JP2007223763A - エレベータの改修方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホール側のシルに取り付けられている既設の間隔調整用部材をリニューアルに当ってそのリニューアルに対応する新規の間隔調整用部材に交換する際に、その新規の間隔調整用部材を容易にシルに取り付けて改修することができるエレベータの改修方法を提供する。
【解決手段】ホール側のシル1に、かご側のシルとの間の隙間の間隔を調整する間隔調整用部材2が取り付けられ、エレベータのリニューアルに当ってその既設の間隔調整用部材2を新規の間隔調整用部材2aに交換するエレベータの改修方法であって、既設の間隔調整用部材2をホール側のシル1から取り外し、この取り外し後にシル1にねじ穴10を加工し、新規の間隔調整用部材2aに取付ねじ3aを通し、その取付ねじ3aをねじ穴10に螺挿して新規の間隔調整用部材2aをシル1に締結固定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エレベータのリニューアルに当ってホール側のシルとかご側のシルとの間の隙間の間隔を調整する間隔調整用部材を既設のものから新規のものに交換して改修するエレベータの改修方法に関する。
エレベータホールの乗降口及び乗りかごの乗降口にはそれぞれドア装置が設けられている。これらドア装置は左右に移動して乗降口を開閉するドアパネルを備え、乗降口の下部にはそのドアパネルの移動をガイドするためのシルが設けられている。
乗りかごが昇降路内で昇降して停止階に停止した際には、ホール側のシルとかご側のシルとが同じレベルで互いに近接して対向するように配置され、この状態でかご側のドア装置とホール側のドア装置とが互いに連動して開閉する。ホール側のシルとかご側のシルとの間の隙間は、車いすや台車などの乗降を円滑にするために極力小さくすることが望ましい。
このため、特開2004−269218号公報に見られるように、シルの側面に金属からなる間隔調整用部材を取り付け、その間隔調整用部材でシル間の隙間を狭める手段が採られることがある。図5には、特開2004−269218号公報における間隔調整用部材の具体的な取付構造を示してあり、1がホール側のシルで、このシル1のかご側のシルと対向する側面1aに間隔調整用部材2が設けられている。この間隔調整用部材2は取付ねじ3を介してシル1に取り付けられている。
取付ねじ3は間隔調整用部材2の外面側からその間隔調整用部材2及びシル1を貫通するとともに、その先端部がシル1の内側に設けられた固定板4にねじ込まれ、そのねじ込みで間隔調整用部材2がシル1に締結固定されている。
特開2004−269218
ところで、エレベータのリニューアルの際には、ホール側のシル1とかご側のシルとの間隔が変わることなどから、ホール側のシル1の間隔調整用部材2を交換する必要が生じる場合がある。この場合には、既設の間隔調整用部材2をシル1から取り外し、厚さなどの寸法の異なるリニューアルに対応する新規の間隔調整用部材をシル1に取り付けることになる。
新規の間隔調整用部材をシル1に取り付ける際には、その間隔調整用部材に取付ねじ3を通し、その取付ねじ3の先端部をシル1の側面1aを貫通してその内側に挿入するとともにその内側の固定板4にねじ込んで締め付けることになる。固定板4に取付ねじ3をねじ込む際には、シル1の下側からシル1の内側に手を回し込んで固定板4を手で押え付けて定置させ、この状態で取付ねじ3をねじ込むことになる。
ところが、一般にシル1は、ホールの床部に設けられたモルタル5の上に取り付けられており、このためシル1の据え付け後のリニューアル時にはそのモルタル5に阻まれてシル1の内側に手を回し込むことができず、したがって取付ねじ3をねじ込む際に固定板4がシル1の内側で遊動してそのねじ込みが困難となり、結局、間隔調整用部材を交換することができなくなるという問題が生じる。
本発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、シルに取り付けられている既設の間隔調整用部材をリニューアルに当ってそのリニューアルに対応する新規の間隔調整用部材に交換する際に、その新規の間隔調整用部材を容易にシルに取り付けて改修することができるエレベータの改修方法を提供することにある。
請求項1の発明は、エレベータホールの乗降口に設けられたホール側のシルに、かご側のシルとの間の隙間の間隔を調整する間隔調整用部材が取り付けられ、エレベータのリニューアルに当ってその既設の間隔調整用部材を新規の間隔調整用部材に交換するエレベータの改修方法であって、前記既設の間隔調整用部材を前記ホール側のシルから取り外す工程と、この取り外しの工程後に前記シルにねじ穴を加工する工程と、前記新規の間隔調整用部材に取付ねじを通す工程と、その取付ねじを前記ねじ穴に螺挿して前記新規の間隔調整用部材を前記ホール側のシルに締結固定する工程とを具備する、を特徴としている。
請求項2の発明は、前記新規の間隔調整用部材の材料が前記ホール側のシルと同質の材料であることを特徴としている。
請求項3の発明は、かご側のシルの間隔調整用部材の取り付け部分には、ホール側のドア装置の施錠機構の一部を乗りかごの昇降時に通過させるための隙間が設けられ、ホール側のシルに取り付けられる間隔調整用部材は前記隙間に入れ子状に入り込むように配置されることを特徴としている。
本発明によれば、ホール側のシルに取り付けられている既設の間隔調整用部材をリニューアルに当ってそのリニューアルに対応する新規の間隔調整用部材に交換する際に、その新規の間隔調整用部材を容易にシルに取り付けて改修することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1(A)には、従来と同様に、ホール側のシル1に取付ねじ3及び固定板4を用いて金属製の間隔調整用部材2が取り付けられている状態を示してある。この状態からリニューアルに当ってその既設の間隔調整用部材2を取り外して新たな間隔調整用部材と交換するときの手順について説明する。
まず、取付ねじ3を抜き取り、シル1から間隔調整用部材2を取り外す。次に、図1(B)に示すように、エレベータの改修現地においてシル1の側面1aにねじ穴10を加工する。このねじ穴10は前記取付ねじ3を貫通させるための既設の貫通穴とは別の位置に加工する。
図1(C)には、リニューアル用の新たな間隔調整用部材2aを示してあり、この間隔調整用部材2aには取付ねじ3aを貫通させることが可能な貫通穴11が形成されている。新たな間隔調整用部材2aをシル1に取り付けるときには、図1(C)に示すように前記貫通穴11に前記ねじ穴10に対応する取付ねじ3aを挿入するとともに、その先端部を前記ねじ穴10にねじ込んで締め付ける。これにより間隔調整用部材2aがシル1の側面1aに締結固定され、間隔調整用部材2aの交換作業が終了する。
このような手順によれば、既設の間隔調整用部材2を取り外してリニューアル用の新規の間隔調整用部材2aを取り付ける際に、既設の固定板4を手で押さえ付けることができない場合であってもシル1に新たに加工するねじ穴10を用いて新規の間隔調整用部材2aを支障なく取り付けることができる。
なお、間隔調整用部材2aをシル1に取り付ける際には、その取付微調整用のスペーサ12やトウガード13を図1(C)に示すように間隔調整用部材2aと重ね合せて取り付けることもできる。
また、間隔調整用部材2aの材料はシル1と同質の材料となっており、このためその間隔調整用部材2aをシル1に取り付けたときの意匠上の違和感がない。この間隔調整用部材2aは、金属の削り出しによる加工でシル1の形状や意匠に合わせることもできる。
図2にはホール側のシル1とかご側のシル20とが互いに対向して並んだときの平面図を示しており、ホール側のシル1に間隔調整用部材2aが取り付けられ、かご側のシル20に間隔調整用部材21が取り付けられ、これら間隔調整用部材2a,21により両シル1,20間の隙間が狭められ、車いすや台車が乗降する際の円滑性が維持されるようになっている。
かご側のシル20には2つの間隔調整用部材21が取り付けられ、その一方の間隔調整用部材21と他方の間隔調整用部材21との間に隙間Gが設けられている。この隙間Gは、ホール側の乗降口を開閉するドア装置の施錠機構の一部を、乗りかごの昇降時に通過させるための空間である。そしてホール側のシル1の間隔調整用部材2aはその隙間G内に入れ子状に入り込むようにホール側のシル1に取り付けられている。これにより乗りかごがホール側のドア装置の施錠機構と干渉することなく昇降することができる。
図3は、かご側のシル20に3つの間隔調整用部材21が取り付けられ、その各間隔調整用部材21間に2つ隙間Gが設けられている場合の例である。この場合には、ホール側のシル1にはその各隙間Gに対応して2つの間隔調整用部材2aが取り付けられ、これら間隔調整用部材2aがそれぞれその対応する隙間G内に入れ子状に入り込む状態となっている。
図4には、かご側のシル20に対する間隔調整用部材21の取付構造の例を示してあり、シル20は乗りかごの床部材25の上にボルト26及びナット27を介して締結固定されている。床部材25はその先端側から下方に直角に折曲する垂直板25aを有し、この垂直板25aの前面に取付ねじ28,29を介して間隔調整用部材21が取り付けられている。間隔調整用部材21と垂直板25aとの間にはエプロン30及びスペーサ31が挟み込まれ、これらエプロン30及びスペーサ31が前記取付ねじ28,29を介して間隔調整用部材21と共に垂直板25aに締結固定されている。前記一方の取付ねじ28は通常のナット33に螺合され、他方の取付ねじ29はポップナット34に螺合されている。
本発明の一実施形態に係る改修方法を順に示す断面図。 ホール側のシルに取り付けられた間隔調整用部材とかご側のシルに取り付けられた間隔調整用部材とが互いに対向して並んだときの状態の一例を示す平面図。 ホール側のシルに取り付けられた間隔調整用部材とかご側のシルに取り付けられた間隔調整用部材とが互いに対向して並んだときの状態の他の例を示す平面図。 がご側のシルに対する間隔調整用部材の取付構造の一例を示す断面図。 従来のホール側のシルに対する間隔調整用部材の取付構造を示す断面図。
符号の説明
1…ホール側のシル
1a…側面
2…ホール側の既設の間隔調整用部材
2a…ホール側の新規の間隔調整用部材
4…固定板
5…モルタル
10…ねじ穴
11…貫通穴
12…スペーサ
13…トウガード
20…かご側のシル
21…かご側の間隔調整用部材
25…床部材
30…エプロン
31…スペーサ

Claims (3)

  1. エレベータホールの乗降口に設けられたホール側のシルに、かご側のシルとの間の隙間の間隔を調整する間隔調整用部材が取り付けられ、エレベータのリニューアルに当ってその既設の間隔調整用部材を新規の間隔調整用部材に交換するエレベータの改修方法であって、
    前記既設の間隔調整用部材を前記ホール側のシルから取り外す工程と、この取り外しの工程後に前記シルにねじ穴を加工する工程と、前記新規の間隔調整用部材に取付ねじを通す工程と、その取付ねじを前記ねじ穴に螺挿して前記新規の間隔調整用部材を前記ホール側のシルに締結固定する工程とを具備することを特徴とするエレベータの改修方法。
  2. 前記新規の間隔調整用部材の材料が前記ホール側のシルと同質の材料であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの改修方法。
  3. かご側のシルの間隔調整用部材の取り付け部分には、ホール側のドア装置の施錠機構の一部を乗りかごの昇降時に通過させるための隙間が設けられ、ホール側のシルに取り付けられる間隔調整用部材は前記隙間に入れ子状に入り込むように配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータの改修方法。
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