JP5281361B2 - 扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造 - Google Patents

扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造 Download PDF

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Description

この発明は、扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造、特に、シリンダー錠本体の取付板の前面に固定されるフロントカバーが扉の縦枠の外側壁面から突出しないことから外観性に優れ、しかも、縦枠内への固定板の取り付けが不要であることから、シリンダー錠の取り付けが簡単に行え、さらに、部品数が少ないことからコストの削減および取付時間の短縮化を図ることができる、扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造に関するものである。
扉の縦枠にシリンダー錠を取り付ける1つの取付構造として、以下のものが考えられる。
以下、この取付構造を従来取付構造1といい、図面を参照しながら説明する。
図5は、従来取付構造1の縦枠を示す部分斜視図、図6は、従来取付構造1によりシリンダー錠本体が取り付けられた縦枠を示す部分断面図である。
従来取付構造1によれば、先ず、図5に示すように、扉の角形パイプ製縦枠11の外側壁12と、外側壁12と対向する内側壁13に形成された矩形状の開口12a、13a内に、図6に示すように、外側壁12側からシリンダー錠本体14を挿入する。次いで、シリンダー錠本体14の取付板15および取付板15の前面に取り付けられたフロントカバー16の上下端部を外側壁12にボルト止めする。このようにして、シリンダー錠本体14を縦枠11に取り付けたら、シリンダー錠本体14にシリンダー、ドアノブ等(図示せず)を取り付けてシリンダー錠を組み立てる。
上記従来取付構造1によれば、シリンダー錠を扉の縦枠11に確実に取り付けることはできるが、取付板15およびフロントカバー16がこれらの板厚分だけ外側壁12から突出して、シリンダー錠と外側壁12との間に段差(S1)が生じる。従って、外観が悪いといった問題があった。
そこで、シリンダー錠を扉の縦枠11に対して段差を生じさせずに取り付けることができる、扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造として、以下の取付構造が考えられる。以下、この取付構造を従来取付構造2といい、図面を参照しながら説明する。
図7は、従来取付構造2における縦枠の一部と受け座を示す斜視図、図8は、従来取付構造2における受け座が固定された縦枠を示す部分斜視図、図9は、従来取付構造2による縦枠へのシリンダー錠本体の取付状態を示す分解斜視図、図10は、従来取付構造2によるシリンダー錠本体の縦枠への取付状態を示す部分断面図である。
従来取付構造2によれば、以下のようにして、扉の縦枠にシリンダー錠が取り付けられる。
先ず、図7に示すように、扉の角形パイプ製縦枠11の外側壁12および内側壁13に形成された矩形状の開口12aの裏側に、後述するシリンダー錠本体14が挿入される矩形状の開口17aが形成された固定板17を、図8に示すように、溶接等により固定する。次いで、図9および図10に示すように、シリンダー錠本体14を固定板17の開口17aおよび縦枠11の内側壁13の開口13a内に挿入し、シリンダー錠本体14の取付板15の上下端部を外側壁12の開口12aに露出している固定板17にボルト止めする。このようにして、シリンダー錠本体14を縦枠11に取り付けたら、シリンダー錠本体14の取付板15の前面にフロントカバー16をボルト止めする。そして、シリンダー錠本体14にシリンダー、ドアノブ等(図示せず)を取り付けてシリンダー錠を組み立てる。なお、取付板15およびフロントカバー16の大きさは、外側壁12の開口12aの大きさと等しい。
上記従来取付構造2によれば、図10に示すように、シリンダー錠本体14の取付板15が取り付けられる固定板17は、縦枠11の開口12aの裏側に固定されているので、取付板15の板厚と縦枠11の板厚とが等しい場合には、フロントカバー16のみがその板厚分だけ縦枠11の開口12aから突出する。従って、従来取付構造1のように、シリンダー錠本体14の取付板15およびフロントカバー16の両方がこれらの板厚分だけ開口12aから突出する場合に比べて段差(S2)が低く、外観が優れる。
しかしながら、従来取付構造2は、以下のような問題を有していた。
(1)固定板17を縦枠11の開口12aの裏側に取り付ける必要があるので、これに手間と時間がかかり、シリンダー錠の取り付けが面倒である。
(2)部品数が多いので、扉の製造コストが増大する。
(3)段差が低くなるとはいえ、フロントカバー16の板厚分の突出は避けられない。
従って、この発明の目的は、シリンダー錠本体の取付板の前面に固定されるフロントカバーと縦枠の外側壁との間に段差が生じず、しかも、縦枠内への固定板の取り付けが不要であることから、シリンダー錠の取り付けが簡単に行え、さらに、部品数を少なくすることができる、扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造を提供することにある。
この発明は、上記目的を達成するためになされたものであって、下記を特徴とする。
請求項1記載の発明は、扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造において、前記縦枠は、角形パイプからなり、前記縦枠の外側壁および内側壁には、シリンダー錠本体が挿入される矩形状の開口が形成され、前記外側壁の前記開口の大きさは、前記シリンダー錠本体の取付板および前記取付板の前面に取り付けられるフロントカバーの大きさと等しく、前記外側壁の前記開口の上下端部には、前記取付板の上下端部が固定される受け座が前記外側壁の一部を前記縦枠内に折り曲げることにより段差を付けて前記外側壁と一体的に形成され、前記段差の深さは、前記取付板の板厚と前記フロントカバーの板厚との合計板厚寸法と同じであり、かくして、前記フロントカバーを前記取付板を介して前記受け座に取り付けた際に、前記フロントカバーと前記外側壁とは同一平面になることに特徴を有するものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の、扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造において、前記受け座は、前記外側壁をプレス加工することにより形成されていることに特徴を有するものである。
この発明によれば、シリンダー錠本体の取付板の前面に固定されるフロントカバーが扉の縦枠の外側壁面から突出しないことから外観性に優れ、しかも、縦枠内への固定板の取り付けが不要であることから、シリンダー錠の取り付けが簡単に行え、さらに、部品数が少ないことからコストの削減および取付時間の短縮化を図ることができる。
この発明の、扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明の、扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造における縦枠を示す部分断面図、図2は、この発明の、扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造における縦枠を示す部分斜視図、図3は、シリンダー錠本体が取り付けられた、この発明の、扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造における縦枠を示す部分断面図、図4は、シリンダー錠本体が取り付けられた、この発明の、扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造における縦枠を示す部分斜視図である。
図1から図4において、1は、扉の縦枠であり、角形パイプからなっている。縦枠1の外側壁2と、外側壁2と対向する内側壁3とには、シリンダー錠本体4が挿入される矩形状の開口2a、3aが形成されている。外側壁2の開口2aの大きさは、シリンダー錠本体4の前面(デッドボルト側面)に取り付けられた取付板5および後述するフロントカバー7の大きさと等しい。取付板5には、ボルト孔5aが形成されている。外側壁2の開口2aの上下端部には、シリンダー錠本体4の前面に取り付けられた取付板5の上下端部が固定される一対の受け座6が形成されている。受け座6の先端間の距離は、シリンダー錠本体4の高さ寸法と略等しい。受け座6には、取付板5の固定用ボルトのボルト孔6aが形成されている。受け座6は、外側壁2の一部を縦枠1内にプレス加工等によりL字状に折り曲げることにより、段差(S3)を付けて外側壁2と一体的に形成されている。段差(S3)の深さは、取付板5の板厚と取付板5の前面に取り付けられるフロントカバー7の板厚との合計板厚寸法と同じである。段差(S3)の深さとは、外側壁2の外面と受け座6の外面との間の距離である。
このように構成されている、この発明の、扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造によれば、以下のようにして、扉の縦枠にシリンダー錠が取り付けられる。
図3および図4に示すように、シリンダー錠本体4を縦枠1の外側壁2側から外側壁2および内側壁3の開口2a、3a内に挿入する。そして、シリンダー錠本体4の取付板5のボルト孔5aと外側壁2の開口2aの上下端部に形成された受け座6のボルト孔6aとにボルト8を通して、シリンダー錠本体4を縦枠1に固定する。このようにして、シリンダー錠本体4を縦枠1に固定したら、フロントカバー7をシリンダー錠本体4の取付板5の前面にボルト9により取り付ける。そして、シリンダー錠本体4にシリンダー、ドアノブ等(図示せず)を取り付けてシリンダー錠を組み立てる。
上記段差(S3)の深さは、シリンダー錠本体4の取付板5の板厚とフロントカバー7の板厚との合計板厚寸法と同じであるので、フロントカバー7は、縦枠1の外側壁2の開口2aから突出せず、外側壁2との間に段差は生じない。従って、従来取付構造2のように、フロントカバー7の板厚分の段差が生じる場合に比べて外観が優れる。しかも、シリンダー錠本体4は、これを縦枠1の開口2a、3a内に挿入し、ボルト止めするのみで縦枠1に取り付けることができ、従来取付構造2のように、固定板を縦枠内に取り付ける必要がないので、シリンダー錠の取り付けが簡単に行えると共に、部品数が少ないことから、扉の製造コストを低減および取付時間の短縮化を図ることができる。
この発明の、扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造における縦枠を示す部分断面図である。 この発明の、扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造における縦枠を示す部分斜視図である。 シリンダー錠本体が取り付けられた、この発明の、扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造における縦枠を示す部分断面図である。 シリンダー錠本体が取り付けられた、この発明の、扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造における縦枠を示す部分斜視図である。 従来取付構造1の縦枠を示す部分斜視図である。 従来取付構造1によりシリンダー錠本体が取り付けられた縦枠を示す部分断面図である。 従来取付構造2における縦枠の一部と受け座を示す斜視図である。 従来取付構造2における受け座が固定された縦枠を示す部分斜視図である。 従来取付構造2による縦枠へのシリンダー錠本体の取付状態を示す分解斜視図である。 従来取付構造2によるシリンダー錠本体の縦枠への取付状態を示す部分断面図である。
符号の説明
1:縦枠
2:外側壁
2a:開口
3:内側壁
3a:開口
4:シリンダー錠本体
5:取付板
5a:ボルト孔
6:受け座
6a:ボルト孔
7:フロントカバー
8:ボルト
9:ボルト
11:縦枠
12:外側壁
12a:開口
13:内側壁
13a:開口
14:シリンダー錠本体
15:取付板
16:フロントカバー
17:固定板
17a:開口

Claims (2)

  1. 扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造において、
    前記縦枠は、角形パイプからなり、前記縦枠の外側壁および内側壁には、シリンダー錠本体が挿入される矩形状の開口が形成され、前記外側壁の前記開口の大きさは、前記シリンダー錠本体の取付板および前記取付板の前面に取り付けられるフロントカバーの大きさと等しく、前記外側壁の前記開口の上下端部には、前記取付板の上下端部が固定される受け座が前記外側壁の一部を前記縦枠内に折り曲げることにより段差を付けて前記外側壁と一体的に形成され、前記段差の深さは、前記取付板の板厚と前記フロントカバーの板厚との合計板厚寸法と同じであり、かくして、前記フロントカバーを前記取付板を介して前記受け座に取り付けた際に、前記フロントカバーと前記外側壁とは同一平面になることを特徴とする、扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造。
  2. 前記受け座は、前記外側壁をプレス加工することにより形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の、扉の縦枠とシリンダー錠との取付構造。
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