JP2007222471A - 遊技盤の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 合成樹脂製の遊技盤において、表面の皮膜が切削加工時に傷つけられるのを防止する。
【解決手段】 母板から遊技盤1の外形寸法の合成樹脂板を切り出し、切削加工を施して切欠、取付穴6a、7a、14a、15aやアウト穴5、溝や位置決め用のダボ穴等を形成し、遊技釘20用の下穴25、風車19の軸釘用の下穴及びレールピン21用の下穴を設けた後に、表裏両面に皮膜を設けて、さらにその後に遊技釘20、風車19、レールピン21を取り付け、また入賞口ユニット10、複合入賞装置14、通過口15等を取り付けて遊技盤1として完成させる。皮膜が遊技釘20のための下穴25の切削加工時に傷つけられるおそれはない。
【選択図】 図5

Description

本発明は、弾球遊技機に用いられる遊技盤の技術分野に属する。
弾球遊技機には、板に遊技釘が取り付けられた遊技盤が用いられる。その板材として合成樹脂板を使用するものがある。
特開2005−312471号公報
特許文献1に開示されている遊技盤の製造方法では、合成樹脂板の表面に薄膜層を形成した後に切削加工を施す手順が採用されている。しかし、この手順であると、例えば印刷皮膜が切削加工時に傷つけられるおそれがある等の問題があった。
請求項1記載の遊技盤の製造方法は、合成樹脂板に遊技釘が取り付けられた遊技盤を製造するに当たり、前記遊技釘を取り付けるための下穴の形成後に、前記遊技釘の取り付けに先立って、前記合成樹脂板の表面に皮膜を設けることを特徴とする。
遊技盤となる合成樹脂板は、例えば押出成形、射出成形、射出圧縮成形等の公知の成形方法で製造されるが、その成形方法に特段の制限はない。また、複数枚の合成樹脂板を積層したものであってもよい。ただし、遊技釘が取り付けられて遊技領域となる面は平坦面であることが要求されるので、これを満足する必要はある。
合成樹脂板の材質や性状(例えば透明であるか、不透明であるか)にも、例えば容易に変形しない等の遊技盤に要求される性能を満たす限りにおいて、特段の制約はない。
遊技釘を取り付けるための下穴(以下、単に下穴ともいう)は切削加工で設けられてもよいし、上述の射出成形等で合成樹脂板を成形するときに同時に形成されてもよい。
この下穴を用いての遊技釘の取り付けは、従来と同様の打ち付け(圧入)でもよいし、螺着、接着等でもよい。
合成樹脂板の表面に設けられる皮膜としては、請求項3記載の装飾印刷、ハーフミラー、反射防止皮膜、ハードコートが例示されるが、これらに限定されるものではない。また、複数の機能を兼ねる皮膜でもよい。
なお、皮膜は合成樹脂板の表側面(遊技者に対面する面)に設けられても、裏側面に設けられても、両面に設けられてもよい。
請求項1記載の遊技盤の製造方法によれば、遊技釘を取り付けるための下穴の形成後に、遊技釘の取り付けに先立って、合成樹脂板の表面に皮膜を設けるので、そうした皮膜、例えば装飾印刷、ハーフミラー、反射防止皮膜等が遊技釘のための下穴の切削加工時に傷つけられるおそれはない。
また、下穴を切削加工で設けると切削痕が残る(粗面になる)ので、透明な合成樹脂板であると見苦しくなる。この問題は入賞装置等を取り付けるための穴を切削加工した場合にも言える。しかし、例えばハードコートをこれらの切削面にまで施せば、ハードコートによる「濡れ」によって切削面が滑面化されて目立たなくなり、上記の見苦しさを解消できる。
この点からも、透明な合成樹脂板を用いる場合には、請求項2記載の遊技盤の製造方法を採用して、遊技球を通過させるための貫通穴の形成後に皮膜を設けるのが好ましい。
また、透明な合成樹脂板を用いる場合には、請求項3記載のハーフミラーや反射防止皮膜を設けることも効果的である。
透明な合成樹脂板(遊技盤)の背後に発光体(LED、EL、液晶表示器等)を配置することができる。しかし、そうした発光体が光を発していないときには、それら遊技盤の背後に配された機構等が遊技者に見えてしまうという問題がある。しかし、その遊技盤にハーフミラーの皮膜があれば、遊技盤の背後が相対的に暗いときには、背後の機構等を遊技者から見えないようにできる。なお、ハーフミラーは遊技盤の表側又は裏側に設ければよく、表又は裏の全域でなく一部に(例えば、上記のような目隠し効果を必要とする部分に)設けてもよい。
透明な合成樹脂板(遊技盤)で背後に表示器が配置される場合には、表側の面に反射防止皮膜を設けるのも効果的である。この表側の面には、遊技店は照明や他の遊技機の電飾の光等が入射するので、遊技盤の背後に表示器が配置されていると、いわゆる映り込みが発生して表示器の表示が見えにくくなることがある。しかし、表側の面に反射防止皮膜を設けておけば、映り込みが防止され、表示器の表示が見えにくくならない。
合成樹脂板(遊技盤)に装飾印刷の皮膜を設ければ、周知のセルと同様の装飾効果が得られる。装飾印刷を施す場合、合成樹脂板(遊技盤)は不透明であっても、透明であってもよい。透明ならば、装飾印刷を裏側の面に設けることもできる。
また、遊技盤の表側面又は裏側面を複数領域に分割して、それぞれに装飾印刷、ハーフミラー、反射防止皮膜又は他の被膜のいずれかを施すこと、つまり塗り分けることも可能である。例えば表示器の前方になる領域には反射防止皮膜、その周囲には装飾印刷又はハーフミラーというようにできる。
これら装飾印刷、ハーフミラー又は反射防止皮膜を設けた場合、その上にハードコートを積層してもよい。
次に、本発明の実施例等により発明の実施の形態を説明する。なお、本発明は下記の実施例等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
[実施例]
本実施例の遊技盤1はパチンコ機用であり、図1に示すとおり、一部に切欠があるものの、ほぼ長方形をしている。この遊技盤1には略円弧状のガイドレール2a、2bが取り付けられており、ガイドレール2a、2bによって囲まれた略円形の区画内が遊技領域4とされる。なお、ガイドレール2a、2bの先端間の切れ目部分は返しゴム(図示略)にて閉じられる。
遊技領域4の最下部には、遊技領域4を通過してきた遊技球をアウト球として排出するためのアウト穴5が設けられており、ガイドレール2bには遊技球をアウト穴5に誘導するための凹み2cが設けられている。
そのアウト穴5の上方には、開閉板61によって開閉されるアタッカー式の大入賞口6が配されている。また、大入賞口6の左右斜め上には、それぞれ普通入賞口7、8が配されている。これら大入賞口6及び普通入賞口7、8は共通のベース板9に組み付けられて入賞口ユニット10とされ、ビス11にて遊技盤1に取り付けられている。本実施例では入賞口ユニット10を採用しているが、大入賞口6、普通入賞口7、8をそれぞれ別々に遊技盤1に取り付けることもできる。
大入賞口6の上方には電動チューリップ式の可変入賞装置12と始動入賞口13とを備える複合入賞装置14が設置されている。
図示するところから明らかなように、可変入賞装置12が閉鎖状態(図示の状態)にあるときには、始動入賞口13によって可変入賞装置12への入賞を阻まれる(可変入賞装置12へは、開放時しか入賞できない)。この可変入賞装置12は、その左右に配されている通過口15に遊技球が進入したことに起因する抽選で当たりになると開放される。
可変入賞装置12又は始動入賞口13に入賞した場合には大当たり抽選が行われ、これに応じて遊技盤1の背後に配されている表示装置(全体の図示は省略)の画面16にて図柄の変動表示がなされる。なお、表示装置は遊技盤1と一体化されているわけでなく(遊技盤1の一部というわけではない)、画面16を遊技者に対面させる姿勢で遊技盤1の背面部に取り付けられている。
大当たり抽選が当たりであれば、図柄の変動表示に続いて表示装置(画面16)にて大当たりを示す表示が行われる。その大当たり表示がなされると大当たり遊技の開始となって、大入賞口6が開放される。なお、この表示装置は演出表示用であり、大当たり抽選の結果は図示省略の特別図柄表示装置(例えば7セグメントLED)によって表示されるが、表示装置(画面16)の表示だけでも大当たりか否かを判別可能である。
遊技盤1には画面16の上辺に対応するようにしてガード庇17が取り付けられている。ガード庇17は、上方からの遊技球が画面16の前方に進入するのを防止するために(遊技球が画面16の前方を通って視認性を阻害するのを防止するために)設置されている。また、画面16の下辺に対応するようにして窓下装飾材18が取り付けられ、窓下装飾材18の左右には風車19が配されている。
ガード庇17及び窓下装飾材18は、正確にではないが表示装置の画面16の上下限界を、風車19は左右限界を遊技者に示す働きもする。
図示するとおり、遊技領域4には多数の遊技釘20が植設されている。
遊技領域4の中央上部(ガード庇17の上方)にはいわゆる天釘として、普通入賞口7、8、始動入賞口13及び通過口15の直上にはいわゆる命釘として、それぞれ遊技釘20が配置されている。また、左右の風車19及び窓下装飾材18の下方においては、遊技球を複合入賞装置14又は通過口15へと誘導するように、列状の遊技釘20が配置されている。その他、配置密度に差があるものの、適宜に遊技釘20が配されている。
遊技盤1の本体は透明な合成樹脂(本実施例ではポリカーボネート)の平板であり、長方形の板を例えば押出整形にて製造し、これに切削加工を施して図2に示す形状に製造されている。遊技盤1の本体の板厚は、アウト穴5を通った遊技球を落下させるための溝や位置決め用のダボ穴等(図示は省略)を除いては、全体に均一(本実施例では19mm)である。
図2に示すように、遊技盤1には、入賞口ユニット10、複合入賞装置14及び通過口15を取り付けるための取付穴6a、7a、14a、15aやアウト穴5が貫通して設けられている。
図3に示すように、遊技盤1には上述の遊技釘20が打ち込まれ、またガイドレール2a、2bを固定するためのレールピン21が打ち込まれている。なお、図3では、遊技盤1と遊技釘20、レール2a、2b及びレールピン21の関係を簡明に説明するために、遊技釘20及びレールピン21は各1本だけを図示してある。
遊技釘20は、遊技盤1に設けられた下穴25に打ち込まれているが、下穴25は遊技盤1の成形後にドリル加工にて設けられたものである。風車19の軸釘及びレールピン21も同様に成形後のドリル加工で設けられた下穴に打ち込まれている。
図4に示すように、下穴25は、遊技盤1の表面に開口する案内穴25aと、案内穴25aの奥側に連続して形成された圧入穴25bとから構成されている。図示するとおり案内穴25aの方が圧入穴25bよりも大径で、下穴25は2段穴になっている。詳しくは案内穴25aの内径は遊技釘20の軸部分の直径をわずかに上回り、圧入穴25bの内径は遊技釘20の軸部分の直径をわずかに下回る。従って、遊技釘20は圧入穴25bに嵌着しており、遊技釘20は圧入穴25bに確実に拘束されている。
この下穴25への遊技釘20の打ち込みは、周知の自動釘打ち機を用いて行われるが、その際に案内穴25aが遊技釘20の先端を案内するので、この打ち込みが円滑かつ正確になる。
また、案内穴25aの内径が遊技釘20の軸の直径をわずかに上回るために、打ち込まれた遊技釘20と案内穴25aの内面との間にはわずかな隙間ができる。
一般に遊技球は、遊技盤1の表面に接触して、或いは遊技盤1の表面からわずかに離れた位置を流下してくるので、遊技釘20の遊技盤1の表面に近い部分に衝突することになる。そのときに遊技釘20の根本と遊技盤1との間に上述の案内穴25aによる隙間があると、遊技釘20の根本と遊技盤1との間に隙間が無い(密着している)ときよりも、遊技釘20が柔軟に弾性変形する。
従来の合板製の遊技盤であれば、木材であるから遊技釘20の根本部分が強固に拘束されるわけではないから、遊技釘20の根本と遊技盤1との間に隙間が無くても(密着していても)、遊技釘20の根本部分(遊技盤の内部にある部分)も若干の弾性変形が可能になっている。つまり、遊技釘20を棒状のばねと見た場合、その固定支点は遊技盤の表面ではなくて、わずかではあるが遊技盤の内部に位置していると言える。
つまり、下穴25を案内穴25aと圧入穴25bとの2段穴にして遊技釘20と案内穴25aの内面との間に隙間を確保することにより、遊技球が衝突したときの遊技釘20の挙動(弾性変形、これに伴う弾発等)を、従来の合板製の遊技盤に打ち込まれた遊技釘と類似のものにできる。
また、遊技釘20の根本と遊技盤1との間に上述のような隙間を設けることにより、遊技球が遊技釘20衝突したときの衝撃が案内穴25aの開口縁に及ぼされないから、そのような衝撃で案内穴25aの開口縁がひび割れるのを防止できる。同様に、いわゆる釘調整のためにハンマで遊技釘20を叩いたときに案内穴25aの開口縁がひび割れるのを防止できる。
なお、下穴25の軸は遊技盤1の表面に対して垂直ではなく、上向きに約4度の角度がつけられている。このため、遊技釘20は、これに対応する約4度の仰角αが与えられている。
一方、詳細の図示は省略するが、レールピン21(その下穴)は遊技盤1の表面に対して垂直になっている。また、風車19の軸釘は遊技釘20と同様の仰角αが与えられている。
この遊技盤1は、押出成形された合成樹脂の母板から遊技盤1の外形寸法に対応した長方形の合成樹脂板を切り出し、その合成樹脂板に切削加工を施して切欠、取付穴6a、7a、14a、15aやアウト穴5、溝や位置決め用のダボ穴等を形成し、また上述のように遊技釘20用の下穴25、風車19の軸釘用の下穴及びレールピン21用の下穴を設けた後に、表裏両面に皮膜を設けてある。詳しくは、図5に示すように、遊技盤1の表側の面には反射防止皮膜とハードコートが積層して設けられており、裏側の面にはハードコートのみが設けられている。また、表側の面に設けられたハードコートの皮膜は下穴25、取付穴6a、7a、14a、15a、アウト穴5等の内面、すなわち切削加工された面にも施されている。
そして、これらの皮膜を設けた後に、遊技釘20、風車19、レールピン21を取り付け、また入賞口ユニット10、複合入賞装置14、通過口15等を取り付けて遊技盤1として完成させてある。なお、反射防止皮膜及びハードコートの膜厚はきわめて薄く、下穴25への遊技釘20の圧入に影響しない。
本実施例の遊技盤1は、遊技釘20を取り付けるための下穴25の形成後に、遊技釘20の取り付けに先立って、合成樹脂板の表面に皮膜(表側には反射防止皮膜とハードコート、裏側にはハードコート)を設けるので、皮膜が遊技釘20のための下穴25の切削加工時に傷つけられるおそれはない。
また、下穴25を切削加工で設けると切削痕が残る(粗面になる)ので、透明な合成樹脂板であると見苦しくなるが、ハードコートが切削面にまで施されているから、ハードコートによる「濡れ」によって切削面が滑面化されて目立たなくなり、見苦しさを解消できる。
また、遊技盤1は透明な合成樹脂板で背後に表示装置の画面16が配置されるのであるが、表側の面に反射防止皮膜を設けてあるので、遊技店の照明や他の遊技機の電飾の光等が映り込んで画面16の表示が見えにくくなるのを防止できる。
反射防止皮膜に代えて装飾印刷を設ければ、従来のセルを使用する必要はなくなる。この場合、ハードコートが装飾印刷を保護するので、遊技釘20、風車19、レールピン21、入賞口ユニット10、複合入賞装置14、通過口15等を取り付ける作業時に装飾印刷が傷つくのを防止できる。
なお、遊技盤1が透明な場合には装飾印刷を裏側の面に設けて、これをハードコートで保護する構成でもよい。
或いは、遊技盤1にハーフミラーの皮膜を設ければ、遊技盤1の背後が相対的に暗いときには、背後の機構等を遊技者から見えないようにできる。ハーフミラーを設ける場合、画面16の前面部分には設けずに、その外側だけに設けることもできる。こうすれば、遊技盤1の背後にLED等の電飾を配置されていて、それが光を発していないときに遊技盤1の背後に配された機構等が遊技者に見えるのを防止できる。
また、ハーフミラーと装飾印刷とを組み合わせてもよいし、遊技盤1の表側面又は裏側面を複数領域に分割して、それぞれに装飾印刷、ハーフミラー、反射防止皮膜又は他の被膜のいずれかを施すこと、つまり塗り分けることも可能である。例えば画面16の前方になる領域には反射防止皮膜、その周囲には装飾印刷又はハーフミラーというようにできる。
[その他]
下穴25の入口部分を、図6に例示するように面取りして漏斗状の案内面25cにしても、遊技釘20の根本部分の周囲に隙間ができるので、上述したと同様の効果が得られる。この場合、図6(a)のように案内面25c、案内穴25a、圧入穴25bを備える構成にしてもよいし、図6(b)のように案内面25cと圧入穴25bとの構成にしてもよい。
何れの場合も(実施例でも)、遊技釘20の根本部分の周囲に形成される隙間の深さ(遊技釘20の軸方向の寸法)は1mm以上が望ましい。その上限は限定されないが、これを深くしてもそれに見合って効果が向上するわけではなく、また遊技盤1の板厚との関係で圧入穴25bの長さが制限されるから、自ずと限度はあり、通常は5mm以下、好ましくは3mm以下である。
実施例の場合は透明(透光性)の合成樹脂を用いて遊技盤1を製造したので、装飾シート(いわゆるセル)についての説明を省略したが、従来と同様にセルを貼り付けてもよい。その場合、裏面に貼ってもよい。また、セルに代えて遊技盤1の表面又は裏面に印刷を施してもよい。
また、実施例の遊技盤1は透明(透光性)であるので、画面16を臨ませるための窓は設けていないが、図7に例示するように窓22を設けて、これに画面16を臨ませることもできる。
不透明の合成樹脂を用いて本発明の遊技盤を製造した場合、表示装置のための窓が必要になる。また、表側の面に装飾印刷の皮膜を設けるかセルを貼り付けるのが望ましい。
実施例の遊技盤の正面図。 実施例の遊技盤本体の正面図。 実施例の遊技盤を構成する各部を説明するための、一部簡略化した縦断面図。 実施例における遊技釘と下穴の説明図。 実施例の遊技盤の層構造の説明図。 遊技釘用の下穴の変形例の説明図。 変形例の遊技盤本体の正面図。
符号の説明
1・・・遊技盤、
4・・・遊技領域、
5・・・アウト穴、
6・・・大入賞口、
6a・・・取付穴、
7・・・普通入賞口、
10・・・入賞口ユニット、
14・・・複合入賞装置、
15・・・通過口、
16・・・画面、
19・・・風車、
20・・・遊技釘、
21・・・レールピン、
25・・・下穴。

Claims (4)

  1. 合成樹脂板に遊技釘が取り付けられた遊技盤を製造するに当たり、
    前記遊技釘を取り付けるための下穴の形成後に、前記遊技釘の取り付けに先立って、前記合成樹脂板の表面に皮膜を設ける
    ことを特徴とする遊技盤の製造方法。
  2. 請求項1記載の遊技盤の製造方法において、
    前記皮膜は、遊技球を通過させるための貫通穴の形成後に設けられる
    ことを特徴とする遊技盤の製造方法。
  3. 請求項1又は2記載の遊技盤の製造方法において、
    前記皮膜は装飾印刷、ハーフミラー、反射防止皮膜、ハードコートのいずれかである
    ことを特徴とする遊技盤の製造方法。
  4. 請求項1、2又は3記載の遊技盤の製造方法において、
    前記皮膜が複層に設けられる
    ことを特徴とする遊技盤の製造方法。
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