JP2002020067A - エレベータの出入口装置 - Google Patents
エレベータの出入口装置Info
- Publication number
- JP2002020067A JP2002020067A JP2000206259A JP2000206259A JP2002020067A JP 2002020067 A JP2002020067 A JP 2002020067A JP 2000206259 A JP2000206259 A JP 2000206259A JP 2000206259 A JP2000206259 A JP 2000206259A JP 2002020067 A JP2002020067 A JP 2002020067A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide groove
- guide
- door
- elevator
- sill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エレベータの出入口に設置されるシル2の案
内溝5に異物が入らず、ドア10への案内具11の着脱
が容易な出入口装置を実現する。 【解決手段】 案内溝5の開口部が斜め下方に向くよう
に構成した。
内溝5に異物が入らず、ドア10への案内具11の着脱
が容易な出入口装置を実現する。 【解決手段】 案内溝5の開口部が斜め下方に向くよう
に構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの出入
口装置に係り、特に引き戸式のドアの下部の案内構造に
関するものである。
口装置に係り、特に引き戸式のドアの下部の案内構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】引き戸式のドアを有するエレベータの乗
場やかごの出入口床にはドアを案内する案内溝を備えた
シルが設置され、ドア下部に設けた案内具によって前記
案内溝に沿ってドアが開閉動するようになっている。
場やかごの出入口床にはドアを案内する案内溝を備えた
シルが設置され、ドア下部に設けた案内具によって前記
案内溝に沿ってドアが開閉動するようになっている。
【0003】従来の一般的な乗場出入口床部の構成は、
図2に示すように、昇降路壁1にシル2の固定ブラケッ
ト3を取り付け、ボルト・ナットからなる締結具4によ
って、シル2を固定ブラケット3に取り付けている。こ
のシル2は上方に開口した案内溝5を備えており、6は
案内溝5内に入った異物を排出するための穴である。一
方ドア10の下部には、案内具11が取り付けられてい
る。この案内具11は、案内溝5に案内される案内部1
2とドア10に取り付ける支持部13を有し、ねじ14
によりドア10に取り付けられている。
図2に示すように、昇降路壁1にシル2の固定ブラケッ
ト3を取り付け、ボルト・ナットからなる締結具4によ
って、シル2を固定ブラケット3に取り付けている。こ
のシル2は上方に開口した案内溝5を備えており、6は
案内溝5内に入った異物を排出するための穴である。一
方ドア10の下部には、案内具11が取り付けられてい
る。この案内具11は、案内溝5に案内される案内部1
2とドア10に取り付ける支持部13を有し、ねじ14
によりドア10に取り付けられている。
【0004】しかし、この構成では案内溝5にごみ等の
異物が入りやすいという問題がある。そこで案内溝の開
口部を横方向又は下方に向ける構成が考えられている。
異物が入りやすいという問題がある。そこで案内溝の開
口部を横方向又は下方に向ける構成が考えられている。
【0005】図3は案内溝5の開口部を横、即ちエレベ
ータかご側(反昇降路壁1側)に向けて配置した例であ
る。また図4は案内溝5の開口部を下方に向けた例であ
り、何れも案内溝2に異物が入りにくくしている。
ータかご側(反昇降路壁1側)に向けて配置した例であ
る。また図4は案内溝5の開口部を下方に向けた例であ
り、何れも案内溝2に異物が入りにくくしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来技術には次
のような問題があった。図3の例の場合、ドア10の開
閉中に案内部12が抜けないように案内溝5をアリ溝に
する必要がある。そのため、据付時やメンテナンス時に
おける案内具11の着脱は、シル2の端部から案内具1
1をスライドさせて行わなければならなかった。
のような問題があった。図3の例の場合、ドア10の開
閉中に案内部12が抜けないように案内溝5をアリ溝に
する必要がある。そのため、据付時やメンテナンス時に
おける案内具11の着脱は、シル2の端部から案内具1
1をスライドさせて行わなければならなかった。
【0007】図4の例の場合、案内具11の着脱には、
ねじ14を外してから案内具11全体を下方にずらして
外し、逆の動作で取り付けることになる。そうするとド
ア10へのねじ14の取付高さAを高くする必要がある
ため、ドア10に外力がかかったとき、支持部13にか
かる力が増加するので、支持部13の強度を上げる必要
がある。更に、通常固定ブラケット3とシル2とは図4
の左右方向に取付位置調節可能に構成されているため、
建築誤差や据付誤差によっては、固定ブラケット3の端
3aが案内溝5と重なってくる可能性もある。そのた
め、案内具11の着脱時に案内部12が干渉しないよう
にシル2の厚さBを厚くしておく必要があるという問題
があった。
ねじ14を外してから案内具11全体を下方にずらして
外し、逆の動作で取り付けることになる。そうするとド
ア10へのねじ14の取付高さAを高くする必要がある
ため、ドア10に外力がかかったとき、支持部13にか
かる力が増加するので、支持部13の強度を上げる必要
がある。更に、通常固定ブラケット3とシル2とは図4
の左右方向に取付位置調節可能に構成されているため、
建築誤差や据付誤差によっては、固定ブラケット3の端
3aが案内溝5と重なってくる可能性もある。そのた
め、案内具11の着脱時に案内部12が干渉しないよう
にシル2の厚さBを厚くしておく必要があるという問題
があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、シル2の案内
溝5の開口部が斜め下方に向くように構成したものであ
る。
溝5の開口部が斜め下方に向くように構成したものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1により
説明する。本実施形態は案内溝5の開口部を45度斜め
下方に向くように構成したものである。
説明する。本実施形態は案内溝5の開口部を45度斜め
下方に向くように構成したものである。
【0010】本実施形態によれば、案内溝5内に異物が
入ることがなく、また、案内溝5をアリ溝にしなくても
案内部12が抜けることがないため、案内具11を斜め
下方(図1矢印)に移動するだけで着脱ができ、ドア1
0への案内具11の取付高さaを低くすることができ
る。また、固定ブラケット3とシル2との取付位置調節
代を十分にとっても、固定ブラケット3の端3aが案内
溝5と重な可能性がほとんどないため、シル2の厚さb
を図4の例に比べて薄くすることができる。
入ることがなく、また、案内溝5をアリ溝にしなくても
案内部12が抜けることがないため、案内具11を斜め
下方(図1矢印)に移動するだけで着脱ができ、ドア1
0への案内具11の取付高さaを低くすることができ
る。また、固定ブラケット3とシル2との取付位置調節
代を十分にとっても、固定ブラケット3の端3aが案内
溝5と重な可能性がほとんどないため、シル2の厚さb
を図4の例に比べて薄くすることができる。
【0011】前記の実施形態においては、案内溝5の開
口部は、45度斜め下方に傾斜させているが、45度に
限ることはなく、ドア10へのねじ14の取付高さaを
高くする必要がなく、案内溝5をアリ溝にする必要がな
い範囲で適当な角度を選択すればよい。また、前記実施
形態は乗場出入口について説明したが、かごの場合も同
様に行えることはいうまでもない。更に案内部12は案
内溝5内を摺動する摺動体であってもよいし、案内溝5
内を転動するローラであってもよい。
口部は、45度斜め下方に傾斜させているが、45度に
限ることはなく、ドア10へのねじ14の取付高さaを
高くする必要がなく、案内溝5をアリ溝にする必要がな
い範囲で適当な角度を選択すればよい。また、前記実施
形態は乗場出入口について説明したが、かごの場合も同
様に行えることはいうまでもない。更に案内部12は案
内溝5内を摺動する摺動体であってもよいし、案内溝5
内を転動するローラであってもよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シルの案内溝に異物が入ることがなく、シルの厚さを厚
くしなくても案内具の着脱が容易なエレベータの出入口
装置を実現することができる。、
シルの案内溝に異物が入ることがなく、シルの厚さを厚
くしなくても案内具の着脱が容易なエレベータの出入口
装置を実現することができる。、
【図1】本発明の実施の形態を示す図である。
【図2】従来のエレベータの出入口装置を示す図であ
る。
る。
【図3】従来のエレベータの出入口装置を示す図であ
る。
る。
【図4】従来のエレベータの出入口装置を示す図であ
る。
る。
1 昇降路壁 2 シル 3 固定ブラケット 5 案内溝 10 ドア 11 案内具 12 案内部 13 支持部 14 ねじ
Claims (1)
- 【請求項1】 エレベータの出入口に設けられた引き戸
式のドア、前記出入口の床部に配置され前記ドアの開閉
を案内する案内溝を備えたシル、前記ドアの下部に設け
られ前記案内溝に沿って前記ドアを案内する案内具を備
えたエレベータの出入口装置において、 前記案内溝の開口部が斜め下方に向くように構成したこ
とを特徴とするエレベータの出入口装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000206259A JP2002020067A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | エレベータの出入口装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000206259A JP2002020067A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | エレベータの出入口装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002020067A true JP2002020067A (ja) | 2002-01-23 |
Family
ID=18703212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000206259A Pending JP2002020067A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | エレベータの出入口装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002020067A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100147632A1 (en) * | 2005-05-10 | 2010-06-17 | Michael Tracey | Guide assembly for at least one elevator door |
JP2013151371A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-08-08 | Fujitec Co Ltd | エレベータ出入口装置 |
CN103663066A (zh) * | 2013-12-17 | 2014-03-26 | 苏州久德机电科技有限公司 | 电梯开门结构 |
JP2015168509A (ja) * | 2014-03-06 | 2015-09-28 | フジテック株式会社 | エレベータのドア開閉装置 |
KR101697763B1 (ko) * | 2015-11-12 | 2017-01-18 | 우정연 | 엘리베이터의 도어실 구조 |
EP2327649A4 (en) * | 2008-09-17 | 2017-08-30 | Mitsubishi Elevator Korea Co., Ltd. | Structure for preventing deviation of elevator doors and insertion of foreign objects |
CN108821075A (zh) * | 2018-09-04 | 2018-11-16 | 台州市特种设备监督检验中心 | 一种后置式电梯地坎连接系统 |
EP3925916A1 (de) * | 2020-06-15 | 2021-12-22 | Inventio AG | Aufzugstür mit einer türblattführung |
-
2000
- 2000-07-07 JP JP2000206259A patent/JP2002020067A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100147632A1 (en) * | 2005-05-10 | 2010-06-17 | Michael Tracey | Guide assembly for at least one elevator door |
US8272481B2 (en) * | 2005-05-10 | 2012-09-25 | Otis Elevator Company | Guide assembly for at least one elevator door |
EP2327649A4 (en) * | 2008-09-17 | 2017-08-30 | Mitsubishi Elevator Korea Co., Ltd. | Structure for preventing deviation of elevator doors and insertion of foreign objects |
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EP3925916A1 (de) * | 2020-06-15 | 2021-12-22 | Inventio AG | Aufzugstür mit einer türblattführung |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040415 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070313 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070710 |