JP2008265902A - エレベータの出入口装置 - Google Patents

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良昇 中道
Makoto Tomidokoro
誠 富所
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Abstract

【課題】本発明は、最適遮蔽位置に側部受板を容易に配置することができ、側部受板の取付位置調整の作業効率を向上させることができるエレベータの出入口装置を得ることを目的とするものである。
【解決手段】ドアパネル10の戸袋側の端部には、側部遮蔽ゴム12が取り付けられている。側部遮蔽ゴム12の先端部は、ドアパネル10が全閉状態のときに、側部受板8の開放方向側の側端部に押し当てられる。位置調整用スタッドボルト27の軸部は、位置調整用長孔6eに沿って摺動可能になっている。位置調整用スタッドボルト27が位置調整用長孔6eに沿って摺動されることによって、ドアパネル10の取付位置がドアパネル10の開閉方向に調整可能となっている。
【選択図】図3

Description

この発明は、出入口枠とドアパネルとの間の隙間を埋めるための遮蔽機構(遮煙機構)を有するエレベータの出入口装置に関するものである。
従来のエレベータのドア装置では、ドアパネルの戸袋側の端部に弾性体からなる側部遮蔽部材が取り付けられている。ドアパネルが全閉状態のときに、この側部遮蔽部材が縦枠に押し当てられて、ドア本体の戸袋側の端部と縦枠との間の隙間が遮蔽される(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−8287号公報
また、従来のエレベータの乗場出入口装置では、側部遮蔽部材の押し当て量の調整用に側部受板(側部遮蔽板)が縦枠に取り付けられている。この側部受板は、通常、ドアパネルの全閉時に側部遮蔽部材と側部受板との間の隙間が埋まり、かつ必要最小限の側部遮蔽部材の押し当て量となる最適遮蔽位置に取り付けられる。
しかしながら、最適遮蔽位置から開閉方向の一方(片開き式ドアの全閉側)に偏った位置に側部受板が取り付けられた場合、ドアパネルの全閉時に側部遮蔽部材が側部受板に十分に当たらなくなり、遮蔽性能が低下してしまう。また、最適遮蔽位置から開閉方向の他方(片開き式ドアの全開側)に偏った位置に側部受板が取り付けられた場合、側部遮蔽部材が最適遮蔽位置のものよりも損耗しやすくなってしまい、側部遮蔽部材の交換サイクルが短くなってしまう。これとともに、最適遮蔽位置から開閉方向の他方に偏った位置に側部受板が取り付けられた場合、ドアパネルの開閉駆動を行うドア開閉駆動装置とドアパネルに閉鎖方向への力を加えるドアクローザとに過剰な負荷が掛かり、ドアパネルが全閉状態となる寸前に、側部遮蔽部材が側部受板に深く押し当てられることによって、閉鎖方向への駆動力が大幅に減衰してしまい、ドアパネルの閉鎖動作に不具合が生じる可能性がある。
このように側部受板を最適遮蔽位置に取り付ける必要があるが、従来のエレベータの出入口装置では、側部受板の取付位置を調整する度に、縦枠に取付孔を加工する必要がある。このため、側部受板の取付位置調整に時間が掛かり、作業効率が低下していた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、最適遮蔽位置に側部受板を容易に配置することができ、側部受板の取付位置調整の作業効率を向上させることができるエレベータの出入口装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの出入口装置は、出入口を開閉するドアパネル、出入口の側部に配置され、ドアパネルの開閉方向に沿う調整用長孔が設けられた縦枠、調整用長孔を貫通し調整用長孔に沿って摺動可能な貫通部を有し、ドアパネルに対向するように縦枠に取り付けられ、取付位置がドアパネルの開閉方向に調整可能な側部受板、及び縦枠側に向けて突出するようにドアパネルの戸袋側の端部に取り付けられ、ドアパネルが全閉状態のときに側部受板に押し当てられて、ドアパネルの戸袋側の端部と側部受板との間の隙間を埋める側部遮蔽用弾性体を備えたものである。
この発明のエレベータの出入口装置は、貫通部が調整用長孔に沿って摺動されることによって、側部受板の取付位置がドアパネルの開閉方向に調整可能となっているので、最適遮蔽位置に側部受板を容易に配置することができ、側部受板の取付位置調整の作業効率を向上させることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータ乗場出入口装置を示す側面図である。図2は、図1のII−IIに沿う断面図である。
図において、建物の内部の空間は、建築壁1aによって、昇降路2と乗場3及び居住空間とに仕切られている。さらに、各階の乗場の建築壁1aには、乗場出入口4が設けられている。乗場出入口4には、出入口枠としての乗場三方枠5が設けられている。
乗場三方枠5は、乗場出入口4の側部に配置され高さ方向に沿う一対の縦枠6と、乗場出入口4の上部に配置された上枠7とを有している。縦枠6は、乗場3側に配置され乗場出入口4の間口方向に沿う縦枠正面部6aと、縦枠正面部6aの乗場出入口4側の端から昇降路2側に曲げられた縦枠第1側面部6bと、縦枠第1側面部6bの昇降路2側の端から反乗場出入口4側に曲げられ乗場出入口4の間口方向に沿う縦枠背面部6cと、縦枠背面部6cの反乗場出入口4側の端から乗場3側に曲げられた縦枠第2側面部6dとを有している。
縦枠背面部6cは、反乗場出入口4側の端(縦枠第2側面部6dの乗場3側の端)と、建築壁1aとの間に作業用スペースを空けるように配置されている。また、縦枠背面部6cには、乗場出入口4の高さ方向に沿う側部受板(側部遮蔽目地)8が取り付けられている。側部受板8は、昇降路2側に向けられている。
上枠7は、断面L字状であり、建築壁1aの高さ方向に沿う上枠鉛直部7aと、建築床1bに対して平行であり各縦枠6の上端部同士を接続する上枠水平部7bとを有している。上枠鉛直部7aの上端は、建築天井1cに接している。上枠水平部7bの上面には、乗場出入口4の上部の隙間を遮蔽するための上部遮蔽ゴム9が設けられている。
乗場出入口4は、両開き式の一対のドアパネル10によって開閉される。ドアパネル10は、かごの出入口を開閉するかごドア(図示せず)と係合可能になっている。また、ドアパネル10は、かごドアと係合しているときに、かごドアを介して、かごドアを開閉する開閉駆動装置(図示せず)から開閉駆動力を受ける。さらに、ドアパネル10には、ドアクローザ(図示せず)が接続されており、ドアクローザから自閉用の力を受ける。ドアパネル10の下端部には、ドア脚部10a及び下部遮蔽ゴム11とが設けられている。下部遮蔽ゴム11は、乗場出入口4の下部とドアパネル10の下端部との間の隙間を遮蔽するためのゴムである。
ドアパネル10の戸袋側(開放方向側)の端部には、側部遮蔽用弾性体としての側部遮蔽ゴム12が取り付けられている。側部遮蔽ゴム12は、縦枠6側に向けて突出するように配置されている。側部遮蔽ゴム12の先端部は、ドアパネル10が全閉状態のときに、側部受板8の開放方向側の側端部に押し当てられる。側部遮蔽ゴム12が側部受板8に押し当てられることによって、乗場出入口4の側部とドアパネル10の戸袋側の端部との間の隙間が遮蔽される。ここで、側部受板8は、最適遮蔽位置に配置されている。この最適遮蔽位置とは、ドアパネル10が全閉状態のときに、乗場出入口4の側部とドアパネル10の戸袋側の端部との間の隙間が埋まり、かつ必要最小限の側部遮蔽ゴム12の押し当て量となる位置である。
ドアパネル10は、ハンガユニット(ハンガケース組立)13を介して、建築壁1aから昇降路2側で支持されている。ハンガユニット13は、ブラケット14、ハンガケース15、ドアレール16、ドアハンガ17、ハンガローラ18及びアップスラストローラ19を有している。ブラケット14は、ボルト20及びナット21によって、建築壁1aの昇降路2側の乗場出入口4の上方に固定されている。ハンガケース15は、ブラケット14の下面に固着されている。
ドアレール16は、ハンガケース15に取り付けられている。また、ドアレール16は、乗場出入口4の間口方向に沿うように配置されている。ドアハンガ17は、ボルト22及びナット23によってドアパネル10の上端部に固定されている。ハンガローラ18は、ドアハンガ17に回転自在に取り付けられている。また、ハンガローラ18は、ドアレール16の上面に配置されている。アップスラストローラ19は、ハンガローラ18から下方に間隔をおいてドアハンガ17に回転自在に取り付けられている。また、アップスラストローラ19は、ドアレール16の下面に配置されている。つまり、ハンガユニット13は、建築壁1aからドアパネル10を支持するとともに、ドアパネル10の開閉移動を案内する。
ドアハンガ17の下端面とドアパネル10の上端面との間には、複数枚のスペーサ24と上部受板(上部遮蔽板)25とが介在されている。上部受板25は、上部遮蔽ゴム9と接触するように配置されている。ドアパネル10の全閉時に上部受板25及び上部遮蔽ゴム9が互いに接触することによって、上枠水平部7bとドアパネル10の上端部との間の隙間が遮蔽される。
建築壁1aの昇降路2側の乗場出入口4の下方には、乗場敷居26が固定されている。
乗場敷居26の上面は、建築床1bと面一になっている。また、乗場敷居26の上面には、間口方向に沿うガイド溝26aが設けられている。ここで、ドア脚部10aは、ガイド溝26aに挿入されている。また、ドア脚部10aは、ドアパネル10の開閉移動に伴って、ガイド溝26aに沿って摺動する。ドア脚部10a及びガイド溝26aによって、ドアパネル10の昇降路2・乗場3方向への移動が規制されている。
下部遮蔽ゴム11の先端部は、乗場敷居26の上面と接触している。下部遮蔽ゴム11と乗場敷居26の上面と互いに接触することよって、乗場出入口4の下部とドアパネル10の下端部との間の隙間が遮蔽される。ここで、ドアパネル10の下面と乗場敷居26の上面との間の隙間寸法は、例えば5mmに設定されている。また、この隙間寸法は、スペーサ24の枚数によって決まり、下部遮蔽ゴム11が最適な押し当て量となるように調整可能になっている。
図3は、図2のIII部を拡大して示す平面図である。縦枠背面部6cには、高さ方向に互いに間隔をおいて複数の位置調整用長孔6eが設けられている。位置調整用長孔6eは、乗場出入口4の間口方向、即ちドアパネル10の開閉方向に沿って配置されている。側部受板8の乗場3側の面には、高さ方向に互いに間隔をおいて、貫通部としての複数の位置調整用スタッドボルト27が固定されている。位置調整用スタッドボルト27同士の間の間隔と、位置調整用長孔6e同士の間の間隔とは、互いに対応している。
位置調整用スタッドボルト27の軸部は、乗場3側に突出するように配置されている。また、位置調整用スタッドボルト27の軸部は、位置調整用長孔6eを貫通している。さらに、位置調整用スタッドボルト27の軸部の乗場3側には、座金28が挿入されて、ナット29が螺着されている。即ち、位置調整用スタッドボルト27の軸部に縦枠正面部6a側からナット29が螺着されることによって、側部受板8は、縦枠背面部6cに締結されている。
ここで、位置調整用長孔6eの長さ寸法は、位置調整用スタッドボルト27の軸部の外径寸法よりも、例えば図3における2α分大きくなっている。つまり、位置調整用スタッドボルト27の軸部は、位置調整用長孔6eに沿って摺動可能になっている。これにより、側部受板8の取付位置は、ドアパネル10の開閉方向に調整可能となっており、ドアパネル10の戸袋側の側端と、側部受板8の戸袋側の側端との間の寸法(δ寸法)は、調整可能となっている。
次に、遮蔽機構が適用されていないエレベータの乗場ドア装置の改修時における側部受板8の取付方法と、側部受板8の取付位置の調整方法とについて説明する。まず、ドアパネル10がハンガユニット13から取り外された状態で、既設の乗場三方枠5の縦枠背面部6cに位置調整用長孔(加工孔)6eが設けられる。位置調整用長孔6eに位置調整用スタッドボルト27が挿入されて、その位置調整用スタッドボルト27の軸部の乗場3側に、座金28が挿入され、ナット29が仮締め状態で螺着され、側部受板8が仮の状態で取り付けられる。
一方、ドアパネル10の開放側の側端部に側部遮蔽ゴム12が取り付けられて、ドアパネル10がハンガユニット13に取り付けられる。そして、ドアパネル10が全閉状態にされて、側部遮蔽ゴム12の押し当て量が作業員によって測定される。そして、側部受板8が最適遮蔽位置となるように(側部遮蔽ゴム12の押し当て量が最適となるように)、側部受板8の取付位置(δ寸法)が間口方向に調整されて、ナット29が位置調整用スタッドボルト27に対して締め付けられて、側部受板8の取付位置が固定される。
上記のようなエレベータの乗場出入口装置では、位置調整用スタッドボルト27が位置調整用長孔6eに沿って摺動されることによって、側部受板8の取付位置がドアパネルの開閉方向に調整可能となっているので、最適遮蔽位置に側部受板8を容易に配置することができ、側部受板8の取付位置調整(微調整及び再調整)の作業効率を向上させることができる。
また、縦枠背面部6cが建築壁1aから昇降路2側に作業用スペースを空けて配置されているので、作業員による側部受板8の取付位置調整の作業効率をさらに向上させることができる。
さらに、位置調整用スタッドボルト27の軸部に縦枠正面部6a側からナット29が螺着されることによって、側部受板8が縦枠背面部6cに締結されているので、ドアパネル10がハンガユニット13に取り付けられた状態のままで、作業員が側部遮蔽ゴム12の押し当て量を確認しながら側部受板8の取付位置調整を行うことができ、側部受板8の取付位置調整の作業効率をさらに向上させることができる。
さらにまた、側部受板8が最適遮蔽位置に配置されるので、ドアパネル10の閉鎖動作の不具合を未然に防ぐことができ、ガイド溝26aにごみ等が堆積した場合や、ドアパネル10に風圧が加わった場合でも、ドアパネル10の閉鎖動作を安定させることができる。これとともに、側部遮蔽ゴム12の早期の損耗を抑制することができ、側部遮蔽ゴム12の交換サイクルを安定させることができる。
実施の形態1では、貫通部として位置調整用スタッドボルト27を用いたが、貫通部は、位置調整用スタッドボルト27に限るものではなく、例えば六角ボルト、六角穴付きボルト又は皿ねじ等を用いてもよい。この六角ボルトを用いる場合、側部受板の縦枠側の面にナットを埋設し、縦枠背面部の乗場側から位置調整用長孔を挿通するように六角ボルトの軸部を配置すればよい。また、六角穴付きボルトを用いる場合、六角穴付きボルト用の座ぐりをドアパネル側の面に設ければよい。さらに、皿ねじを用いる場合、皿穴を側部受板のドアパネル側の面に設ければよい。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2について説明する。図4は、実施の形態2によるエレベータの乗場出入口装置の一部を拡大して示す平面図である。まず、実施の形態1では、縦枠第2側面部6dの乗場3側の端部(縦枠背面部6c)と建築壁1aとの間に作業用スペースが確保されていたが、実施の形態2では、縦枠第2側面部6dの乗場3側の端部と建築壁1aとの間の間隔(図中矢示A)が実施の形態1よりも狭くなっており、側部受板8取付作業用のスペースが確保されていない。また、実施の形態1では、縦枠6に側部受板8が取り付けられていたが、実施の形態2では、縦枠6に受板取付部材30が取り付けられている。受板取付部材30は、L字状に曲げ形成されており、取付部材第1面部としてのL字長辺部30aと、取付部材第2面部としてのL字短辺部30bとが形成されている。
L字長辺部30aの昇降路2側の面の先端部近傍には、側部受板31が溶接によって固着されている。L字短辺部30bには、高さ方向に互いに間隔をおいて複数のタッピングボルト(タップ付ボルト)32が挿通されており、それらのタッピングボルト32は、縦枠第2側面部6dに螺着されている。縦枠第2側面部6dとL字短辺部30bとの間には、複数枚の位置調整用座金33が着脱可能に介在されている。側部受板31のドアパネル10側の面には、高さ方向に互いに間隔をおいて複数の皿穴31aが設けられている。皿穴31aには、タッピング皿ねじ34が挿入されている。タッピング皿ねじ34は、L字長辺部30aに螺着されている。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、遮蔽機構が適用されていないエレベータの乗場ドア装置の改修時における側部受板31の取付方法と、側部受板31の取付位置の調整方法とについて説明する。まず、ドアパネル10がハンガユニット13から取り外された状態で、L字短辺部30bと縦枠第2側面部6dとの間に所定の枚数の位置調整用座金33が配置されて、受板取付部材30のL字短辺部30bがタッピングボルト32によって縦枠第2側面部6dに仮の状態で取り付けられる。
一方、ドアパネル10の戸袋側の端部に側部遮蔽ゴム12が取り付けられて、ドアパネル10がハンガユニット13に取り付けられる。このドアパネル10が全閉状態にされて、側部遮蔽ゴム12の押し当て量が作業員によって測定される。そして、側部受板31が最適遮蔽位置となるように、位置調整用座金33の枚数が調整されて、側部受板31の取付位置(δ寸法)が調整され、タッピングボルト32が締め付けられて、L字短辺部30bが固定される。L字短辺部30bが固定されると、ドアパネル10がハンガユニット13から再度取り外され、皿穴31aにタッピング皿ねじ34が挿入されて、そのタッピング皿ねじ34が縦枠背面部6cに螺着され、L字長辺部30a及び側部受板31が縦枠背面部6cに固定される。
上記のようなエレベータの乗場出入口装置では、位置調整用座金33の枚数が調整されることによって、側部受板31の取付位置が調整されるので、縦枠第2側面部6dの乗場3側の端部と建築壁1aとの間に側部受板8取付作業用のスペースが確保できない場合であっても、最適遮蔽位置に側部受板31を容易に配置することができ、側部受板31の取付位置調整の作業効率を向上させることができる。
なお、実施の形態1,2では、エレベータの乗場出入口装置について説明したが、この発明は、エレベータのかご出入口装置にも適用できる。
また、実施の形態1,2では、両開き式のドアパネル10を用いたが、片開き式のドアパネルを用いてもよい。
さらに、実施の形態1,2では、2枚のドアパネル10を用いたが、ドアパネルの枚数は、2枚に限るものではなく、1枚又は3枚以上であってもよい。
さらにまた、実施の形態1,2では、既設のエレベータの乗場出入口装置の改修作業について説明したが、この発明は、新設のエレベータの乗場出入口装置にも適用してもよい。この場合、例えば実施の形態1における位置調整用長孔を工場製造時に上枠に設けてもよい。また、例えば実施の形態2における遮煙板取付部材及び側部受板と所定枚数の位置調整用座金とを工場製造時に上枠に取り付けてもよい。
この発明の実施の形態1によるエレベータの乗場出入口装置を示す側面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図2のIII部を拡大して示す平面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータの乗場出入口装置の一部を拡大して示す平面図である。
符号の説明
4 乗場出入口(出入口)、6 縦枠、6a 縦枠正面部、6b 縦枠第1側面部、6c 縦枠背面部、6d 縦枠第2側面部、6e 位置調整用長孔、8,31 側部受板、10 ドアパネル、12 側部遮蔽ゴム(側部遮蔽用弾性体)、27 位置調整用スタッドボルト(貫通部)、29 ナット、30 受板取付部材、30a L字短辺部(取付部材第1面部)、30b L字短辺部(取付部材第2面部)、33 位置調整用座金。

Claims (4)

  1. 出入口を開閉するドアパネル、
    上記出入口の側部に配置され、上記ドアパネルの開閉方向に沿う位置調整用長孔が設けられた縦枠、
    上記位置調整用長孔を貫通し上記位置調整用長孔に沿って摺動可能な貫通部を有し、上記ドアパネルに対向するように上記縦枠に取り付けられ、取付位置が上記ドアパネルの開閉方向に調整可能な側部受板、及び
    縦枠側に向けて突出するように上記ドアパネルの戸袋側の端部に取り付けられ、上記ドアパネルが全閉状態のときに上記側部受板に押し当てられて、上記ドアパネルの戸袋側の端部と上記側部受板との間の隙間を埋める側部遮蔽用弾性体
    を備えていることを特徴とするエレベータの出入口装置。
  2. 上記縦枠は、乗場出入口の側部に配置されており、
    また、上記縦枠は、乗場側に配置された縦枠正面部と、昇降路側に配置され上記位置調整用長孔が設けられた縦枠背面部とを有しており、
    上記縦枠背面部は、乗場と昇降路とを仕切る建築壁から昇降路側に作業用スペースを空けて配置されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータの出入口装置。
  3. 上記貫通部は、上記側部受板の反ドアパネル側の面に反ドアパネル側に向けて突出するように固定され、ナットが螺着される位置調整用スタッドボルトであり、
    上記側部受板は、上記位置調整用スタッドボルトに乗場側から上記ナットが螺着されることによって、上記縦枠背面部に締結されていることを特徴とする請求項2記載のエレベータの出入口装置。
  4. 出入口を開閉するドアパネル、
    上記出入口の側部に配置された縦枠であって、反ドアパネル側に配置され上記ドアパネルの開閉方向に沿う縦枠正面部と、上記縦枠正面部の出入口側の端からドアパネル側に曲げられた縦枠第1側面部と、上記縦枠第1側面部のドアパネル側の端から反出入口側に曲げられ上記ドアパネルの開閉方向に沿う縦枠背面部と、上記縦枠背面部の反出入口側の端から反ドアパネル側に曲げられた縦枠第2側面部とを有する縦枠、
    上記縦枠第2側面部の反出入口側の面に取り付けられ上記縦枠第2側面部に沿う取付部材第1面部と、上記取付部材第1面部のドアパネル側の端から出入口側に曲げられ上記縦枠背面部に沿う取付部材第2面部とを有する受板取付部材、
    上記取付部材第1面部の反縦枠背面部側の面に固定された側部受板、
    縦枠側に向けて突出するように上記ドアパネルの戸袋側の端部に取り付けられ、上記ドアパネルが全閉状態のときに上記遮煙板に押し当てられて、上記出入口と上記ドアパネルとの間の隙間を埋める側部遮蔽用弾性体、及び
    上記縦枠第2側面部と上記取付部材第2面部との間に着脱可能に介在され、上記側部受板の取付位置を上記ドアパネルの開閉方向に調整するための複数枚の位置調整用座金
    を備えていることを特徴とするエレベータの出入口装置。
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