JP3224009U - 上部に三角折りひだのあるカーテン - Google Patents

Abstract

【課題】上部のみに夫々のひだに小さい谷を設けたカーテンを提供する。【解決手段】アコーディオン状の折り畳みひだを有するカーテンＫにおいて、上部のみに夫々のひだの山部分を三角に折り込み、小さい谷Ｅ１、Ｅ２、Ｅ３、、、Ｅｎを設けた。【選択図】図３

Description

この考案はカーテンに関するものです。

技術背景

カーテンは一般に上部を二重又は三重のひだ状に折り込んで固定化した部分に裏側からカーテンフックを差込むことによって取付けられたカーテンフックをカーテンレールのランナーに引っ掛けて、ランナーがカーテンレール内を移動することによってカーテンが開け閉めされる構成になっております。
厚い布地のカーテンにおいて、カーテンの上部を細かくひだ状に固定化することが出来ない場合は、カーテンの裏側に網状のテープを縫いつけ一体的にカーテンを折り畳んでひだの形状を付与した後にカーテン上部に縫い付けた網状テープの網目にカーテンフックを差込んで取付け、これをカーテンレールのランナーに引っ掛けることによりカーテンとしての機能を得ることができます。

カーテンの一般的な室内装飾機能、遮へい機能のほかに複数枚の素材を合布するなどにより防音機能、消臭機能、遮熱保温機能、電磁波制限機能等の多機能を付与したカーテンにおいては、厚みや硬さが増して一般のカーテンのようには取り扱うことが出来ず、主としてアコーディオン状のひだ折りの形状にて用いることになり、折りひだの高さが相対的に高くなります。その結果、カーテンを開けたとき寄せられたカーテンの上部が嵩張ることになります。
またレース等薄地のカーテンと二重カーテンとして用いる場合、夫々のカーテン上部のひだ同士が接触し競合してしまうことになります。

本考案は、この欠点を改善しようというもので、これを図において説明しますと、図１において、多機能を有するカーテン（Ｋ）は、あらかじめ裏側に図示しない網状のテープを縫い付けた後、カーテン全巾を均等に折り畳みアコーディオン状の形態としたもので、そのひだ状のカーテン（Ｋ）には、夫々ひだの山（Ａ１、Ａ２、Ａ３、、、Ａｎ）と谷（Ｂ１、Ｂ２ Ｂ３、、、Ｂｎ）があります。（図１）
なお図においてカーテン（Ｋ）の谷部分を示す（Ｂ１、Ｂｎ）はカーテンの両端を示すものです。
図２において、ひだ状に折り畳まれたカーテン（Ｋ）の夫々のひだの山（Ａ１、Ａ２、Ａ３、、、Ａｎ）の上部からカーテンの裾に向かって３０ｃｍのところ（Ｔ１、Ｔ２、Ｔ３、、、Ｔｎ）と、夫々のひだの上部の山と谷の中間（Ｓ１、Ｓ２、Ｓ３、、、Ｓｎ）を結ぶ点線（図２）に沿って三角に折り込み、小さい谷（Ｅ１、Ｅ２、Ｅ３、、、Ｅｎ）を作ります。（図３）

この様にして作成されたアコーディオン状のカーテン（Ｋ）を樹脂加工などを併用して加熱し、形態を固着し安定化して、上部に三角折りひだを持った、カーテンを開けたとき寄せられたカーテンの上部の山（Ｓ１、Ｓ２、Ｓ３、、、Ｓｎ）と谷（Ｂ１、Ｂ２、Ｂ３、、、Ｂｎ）の巾が嵩張ることがなく室内装飾性にも優れたカーテン（Ｋ）を得ることが出来ます。
レース等の薄地のカーテンと二重カーテンとして使用した場合の上部のひだの接触による競合も避けることが出来ます。
（図４）

本考案の概要を示す概略図である。 本考案の要部を示す概略図である。 本考案の実施例の概要を示す概略図である。 本考案の実施例の概要を示す概略図である。

Claims (1)

1. アコーディオン状の折り畳みひだを有するカーテンにおいて、上部のみに夫々のひだの山部分を三角に折り込み、小さい谷を設けたカーテン。

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