JP2007234977A - 半導体パッケージ - Google Patents

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Abstract

【課題】 接着時の作業効率を高めると共に、リフロー等による高温時におけるパッケージ内の内圧上昇を抑えて、接着部位の剥離の発生や品質低下を防ぐことにある。
【解決手段】 この半導体パッケージにおける基板30と半導体素子34を包囲する樹脂枠38は第1の接着シート42で接着されている。樹脂枠38と透光性蓋体40は第2の接着シート44で接着されている。樹脂枠38には、半導体素子34に対面する部分に開口部38aが設けられている。下面38bの内端38cから開口部38aの開口縁に向かう内面38dは内側に傾斜するように形成されている。第1の接着シート42と第2の接着シート44を用いることで液ダレを防止することができる。内面38dは角錐台又は円錐台の側面形状となっている。この内面形状によって半導体素子を収容する最適な空間を形成している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、固体イメージセンサチップ、受光IC等の半導体素子を内包する半導体パッケージに関するものである。
従来のこの種の半導体素子を収容するパッケージとしては、図8に示すものがあった。このパッケージは、上面中央の載置部に固体撮像素子4が固定される絶縁基体2と、固体撮像素子4を囲うと共にその上部に内側に伸びる鉤部6aを有する絶縁枠体6と、この絶縁枠体6の上面に取り付けられる透光性蓋体8とから構成されていた(特許文献1参照)。このパッケージにおける絶縁基体2と絶縁枠体6は、ガラスや樹脂等からなる接着剤14により接着されている。尚、絶縁基体2の上面に設けられた配線層10の絶縁枠体6が接着される部位には、アルミナ等からなる絶縁膜12が設けられており、この絶縁膜12を介して接着剤14により接着されていた。一方、絶縁枠体6と透光性蓋体8は、樹脂やガラスからなる接着剤16により接着されていた。
しかしながら、図8に示すパッケージでは、絶縁基体2と絶縁枠体6、絶縁枠体6と透光性蓋体8を、それぞれ接着剤14,16によって接着していたため、接着時に絶縁枠体6の内外へ接着剤が液ダレを起こすことがあり、作業性が悪いという問題があった。
また、この種の半導体パッケージでは、マザーボード等に実装する場合に高温のリフローに通して半田を行なうが、その際に、パッケージ内の空気が膨張して内圧が高まり、接着部分が剥離することがあった。このため、接着面積を大きくして接着強度を高めることが必要であったが、単に接着面積を大きくするとパッケージの外寸も大きくなるという問題があった。そこで、図9に示すように、固体イメージセンサチップ26が取り付けられる底板18とその上部周縁を囲むモールド枠20とを備えたパッケージにおいて、そのモールド枠20の内周面20bを上方に向かって内側へ傾斜させ、上面20aの幅を広げることが提案されている(特許文献2参照)。このようにモールド枠20の上面20aの幅を内側に広げることで、外寸を大きくすることなく、モールド枠20と透明カバー22との間の接着剤24の塗布面積を広げて、接着強度を高めていた。
しかしながら、この図9に示すパッケージにおいても、接着剤が液ダレを起こすことがあり、接着作業の作業性を向上させることができなかった。
特開平5−90548号公報 特開平10−209314号公報
本発明が解決しようとする課題は、上記従来の問題点を解決し、接着時の作業効率を高めると共に、リフロー等による高温時におけるパッケージ内の内圧上昇を抑えて、接着部位の剥離の発生や品質低下を防ぐことにある。
本発明の半導体パッケージは、半導体素子が取り付けられる基板と、該基板に取り付けられた前記半導体素子を包囲する樹脂枠と、該樹脂枠の上面に取り付けられる透光性蓋体と、を備える半導体パッケージであって、前記基板と樹脂枠の下面とを第1の接着シートで接着し、前記樹脂枠の上面と透光性蓋体とを第2の接着シートで接着し、前記樹脂枠の前記半導体素子に対面する部分に開口部が設けられ、前記樹脂枠の下面内端から前記開口部の開口縁に向かう内面を内側に傾斜する傾斜面としたものである。この半導体パッケージにおける前記樹脂枠の開口縁と下面内端は、その平面形状がそれぞれ矩形をなし、前記樹脂枠の内面は、角錐台の側面形状をなすものである。また、前記樹脂枠の開口縁と下面内端は、その平面形状がそれぞれ円形をなし、前記樹脂枠の内面は、円錐台の側面形状をなすものである。また、前記樹脂枠の開口部は、前記半導体素子が必要とする入射光のみを通過させる開口面積に設定されている。また、前記基板の上面には、その中央に形成され且つ前記半導体素子を取り付けるマウント部と、該マウント部を挟むと共に前記樹脂枠の下面内端よりも内側に張り出すように形成され且つ前記半導体素子が接続される配線部と、を有する導電パターンが設けられている。また、前記基板の上面には、その中央に形成され且つ前記半導体素子を取り付けるマウント部と、該マウント部の周囲を囲むと共に前記樹脂枠の下面内端よりも内側に張り出すように形成され且つ前記半導体素子が接続される配線部と、を有する導電パターンが設けられている。
本発明の半導体パッケージにおいては、基板と樹脂枠を第1の接着シートで接着し、樹脂枠と透光性蓋体を第2の接着シートで接着しているので、接着剤のように液ダレが起きていることがない。このため、液ダレに注意しながら作業したり、接着剤の量を管理する必要がなくなり、接着作業の効率を高めることができる。
また、本発明によれば、樹脂枠の下面内端から上面の開口縁に向かう内面が内側に傾斜する傾斜面となっており、第2の接着シートを接着させる樹脂枠の上面の接着面積を大きくして接着強度を高めている。特に、樹脂枠の開口部は、これに対面する半導体素子が必要とする入射光のみを通過させる開口面積に設定されており、必要最小限の大きさに形成されている。このため、樹脂枠の上面における接着面積(開口部を除く部分の面積)を最大限に設定することができ、接着強度を最大限に高めることができる。
また、本発明によれば、樹脂枠の開口部の開口面積を必要最小限に設定しているので、不要な外光が入射することがなく、ノイズを低減することができる。更に、開口部が小さく下面の内端が大きく開いているので、樹脂枠の内面の傾斜角度が大きくなり、基板と樹脂枠により囲まれる内部空間を減少させることができる。これにより、温度上昇時における内部の空気の膨張による内圧の上昇を抑え、接着部分に加わる剥離方向の力を弱めることができる。
また、本発明によれば、樹脂枠の開口縁と下面内端の平面形状を矩形又は円形に形成することで、樹脂枠の内面を角錐台の側面形状又は円錐台の側面形状にしている。これにより、樹脂枠の側壁を厚くして強度を高めることができると共に、上方が狭く下方が広い空間を形成して半導体素子を収める空間を充分確保することができる。
また、本発明によれば、基板上に形成する導電パターンを、樹脂枠の下面内端の形状に合わせて、その下面内端よりも内側に張り出すように形成しているので、半導体素子の接続部を充分確保することができると共に、半導体素子を囲むように形成してあらゆる方向への接続も可能とすることができる。
本発明の半導体パッケージにおいては、半導体素子が取り付けられる基板とその半導体素子を包囲する樹脂枠とを第1の接着シートで接着し、樹脂枠と透光性蓋体とを第2の接着シートで接着している。また、樹脂枠には、半導体素子に対面する部分に開口部が設けられ、下面内端から開口部の開口縁に向かう内面が内側に傾斜するように形成されている。この半導体パッケージにおける基板の上面と樹脂枠の下面との接着部分は、半導体素子に隣接しているため、第1の接着シートを用いることで液ダレによる半導体素子及びその接続部分に悪影響を及ぼすことがない。また、樹脂枠の上面には必要最小限の開口部が設けられているだけで、上面のほとんどを接着面として使用することができるものとなっている。更に、樹脂枠の内面が傾斜しており、この内面が角錐台又は円錐台の側面形状となっている。この樹脂枠の内面形状によって半導体素子を収容する最適な空間を形成している。
図1は本発明の実施例1に係る半導体パッケージを示す斜視図、図2は図1に示す半導体パッケージの中央縦断面図であり、図3は図1及び図2に示す樹脂枠の平面図、図4は図1及び図2に示す基板の平面図である。30は絶縁材からなる基板であり、本実施例においては平面形状が矩形をなす平板からなるものである。この基板30の表面には導電パターン32が形成されている。この導電パターン32は、基板30の上面中央に矩形状に設けられたマウント部32aと、このマウント部32aを一定の間隔をあけて挟むと共に基板30の上面に設けられた一対の配線部32bと、この配線部32bに連設され且つ基板30の側面から裏面に回り込む端子部32cと、を有している。このマウント部32aには受光IC等からなる半導体素子34が導電性ペーストにより固着され、配線部32bには半導体素子34が金ワイヤー36により接続される。尚、配線部32bは、後述する樹脂枠38の下面38bの内端38cよりも内側に張り出すように形成されており、この張り出した部分に半導体素子34が金ワイヤー36により接続される。
38は金型を用いた樹脂成形により形成される樹脂枠である。この樹脂枠38は、平面形状が基板30と同じ矩形をなす略直方体の外形を有している。この樹脂枠38の上部には、半導体素子34に対面する部分に開口部38aが設けられている。本実施例における開口部38aは、平面形状が矩形をなし、半導体素子34の上面中央にある受光部34aに充分な入射光が当たる必要最小限の開口面積に設定されている。また、この樹脂枠38の下面38bの内端38cは、半導体素子34を囲うと共に平面形状が矩形をなすように設定されている。更に、この下面38bの内端38cから開口部38aの開口縁に向かう内面38dは、内側に傾斜する傾斜面からなり、本実施例においては角錐台の側面形状をなす。
40はガラス板等からなる透光性蓋体であり、本実施例においては、樹脂枠38の上面38e全面を覆うように形状及び外寸が設定されている。
42は樹脂枠38の下面38bと基板30との間に設けられてそれらを接着する第1の接着シートである。この第1の接着シート42は、樹脂枠38の下面38bに適合するように平面形状が矩形の枠状をなす。
44は樹脂枠38の上面38eと透光性蓋体40との間に設けられてそれらを接着する第2の接着シートである。この第2の接着シート44は、樹脂枠38の開口部38aに対応する位置に孔44aを有し、上面38e前面に付着する形状及び外寸に設定されている。尚、この第2の接着シート44も第1の接着シート42と同様の接着シートを用いている。
46は導電パターン32の配線部32bと樹脂枠38の下面38bとの間に設けられたレジスト膜である。このレジスト膜46は、配線部32bの上に印刷等により形成されるものであり、導電パターン32と樹脂枠38との絶縁をより確かなものにするために設けられている。尚、本実施例においては、このレジスト膜46の上に第1の接着シート42の一部が被さり、樹脂枠38と配線部32bとの間に第1の接着シート42とレジスト膜46が介在するように構成される。
上記構成からなる半導体パッケージは、次のような工程を経て形成される。はじめに、基板30の表面に導電パターン32が印刷等により形成される。次に、導電パターン32のマウント部32aに半導体素子34が導電性ペーストによりダイボンドされ、金ワイヤー36により配線部32bにワイヤーボンドされる。尚、ここで配線部32bにおける金ワイヤー36が接続される部分の外側にレジスト膜46を形成するか、又は半導体素子34を取り付ける前に予め所定位置にレジスト膜46を形成する。その後、第1の接着シート42により基板30に樹脂枠38を接着する。このときに予め樹脂枠38の上面に第2の接着シート44によって透光性蓋体40を接着しておいても良いし、また、基板30に樹脂枠38を接着した後、透光性蓋体40を樹脂枠38に接着しても良い。
このように形成された半導体パッケージにおいては、基板30と樹脂枠38を第1の接着シート42で接着し、樹脂枠38と透光性蓋体40を第2の接着シート44で接着しているため、接着剤のように液ダレを起こすことがない。また、接着剤の液ダレは発生すると、樹脂枠38の開口部38aが塞がれて入射光が遮られることもあるが、第2の接着シート44を使用することでこのような問題の発生を防ぐことができる。
また、本実施例における樹脂枠38を基板30に接着すると、樹脂枠38の内面38dの上面により囲まれた内部空間は、下方が広がり上方が狭まる角錐台形状をなすことになる。これにより、下方の広いスペース内に半導体素子34を余裕をもって収めることができると共に、上方の空間を削減して内部の空気を減らし、内圧の上昇を抑えることができる。また、樹脂枠38は、第1の接着シート42により半導体素子34を囲む下面38bの全域が基板30に接着され、第2の接着シート44により上面38eのほぼ全域が透光性蓋体40に接着されており、接着面積が広く強力に接着される。このように、本実施例の半導体パッケージでは、リフローを通しても内圧が高くならず、接着部分も強力に接着しているので、接着部分が剥離することがない。
また、樹脂枠38の開口部38aは、前述したように、半導体素子34の受光部34aにのみ必要な入射光が当たるように、受光部34aよりわずかに大きい程度の開口面積に設定されている。これにより、不要な入射光によるノイズを低減することが可能となる。更に不要な入射光を制限するために、図5に示すように、樹脂枠38の開口部38aの内側縁部分に半導体素子34の受光部34aに向かって突出する筒状のスリーブ38kを設けても良い。このように開口部38aの内側にスリーブ38kを設けると、斜め上方からの入射光が樹脂枠38の内部にまで差し込むことを防ぐことができ、ノイズをより低減することができる。また、図6に示すように、樹脂枠38の上壁38mにおける開口部38a周囲の厚みを増して開口部38aの内部に形成される孔38nを受光部34aの方向に伸ばしても、上記スリーブ38kと同様の効果を得ることができる。また、このようにスリーブ38kを設けたり孔38nを伸ばすだけでなく、図6に示すように、それらの内部に径小となる絞り部38pを形成すると、スリーブ38k又は孔38n内における反射光が樹脂枠38の内部に入射することも制限することができる。
図7は本発明の実施例2に係る半導体パッケージを示す断面図、図8は図7に示す樹脂枠の平面図、図9は図7に示す基板の平面図である。本実施例は、基板30の導電パターンの形状と樹脂枠の開口部と内面の形状が、それぞれ実施例1のものと異なるだけで、他の構成に関しては全て実施例1のものと同一となっている。即ち、基板30の表面には半導体素子34が接続される導電パターン52が設けられており、この基板30の上面に樹脂枠38が第1の接着シート42により接着されている。また、この樹脂枠38の上面には第2の接着シート44により透光性蓋体40が接着されている。本実施例における導電パターン52は、基板30の上面中央に円形状に設けられたマウント部52aと、このマウント部52aを一定の間隔をあけて囲むと共に基板30の上面に設けられた配線部52bと、この配線部52bに連設され且つ基板30の側面から裏面に回り込む端子部52cと、を有している。
また、本実施例における樹脂枠38の開口部38fは、平面形状が円形をなすように形成されている。また、樹脂枠38の下面38bの内端38gは平面形状が円形をなすように設定されており、これに伴ってこの内端38gから開口部38fの開口縁に向かう内面38hは、内側に傾斜すると共に円錐台の側面形状をなすものとなる。
また、導電パターン52の配線部52bも、実施例1の配線部32bと同様に、樹脂枠38の下面38bの内端38gより内側に円形に張り出しており、この張り出した部分に半導体素子34がワイヤーボンドされている。
尚、レジスト膜46は樹脂枠38の下面38bの全面に対応するように形成され、第1の接着シート42も下面38bと同一形状に設定することが好ましいが、必ずしも同一形状にする必要はない。
上記のような変更を加えた本実施例においては、基板30の表面と樹脂枠38の内面38hにより囲まれた内部空間は円錐台形状となり、前述した実施例1と同様に、半導体素子34を余裕をもって収容すると共に効果的に内部の空気を減らして内圧上昇を抑えることができる。また、実施例1のように内面38dを角錐台の側面形状に形成したり、本実施例のように内面38hを円錐台の側面形状に形成すると、樹脂枠38の壁厚を厚くすることができ、強度を高めることができる。また、本実施例のように、内面38hを円錐台の側面形状に形成すると、実施例1に比べて外力に対する力の分散が更に良好となり、強度をより高めることができる。また、半導体素子34の周囲に導電パターン52の配線部52bが配置されているため、最適な方向にワイヤーを引き出してワイヤーボンドすることが可能となる。
尚、本実施例においても、不要な入射光を制限するために、図5及び図6に示すようなスリーブ38k、孔38n及び絞り部38pを設けるような変更を施すことが必要に応じて可能である。
本発明半導体パッケージは、実施例において固体イメージセンサチップ、受光IC等を収容するものであるが、発光素子等を収容することも可能である。
本発明の実施例1に係る半導体パッケージを示す斜視図である。 図1に示す半導体パッケージの中央縦断面図である。 図1及び図2に示す樹脂枠の平面図である。 図1及び図2に示す基板の平面図である。 図2に示す樹脂枠に変更を施した一部変更例を示す断面図である。 図2に示す樹脂枠に他の変更を施した一部変更例を示す断面図である。 本発明の実施例2に係る半導体パッケージを示す断面図である。 図7に示す樹脂枠の平面図である。 図7に示す基板の平面図である。 従来のパッケージを示す断面図である。 従来の他のパッケージを示す断面図である。
符号の説明
2 絶縁基体
4 固体撮像素子
6 絶縁枠体
6a 鉤部
8 透光性蓋体
10 配線層
12 絶縁膜
14,16 接着剤
18 底板
20 モールド枠
20a 上面
20b 内周面
22 透明カバー
24 接着剤
26 固体イメージセンサチップ
30 基板
32,52 導電パターン
32a,52a マウント部
32b,52b 配線部
32c,52c 端子部
34 半導体素子
34a 受光部
36 金ワイヤー
38 樹脂枠
38a,38f 開口部
38b 下面
38c,38g 内端
38d,38h 内面
38e 上面
38k スリーブ
38m 上壁
38n 孔
38p 絞り部
40 透光性蓋体
42 第1の接着シート
44 第2の接着シート
44a 孔
46 レジスト膜

Claims (6)

  1. 半導体素子が取り付けられる基板と、該基板に取り付けられた前記半導体素子を包囲する樹脂枠と、該樹脂枠の上面に取り付けられる透光性蓋体と、を備える半導体パッケージであって、
    前記基板と樹脂枠の下面とを第1の接着シートで接着し、
    前記樹脂枠の上面と透光性蓋体とを第2の接着シートで接着し、
    前記樹脂枠の前記半導体素子に対面する部分に開口部が設けられ、前記樹脂枠の下面内端から前記開口部の開口縁に向かう内面を内側に傾斜する傾斜面としたことを特徴とする半導体パッケージ。
  2. 前記樹脂枠の開口縁と下面内端は、その平面形状がそれぞれ矩形をなし、前記樹脂枠の内面は、角錐台の側面形状をなすことを特徴とする請求項1記載の半導体パッケージ。
  3. 前記樹脂枠の開口縁と下面内端は、その平面形状がそれぞれ円形をなし、前記樹脂枠の内面は、円錐台の側面形状をなすことを特徴とする請求項1記載の半導体パッケージ。
  4. 前記樹脂枠の開口部は、前記半導体素子が必要とする入射光のみを通過させる開口面積に設定されていることを特徴とする請求項1乃至3の一つに記載の半導体パッケージ。
  5. 前記基板の上面には、その中央に形成され且つ前記半導体素子を取り付けるマウント部と、該マウント部を挟むと共に前記樹脂枠の下面内端よりも内側に張り出すように形成され且つ前記半導体素子が接続される配線部と、を有する導電パターンが設けられることを特徴とする請求項2記載の半導体パッケージ。
  6. 前記基板の上面には、その中央に形成され且つ前記半導体素子を取り付けるマウント部と、該マウント部の周囲を囲むと共に前記樹脂枠の下面内端よりも内側に張り出すように形成され且つ前記半導体素子が接続される配線部と、を有する導電パターンが設けられることを特徴とする請求項3記載の半導体パッケージ。
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