発明のカーテンの正面図、図2(a),(b),(c),(d)は、それぞれ図1におけるa−a,b−b,c−c,d−dにおける概略的切断端面図、図3はこの発明に係るヒダの形成方法を順を追って示す説明図である。
プリーツカーテンは、生地に縦方向の波形が形成され、当該波形の山16にあたる部分の上縁に山谷折り部2を有するヒダ1が形成される。ヒダ1は、波形の山16に連続する湾曲を有する山巻3部と、この山巻部の内側に形成される山谷折り部12を有する。
山谷折り部2が、山巻部3に覆われることによって、波形の山16が上下に連続する外観を呈する。
ヒダ1の形成方法を図3を参照して説明する。このカーテンは、生地に縦方向の波形が形成され、当該波形の山16にあたる部分の上縁にヒダ1が形成されるプリーツカーテンである。ヒダ1は、以下のように形成される。(1)図3(a)に示すように、生地の上縁部をヒダ必要寸法だけ山折りし、当該山の基部を突き合わせて縦縫いAすることにより、波形の山に連続する湾曲を有する筒状ヒダ4を形成する工程、(2)図3(b)に示すように、筒状ヒダ4を縦縫い部Aに対称に左右均等に押しつぶして左右両側を内側へ巻き込むことによって、図3(c)に示すように、山谷折り部2を形成すると同時に、この山谷折り部を覆う外側の山巻部3を形成する工程、(3)図3(d)に示すように、山巻部3を山谷折り部2もろとも止め縫いBする工程を経てヒダ1が形成される。
上記のようにヒダ1が形成されたカーテンは、図2に示す各部の端面のように、波形が保持される。山谷折り部2が山巻部3に覆われることによって、山谷折り部2が正面側に現れず、また山巻部3が、波形の山16に連続する大きな湾曲を有するので、a−a部において、カーテンの正面側にしわが生じない。したがって、カーテン全体に、複数の波形の山16が上下に滑らかに連続する外観を呈する。a−a部において、山巻部3が止め縫いBされることにより、波形の山16の左右を円筒状に巻き込む強制力を持つので、その下方におけるプリーツカーテンの波形の山16を一層美しく保つことができる。
なお、山谷折り部2の山、谷の数は図示のものに限定されることなく、任意である。形成すべき山、谷の数に対応して筒状ヒダ4の寸法を適宜設定すればよい。
この発明が適用されるカーテンには、加熱プレス加工等により生地に波形が形成されたプリーツカーテンのみでなく、そのような加工が施されない通常のカーテンが含まれる。
この発明は、加熱プレス加工等により生地に縦方向の波形が形成されるプリーツカーテン等における波形の山にあたる部分の上縁に形成されるヒダに適用することができる。
本発明のカーテンの正面図である。 (a),(b),(c),(d)は、それぞれ図1におけるa−a,b−b,c−c,d−dにおける概略的切断端面図である。 この発明に係るヒダの形成方法を順を追って示す説明図である。 従来の三ッ山ヒダの形成方法を示す説明図である。 三ッ山ヒダを有する従来のカーテンの概略的正面図である。
符号の説明
1 ヒダ
2 山谷折り部
3 山巻部
4 筒状ヒダ
16 波形の山
A 縦縫い部
B 止め縫い部

Claims (3)

  1. 生地の上縁に山谷折り部を有するヒダが形成されるカーテンにおいて、
    前記ヒダが、正面側に湾曲して膨出する山巻部と、この山巻部の内側に形成される山谷折り部を有し、
    前記山谷折り部が前記山巻部に覆われることによって、正面視において前記山谷折り部が隠蔽されることを特徴とするカーテン。
  2. 生地に縦方向の波形が形成され、当該波形の山にあたる部分の上縁に山谷折り部を有するヒダが形成されるカーテンにおいて、
    前記ヒダが、前記波形の山に連続する湾曲を有する山巻部と、この山巻部の内側に形成される山谷折り部を有し、
    前記山谷折り部が前記山巻部に覆われることによって、前記波形の山が上下に連続する外観を呈することを特徴とするカーテン。
  3. 生地に縦方向の波形が形成され、当該波形の山にあたる部分の上縁にヒダが形成されるカーテンにおける当該ヒダの形成方法であって、
    生地の上縁部をヒダ必要寸法だけ山折りし、当該山の基部を突き合わせて縦縫いすることにより、前記波形の山に連続する湾曲を有する筒状ヒダを形成する工程と、
    前記筒状ヒダを前記縦縫い部に対称に左右均等に押しつぶして左右両側を内側へ巻き込むことによって、山谷折り部を形成すると同時に、この山谷折り部を覆う外側の山巻部を形成する工程と、
    前記山巻部を前記山谷折り部もろとも止め縫いする工程とを含むことを特徴とするカーテンのヒダの形成方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0389646U (ja) * 1989-12-27 1991-09-12
JPH10235055A (ja) * 1997-03-03 1998-09-08 Nozaki:Kk 定寸の縫目を基準としたカーテンのタック自動連続生成方法

Patent Citations (2)

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