JP3570205B2 - 鏡付き窓を有する浴室 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユニットバス等の住宅用の浴室に関し、更に詳しくは洗い場の正面側の側壁に窓が設けられた浴室に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の浴室としては、例えば実公平4−32474号公報記載の考案のように、出窓内にミラー付き収納体を配設し、この収納体を窓の左右方向にスライド自在に形成したものや、又特開昭59−18861号公報記載の発明のように、窓枠にガイドレールを配設し、このガイドレールに沿って鏡をスライド可能に形成したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこの種の浴室の場合は、例えば浴槽の短辺部に沿って浴槽から洗い場にわたって窓を設けると、この窓から遠い位置に浴室の入口を設けるのが通常であるため、窓側が洗い場の正面位置に選定されることになる。
【0004】
従って従来、洗い場の正面に窓が設けられたこの種浴室の場合は、上記の通り、出窓の天井や窓枠にガイドレールを配設し、このガイドレールに沿って鏡をスライド自在に設け、これによって鏡の利用が可能になるよう形成されていた。
【0005】
而して、家庭用のこの種浴室にあっては、我国の住宅事情から、その建築面積は一坪程度に選定されることが多いものであり、建物内においてあまり広いスペースを確保できないのが実情である。
従ってこの種浴室の場合は、快適な浴室空間を得るため、浴室内の付属設備によって内部スペースを狭小化させることがないよう、形成されているのが望ましい。
【0006】
又この種の浴室は、建築費用、改築費用に制約を受けることが多いから、洗い場の正面位置において鏡の利用を可能にするため、コストが高く付くことになるのは好ましくない。
【0007】
更にこの種の浴室は、洗い場正面の窓の位置において鏡を利用できながら、窓の開閉操作が不便にならないよう、形成されているのが望ましい。
【0008】
しかるに従来は、上記の通り、出窓の天井や窓枠の上下位置にガイドレールを設け、このガイドレールに沿ってミラー付き収納体や鏡をスライドさせるものであったから、従来例によると、この種の専用設備品を備える分、出窓内や浴室内スペースが狭小化し、又この種設備品のコストや施工に手間暇がかかる分、建築コストが高く付くことになるのを避けられなかった。
【0009】
又従来のこの種浴室の場合は、窓の開閉用建具の前側にミラー付き収納体等が配設されたから、従来例によると、窓を開けるのに先立って、先ずミラー付き収納体等をスライドさせて退けなければならない、という煩わしさがあった。
【0010】
本発明は、このような従来品の問題点を解消しようとするものである。
従って本発明の技術的課題は、洗い場の正面側の側壁に窓を設けた浴室において、出窓内や浴室内のスペースを狭小化させることなく、しかも低コストで鏡を利用でき、又窓の開閉操作に支障をきたすことがないよう形成した鏡付き窓を有する浴室を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために、次のような技術的手段を採る。
即ち本発明の浴室は、洗い場1の正面側の側壁2に窓3が設けられた浴室であって、窓3が浴槽4の短辺部4aに沿って浴槽4から洗い場1にわたって設けられると共に、入浴者が椅子に座ったときを基準に、顔面に対応する位置に形成され、この窓3の開閉用建具5が浴槽4と洗い場1とに夫々対応する引き違い戸6、7を備え、洗い場1に対応する引き違い戸7に鏡8が浴室内に鏡面8aを向けて設けられたことを特徴とする(請求項1)。
【0012】
ここで洗い場1の正面側の側壁2とは、入浴者が洗面や洗髪時に対向する側の側壁を意味し、具体的には例えば図1に示されるように、石鹸やシャンプー等を載置するカウンター11や水栓12が設けられた側の側壁である。
【0013】
本発明の場合は、窓3が浴槽4の短辺部4aに沿って浴槽4から洗い場1にわたって形成されているため、洗い場1の正面位置で鏡8を利用できながら、スペースに制約がある狭い浴室を明るい広々とした雰囲気にでき、又換気を浴槽4と洗い場1の両方から簡単にできる。
【0014】
なお本発明の場合、窓3の開閉用建具5としては、通常、アルミ合金製サッシ等の金属製サッシにガラス板が嵌められてなるものが好ましいが、これに限定されるものではなく、その他例えば木製の窓枠にガラス板が嵌められて形成されたものでも良い。又本発明は、図3等に示されるように、例えば窓ガラスの前面に鏡8を重合状に形成するのでも良く、又窓ガラスの全体を鏡8で形成するのでも良い。
【0015】
而して本発明は、鏡8が設けられた引き違い戸7が、鏡8の周囲に桟10を介してガラス面部9を備え、鏡8とガラス面部9とが面一状に形成されているのが好ましい(請求項2、図1、図等参照)。
この場合は、ガラス面部9から採光できるため、その分、浴室内を明るくできる。
【0016】
又本発明の場合は、図、図に示されるように、洗い場1に対応する引き違い戸7を、浴槽4に対応する引き違い戸6より室内側に配置させると良い(請求項3)。
【0017】
この場合は、窓3の開閉操作時に、洗い場1に対応する引き違い戸7の前面が、常に浴室側でスライドすることになる。
従ってこれによれば、図示するように、洗い場1に対応する引き違い戸7の前面に鏡8を重合状に設けたり、或は石鹸やシャンプーなどの収納部13を設けても、窓3の開閉に支障をきたさない、という利点がある。
【0018】
而して本発明の場合、窓3は、図1に示されるように、出窓であるのが好ましい(請求項4)。
この場合は、従来例のように、出窓内にミラー付き収納体等を備えることなく鏡8を利用できるから、出窓スペースを狭小化させることがない。
【0019】
又本発明は、図に示されるように、窓3の開閉用建具5が複層ガラス形式に形成され、鏡8を室内側に、ガラス板14を室外側に備えてなるのが好ましい(請求項5)。
この場合は、鏡8とガラス板14とで平行状の空間層Sが形成されるため、断熱効果があり、鏡面8aの結露を防止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に従って説明する。
図1において、1は洗い場、2はこの洗い場1の正面側の側壁である。3はこの側壁2に設けられた窓である。この窓3は、この実施形態では浴槽4の短辺部4aに沿ってこの浴槽4から洗い場1にわたって出窓に形成されている。
【0021】
5は、窓3の開閉用建具である。この開閉用建具5は、浴槽4に対応する引き違い戸6と洗い場1に対応する引き違い戸7を備え、引き違い戸7が引き違い戸6より室内側になるよう配置されている。
【0022】
又8は、浴室内に鏡面8aが向けられた鏡である。この鏡8は、洗い場1に対応する引き違い戸7に設けられている。又9は、鏡8と面一状のガラス面部である。この実施形態の場合、洗い場1に対応する引き違い戸7は、鏡8の周囲に金属製の桟10を介してガラス面部9を備え、鏡8とガラス面部9とが面一状に形成されている。
【0023】
なお11は、洗い場1に対応する引き違い戸7の前側に配設された、石鹸等を載置するためのカウンターである。又12は、このカウンター11の上面に取付けられた水栓である。
【0024】
而して本発明の場合は、上記の通り、洗い場1の正面側の窓3に鏡8が配設されているから、入浴者が洗い場1の正面に向かって座ると、鏡8と正対することになる。従って本発明の場合は、この鏡8を見ながら入浴者は洗面や洗髪を行なえる。又窓3を開けたいときは、窓3の開閉用建具5としての引き違い戸7を、左方向に引くことで簡便且つ迅速に行なえる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、洗い場の正面側の側壁に窓を、浴槽の短辺部に沿って浴槽から洗い場にわたって設けると共に、入浴者が椅子に座ったときを基準に、顔面に対応する位置に形成し、この窓の開閉用建具が浴槽と洗い場とに夫々対応する引き違い戸を備え、洗い場に対応する引き違い戸に鏡を浴室内に鏡面を向けて設けているものである。
【0026】
従って本発明によれば、洗い場の正面側を窓にしても、鏡の利用が可能となり、又この場合本発明では従来例のようなガイドレールやミラー付き収納体等を伴うものではないから、浴室内を狭小化させることがない。
【0027】
又本発明は、ガイドレール等を省略でき、その分、部品コストや施工コストを抑えることができるから、この種浴室を安価に提供できる。
【0028】
又本発明の場合は、窓を開ける際、従来のようにミラー付き収納体等を退けてから窓を開閉操作する必要がないから、洗い場の正面側で鏡を利用できながら、窓の開閉操作を支障なく簡単にできる。
なお発明によれば、鏡の取付けに際しネジ孔等を開ける必要がないから、これによれば出窓の天井や側壁等を傷付けることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明浴室の好適な一実施形態を示す要部斜視図である。
【図2】窓の他の実施形態を示す要部斜視図である。
【図3】引き違い戸の他の実施形態を示す要部斜視図である。
【図4】引き違い戸の他の実施形態を示す要部斜視図である。
【図5】窓の開閉用建具の他の実施形態を示す要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 洗い場
2 側壁
3 窓
5 開閉用建具
8 鏡
8a 鏡面

Claims (5)

  1. 洗い場の正面側の側壁に窓が設けられた浴室であって、窓が浴槽の短辺部に沿って浴槽から洗い場にわたって設けられると共に、入浴者が椅子に座ったときを基準に、顔面に対応する位置に形成され、この窓の開閉用建具が浴槽と洗い場とに夫々対応する引き違い戸を備え、洗い場に対応する引き違い戸に鏡が浴室内に鏡面を向けて設けられたことを特徴とする鏡付き窓を有する浴室。
  2. 鏡が設けられた引き違い戸が、鏡の周囲に桟を介してガラス面部を備え、鏡とガラス面部とが面一状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の鏡付き窓を有する浴室。
  3. 洗い場に対応する引き違い戸を、浴槽に対応する引き違い戸より室内側に配置させたことを特徴とする請求項1又は2記載の鏡付き窓を有する浴室。
  4. 窓が出窓であることを特徴とする請求項1、2又は3記載の鏡付き窓を有する浴室。
  5. 窓の開閉用建具が複層ガラス形式に形成され、鏡を室内側に、ガラス板を室外側に備えてなることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の鏡付き窓を有する浴室。
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