JP5366261B2 - 内窓設置用補強体、及び、外窓の窓額縁に納める内窓の施工方法 - Google Patents
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Description
外窓の窓額縁に納められる内窓の内窓下枠を下側から支持するための内窓設置用補強体であって、
前記内窓設置用補強体は、前記内窓の内窓下枠と前記窓額縁の下額縁の間に配置され、
前記内窓設置用補強体は、前記外窓の重量を下側から支える支持部材に直接的に支持される固定脚部を有し、
前記内窓の重量による下向きの荷重が、前記固定脚部を介して前記支持部材に作用する、構成とするものである。
前記内窓設置用補強体は、前記窓額縁の下額縁の長手方向と同じ方向に長い中空のホロー材にて構成され、前記内窓下枠を支持固定するための上面を有する、こととするものである。
前記内窓設置用補強体の上面において外窓と内窓の間に位置する部位には、水抜き孔が形設されている、構成とするものである。
前記内窓設置用補強体の室外側端部、及び、長手方向の両端部には、シーリング材が充填されることで、前記各端部における止水性が確保されるとともに、前記シーリング材が充填されるべき箇所が、室内側向かって開放され得るようになっており、室内側からシーリング材抽出具の抽出口を充填箇所に到達させ得る、こととするものである。
前記固定脚部は、前記内窓設置用補強体と別部材で構成される、こととするものである。
前記固定脚部は、全長が調整可能に構成される、こととするものである。
前記固定脚部は、内窓設置用補強体と一体的に設けられる、こととするものである。
外窓の窓額縁に納める内窓の施工方法であって、
前記窓額縁の下額縁の下方にある支持部材に対し、前記下額縁の上方から内窓設置用補強体の固定脚部を固定する工程と、
前記内窓設置用補強体に対し、内窓の内窓下枠を設置する工程と、を含むものである。
前記固定脚部の上下方向の寸法を調整することで、前記固定脚部を前記支持部材の上面に到達させるための調整を行う工程と、
をさらに含む、こととするものである。
内窓設置用補強体が支持部材と一体となって内窓の重量を支えることになり、下額縁に対する内窓の重量に伴う荷重の作用を抑えることができ、下額縁の撓みの発生や、下額縁の強度不足によって取り付けができない、などといった問題を解決できることになる。
内窓の全重量を支えた状態において、撓むことのない十分な強度を確保できる。また、仮に単なる板材にて構成する場合には、強度確保のための板厚が厚くなって重量が大きくなることが懸念されるが、ホロー材とすることで、内窓設置用補強体の重量増を抑えることができる。また、上面を有することで、この上面において結露水などを一旦受け止めることができ、下方にある支持部材などが配置される空間への水の浸入を防ぐことができる。
内窓設置用補強体の上面から結露水などを排出することが可能となり、上面におけるカビの発生などを防ぐことが可能となる。
室内側からのシーリング材の充填作業が可能となるため、例えば、外窓の室外側に格子が存在し、室外側からの充填作業が困難な場合などにおいても、シーリング材の充填作業を室内側から容易に行うことができ、優れた施工性を実現できることになる。
施工現場において、適宜、固定脚部の長さを切断加工などにより調整することで、各施工現場の状況に適応することが可能となる。また、長さの異なる固定脚部を予め用意しておくことにより、施工現場の仕様に応じて適した長さの固定脚部を利用することによれば、施工現場において切断加工をすることなく、施工現場の仕様に対応することが可能となる。
施工現場での切断加工などの加工作業を必要とせずに、各施工現場において、適宜対応することが可能となる。
内窓設置用補強体において部品点数の少ない構成を実現できる。
内窓設置用補強体にて内窓の重量を支えることが可能となり、下額縁の撓みの発生や、下額縁の強度不足によって取り付けができない、などといった問題を解決できることになる。
各施工現場において、前記固定脚部の上下方向の寸法を調整するだけで適宜対応することが可能となって、容易に施工を完了することができる。
図1に示すごとく、本実施形態では、
外窓10の窓額縁30に納められる内窓40の内窓下枠41を下側から支持するための内窓設置用補強体1であって、
前記内窓設置用補強体1は、前記内窓40の内窓下枠41と前記窓額縁30の下額縁31の間に配置され、
前記内窓設置用補強体1は、前記外窓10の重量を下側から支える支持部材(窓台12)に直接的に支持される固定脚部2を有し、
前記内窓40の重量による下向きの荷重が、前記内窓設置用補強体1の前記固定脚部2を介して前記支持部材(窓台12)に作用する、構成とするものである。
即ち、図1及び図2に示すごとく、
外窓10の窓額縁30に納められる内窓40の内窓下枠41を下側から支持するための内窓設置用補強体1であって、
前記内窓設置用補強体1は、前記内窓40の内窓下枠41と前記窓額縁30の下額縁31の間に配置され、
前記内窓設置用補強体1は、前記外窓10の重量を下側から支える支持部材(窓台12)に直接的に支持される固定脚部2を有し、
前記内窓40の重量による下向きの荷重が、前記内窓設置用補強体1の前記固定脚部2を介して前記支持部材(窓台12)に作用する、構成とするものである。
外窓10の窓額縁30に納める内窓40の施工方法であって、
前記窓額縁30の下額縁31の下方にある支持部材(窓台12)に対し、前記下額縁31の上方から内窓設置用補強体1の固定脚部2を固定する工程と、
前記内窓設置用補強体1に対し、内窓40の内窓下枠41を設置する工程と、を含むものである。
をさらに含む、こととするものである。
本実施例2では、実施例1と比較して、外窓10Aの下枠11Aの形態や、窓額縁30Aの下額縁31Aの納まりの形態が異なるものである。
本実施例3では、実施例1や実施例2と比較して、外窓10Bの下枠11Bの形態や、窓額縁30Bの下額縁31Bの納まりの形態が異なるものである。
本実施例4では、実施例3と同様の構成において、窓台12Cの上面12aに、固定脚部2Cの下部を挿入しつつ下から支えるための挿入穴部12cが形設される構成とするものである。挿入穴部12cは、例えば、有底の筒状に構成され、その内径が固定脚部2Cと略同一、若しくは、若干大きく構成されることにより、挿入穴部12cに対して固定脚部2Cが嵌着され得る構成などとすることができる。
1a 上面
2 固定脚部
2a 筒孔
3 水抜き孔
5 排水孔
6 連通孔
7 排水弁
10 外窓
11 下枠
12 窓台
13 発泡材
15 スペーサー
16 アングル材
20 室内壁
24 シーリング材
30 窓額縁
31 下額縁
40 内窓
41 内窓下枠
Claims (9)
- 外窓の窓額縁に納められる内窓の内窓下枠を下側から支持するための内窓設置用補強体であって、
前記内窓設置用補強体は、前記内窓の内窓下枠と前記窓額縁の下額縁の間に配置され、
前記内窓設置用補強体は、前記外窓の重量を下側から支える支持部材に直接的に支持される固定脚部を有し、
前記内窓の重量による下向きの荷重が、前記固定脚部を介して前記支持部材に作用する、
構成とする、内窓設置用補強体。 - 前記内窓設置用補強体は、前記窓額縁の下額縁の長手方向と同じ方向に長い中空のホロー材にて構成され、前記内窓下枠を支持固定するための上面を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の内窓設置用補強体。 - 前記内窓設置用補強体の上面において外窓と内窓の間に位置する部位には、水抜き孔が形設されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の内窓設置用補強体。 - 前記内窓設置用補強体の室外側端部、及び、長手方向の両端部には、シーリング材が充填されることで、前記各端部における止水性が確保されるとともに、前記シーリング材が充填されるべき箇所が、室内側向かって開放され得るようになっており、室内側からシーリング材抽出具の抽出口を充填箇所に到達させ得る、
ことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の内窓設置用補強体。 - 前記固定脚部は、前記内窓設置用補強体と別部材で構成される、
ことを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の内窓設置用補強体。 - 前記固定脚部は、全長が調整可能に構成される、
ことを特徴とする、請求項5に記載の内窓設置用補強体。 - 前記固定脚部は、内窓設置用補強体と一体的に設けられる、
ことを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の内窓設置用補強体。 - 外窓の窓額縁に納める内窓の施工方法であって、
前記窓額縁の下額縁の下方にある支持部材に対し、前記下額縁の上方から内窓設置用補強体の固定脚部を固定する工程と、
前記内窓設置用補強体に対し、内窓の内窓下枠を設置する工程と、を含む、
外窓の窓額縁に納める内窓の施工方法。 - 前記固定脚部の上下方向の寸法を調整することで、前記固定脚部を前記支持部材の上面に到達させるための調整を行う工程と、
をさらに含む、
ことを特徴とする請求項8に記載の外窓の窓額縁に納める内窓の施工方法。
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JP2010115320A JP5366261B2 (ja) | 2010-05-19 | 2010-05-19 | 内窓設置用補強体、及び、外窓の窓額縁に納める内窓の施工方法 |
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JP2011241618A JP2011241618A (ja) | 2011-12-01 |
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