JP2007224232A - タイヤパンクシール材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】イソシアネート基を2個以上有するポリイソシアネート化合物と、活性水素を2個以上有する化合物と、イソシアネート基と反応性を有する基とイオン性とを有する化合物とを共重合させて得られるウレタンプレポリマーと、中和剤または四級化剤とを水中で反応させて得られるウレタンエマルジョンと、凍結防止剤とを含有するタイヤパンクシール材。
【選択図】なし
Description
このタイヤパンクシール材は、天然ゴム粒子と粘着付与樹脂粒子とが、凍結防止剤の水溶液中でイオン斥力によって反発しあって分散浮遊しているラテックスである。
この種のタイヤパンクシール材としては、例えば、「天然ゴムラテックスと粘着付与樹脂エマルジョンと凍結防止剤とを少なくとも含むタイヤのパンクシーリング剤であって、前記天然ゴムラテックスの固形分Aと粘着付与樹脂エマルジョンの固形分Bと凍結防止剤Cとの和A+B+Cである総固形分100重量部に対し、前記天然ゴムラテックスの固形分Aの含有量を30〜60重量部、前記粘着付与樹脂エマルジョンの固形分Bの含有量を10〜30重量部、かつ前記凍結防止剤Cの含有量を20〜50重量部とするとともに、前記粘着付与樹脂エマルジョンの粘着付与樹脂として芳香族変性テルペン樹脂を用いたことを特徴とするタイヤのパンクシーリング剤」が知られている(特許文献1参照。)。
また、天然ゴムラテックス系タイヤパンクシール材は、通常、天然ゴムラテックスの安定化のためにアンモニアを用いるため、刺激臭がある。更に、pH9.0〜12.0程度に調整されるので、タイヤ内のスチールコードに錆を発生させて腐食する問題があり、皮膚に触れた場合に炎症を起こすことがある。
一方、特許文献1には、いわゆる脱タンパク天然ゴムラテックスを用いれば、より少ないアンモニアで天然ゴムラテックスの腐敗を抑えられる旨記載されている。しかしながら、脱タンパク天然ゴムラテックスを用いた場合でも臭気とスチールコードの腐食の問題は残る。また、脱タンパク処理等の煩雑な製造工程が要求されることとなる。
また、SBRラテックス系タイヤパンクシール材も、安定化のためにアンモニアを用いてpH9.0〜11.0程度に調整されるので、NBRラテックス系タイヤパンクシール材と同様の問題がある。
更に、本発明者は、タイヤパンクシール材の水素イオン指数(pH)が5.5〜8.5であると、刺激臭がなく、スチールコードを腐食しにくいタイヤパンクシール材となることを知見した。
本発明者は、これらの知見に基づき本発明を完成させた。
(1)ウレタンエマルジョンと、凍結防止剤とを含有するタイヤパンクシール材。
(2)前記ウレタンエマルジョンが、イオン性基を有するウレタンプレポリマーと、中和剤または四級化剤とを水中で反応させて得られる上記(1)に記載のタイヤパンクシール材。
(3)前記ウレタンプレポリマーが、イソシアネート基を2個以上有するポリイソシアネート化合物(A)と、活性水素を2個以上有する化合物(B)と、イソシアネート基と反応性を有する基とイオン性基とを有する化合物(C)とを共重合させて得られる上記(2)に記載のタイヤパンクシール材。
(4)前記イオン性基が、アニオン性基である上記(2)または(3)に記載のタイヤパンクシール材。
(5)前記化合物(B)が、ポリオール化合物である上記(3)または(4)に記載のタイヤパンクシール材。
(6)前記ポリオール化合物が、ポリエーテルポリオール、ポリカプロラクトンポリオール、ポリカーボネートポリオールおよびポリエステルポリオールからなる群から選択される少なくとも1種である上記(5)に記載のタイヤパンクシール材。
(7)前記凍結防止剤を、前記ウレタンエマルジョンの固形分100質量部に対して100〜500質量部含有する上記(1)〜(6)のいずれかに記載のタイヤパンクシール材。
(8)更に、粘着付与剤を含有する上記(1)〜(7)のいずれかに記載のタイヤパンクシール材。
(9)前記粘着付与剤が、樹脂を乳化して得られるエマルジョンである上記(8)に記載のタイヤパンクシール材。
(10)前記粘着付与剤が、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂および水添テルペン系樹脂からなる群から選択される少なくとも1種を含む上記(8)または(9)に記載のタイヤパンクシール材。
(11)前記粘着付与剤の固形分を、前記ウレタンエマルジョンの固形分100質量部に対して、50〜200質量部含有する上記(8)〜(10)のいずれかに記載のタイヤパンクシール材。
(12)水素イオン指数が、5.5〜8.5である上記(1)〜(11)のいずれかに記載のタイヤパンクシール材。
更に、本発明のタイヤパンクシール材の水素イオン指数が5.5〜8.5である場合は、刺激臭がなく、スチールコードを腐食しにくい。
本発明のタイヤパンクシール材は、ウレタンエマルジョンと、凍結防止剤とを含有する。
これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、ポリオール化合物が好ましい。
これらの中でも、貯蔵安定性に優れる点から、ポリエーテルポリオール、ポリカプロラクトンポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリエステルポリオールが好ましく、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオールがより好ましい。
上記イソシアネート基と反応性を有する基としては、具体的には、例えば、ヒドロキシ基、アミノ基(−NH2)、イミノ基(−NH−)、メルカプト基等が挙げられる。
アニオン性基とは、塩基で中和することにより負に荷電しうる基をいう。具体的には、例えば、カルボキシ基、スルホ基、リン酸基等が好適に挙げられる。カチオン性基とは、酸で中和または四級化剤と反応することにより正に荷電しうる基をいい、具体的には、例えば、第三級アミノ基が好適に挙げられる。
以下、上記イオン性基がアニオン性基である場合に得られるウレタンエマルジョンをアニオン性ウレタンエマルジョンといい、カチオン性基である場合に得られるウレタンエマルジョンをカチオン性ウレタンエマルジョンという。
このような化合物としては、例えば、下記式(1)で表される化合物等が好適に挙げられる。
上記式(1)で表される化合物には、第三級アミノ基を有するジオール化合物、第三級アミノ基を有するトリオール化合物が含まれる。
上記ウレタンプレポリマーの製造の際に、化合物(B)、化合物(C)を添加する順番は、特に限定されず、同時に添加してもよく、いずれかを先に添加してもよい。例えば、通常のウレタンプレポリマーの製造方法に従い、ポリイソシアネート化合物(A)および化合物(B)を反応させてウレタンプレポリマーを製造した後、化合物(C)を添加して付加する方法を用いることができる。
また、ポリイソシアネート化合物(A)、化合物(B)および化合物(C)の合計質量に対して、ポリイソシアネート化合物(A)を1〜50質量%、化合物(B)を30〜90質量%、化合物(C)を0.1〜20質量%含有させ、これらを不活性ガス雰囲気下、60〜90℃下で2〜8時間程度かくはんして行うのが好ましい。ここで、NCO%とは、ウレタンプレポリマーの全質量に対するNCO基の質量%を表す。
有機スズ化合物としては、具体的には、例えば、酢酸第一スズ、オクタン酸第一スズ、ラウリン酸第一スズ、オレイン酸第一スズ等のカルボン酸第一スズ;ジブチルスズアセテート、ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズマレエート、ジブチルスズジ−2−エチルヘキソエート、ジラウリルスズジアセテート、ジオクチルスズジアセテート等のカルボン酸のジアルキルスズ塩;水酸化トリメチルスズ、水酸化トリブチルスズ、水酸化トリオクチルスズ等の水酸化トリアルキルスズ:酸化ジブチルスズ、酸化ジオクチルスズ、酸化ジラウリルスズ等の酸化ジアルキルスズ;二塩化ジブチルスズ、二塩化ジオクチルスズ等の塩化ジアルキルスズ等が挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらのうち、ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズアセテート、ジブチルスズマレエートが、比較的安価で取り扱いやすい点から好ましい。
また、カチオン性基を有するウレタンプレポリマーを用いる場合は、中和剤として酸を用いることができ、ルイス酸であれば特に限定されないが、具体的には、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、亜リン酸等の無機酸、酢酸、プロピオン酸、ギ酸、酪酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸等の有機酸が挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらの酸の中でも塩酸、酢酸が好ましい。
ここで、ウレタンエマルジョンの固形分とは、ウレタンエマルジョンに含有される各成分から水および溶剤を除いたものの合計を意味する。
上記粘着付与剤としては、具体的には、例えば、ロジンエステル、重合ロジンエステル、変性ロジン等のロジン系樹脂;テルペンフェノール、芳香族テルペン等のテルペン系樹脂;テルペン系樹脂を水素添加した水添テルペン系樹脂;フェノール樹脂;キシレン樹脂等が挙げられる。また、これらの樹脂を乳化して得られるエマルジョンが、上記ウレタンエマルジョンとの相溶性に優れる点から好ましい態様の1つである。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
中でも、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂および水添テルペン系樹脂からなる群から選択される少なくとも1種を含む粘着付与剤が、シール性に優れる点から好ましい。
ここで、粘着付与剤の固形分とは、粘着付与剤に含有される各成分から水および溶剤を除いたものの合計を意味する。
酸化防止剤としては、具体的には、例えば、ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)等が挙げられる。
帯電防止剤としては、具体的には、例えば、第四級アンモニウム塩;ポリグリコール、エチレンオキサイド誘導体等の親水性化合物等が挙げられる。
アニオン性ウレタンエマルジョンを用いた場合、通常、pHが上記範囲内のとき安定性に優れるので、安定化するためにアンモニア等を添加する必要がない。そのため、刺激臭がない。これらの特性により優れる点から、アニオン性ウレタンエマルジョンを用いたタイヤパンクシール材のpHは6.0〜8.0であるのがより好ましく、6.5〜8.0であるのが更に好ましい。
アニオン性ウレタンエマルジョンを用いたタイヤパンクシール材に、酸を添加してpHを上記範囲内に調整してもよい。この酸としては、特に限定されないが、具体的には、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、亜リン酸等の無機酸、酢酸、プロピオン酸、ギ酸、酪酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸等の有機酸が挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
カチオン性ウレタンエマルジョンを用いたタイヤパンクシール材に、塩基を添加してpHを上記範囲内に調整してもよい。この塩基としては、特に限定されないが、刺激臭のないものが好ましく、具体的には、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、第三級アミン等が好適に挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
中でも、トリエチルアミンが安全性、シール後の耐水性という点から好ましい。
まず、本発明のタイヤパンクシール材をタイヤの空気充填部からタイヤ内に注入する。本発明のタイヤパンクシール材をタイヤ内に注入する方法は、特に限定されず従来公知の方法を用いることができ、例えば、シリンジ、スプレー缶等を用いる方法が挙げられる。タイヤ内に注入されるタイヤパンクシール材の量は、特に限定されず、パンク穴の大きさ等に応じて適宜選択される。
次に、所定の空気圧まで空気を充填する。
その後、車を走行させる。タイヤが回転接地する際に受ける圧縮力や剪断力によってポリウレタン粒子等の凝集体を形成し、パンク穴をシールすることができる。
更に、本発明のタイヤパンクシール材の水素イオン指数が5.5〜8.5である場合は、刺激臭がなく、スチールコードを腐食しにくく、皮膚と接触した場合でも炎症を引き起こす可能性が低い。
<ウレタンエマルジョンの調製(合成例1〜5)>
下記第1表に示す(A)の各成分を、第1表に示す量(g)混合し、カルボキシ基を有するウレタンプレポリマーを合成した。
次に、下記第1表に示す(B)の各成分を第1表に示す量(g)加えて、十分にかくはんして乳化させ、合成例1〜5のウレタンエマルジョンを得た。
得られたウレタンエマルジョンの水素イオン指数を、pHメーター(日立ハイテクノロジー社製、以下同じ)で測定した。結果を第1表に示す。
・トリレンジイソシアネート:コスモネートT−80、三井武田ケミカル社製
・ポリプロピレングリコール:Diol−2000、三井武田ケミカル社製、数平均分子量2000
・ポリテトラメチレングリコール:PTMG2000、三菱化学社製、数平均分子量2000
・ポリカプロラクトンジオール:プラクセル220、ダイセル化学工業社製、数平均分子量2000
・ポリカーボネートジオール:プラクセルCD220、ダイセル化学工業社製、数平均分子量2000
・ひまし油ポリオール:Uric H56、伊藤製油社製、数平均分子量1250
・ジメチロールブタン酸:ニッカマー BA、日本化成社製
・酢酸エチル:和光純薬工業社製
・トリエチルアミン:和光純薬工業社製
・ピペラジン6水和物:日本乳化剤社製
特開2005−170973号公報に記載された実施例1の方法に準じて、NBRラテックス系タイヤパンクシール材を調製した。
具体的には、下記(1)〜(5)の材料をかくはん機を用いて混合して、配合例1のNBRラテックス系タイヤパンクシール材(pH9.5)を得た。
(1)ゴムラテックス:NBRラテックス(Nipol、日本ゼオン社製)、パンクシーリング剤中の含有量65質量%
(2)ナイロン繊維:パンクシーリング剤中の含有量2質量%、繊維の長さ2〜7mm、繊維の太さ5〜30μm
(3)凍結防止剤:エチレングリコール、パンクシーリング剤中の含有量25質量%
(4)増粘剤:スメクタイトクレイ、パンクシーリング剤中の含有量:2質量%
(5)その他:残部として水
下記第2表の各成分を、第2表に示す組成(質量部)で、かくはん機を用いて混合し、第2表に示される各タイヤパンクシール材を得た。
得られた各タイヤパンクシール材の水素イオン指数をpHメーターで測定した。また、各タイヤパンクシール材について、下記に示す方法により、防錆性、臭気、凝固点、シール性、冷熱サイクル安定性、振套試験、貯蔵安定性、送液性、送気性の評価を行った。
結果を第2表に示す。
各タイヤパンクシール材をメチルエチルケトンで脱脂した鋼板の表面に塗布し、20℃で24時間放置乾燥させた後、50℃温水に7日放置した。その後、シール材を鋼板から剥がして鋼板の表面を目視で観察して錆の有無を評価した。
錆が発生しなかったものを「○」、錆が発生したものを「×」とした。
各タイヤパンクシール材の臭気の有無を確認した。
臭気がないものを「○」、臭気が強いものを「×」とした。
示差走査熱量測定装置(DSC、TAインスツルメンツ社製)を用いて凝固点を測定した。
タイヤトレッド部を長さ15cm、幅22cmに切断した部材のトレッドに、直径5mmの釘を貫通させて穴を形成した。
20℃、65%RH環境下で、タイヤ内部にを注入したことを想定して、トレッドの裏側(内側)から穴部分に、各タイヤパンクシール材50gを垂らした。
そして、造膜を促すため、穴部分の周辺をトレッド側から木槌で5回叩いた。
20℃、65%RH環境下で20分放置した後、トレッド側から穴部分に散水し、裏面(内側)への水漏れの有無を観察した。
水漏れがなかったものを「○」、水漏れがあったものを「×」とした。
各タイヤパンクシール材を、−20℃で8時間冷却した後80℃で16時間加熱し、このサイクルを10回繰り返した後、分散状態を目視で観察し、沈殿がなく、均一に分散していたものを「○」、凝集物やフィルムが存在したものを「△」とした。
70℃雰囲気下で、シール材200gを入れたガラス瓶を密閉し、これを1〜5Hzで60時間振套させた。
その後、分散状態を目視で観察し、沈殿・分離がないものを「○」、凝集物やフィルムが存在したものを「△」とした。
得られたタイヤパンクシール材を容器に入れ、窒素置換した後密閉し、80℃で100日間放置した。その後、タイヤパンクシール材の状態を観察し、分散状態を目視で観察し、沈殿・分離がないものを「○」、凝集物やフィルムが存在したものを「△」とした。
得られたタイヤパンクシール材500mlを入れたポリ容器に、シガーライターから電源(12V)を得たコンプレッサを取り付け、ノズルをタイヤのバルブに取り付けた。次に、0.5MPa圧、常温下でシール材をタイヤ内に送液し、ポリ容器内のシール材全てをタイヤ内に送液するまでに要した時間(秒)を測定した。
上記送液性試験後、連続して常温下で空気を入れ続け、コンプレッサの圧力計が0.3MPaになるまでに要した時間(秒)を測定した。
・天然ゴムラテックス:HA、フェルフェックス社製、固形分60質量%、pH11.5
・粘着付与剤:ハリエスターSK508、ハリマ化成社製、固形分54質量%、pH6.5
・凍結防止剤(エチレングリコール):和光純薬工業社製、固形分100質量%
・塩酸:和光純薬工業社製
・トリエチルアミン:和光純薬工業社製
一方、実施例1〜26は、比較例1〜2と同等のシール性を有し、貯蔵安定性、送液性、送気性に優れていた。更に、錆の発生がなく、無臭だった。
Claims (12)
- ウレタンエマルジョンと、凍結防止剤とを含有するタイヤパンクシール材。
- 前記ウレタンエマルジョンが、イオン性基を有するウレタンプレポリマーと、中和剤または四級化剤とを水中で反応させて得られる請求項1に記載のタイヤパンクシール材。
- 前記ウレタンプレポリマーが、イソシアネート基を2個以上有するポリイソシアネート化合物(A)と、活性水素を2個以上有する化合物(B)と、イソシアネート基と反応性を有する基とイオン性基とを有する化合物(C)とを共重合させて得られる請求項2に記載のタイヤパンクシール材。
- 前記イオン性基が、アニオン性基である請求項2または3に記載のタイヤパンクシール材。
- 前記化合物(B)が、ポリオール化合物である請求項3または4に記載のタイヤパンクシール材。
- 前記ポリオール化合物が、ポリエーテルポリオール、ポリカプロラクトンポリオール、ポリカーボネートポリオールおよびポリエステルポリオールからなる群から選択される少なくとも1種である請求項5に記載のタイヤパンクシール材。
- 前記凍結防止剤を、前記ウレタンエマルジョンの固形分100質量部に対して100〜500質量部含有する請求項1〜6のいずれかに記載のタイヤパンクシール材。
- 更に、粘着付与剤を含有する請求項1〜7のいずれかに記載のタイヤパンクシール材。
- 前記粘着付与剤が、樹脂を乳化して得られるエマルジョンである請求項8に記載のタイヤパンクシール材。
- 前記粘着付与剤が、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂および水添テルペン系樹脂からなる群から選択される少なくとも1種を含む請求項8または9に記載のタイヤパンクシール材。
- 前記粘着付与剤の固形分を、前記ウレタンエマルジョンの固形分100質量部に対して、50〜200質量部含有する請求項8〜10のいずれかに記載のタイヤパンクシール材。
- 水素イオン指数が、5.5〜8.5である請求項1〜11のいずれかに記載のタイヤパンクシール材。
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