JP6452567B2 - 建具 - Google Patents

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Description

建物開口部に設けられた窓枠に対して固定して配置される固定障子を備える建具に関する。
従来、外動片引き窓、内動片引き窓、嵌め殺し窓等窓枠に対してパネルを固定した窓は周知であり、そのような窓において、固定障子のパネル取付溝内に侵入した水を室外側に排水するための排水部材を取り付けた固定障子が公知となっている(特許文献1)。
特開2007−284982号
上記先行技術文献の建具においては、排水部材がパネル取付溝内に内周側から取り付けられており、パネル取付溝内の水を直接排水することができる。しかしながら、排水部材をパネル取付溝内に直接取り付けるには、パネル取付溝を開放してその内周側より取り付ける必要があり、建具の施工後には排水部材を障子の外周側から取り外すことができず、清掃やメンテナンス等が困難であった。
また、パネル取付溝内の排水孔の周縁に排水部材のフランジを載置するように取り付けているために、パネル取付溝内の水が排水されるには、フランジを超えて排水孔に導入される必要がありスムーズな排水が行われず、フランジ下面と排水孔周縁との間に水が浸入し、その結果、枠体の室内側に排水される可能性があった。
本発明は、上記の事情を鑑みたものであり、パネル取付溝内の水がパネル取付溝内に留まることなく、確実に室外側に排水することができるとともに、建具の施工後においても排水部分のメンテナンスや清掃を可能とする建具を提供することを目的とする。
本発明は、開口部に配置される窓枠と、ガラス等のパネル体が取り付けられて窓枠に固定される下枠補助材と、下枠補助材のパネル体取付溝内に侵入した水を室外へ排水する排水部材とを備え、下枠補助材は、その室外側から垂下する室外側垂下部を備えると共に、下枠補助材の底壁には排水孔が設けられており、排水部材は、排水孔の室内側の縁部に係止する上方係止部と、上方係止部から室外側下方に向けて傾斜状に延設される導水部と、導水部の下部を室外側垂下部に係止する下方係止部とを有することを特徴とする。
パネル取付溝内の水を排水するために排水部材を固定障子に対して簡単に取り付けることができるとともに、パネル取付溝内に侵入した水を留まらせることなく、室外側に確実に排水することができる。
本発明の実施形態に係る外動片引き窓の外観図である。 本発明の実施形態に係る外動片引き窓の内障子載置部分における下枠近傍の縦断面図である。 本発明の実施形態に係る外動片引き窓の内障子の下框(下枠補助材)の図であり、(a)は平面図、(b)は、縦断面図である。 本発明の実施形態に係る外動片引き窓の内障子の下框(下枠補助材)の図であり、(a)は排水状態における縦断面図、(b)は、底面図である。 本発明の実施形態に係る外動片引き窓に採用される排水部材の図であり、(a)は上方から見た斜視図、(b)は、下方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る外動片引き窓に採用される排水部材の縦断面図である。 本発明の実施形態に係る外動片引き窓に採用される排水部材を下框(下枠補助材)に取付ける取付方法を説明するための図であり、(a)は、取付途中の縦断面図であり、(b)は、取付完了後の縦断面図である。 本発明の実施形態に係る外動片引き窓の排水を説明するための図であり、(a)は、縦断面図、(b)は、下框(下枠補助材)の本体部の底面を上から見た(図8aのz方向から見た)平面図である。
(FIX窓の下枠及び下框の構成)
図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る建具を説明する。
本発明の実施形態に係る建具は、図1に示されるように、上枠11,下枠12及び左右の縦枠13,14を四周に組んでなり、建物開口部に固定してなる窓枠1に対して、上框21,下框22及び左右の縦框23,24を四周に組んで内周にガラス等パネルを装着してなる内障子2を図示しない固定手段により窓枠1の開口右側に固定して配置すると共に、同じく上框31,下框32及び左右の縦框33,34(図示はない。)を四周に組んで内周にガラス等パネルを装着してなる外障子3を窓枠1に設けた室外側レールに沿って開閉自在に配置してなる外動片引き窓として構成されている。
図2に示すように、窓枠1を構成する下枠12は、室内側から室外側に向かって下方に傾斜する傾斜部を備える下枠本体部121と、下枠本体部121の室内側端に連続する室内壁部122とから構成されており、下枠本体部121の上面には室内側レール121a及び室外側レール121bが突設して形成されている。室内壁部122の上端室外側面には気密材取付部122aが形成されており、また、室内側レール121aの下方位置から室外側に向かって突出するように気密材取付片121cが形成されている。
内障子2を構成する下框22は、窓枠1の開口右側にガラス等パネルを取付固定するための下枠補助材として機能するものであり、図2乃至4に示すように、中空形状をなす下框本体部221と、下框本体部221の内周に形成されるパネル取付溝222とから構成されている。
下框本体部221の室外側面は下方に垂下してその下端に室内側に屈曲してなる水平部分を有する室外側垂下壁221aが形成されるとともに、下框本体部221の室内側下面より下框22の全長に亘って室内側垂下壁221bが垂下され、窓枠1に対して内障子2を移動不能に固定した際に、室外側垂下壁221aと室内側垂下壁221bが下枠12の室内側レール121aの見込み方向両側に配置されることによって、下枠12と下框22との間から水等が直線的に侵入することを防止している。
下框本体部221の室内側下面の室内側垂下壁221bの室内側には、支持壁221cが垂下されており、支持壁221cは下枠12の室内壁部122の気密材取付部122aの上面により支持されている。
そして、パネル取付溝222にセッティングブロックを介してガラス等パネル材が配置されている。
(排水構造)
上記本発明の実施形態に係る建具においては、内障子2の下框22のパネル取付溝222に侵入した結露水等の水を室外側に排水するための排水構造を備えている。
以下、本発明の建具の排水構造について、説明する。
ガラス等パネルを取付ける下枠補助材としての機能を有する下框22には、図3に示すように、そのパネル取付溝222の底面に下框本体部221の中空部に至る貫通孔222aが形成されている。貫通孔222aは、パネル取付溝222の底面の室外側よりに下框22の長さ(左右見付け)方向に沿って複数箇所に形成されており、パネル取付溝222に進入した結露水等をすみやかに下框本体部221の中空部内に導くことができる。
中空部内に導かれた水を下框22の外部に排出するために、下框本体部221の底壁部分に排水孔221dが形成されている。排水孔221dは下框本体部221の下方に延設される室外側垂下壁221aと室内側垂下壁221bとの間の底壁部分に設けられており、下框22の長さ(左右見付け)方向に沿って複数箇所に形成され、その位置はパネル取付溝222の底面に形成された貫通孔222aの位置と略一致している。
したがって、パネル取付溝222に進入し、パネル取付溝222の貫通孔222aを通って下框本体部221の中空部に落下した結露水等は、そのまま排水孔221dから下框22の外部へと排水される。
下框(下枠補助材)22の排水孔221dには、下框22の外部へと排水された水を下枠12の室内側レール121aの室外側に導くための排水部材5が取付けられている。
以下、排水部材5について、図面を参考にして説明する。
排水部材5は、図5、6に示すように、一方側から他方側に向けて上面が下方に傾斜して水等を他方側へ導く導水部51と、導水部51の一方側上端部に形成される上方係止部52と、導水部51の他方側下端部に形成される下方係止部53とから構成されている。
導水部51は、その上方部位を構成し傾斜が比較的緩やかな上方導水部511と上方導水部511の下方に連続し傾斜が上方導水部511に比べて急である下方導水部512とから構成され、下方導水部512の下方中央位置には切欠部512aが形成されている。下方導水部512の切欠部512aの両側下端は、他方側に水平に突出するように屈曲されて水平片531,531が形成されており、水平片531よりやや上方位置に形成されたリブ片532とによって、下方係止部53が形成されている。
上方導水部511の上端部に沿って肉厚のフランジ部521が形成されており、フランジ部521の一方側の下面は切除されて載置部521aが形成されているとともに、フランジ部521の両側には壁部521b、521cが形成されている。また、上方導水部511の下面には、室内方向に略水平に突出する2つの係止爪511aが形成され、フランジ部521と係止爪511aとによって上方係止部52が形成されている。
以上のように形成された排水部材5は、下框(下枠補助材)22に対して下方から取付固定することができる。まず、図7(a)に示すように、下框(下枠補助材)22下面の室外側垂下壁221aと室内側垂下壁221bとの間に排水部材5を下方より挿入し、上方係止部52を下框(下枠補助材)22の底壁に形成された排水孔221dの室内側の縁部に係止する。具体的には、上方係止部52の載置部521aと係止爪511aとによって排水孔221dの室内側の縁を挟み込む。その状態で上方係止部52を中心にして排水部材5の下方係止部53が上方に且つ室外側に向かうように回動させて下框本体部221の室外側垂下壁221aの下端に下方係止部53を係合させる、具体的には、水平片531とリブ片532とによって室外側垂下壁221aの下端に形成された水平部分を挟み込むことによって、下框本体部221の排水孔221dの下方に導水部51が臨むように排水部材5を取り付けることができる。
その後、排水部材5が取り付けられた下框(下枠補助材)22を図示しない固定手段によって下枠12に固定することにより、窓枠1に対して内障子2を固定して取付けることができる。
排水部材5が取り付けられた下框(下枠補助材)22において、そのパネル取付溝222に結露水等の水が浸入しても、浸入した水は、図8の矢印Xで示すように、パネル取付溝222の底面に形成された貫通孔222aを落下して、さらに、下框本体部221の底壁に形成された排水孔221dを通って排水部材5の導水部51に至る。
このとき、排水部材5の上方係止部52を構成するフランジ部521が排水孔221dの室内側に配置されて排水孔221dの室外側には排水部材5の部位が存在しないので、貫通孔222aから落下したり下框本体部221の壁面を伝わって落下してきた結露水等は、排水孔221dの屋外側から排水孔221dにスムーズに導かれて排水することができる。
そして、排水部材5の導水部51の下方部位に切欠部512aが形成されているので、導水部51の上面を伝わった水は排水部材5の下端に至るまでにほとんどが室内側案内レールの室外側に排水され、排水部材5の下端部位において水が滞留せず、滞留する水が室内側へ吹き込むことを防止することができる。
以上のように、本発明の実施形態に係る建具は、窓枠に対してガラス等パネル体を支持する下枠補助材に形成された排水孔に対して排水部材を下方より取り付けることができるので、施工性やメンテナンス性に優れた排水構造を簡単に設けることができる。
また、排水部材は、その導水部に切欠部が形成され、切欠部より案内レールの室外側に水を落下して排水しているので、排水部材の下端で水が滞留することがなく、水の吹き込みを防止できるとともに、衛生的にも優れている。
さらに、本発明の実施形態に係る建具の排水部材によれば、排水に際して特に下枠補助材の壁面等を利用することなく、水を排水孔から落下させることで排水しているので、排水孔の設置位置は特に制約を受けることなく、適宜位置に排水孔を設けることができるし、また、下枠補助材、即ち建具の見込み方向の幅に影響されることなく排水部材を取り付けることができ、部品管理の点においても簡単である。
1 :窓枠
11 :上枠
12 :下枠
121 :下枠本体部
121a :室内側レール
121b :室外側レール
121c :気密材取付片
122 :室内側壁
122a :気密材取付部
13 :縦枠
14 :縦枠
2 :内障子
21 :上框
22 :下框(下枠補助材)
221 :下框本体部
221a :室外側垂下壁(室外側垂下部)
221b :室内側垂下壁
221c :支持壁
221d :排水孔
222 :パネル取付溝
222a :貫通孔
23 :縦框
24 :縦框
3 :外障子
31 :上框
32 :下框
33 :縦框
34 :縦框
5 :排水部材
51 :導水部
511 :上方導水部
511a :係止爪
512 :下方導水部
512a :切欠部
52 :上方係止部
521 :フランジ部
521a :載置部
521b :壁部
521c :壁部
53 :下方係止部
531 :水平片
532 :リブ片
X :矢印

Claims (1)

  1. 開口部に配置される窓枠と、ガラス等のパネル体が取り付けられて窓枠に固定される下枠補助材と、下枠補助材のパネル体取付溝内に侵入した水を室外へ排水する排水部材とを備え、
    下枠補助材は、その室外側から垂下する室外側垂下部を備えると共に、下枠補助材の底壁には排水孔が設けられており、
    排水部材は、排水孔の室内側の縁部に係止する上方係止部と、上方係止部から室外側下方に向けて傾斜状に延設される導水部と、導水部の下部を室外側垂下部に係止する下方係止部とを有する
    ことを特徴とする建具。

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