JP2017183300A - Led発光装置 - Google Patents

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【課題】出射光の集光性を高めて点光源化をはかる際に、放射光量の低下が小さい発光装置を提供する。【解決手段】LED発光装置10は、基板2に実装されたLED素子1と、LED素子を取り囲むように設けられた枠体3と、枠体によってLED素子の発光面から離間して保持された窓部材4を備え、窓部材は、LED素子より発せられた光を下面から上面へ透過して出射する透光板5と、枠体の内周側面から突出して透光板の側面と接続されている光吸収体6と、光吸収体の下面にあって前記LED素子から出射された光を反射する反射部材7とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、集光性に優れたLED発光装置に関する。
LED発光装置の用途として、自動車用ヘッドライトや、プロジェクタ用の光源のようにレンズと組み合わせて集光性を高めた光源が求められている。このような集光性を高めた光源を作成するためには、LED素子からの光の出射角度と発光面積をできるだけ狭めて、その出射光をレンズに入射させる必要がある。そこで、上記光源においてLED素子より発せられた光の出射角度を制御する技術が提案されている。(例えば特許文献1)
以下、特許文献1に示した従来技術を説明する。
図9に示す様に、従来のLED発光装置100は、基板102にLED素子101が実装され、LED素子101を保護する透明カバー110が、LED素子101を取り囲むように基板102上に設けられた枠体103の切欠き上に載置されて、透明カバー110と枠体103の間に光吸収体106が配設されて構成される。
このLED発光装置100におけるLED素子101から出射された光は、透明カバー110を通過して外部に放射されるが、透明カバー110の側面と枠体103の間に配設された光吸収体106によって、透明カバー110の側面に向かう光を吸収し、LED発光装置100から放射する開口端部での乱反射を防止し、出射角度を制御する。
特許第5345358号公報(第8頁、図2)
ここで、従来のLED発光装置100の発光面積をより狭く(より点光源化)しようとして、透明カバーの内側に向けて光吸収体106を延出すると、LED素子101より出射した光の一部が、枠体切欠の内側面103aより突出した光吸収体106の下面で吸収されてしまい、LED発光装置より出射される光の発光強度が、極端に減少してしまう不具合が生じる。
本発明の目的は、上記課題を解決することにある。すなわち、光の出射角度を制御しながら点光源化を図ったとしても、装置からの放射光量の低下を極力抑えたLED発光装置を提供することにある。
上記課題を解決するため本発明のLED発光装置は、基板に実装されたLED素子と、LED素子を取り囲んで設けられた枠体と、LED素子の発光面から離間して枠体で保持する窓部材とを備え、窓部材は、LED素子より発せられた光束を、下面から上面へ透過して出射する透光板と、LED素子の発光面から見て、透光板の側面と枠体との間の領域の少なくとも一部の領域で、枠体の内周側面から内側に突出させて、上記光束を遮光する光吸収体と、光吸収体の下面で、前記LED素子から出射された光を反射する反射部材と、を有することを特徴とする。
また、透光板の面積は、LED素子の発光面の面積より小さくてもよい。
また、透光板の一辺の側面のみを光吸収体が覆った形態としてもよい。
また、透光板は、蛍光体を有してもよい。
また、透光板の下面に当接された透光性の熱伝導部材を、枠体に当接してもよい。
また、枠体は段差部を有し、光吸収体が枠体の段差部に載置されてもよい。
本発明によれば、LED発光装置において、光の出射角度を制御しながら点光源化を図ったとしても、装置からの放射光量の低下を極力抑えることができる。
本発明の第1の実施形態におけるLED発光装置の構成を示す断面図である。 図1に示すLED発光装置の構成を示す平面図である。 図1に示すLED発光装置における光放射の状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態におけるLED発光装置、及び光放射の状態を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態におけるLED発光装置の構成を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態におけるLED発光装置の構成を示す断面図である。 本発明の第5の実施形態におけるLED発光装置の構成を示す平面図である。 本発明の第6の実施形態におけるLED発光装置の断面図である。 従来技術を示すLED発光装置の断面図である。
以下、図面を用いて本発明のLED発光装置の具体的な実施形態を詳述する。
説明にあっては、各実施形態において用いる図面は模式図とし、寸法や形状は実際の形状を正確に反映したものではなく、図面を見やすく、また、理解しやすくするため一部誇張しており、発明に直接関係しない一部の要素は省略している。なお、同一または対応する要素には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
本発明は第1から第4の実施形態があり、順に図面を用いて説明する。
[第1の実施形態におけるLED発光装置の構成説明:図1、図2]
図1、図2を用いて第1の実施形態におけるLED発光装置10の構成を説明する。
図1、図2に示す様に、LED発光装置10は、LED素子1、基板2、枠体3、窓部材4を有する。LED素子1は、図示しない電極を有する基板2に実装される。また、基板2のLED素子1が実装された周囲には、枠体3が載置される。枠体3は、上面の内周に沿って段差部3aを有し、この段差部3aに窓部材4が載置される。この様に構成すれば、窓部材4の載置が容易となるし、窓部材4部分から枠体3を介して基板2に至る、良好な放熱ルートを得ることができる。この窓部材4は、上面5a、下面5b及び側面5cを備えた透光板5と、枠体3の内側面3bから突出し透光板の側面5cと固着して配置された光吸収体6と、光吸収体6のLED素子1と対向する面(下面)に形成された反射層7を有し、透光板5の全周を光吸収体6で取り囲んで構成される。そして、窓部材4とLED素子1とは離間して配置され、本実施例においては、両部材の間に空気層8が存在する。
次に、LED発光装置10を構成する部材の機能と材料を説明する。
LED素子1としては、いろいろなLED素子を用いることができるが、本実施形態においては、青色光を発光する、特に窒化ガリウムを材料とする青色発光LED素子を用いた。基板2も特に限定されないが、本実施形態においては、放熱特性に優れる窒化アルミニウムの板を用いた。これによりLED素子1から排出された熱をより効率的に放熱することができる。
枠体3には、放熱性と光の反射性を兼ね備えるアルミナや酸化チタンなどのセラミックスやアルミニウムなどの金属として、特に放熱性を考慮しない場合は酸化チタンなどの白色粉末を含有させたシリコーンなどの樹脂を用いた。
透光板5には、下面でLED素子1の出射光を受けて上面から出射する透明な部材のものとして、例えばサファイアやガラス、アルミナを用いた。後述するが、透光板5は蛍光体を含んでいてもよく、例えばシリコーン樹脂に蛍光体を含有したものや、蛍光体と低温ガラスを焼成した焼結蛍光体であっても良い。その際、蛍光体は、所望の波長の光を出射させるものであればどの様なものを使用しても良い。特に、LED発光装置10より白色光を出射する場合においては、LED素子1が青色光を発するものであれば、透光板5に含まれる蛍光体は、YAG蛍光体などの青色光を吸収して黄色光を出射するものであるとよい。
光吸収体6には、入射した光を吸収する部材として、カーボンを混合した黒色のシリコーン樹脂やガラスで形成された板を用いた。また、反射層7には、入射した光を反射する部材として、酸化チタンを混合した白色のシリコーン樹脂やガラスで形成された散乱反射層、またはアルミや銀で形成された鏡面反射層を用いた。
図1に示す如く、LED素子1の発光面から見て、透光板5の側面と枠体3との間の領域の少なくとも一部の領域で、枠体3の内周側面から内側に突出させて、上記光束を遮光することができる。具体的には、LED発光装置10における透光板5の幅L2は、光吸収体6の枠体3からの突出量によって規定され、この突出量が大きくなることでより点光源化される。特に、透光板5の幅L2が複数のLED素子1が実装された発光領域の幅L1に比べて小さく設定する場合は、透光板5の面積がLED素子1の発光面の面積より小さくなる。なお、本実施例においては、複数個のLED素子1を基板2に配置しているので、複数個のLED素子の外周を囲む領域が、LED素子1の発光面の面積となる。
[第1の実施形態におけるLED発光装置の光放射状態の説明:図3]
次に、LED素子1から出射された光束が、透光板5を通過してLED発光装置10から放射される様子について、図3を用いて説明する。
P31,P32.P33は、LED素子1の出射光であり、特徴的な放射特性を示す例である。
出射光P31は、LED素子1から出射して透光板5の下面5bに直接入射する光であり、そのまま透光板5内を通過して、透光板5の上面5aから放射される。出射光P32は、LED素子1から出射して光吸収体6に向かう光であり、透光板5を通過して透光板5の側面5cに固着された光吸収体6に達する。ここで、出射光P32は光吸収体6で吸収されて枠体3に到達しないので、LED発光装置10から放射する開口端部で乱反射する光は発生しない。出射光P33は、LED素子1から出射されて、直接枠体3に向かう光であり、枠体3の内壁で乱反射された光の一部が反射層7でまた反射される。反射層7で反射された出射光P33は、さらに基板2の表面で乱反射し、その光の一部が後に透光板5の下面5bに入射し、そのまま透光板5を通過して透光板5aから放射される。
上記のように、光吸収体6を配したので、出射光P32を確実に吸収することができ、透光板5の側面5cに到達した出射光P32の光が、LED発光装置10から放射する開口端部で乱反射することがない。これにより、LED発光装置10は放射される光の出射角度を、効率よく制御することができる。
また、点光源化のために段差部3aよりも内側領域まで光吸収体6を突出させ、LED発光装置10における発光領域(装置から放射する開口)を狭くしたとしても、本構成の様に反射層7を設ければ、出射光P33が枠体3から突出した光吸収体6の下面で吸収されることはなくなり、ここで反射された光のある割合は、最終的には透光板5を通過して透光板5の上面5aから放射される。これにより、LED発光装置10における、放射光量の低下を極力抑えることができ、光の利用効率が従来構成よりも格段に向上する。
上述したように、本実施例において、点光源化するにあたって、幅L2<幅L1の関係とするのが好ましいが、透光板5の幅L2が複数のLED素子1が実装された発光領域の幅L1に比べて大きく設定されている場合においても、一定の効果を奏する。
[第2の実施形態におけるLED発光装置の光放射状態の説明:図4]
次に、第2の実施形態について図4を用いて説明する。
第1の実施形態との相違点は、窓部材24における透光板25に蛍光体を含有する点である。第2の実施形態におけるLED発光装置20の他の構成部分は、第1の実施形態におけるLED発光装置10の構成と同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
まず、LED素子1から出射された光が透光板25を通過してLED発光装置20から放射される様子を、図4を用いて説明する。
P41、P42、P43は、LED素子1の出射光であり、特徴的な放射特性を示す例である。出射光P41は、LED素子1から出射して透光板25の下面25bに直接入射する光であり、一部は、透光板25に含有される蛍光体にて波長変換をされることなく通過する青色光Pbとなり、他の一部は波長変換され散乱し、黄色光Pyとなって透光板上面25aから放射される。
一方、出射光P41の光の中で、透光板25に含有される蛍光体にて波長変換されて散乱した光である散乱光Pnは、光吸収体6の方向に向かう。ここで、散乱光Pnは光吸収体6で吸収されて枠体3に到達しないので、LED発光装置20から放射する開口端部で乱反射した光が発生することはない。出射光P42は、LED素子1から出射して光吸収体6に向かう光であり、透光板25を通過して透光板25の側面25cに固着された光吸収体6に達する。ここでも、出射光P42は光吸収体6で吸収されて、LED発光装置20から放射する開口端部で乱反射した光が発生することはない。出射光P43は、LED素子1から出射されて直接枠体3に向かう光であり、枠体3の内壁で乱反射された光の一部が反射層7でまた反射する。反射層7で反射したP43の光は、さらに基板2の表面で乱反射され、その光の一部が透光板25の下面25bに入射し、青色光Pb及び波長変換された黄色光Pyとして透光板25の上面25aから放射する。この様にして放射した青色光Pbと黄色光Pyとは、互いに混りあってLED発光装置20から白色光Pwとなって放射する。
上記のように、光吸収体6は、出射光P42のみならず散乱光Pnも吸収して、透光板25の側面25cに到達した出射光P42及び散乱光Pnを、乱反射させることはない。これにより、LED発光装置20は、放射される光の出射角度を小さくする(光束を規制して制限する)ことができ、より点光源化することができる。
また、LED発光装置20において反射層7を設けたからこそ、第一の実施形態と同様
に、出射光P43の光の一部を最終的には透光板5を通過させて、放射光量を極力低下させずにLED発光装置20から放射することができる。これによりLED発光装置20は、有効に光を利用することができる。
[第3の実施形態におけるLED発光装置の構成説明:図5]
次に、第3の実施形態におけるLED発光装置の構成を、図5を用いて説明する。
図5は、第3の実施形態によるLED発光装置30の構成を示す断面図である。
第3の実施形態におけるLED発光装置30は、反射層の配置について第1の実施形態におけるLED発光装置10と相違する。
反射層37、光吸収体36及び透光板5で構成された窓部材34は、第1の実施形態と同様に枠体3の段差部に載置されている。ここで、反射層37は、第1の実施形態における反射層7の長さを短くして、透光板5との間に距離を設けた。すなわち、反射層37は透光板5と接しておらず、反射層37と透光板5の間に光吸収体36aが入り込んだ構成となっており、透光板5の側面5cは光吸収体36の端面で覆い尽くされている。
第3の実施形態におけるLED発光装置30の他の構成部分は、第1の実施形態におけるLED発光装置10の構成と同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
本実施形態において、透光板5の側面5cは、反射部材7と一部で接する第一の実施形態と比べて、完全に光吸収体36の端面で覆い尽くされているので、透光板5の側面5cへ向かった光はすべて光吸収体36で吸収される。その結果、第一の実施形態に比べて透光板5の側面5cでの光の乱反射をさらに抑制できるので、LED発光装置30からの光の出射角度は厳密に制御され、放射光の集光効果がさらに高くなる。なお、本実施形態においても、第2の実施形態と同様に透光板5に蛍光体を含有させてもよい。
[第4の実施形態におけるLED発光装置の構成説明:図6]
次に、第4の実施形態におけるLED発光装置の構成を、図6を用いて説明する。
図6は、第4の実施形態におけるLED発光装置40の構成を説明する断面図である。
第4の実施形態におけるLED発光装置40が、図5に示す第2の実施形態におけるLED発光装置20と相違する点は、蛍光体を含有する透光板25の下面に透光性の熱伝導部材9を接触するように設けたことである。透光性の熱伝導部材9は、透光板25よりも熱伝導率が高いことが好ましく、たとえば透光板25がシリコーン樹脂に蛍光体を含有したものである場合、熱伝導部材はサファイア基板やガラス基板を用いることができる。
ここでは、透光性の熱伝導部材9の厚さに対応させて、枠体43を深く切り込んで作成した段差部43aに、まず透光性の熱伝導部材9を載置し、その上に蛍光体を含有させた透光板25、光吸収体6、反射層7で構成される窓部材24を載置した。
第3の実施形態におけるLED発光装置30の他の構成部分は、第2の実施形態におけるLED発光装置20の構成と同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
本実施形態の特徴は、透光性の熱伝導部材9が透光板25及び枠体33の両方に接触しているので、透光板25から透光性の熱伝導部材9に入った蛍光体の励起熱は、透光性の熱伝導部材9から枠体43に伝達される放熱経路が形成されていることにある。この様に、透光板25が青色光を黄色光に波長変換するときに発する励起熱は、透光性の熱伝導部材9を介して枠体43に効率よく逃がすことができるので、透光板25に含有される蛍光
体の温度上昇が抑えられる効果がある。
なお、本実施形態においては、窓部材25とLED素子1とを離間して設けるにあたって、熱伝導部材9とLED素子1の間に空気層8を備えた構成としたが、蛍光体の励起熱よって透光板25の温度がLED素子1の温度よりも高くなった場合において、熱伝導部材9とLED素子1が接触していても構わない。これにより、透光板25の熱を、熱伝導部材9を介して枠体43への放熱ルートに加えて、LED素子1を介して基板2へ放熱されるルートが設けられ、これにより透光板9からの放熱性をさらに向上させることができる。その結果、温度上昇に起因する、透光板25に含有される蛍光体の波長変換特性の低下を抑えることができ、放射光量の低下や、白色光に対する色味変化が小さくなる。さらには、透光板25の寿命が延び、LED発光装置40が長寿命になる。
[第5の実施形態におけるLED発光装置の構成説明:図7]
次に、第5の実施形態におけるLED発光装置50の構成を、図7を用いて説明する。
図7は、第1の実施形態の変形例におけるLED発光装置50の構成を示す平面図である。
第4の実施形態におけるLED発光装置50が、図2に示す第1の実施形態におけるLED発光装置10と相違する点は、光吸収体及び反射層の設け方にある。
第1の実施形態では、光吸収体6及びその下面に形成された反射層7を透光板5の全周(四辺)に設けて、枠体3に載置した例を示したが、本実施形態では、光吸収体56及び反射層(図示せず)を、透光板55の四つの辺の内の一つの辺にだけ設けて、枠体3に載置した。
このような構成にすると、LED発光装置50から放射される光の四辺からの出射角度を、場所によって変えることができる。すなわち、光吸収体56及び反射層(図示せず)が設けられている方向への出射角度を小さく、光吸収体56が設けてられていない他の3方向への出射角度を大きくすることができる。なお、本実施例においては、透光板55の一つの辺のみに光吸収体56を設けた例を示したが、LED素子1から出射される光束の一部を遮光したい位置のみに、光吸収体56を配置しても構わない。
[第6の実施形態におけるLED発光装置の構成説明:図8]
次に、第6の実施形態におけるLED発光装置60の構成を、図8を用いて説明する。
図8は、第5の実施形態におけるLED発光装置60の構成を示す断面図である。
第6の実施形態におけるLED発光装置60が、図1に示す第1の実施形態におけるLED発光装置10と相違する点は、枠体の形状と窓部材54の保持方法である。
ここで示すLED発光装置60は、LED素子1の周囲を取り囲むように設けられた枠体63が段差部を持たず、その上端部の内壁を、LED素子1が構成する発光領域L1の内側に突出するように延伸させて、凸部63aを有する構成した。そして、凸部63aの先端に、窓部材64を直接固定した。窓部材64は、光吸収体66及び反射層67の幅を等しくして透光板5の周囲に固着してなり、透光板5の長さL3をLED発光領域L1より小さく設定した。
第6の実施形態におけるLED発光装置60の他の構成部分は、第1の実施形態におけるLED発光装置10の構成と同様であるので、ここでの説明は省略する。
本実施形態においては、枠体63に段差部が無いのでその分だけ、基板から立設する枠
体63の厚み(図の横方向の厚み)自体を薄くでき、前述した他の構成と同じ放射光量でありながら、よりLED発光装置のサイズ(図の横方向の装置幅)を小さくすることができるようになる。
1 LED素子
2 基板
3、43、63 枠体
3a、43a 段差部
63a 凸部
4、24、34、44、64 窓部材
5、25、55 透光板
5a、25a 上面
5b、25b 下面
5c、25c 側面
6、36、36a、56、66 光吸収体
7、37、67 反射層
8 空気層
9 熱伝導部材
10、20、30、40,50 LED発光装置

Claims (6)

  1. 基板に実装されたLED素子と、
    前記LED素子を取り囲んで設けられた枠体と、
    前記LED素子の発光面から離間して、前記枠体で保持する窓部材と、を備え、
    前記窓部材は、前記LED素子より発せられた光束を、下面から上面へ透過して出射する透光板と、
    前記LED素子の発光面から見て、前記透光板の側面と前記枠体との間の領域の少なくとも一部の領域で、前記枠体の内周側面から内側に突出させて、前記光束を遮光する光吸収体と、
    前記光吸収体の下面にあって、前記LED素子から出射された光を反射する反射部材と、
    を有することを特徴とするLED発光装置。
  2. 前記透光板の面積は、前記LED素子の発光面の面積より小さいことを特徴とする請求項1に記載のLED発光装置。
  3. 前記透光板の1辺の側面のみを、前記光吸収体で覆うことを特徴とする請求項1又は2に記載のLED発光装置。
  4. 前記透光板は、蛍光体を含有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のLED発光装置。
  5. 前記透光板の下面に当接された透光性の熱伝導部材を、前記枠体に当接していることを特徴とする請求項4に記載のLED発光装置。
  6. 前記枠体は段差部を有し、前記光吸収体が前記枠体の段差部に載置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のLED発光装置。
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