JP3118552U - 防音カーテン - Google Patents

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Abstract

【課題】防音カーテンとしてレースの間にプラスチックフイルムを挟んだ構成のまま全体を一体化して、優雅なレースの感覚と、防音、断熱機能を備えた製品を得る。
【解決手段】カーテンAを、裏側を背中合わせにした二枚のレースの間に、プラスチックフイルムを挟んで任意の間隔のミシン目K,K,K,………でミシン掛けし、両耳部B,Bおよび上部C、裾部Cはオーバーロック縫いにより、二枚のレースとプラスチックフイルムを一体的に構成した。
【選択図】図1

Description

この考案は、防音カーテンに関するものである。
二枚のレースの間にプラスチックフイルムを挟み、両側の耳部のみを一体的に縫い合わせ、中ほどは離れている防音カーテンがある。これを防音カーテンとして用いたときは、レースとフイルムが離ればなれになり、多少とも使い難い欠点がある。
この考案は、防音カーテンとしてレースの間にプラスチックフイルムを挟んだ構成のまま全体を一体化して、優雅なレースの感覚と、防音、断熱機能を備えた製品を得ることを目的とする。
カーテン(A)を、裏側を背中合わせにした二枚のレース(a),(a)の間に、プラスチックフイルム(P)を挟んで任意の間隔のミシン目(K),(K),(K),………でミシン掛けし、両耳部(B),(B)および上部(C)、裾部(C)はオーバーロック縫いにより、二枚のレース(a),(a)とプラスチックフイルム(P)を一体的に構成したことを特徴とする防音カーテン、予め一枚のレース(a)の裏にプラスチックフイルム(P)を貼り合わせ、このプラスチックフイルム(P)面にもう一枚のレース地(a)を重ねて、任意の間隔でミシン掛けしたことを特徴とする前記記載の防音カーテン、ミシン目(K),(K),(K),……で折り曲げ、アコーデオン状に襞を設けるようにしたことを特徴とする前記記載の防音カーテン、ミシン目(K),(K),(K),……とは関係なく、任意の巾でアコーデオン状に折り畳み、襞を設けるようにしたことを特徴とする前記記載の防音カーテン、カーテン(A’)は三枚のレース(a),(a),(a)と二枚のプラスチックフイルム(P),(P)を組み合わせた構成で、レース(a)、プラスチックフイルム(P)、レース(a)、プラスチックフイルム(P)、レース(a)の順に重ねて全体を任意の間隔のミシン目(L),(L),(L),……でミシン掛けし、両方の耳部(B),(B)および上部(C)、裾部(C)はオーバーロック縫いにより一体的に構成したことを特徴とする防音カーテン、予めレース(a),(a)の裏にプラスチックフイルム(P),(P)をそれぞれ貼り合わせたもの二枚を、プラスチックフイルム面を重ね合わせ、両者の間にもう一枚、レース(a)を挟んだ上、任意の間隔でミシン掛けしたことを特徴とする前記記載の防音カーテン、ミシン目(L),(L),(L),……で折り曲げ、アコーデオン状に襞を設けるようにしたことを特徴とする前記記載の防音カーテン、ミシン目(L),(L),(L),……には関係なく、任意の巾でアコーデオン状に折畳み、襞を設けるようにしたことを特徴とする前記記載の防音カーテン、ミシン目を曲線状などとしたことを特徴とする前記記載の防音カーテンの構成とする。
この考案の防音カーテンは、表側、裏側とも、その表面はレース地の状態となって、レースとしての風合を保ち、またプラスチックフイルムの内蔵と相俟って、防音性、断熱性、室内インテリアに優れたレースとプラスチックフイルム一体型のカーテンとなる。
防音カーテンとして表側、裏側とも、その表面はレース地の状態となって、レースとしての風合を保ち、またプラスチックフイルムを内蔵して一体的に構成する。
図1に示すようにカーテン(A)は、裏側を背中合わせにした二枚のレース(a),(a)の間にプラスチックフイルム(P)を挟んで任意の間隔のミシン目(k),(k),(k),………でミシン掛けして一体化したものである。上端には図示しないテープを縫い付け、カーテンフックを取り付け、カーテンレールに吊り下げるようにした構成である。これは予め一枚のレース(a)の裏にプラスチックフイルム(P)を貼り合わせ、このプラスチックフイルム(P)面にもう一枚のレース地(a)を重ねて、任意の間隔でミシン掛けして一体化した構成としてもよい。これらは両耳部(B),(B)および上部(C)、裾部(C)はオーバーロック縫いで二枚のレース(a),(a)とプラスチックフイルム(P)を固定している。これらは上端には図示しないテープを縫い付け、カーテンフックを取り付け、カーテンレールに吊り下げるようにする。
図2は図1のカーテン(A)をX−X’断面で拡大して見た図である。このカーテン(A)は、前述のようにレース二枚とプラスチックフイルムから構成されているので、一定の厚みを有し、これをカーテンとして用いるについては、アコーデオン状に折り畳み、襞をつけると開閉が容易になる。その場合、ミシン目(K),(K),(K),……で折り曲げると、折り曲げ作業すなわち襞取り作業が容易となる。またミシン目(K),(K),(K),……とは関係なく、任意の巾でアコーデオン状に折り畳み、これを加熱加工して襞を固定的に付与した構成としてもよい。
図3は襞を設けた状態を図1のY−Y’の断面で見た状態である。ミシン目(K),(K),(K),……のミシン掛けは多頭ミシンを用いて行えるが、そのような通常のミシンでは針孔が付くのでそれを解消するには超音波ミシンを用いるとよい。
図4、図5において示すカーテン(A’)は、三枚のレース(a),(a),(a)と二枚のプラスチックフイルム(P),(P)を組み合わせた構成で、レース(a)、プラスチックフイルム(P)、レース(a)、プラスチックフイルム(P)、レース(a)の順に重ねて全体を任意の間隔のミシン目(L),(L),(L),……でミシン掛けし、両耳部(B),(B)および上部(C)、裾部(C)はオーバーロックミシン掛けにより一体的に構成している。または予めレース(a),(a)の裏にプラスチックフイルム(P),(P)をそれぞれ貼り合わせたもの二枚を、プラスチックフイルム面を重ね合わせ、両者の間にもう一枚、レース(a)を挟んだ上、任意の間隔でミシン掛けし、両耳部(B),(B)および上部(C)、裾部(C)はオーバーロックミシン掛けにより一体的に構成している。このようにプラスチックフイルムをさらに一枚、追加することにより防音性、断熱性を高めることができる。なおミシン目(L),(L),(L),……で、アコーデオン状に襞を付けること、これらのミシン目(L),(L),(L),……には関係なく、任意の巾でアコーデオン状に折畳み、これを加熱加工して襞を付与することは、実施例1と同様である。
なお前述したミシン目に関係なく任意の巾でアコーデオン状に折畳み、これを加熱加工して襞を固定的に付与する場合に、前記ミシン目(K),(K),(K),……などのように直線縫いで無く、図6に示すようにたとえばミシン目(M),(M),(M),……のように曲線状などに変化させることも可能である。
この考案は、表側、裏側ともその表面はレース地の状態となり、プラスチックフイルムを内蔵することにより、防音性、断熱性、インテリアに優れたレースとプラスチックフイルム一体型の防音カーテンとなる。
この考案の防音カーテンの実施例の正面図。 図1の一部拡大縦断面図。 図1の襞を設けた状態を示す横断面図。 この考案の防音カーテンの他の実施例の正面図。 図4の一部拡大縦断面図。 ミシン目の変形を示す図。
符号の説明
(P),(P),(P) プラスチックフイルム
(A),(A’) カーテン
(B)〜(B) 耳部
(C),(C) 上部
(C),(C) 裾部
(K),(K),(K),(K) ミシン目
(L),(L),(L) ミシン目
(M),(M),(M) ミシン目
(a)〜(a) レース

Claims (9)

  1. カーテン(A)を、裏側を背中合わせにした二枚のレース(a),(a)の間に、プラスチックフイルム(P)を挟んで任意の間隔のミシン目(K),(K),(K),………でミシン掛けし、両耳部(B),(B)および上部(C)、裾部(C)はオーバーロック縫いにより、二枚のレース(a),(a)とプラスチックフイルム(P)を一体的に構成したことを特徴とする防音カーテン。
  2. 予め一枚のレース(a)の裏にプラスチックフイルム(P)を貼り合わせ、このプラスチックフイルム(P)面にもう一枚のレース地(a)を重ねて、任意の間隔でミシン掛けしたことを特徴とする請求項1記載の防音カーテン。
  3. ミシン目(K),(K),(K),……で折り曲げ、アコーデオン状に襞を設けるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の防音カーテン。
  4. ミシン目(K),(K),(K),……とは関係なく、任意の巾でアコーデオン状に折り畳み、襞を設けるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の防音カーテン。
  5. カーテン(A’)は三枚のレース(a),(a),(a)と二枚のプラスチックフイルム(P),(P)を組み合わせた構成で、レース(a)、プラスチックフイルム(P)、レース(a)、プラスチックフイルム(P)、レース(a)の順に重ねて全体を任意の間隔のミシン目(L),(L),(L),……でミシン掛けし、両方の耳部(B),(B)および上部(C)、裾部(C)はオーバーロック縫いにより一体的に構成したことを特徴とする防音カーテン。
  6. 予めレース(a),(a)の裏にプラスチックフイルム(P),(P)をそれぞれ貼り合わせたもの二枚を、プラスチックフイルム面を重ね合わせ、両者の間にもう一枚、レース(a)を挟んだ上、任意の間隔でミシン掛けしたことを特徴とする請求項5記載の防音カーテン。
  7. ミシン目(L),(L),(L),……で折り曲げ、アコーデオン状に襞を設けるようにしたことを特徴とする請求項5または請求項6のいずれかに記載の防音カーテン。
  8. ミシン目(L),(L),(L),……には関係なく、任意の巾でアコーデオン状に折畳み、襞を設けるようにしたことを特徴とする請求項5または請求項6のいずれかに記載の防音カーテン。
  9. ミシン目を曲線状などとしたことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の防音カーテン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019218814A (ja) * 2018-06-22 2019-12-26 立川ブラインド工業株式会社 スクリーン、および、ロールスクリーン
US10756318B2 (en) 2001-07-24 2020-08-25 Sony Corporation Method for preventing erroneous loading of component-to-be-loaded on main body side apparatus, component-to-be-loaded and battery pack

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