JP2007234637A - 発光装置およびそれを用いた照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】反射部材の支持部と波長変換部材との間に隙間が生じないように波長変換部材を平坦に取着し、発光素子から発せられる光が隙間から漏洩しないようにする。
【解決手段】上側主面に発光素子3が搭載される搭載部1aを有する基体1と、搭載部1aに搭載された発光素子3と、基体1の上側主面に発光素子3を取り囲むように配置された反射部材2と、発光素子3上に配置された波長変換部材5とを具備する発光装置において、反射部材2は、その内周面2aに波長変換部材5を接着剤6を介して支持するための支持部2bが設けられており、支持部2bの上面に接着剤6が入り込んだ凹部2cが設けられている。凹部2cにより、波長変換部材5を反射部材2に密着させて強固に接着させることができ、発光装置の光出力および発光効率を向上できるとともに、発光装置の色バラツキや色むらを抑制できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光素子が発する光を外部に効率よく放射する発光装置およびそれを用いた照明装置に関し、より詳細には発光素子が発する光を波長変換する波長変換部材の接着方法を改善した発光装置およびそれを用いた照明装置に関する。
従来の発光ダイオード(LED)等の発光素子から発光される近紫外光や、青色,赤色,緑色,黄色等の可視領域波長の光を発光する発光装置を図12に示す。図12(a),図12(b)において、11は基体、12は反射部材、13は発光素子、14は透光性部材、15は波長変換部材を示す。
従来の発光装置は、上側主面に発光素子13を搭載するための搭載部11aを有し、搭載部11aまたはその周辺から発光装置の内外を電気的に導通接続する配線導体(図示せず)が形成された絶縁体からなる基体11と、搭載部11aに配線導体と導電性部材(図示せず)を介してフリップチップ実装され電気的に接続固定された発光素子13と、基体11上面に発光素子13を取り囲むように配置された反射部材12と、反射部材12の内周面12aの全周に形成された支持部12bの上面に、接着剤16(図12(a)参照)を介して接着されるか、または、支持部12bに載置され、透光性部材14(図12(b)参照)を介して反射部材12に取着された波長変換部材15とから主に構成されている。
この波長変換部材15は、発光素子13が発する紫外領域から青色領域に含まれる光を所望の波長スペクトル、例えば白色に見える光に波長変換するもので、反射部材12の内側に発光素子13を覆うように配置される。
図12(a)に示される発光装置においては、波長変換部材15は、その外周面が反射部材12の内周面に段差状に形成された上面が平坦な支持部12bに、シリコーン樹脂,エポキシ樹脂,アクリル樹脂,ガラス接着剤等の発光素子13からの光に対して劣化しにくい接着剤16を介して接着される。
図12(b)に示される発光装置においては、波長変換部材15は、反射部材12の内側の支持部12bの上面位置まで充填された透光性部材14の表面に接触するように支持部12bに載置され、その後、透光性部材14が熱硬化されることによって透光性部材14を介して反射部材12に接着される。
近年、この様な発光装置は、照明用光源として利用され始めており、特に発光装置の発光効率や放射される光の色再現性や色安定性,環境性に対する要求が高まってきている。
特開平10−190065号公報
しかしながら、図12(a)に示される発光装置においては、接着剤16が支持部12bの外周からさらに内周面12aを這い上がるように濡れ広がった形状で波長変換部材15が接着される傾向がある。内周面12aを這い上がるようにして接着剤16が硬化してしまうと、その上面に載置されている波長変換部材15が支持部12bから浮き上がるように配置されてしまい、支持部12bの上面と波長変換部材15との間に隙間が生じてしまう結果、この隙間を通して発光素子13の光が漏洩してしまうという問題点を生じていた。この場合、隙間から漏洩してしまう発光素子13からの光は、波長変換部材15によって有効に変換されず、よって発光装置の発光効率が低下してしまったり、発光装置から放射される光に色むらが生じたり、発光色が変化してしまったりする。
また、波長変換部材15が支持部12bから浮き上がったように接着される結果、十分な接着強度が得られないという問題点があった。
また、図12(b)に示される発光装置においては、未硬化の透光性部材14が硬化する際に生じる体積収縮によって、波長変換部材12が下側に湾曲するように接着されてしまう傾向がある。そして、波長変換部材15の中央部が下側に湾曲するように変形する結果、波長変換部材15の外周面と支持部12bの上面との間には隙間が生じてしまう。その結果、この隙間を通して発光素子13からの光が漏洩してしまうという問題点を有していた。この場合も、隙間から漏洩してしまう発光素子13からの光は、波長変換部材15によって有効に変換されず、よって発光装置の発光効率が低下したり、発光装置から放射される光に色むらが生じたり、発光色が変化して色ばらつきが生じてしまったりする。
したがって、本発明はかかる従来の問題点に鑑みて完成されたものであり、その目的は、反射部材の支持部と波長変換部材との間に隙間が生じないように波長変換部材を支持部に平坦に取着し、発光素子から発せられる光が隙間から漏洩してしまわないようにすることにある。そして、発光装置の発光効率を向上させるとともに、発光装置から放射される光に色むらや色バラツキが生じるのを抑制し、高品質な発光装置およびそれを用いた照明装置を提供することにある。
本発明の発光装置は、上側主面に発光素子が搭載される搭載部を有する基体と、前記搭載部に搭載された発光素子と、前記基体の上側主面に前記発光素子を取り囲むように配置された反射部材と、前記発光素子上に配置された波長変換部材とを具備する発光装置において、前記反射部材は、その内周面に前記波長変換部材を接着剤を介して支持するための支持部が設けられており、該支持部の上面に前記接着剤が入り込んだ凹部が設けられていることを特徴とする。
本発明の発光装置において好ましくは、前記支持部は前記反射部材の内周面の全周にわたって環状に設けられていることを特徴とする。
本発明の発光装置において好ましくは、前記凹部は、前記反射部材の内周方向に沿って溝状に前記支持部上面に連続するように設けられていることを特徴とする。
本発明の発光装置において好ましくは、前記凹部は、前記反射部材の内周方向に沿って前記支持部上面に分割して設けられていることを特徴とする。
本発明の発光装置において好ましくは、前記凹部は、平面視において円形状であることを特徴とする。
本発明の発光装置において好ましくは、前記凹部は、その縦断面形状が円弧状であることを特徴とする
本発明の発光装置において好ましくは、前記発光素子は、透光性部材に被覆されており、該透光性部材は、前記反射部材の内側に前記波長変換部材の下面との間に空隙が形成されるように配されていることを特徴とする。
本発明の照明装置は、上記本発明の発光装置と、前記発光装置が搭載され、前記発光装置を駆動する電気配線を有する駆動部と、前記発光装置から出射される光を反射する光反射手段とを含む。
本発明の発光装置は、反射部材の内周面に波長変換部材を接着剤を介して支持するための支持部が設けられており、この支持部の上面に接着剤が入り込んだ凹部が設けられていることにより、支持部に塗布された接着剤が凹部内に流れ込み、接着剤が支持部周囲の内周面を濡れ広がるように這い上がることがない。したがって、支持部表面と波長変換部材との間に隙間が生じるのを防ぐことができる。そして、熱を加えて接着剤を硬化させると、波長変換部材が熱膨張した状態で波長変換部材の周囲を接着することができ、その後、発光装置を常温に戻すと波長変換部材に周囲より引張力が働くので、波長変換部材の中央部が下側に湾曲するような変形を生じにくい。
本発明の発光装置において好ましくは、支持部が反射部材の内周面の全周にわたって環状に設けられていることにより、内周面の全周にわたって支持部と波長変換部材とが隙間なく接着されるので、発光素子からの光が内周面と波長変換部材との隙間から漏出し難くなる。そして、発光素子からのほとんどの光は、波長変換部材に入射され、波長変換部材において波長変換されて発光装置の外部に放射される。その結果、発光装置の光出力および発光効率が向上するとともに、支持部と波長変換部材との隙間から発光装置の外部に放射される発光素子からの光による、発光装置の色むらや色バラツキを抑制できる。
本発明の発光装置において好ましくは、凹部は反射部材の内周方向に沿って溝状に支持部上面に連続するように設けられていることにより、波長変換部材はその外周部に沿って連続的かつ均一に支持部に接着固定される。その結果、波長変換部材は、発光装置の作製工程や作動環境においても発光素子の光軸に対して垂直に保持され、波長変換部材が傾いたり、変形したりすることによって生じる発光装置の色むらや色バラツキを抑制できる。
本発明の発光装置において好ましくは、凹部は反射部材の内周方向に沿って支持部上面に分割して設けられていることにより、波長変換部材はその外周部に沿って連続的に均一な接着強度で支持部に接着固定される。その結果、波長変換部材は、発光装置の作製工程や作動環境においても発光素子の光軸に対して垂直に保持され、波長変換部材が傾いたり、変形したりすることによって生じる発光装置の色むらや色バラツキを抑制できる。
本発明の発光装置において好ましくは、凹部は平面視において円形状であることにより、発光装置の作製工程や作動環境において、凹部の内側面と接着剤との界面で接着剤に発生する応力は均一となる。すなわち、凹部が平面視において角部を有する場合、接着剤に発生する応力は角部に集中し、この応力によって接着剤が角部から剥がれやすくなるとともに凹部から剥がれ、接着剤の反射部材に対する接着強度が著しく低下するのに対し、凹部が円形状であるために、凹部に入り込んだ接着剤に発生する応力は、一部に集中することなく周方向に分散される。よって、発光装置の作製工程や作動環境において発生する接着剤への応力が分散され、接着剤が凹部より剥がれ難くなる。
本発明の発光装置において好ましくは、凹部の縦断面形状が円弧状であることにより、発光装置の作製工程や作動環境において、凹部の内側面と接着剤との界面で接着剤に発生する応力が分散される。よって接着剤が凹部より剥がれ難くなる。また、凹部の底面が円弧状に傾斜しているので、凹部と接着剤との界面に残留した気泡が凹部の内側面に沿って上方に移動し易くなる。したがって、凹部と接着剤との界面において残留する気泡によって、接着剤の接着強度が低下することを抑制できる。
本発明の発光装置において好ましくは、発光素子は透光性部材に被覆されており、この透光性部材は、反射部材の内側に波長変換部材の下面との間に空隙が形成されるように配されていることにより、発光素子からの光は、発光素子の内部から屈折率差の小さい透光性部材内に効率よく取り出され、透光性部材から空隙部を介して波長変換部材に入射されるとともに波長変換部材で波長変換される。この際、波長変換部材の内部から下方に放射される一部の光は、スネルの法則に従って波長変換部材と空隙部との界面で全反射され、発光装置の上方に反射される。その結果、発光装置内で閉じ込められる光が減少し、基体および反射部材による光吸収の影響が低減され、発光装置の光出力および発光効率は向上する。
さらに、発光装置の作製工程および作動環境における透光性部材の熱膨張や熱収縮により、波長変換部材が変形したり、湾曲したり、反射部材との接着部に応力が発生したりすることを抑制できる。その結果、発光装置の作製工程および作動環境において波長変換部材が反射部材から剥がれ難くなり、発光装置の作製工程における歩留まりが向上するとともに、発光装置を長期間にわたって正常に作動させることができる。
本発明の照明装置は、上記本発明の発光装置と、発光装置が搭載され、発光装置を駆動する電気配線を有する駆動部と、発光装置から出射される光を反射する光反射手段とを含むことにより、発光装置の輝度や、放射される光の波長等の変動が少なく、それぞれの発光装置の強度むらが抑制されるので、それらを集めて照明装置とした本発明の照明装置の輝度や波長変動および強度むらも抑制されたものとなる。
本発明の発光装置について以下に詳細に説明する。図1乃至図7はそれぞれ本発明の発光装置の実施の形態の各種の例を示す断面図または上視平面図である。それぞれの図において、1は基体、2は反射部材、3は発光素子、4は透光性部材、5は波長変換部材であり、主としてこれらで発光装置が構成される。また、2bは反射部材2の内周面に設けられた支持部、2cは支持部2bの上面に設けられた凹部、6は波長変換部材5と支持部2bとを接着する接着剤を示す。
基体1は、酸化アルミニウム質焼結体,窒化アルミニウム質焼結体,ムライト質焼結体,ガラスセラミックス等のセラミックス、またはエポキシ樹脂や液晶ポリマー(PLC)等の樹脂から成る絶縁体であり、基体1上面に発光素子3が搭載されることによって、発光素子3を支持する支持部材として機能する。
また、基体1がセラミックス等から成る場合、基体1となる複数のグリーンシートに、発光装置の内外を電気的に導通接続するために、タングステン(W),モリブデン(Mo),マンガン(Mn),銅(Cu)等の金属ペーストから成る配線導体(図示せず)を配置し、基体1を焼成すると同時に金属ペーストも焼成することにより、配線導体を有する基体1が形成される。そして、発光素子3が、配線導体に導電性部材(図示せず)を介して電気的に接続され、基体1の側面や下面などに導出された配線導体が、発光装置駆動回路基板(図示せず)に電気的に接続されることにより、発光装置駆動回路基板と発光素子3とが電気的に接続される。このような配線導体は、上記周知のメタライズ法やメッキ法などを用いて形成される。
なお、配線導体は、基体1の露出する表面に厚さ0.5〜9μmのニッケル(Ni)層や、厚さ0.5〜5μmの金(Au)層等の耐食性に優れる金属層が被着されているのがよく、これにより配線導体が酸化腐食するのを有効に防止できるとともに、半田等の導電性部材による発光素子3との接合を強固にすることができる。
また、基体1が樹脂から成る絶縁体の場合、配線導体は、Cu、銀(Ag)、アルミニウム(Al)、鉄(Fe)−Ni−コバルト(Co)合金またはFe−Ni合金等の金属材料から成るリード端子(図示せず)を基体1に埋設し、リード端子の一端を搭載部1aに導出し、他端を基体1の側面や下面に導出して露出させることによって形成される。
さらに、基体1は、その上面に発光素子3からの光透過を抑制するとともに、基体1の上方に光を効率良く反射させることを目的として、配線導体またはリード端子に対して電気的に短絡しないように、Al,Ag,Au,白金(Pt),Cu等の金属層が蒸着法やメッキ法により形成され、基体1の上方へ反射するような光の反射率を向上させる反射層が作製されることがより好ましい。
また、基体1は、その上面に発光素子3を取り囲むように配置された反射部材2を具備しており、その内周面2aに反射部材2の開口部を塞ぐように配置された、発光素子3からの光を波長変換する波長変換部材5を具備している。これにより、発光素子3から上方および側方に放射される光は、直接および反射部材2の内周面2aで上方に反射されて波長変換部材5に入射されるとともに、波長変換部材5によって波長変換されて発光装置の外部に放射される。
なお、基体1は、配線導体となる金属材料およびこれを絶縁する絶縁体を組み合わせて、発光素子3を搭載する機能を有しておればよく、上記構成はその一例であって、これに限ることはない。
本発明の反射部材2は、その内周面2aに波長変換部材5を接着剤6を介して支持するための支持部2bが設けられており、支持部2bの上面に接着剤6が入り込んだ凹部2cが設けられていることにより、支持部2bに塗布された接着剤6が凹部2c内に流れ込み、接着剤が支持部周囲の内周面を濡れ広がるように這い上がることがない。したがって、波長変換部材5が支持部2bの上面に密着しないで浮き上がるように接着されてしまうことがなく、反射部材2と波長変換部材5との接着強度を十分に保持しつつ、発光素子3を起点とする基体1に垂直な発光素子3の光軸に対して垂直かつ内周面2aの支持部2b上面との間に隙間なく波長変換部材5を接着固定できる。すなわち、反射部材2と波長変換部材5との接着に十分な量の接着剤6を用いても、余分な接着剤6は凹部2cに流れ込み、波長変換部材5および支持部2b上面の間の接着剤6を適量に調整できることから、支持部2bから内周面2aに這い上がってしまう接着剤6の量を低減できるとともに、波長変換部材5を支持部2bに強固に接着することができる。
また、後述のように波長変換部材5を樹脂等の熱膨張率の大きい材料で作製した場合、熱を加えて接着剤6を硬化させると、波長変換部材5が熱膨張した状態で熱膨張率が比較的小さい反射部材2に接着されて固定される。その後、発光装置が常温に戻されると、波長変換部材5が熱収縮することによって波長変換部材5に周囲から引張力が働くので、波長変換部材5がたるむことがなく、中央部が下側に湾曲するような変形を生じない。
さらに、接着剤6は、凹部2cの幅より細いシリンジ等によって凹部2cに充填し、その表面張力によって支持部2b上面から接着剤6の上端面が突出するようにしておき、その上に波長変換部材5を載置することによって、接着剤6が支持部2b上面と波長変換部材5との間を濡れ広がるようにするとよい。この方法によって、波長変換部材5と内周面2aとの間には、内周面2aを這い上がった接着剤6によって形成される隙間が生じにくく、発光素子3の光は無駄なく波長変換部材5を介して発光装置の外部に放射される。従って、発光装置の光出力および発光効率が向上するとともに、波長変換部材5を介さずに発光装置の外部に放射された発光素子3からの光による、発光装置の色むらや色バラツキを抑制できる。
また、接着剤6を支持部2b上の凹部2cよりも内側寄り(発光素子3搭載側)に塗布しておき、その上に波長変換部材5を載置するようにして波長変換部材5を反射部材2に接着してもよい。この方法による場合も、接着剤6は凹部2c内に流れ込み、支持部2bの外周側の反射部材2の内周面2aに濡れ広がり難いものとできる。
なお、凹部2cの深さや幅については、接着剤6の粘度や接着強度および反射部材2の材質や内周面2aの表面特性を考慮し、適宜最適な寸法によって本発明の発光装置を作製できる。
本発明の支持部2bは、必ずしも反射部材2の内周面2aの全周にわたって環状に設けられている必要はなく、内周面2aの中心に関して点対称な方向に周方向に沿って分割して設けられていてもよいのであるが、好ましくは、図2の平面図に示すように、反射部材2の内周面2aの全周にわたって環状に設けられているのがよい。これによって、波長変換部材5が反射部材2に強固に接着固定されるとともに、内周面2aの全周にわたって支持部2bの上面と波長変換部材5とが隙間なく接着され、しかも内周面2aの全周にわたって支持部2bによる段差が設けられるので、発光素子3からの光が内周面2aと波長変換部材5との隙間から漏出し難くなる。そして、発光素子3からのほとんどの光は、波長変換部材5に入射され、波長変換部材5において波長変換されて発光装置の外部に放射される。その結果、発光装置の光出力および発光効率が向上するとともに、支持部2bと波長変換部材5との隙間から発光装置の外部に放射される発光素子3からの光による、発光装置の色むらや色バラツキを抑制できる。
凹部2cは、図2に示すように、反射部材2の内周方向に沿って溝状に支持部2b上面に連続するように設けられてもよく、この場合、波長変換部材5はその外周部に沿って連続的かつ均一に支持部2bに接着固定される。その結果、波長変換部材5は、発光装置の作製工程や作動環境においても発光素子3の光軸に対して垂直に保持され、波長変換部材5が傾いたり、変形したりすることによって生じる発光装置の色むらや色バラツキを抑制できる。なお、凹部2cは周方向に一つだけ設けられる必要はなく、複数の凹部2cを設けてもよい。すなわち、一つの凹部2cを取り囲むように、その外周に他の凹部2cを設けるようにしてもよい。
また、凹部2cは、図3に示すように反射部材2の内周方向に沿って支持部2b上面に分割して設けられてもよく、反射部材2と波長変換部材5との接着に十分な量の接着剤6を用いても、余分な接着剤6は凹部2cに十分流れ込み、波長変換部材5および支持部2b上面の間の接着剤6を適量に調整することができる。また、凹部2cに充填される接着剤6の体積収縮による応力が支持部2b上面で分割されることから、発光装置の作製工程や作動環境に応じて接着剤6に発生する応力を抑制できる。その結果、波長変換部材5が支持部2bから剥がれることを抑制でき、発光装置を長期間にわたって正常に作動できる。なお、図3においては、支持部2b上面に4分割された凹部2cが反射部材2の中心に関して点対象に配置されているが、4分割に限ることはなく、2分割以上の複数に分割されたものであればよい。多分割にすることにより、凹部2cの合計表面積が増えるので、接着剤6の接着力を向上させることができる。
さらに、凹部2cは、図4に示すように反射部材2の内周方向に沿って支持部2b上面に分割して多数設けられているとともに、各凹部は平面視において円形状であることにより、凹部2cの合計表面積を増やすことができ、接着剤6の接着力が大きくなるとともに、発光装置の作製工程や作動環境において、凹部2cの内側面と接着剤6との界面で接着剤6に発生する応力が均一となる。すなわち、凹部2cが平面視において角部を有する場合、接着剤6に発生する応力は角部に集中し、この応力によって接着剤6が角部から剥がれやすくなるとともに凹部2cから剥がれ、接着剤6の反射部材2に対する接着強度が著しく低下するのに対し、凹部2cが円形状であるために、凹部2cに入り込んだ接着剤に発生する応力は、一部に集中することなく分散される。よって、発光装置の作製工程や作動環境において発生する接着剤6への応力が分散され、接着剤が凹部2cより剥がれ難くなる。
さらにまた、凹部2cは、図5に示すようにその縦断面形状が円弧状であることが好ましく、接着剤6は円弧状の内側面に沿って凹部2cに充填されるとともに、凹部2cの底面が円弧状に傾斜しているので、凹部2cの底面に角がある場合に比較して凹部2c底面の角部に気泡ができ難くなる。その結果、接着剤6または凹部2cと接着剤6との界面に残留する気泡等によって、接着剤6の接着強度が低下することを抑制できる。
なお、凹部2cは、従来周知の切削加工や金型成形等により形成される、または従来周知の切削加工や金型成形等によって上側面に凹部2cが形成された、樹脂または金属から成る枠状部材を、反射部材2とは別の部材として形成し、支持部2bに接合剤を用いて接合固定することによって形成される。
また、反射部材2は、基体1上面に発光素子3を取り囲むようにして、Ag−Cu,鉛(Pb)−錫(Sn),Au−Sn,Au−ケイ素(Si),Sn−Ag−Cu等の合金ロウ材や、シリコーン樹脂やエポキシ樹脂、アクリル樹脂等の樹脂接合材から成る接合材(図示せず)を介して取着されていてもよい。
なお、接合材は、基体1および反射部材2の材質や熱膨張係数等を考慮して適宜選定すればよく、特に限定されるものではない。また、基体1と反射部材2との接合に高信頼性が要求される場合、金属ロウ材や半田を用いるとよい。
さらに、反射部材2は、基体1と一体に形成されてもよく、例えば基体1および反射部材2がセラミックスからなる場合、基体1となるセラミックグリーンシートと反射部材2となるセラミックグリーンシートとを積層し、同時に焼成することによって形成される。
また、基体1および反射部材2は、エポキシ樹脂やLCP等の熱硬化型樹脂や熱可塑性樹脂等の樹脂から成る絶縁体から成る場合、基体1と反射部材2とが一体的に形成される成形型により、樹脂から成る絶縁体と金属材料から成るリード端子とを一体的にモールド成形することによって形成される。
また、反射部材2は、内周面2aが発光素子3の光を効率良く反射する反射面とされ、発光素子3が内周面2aに取り囲まれている構成により、発光素子3から側方に発せられた光は、発光装置の上方に効率良く反射されるとともに、基体1および反射部材2による光の吸収や透過が効果的に抑制されながら波長変換部材5に入射される。その結果、発光装置の光出力や発光効率は著しく向上する。
なお、内周面2aは、発光素子3の光を上方に効率よく反射させるために、上側に向かうに伴って外側に広がるように傾斜しているのがよい。これにより、発光素子3から側方に放射された光は効率よく発光装置の上方に反射される。
また、内周面2aは、Al,Ag,Au,Pt,チタン(Ti),クロム(Cr),Cu等の金属材料や白色等のセラミックス、白色等のエポキシ樹脂やLCP等で構成された反射部材2を、切削加工や金型成形や積層成形等の成形加工することによって形成される。
あるいは、内周面2aは、他の部材の表面にAl,Ag,Au等の金属鏡面を金属メッキや蒸着等により形成したり、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂,アクリル樹脂等の未硬化の透明樹脂に、酸化アルミニウムや酸化チタン,酸化ジルコニウム等の金属酸化物から成る無機粒子を含有したペースト状の反射材料を塗布し、固化したりすることによって形成されてもよい。
なお、内周面2aがAgやCu等の酸化により変色し易い金属からなる場合、その表面に、紫外光領域から可視光領域にわたり透過率の優れる低融点ガラス,ゾル−ゲルガラスなどの無機物や、シリコーン樹脂,エポキシ樹脂,アクリル樹脂などの有機物を被着するのが良い。その結果、内周面2aの耐腐食性、耐薬品性、耐候性が向上する。
また、内周面2aは、その表面の算術平均粗さRaを4μm以下とする場合、発光素子3からの光を低損失にかつ良好に発光装置の上方に反射することができる。これにより、例えば、発光素子3から直接外部に取り出された光と、波長変換部材5からの光と混合して光を放射する発光装置において発光効率は向上する。
なお、内周面2aの算術平均粗さRaが0.004μm未満の場合、このような面を安定かつ効率よく形成することが困難となるとともに、製品コストが高くなりやすい。従って、内周面2aの算術平均粗さは0.004μm以上4μm以下とするのが好ましい。
さらに、内周面2aは、その表面の算術平均粗さRaを4μmより大きくする場合、発光素子3からの光を内周面2aで発光装置の上方に拡散反射させることができることから、発光素子3からの光を反射部材2で波長変換部材5全体に効率よく入射させることができる。その結果、波長変換部材5は、その波長変換効率に応じた光を発生させることができ、発光装置の光出力や発光効率は向上する。
なお、内周面2aのRaを上記の範囲にするには、従来周知の電解研磨加工、化学研磨加工もしくは切削研磨加工等により形成すればよい。また、金型の面精度を利用した転写加工により形成する方法を用いてもよい。
また、内周面2aを曲面状に形成することにより、発光素子3から指向性の強い光を波長変換部材5に入射させ、効率よく発光装置の外部に放射できる。一方、発光素子3からの光の大部分を波長変換部材5によって波長変換させる発光装置の場合、内周面2aを直線状に形成することにより、発光素子3からの光を波長変換部材5の下面から広範囲に入射でき、これによって波長変換部材5によって波長変換される発光素子3の光が増加し、発光装置の光出力や発光効率を向上できる。
内周面2aは、上記のように上側に向かうに伴って外側に広がるように傾斜しているのがよいことから、支持部2bは、図1,図5,図6,図7の断面図に示すように、上側に向かうに伴って外側に広がるように傾斜している内周面2aの途中で基体1の上側主面と平行な段差の上面に設けるのがよい。
さらに、反射部材2は、図6に示すように反射部材2の上端開口部にガラス、サファイア、石英、またはエポキシ樹脂,シリコーン樹脂,アクリル樹脂等の樹脂(プラスチック)などの透明部材から成る蓋体7を搭載固定しても良い。蓋体7を設けることにより、反射部材2の内側に設置された発光素子3、配線導体、波長変換部材5を保護するとともに、発光装置内部を気密に封止することができ、発光装置内部への耐浸水性が改善されるので、発光素子3を長期に安定した動作をさせることができる。また、蓋体7をレンズ状に形成して光学レンズの機能を付加することによって、光を集光または分散させて所望の放射角度、強度分布で光を発光装置の外部に取りだすことができる。
さらに、反射部材2は、発光素子3を外部環境や発光装置を落下させた際の衝撃から保護するとともに、波長変換部材5を保持する保持部材として機能する。従って、上記に示す構成はその一例であって、これに限ることはなく、上記機能を果たせるものであればよい。例えば、基体1と反射部材2とが一体に形成されており、反射部材2と呼ばれる部分がない場合、基体1が反射部材2の機能を兼ねることとなる。また、内周面2aが必ず反射面になっている必要もない。
さらに、発光素子3は、図7に示すように透光性部材4に被覆されており、透光性部材4は、反射部材2の内側に波長変換部材5の下面との間に空隙が形成されるように配されていることが好ましく、発光素子3からの光は、発光素子3の内部から屈折率差の小さい透光性部材4内に効率よく取り出され、透光性部材4から空隙部を介して波長変換部材5に入射されるとともに波長変換部材5で波長変換される。この際、波長変換部材5の内部から下方に放射される一部の光は、スネルの法則に従って波長変換部材5と空隙部との界面で全反射され、発光装置の上方に反射される。その結果、発光装置内で閉じ込められる光が減少し、基体1および反射部材2による光吸収の影響が低減され、発光装置の光出力および発光効率は向上する。
さらに、発光装置の作製工程および作動環境における透光性部材4の熱膨張や熱収縮により、波長変換部材5が変形したり、湾曲したり、反射部材2との接着部に応力が発生したりすることを抑制できる。その結果、発光装置の作製工程および作動環境において波長変換部材5が変形することがなく、反射部材2から剥がれ難くなり、発光装置の作製工程における歩留まりが向上するとともに、発光装置を長期間にわたって正常に作動させることができる。
なお、透光性部材4は、例えばシリコーン樹脂系,エポキシ樹脂系,アクリル樹脂系,フッ素樹脂系,ポリカーボネート樹脂系,ポリイミド樹脂系等が挙げられるが、これに限定されるものではなく、基体1や反射部材2の材質や熱膨張係数等を考慮して適宜選定すればよい。
また、透光性部材4は、未硬化の透光性部材4が反射部材2の内側に発光素子3を被覆するようにディスペンサー等の注入器で注入される。その後、未硬化の透光性部材4は、加熱や自然放置または光照射によって硬化されて固化する。なお、透光性部材4の上部を透光性の蓋体で覆うことが必要になるが、液状の透光性部材4を用いてもよいことは言うまでもない。
さらに、透光性部材4は、シリコーン樹脂から成ることがより好ましく、発光素子3から発せられる光が、紫外光や近紫外光または青色光等の波長が短くエネルギーが高い光の場合、このような発光素子3の光に対して透過性がよく、分子構造が切断されにくいため、透光性部材4の透過率が劣化し難く、封止信頼性に優れた発光装置を提供することができる。
波長変換部材5は、例えば発光素子3の発する光を波長変換する蛍光体等の波長変換粒子(図示せず)が透明部材に含有されることにより、この波長変換粒子によって波長変換された所定の波長スペクトルを有する光、または発光素子3からの光と波長変換粒子によって波長変換された光とを混合した所定の波長スペクトルを有する光を発光装置から放射できる。
なお、透明部材は、紫外光領域から可視光領域の光に対して透過率の高いシリコーン樹脂,エポキシ樹脂,ユリア樹脂,フッ素樹脂等の透明樹脂や、低融点ガラス,ゾル−ゲルガラス等の透明ガラスから成る。
また、波長変換粒子は、様々な材料が用いられ、例えば赤はLaS:Eu(EuドープLaS)の蛍光体やLiEuW、緑はZnS:Cu,AlやSrAl:Euの蛍光体、青は(SrCaBaMg)10(POCl:EuやBaMgAl1017:Euの蛍光体等の粒子状のものが用いられる。さらに、このような蛍光体は1種類に限らず、複数のものを任意の割合で配合することにより、所望の発光スペクトルを有する光を出力することができる。
なお、波長変換部材5は、波長変換粒子が含有された未硬化の透明部材を、平滑面または粗面のガラス板等の平板または曲面板上に塗布し、加熱または大気中に放置することにより硬化させて形成される。そして、波長変換部材5は発光素子3を覆うように反射部材2に設置される。
また、発光素子3は、少なくとも紫外領域から青色領域に含まれる光を放射する発光素子3であることがより好ましい。この場合、紫外領域から青色領域の短波長でエネルギーの高い発光素子3の光を、蛍光体等の波長変換粒子または波長変換材によって長波長でエネルギーの低い蛍光等に効率よく変換でき、発光装置の光出力や発光効率を向上できる。
さらに、発光素子3は、白色光や種々の色の光を発光装置から視感性よく放射させるという観点から200乃至500nmの波長範囲の紫外光から近紫外光および青色光の範囲に発光のピーク強度を有する素子であるのがよい。例えば、サファイア基板上にガリウム(Ga)−窒素(N),Al−Ga−N,インジウム(In)−GaN等から構成されるバッファ層,N型層,発光層,P型層を順次積層した窒化ガリウム系化合物半導体やシリコンカーバイド(SiC)系化合物半導体、酸化亜鉛系化合物半導体やセレン化亜鉛系化合物半導体またはダイヤモンド系化合物半導体や窒化ホウ素系化合物半導体等が用いられる。
なお、発光素子3から発生する光の紫外領域とは、可視光の短波長端360〜400nmを下限とし、上限は1nmくらいまでの波長範囲の電磁波とする(理化学事典第5版/岩波書店)。また、青色領域とは、可視光の短波長端360〜400nmを上限とし、下限は495nmくらいまでの波長範囲とする(JIS Z8701 XYZ表色系の色度座標)。
また、発光素子3は、その電極がAu−Sn,Sn−Ag,Sn−Ag−CuまたはSn−Pb等のロウ材や半田を用いた金属バンプ、またはAuやAg等の金属を用いた金属バンプ、エポキシ樹脂等の樹脂にAg等の金属粉末を含有して成る導電性樹脂から成る導電性部材(図示せず)を介してフリップチップ実装によって配線導体(図示せず)に電気的に接続される。例えば、配線導体(図示せず)上にペースト状のAu−SnやPb−Sn等の半田材やAgペースト等からなる導電性部材(図示せず)がディスペンサー等を用いて搭載され、発光素子3は発光素子3の電極と導電性部材(図示せず)とが接触するように搭載され、その後、全体が150度〜350度程度で加熱されることにより、発光素子3の電極と配線導体(図示せず)とが導電性部材(図示せず)によって電気的に接続された発光装置を作製する方法や、配線導体(図示せず)上にペースト状のAu−SnやPb−Sn等の半田材から成る導電性部材(図示せず)がディスペンサー等を用いて搭載されるとともに、全体が150度〜350度程度で加熱され、その後、発光素子3は発光素子3の電極と導電性部材(図示せず)とが接触するように搭載され、発光素子3の電極と配線導体(図示せず)とが導電性部材(図示せず)によって電気的に接続された発光装置を作製する方法等がある。また、配線導体(図示せず)および発光素子3の電極を、例えば、ボンディングワイヤ等の導電性部材(図示せず)で電気的に接続する方法を用いてもよく、フリップチップ実装にしか用いることができないものではない。
本発明の照明装置は、上記本発明の発光装置と、発光装置が搭載され、発光装置を駆動する電気配線を有する駆動部と、発光装置から出射される光を反射する光反射手段とを含むことにより、発光装置の輝度が向上し、放射される光の波長等の変動およびそれぞれの発光装置の強度むらが抑制され、それらを集めて照明装置とした本発明の照明装置の強度むらも抑制され、輝度の高いものとなる。
また、本発明の照明装置において、図8,図9,図10,図11に示されるように、一個の発光装置から成る発光装置101を所定の配置となるように設置したり、または、複数個を、例えば、格子状や千鳥状、放射状等の所定の配置となるように設置したりしてもよい。あるいは、複数の発光装置101から成る円形状や多角形状の発光装置101群を同心状に複数群形成したもの等を所定の配置となるように設置してもよい。
例えば、図8の平面図およびその断面図を示す図9のように複数個の発光装置101が発光装置101を駆動するための電気配線を有する駆動部102上に複数列に配置され、発光装置101の周囲に任意の形状に光学設計された反射板等の光反射手段103が設置されてなる発光装置の場合、隣り合う発光装置101との間隔が最短にならない配置、例えば一列に配置された複数個の発光装置101の間に隣り合う列の発光装置101が配置された配置、いわゆる千鳥状の配置とすることが好ましい。即ち、発光装置101が格子状に配置される場合には、発光装置101が縦横直線状の格子に配列されることによりグレアが強くなり、このような発光装置101が人の視覚に入ってくることにより、不快感を起こしやすくなるのに対し、千鳥状とすることにより、グレアが抑制され人の眼に対する不快感を低減することができる。さらに、隣り合う発光装置101間の距離が長くなることにより、隣接する発光装置101間の熱的な干渉が有効に抑制され、発光装置101が実装された駆動部102内における熱のこもりが抑制され、発光装置101の外部に効率よく熱が放散される。その結果、人の眼に対して不快感が小さく、長期間にわたって光学特性の安定した長寿命の発光装置を作製することができる。
また、発光装置が、図10の平面図およびその断面図を示す図11のような駆動部102上に複数の発光装置101からなる円形状や多角形状の発光装置101群を、同心状に複数群形成した発光装置の場合、一つの円形状や多角形状の発光装置101群における発光装置101の配置数を発光装置の中央側より外周側ほど多くすることが好ましい。これにより、発光装置101同士の間隔を適度に保ちながら発光装置101をより多く配置することができ、発光装置の照度をより向上させることができる。また、発光装置の中央部の発光装置101の密度を低くして駆動部102の中央部における熱のこもりを抑制することができる。その結果、駆動部102内における温度分布が一様となり、発光装置を設置した外部電気回路基板やヒートシンクに効率よく熱が伝達され、発光装置101の温度上昇を抑制することができ、発光装置101は長期間にわたり安定して動作することができるとともに長寿命の発光装置を作製することができる。
このような発光装置を用いた照明装置としては、例えば、室内や室外で用いられる、一般照明用器具、シャンデリア用照明器具、住宅用照明器具、オフィス用照明器具、店装、展示用照明器具、街路灯用照明器具、誘導灯器具および信号装置、舞台およびスタジオ用の照明器具、広告灯、照明用ポール、水中照明用ライト、ストロボ用ライト、スポットライト、電柱等に埋め込む防犯用照明、非常用照明器具、懐中電灯、電光掲示板等や、調光器、自動点滅器、ディスプレイ等のバックライト、動画装置、装飾品、照光式スイッチ、光センサ、医療用ライト、車載ライト等が挙げられる。
本発明の発光装置について図1にもとづき以下に実施例を示す。
まず、基体1となるアルミナセラミックス基板を準備し、10mm□(一辺10mmの正方形)で厚さ0.5mmの四角板状の上面中央部に、発光素子3が搭載される搭載部2aを形成した。
また、反射部材2となるアルミニウム部材を準備し、10mm□で高さ8mmの四角柱の中央部に、上側開口直径が8mm、下側開口直径が3mmの円錐台状の貫通孔を形成した。この貫通孔の内周面2aが図1に示す反射部材2の内周面2aとなる。
そして、反射部材2の内周面2aにおいて基体1の上側主面から高さ4mmの位置に、上面が平坦で幅が1mmの支持部2bを設けた。
支持部2bの上面には、反射部材の内周方向に沿って連続した幅800μmの溝状で溝の断面形状が半径400μmの円弧である凹部2cを切削加工することによって形成した。
また、0.35mm□で厚さ0.08mmの近紫外光を発する窒化物系化合物半導体から成る発光素子3を、Au−Snバンプを介して搭載部1aに導出された配線導体にフリップチップ実装によって電気的に接続した後、基体1の上側主面に内周面2aで発光素子3を取り囲むように反射部材2を樹脂接着剤で接着固定した。
また、赤色発光,緑色発光,青色発光を行なう3種類の蛍光体を含有したシリコーン樹脂を、ディスペンサーで平坦なガラス基板状に塗布し、硬化させて厚さ0.9mmの板状の波長変換部材5を作製した。そして、波長変換部材5を支持部2bに搭載した際、反射部材2の開口部との間に隙間なく塞ぐことができる直径6mmの円盤形状に波長変換部材5を形成し、シリコーン樹脂から成る接着剤6を針先の細いシリンジを装着したディスペンス装置を用いることによって凹部2bに注入し支持部2bに接着固定して発光装置を作製した。その後、発光素子3に通電し、発光装置の色温度と全光束を測定した。
なお、波長変換部材5に含有した蛍光体の密度は、発光装置から放射される光の色温度を6000Kにすることを目標とし、赤色蛍光体(La2O2S:Eu)が5.8g/cm、緑色蛍光体(BaMgAl10O17:Eu)が3.8g/cm、青色蛍光体(BaMgAl10O17:Eu、Mn)が3.8g/cmの蛍光体を波長変換部材5に配合した。
また、支持部2bに凹部2cを形成する構成を除いた発光装置を従来の発光装置として作製し、同様に色温度と全光束を測定するとともに本発明の発光装置の特性と比較した。
従来の発光装置では、発光装置から放射される光の全光束は3.2lm(3.2ルーメン)、色温度は6500Kとなり、目標値である6000Kから約500Kで8%程度のズレが生じた。色温度が500K高くなったのは、波長変換部材で変換されなかった発光素子3の光が直接外部にもれてしまい、発光スペクトルが変化し、その結果、色温度が高くなったと考えられる。一方、本発明の発光装置では、発光装置から放射される光の光束は3.4lm(3.4ルーメン)、色温度は5950Kとなり、目標値である6000Kから約50Kで1%程度のズレしか生じなかった。
以上により、本発明の発光装置において全光束は6%向上し、色温度のズレは1%未満に抑制することができ、発光装置の光出力および発光効率の向上と、色バラツキを抑制する構造として有用であることを確認できた。
なお、本発明は上記の実施の形態例および実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を行なうことは何等支障ない。例えば、反射部材2の内周面2aが平面視において円形状である例を示して説明したが、円形状に限定されることはなく、四角形状やその他の多角形状、楕円形状、その他星型等の不定形状であってもよい。また、反射部材2および基体1の外周形状も円形状に限定されることはなく、その他の多角形状、四角形状や楕円形状、その他の不定形状であってもよい。また、反射部材2の断面形状が直角三角形状のブロック状に示したが、例えば板材等で錐台状に形成されたものでもよい。
また、上記説明において上下左右という用語は、単に図面上の位置関係を説明するために用いたものであり、実際の使用時における位置関係を意味するものではない。
本発明の発光装置の実施の形態の一例を示す断面図である。 本発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す上視平面図である。 本発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す上視平面図である。 本発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す上視平面図である。 本発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す断面図である。 本発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す断面図である。 本発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す断面図である。 本発明の照明装置の実施の形態の一例を示す上視平面図である。 図8の照明装置の断面図である。 本発明の照明装置の実施の形態の他の例を示す上視平面図である。 図10の照明装置の断面図である。 従来の発光装置の断面図である。
符号の説明
1:基体
1a:搭載部
2:反射部材
2a:内周面
2b:支持部
2c:凹部
3:発光素子
5:波長変換部材
6:接着剤

Claims (8)

  1. 上側主面に発光素子が搭載される搭載部を有する基体と、前記搭載部に搭載された発光素子と、前記基体の上側主面に前記発光素子を取り囲むように配置された反射部材と、前記発光素子上に配置された波長変換部材とを具備する発光装置において、前記反射部材は、その内周面に前記波長変換部材を接着剤を介して支持するための支持部が設けられており、該支持部の上面に前記接着剤が入り込んだ凹部が設けられていることを特徴とする発光装置。
  2. 前記支持部は、前記反射部材の内周面の全周にわたって環状に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記凹部は、前記反射部材の内周方向に沿って溝状に前記支持部上面に連続するように設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記凹部は、前記反射部材の内周方向に沿って前記支持部上面に分割して設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発光装置。
  5. 前記凹部は、平面視において円形状であることを特徴とする請求項4に記載の発光装置。
  6. 前記凹部は、その縦断面形状が円弧状であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発光装置。
  7. 前記発光素子は、透光性部材に被覆されており、該透光性部材は、前記反射部材の内側に前記波長変換部材の下面との間に空隙が形成されるように配されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載の発光装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の発光装置と、前記発光装置が搭載され、前記発光装置を駆動する電気配線を有する駆動部と、前記発光装置から出射される光を反射する光反射手段とを含む照明装置。
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