JP4104472B2 - 窓接続枠 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、建物躯体に既設されている窓枠と、窓枠の室内側に設置されるユニットルームの窓開口部とを接続する窓接続枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、建物躯体に既設されている窓枠の室内側に、ユニットバス,ユニットトイレ,シャワールーム等のユニットルームを、リフォームする際等に設置する場合、既設の窓枠と、室内側に設置されるユニットルームの窓開口部とを窓接続枠で接続する必要があった。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−164772号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
なお、既設の窓枠と、ユニットルームの窓開口部の寸法に差異がある場合には、これを吸収するために、窓接続枠は現場でサイズ調整ができる必要があり、従来では、リフォーム現場等において、良好に寸法調整することが困難なものであった。
また、既設の窓枠に開閉可能に設けられているガラス障子を、良好に開閉できるように、窓枠との間に、手の入る隙間を形成させて窓接続枠を取り付ける必要があり、従来では、良好な隙間を確保できずに、既設の窓枠のガラス障子の開閉が困難となるという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、既設の窓枠と室内側に設置されるユニットルームの窓開口部との寸法に差異が存在する場合でも、良好に現場で寸法調整して設置することができ、しかも、既設の窓枠との間に手の入る良好なスペースを確保でき、ガラス障子の開閉が容易となる窓接続枠を提供せんことを目的とし、第1の要旨は、建物躯体に既設されている窓枠と、該窓枠の室内側に設置されるユニットルームの窓開口部とを接続する窓接続枠であって、該窓接続枠は、周囲枠と拡幅枠と窓額縁から成る独立した3部材で構成され、前記周囲枠は、窓枠の前面に当接される当接部から、室内側の接続部に向かい奥行き方向に延びる奥行拡大部および奥行拡大部の先端で当接部と平行状を成す立上片を有し、前記拡幅枠は、前記周囲枠の接続部に接続される接続端から内側の接続部に向かい、前記窓枠に沿って平行に延びる拡幅部を有し、前記窓額縁は、前記ユニットルームの窓開口部に接続される接続部から、前記拡幅枠の接続部または前記周囲枠の接続部に接続される接続端に向かい、奥行き方向に延びる延長部を有することである。
【0006】
また、第2の要旨は、建物躯体に既設されている窓枠と、該窓枠の室内側に設置されるユニットルームの窓開口部とを接続する窓接続枠であって、該窓接続枠は、周囲枠と拡幅枠と窓額縁から成る独立した3部材で構成され、前記周囲枠は、窓枠の前面に当接される当接部から室内側に向かい奥行き方向に延びる奥行拡大部を有し、前記拡幅枠は、前記周囲枠に接続される接続端から内側の接続部に向かい、前記窓枠に沿って平行に延びる拡幅部を有し、前記窓額縁は、前記ユニットルームの窓開口部に接続される接続部から、前記拡幅枠の接続部に接続される接続端に向かい、奥行き方向に延びる延長部を有し、前記周囲枠の左右方向の少なくとも一方側には、前記ユニットルームの窓開口部から前記窓枠に向かい奥行き方向に延びる窓額縁の延長部を接続することのできる窓額縁接続部が設けられていることである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、窓接続枠の第1実施例を示す横断面構成図であり、また図2は、図1の要部を拡大して示す要部拡大図である。
【0008】
図において、建物躯体1には既に窓枠2が設置されており、この窓枠2内には開き戸式の障子3,3が設けられている。
この窓枠2の室内側に、例えばユニットバスをリフォームして設置する際に、ユニットバスの壁4に形成されている浴室の窓開口部5と、窓枠2の寸法が異なっており、広い窓枠2と狭いユニットバスの窓開口部5を接続するために、現場で取り付けられる窓接続枠は、周囲枠6と、拡幅枠7と、窓額縁8で構成されており、周囲枠6は窓枠2の室内側に当接状に取り付けられるものであり、この周囲枠6に対して拡幅枠7が取り付けられ、拡幅枠7に対して窓額縁8が取り付けられるものである。
【0009】
周囲枠6は、複数のビス9,9,9により、窓枠2の室内側前面に当接状に躯体1に固定されるものである。
周囲枠6は、窓枠2の室内側前面に当接される当接部6aと、この当接部6aから奥行き方向、即ちユニットバスの窓開口部5側へ向かって、奥行き方向に延びる奥行拡大部6bと、この奥行拡大部6bの先端で当接部6aと平行状を成す立上片6cと、立上片6cの先端で奥行拡大部6bと平行状に室内側へ延びる接続部6dで構成されている。
【0010】
奥行拡大部6bにビス9を通し、ビス9を介し建物躯体1に固定することができ、その後に、この周囲枠6の接続部6dに対し、拡幅枠7の接続端7aが接続されるものである。
拡幅枠7は、接続端7aから内側の接続部7bに向かって窓枠2に沿って平行に延びる拡幅部7eを備えており、接続部7bは、外片7cと内片7dにより、凹溝状に形成されており、この凹溝状の接続部7b内に、窓額縁8の接続端8aを差込んで、ビス10により拡幅枠7と窓額縁8を接続できるように構成されている。
【0011】
窓額縁8は、ユニットバスの窓開口部5に接続部8bを当接させて、この接続部8bから接続端8a側に向かって奥行き方向に延長部8cが延びており、この延長部8cの外周には、補強用のリブ8d,8dが一体形成されている。
なお、拡幅枠7の接続部7b内に窓額縁8の接続端8aを差込む際に、リブ8dも共に差込みできるように接続部7bの凹溝の幅は設定されており、リブ8dが嵌まり込まない場合には、ガタツキを抑えるためにスペーサー13を接続部7b内に嵌め込む場合もある。
【0012】
なお、窓額縁8の接続部8bは、ユニットバスの窓開口部5の内側にビス11で固定され、この接続部8bには、後に化粧カバー12が被せられてビス11が隠されるものである。
このような構成部材を現場で取り付ける際に、既設の窓枠2の寸法と、ユニットバスの窓開口部5の寸法の差を吸収させるために、現場で寸法調整が行われるが、拡幅枠7の接続端7a側を適宜現場で切断することにより、左右方向の寸法を現場で調整することができるものとなり、また、窓額縁8の接続端8a側を適宜現場で切断することにより、奥行き方向の長さ寸法を調整することができるものである。
【0013】
従って、現場の窓枠2の寸法とユニットバスの開口部5の寸法差に対応させて、拡幅枠7の拡幅部7eを切断により長さ調整して、左右方向の寸法差を吸収させることができ、また、窓枠2とユニットバスの窓開口5間の奥行き寸法は、窓額縁8の延長部8cを切断により長さ調整して、良好に行うことができるものであり、既設の窓枠2とユニットバスの窓開口部5間を水密構造で接続でき、しかも意匠性に優れた良好な接続状態を確保することができるものとなり、あらゆる大きさの窓枠2に対応させて、ユニットバスの窓開口部5との接続が可能となる。
また、窓枠2と拡幅枠7間には周囲枠6が設けられて、この周囲枠6の奥行拡大部6bにより、窓枠2の室内側前面と拡幅枠7の拡幅部7e間には、手が入る良好な隙間が形成されることとなり、この隙間内に手を入れて、窓枠2の障子3の開閉を行うことができるものとなる。
【0014】
次に、図3の横断面図で、また図4の要部拡大図で示す第2実施例では、既設の窓枠2とユニットバスの窓開口部5の寸法の差が小さい場合において適用される構造であり、前記周囲枠6の構造を変更させて、この周囲枠6に直接窓額縁8を接続することのできる構造である。
【0015】
図4に示すように、本例で用いられる周囲枠6には、拡幅枠7を接続するための拡幅枠接続部6dと共に、窓額縁8を接続することのできる窓額縁接続部6fが形成されている。
この周囲枠6は、当接部6a,奥行拡大部6b,立上片6cがコの字状に形成され、立上片6cから奥行き方向に溝片6iが形成され、更に延長して外片6gが形成されており、溝片6iから立上片6cと平行状に、別の立上片6eが形成されて、立上片6eから外片6gに平行状に奥行き方向に向かって内片6hが一体形成されて、前記立上片6cと立上片6e間に凹溝状に拡幅枠接続部6dが形成され、また、外片6gと内片6h間に凹溝状に窓額縁接続部6fが形成されている。
【0016】
拡幅枠接続部6d内には、拡幅枠7の接続端7aを差込んで接続することができ、また、窓額縁接続部6f内には、窓額縁8の接続端8aをスペーサー13またはリブ8dを介在させて差込み、ビス14で連結することができるものである。
【0017】
図3では、窓枠2の左側においては、周囲枠6に直接窓額縁8が接続されており、窓枠2の右側においては、周囲枠6と窓額縁8間に拡幅枠7が介在されているものである。
このように、現場の窓枠2とユニットバスの窓開口部5の開口寸法差に対応させて、左右方向の一方側のみに拡幅枠7を用いて、現場で寸法調整できるものである。
即ち、窓接続枠の上下左右の何れかが拡幅枠7を設ける必要が無い場合には、周囲枠6と窓額縁8を直接接続して繋ぐことができ、ユニットバスの窓開口部5に対し接続できる窓枠2の対応範囲が広くなるものである。
【0018】
次に、図5の縦断面図で、また図6の横断面図で示すものは、第3実施例である。
本例においては、周囲枠6を躯体1に取り付ける構造が変更されており、躯体1に所定間隔で予め固定金具15,15,15を取り付けておき、この固定金具15,15,15に対し、嵌め込み状に周囲枠6を取り付けできるように構成したものであり、また、周囲枠6の形状を多少変更させたものである。
まず、窓枠2の室内側の躯体1に、ビス9を介し、予め取り付けられる固定金具15を、図8に拡大して示し説明する。
【0019】
固定金具15は、ビス9を通すビス孔15bが形成された固定片15aの両側から、それぞれ立上片15c,15cが立ち上げられており、この一対の立上片15c,15cの先端には、クの字状に折り曲げて係止片15d,15d,15dが4個一体形成されて構成されている。
この固定金具15をビス9で予め躯体1に複数固定しておき、この固定金具15に対し、周囲枠6を、図9の斜視図で示すように、嵌め込んで取り付けできるものである。
【0020】
なお、図5及び図6では、窓枠2の上下方向は、周囲枠6に直接窓額縁8が接続されるものであり、左右方向のみが拡幅枠7が用いられて寸法調整されるものである。
即ち、窓枠2の上下寸法とユニットバスの窓開口部5の上下寸法は、ほぼ同一であり、左右方向寸法にのみ差異がある場合の接続構造を、図5及び図6に示している。上下方向では、周囲枠6に対し窓額縁8が直接接続されるため、その接続部の要部を図7に拡大して示す。
即ち、上下方向においても、躯体1に所定間隔でビス9を介して、予め固定金具15,15,15が固定されるのであるが、躯体1の内側に添木16を介在させておき、この添木16に固定金具15がビス9で予め固定されるものである。
【0021】
図7に拡大して示すように、本例における周囲枠6は、窓枠2に当接される当接部6と、奥行き方向に延びる奥行拡大部6bと、立上片6cでコの字状に形成され、立上片6cから奥行き方向に溝片6iが形成されて、溝片6iから立上片6cと平行状に立上片6eが一体形成され、この立上片6cと溝片6iと立上片6e間で凹溝状の拡幅枠接続部6dが形成されている。また、立上片6eから奥行き方向に内片6hが延出されており、この内片6hにより添木16との間に凹溝状の額縁枠接続部6fが形成されて、この窓額縁接続部6f内に、窓額縁8の接続端8aを差込んで、ビス14により窓額縁8と周囲枠6が連結されるものである。
【0022】
また、ビス14の頭部を隠すために、周囲枠6の内片6h上には、略コの字状断面を成す化粧枠17が被せられるものであり、化粧枠17に設けられている内側の突起17a,17aが、被せ状態で係止されるように、周囲枠6の内片6hには、外側へ突出して係止突起6l,6lが一体形成されている。
即ち、周囲枠6の内片6hは、化粧枠17を被せることのできる形状に設定されている。
また、周囲枠6の前記当接部6aと立上片6cの内側にも突出して突起部6k,6kが一体形成されており、この突起部6k,6kが、固定金具15の係止片15d,15dに係止されて、周囲枠6が固定金具15に固定状に取り付けられるものである。
即ち、固定金具15に対し周囲枠6を嵌め込んで、添木16側に押圧することにより、固定金具15の係止片15dを乗り越えて、突起部6k,6kが係止片15dに係合され、この状態で、周囲枠6の固定状態が確保されるものである。
【0023】
窓枠2の左右方向においては、ユニットバスの窓開口部5との寸法差を吸収させるために、左右または左右の何れか一方に拡幅枠7が設けられるものであり、図10の斜視図で示すように、既に取り付けた周囲枠6の拡幅枠接続部6d内に、拡幅枠7の接続端7aを差込んで接続することができ、この場合に、接続端7aを適宜切断して寸法調整することができ、接続端7aは良好に周囲枠6の拡幅枠接続部6d内に呑み込まれ、接続端7aが露出することがないために、水密状でスッキリとした接続状態が得られるものである。
【0024】
周囲枠6に拡幅枠7を取り付けた後に、図11の斜視図で示すように、拡幅枠7の凹溝状に形成された接続部7b内に、窓額縁8の接続端8aを差込んで、窓額縁8を接続することができ、この場合にも接続端8aを適宜切断して、奥行き方向の寸法を調整することができるものである。
また、拡幅枠7の接続部7bに窓額縁8の接続端8aを差込み、ビス10で両者を連結した後に、この接続部7bには内側より化粧枠17が被せられて、ビス10の頭部が良好に隠蔽されるものである。
即ち、拡幅枠7の接続部7bを構成する内片7dは、化粧枠17を被せることのできる形状に形成されており、化粧枠17の突起17aが係合する係止突起が形成されており、ワンタッチで化粧枠17を嵌め込んで被せることができるように構成されている。
即ち、最終的には図12に示すように、窓額縁8と拡幅枠7の接続部に化粧枠17が被せられて、ビス10が隠蔽され、スッキリとした接続状態が確保されるものである。
【0025】
【発明の効果】
本発明の窓接続枠は、建物躯体に既設されている窓枠と、該窓枠の室内側に設置されるユニットルームの窓開口部とを接続する窓接続枠であって、該窓接続枠は、周囲枠と拡幅枠と窓額縁から成る独立した3部材で構成され、前記周囲枠は、窓枠の前面に当接される当接部から、室内側の接続部に向かい奥行き方向に延びる奥行拡大部および奥行拡大部の先端で当接部と平行状を成す立上片を有し、前記拡幅枠は、前記周囲枠の接続部に接続される接続端から内側の接続部に向かい、前記窓枠に沿って平行に延びる拡幅部を有し、前記窓額縁は、前記ユニットルームの窓開口部に接続される接続部から、前記拡幅枠の接続部または前記周囲枠の接続部に接続される接続端に向かい、奥行き方向に延びる延長部を有することにより、拡幅枠を任意の長さに切断して長さ調整することができ、また窓額縁も任意の長さに切断して奥行き長さを調整することができ、ユニットルームの窓開口部より既設の窓枠の寸法が大きい場合にも、優れた意匠性を呈して接続することができ、あらゆる大きさの窓枠と接続することが可能となる。
また、窓枠と拡幅枠との間に周囲枠による隙間が形成されるため、この隙間内に手を入れて、良好に窓枠の障子を開閉することができるものとなり、窓の障子の開閉をする際にも、不都合なく行うことができる効果を有する。
【0026】
また、建物躯体に既設されている窓枠と、該窓枠の室内側に設置されるユニットルームの窓開口部とを接続する窓接続枠であって、該窓接続枠は、周囲枠と拡幅枠と窓額縁から成る独立した3部材で構成され、前記周囲枠は、窓枠の前面に当接される当接部から室内側に向かい奥行き方向に延びる奥行拡大部を有し、前記拡幅枠は、前記周囲枠に接続される接続端から内側の接続部に向かい、前記窓枠に沿って平行に延びる拡幅部を有し、前記窓額縁は、前記ユニットルームの窓開口部に接続される接続部から、前記拡幅枠の接続部 に接続される接続端に向かい、奥行き方向に延びる延長部を有し、前記周囲枠の左右方向の少なくとも一方側には、前記ユニットルームの窓開口部から前記窓枠に向かい奥行き方向に延びる窓額縁の延長部を接続することのできる窓額縁接続部が設けられていることにより、周囲枠に拡幅枠を寸法調整して接続することも、また、周囲枠の窓額縁接続部に、直接窓額縁を接続することもでき、左右の何れかが拡幅枠を設ける必要がない場合には、周囲枠と窓額縁を直接接続することができて、ユニットルームの窓開口部に対し接続できる窓枠の対応範囲が広くなる効果を有する。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の窓接続枠の横断面構成図である。
【図2】 図1の要部拡大図である。
【図3】 第2実施例の窓接続枠の横断面構成図である。
【図4】 図3の要部拡大図である。
【図5】 第3実施例の窓接続枠の縦断面構成図である。
【図6】 第3実施例の窓接続枠の横断面構成図である。
【図7】 窓接続枠の周囲枠と窓額縁との接続構造を示す拡大縦断面構成図である。
【図8】 固定金具の斜視構成図である。
【図9】 躯体に予め固定金具を固定しておき、この固定金具に対し周囲枠を取り付ける作業説明図である。
【図10】 更に取り付けた周囲枠に対し拡幅枠を取り付ける作業説明図である。
【図11】 更に取り付けた拡幅枠に対し窓額縁を取り付ける作業説明図である。
【図12】 更に接続部に化粧枠を被せる作業説明図である。
【符号の説明】
1 躯体
2 窓枠
3 障子
4 ユニットバスの壁
5 浴室の窓開口部
6 周囲枠
6a 当接部
6b 奥行拡大部
6c 立上片
6d 拡幅枠接続部
6e 立上片
6f 窓額縁接続部
6g 外片
6h 内片
6i 溝片
6k 突起部
6l 係止突起
7 拡幅枠
7a 接続端
7b 接続部
7c 外片
7d 内片
7e 拡幅部
8 窓額縁
8a 接続端
8b 接続部
8c 延長部
8d リブ
9,10,11,14 ビス
12 化粧カバー
13 スペーサー
15 固定金具
15a 固定片
15c 立上片
15d 係止片
17 化粧枠
17a 突起

Claims (2)

  1. 建物躯体に既設されている窓枠と、該窓枠の室内側に設置されるユニットルームの窓開口部とを接続する窓接続枠であって、
    該窓接続枠は、周囲枠と拡幅枠と窓額縁から成る独立した3部材で構成され、
    前記周囲枠は、窓枠の前面に当接される当接部から、室内側の接続部に向かい奥行き方向に延びる奥行拡大部および奥行拡大部の先端で当接部と平行状を成す立上片を有し、
    前記拡幅枠は、前記周囲枠の接続部に接続される接続端から内側の接続部に向かい、前記窓枠に沿って平行に延びる拡幅部を有し、
    前記窓額縁は、前記ユニットルームの窓開口部に接続される接続部から、前記拡幅枠の接続部または前記周囲枠の接続部に接続される接続端に向かい、奥行き方向に延びる延長部を有する
    ことを特徴とする窓接続枠。
  2. 建物躯体に既設されている窓枠と、該窓枠の室内側に設置されるユニットルームの窓開口部とを接続する窓接続枠であって、
    該窓接続枠は、周囲枠と拡幅枠と窓額縁から成る独立した3部材で構成され、
    前記周囲枠は、窓枠の前面に当接される当接部から室内側に向かい奥行き方向に延びる奥行拡大部を有し、
    前記拡幅枠は、前記周囲枠に接続される接続端から内側の接続部に向かい、前記窓枠に沿って平行に延びる拡幅部を有し、
    前記窓額縁は、前記ユニットルームの窓開口部に接続される接続部から、前記拡幅枠の接続部に接続される接続端に向かい、奥行き方向に延びる延長部を有し、
    前記周囲枠の左右方向の少なくとも一方側には、前記ユニットルームの窓開口部から前記窓枠に向かい奥行き方向に延びる窓額縁の延長部を接続することのできる窓額縁接続部が設けられている
    ことを特徴とする窓接続枠
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