JP2001164772A - 浴室ユニットの窓構造 - Google Patents

浴室ユニットの窓構造

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JP2001164772A
JP2001164772A JP2000055820A JP2000055820A JP2001164772A JP 2001164772 A JP2001164772 A JP 2001164772A JP 2000055820 A JP2000055820 A JP 2000055820A JP 2000055820 A JP2000055820 A JP 2000055820A JP 2001164772 A JP2001164772 A JP 2001164772A
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bathroom unit
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Takeshi Shiomi
塩見  健
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幅の広い建物の窓枠と幅の狭い浴室ユニット
の窓額縁とが接続でき、障子の開け閉めに際して指を挟
むことのない浴室ユニットの窓構造を提供する。 【解決手段】 外壁2の窓枠24と浴室ユニット1の窓
額縁12とが、外に向かって広がる傾斜面によって拡幅
されたアダプター13を介して接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室ユニットの窓
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室ユニットを建物の外壁に接し
て設ける場合において、その浴室ユニットが設置される
建物の窓枠の幅は、浴室ユニットの内法寸法より狭くし
なければならないので、他の部屋の窓枠と共用すること
ができなかった。その欠点を解消するために、例えば実
開平2−27464号公報において、浴室ユニットの窓
額縁と、浴室ユニットの額縁より広い建物の窓枠とを、
室外側がクランク状に拡幅されたアダプターを介して接
続する浴室ユニットの窓構造が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開平2−27464号公報における浴室ユニットの窓構
造の場合、図4に示すように、アダプター13が室外側
にクランク状に拡幅されているため、建物の窓枠24に
備えられた障子25を閉めたときに、その障子25とア
ダプター13の拡幅部との間に狭い隙間14ができ、障
子25の開け閉めに際して、指を挟む危険があった。ま
た、その隙間14が狭いため、障子25の開け閉めの際
に使用する把手26の使用が困難で、使い勝手の悪いも
のであった。また、窓枠24と窓額縁12との水平距離
が変化した場合、簡単には対応できないものであった。
【0004】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであって、幅の広い建物の窓枠と幅の狭い浴室ユニッ
トの窓額縁とが接続でき、障子の開け閉めに際して指を
挟むことのない浴室ユニットの窓構造を提供することを
目的としている。また、障子の開け閉めが容易にできる
浴室ユニットの窓構造を提供することを目的としてい
る。また、窓枠24と窓額縁12との水平距離が変化し
ても、簡単に対応することのできる浴室ユニットの窓構
造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、建物の外壁に接して窓用開口部
を設けた浴室ユニットの窓構造であって、前記外壁の窓
枠と前記浴室ユニットの窓額縁とが、外に向かって広が
る傾斜面により拡幅されたアダプターを介して接続され
ていることを特徴とする浴室ユニットの窓構造である。
本発明のアダプターは独立した部品であってもよいし、
前記浴室ユニットの窓額縁と予め一体化されたものであ
ってもよい。
【0006】また、請求項2記載の発明は、建物の外壁
に接して窓用開口部を設けた浴室ユニットの窓構造であ
って、前記外壁の窓枠と前記浴室ユニットの窓額縁と
が、その窓枠及び窓額縁の内周又は外周に当接するアダ
プターを介して接続されており、前記窓枠と前記窓額縁
との水平距離が調整可能となされていることを特徴とす
る浴室ユニットの窓構造である。
【0007】また、請求項3記載の発明は、請求項2の
発明において、前記アダプターの左右の竪枠が室外側に
拡幅されたクランク状になされており、前記外壁の窓枠
に備えられた障子と前記アダプターの左右の竪枠の拡幅
部との間には隙間が設けてあり、指を挟むことのないよ
うになされていることを特徴とする浴室ユニットの窓構
造である。本発明における左右の竪枠の拡幅部は、障子
と平行な面となされてもよいし、外に向かって広がる傾
斜面となされてもよい。また、障子とアダプターの左右
の竪枠の拡幅部との間の隙間は、指の太さより大きくな
されていればよく、具体的には2cm以上、好ましくは
3cm以上となされていると障子の開け閉めが容易にで
きるので効果的である。
【0008】また、請求項4記載の発明は、請求項2又
は3の発明において、前記アダプターの下枠の前縁部が
前記窓枠の下枠の下面に当接し、前記アダプターの下枠
の後縁部が前記窓額縁の下枠の上面に当接するようにな
されていることを特徴とする浴室ユニットの窓構造であ
る。
【0009】また、請求項5記載の発明は、請求項1,
2,3又は4の発明において、前記外壁の窓枠に備えら
れた障子の把手が、障子枠の内側に設けられていること
を特徴とする浴室ユニットの窓構造である。
【0010】本発明における外壁の窓枠やアダプターや
浴室ユニットの窓額縁は、特に限定されるものではない
が、アルミニウム製とすると、寸法精度よく形成でき、
防錆性能が優れているので効果的である。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明の浴室ユニットの窓構造に
おいては、外壁の窓枠と浴室ユニットの窓額縁とが、外
に向かって広がる傾斜面により拡幅されたアダプターを
介して接続されている。従って、建物の窓枠に備えられ
た障子を閉めたときにできる障子とアダプターの拡幅部
との間の隙間を広くすることができるので、障子を閉め
るに際して、指を挟む危険をなくすことができる。ま
た、アダプターは外の向かって広がる傾斜面を有してい
るので、浴室ユニット内部からの視野を広くすることが
できる。
【0012】請求項2記載の発明の浴室ユニットの窓構
造においては、外壁の窓枠と浴室ユニットの窓額縁と
が、その窓枠及び窓額縁の内周又は外周に当接するアダ
プターを介して接続されており、窓枠と窓額縁との水平
距離が調整可能となされている。従って、建物や浴室の
納まりにバリエーションがあり、外壁の窓枠と浴室ユニ
ットの窓額縁との水平距離が異なっていても、同じ窓枠
と窓額縁とアダプターで調整することができる。また、
その水平距離が大きく異なる場合には、その水平距離に
対応したアダプターを用いることにより、浴室ユニット
の窓構造を納めることができる。さらに、施工精度が悪
く、外壁の窓枠と浴室ユニットの窓額縁との水平距離が
所定の寸法でなくとも、アダプターを使って調節するこ
とができる。
【0013】請求項3記載の発明の浴室ユニットの窓構
造においては、アダプターの左右の竪枠が室外側が拡幅
されたクランク状になされており、外壁の窓枠に備えら
れた障子とアダプターの左右の竪枠の拡幅部との間には
隙間が設けてあり、指を挟むことのないようになされて
いる。従って、障子を閉めるに際して、指を挟む危険を
なくすことができる。
【0014】請求項4記載の発明の浴室ユニットの窓構
造においては、アダプターの下枠の前縁部が外壁の窓枠
の下枠の下面に当接し、アダプターの下枠の後縁部が浴
室ユニットの窓額縁の下枠の上面に当接するようになさ
れている。従って、アダプターが上又は下に離れようと
する力に窓枠の下枠又は窓額縁の下枠で抵抗することが
できる。
【0015】請求項5記載の発明の浴室ユニットの窓構
造においては、外壁の窓枠に備えられた障子の把手が、
障子枠の内側に設けられている。従って、障子を閉める
に際して、指を挟む危険をなくすことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。図1は本発明の
浴室ユニットの窓構造の第一実施例を示す水平断面図で
ある。建物の外壁2は、間柱22に外壁面材21が取着
されて形成されている。また、アルミニウム製の窓枠2
4は、ビス24aにより間柱22に固着されており、窓
枠24と外壁面材21との隙間はガスケット23で防水
されている。また、窓枠24には、障子25,25が装
着されて引違い窓とされている。障子25は障子枠25
aにガラス板25bが嵌着されて形成されている。障子
枠25aの側端部にはそれぞれ把手26Aが内側に向け
て取り付けられている。
【0017】浴室ユニット1は、四周に壁パネル11を
立設して形成されている。この浴室ユニット1の窓用開
口部1aには、室内側の外周にアルミニウム製の窓額縁
12がビス12aで壁パネル11に固着されている。ま
た、ビス12a用作業孔12bは合成ゴム製のブッシュ
12cで塞がれている。この窓額縁12とアダプター1
3Aとは溶接により一体的に形成されている。アダプタ
ー13Aはアルミニウム製であり、外に向かって広がる
傾斜面により拡幅されている。アダプター13Aの外側
端部の内面は窓枠24の内側端部の外面と当接してお
り、ビス13aで接続されている。
【0018】以上のように構成されているので、建物の
窓枠24に設けられた障子25を閉めたときにできる障
子25とアダプター13Aの拡幅部との間の隙間14A
を広くすることができる。従って、障子25を閉めるに
際して、指を挟む危険をなくすことができる。また、ア
ダプター13Aは外の向かって広がる傾斜面により拡幅
されているので、浴室ユニット1内部からの視野を広く
することができる。
【0019】また、把手26Aを障子25とアダプター
13Aの拡幅部との隙間14Aが広がった場所で使用す
ることができる。つまり、把手26Aを使って安全で自
由に障子25を開け閉めすることができる。また、窓額
縁12とアダプター13Aとは一体的に形成されている
ので、少ない施工工数で取り付けることができ、窓額縁
12とアダプター13Aとの間の防水性能を確実なもの
とすることができる。
【0020】図2は本発明の第二実施例を示す水平断面
図であり、図3は図2の縦断面図である。以下、図1と
異なる点を中心に説明する。外壁2の窓枠24と浴室ユ
ニット1の窓額縁12Bとが、その窓枠24と窓額縁1
2Bに当接するアダプター13Bを介して接続されてい
る。
【0021】図2に示すように、アダプター13Bの左
右の竪枠は室外側が拡幅されたクランク状になされてお
り、窓枠24に備えられた障子25とアダプター13B
の左右の竪枠の拡幅部との間には3cmの隙間が設けて
あり、把手26を使用して障子25を開け閉めするに際
して、指を挟むことのないようになされている。また、
アダプター13Bが当接する窓枠24と窓額縁12Bの
外周には、凸条が2本設けられており、ビス13aによ
る圧着力が高められている。その結果、水密性が高めら
れている。さらに、窓枠24と窓額縁12Bの水平距離
が変化しても、少なくとも1本の凸条が当接しておれ
ば、水密性が損なわれることがない。つまり、アダプタ
ー13Bの奥行き寸法を、様々な浴室ユニットのバリエ
ーションの中で、窓枠24と窓額縁12Bとの水平距離
の短いものに合わせておけば、それより水平距離の長い
浴室ユニットに共通部材で対応することができる。
【0022】また、図3に示すように、窓枠24は、窓
台22aとまぐさ22bとにビス24aで固着されてい
る。また、障子25の下端部には、それぞれ2個の戸車
27が備えられている。ここで、アダプター13Bの下
枠の前縁部は、窓枠24の下枠の下面に当接し、ビス1
3aで連結されており、アダプター13Bの下枠の後縁
部が窓額縁12Bの下枠の上面に当接し、ビス13aで
連結されている。また、アダプター13Bの上枠の前縁
部が窓枠24の上枠の上面に当接し、ビス13aで連結
されており、アダプター13Bの上枠の後縁部が窓額縁
12Bの上枠の下面に当接し、ビス13aで連結されて
いる。また、窓額縁12Bに当接するアダプター13B
の後縁部の外周には、凸条が2本設けられており、ビス
13aによる圧着力が高められている。その結果、水密
性が高められている。さらに、窓枠24と窓額縁12B
の水平距離が変化しても、少なくとも1本の凸条が当接
しておれば、水密性が損なわれることがない。つまり、
アダプター13Bの奥行き寸法を、様々な浴室ユニット
のバリエーションの中で、窓枠24と窓額縁12Bとの
水平距離の短いものに合わせておけば、それより水平距
離の長い浴室ユニットに共通部材で対応することができ
る。
【0023】本実施例の浴室ユニットの窓構造の施工手
順は、先ず、外壁2に窓枠24を取り付け、その後にア
ダプター13Bを窓枠24に取り付ける。ここで、アダ
プター13Bは、2本の竪枠と上枠と下枠とがそれぞれ
別部材とされており、別々に窓枠24に固定する。その
後浴室ユニット1を設置固定した後、窓額縁12Bを浴
室ユニット1側から差し込み、窓額縁12Bを浴室ユニ
ット1の壁パネル11とアダプター13Bに取り付ける
ことで、施工が完了する。
【0024】以上のように構成されているので、建物の
窓枠24に備えられた障子25を閉めたときにできる、
障子25とアダプター13Bの竪枠の拡幅部との間の隙
間14Bを3cmと広くしてあるので、障子25を閉め
るに際して、指を挟む危険をなくすことができる。ま
た、障子25とアダプター13Bとの隙間14Bが広い
ので、把手26を使って安全で自由に障子25を開け閉
めすることができる。
【0025】また、窓枠24とアダプター13B及びア
ダプター13Bと窓額縁12Bとがビス13aで連結さ
れている。そのため、窓枠24や窓額縁12Bの納まり
にバリエーションがあり、窓枠24と窓額縁12Bとの
水平距離が異なっていても、窓枠24及び窓額縁12B
とアダプター13Bとの重なり代を調節することによ
り、好適に納めることができる。また、その水平距離が
大きく異なる場合には、その水平距離に対応したアダプ
ターを用いることにより、浴室ユニットの窓構造を納め
ることができる。さらに、施工精度が悪く、窓枠24と
窓額縁12Bとの水平距離が所定の寸法でなくとも、窓
枠24及び窓額縁12Bとアダプター13Bとの重なり
代を調節することにより、好適に納めることができる。
そのため、少ない部品の種類で多くの種類の浴室ユニッ
トの窓構造に対応することができる。また、施工精度が
悪くても、適切に浴室ユニットの窓構造を納めることが
できるので、施工の手戻りをなくすことができる。
【0026】さらに、アダプター13Bの下枠の前縁部
は、窓枠24の下枠の下面に当接し、アダプター13B
の下枠の後縁部が窓額縁12Bの下枠の上面に当接して
いる。また、アダプター13Bの上枠の前縁部が窓枠2
4の上枠の上面に当接し、アダプター13Bの上枠の後
縁部が窓額縁12Bの上枠の下面に当接している。従っ
て、アダプターが上又は下に離れようとする力に窓枠の
下枠や上枠又は窓額縁の下枠や上枠で抵抗することがで
きる。そのため、地震や風圧や物体の衝突等により、窓
枠24や窓額縁12Bやアダプター13Bを互いに離そ
うとする力が働いても、互いに離れることがなく、水密
性能や意匠性が損なわれることがない。
【0027】以上、本発明の実施例を図面により説明し
たが、本発明の具体的構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があっても本発明に含まれる。
【0028】例えば、窓枠や窓額縁やアダプターは、鉄
やステンレススチール製,木製,合成樹脂製等やそれら
を組み合わせたものでもよいし、それらとアルミニウム
とを組み合わせたものでもよい。また、浴室用の窓は引
違い戸ではなく、開き戸であっても上げ下げ窓であって
もよい。アダプター13Bは、2本の竪枠と上枠と下枠
とを予め枠組みしたものを使用してもよい。また、本発
明の浴室ユニットとしては、浴室とトイレとを備えたも
のでもよいし、シャワールームであってもよい。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明の浴室ユニットの窓
構造においては、建物の窓枠に設けられた障子を閉めた
ときにできる障子とアダプターの拡幅部との間の隙間を
広くすることができるので、障子を閉めるに際して、指
を挟む危険をなくすことができる。つまり、安全に障子
を閉めることができる。また、アダプターは外に向かっ
て広がる傾斜面により拡幅されているので、浴室ユニッ
ト内部からの視野を広くすることができる。つまり、入
浴者は閉塞感を感じることなく、快適に入浴できる。
【0030】また、請求項2記載の発明の浴室ユニット
の窓構造においては、外壁の窓枠と浴室ユニットの窓額
縁とが、その窓枠及び窓額縁の内周又は外周に当接する
アダプターを介して接続されており、窓枠と窓額縁との
水平距離が調整可能となされている。従って、建物や浴
室の納まりにバリエーションがあり、外壁の窓枠と浴室
ユニットの窓額縁との水平距離が異なっていても、同じ
窓枠と窓額縁とアダプターで調節することができる。
【0031】また、その水平距離が大きく異なる場合に
は、その水平距離に対応したアダプターを用いることに
より、浴室ユニットの窓構造を納めることができる。さ
らに、施工精度が悪く、外壁の窓枠と浴室ユニットの窓
額縁との水平距離が所定の寸法でなくとも、アダプター
を使って調節することができる。そのため、少ない部品
の種類で多くの種類の浴室ユニットの窓構造に対応する
ことができる。また、施工精度が悪くても、適切に浴室
ユニットの窓構造を納めることができるので、施工の手
戻りをなくすことができる。
【0032】また、請求項3記載の発明の浴室ユニット
の窓構造においては、アダプターの左右の竪枠が室外側
が拡幅されたクランク状になされており、外壁の窓枠に
備えられた障子とアダプターの左右の竪枠の拡幅部との
間には隙間が設けてあり、指を挟むことのないようにな
されている。従って、障子を閉めるに際して、指を挟む
危険をなくすことができる。つまり、安全に障子を閉め
ることができる。
【0033】また、請求項4記載の発明の浴室ユニット
の窓構造においては、アダプターの下枠の前縁部が外壁
の窓枠の下枠の下面に当接し、アダプターの下枠の後縁
部が浴室ユニットの窓額縁の下枠の上面に当接するよう
になされている。従って、アダプターが上又は下に離れ
ようとする力に窓枠の下枠又は窓額縁の下枠で抵抗する
ことができる。そのため、地震や風圧や物体の衝突等に
より、窓枠や窓額縁やアダプターを互いに離そうとする
力が働いても、互いに離れることがなく、水密性能や意
匠性が損なわれることがない。
【0034】また、請求項5記載の発明の浴室ユニット
の窓構造においては、外壁の窓枠に備えられた障子の把
手を障子枠の内側に設けた。従って、障子を閉めるに際
して、指を挟む危険をなくすことができる。つまり、障
子の開け閉めを安全で自由に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浴室ユニットの窓構造の第一実施例を
示す水平断面図である。
【図2】本発明の浴室ユニットの窓構造の第二実施例を
示す水平断面図である。
【図3】図2の縦断面図である。
【図4】従来の浴室ユニットの窓構造を示す水平断面図
である。
【符号の説明】
1 浴室ユニット 1a 窓用開口部 12,12A,12B 窓額縁 13,13A,13B アダプター 14,14A,14B 障子と竪枠の拡幅部との間の隙
間 2 外壁 24 窓枠 25 障子 26,26A 把手

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の外壁に接して窓用開口部を設けた
    浴室ユニットの窓構造であって、前記外壁の窓枠と前記
    浴室ユニットの窓額縁とが、外に向かって広がる傾斜面
    により拡幅されたアダプターを介して接続されているこ
    とを特徴とする浴室ユニットの窓構造。
  2. 【請求項2】 建物の外壁に接して窓用開口部を設けた
    浴室ユニットの窓構造であって、前記外壁の窓枠と前記
    浴室ユニットの窓額縁とが、その窓枠及び窓額縁の内周
    又は外周に当接するアダプターを介して接続されてお
    り、前記窓枠と前記窓額縁との水平距離が調整可能とな
    されていることを特徴とする浴室ユニットの窓構造。
  3. 【請求項3】 前記アダプターの左右の竪枠が、室外側
    が拡幅されたクランク状になされており、前記外壁の窓
    枠に備えられた障子と前記アダプターの左右の竪枠の拡
    幅部との間に隙間が設けてあり、指を挟むことのないよ
    うになされていることを特徴とする請求項2記載の浴室
    ユニットの窓構造。
  4. 【請求項4】 前記アダプターの下枠の前縁部が前記窓
    枠の下枠の下面に当接し、前記アダプターの下枠の後縁
    部が前記窓額縁の下枠の上面に当接するようになされて
    いることを特徴とする請求項2又は3記載の浴室ユニッ
    トの窓構造。
  5. 【請求項5】 前記外壁の窓枠に備えられた障子の把手
    が、障子枠の内側に設けられていることを特徴とする請
    求項1,2,3又は4記載の浴室ユニットの窓構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007231664A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Asahi Kasei Homes Kk 開口枠の取付構造
JP2012158895A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Ykk Ap株式会社 改装サッシユニット及び浴室の改装方法

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