JP4429679B2 - 鍵盤楽器の鍵 - Google Patents

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本発明は、鍵盤楽器の鍵に関し、特に所望のタッチ重さを得るために重りを取り付けたアコースティックピアノの鍵に関する。
鍵盤楽器、特にグランドピアノなどのアコースティックピアノでは一般に、所要のタッチ重さ(静荷重)を得るために、鍵に重りが取り付けられている。鍵は、前後方向に延び、中央部において支点に揺動自在に支持される鍵本体と、これに取り付けられた重りなどで構成されている。鍵本体の支点よりも手前側(演奏者側)には、側方に貫通する埋設孔が形成されている。重りは、従来一般に鉛で構成され、円柱状に成形されており、埋設孔に挿入された状態で、両側からのかしめによって、鍵本体に取り付けられている。このように、重りの材料として鉛が採用されるのは、金属の中で比重が高い(約11.3)こと、柔軟性および延性に富むため、成形や加工を行いやすいことや安価であることなどによる。しかし、鉛は有害物質であるため、他の代替材料を使用することが望ましい。
鉛以外の材料で構成された重りを使用した従来の鍵盤楽器の鍵として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。この鍵は、グランドピアノ用のものであり、木製の鍵本体と、これに取り付けられた鉄製の重りなどで構成されている。鍵本体の支点よりも手前側には、側方に貫通する複数の埋設孔が形成されている。重りは、所定のサイズの円柱状のものであり、外周面にはねじが、両端面にはドライバー用のプラス形の溝が形成されている。そして、重りは、ドライバーで埋設孔にねじ込まれることによって、鍵本体に取り付けられている。以上のような重りのねじ込みによって、かしめでは取付不能な鉄製の重りを鍵本体に取り付けるようにしている。
また、このような重りとして、長さが互いに異なる複数種類の重りが用意されている。したがって、ドライバーで埋設孔から重りを取り外し、その埋設孔に、長さすなわち重さの異なる重りを取り付けることによって、鍵のタッチ重さを調整でき、所望のタッチ重さを得ることができる。
しかし、重りは、木製の鍵本体の埋設孔に、単純なねじ込みで取り付けられているので、時間が経過するにしたがって、鍵本体に対して緩みやすくなる。また、鍵本体が木製であるため、比較的軟らかいので、使用が進むにつれて、埋設孔のねじ山が磨耗し、ねじ溝が拡がるおそれがあり、その場合には、重りが鍵本体に対してさらに緩みやすくなる。このような緩みが生じると、演奏時に、重りががたついてしてしまい、その結果、雑音が発生したり、タッチ感が悪化したりする。また、タッチ重さを調整するために重りを交換した場合には、着脱の際に埋設孔のねじ山が削られることによって、上記のような不具合がより発生しやすくなる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、重りの材料として鉛に代わる代替材料を用いながら、重りを鍵本体に容易に且つ緩みを生じることなく安定して取り付けることができる鍵盤楽器の鍵を提供することを目的とする。
特開2003−84754号公報(第3頁、第1図)
この目的を達成するために、請求項1に係る鍵盤楽器の鍵は、貫通する埋設孔を形成した揺動自在の鍵本体と、外周面にねじが形成され、埋設孔にねじ込まれた複数の重りと、埋設孔に挿入され、複数の重りの隣り合う2つの間に挟持され、2つの重りを離れ合う方向に付勢する弾性体と、を備えていることを特徴とする。
この鍵盤楽器の鍵によれば、鍵本体の貫通する埋設孔に複数の重りがねじ込まれており、これら複数の重りの隣り合う2つの間に弾性体が挟持されていて、2つの重りはこの弾性体によって離れ合う方向に付勢されている。このような弾性体による付勢によって、2つの重りは、それらのねじ山が埋設孔のねじ山に押し付けられた状態で、埋設孔に係止されるので、鍵本体に対する重りの緩みを防止することができる。その結果、雑音の発生や、タッチ感の悪化を防止することができる。
また、鍵本体が例えば木製である場合において、鍵の使用が進むにつれて、埋設孔のねじ山の磨耗により、ねじ溝が拡がったときでも、重りおよび埋設孔のねじ山相互の係合状態が保たれるので、重りの緩みを防止することができる。また、タッチ重さを調整するために、重りを交換する際に、埋設孔のねじ山が削られた場合でも、同じ理由により、重りの緩みを防止できる。
請求項2に係る鍵盤楽器の鍵は、底部を有する埋設穴を形成した揺動自在の鍵本体と、外周面にねじが形成され、埋設穴にねじ込まれた重りと、埋設穴に挿入され、重りと埋設穴の底部との間に挟持され、重りを底部と反対側に付勢する弾性体と、を備えていることを特徴とする。
この鍵盤楽器の鍵によれば、底部を有する埋設穴に重りがねじ込まれており、埋設穴の底部と重りとの間に弾性体が挟持されていて、重りは底部と反対側に付勢されている。したがって、請求項1の場合と同様、弾性体の付勢力により、重りのねじ山が埋設穴のねじ山に押し付けられることによって、重りが埋設穴に係止されるので、鍵本体に対する重りの緩みを防止することができる。その結果、雑音の発生や、タッチ感の悪化を防止できる。また、重りと埋設穴の底部との間に弾性体が挟持されるので、重りが1つでよいとともに、埋設穴に弾性体を挿入した後に、埋設穴に1つの重りをねじ込むだけで、重りを取り付けることができる。このように、請求項1の場合と比較して、重りの数および取付工数が減少するので、製造コストを削減することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の鍵盤楽器の鍵において、弾性体は、スプリングワッシャであることを特徴とする。
この構成によれば、弾性体は、スプリングワッシャで構成されているので、鉄などの比較的安価な材料で作製でき、したがって、鍵を安価に作製することができる。
本発明の第1実施形態によるグランドピアノの鍵を示す斜視図である。 重りを示す斜視図である。 重りの(a)取付前および(b)取付後における鍵の概略横断面図である。 本発明の第2実施形態によるグランドピアノの鍵の重りの(a)取付前および(b)取付後における概略横断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照しながら、詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態によるグランドピアノの鍵(白鍵)を示している。同図に示すように、この鍵1は、鍵本体2、鍵本体2の前部に取り付けられた白鍵カバー3および重り4,4などを備えている。
鍵本体2は、スプルスなどの比較的軽量で、粘り強く、弾力性に富む木質材から成り、矩形の断面を有し、前後方向に延びている。白鍵カバー3は、象牙またはアクリルなどの合成樹脂によりL字形に形成されており、鍵本体2の上面前半部および前面に、これらを覆うように接着されている。鍵本体2の上面中央部には中座板5aが接着され、これらを上下方向に貫通するようにバランスピン孔5が形成されている。そして、このバランスピン孔5が、立設するバランスピン(図示せず)に係合することによって、鍵1が揺動自在に支持されている。また、鍵本体2の下面の前端部にはフロントピン孔6が形成されており、このフロントピン孔6が、立設するフロントピン(図示せず)に係合することによって、鍵1の左右の振れが防止される。
さらに、鍵本体2の上面のバランスピン孔5よりも後ろ側の位置には、キャプスタン座板8aを介して、キャプスタンスクリュー8が取り付けられており、このキャプスタンスクリュー8の上にアクション(図示せず)が載置される。以上の構成により、鍵1の前部を押鍵したときに、鍵1がバランスピンを中心として揺動するのに伴い、アクションがキャプスタンスクリュー8で突き上げられることで作動する。また、鍵1のタッチ重さは、アクションと鍵1の重さによるバランスピン回りのモーメントのバランスによって定められることになる。
鍵本体2には、重り4,4を後述するスプリングワッシャ14とともに取り付けるための埋設孔9が形成されている。埋設孔9は、バランスピン孔5よりも手前側の所定位置に、側方に貫通している。また、この埋設孔9は、断面が円形で、所定の径W1(例えば13mm)を有しており、長さは鍵本体2の幅に等しいL1(例えば11mm)である(図3参照)。
重り4は、鉛以外の材料、例えば鉄(比重:約7.9)で構成されていて、図2に示すように、円柱状のものであり、その外周面にはねじ11が形成されている。重り4の一方の端面にはドライバー用のプラス形の溝12が形成されており、他方の端面は、平らに形成され、押圧面13になっている。また、図3に示す重り4の長さは、埋設孔9の長さL1の半分よりも若干短く、ねじ山を含む外径W2(例えば15mm)は、埋設孔9の径W1よりも若干大きい。以上の構成による重り4は、その溝12にドライバーを差し込み、鍵本体2の埋設孔9にねじ込むことによって、鍵本体2に取り付けられる。また、このような重り4として、図示しないが、長さが互いに異なる3種類の複数の重り4が用意されており、このうち、図3は最も長い重り4を示している。
スプリングワッシャ14は、例えば鉄で構成された市販のものであり、図1および図3に示すように、ほぼ1巻き分の板状の巻線で構成されている。このスプリングワッシャ14の外径は、埋設孔の径W1よりも若干小さく、圧縮されたときの厚さすなわち巻線の厚さは、L2(例えば1mm)に設定されている。
以上の構成の2つの重り4,4およびスプリングワッシャ14は、鍵本体2の埋設孔9に、次のようにして取り付けられる。図3(a)に示すように、まず、1つの重り4を、鍵本体2の埋設孔9の一方の開口(例えば同図の右側)からドライバーでねじ込む。具体的には、重り4の溝12側の端面が、鍵本体2の側面と面一になるまでねじ込む。次に、埋設孔9の他方の開口(例えば同図の左側)からスプリングワッシャ14を挿入し、これをすでにねじ込まれた重り4の押圧面13に当接させた状態で、同じ開口からさらにもう1つの重り4をねじ込む。重り4をある程度ねじ込むと、その重り4の押圧面13がスプリングワッシャ14に当接した状態になり、その状態から重り4をさらにねじ込む。これにより、同図(b)に示すように、重り4,4の間にスプリングワッシャ14が挟持され、圧縮された状態で、重り4,4が埋設孔9に取り付けられる。
この取付状態では、重り4,4は、圧縮されたスプリングワッシャ14の弾性作用により、離れ合う方向すなわち外方に付勢されており、これらの重り4,4のねじ山が埋設孔9のねじ山に押し付けられることによって、埋設孔9に係止されている。
タッチ重さを調整するために、この取付状態から重り4,4を交換する場合には、一方の重り4を緩め、スプリングワッシャ14を圧縮状態からもとの状態に戻すことによって、埋設孔9による重り4,4の係止を解除し、各重り4を埋設孔9から取り外す。そして、その埋設孔9に長さが異なる他の重り4,4を、スプリングワッシャ14とともに上述した方法で取り付ける。
以上のように、本実施形態のグランドピアノの鍵1によれば、鍵本体2の貫通する埋設孔9に、鉄製の2つの重り4,4がねじ込まれており、これらの隣り合う重り4,4の間にスプリングワッシャ14が挟持されるとともに圧縮されていて、このスプリングワッシャ14によって、重り4,4が離れ合う方向に付勢されている。このようなスプリングワッシャ14による付勢によって、重り4,4は、それらのねじ山が埋設孔9のねじ山に押し付けられた状態で、埋設孔9に係止されるので、鍵本体2に対する重り4の緩みを防止することができる。その結果、雑音の発生や、タッチ感の悪化を防止することができる。また、重り4およびスプリングワッシャ14は鉄製であるため、比較的安価に作製することができ、それにより鍵1を安価に作製することができる。
また、木製の鍵本体2などで構成される鍵1の使用が進むにつれて、埋設孔9のねじ山の磨耗によりねじ溝が拡がった場合でも、重り4および埋設孔9のねじ山相互の係合状態が保たれるので、重り4の緩みを防止することができる。さらに、長さすなわち重さが異なる3種類の複数の重り4が用意されているので、これらの重り4の中から適当な同種類または異種類の2つを選択し、組み合わせることによって、6段階の重さを鍵1に付与することができる。このように、少ない種類の重り4で多段階のタッチ重さを鍵1に付与することができるので、所望のタッチ重さをきめ細かく得ることができる。また、この場合、重り4を交換する際に、埋設孔9のねじ山が削られたときでも、重り4および埋設孔9のねじ山相互の係合状態が保たれるので、重り4の緩みを防止できる。
また、鉄製の重り4(比重:約7.9)は、鉛製の重り(比重:約11.3)と比較して比重は若干小さいものの、鍵本体2にねじ込みによって取り付られるので、かしめによる取り付け時の衝撃がなく、それによる鍵本体2の割れが生じるおそれがない。したがって、鍵本体2に複数の埋設孔9を前後方向に間隔を詰めて配置することができ、所望のタッチ重さを十分に得ることができる。以上の結果、本実施形態の重り4を鉛製の重りの代替品として十分に使用することができる。
図4は、本発明の第2実施形態によるグランドピアノの鍵21を示している。本実施形態は、第1実施形態と比較して、埋設穴24の構成および重り4Aの数が主に異なるものである。同図において、第1実施形態と同じ構成要素については、同じ符号を用いて示している。同図に示すように、鍵21の鍵本体22の側面には、第1実施形態の埋設孔9の代わりに、底部23を有する埋設穴24が形成されている。埋設穴24の深さはL3(例えば9.5mm)であり、径W1は第1実施形態の埋設孔9の径と同じである
重り4Aは、第1実施形態の重り4と材質および構成が同じであり、すなわち鉄で構成され、外周面にはねじ11が形成されていて、埋設穴24に1つだけ取り付けられる。このため、重り4Aの長さは、重り4よりも長く設定されている。重り4Aは、スプリングワッシャ14とともに鍵本体22の埋設穴24に次のようにして取り付けられる。その取付方法は第1実施形態とほぼ同じであり、すなわち、図4(a)に示すように、まず、スプリングワッシャ14を埋設穴24に挿入し、埋設穴24の底部23に当接させる。次に、埋設穴24に重り4Aをねじ込むことによって、その押圧面13と底部23の間にスプリングワッシャ14を挟持し、圧縮した状態で、重り4Aを取り付ける(同図(b)の状態)。
以上の構成によれば、第2実施形態においても、重り4Aは、スプリングワッシャ14の付勢力によって外方に付勢され、重り4Aのねじ山が埋設穴24のねじ山に押し付けられた状態で埋設穴24に係止されるので、鍵本体22に対して緩むことがなく、したがって、前述した第1実施形態による効果をまったく同様に得ることができる。さらに、重り4Aと埋設穴24の底部23との間にスプリングワッシャ14が挟持されるので、重り4Aが1つでよいとともに、埋設穴4にスプリングワッシャ14を挿入した後に、1つの重り4Aをねじ込むだけで重り4Aを取り付けることができる。したがって、第1実施形態と比較して、重りの数が減少するとともに、取付工数が減少するので、製造コストを削減することができる。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、重り4,4Aを付勢する弾性体としてスプリングワッシャ14を用いているが、他の弾性体でもよく、例えば板ばねやゴムなどでもよい。また、重り4,4Aの材料として、実施形態の鉄に代えて、比重の比較的高い材料、例えばビスマスなどを用いてもよい。さらに、重り4,4Aを埋設孔9または埋設穴24に容易にねじ込むことができるように、埋設孔9または埋設穴24の内面にあらかじめめねじを形成してもよい。
また、第1実施形態では、鍵本体2に形成された埋設孔9の数が1つであるが、これを2つ以上とし、各埋設孔9に重り4,4を取り付けてもよい。また、3種類の重り4が用意されているが、2種類でもよく、4種類以上にすることによって、所望のタッチ重さをさらにきめ細かく得ることができる。さらに、1つの埋設孔9に3つ以上の重り4を取り付け、隣り合う各2つの重り4,4の間にスプリングワッシャ14を取り付けてもよい。また、第2実施形態において、スプリングワッシャ14が木製の鍵本体22の底部23にめり込むのを防止するために、底部23とスプリングワッシャ14の間に金属などの硬い板を設けてもよい。
また、実施形態は、グランドピアノの鍵の例であるが、本発明は、アップライトピアノ、電子ピアノや鍵盤楽器玩具の鍵など、重りが取り付けられるすべての鍵に広く適用することが可能である。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
符号の説明
1 鍵
2 鍵本体
4 重り
4A 重り
9 埋設孔
11 ねじ
14 スプリングワッシャ(弾性体)
21 鍵
22 鍵本体
23 底部
24 埋設穴

Claims (3)

  1. 貫通する埋設孔を形成した揺動自在の鍵本体と、
    外周面にねじが形成され、前記埋設孔にねじ込まれた複数の重りと、
    前記埋設孔に挿入され、前記複数の重りの隣り合う2つの間に挟持され、当該2つの重りを離れ合う方向に付勢する弾性体と、
    を備えていることを特徴とする鍵盤楽器の鍵。
  2. 底部を有する埋設穴を形成した揺動自在の鍵本体と、
    外周面にねじが形成され、前記埋設穴にねじ込まれた重りと、
    前記埋設穴に挿入され、前記重りと前記埋設穴の底部との間に挟持され、前記重りを前記底部と反対側に付勢する弾性体と、
    を備えていることを特徴とする鍵盤楽器の鍵。
  3. 前記弾性体は、スプリングワッシャであることを特徴とする、請求項1または2に記載の鍵盤楽器の鍵。
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