JP2007231664A - 開口枠の取付構造 - Google Patents

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茂男 橋口
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Abstract

【課題】ユニット式の浴室へのリフォーム工事が既存窓のままで短時間で精度良く作業を行うことが出来、水密性を保ち易く漏水等が発生し難い開口枠の取付構造を提供する。
【解決手段】既存窓面を覆うオフセット枠体7と、浴室ユニット4の開口可能領域内に存在し開口部5の周縁部4aの位置と一部が一致する既存窓枠6と、オフセット枠体7と、浴室ユニット4の開口部5の周縁部4aとに跨って取り付けられた開口枠8とを有し、オフセット枠体7の一方の起立片7aは既存窓枠6の開口枠固定片6aに抱き合わされて固定され、オフセット枠体7の他方の起立片7bは既存窓枠6の開口枠固定片6aと同一形状で、開口部5の周縁部4aの位置と一致し、浴室ユニット4の開口可能領域内に存在し開口部5の周縁部4aの位置と一部が一致する既存窓枠6の開口枠固定片6aと開口枠8の周縁に沿って連続し、該開口枠固定片6aと共に開口枠8を固定する構成とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、外壁面に備えた既存窓の一部が新設する浴室ユニットの開口可能領域外に位置する場合の開口部周縁に取り付ける開口枠の取付構造に関するものである。
近年の住宅の浴室のリフォーム工事においては、工期の短縮化や水密性や断熱性の向上のためにタイル等の湿式工法で施工された在来浴室からユニット式の浴室へ変更することが多い。しかし、ユニット式の浴室の場合は一般的に建築工事で行う間仕切壁や天井の内側に浴室ユニットを設置するように寸法が設定されているため、設置出来る窓の大きさに制約が生じる。
例えば、モジュール寸法で182cm(一間)四方の空間では、在来浴室の場合は壁厚を12cm程度に設定し内側寸法で170cm四方程度の空間が確保出来るのに対してユニット式浴室の場合は内側寸法で160cm四方程度になる。また、浴室ユニットの強度を確保するため、コーナー部(壁パネル同士の入り隅部)からある程度間隔をとって開口部(窓)を設けなければならないことも多い。
従って、在来浴室の場合には、コーナー部に接して窓を設置することが可能であったとしてもユニット式浴室の場合はそれが不可能となることが多い。また、高さ方向についても、在来浴室の場合は浴槽や天井高さが比較的自由に設定出来、その範囲内で窓の大きさも自由に設定出来るのに対して、ユニット式浴室は浴槽や天井高さが規格化されているため窓位置の設定の自由度が低い。
このため、在来浴室をユニット式の浴室に変更する場合、浴室ユニットが既存の窓位置に対応出来ず、窓位置をずらすか、窓を小さなサイズに変更するという大掛かりな工事を伴うことが多かった。
上記問題を解決する技術として、特開2003−184435号公報(特許文献1)には、リフォーム用窓枠の取付構造が提案されている。この技術によれば、縦連結部材(5)と横連結部材(6)と縁部材(7)と枠状のサッシ(12)とを組み合わせることにより既設の窓が設置された躯体を利用して既設の窓に手を加えることなく確実にリフォームすることが出来るとしている。
特開2003−184435号公報
しかしながら、前述の特許文献1の技術では、縦枠部や上枠部においては、縦連結部材(5)或いは横連結部材(6)と縁部材(7)と枠状のサッシ(12)の3部品で構成され、辺と枠状のサッシ(12)の辺の位置が一致する下枠部であっても横連結部材(6)と枠状のサッシ(12)の2部品が必要である。従って、部品構成が複雑であり、施工に手間がかかるという問題や全体の取付精度が低下する虞がある。また、浴室等の水密性能を求められる部位に適用した場合、接続部の水密性の確保にも手間がかかるという問題がある。更にユニット(2)の外面と窓枠連結部材(4)との間のスペースが狭くなり、ユニット(2)の外周面に断熱材を配置する際に作業性が悪いという問題もある。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、在来浴室からユニット式の浴室へのリフォーム工事が既存窓のままで短時間で精度良く作業を行うことが出来、水密性を保ち易く、開口枠まわりの断熱材の配置も確実かつ容易に出来る開口枠の取付構造を提供せんとするものである。
前記目的を達成するための本発明に係る開口枠の取付構造は、外壁面に備えた既存窓の一部が新設する浴室ユニットの開口可能領域外に位置する場合の開口部周縁に取り付ける開口枠の取付構造であって、前記浴室ユニットの開口可能領域内に存在し前記開口部周縁位置と一部が一致する既存窓枠と、前記浴室ユニットの開口可能領域外にある既存窓枠に取り付けられ、該開口可能領域外の既存窓面を覆う断面コ字形状のオフセット枠体と、前記浴室ユニットの開口可能領域内に存在し前記開口部周縁位置と一部が一致する既存窓枠と、前記オフセット枠体と、前記浴室ユニットの開口部の周縁部とに跨って取り付けた開口枠とを有し、前記オフセット枠体の一方の起立片は、前記既存窓枠の開口枠固定片に抱き合わされて固定され、前記オフセット枠体の他方の起立片は、前記既存窓枠の開口枠固定片と同一形状で、前記開口部周縁位置と一致し、前記浴室ユニットの開口可能領域内に存在し前記開口部周縁位置と一部が一致する既存窓枠の開口枠固定片と前記開口枠の周縁に沿って連続し、該開口枠固定片と共に前記開口枠を固定したことを特徴とする。
本発明に係る開口枠の取付構造によれば、既存窓枠の位置と浴室ユニットの開口部の開口可能領域とを一致させることが出来る部位においては開口枠のみで対応出来、既存窓枠の位置と浴室ユニットの開口部の開口可能領域とを一致させることが出来ない部位であっても単一の部材であるオフセット枠体を追加するだけで浴室ユニットの開口部に対応する開口枠を取り付けることが出来る。これにより、短時間で精度良く施工を行うことが出来る。また、部材同士の接続部分が少なく水密性を保ち易いので漏水等が発生し難い。さらに、開口部まわりの断熱材の配置に障害となる突出部分もないので断熱材が容易且つ隙間なく配置出来る。
図により本発明に係る開口枠の取付構造の一実施形態を具体的に説明する。図1は本発明に係る開口枠の取付構造を説明する分解斜視図、図2は本発明に係る開口枠の取付構造を示す横断面説明図である。
図1〜図3において、1は外壁面2に備えた既存窓3の一部が新設する浴室ユニット4の開口可能領域外に位置する場合の開口部5の周縁部4aに取り付ける開口枠8の取付構造であり、浴室ユニット4の開口可能領域内に存在し開口部5の周縁部4aの位置と一部が一致する既存窓枠6と、浴室ユニット4の開口可能領域外にある既存窓枠6に取り付けられ、該開口可能領域外の既存窓面を覆う断面コ字形状のオフセット枠体7と、浴室ユニット4の開口可能領域内に存在し開口部5の周縁部4aの位置と一部が一致する既存窓枠6と、オフセット枠体7と、浴室ユニット4の開口部5の周縁部4aとに跨って取り付けられた開口枠8とを有して構成されている。
図2に示すように、既存窓枠6は室内方向に向って連続的に突出した開口枠固定片6aを備えている。開口枠固定片6aは板状であり、皿ビス等の固定具で開口枠8を固定するための孔が複数穿たれている。オフセット枠体7の一方の起立片7aには開口枠固定片6aのビス孔位置に対応した位置に孔が穿たれており、既存窓枠6の開口枠固定片6aに夫々の孔の位置を対応させた状態で抱き合わされて図示しない固定具により固定される。オフセット枠体7の他方の起立片7bは既存窓枠6の開口枠固定片6aと同一形状であり、皿ビス等の固定具で開口枠8を固定するための複数の孔が穿たれ、既存窓枠6の開口枠固定片6aに固定された状態においてあたかも既存窓枠6の開口枠固定片6aが内側にオフセット(平行移動)したかのように構成される。
また、オフセット枠体7の他方の起立片7bは、開口部5の周縁部4aの位置と一致し、浴室ユニット4の開口可能領域内に存在し開口部5の周縁部4aの位置と一部が一致する既存窓枠6の開口枠固定片6aと開口枠8の周縁に沿って連続し、該開口枠固定片6aと共に開口枠8を図示しない固定具により固定する。浴室ユニット4の外周面には断熱材9が配置される。
尚、オフセット枠体7は既存窓枠6の上下左右何れの位置にも配置することが出来、それらの位置に複数配置することも出来る。また、既存窓枠6の隣接する2辺にオフセット枠体7を配置する場合は、いずれか1辺にオフセット枠体7をその1辺の全長にわたって配置した後、他の1辺に配置したオフセット枠体7で開口可能領域外の既存窓3面のうち未被覆の領域を覆う。
上記構成によれば、既存窓枠6の位置と浴室ユニット4の開口可能領域とを一致させることが出来る部位においては開口枠8のみで対応出来、既存窓枠6の位置と浴室ユニット4の開口可能領域とを一致させることが出来ない部位であっても単一の部材であるオフセット枠体7を追加するだけで浴室ユニット4の開口部5に対応する開口枠8を取り付けることが出来る。これにより、短時間で精度良く施工を行うことが出来る。また、前述した特許文献1の技術と比較しても部材同士の接続部分が少ないので水密性を保ち易く、漏水等が発生し難く、図2に示すように、オフセット枠体7と浴室ユニット4の外周面との間に十分なスペースを確保出来るため断熱材9の配置も容易に出来る。
本発明の活用例として、外壁面に備えた既存窓の一部が新設する浴室ユニットの開口可能領域外に位置する場合の開口部周縁に取り付ける開口枠の取付構造に適用出来る。
本発明に係る開口枠の取付構造を説明する分解斜視図である。 本発明に係る開口枠の取付構造を示す横断面説明図である。
符号の説明
1…開口枠の取付構造
2…外壁面
3…既存窓
4…浴室ユニット
4a…周縁部
5…開口部
6…既存窓枠
6a…開口枠固定片
7…オフセット枠体
7a,7b…起立片
8…開口枠
9…断熱材

Claims (1)

  1. 外壁面に備えた既存窓の一部が新設する浴室ユニットの開口可能領域外に位置する場合の開口部周縁に取り付ける開口枠の取付構造であって、
    前記浴室ユニットの開口可能領域内に存在し前記開口部周縁位置と一部が一致する既存窓枠と、
    前記浴室ユニットの開口可能領域外にある既存窓枠に取り付けられ、該開口可能領域外の既存窓面を覆う断面コ字形状のオフセット枠体と、
    前記浴室ユニットの開口可能領域内に存在し前記開口部周縁位置と一部が一致する既存窓枠と、前記オフセット枠体と、前記浴室ユニットの開口部の周縁部とに跨って取り付けた開口枠と、
    を有し、
    前記オフセット枠体の一方の起立片は、前記既存窓枠の開口枠固定片に抱き合わされて固定され、
    前記オフセット枠体の他方の起立片は、前記既存窓枠の開口枠固定片と同一形状で、前記開口部周縁位置と一致し、前記浴室ユニットの開口可能領域内に存在し前記開口部周縁位置と一部が一致する既存窓枠の開口枠固定片と前記開口枠の周縁に沿って連続し、該開口枠固定片と共に前記開口枠を固定したことを特徴とする開口枠の取付構造。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0721738Y2 (ja) * 1988-04-15 1995-05-17 株式会社イナックス 浴室ユニツトの保温構造
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