JP2007223663A - 開封刃を有するオーバーキャップ付き容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物の飛び散りが防止され、かつ衛生的にも好ましい開封刃を有するオーバーキャップ付き容器を提供する。
【解決手段】内容物を収納する充填空間mを有し、口部1aにおいて貼着された密封シート2にて充填空間mを液密状態に保持する容器本体1と、密封シート2を内側に収めて容器本体1の口部1aに固定保持されるオーバーキャップ3とを備えたものを基本構成とする。そして、オーバーキャップ3の天面壁部3aに、ヒンジを介して回動可能に保持され、ヒンジを支点とする振り下ろしにて内容物の注出口tを形成するとともに密封シート2を押し切る開封刃5と、ヒンジhを介して回動可能に保持され、該ヒンジhを支点とする引き起こし動作でもって開封刃4の背面を押圧する操作レバー6を配設する。
【選択図】図1

Description

本発明は、開封刃を有するオーバーキャップ付き容器に関するものであり、該容器の開封時における手指と内容物との接触あるいは内容物の飛散を確実に回避するとともに、操作性の改善を図ろうとするものである。
コーヒーや紅茶等の飲料は、近年、内容物の味や風味を良好に維持するために無菌充填システムが採用されてきており、それに用いる容器としては、その本体部分をコップ状とし、その口部にフィルム状の密閉シートを貼り付けるとともに、さらに該密閉シートを保護するためにその外側にオーバーキャップを装着したものが一般的な構成になっている。
この種の容器は、容器の胴体にストローが備えつけられていて、該ストローを、オーバーキャップに形成されている孔から差し入れ、その先端部で密封シートを突き破ることで容器内の内容物を吸引するようにしている。
また、最近では、ウオーマーにより内容物が加温されるようになってきていることからストローの使用が困難で、オーバーキャップの押し下げ片を利用して密閉シートをワンタッチで切り開き、該オーバーキャップに形成された飲み口から直接、内容物を飲むタイプの容器も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、密封シートをワンタッチで切り開くタイプの容器は、押し下げ片を操作する際の力加減によっては内容物が飛び散ることがあること、また、指先の触れた押し下げ片が内容物に漬かってしまうことに加え、勢いあまって指先が内容物に触れてしまうことがあり衛生面においても好ましいものとは言えず、その解決が求められていた。
特開2004−359314号公報
本発明の課題は、内容物の飛び散りをなくし、衛生的に開封できる新規な開封刃を有するオーバーキャップ付きの容器を提案するところにある。
本発明は、内容物を収納する充填空間を有し、口部において貼着された密封シートにて該充填空間を液密状態に保持する容器本体と、密封シートを内側に収めて容器本体の口部に固定保持されるオーバーキャップとを備え、
前記オーバーキャップに、ヒンジを介して回動可能に保持され、該ヒンジを支点とする振り下ろしにて内容物の注出口を形成するとともに密封シートを押し切る開封刃と、ヒンジを介して回動可能に保持され、該ヒンジを支点とする引き起こしでもって該開封刃の背面を押圧する操作レバーを配設してなる、ことを特徴とする開封刃を有するオーバーキャップ付き容器である。
上記の構成になる容器においては、オーバーキャップの裏面に、振り下ろされた開封刃に連係して該開封刃の振り下ろし姿勢を一定に維持するストッパーを設けるのが好ましい。
操作レバーを引き上げると、その先端に設けられた押圧片が開封刃の背面を押圧することになり該開封刃は密封シートに向けて振り下ろされる。このときの開封刃の振り下ろしは操作レバーの引き起こし速度に依存するため、該操作レバーの緩慢な操作でもって徐々に密封シートが押し切られることとなり内容物が飛散するのを防止することができる。
また、開封刃の振り下ろしは、操作レバーにより間接的に行われるので、内容物に手指が触れることはなく衛生的な開封が可能となるだけでなく、てこの原理により小さな力で開封することができる。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明に従うオーバーキャップ付き容器の実施の形態を示した外観斜視図であり、図2はオーバーキャップの断面を示した図である。
図における1はコップ状の容器本体である。この容器本体1は内容物を収納する充填空間mを有し、その口部1aのフランジfに密封シート2が貼着されていて、この密封シート2によって充填空間mを液密状態に保持する。
また、3は密封シート2を内側に収めて容器本体1の口部1aに着脱自在に固定保持されるオーバーキャップである。このオーバーキャップ3は密閉シート2に距離を隔てて対面する天面壁部3aと、この天面壁部3aの縁部に一体連結するとともに密閉シート2を囲撓する周壁3bからなり、天面壁部3aには区画凹所3aと開口3aが設けられている。
また、4は天面壁部3aの区画凹所3aに設けられた開封刃である。この開封刃4は
ヒンジh(図2参照)を介して天面壁部3aに回動可能に保持されていてヒンジhを支点とする振り下ろしにて該オーバーキャップ3に内容物の注出口を形成するとともに密封シート2を押し切ることができるようになっている。なお、この開封刃4は天面壁3aと薄肉部や連結片等で構成される破断可能な連結部を介してつながるものであってもよい。
また、5は開封刃4の両サイドにそれぞれ一体的に設けられた凸部(図1参照)、6は天面壁部3aの区画凹所3aから開口3aに跨って設けられた操作レバーである。この操作レバー6はヒンジhを介して天面壁部3aに回動可能に保持されており、指先を入れることができる開口を有する本体部分6aと、この本体部分6aの先端に一体的に設けられ開封刃4の背面を直接押圧する押圧片6bからなる。
さらに、7a、7bはオーバーキャップ3の裏面に間隔を開けて設けられた一対の垂下片である。この垂下片7a、7bはストッパーを構成するもので、開封刃4が振り下ろされて密閉シート2が押し切られた状態で図3に示すごとく凸部5にて連係して該開封刃4の振り下ろし姿勢を一定に維持する。そして、8はオーバーキャップ3に着脱自在に被さるカバーキャップ(シート成型品)である。
容器の開封前は、開封刃4、操作レバー6は図2に示すような状態にある。
容器を開封すべく、操作レバー6を引き起こすと、図4に示すように、本体部分6aの先端に設けられた押圧片6bが開封刃4の背面(上面)を押圧し、該開封刃4はヒンジhを支点にして振り下ろされることとなり、これにより内容物の注出口tが形成されるとともに密封シート2が押し切られる。
密封シート2が押し切られたのちにおいて開封刃4の凸部5が垂下片7a、7bに連係すると開封刃4の振り下ろし姿勢はそのまま維持される。
上述の如く、本発明に従うオーバーキャップ付きの容器は、開封刃4に手指が直接触れることなしに容器を開封することができるものであり、開封に際して内容物が手指に触れることがない。
また、開封刃4は操作レバー6を介して振り下ろす構造なので、力の加減を調整することが可能であり、勢いあまって内容物が飛び散るのを防止することができる。
開封刃4、操作レバー6はともにヒンジh、hを介してオーバーキャップ3に一体的に成形することが可能であって、該オーバーキャップ3を、構造の簡素化された単一部材として構成することができる利点がある。
操作レバー6は、図示はしないが、開封前あるいは開封後の姿勢を一定に保持することができるようにストッパーを設けることが可能であり、連係形式はとくに限定はされない。また、開封刃4の先端部分の形状についても、図示した直線状の他に山型や波型等を採用することができ、その形状についてもとくに限定はされない。
開封刃を使って容器を開封する際に生じていた内容物の飛び散りがなく、内容物に触れることのない衛生的にも好ましいオーバーキャップ付きの容器が提供できる。
本発明に従うオーバーキャップ付き容器の実施の形態を示した外観斜視図である。 図1に示した容器の断面を示した図である。 ストッパーとの連係状況を示した図である。 図1の容器の開封状況を示した図である。
符号の説明
1 容器本体
1a 口部
2 密閉シート
3 オーバーキャップ
3a 天面壁部
3a 区画凹所
3a 開口
3b 周壁
4 開封刃
5 凸部
6 操作レバー
6a 本体部分
6b 押圧片
7a、7b ストッパー
8 カバーキャップ
m 充填空間
f フランジ
h ヒンジ
h ヒンジ
t 注出口

Claims (2)

  1. 内容物を収納する充填空間を有し、口部において貼着された密封シートにて該充填空間を液密状態に保持する容器本体と、密封シートを内側に収めて容器本体の口部に固定保持されるオーバーキャップとを備え、
    前記オーバーキャップに、ヒンジを介して回動可能に保持され、該ヒンジを支点とする振り下ろしにて内容物の注出口を形成するとともに密封シートを押し切る開封刃と、ヒンジを介して回動可能に保持され、該ヒンジを支点とする引き起こしでもって該開封刃の背面を押圧する操作レバーとを配設してなる、ことを特徴とする開封刃を有するオーバーキャップ付き容器。
  2. 前記オーバーキャップの裏面に、振り下ろされた開封刃に連係して該開封刃の振り下ろし姿勢を一定に維持するストッパーを有する、請求項1記載の開封刃を有するオーバーキャップ付き容器。
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