JP2007232782A - 鍵盤楽器の黒鍵 - Google Patents

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Abstract

【課題】 鉛や格別の部品を用いることなく、所要のタッチ重さを容易かつ安価に得ることができる鍵盤楽器の黒鍵を提供する。
【解決手段】 黒鍵1は、前後方向に延びる揺動自在の鍵本体2と、中空部8と、前後方向の一端部に形成され、中空部8に連続する重り挿入孔9とを有し、鍵本体2の上面の前部に取り付けられた黒鍵カバー3と、外周面にねじ部10bを有し、黒鍵カバー3の中空部8に重り挿入孔9を介して挿入され、ねじ部10bが中空部8の内壁面に螺合することによって、黒鍵カバー3に着脱自在に固定された重り10と、を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ピアノなどの鍵盤楽器の黒鍵に関し、特にタッチ重さを調整するための重りを備えた黒鍵に関する。
例えばグランドピアノの黒鍵は一般に、前後方向に延びる木製の鍵本体と、鍵本体に取り付けられた黒鍵カバーと、鍵本体に取り付けられた重りなどを備えている。鍵本体は、その中央においてバランスピンに揺動自在に支持されており、鍵本体のバランスピンよりも後ろ側には、アクションが載置されている。黒鍵カバーは、フェノールなどの合成樹脂の成形品で構成され、下面が開放した中空状に形成されており、鍵本体の上面の前部に接着されている。
グランドピアノの場合、重りは、アクションの重さに対抗する重さを黒鍵に付与するとともに、所要のタッチ重さ(静荷重)を得るために、鍵本体のバランスピンよりも前側に取り付けられる。従来一般に、重りは、円柱状の鉛で構成されており、鍵本体に形成された埋設孔に挿入し、かしめることによって、鍵本体に取り付けられている。重りの材料として鉛が用いられるのは、鉛は、比重が高く、安価であるとともに、柔軟性および延性に富み、かしめによる取付に適しているためである。
しかし、鉛は、有害物質であるため、できるだけ使用しないことが望ましい。また、上記のように重りをかしめによって取り付けた場合には、その取付後、タッチ重さの調整が必要になったときに、重りの側面を切削したり、鍵本体に埋設孔を新たに形成し、重りを追加したりすることなどによって対応せざるを得ないため、タッチ重さの調整に非常に手間がかかる。
このような不具合を解消する従来の黒鍵として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。この黒鍵では、黒鍵カバーの中空部にブロック状の重りが回転不能にかつ前後方向に移動可能に収容されている。重りは、鉛以外の比重の大きな金属、例えばタングステン、鉄や、これらの金属と合成樹脂との複合材料で構成されている。重りには前後方向に貫通するねじ孔が形成されており、このねじ孔に調整ねじが螺合し、重りの前後両側に突出している。調整ねじの前端部は、黒鍵カバーの前壁の内面に係合し、後端部は、黒鍵カバーの背壁に形成された孔に回転自在に係合しており、後端面には、回転操作用のマイナス溝が形成されている。
この構成では、外部からマイナス溝を介して調整ねじを回転させると、調整ねじは移動せず、重りが前後方向に移動するので、その移動位置に応じて、タッチ重さを無段階に精度良く調整することができる。しかし、この従来の黒鍵では、黒鍵カバーに収容可能なサイズおよび形状を有するとともに、ねじ孔をあらかじめ形成したブロック状の重りを特別に作製することが必要であるため、製造コストが上昇するという問題がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、鉛や格別の部品を用いることなく、所要のタッチ重さを容易かつ安価に得ることができる鍵盤楽器の黒鍵を提供することを目的としている。
特開2001−215949号公報
この目的を達成するため、本発明の鍵盤楽器の黒鍵は、前後方向に延びる揺動自在の鍵本体と、中空部と、前後方向の一端部に形成され、中空部に連続する重り挿入孔とを有し、鍵本体の上面の前部に取り付けられた黒鍵カバーと、外周面にねじ部を有し、黒鍵カバーの中空部に重り挿入孔を介して挿入され、ねじ部が中空部の内壁面に螺合することによって、黒鍵カバーに着脱自在に固定された重りと、を備えることを特徴とする。
この鍵盤楽器の黒鍵では、重りは、外周面にねじ部を有するねじ状のものであり、黒鍵カバーに形成された重り挿入孔を介して、黒鍵カバーの中空部に挿入し、ねじ部を中空部の内壁面に螺合させることによって、黒鍵カバーに着脱自在に固定されている。このように、重りを黒鍵カバー内に外部からのねじ込みによって取り付けるので、重りの取付を容易に行えるとともに、従来のかしめによる場合と異なり、重りに柔軟性や延性は要求されないため、重りの材料として鉛以外の材料を広く採用することが可能になる。また、重りが黒鍵カバーに着脱自在に固定されるので、重りを適宜、交換することによって、所要のタッチ重さを得ることができる。
さらに、重りがねじ状に形成されるので、例えば市販の鋼製のねじを重りとして用いることが可能になり、それにより、製造コストを削減することができる。さらに、黒鍵カバーに通常、形成される中空部を利用して、重りを収容するので、大幅な設計変更を伴うことなく、黒鍵カバーを安価に作製できるとともに、重りをスペース効率良く配置することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の鍵盤楽器の黒鍵において、重りは、ねじ部の径およびピッチが互いに同じで、重さが互いに異なる複数種類の重りの1つで構成されていることを特徴とする。
この構成では、重りは、重さが互いに異なる複数種類の重りの1つで構成されている。したがって、これらの複数種類の重りの中から、最適な重さを有するものを選択し、黒鍵カバーに取り付けることによって、所要のタッチ重さを容易に得ることができる。また、複数種類の重りのねじ部の径およびピッチが互いに同じであるので、重りの取付後、他の種類の重りに交換する際に、これを容易にねじ込むことができ、重りの交換作業を容易に行うことができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の鍵盤楽器の黒鍵において、黒鍵カバーへの重りの固定を補助するために、重りが中空部の内壁面に接着されていることを特徴とする。
黒鍵は演奏中に繰り返し打鍵されるため、重りが黒鍵カバーの中空部に螺合のみで固定されている場合には、中空部の下面が開放しているときに特に、鍵盤楽器の使用が進むにつれて、重りが緩んだり、黒鍵カバーから脱落したりすることで、演奏に支障を来すおそれがある。この構成では、重りの固定を補助するために、重りが黒鍵カバーの内壁面に接着されているので、重りの緩みや脱落を確実に防止することができる。この場合、接着剤として、接着力の比較的小さなものを用いることによって、重りをその回転操作で容易に取り外すことができ、重りの交換を支障なく行うことができる。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の鍵盤楽器の黒鍵において、黒鍵カバーの中空部は、重り挿入孔側に設けられ、重りのねじ部の外径よりも大きな幅を有し、ねじ部が螺合不能な非螺合部と、重り挿入孔と反対側に非螺合部に連続するように設けられ、非螺合部よりも小さな幅を有し、ねじ部が螺合する螺合部と、を有することを特徴とする。
この構成では、黒鍵カバーの中空部の重り挿入孔側に、重りのねじ部が螺合しない大きな幅の非螺合部が設けられており、その分、重りの実質的な螺合長さが短くなっているので、重りのねじ込みなどをより容易に行うことができ、重りの取付作業および取外し作業の負荷を軽減することができる。
また、請求項5に係る発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の鍵盤楽器の黒鍵において、重り挿入孔が黒鍵カバーの後端部に形成されていることを特徴とする。
この構成では、黒鍵カバーの後端部に形成された重り挿入孔、およびこれに露出する重りの後端部が、演奏者側からは見えず、黒鍵の外観にはまったく影響を及ぼさないので、鍵盤楽器の外観を良好に維持することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明を適用したグランドピアノの黒鍵を示している。同図に示すように、この黒鍵1は、鍵本体2と、鍵本体2の上面の前部に取り付けられた黒鍵カバー3などを備えている。
鍵本体2は、スプルスなどの比較的軽量で、粘り強く、弾力性に富む木質材で構成され、矩形の断面を有し、前後方向に延びている。鍵本体2の上面の中央には中座板4が接着され、これらを上下方向に貫通するようにバランスピン孔5が形成されている。そして、このバランスピン孔5が、立設するバランスピン(図示せず)に係合することによって、黒鍵1が揺動自在に支持される。
また、鍵本体2の上面のバランスピン孔5よりも後ろ側には、キャプスタン座板6を介して、キャプスタンスクリュー7が取り付けられており、このキャプスタンスクリュー7にアクション(図示せず)が載置される。以上の構成では、黒鍵1の前部を押す(押鍵する)と、黒鍵1がバランスピンを中心として揺動するとともに、アクションがキャプスタンスクリュー7で突き上げられることによって作動する。また、黒鍵1のタッチ重さは、アクションと黒鍵1の重さによるバランスピン回りのモーメントのバランスによって定められる。
黒鍵カバー3は、黒色のフェノールやABSなどの合成樹脂の成形品によって、一体に形成されている。図2および図3に示すように、黒鍵カバー3は、従来と同様、左右の側壁3a、3a、前壁3b、背壁3cおよび上壁3dで構成されるとともに、これらの壁3a〜3dによって形成された、下面が開放した中空部8を有している。
背壁3cには、円形の重り挿入孔9が形成されている。また、中空部8は、重り挿入孔9に連続し、所定の幅を有する非螺合部8aと、この非螺合部8aの前側に連続し、非螺合部8aよりも小さな所定の幅を有する螺合部8bによって構成されている。
図3に示すように、黒鍵カバー3の中空部8には重り10が収容されている。この重り10は、アクションの重さに対抗する重さを黒鍵1に付与するとともに、所要のタッチ重さ(静荷重)を得るために設けられるものである。本実施形態では、重り10は、例えば市販の鋼製のねじで構成されており、円柱状の基部10aと、基部10aに連続するねじ部10bを有している。基部10aの端面には、回転操作用のマイナス溝10cが形成されている。基部10aおよびねじ部10bの外径は、重り挿入孔9の径とほぼ等しいとともに、中空部8の非螺合部8aの幅よりも若干小さく、螺合部8bの幅よりも若干大きい。
また、図4に示すように、重り10は3種類の重り10A〜10Cで構成されており、これらのいずれか1つが黒鍵カバー3に選択的に取り付けられる。重り10A〜10Cは、ねじ部10bの長さのみが異なり、材質、基部10aの長さおよび径、さらにねじ部10bの径やピッチなどはすべて同じであり、したがって、互いに異なる所定の重さを有している。
以上の構成の重り10は、次のようにして、黒鍵カバー3に取り付けられる。すなわち、図2に示すように、まず、選択した1つの重り10のねじ部10bの外周面に、接着剤11をスポット状に塗布する。この接着剤11は、酢酸ビニル系などの、接着力が比較的小さな接着剤で構成されている。次に、重り10を重り挿入孔9から黒鍵カバー3の中空部8に挿入する。前述したねじ部10bの外径と中空部8の非螺合部8aおよび螺合部8bの幅との間の寸法関係から、この重り10の挿入の際、ねじ部10bは、非螺合部8aを抵抗なく通過し、螺合部10bに当接する。
次いで、重り10を、マイナス溝10cを介してドライバー(図示せず)で回すことによって、基部10a側の端面が黒鍵カバー3の背壁3cとほぼ面一になるまで、ねじ部10bを螺合部8bの側壁3a、3aの内面にタッピングによりねじ込む。これにより、図3に示すように、重り10は、そのねじ部10bが螺合部8bの各側壁3aの内面に螺合するとともに接着剤11で接着された状態で、黒鍵カバー3に固定される。その後、重り10を取り付けた黒鍵カバー3を鍵本体2の上面に接着し、黒鍵1の組立が完了する。
また、黒鍵1のタッチ重さの調整は、例えば、次のようにして行われる。すなわち、組み立てた黒鍵1のバランスピン孔5をバランスピンに係合させ、黒鍵1をセットするとともに、黒鍵1にアクションを載置した状態で、黒鍵1のタッチ重さを測定する。測定したタッチ重さが所要値と異なる場合には、重り10を交換するために、黒鍵1をバランスピンから取り外した後、黒鍵カバー3を鍵本体2に取り付けた状態のまま、重り挿入孔9に露出するマイナス溝10cを介して重り10を回すことにより、重り10を黒鍵カバー3から取り外す。そして、適当な他の種類の重り10を選択し、前述したのと同様にして、黒鍵カバー3にねじ込み、取り付ける。そして、タッチ重さを再度、測定し、所要のタッチ重さが得られたことを確認して、タッチ重さの調整作業を終了する。
以上のように、本実施形態の黒鍵1によれば、ねじで構成された重り10を黒鍵カバー3の中空部8に、重り挿入孔9を介した外部からのねじ込みによって取り付けるので、重り10の取付を容易に行うことができる。また、従来のかしめによる場合と異なり、重り10に柔軟性や延性は要求されないので、重り10の材料として鉛以外の材料を広く採用することができる。
また、重り10として市販のねじを用いており、重りを特別に作製する必要がないので、製造コストを削減することができる。さらに、黒鍵カバーに通常、形成される中空部を利用して、重り10を収容するので、大幅な設計変更を伴うことなく、黒鍵カバー3を安価に作製できるとともに、重り10をスペース効率良く配置することができる。
さらに、重り10が、重さの互いに異なる3種類の重り10A〜10Cで構成されているので、重り10A〜10Cの中から、適当な重さを有する1つを選択し、黒鍵カバー3に取り付けるとともに、必要に応じて適宜、交換することによって、所要のタッチ重さを容易に得ることができる。また、重り10A〜10Cのねじ部10bの径およびピッチが互いに同じであるので、重り10の取付後、他の種類の重り10に交換する際に、これを容易にねじ込むことができ、重り10の交換作業を容易に行うことができる。
また、重り10が、中空部8の側壁3aに螺合することに加えて、補助的に接着されているので、黒鍵1が繰り返し打鍵されることによる重り10の緩みや脱落を、確実に防止することができる。さらに、この場合の接着剤11として、接着力の小さなものを用いているので、重り10をその回転操作で容易に取り外すことができ、重り10の交換を支障なく行うことができる。
また、中空部8の重り挿入孔9側に、重り10のねじ部10bが螺合しない大きな幅の非螺合部8aが設けられており、その分、重り10の実質的な螺合長さが短くなっているので、重り10のねじ込みなどをより容易に行うことができ、重り10の取付作業および取外し作業の負荷を軽減することができる。
さらに、重り挿入孔9が黒鍵カバー3の背壁3cに形成されているので、重り挿入孔9、およびこれに露出する重り10の後端部は、演奏者側からは見えず、黒鍵1の外観にはまったく影響を及ぼさない。したがって、グランドピアノの外観を良好に維持することができる。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、重り10を重さが異なる3種類の重り10A〜10Cで構成したが、その種類を増やしてもよく、それにより、黒鍵1のタッチ重さをよりきめ細かく調整することができる。また、重り10の重さを、音域などによって異ならせてもよく、それにより、タッチ重さの調整を音域などに応じてよりきめ細かく行うことができる。
また、実施形態では、重さが異なる複数種類の重り10を得るために、ねじ部10bの長さを変えているが、重り10のサイズを同じにし、比重を変えるようにしてもよい。さらに、実施形態では、重り10として、市販の鋼製のねじを用いたが、鉛以外の他の材質のねじや、市販以外の特製のねじを用いてもよいことはもちろんである。
また、実施形態に代えて、黒鍵カバー3の中空部8への重り10の接着を省略することや、中空部8の非螺合部8aを省略し、中空部8の幅を一定に設定することなどもまた、本発明の範囲内である。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
さらに、実施形態は、グランドピアノの黒鍵の例であるが、本発明は、アップライトピアノや電子ピアノの黒鍵など、黒鍵カバーが中空部を有し且つ重りが取り付けられるすべての鍵盤楽器の黒鍵に広く適用することが可能である。
本発明を適用したグランドピアノの黒鍵を示す斜視図である。 黒鍵の黒鍵カバーの組立前における分解斜視図である。 組み立てた黒鍵カバーの底面図である。 複数種類の重りを示す側面図である。
符号の説明
1 黒鍵
2 鍵本体
3 黒鍵カバー
3a 側壁(中空部の内壁面)
3c 背壁(黒鍵カバーの後端部)
8 中空部
8a 非螺合部
8b 螺合部
9 重り挿入孔
10 重り
10b ねじ部
11 接着剤

Claims (5)

  1. 前後方向に延びる揺動自在の鍵本体と、
    中空部と、前後方向の一端部に形成され、前記中空部に連続する重り挿入孔とを有し、前記鍵本体の上面の前部に取り付けられた黒鍵カバーと、
    外周面にねじ部を有し、前記黒鍵カバーの前記中空部に前記重り挿入孔を介して挿入され、前記ねじ部が前記中空部の内壁面に螺合することによって、前記黒鍵カバーに着脱自在に固定された重りと、
    を備えることを特徴とする鍵盤楽器の黒鍵。
  2. 前記重りは、前記ねじ部の径およびピッチが互いに同じで、重さが互いに異なる複数種類の重りの1つで構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の鍵盤楽器の黒鍵。
  3. 前記黒鍵カバーへの前記重りの固定を補助するために、当該重りが前記中空部の前記内壁面に接着されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の鍵盤楽器の黒鍵。
  4. 前記黒鍵カバーの前記中空部は、
    前記重り挿入孔側に設けられ、前記重りの前記ねじ部の外径よりも大きな幅を有し、当該ねじ部が螺合不能な非螺合部と、
    前記重り挿入孔と反対側に前記非螺合部に連続するように設けられ、前記非螺合部よりも小さな幅を有し、前記ねじ部が螺合する螺合部と、
    を有することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の鍵盤楽器の黒鍵。
  5. 前記重り挿入孔が前記黒鍵カバーの後端部に形成されていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の鍵盤楽器の黒鍵。
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