JP5066045B2 - 建具 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載されたシャッターでは、窓枠のサッシ下枠が外壁開口部の下端縁に固定されるとともに、このサッシ下枠よりも下方における外壁の躯体にシャッター下枠が固定されている。
このような構成によれば、窓下枠に設けた縦リブによって、その上方に位置する面材の荷重を支持するとともに、縦リブの下方に位置する突出部を介して遮蔽下枠に伝達することができ、効率的な荷重伝達によって確実に窓下枠および面材を支持して、窓下枠の垂れ下がりを防止することができる。
このような構成によれば、遮蔽下枠の室内側突出部と窓下枠垂下片との間に止水材を介挿したことで、遮蔽下枠と窓下枠とを互いに水密に接続することができ、これらの傾斜面部と窓下枠底面部との間に入った雨水等が室内側に浸入するのを防止することができる。さらに、遮蔽下枠側面部と窓下枠垂下片とを固着具で連結することで、遮蔽下枠と窓下枠とをより強固に接続することができる。従って、遮蔽下枠と窓下枠とを予め固着具で連結しておき、この連結した状態で外壁開口部に設置し、遮蔽下枠を外壁の躯体に固定するような施工手順を採用することもでき、この手順を採用することで施工効率をさらに向上させることができる。
このような構成によれば、遮蔽下枠に中間突出部を設けたことで、遮蔽下枠や窓下枠の外壁面からの持ち出し寸法が大きくなった場合でも、中間突出部で窓下枠の見込み方向室外側を支持することができ、窓下枠の垂れ下がりをより確実に防止することができる。さらに、中間突出部の室内側に隣接して傾斜面部に排水孔を形成したことで、傾斜面部上に雨水等が入ったとしても、この雨水が中間突出部に堰き止められるのを防止して排水孔から下方に排水することができ、止水性能をさらに向上させることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る建具である引違い窓1を示す縦断面図である。図2は、引違い窓1を示す横断面図である。
図1、図2において、引違い窓1は、戸建て住宅等の建物における外壁Wの開口部に設けられる掃き出し窓であって、枠体としての窓枠2と面材としての室内外一対の障子3および網戸4とを有する窓本体5と、この窓本体5の室外側に設けられる遮蔽装置としての外部シャッター6とを備えて構成されている。外部シャッター6は、外壁Wの躯体としての壁パネルW1に固定される遮蔽枠体としてのシャッター枠7と、このシャッター枠7に上下開閉自在かつ上方に巻き上げ収容可能に支持される遮蔽体としてのシャッター面材8とを有して構成されている。
窓下枠22は、見込み方向に略水平に延びる窓下枠上面部221および窓下枠底面部222と、窓下枠上面部221から上方に立ち上がって室内外の障子3を支持する室内外一対のレール部223,224と、窓下枠上面部221の室外側端部から上方に立ち上がって網戸4を支持する網戸レール部225とを有して形成されている。さらに、窓下枠22は、窓下枠上面部221の室内側端部から上方に立ち上がるとともに室内側に折れ曲がって床材Fに固定される第1固定片部226と、固定片部226の下方にて窓下枠底面部222と連続し外壁Wの壁パネルW1に固定される第2固定片部227と、窓下枠上面部221と窓下枠底面部222とを連結して上下に延びる複数(本実施形態では6つ)の縦リブ228と、窓下枠底面部222の室内側端部から下方に延びる窓下枠垂下片229とを有して形成されている。
(1)すなわち、掃き出し窓である引違い窓1において、窓下枠22をシャッター下枠72で支持するとともに、シャッター下枠72の固定片部725を外壁Wの壁パネルW1に固定することで、これらを別々に壁パネルW1に固定するよりも両者を合わせた見付け寸法が小さくでき、シャッター下枠72の壁パネルW1に対する固定位置を高くすることができる。従って、開口部よりも下側における外壁Wの立ち上がり寸法を小さくするとともに、引違い窓1の外にテラスなどが設けられる場合でもシャッター下枠72が邪魔にならないようにできるため、外部シャッター6を設置する上での制約を受けにくくなって、設置対象の窓の形式や外壁Wの位置、設置場所などのバリエーションを拡大することができる。
例えば、前記実施形態において、建具の一例としての引違い窓1について説明したが、本発明の建具は、引違い窓1に限らず、片引き窓や上げ下げ窓などの各種開閉形式を有する窓でもよい。
また、前記実施形態において、遮蔽装置として外部シャッター6を有する建具について説明したが、遮蔽装置としては、外部シャッター6に限らず、各種外部ブラインドや各種網戸、雨戸などであってもよい。
さらに、前記実施形態では、窓下枠22に設けた複数の縦リブ228のうち、第1〜第3の縦リブ228A,228B,228Cの直下に第1〜第3の突出部726,727,728が位置するように構成したが、縦リブの数や位置、突出部との位置関係などは適宜に変更可能であり、前記実施形態に限定されるものではない。
また、前記実施形態では、シャッター下枠72の固定片部725を外壁Wの躯体である壁パネルW1の見込み方向室外側側面に固定したが、シャッター下枠72の固定位置としては、外壁躯体の室外側側面に限らず、外壁躯体の室外側側面よりも室内側に入り込んだ位置であってもよく、またサイディングや吹き付けタイル等の外壁仕上げ材にシャッター下枠72を含むシャッター枠7が固定される構造であってもよい。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
Claims (4)
- 外壁開口部に設けられる窓枠と、この窓枠に支持される面材と、前記窓枠の開口を遮蔽可能な遮蔽装置とを備えた建具であって、
前記遮蔽装置は、前記面材の室外側を覆って閉鎖可能かつ開放可能な遮蔽体と、この遮蔽体を開閉支持する遮蔽枠体とを有して構成され、
前記遮蔽枠体を構成する遮蔽下枠は、見込み方向室外側に向かって下り勾配を有した傾斜面部と、この傾斜面部から上方に突出する少なくとも2つの突出部とを有するとともに、前記外壁の躯体または外壁仕上げ材に固定され、
前記窓枠を構成する窓下枠は、見込み方向に延びる窓下枠底面部を有して形成されるとともに、この窓下枠底面部に下方から当接する前記突出部を介して前記遮蔽下枠の上側に支持されている建具。 - 前記窓下枠は、前記窓下枠底面部から上方に延びる縦リブを有して構成され、この縦リブの上方に前記面材が支持されており、
前記縦リブの下方に位置して前記遮蔽下枠の突出部が設けられている請求項1に記載の建具。 - 前記少なくとも2つの突出部は、前記傾斜面部の見込み方向室内側端部から上方に突出する室内側突出部を含んで構成され、
前記遮蔽下枠は、前記室内側突出部の下側で前記傾斜面部から下方に延びる遮蔽下枠側面部を有して形成され、
前記窓下枠は、前記窓下枠底面部の見込み方向室内側端部から下方に延びて前記遮蔽下枠の室内側突出部および遮蔽下枠側面部の室内側に対向する窓下枠垂下片を有して形成されるとともに、この窓下枠垂下片と前記室内側突出部とが止水材を介して当接され、かつ当該窓下枠垂下片と前記遮蔽下枠側面部とが固着具で連結されることで、前記遮蔽下枠に固定されている請求項1または請求項2に記載の建具。 - 前記少なくとも2つの突出部は、前記傾斜面部の見込み方向中間部から上方に突出する中間突出部を含んで構成され、この中間突出部の室内側に隣接した位置における前記傾斜面部には、当該傾斜面部を貫通する排水孔が形成されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の建具。
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