JP2007219944A - 課金システム、画像形成装置、情報処理装置、課金方法、及びプログラム - Google Patents

課金システム、画像形成装置、情報処理装置、課金方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】用紙ジャムなどのトラブル内容に応じて課金額を調整可能な課金システムを提供する。
【解決手段】課金システムは、複数の画像形成装置1〜1と、画像形成装置1〜1への課金処理を管理する情報処理装置11とを備え、画像形成装置1〜1と情報処理装置11とが通信ネットワークN1を介して接続されている。画像形成装置1は、画像形成装置1で発生する不具合を検出し、画像形成装置1で出力実行されたトータル出力枚数及び前記検出した不具合内容を画像形成装置1の使用状況として情報処理装置11へ送信する。情報処理装置11は、画像形成装置1からのトータル出力枚数に基づいてトータル使用金額を算出すると共に、画像形成装置1からの不具合内容に応じた減額分を算出し、トータル使用金額から減額分を減算して画像形成装置1への課金額を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、課金システム、画像形成装置、情報処理装置、課金方法、及びプログラム、より詳細には、用紙ジャムなどのトラブル内容に応じて課金額を調整可能な課金システム、画像形成装置、情報処理装置、課金方法、及びプログラムに関する。
近年、オフィスだけでなく、コンビニエンスストアなどの店舗においても、デジタル複合機などの画像形成装置を設置することが多くなってきた。特に店舗等に設置されている画像形成装置は、通常コインラックなどの課金装置が接続されており、操作者(印字を行う人)は画像形成装置により印字を行うときに必要金額以上の金額を予め課金装置に入金する。コピーが開始されると、コピー1枚当たりの金額が減算され、コピー終了時に入金額からの差額が返金されるようになっている。
このような画像形成装置の保守管理を行う場合、画像形成装置をネットワークに接続させ使用状況などを管理センタ(サーバ)等で管理し、定期的にあるいは必要に応じてメンテナンス対応、サプライ品の補給等をサービス担当者が行っている。この保守管理サービスの形態においては、画像形成装置が実稼動(実印字)した枚数に応じて課金する課金方法が用いられており、例えば、画像形成装置で使用された枚数に基づいて課金額を算出することにより、ユーザ(ここでは企業や店舗など)から使用料金を徴収している。
従来、ネットワークを利用して、画像形成装置への課金額を消耗品量などに応じて調整可能とした課金システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この課金システムは、複数のプリンタと情報処理装置とを備え、プリント枚数に応じてプリンタ毎に課金を行うようにしたものであるが、メンテナンス内容の異なる契約に応じて印刷出力1枚あたりの課金額を異ならせている。
特開2004−151703号公報
しかしながら、上述のように、画像形成装置を店舗などに設置した場合、印字処理中に装置自体に起因して用紙ジャム等のトラブルが発生したとき、この用紙ジャム発生分については印刷物が得られないため、操作者(印字を行う人)に対しては店舗からの返金が行われているが、保守管理を行っている管理センタ(基地局)から店舗への返金は実施されていないのが実情である。
従って、管理センタから店舗への請求金額、すなわち、使用された分の用紙,トナー等の消耗品代金、画像形成装置の装置代金、メンテナンス代金などに基づいて決定される請求金額の合計の中に、上記の用紙ジャム発生分も含まれることになり、ユーザ(企業や店舗など)に対して、実際に得られた印刷物に相当する金額よりも多くの金額が請求されてしまうという問題があった。このことは、上記特許文献1に記載の発明でも同様である。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、用紙ジャムなどのトラブル内容に応じて課金額を調整可能な課金システム、画像形成装置、情報処理装置、課金方法、及びプログラムを提供すること、
より具体的には、ネットワークに接続された各画像形成装置の用紙ジャム等のトラブルを検出可能とし、トラブル内容に応じて、トータル使用積算枚数からトラブル発生枚数を減算し、その減算結果に基づいてユーザ(企業や店舗など)への課金を行えるようにすること、を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、少なくとも1つの画像形成装置と、該画像形成装置への課金処理を管理する情報処理装置とを備え、前記画像形成装置と前記情報処理装置とがネットワークを介して接続された課金システムにおいて、前記画像形成装置は、該画像形成装置で発生する不具合を検出する不具合検出手段と、前記画像形成装置で出力実行されたトータル出力枚数及び前記不具合検出手段で検出した不具合内容を前記画像形成装置の使用状況として前記情報処理装置へ送信する使用状況送信手段とを備え、前記情報処理装置は、前記画像形成装置からのトータル出力枚数に基づいてトータル使用金額を算出すると共に、前記画像形成装置からの不具合内容に応じた減額分を算出し、前記トータル使用金額から前記減額分を減算して前記画像形成装置への課金額を算出する課金額算出手段を備えていることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記トータル使用金額は、前記画像形成装置のトータル出力枚数に、前記画像形成装置の装置代金、消耗品代金、定期メンテナンス代金に基づく1枚あたりの代金を乗算した金額であることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記減額分は、前記画像形成装置で発生した各不具合内容の発生回数に、該各不具合内容に応じた金額を乗算した不具合内容毎の減額分を、全ての不具合内容について加算した金額であることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第3の技術手段において、前記不具合内容に応じた金額は、前記画像形成装置の処理モードに応じて、前記画像形成装置の1出力動作あたりの金額が異なることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第4の技術手段において、前記画像形成装置は、記録紙に印字処理を行う画像形成部と、原稿画像の読取処理を行う画像読取部とを備え、前記画像形成装置の処理モードは、前記画像形成部を動作させる印字処理モード、前記画像読取部を動作させる原稿読取処理モードであることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第5の技術手段において、前記印字処理モードの場合、前記不具合内容に応じた金額は、記録紙の搬送位置に応じて異なることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第6の技術手段において、前記画像形成装置は、記録紙を収容する給紙トレイと、該給紙トレイから給紙される記録紙を前記画像形成部へ搬送するレジストローラとを備え、前記不具合内容に応じた金額は、前記給紙トレイからの記録紙が前記レジストローラを通過したか否かによって異なることを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第7の技術手段において、前記給紙トレイからの記録紙が前記レジストローラを通過した後の場合、前記不具合内容に応じた金額は、前記画像形成装置の1出力動作あたりの装置代金、消耗品代金、定期メンテナンス代金を含むことを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第7の技術手段において、前記給紙トレイからの記録紙が前記レジストローラを通過する前であった場合、前記不具合内容に応じた金額は、前記画像形成装置の1出力動作あたりの装置代金、定期メンテナンス代金を含むことを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第5の技術手段において、前記画像形成装置は、前記画像読取部で読み取った原稿画像データを通信回線を介して外部機器へ送信する手段を備え、前記原稿読取処理モードの場合、前記不具合内容に応じた金額は、前記画像形成装置の1出力動作あたりの装置代金、定期メンテナンス代金、前記通信回線の接続代金を含むことを特徴としたものである。
第11の技術手段は、第1乃至第10のいずれか1の技術手段において、前記課金額算出手段は、前記画像形成装置で検出した不具合内容から、所定の動作に起因する不具合内容を除外することを特徴としたものである。
第12の技術手段は、第1乃至第11のいずれか1の技術手段において、前記情報処理装置は、前記課金額算出手段により算出された前記画像形成装置への課金額を含む課金情報を、前記画像形成装置へ送信する手段を備え、前記画像形成装置は、前記情報処理装置から受信した課金情報を表示出力あるいは印字出力可能としたことを特徴としたものである。
第13の技術手段は、第1乃至11のいずれか1の技術手段において、前記情報処理装置は、前記課金額算出手段により算出された前記画像形成装置への課金額を含む課金情報を、他の情報処理装置へ送信する手段を備え、前記他の情報処理装置は、前記情報処理装置から受信した課金情報を表示出力あるいは印字出力可能としたことを特徴としたものである。
第14の技術手段は、第1乃至第13のいずれか1の技術手段における画像形成装置であって、該画像形成装置への課金処理を管理する情報処理装置とネットワークを介して接続する手段と、前記画像形成装置で発生する不具合を検出する不具合検出手段と、前記画像形成装置で出力実行されたトータル出力枚数及び前記不具合検出手段で検出した不具合内容を前記画像形成装置の使用状況として前記情報処理装置へ送信する使用状況送信手段とを備えていることを特徴としたものである。
第15の技術手段は、第1乃至第13のいずれか1の技術手段における情報処理装置であって、少なくとも1つの画像形成装置とネットワークを介して接続する手段と、前記画像形成装置からのトータル出力枚数に基づいてトータル使用金額を算出すると共に、前記画像形成装置からの不具合内容に応じた減額分を算出し、前記トータル使用金額から前記減額分を減算して前記画像形成装置への課金額を算出する課金額算出手段とを備えていることを特徴としたものである。
第16の技術手段は、少なくとも1つの画像形成装置と、該画像形成装置への課金処理を管理する情報処理装置とを備え、前記画像形成装置と前記情報処理装置とがネットワークを介して接続された課金システムによる課金方法において、前記画像形成装置が、該画像形成装置で発生する不具合を検出するステップと、前記画像形成装置で出力実行されたトータル出力枚数及び前記検出したトラブル内容を前記画像形成装置の使用状況として前記情報処理装置へ送信するステップとを有し、前記情報処理装置が、前記画像形成装置からのトータル出力枚数に基づいてトータル使用金額を算出すると共に、前記画像形成装置からの不具合内容に応じた減額分を算出し、前記トータル使用金額から前記減額分を減算して前記画像形成装置への課金額を算出するステップを有することを特徴としたものである。
第17の技術手段は、第1乃至第13のいずれか1の技術手段における課金システムとしての機能を実行するためのプログラムである。
本発明によれば、ネットワークに接続された各画像形成装置の用紙ジャム等のトラブルを検出可能とし、トラブル内容に応じて、トータル使用積算枚数からトラブル発生枚数を減算し、その減算結果に基づいてユーザ(企業や店舗など)への課金を行えるため、用紙ジャム等によるユーザの損失分を補填できる。この結果、ユーザからの信頼度を向上させ、より多くのユーザの獲得に寄与する。
図1は、本発明の一実施形態に係る課金システムの一例を示す図である。図中、課金システムは、複数の画像形成装置1〜1(以下、画像形成装置1で代表する)、情報処理装置11を備えて構成されている。情報処理装置11は、LANやインターネットなどの通信ネットワークN1を介して画像形成装置1と接続されている。以下、本発明の画像形成装置1を、コピー機能、プリント機能、ファクシミリ機能、及びスキャナ機能を兼ね備えたデジタル複合機(以下、デジタル複合機1)に適用した場合を代表例として説明する。
図2は、本発明に係るデジタル複合機1の外部構成の一例を示す斜視図で、デジタル複合機1は、スキャナ部(画像読取部)2、プリント部(画像形成部)3、原稿自動給紙部4を備えている。また、図3は、本発明に係るデジタル複合機1の内部構成の一例を示す図である。以下、図3に基づいて、デジタル複合機1が備える各部について説明する。
(スキャナ部2)
スキャナ部2は、透明ガラス等からなる原稿台41上に載置された原稿の画像や、原稿自動給紙部4から1枚ずつ給紙される原稿の画像を読み取って画像データを作成する部分である。このスキャナ部2は、露光光源21、複数の反射鏡22,23,24、結像レンズ25、光電変換素子(CCD:Charge Coupled Device)26を備えている。
露光光源21は、原稿自動給紙部4の原稿台41上に載置された原稿や、原稿自動給紙部4を搬送される原稿に対して光を照射するものである。各反射鏡22,23,24は、例えば、図3に一点鎖線Aで光路を示すように、原稿からの反射光を一旦図中左方向へ反射させた後、下方へ反射させ、その後、結像レンズ25へ向かうように図中右方向へ反射させるようになっている。
原稿の画像読取動作として、原稿台41上に原稿が載置された場合には、露光光源21及び各反射鏡22,23,24が原稿台41に沿って水平方向に走査され、原稿全体の画像を読み取る。一方、原稿自動給紙部4を搬送される原稿を読み取る場合、露光光源21及び各反射鏡22,23,24が図3に示す位置に固定され、原稿自動給紙部4の原稿読取部(後述)を原稿が通過する際に当該画像を読み取る。
(プリンタ部3)
プリンタ部3は、画像処理部としての画像形成系31と、用紙搬送経路としての用紙搬送系32とを備えている。
画像形成系31は、レーザスキャニングユニット(LSU)31a及びドラム型の感光体ドラム31bを備えている。LSU31aは、CCD26において変換された原稿画像データに基づいたレーザ光を感光体ドラム31bの表面に照射する。感光体ドラム31bは、一定方向に回転し、LSU31aからのレーザ光が照射されることによって、その表面に静電潜像が形成される。
また、感光体ドラム31bの外周囲には、LSU31aの他に、現像装置31c、転写チャージャ31d、クリーニング装置31e、除電器(図示せず)、帯電器31fが周方向に順に配設されている。現像装置31cは、感光体ドラム31bの表面に形成された静電潜像をトナーにより可視像に現像する。転写チャージャ31dは、感光体ドラム31bの表面に形成されたトナー像を記録紙に転写する。クリーニング装置31eは、トナー転写後において感光体ドラム31bの表面に残留したトナーを除去する。除電器は、感光体ドラム31bの表面の残留電荷を除去する。帯電器31fは、静電潜像が形成される前の感光体ドラム31bの表面に対して図示しない電源からの直流電圧を接触帯電により印加して帯電させる。
記録紙に画像を形成する際に、帯電器31fの接触によって感光体ドラム31bの表面が所定の電位に帯電され、LSU31aが原稿画像データに基づいたレーザ光を感光体ドラム31bの表面に照射する。その後、現像装置31cが感光体ドラム31bの表面にトナーによる可視像を現像し、転写チャージャ31dによって、トナー像が記録紙に転写される。さらに、その後、感光体ドラム31bの表面に残留したトナーは、クリーニング装置31eによって除去されると共に、感光体ドラム31bの表面の残留電荷が除電器によって除去される。
これにより、記録紙への画像形成動作の1サイクルが終了する。このサイクルが繰り返されることにより、複数枚の記録紙に対して連続的に画像形成を行うことができるようになっている。
一方、用紙搬送系32は、給紙部として用紙カセット33に収容された記録紙を1枚ずつ搬送して画像形成系31による画像形成を行わせると共に、画像形成された記録紙を排出部としての排紙トレイ36へ排出する。なお、便宜上、記録紙の流れ出し〈用紙カセット33側〉を上流とし、排紙側を下流とする。
用紙搬送系32は、用紙搬送方向上流側に位置し用紙カセット33からの記録紙を分岐爪343へ向けて搬送するための用紙搬送路34と、用紙搬送方向下流側に位置し且つ画像形成系31により画像形成された記録紙を排紙トレイ36へ向けて搬送するための用紙排出路344とを備える。用紙排出路344には、搬送ローラ344a及び排紙ローラ344bが設けられている。
用紙搬送路34は、主搬送路341と反転搬送路342とを備え、この反転搬送路342にも、複数の記録紙を連続搬送するように搬送ローラ342aが設けられている。主搬送路341は、一端が用紙カセット33の排出側に対向するように設けられ、他端が用紙排出路344に連結されている。また、反転搬送路342は、一端が転写チャージャ31dの配設位置よりも上流側(図中下側)で主搬送路341と連結され、他端が転写チャージャ31dの配設位置よりも下流側(図中上側)で主搬送路341と連結されている。
主搬送路341の上流端(用紙カセット33の排出側に対向する部分)には断面が半円状のピックアップローラ34aが配設されている。このピックアップローラ34aの回転により、用紙カセット33に収容されている記録紙を1枚ずつ間欠的に主搬送路341に給紙できるようになっている。
この主搬送路341における転写チャージャ31dの配設位置よりも上流側には、レジストローラ34bが配設されている。このレジストローラ34bは、感光体ドラム31b表面のトナー像と記録紙との位置合わせを行いながら記録紙を搬送するものである。主搬送路341における転写チャージャ31dの配設位置よりも下流側には、記録紙に転写されたトナー像を加熱ローラ351と加圧ローラ352との間のニップ部を通して定着させる定着装置35が配設されている。
主搬送路341に対する反転搬送路342の上流端(図中上側)の接続位置には分岐爪343が配設されている。この分岐爪343は、図3に実線で示す第1位置とこの第1位置から図中反時計回り方向に回動して反転搬送路342を開放する第2位置との間で水平軸回りに回動可能となっている。この分岐爪343が第1位置にあるときには記録紙が用紙排出路344に向けて搬送され、第2位置にあるときには記録紙が反転搬送路342へ供給可能となっている。
そして、記録紙が反転搬送路342に供給された場合(所謂スイッチバック搬送により記録紙が反転搬送路342に供給された場合)には、搬送ローラ342aによって記録紙が搬送され、レジストローラ34bの上流側で記録紙が反転されて再び転写チャージャ31dに向かって主搬送路341を搬送されるようになっている。つまり、記録紙の裏面に対して画像形成が行えるようになっている。
ここで、記録紙は用紙カセット33に収められ、用紙カセット33の先端部には記録紙を給紙するための半月状のピックアップローラ34aが配設されている。そして、レジストローラ34bの下流側近傍には記録紙の通過を検知するための検知センサS1が設けられ、レジストローラ34bは検知センサS1からの信号を基に感光体ドラム31b上のトナー像と記録紙の位置あわせを行う。転写チャージャ31dは、感光体ドラム31b上のトナー像を記録紙に転写する。
また、記録紙上のトナー像を熱により定着させる加熱ローラ351,加圧ローラ352からなる定着装置35の下流側近傍に、記録紙が通過したことを検知する検知センサS2が設けられている。また、搬送ローラ344aの下流側近傍には、搬送ローラ344aを記録紙が通過したことを検知する検知センサS3が設けられ、排紙ローラ344b前には記録紙が通過したことを検知する検知センサS4が設けられている。
(原稿自動給紙部4)
原稿自動給紙部4は、所謂自動両面原稿搬送装置として構成されている。この原稿自動給紙部4は、シート移動式として使用可能であって、原稿トレイ43、中間トレイ44、原稿排出部としての原稿排紙トレイ45及び各トレイ43,44,45間で原稿を搬送する原稿搬送系46を備えている。
原稿搬送系46は、原稿トレイ43に載置された原稿を、原稿読取部42を経て中間トレイ44または原稿排紙トレイ45へ搬送するための主搬送路47と、中間トレイ44上の原稿を主搬送路47に供給するための副搬送路48とを備えている。
主搬送路47の上流端(原稿トレイ43の排出側に対向する部分)には原稿ピックアップローラ47a及び捌きローラ47bが配設されている。捌きローラ47bの下側には捌き板47cが配設されており、原稿ピックアップローラ47aの回転に伴って原稿トレイ43上の原稿のうちの1枚がこの捌きローラ47bと捌き板47cとの間を通過して主搬送路47に給紙されるようになっている。主搬送路47と副搬送路48との合流部分(図中Bに示す部分)よりも下流側にはPSローラ47dが配設されている。このPSローラ47dは、原稿の先端とスキャナ部2の画像読取タイミングとを調整して原稿を原稿読取部42に供給するものである。つまり、このPSローラ47dは原稿が供給された状態でその原稿の搬送を一旦停止し、上記タイミングを調整して原稿を原稿読取部42に供給するようになっている。
原稿読取部42は、プラテンガラス42aと原稿押え板42bとを備え、PSローラ47dから供給された原稿がプラテンガラス42aと原稿押え板42bとの間を通過する際に、露光光源21からの光がプラテンガラス42aを通過して原稿に照射されるようになっている。この際、スキャナ部2による原稿画像データの取得が行われる。原稿押え板42bの背面(上面)には図示しないコイルスプリングによる付勢力が付与されている。これにより、原稿押え板42bがプラテンガラス42aに対して所定の押圧力をもって接触しており、原稿が原稿読取部42を通過する際にプラテンガラス42aから浮き上がることを阻止している。
プラテンガラス42aの下流側には、搬送ローラ47e及び原稿排紙ローラ47fが備えられている。プラテンガラス42a上を通過した原稿が搬送ローラ47e及び原稿排紙ローラ47fを経て中間トレイ44または原稿排紙トレイ45へ排紙される構成となっている。
原稿排紙ローラ47fと中間トレイ44との間には中間トレイ揺動板44aが配設されている。この中間トレイ揺動板44aは、中間トレイ44側の端部が揺動中心とされて、図中実線で示す第1位置とこの第1位置から上方へ跳ね上げられた第2位置との間で揺動可能となっている。中間トレイ揺動板44aが第2位置にある場合には原稿排紙ローラ47fから排紙された原稿は原稿排紙トレイ45へ回収される。一方、中間トレイ揺動板44aが第1位置にある場合には原稿排紙ローラ47fから排紙された原稿は中間トレイ44へ排出されるようになっている。この中間トレイ44への排紙時には、原稿の端縁が原稿排紙ローラ47f間に挟持された状態となっており、この状態から原稿排紙ローラ47fが逆回転することによって原稿が副搬送路48に供給され、この副搬送路48を経て再び主搬送路47に送り出されるようになっている。この原稿排紙ローラ47fの逆回転動作は、主搬送路47への原稿の送り出しと画像読取タイミングとを調整して行われる。これにより、原稿の裏面の画像が原稿読取部42によって読み取られるようになっている。
図4は、本発明に係るデジタル複合機1の概略構成例を示す機能ブロック図である。図中、N1はLAN等で構成された通信ネットワーク、N2は広域通信ネットワークであるインターネット、N3は電話回線網、21はインターネットN2に接続されたファクシミリ装置、22はインターネットN2に接続されたPC(パーソナルコンピュータ)等の端末装置(以下PC)、31は電話回線網N3に接続されたファクシミリ装置を示す。
図1において、デジタル複合機1は、原稿を読み取って画像データを入力する画像読取部(スキャナ部)2と、画像データの印刷処理を行う画像形成部(プリント部)3と、操作者入力を受け付ける操作部5と、デジタル複合機1が備える各機能を制御する機器制御部6と、画像データ等を記憶するためのハードディスク(HD)7と、デジタル複合機1の制御情報や設定情報などを記憶するメモリである管理部8と、電話回線網N3を介してファクシミリ装置31と通信するためのFAXモデム9と、通信ネットワークN1を介して情報処理装置11と通信し、インターネットN2を介してファクシミリ装置21,PC22と通信する通信部10と、を備えている。
以下、図4に示すデジタル複合機1の各部について説明する。
デジタル複合機1は、演算を行うCPU及び演算に伴う一時的な情報を記憶するRAM等からなる機器制御部6を備えている。機器制御部6には、デジタル複合機1を制御するための制御プログラムを記憶しているROMが含まれる。また、機器制御部6には、デジタル複合機1が行う処理を管理するための管理情報(各種の制御情報)を記憶するメモリである管理部8が接続されている。
機器制御部6には、原稿に記録された画像を読み取って画像データを生成する画像読取部2が接続される。この画像読取部2には、原稿画像を画像データとして取り込むためのCCD26と、原稿台41や原稿自動給紙部4(原稿トレイ43)などにセットされた原稿の有無を検知する原稿検知センサ2aとが設けられる。
また、機器制御部6には、記録紙上に画像データを形成する画像形成部として機能する画像形成部3が接続される。この画像形成部6には、画像データを一時的に記憶するメモリ3aと、メモリ3aが記憶した画像データから画像を形成して記録紙に記録するLSU31aとが設けられる。
また、機器制御部6には、ファクシミリ通信を行うFAXモデム9が接続されており、FAXモデム9は電話回線網N3に接続されている。デジタル複合機1は、画像読取部2が生成した画像データを、FAXモデム9に接続された電話回線網N3を介して他のファクシミリ装置31へファクシミリ通信にて送信することができる。また、デジタル複合機1は、電話回線網N3を介して他のファクシミリ装置31から送信された画像データをFAXモデム9で受信し、受信した画像データから画像形成部3で画像を形成することができる。
また、機器制御部6には、デジタル複合機1が外部と情報を送受信するための通信部10が接続されている。通信部10は、社内LAN等の通信ネットワークN1に接続可能であり、通信ネットワークN1には情報処理装置11が接続可能である。デジタル複合機1が単独で動作している通常の状態では、通信部10は通信ネットワークN1に接続されており、通信ネットワークN1を介して情報処理装置11との間で情報を送受信する。
通信ネットワークN1は、更に広域通信ネットワークであるインターネットN2に接続されている。通信部10は、電子メールに画像データを添付して送信するなどの方法により、インターネットN2に接続されたファクシミリ装置21や外部のPC22との間で、通信ネットワークN1及びインターネットN2を介して画像データを受信することができる。
また、機器制御部6には、使用者からの操作を受け付ける操作部5が接続されている。操作部5は、使用者の操作により制御命令などの情報が入力されるタッチパネル又はテンキー等の入力部5aと、操作のために必要な情報を表示する液晶パネル等の表示部5bとからなっている。操作部5には、デジタル複合機1の利用者や操作者を認証するための認証コードが入力される。また、認証コードは、FAXモデム9や通信部10を介して外部機器から入力する場合もある。
また、機器制御部6には、ハードディスク(HD)7が接続されている。HD7は、画像読取部2が生成した画像データ等の画像処理に係る画像データを記憶する。
以下、デジタル複合機1が搭載している画像処理モードに関する動作例について説明する。
(コピーモード)
本実施形態に係るデジタル複合機1を複写機として利用する場合には、画像読取部2で読み取られた原稿の画像データが、画像形成部3から複写物として出力される。
画像読取部2には、CCD26が備えられており、読み取り位置にセットされた原稿の画像を電子的に読み取ることができる。そして、読み取られた原稿の画像データは、メモリ3a上に出力データとして完成され、一旦HD7へ記憶される。原稿が複数ある場合は、この読み取り、記憶の動作が繰り返される。その後、操作部5から指示された処理モードに基づいて、HD7に記憶された画像データが適切なタイミングで順次読み出されてメモリ3aに送られる。そして、LSU31aへの書き込みタイミングに合わせて画像データがメモリ3aからLSU31aへと転送される。
また、読み取った画像データを複数枚印字する場合も、同様に出力データとしてページ単位でHD7へ記憶され、出力するモードに合わせてHD7からメモリ3aに送られ、出力枚数の分だけ繰り返し、LSU31aへの書き込みタイミングに合わせてLSU31aへ転送される。
(プリンタモード)
次に、本実施形態に係るデジタル複合機1をプリンタとして利用する場合には、通信部10から受信した画像データがメモリ3aなどを介して画像形成部3から出力される。
通信部10は、通信ネットワークN1あるいはインターネットN2上に接続されたPC22などから画像データを受信する。このように受信された画像データは、出力する画像データとしてページ単位にメモリ3aに送られ、一旦HD7へ記憶される。そして、画像データは、再びHD7からメモリ3aに送られ、前述した複写機として利用する場合と同様にしてLSU31aへと転送される。
(スキャナモード)
また、本実施形態に係るデジタル複合機1をネットワークスキャナとして利用する場合には、画像読取部2において読み取られた原稿の画像データを、通信部10から通信ネットワークN1などを介してPC22などへ送信することができる。ここでも、画像読取部2に備えられたCCD26により原稿を電子的に読み取る。そして、読み取られた原稿の画像データは、メモリ3a上に出力データとして完成され、一旦HD7へ記憶される。そして、再びHD7からメモリ3aに送られ、操作部5を介して指示された送信先との通信を確立させた上で通信部10から目的の送信先へと送信される。
(ファクシミリモード)
さらに、通信部10は、通信ネットワークN1,インターネットN2を介してファクシミリ装置21と接続可能とし、また、FAXモデム9は、電話回線網N3を介してファクシミリ装置31と接続可能とする。本実施形態に係るデジタル複合機1をファクシミリ装置として利用する場合にも同様の動作が行われ、外部機器との間で画像データの送信及び受信が可能となる。
デジタル複合機1を構成する各部は、機器制御部6により制御され、操作部5に設けられたタブレット,キー群などの入力部5aからの操作指示を監視すると共に、表示部5bを介してデジタル複合機1の状態に関する情報などの操作者に通知すべき情報を的確に案内表示する。また、管理部8には、機器制御部6により制御されている各構成部に関する情報が管理されており、これら情報をもとに、機器制御部6がデジタル複合機1全体の動作を制御する。
図3及び図4において、機器制御部6は、デジタル複合機1での出力枚数、すなわち、画像形成部3での処理を伴うコピー出力,プリント出力,及びファクシミリ出力の枚数をカウントする機能を備える。このカウンタの値はデジタル複合機1のトータル出力枚数に相当し、通常、このトータル出力枚数に、デジタル複合機1の装置代金、記録紙やトナーなどの消耗品代金、定期メンテナンス代金に基づく1枚あたりの代金を乗算してトータル使用金額が算出される。例えば、A4白黒1枚あたりの代金を10円と設定した場合、所定期間のトータル出力枚数が100枚であれば、その期間のトータル使用金額は1000円と算出される。
従来、デジタル複合機1の不具合に起因するジャムなどにより記録紙が無駄になった場合でも、その分がトータル出力枚数にカウントされてしまい、その結果、トータル使用金額に加算され、ユーザ(企業や店舗など)へ課金されていた。そこで、本発明では、トータル使用金額から、デジタル複合機1の不具合に起因するジャムなどによるユーザ損失分(記録紙やトナーなどの消耗品代金、装置代金、定期メンテナンス代金など)を減額し、使用実態に合致した課金システムを提供する。なお、以下の説明において、“ユーザ”は企業や店舗などをいうものとする。
図3に示した検知センサS1〜S4は本発明の不具合検出手段に相当し、機器制御部6と接続される。デジタル複合機1の用紙搬送系32(主搬送路341、反転搬送路342、用紙排出路344)において記録紙のジャムなどの不具合が発生すると、検知センサS1〜S4はこのジャム発生を検出し、機器制御部6へ検出信号を出力する。機器制御部6は、検知センサS1〜S4からの検出信号に基づいて、ジャムの発生箇所を特定し、該当ローラを停止させると共に、表示部5bにジャム発生及びその発生箇所を通知するための表示を行う。
なお、原稿自動給紙部4の原稿搬送系46(主搬送路47、副搬送路48)にも図示しない検知センサ(本発明の不具合検出手段)が、原稿ピックアップローラ47a、捌きローラ47b、PSローラ47d、搬送ローラ47e、原稿排紙ローラ47fのいずれか複数のローラ近傍に適宜設けられ、これらの検知センサは機器制御部6と接続される。そして、上記の検知センサS1〜S4と同様に、原稿搬送系46(主搬送路47、副搬送路48)において原稿のジャムなどの不具合が発生すると、上記検知センサはこのジャム発生を検出し、機器制御部6へ検出信号を出力する。
以降の処理は用紙搬送系32と同様であり、機器制御部6は、図示しない検知センサからの検出信号に基づいて、ジャムの発生箇所を特定し、該当ローラを停止させると共に、表示部5bにジャム発生及びその発生箇所を通知するための表示を行う。以下、画像形成部3に設けられた検知センサS1〜S4を代表例として説明する。
機器制御部6は、デジタル複合機1で出力実行されたトータル出力枚数と、検知センサS1〜S4で検出した不具合内容(不具合毎の発生回数とその発生箇所など)とをデジタル複合機1の使用状況として、HD7あるいは管理部8にジョブ毎に記憶する。そして、HD7あるいは管理部8に記憶されたデジタル複合機1の使用状況は、通信部10により、ジョブの都度あるいは所定期間毎に情報処理装置11へ通信ネットワークN1を介して送信される。なお、通信部10は本発明の使用状況送信手段に相当する。
図5は、本発明に係る情報処理装置11のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置11は、汎用のコンピュータであって、各部の動作を制御するCPU111と、作業領域であるRAM112と、制御プログラムやデータなどの格納領域であるROM113と、ハードディスクなどで構成される記憶装置114と、キーボードやマウスなどの入力デバイスである入力装置115と、LCDなどの表示装置116と、通信ネットワークに接続しデジタル複合機1や他の情報処理装置との間でデータを送受信するための通信装置117と、プリンタや外部記録媒体などを接続する入出力インタフェース(入出力I/F)118と、上記各部を接続するシステムバス19と、を備えて構成されている。
図6は、図5に示した情報処理装置11の構成例を示す機能ブロック図である。情報処理装置11は、通信装置117によりデジタル複合機1と通信ネットワークN1を介して接続され、デジタル複合機1からデジタル複合機1の使用状況を受信する使用状況受信手段11aと、使用状況に含まれるトータル出力枚数に基づいてトータル使用金額を算出すると共に、使用状況に含まれる不具合内容に応じた減額分を算出し、トータル使用金額から減額分を減算してデジタル複合機1への課金額を算出する課金額算出手段11bと、不具合内容に応じた減額分を記憶した課金テーブル11cと、課金額算出手段11bで算出した課金額を含む課金情報をデジタル複合機1あるいは他の情報処理装置へ送信する課金情報送信手段11dと、を備えて構成されている。
図6に示す使用状況受信手段11a及び課金情報送信手段11dは、CPU111及び通信装置117により実現され、課金テーブル11cは、ROM113あるいは記憶装置114に記憶される。また、課金額算出手段11bとしての機能を実行するためのプログラムは、ROM113あるいは記憶装置114に格納され、その処理時にCPU111が一時的にRAM112に読み出して実行される。
図7は、課金テーブル11cの構成例を示す図である。課金額算出手段11bは、デジタル複合機1の使用状況に基づいて、課金テーブル11c及び下記の式(1)を用いてデジタル複合機1への課金額を決定する。
課金額 = トータル使用金額 − 減額分 ・・・式(1)
ここで、トータル使用金額は、デジタル複合機1のトータル出力枚数に、デジタル複合機1の装置代金、消耗品代金、定期メンテナンス代金に基づく1枚あたりの代金を乗算した金額である。また、減額分は、デジタル複合機1で発生した各不具合内容の発生回数に、各不具合内容に応じた金額を乗算した不具合内容毎の減額分を、全ての不具合内容について加算した金額である。上記の各不具合内容に応じた金額が課金テーブル11cに設定される金額(以下、設定金額という)である。この課金テーブル11cの設定例について以下に説明する。
まず、デジタル複合機1の処理モードに応じて、デジタル複合機1の1出力動作あたりの設定金額が異なるようにしてもよい。この処理モードとは、画像形成部3を動作させる印字処理モード、画像読取部2を動作させる原稿読取処理モードである。また、上記1出力動作とは、印字処理モードの場合、例えば、コピー処理、プリント処理、ファクシミリ受信処理などにおいて印刷物1枚を印字出力するための動作であり、一方、原稿読取処理モードの場合、例えば、コピー処理、画像データ送信処理、ファクシミリ送信処理などにおいて原稿1枚を読み取って出力するための動作である。
課金テーブル11cに設定可能な費目としては、例えば、消耗品代金である用紙費及びトナー費、装置代金であるプリント部機構消耗費(定着部,現像部,感光体,その他)及びスキャナ部機構消耗費、定期メンテナンス費などがある。上記の印字処理モードと原稿読取処理モードにおいて、デジタル複合機1の1出力動作あたりの設定金額が異なるようにする。
図7に示す例では、印字処理モードの場合、プリント部3を動作させるため、用紙費,トナー費,プリント部機構消耗費、定期メンテナンス費、さらに、コピー処理の場合にスキャナ部機構消耗費に金額設定される。一方、原稿読取処理モードの場合、スキャナ部2を動作させるため、スキャナ部機構消耗費、定期メンテナンス費、さらに、ファクシミリ送信処理等の場合に回線接続費に金額設定される。
また、印字処理モードの場合、記録紙の搬送位置に応じて設定金額が異なるようにしてもよい。例えば、ジャムが発生した箇所によって、ジャムの解除作業のし易さに違いがあるため、給紙部、転写部、定着部などに応じて設定金額が異なるようにする。一例として、比較的ジャム解除作業が容易な給紙部ジャムよりも、作業し難い定着部ジャムの設定金額を高くするなどが考えられる。
また、前述の図3において、給紙トレイである用紙カセット33から給紙された記録紙がレジストローラ34bを通過したか否かにより、用紙費及びトナー費の設定金額を異ならせるようにしてもよい。なお、記録紙がレジストローラ34bを通過したかどうかは、検知センサS1によって検知される。
記録紙がレジストローラ34bを通過した後のジャムの場合、記録紙には印字処理されてしまっているため、装置代金、定期メンテナンス代金に加えて、相当する消耗品代金(用紙費及びトナー費)を減額する。また、記録紙がレジストローラ34bを通過する前のジャムの場合、記録紙には印字処理されていない(再利用可能な)ため、装置代金、定期メンテナンス代金のみを減額し、消耗品代金(用紙費及びトナー費)については減額せず“0”円に設定する。
また、印字処理モードであっても、コピー処理か、それ以外の処理(プリント処理、ファクシミリ受信処理)かでスキャナ部機構消耗費の設定金額を異ならせてもよい。コピー処理の場合、スキャナ部2及びプリント部3を動作させるため、スキャナ部機構消耗費を減額し、その以外の処理の場合、プリント部3のみを動作させるため、スキャナ部機構消耗費を減額せず“0”円に設定する。
また、原稿読取処理モードの場合、スキャナ部2を動作させて、読み取った原稿画像データを外部端末(PC22など)へ送信する画像データ送信処理か、ファクシミリ装置21,31へ送信するファクシミリ送信処理のいずれかであるため、プリント部3は動作させない。従って、スキャナ部機構消耗費及び定期メンテナンス費が減額され、さらに、ファクシミリ送信処理などの場合、通信回線に接続するため、その回線接続費が減額される。
ここで、デジタル複合機1で発生した全ての不具合を減額対象とした場合、ユーザの過失によるものまで含まれることになり、ユーザ損失分を必要以上に負担してしまうことになる。そこで、課金額算出手段11bは、デジタル複合機1で検出した不具合内容から、所定の動作に起因する不具合内容を除外するようにしてもよい。これにより、ユーザの過失に起因する不具合発生を除外することができる。例えば、デジタル複合機1の動作中に外装扉を開閉させた場合や、デジタル複合機1の主電源をオン/オフさせた場合には、ユーザの過失による可能性が高いため、これらに起因して発生したジャムについては減額対象から除外する。
図8は、本発明が適用される課金システムによる課金方法の一例を説明するためのフロー図である。まず、情報処理装置11は、デジタル複合機1から使用状況を受信したかどうかを判断し(ステップS1)、デジタル複合機1の使用状況を受信した場合(YESの場合)、使用状況に基づいてトータル使用金額と減額分を算出する(ステップS2)。一方、デジタル複合機1の使用状況を受信していない場合(NOの場合)、ステップS1で受信待ち状態とする。
次に、情報処理装置11は、トータル使用金額から減額分を減じ、デジタル複合機1への課金額を算出する(ステップS3)。さらに、デジタル複合機1あるいはPCからアクセスがあったかどうかを判断し(ステップS4)、デジタル複合機1あるいはPCからアクセスがあった場合(YESの場合)、ステップS3で算出した課金額を含む課金情報をデジタル複合機1あるいはPCへ送信する(ステップS5)。一方、ステップS4において、デジタル複合機1あるいはPCからアクセスがない場合(NOの場合)、ステップS4でアクセス待ち状態とする。
ここで、図6に示したように情報処理装置11は、課金額算出手段11bにより算出されたデジタル複合機1への課金額を含む課金情報を、デジタル複合機1あるいはPC22へ送信する手段である課金情報送信手段11dを備える。デジタル複合機1あるいはPC22は、情報処理装置11から受信した課金情報を表示出力あるいは印字出力可能とする。この課金情報の例を後述の図11に示す。
図9は、デジタル複合機1から情報処理装置11へアクセスし課金情報を取得する処理の一例を説明するためのフロー図である。まず、デジタル複合機1は、所定の課金情報表示ボタンが押下されたかどうかを判断し(ステップS11)、課金情報表示ボタンが押下された場合(YESの場合)、課金システムの情報処理装置11に接続し(ステップS12)、情報処理装置11から該当する課金情報を取得する(ステップS13)。一方、ステップS11において、課金情報表示ボタンが押下されない場合(NOの場合)、ステップS11で入力待ち状態とする。
次に、デジタル複合機1は、ステップS13で取得した課金情報を表示部5bに表示出力させる、あるいは、画像形成部3から印字出力させる(ステップS14)。このように、デジタル複合機1のユーザは、一ヶ月単位の請求明細でしか確認できなかった課金情報を見たいときにいつでも確認することができる。
図10は、PC22から情報処理装置11へアクセスし課金情報を取得する処理の一例を説明するためのフロー図である。まず、PC22は、所定の課金情報表示の操作がなされたかどうかを判断し(ステップS21)、課金情報表示の操作がなされた場合(YESの場合)、PC22上でWebブラウザを起動し(ステップS22)、課金システムの情報処理装置11に接続し(ステップS23)、情報処理装置11から該当する課金情報を取得する(ステップS24)。一方、ステップS21において、課金情報表示の操作がなされない場合(NOの場合)、ステップS11で操作待ち状態とする。
次に、PC22は、ステップS24で取得した課金情報をWebブラウザ上に表示出力させる、あるいは、外部接続されたプリンタから印字出力させる(ステップS25)。このように、デジタル複合機1のユーザは、一ヶ月単位の請求明細でしか確認できなかった課金情報を、PC22を用いて見たいときにいつでも確認することができる。例えば、デジタル複合機1を複数台契約しているユーザの場合、PC22を用いて各デジタル複合機1の課金情報を一括して確認することができる。
図11は、デジタル複合機1あるいはPC22で表示される課金情報の一例を示す図である。このように、(1)トータル使用金額、(2)減額分の内訳、(3)差し引き課金額が表示される。なお、ユーザの過失分によるジャム発生などがあった場合にはその旨を含めるようにしてもよい。
以上、本発明の課金システムにおける各機能を中心に各実施形態を説明してきたが、本発明は、課金システムにおける各ステップを実行する方法としても説明したように課金方法としての形態もとることができる。また、この各機能を有する課金システムと同様に、コンピュータに課金システムとして機能させるためのプログラムとしての形態も、また、そのプログラムを記録した記録媒体としての形態も可能である。
本発明による課金機能を実現するためのプログラムやデータを記憶した記録媒体の実施形態について説明する。記録媒体としては、具体的には、CD−ROM(−R/−RW)、光磁気ディスク、DVD−ROM(−R/−RW/−RAM)、FD、HD、BD、フラッシュメモリ、メモリカードや、メモリスティック及びその他各種ROMやRAM等が想定でき、これら記録媒体に上述した本発明の各実施形態の装置としての機能をコンピュータに実行させ、課金機能を実現するためのプログラムを記録して流通させることにより、当該機能の実現を容易にする。そしてコンピュータ等の情報処理装置に上記のごとくの記録媒体を装着して情報処理装置によりプログラムを読み出すか、若しくは情報処理装置が備えている記憶媒体に当該プログラムを記憶させておき、必要に応じて読み出すことにより、本発明に関わる課金機能を実行することができる。
以上説明したように、本発明によれば、ネットワークに接続された各画像形成装置の用紙ジャム等のトラブルを検出可能とし、トラブル内容に応じて、トータル使用積算枚数からトラブル発生枚数を減算し、その減算結果に基づいてユーザへの課金を行えるため、用紙ジャム等によるユーザの損失分を補填できる。この結果、ユーザからの信頼度を向上させ、より多くのユーザの獲得に寄与することができる。
本発明の一実施形態に係る課金システムの一例を示す図である。 本発明に係るデジタル複合機の外部構成の一例を示す斜視図である。 本発明に係るデジタル複合機の内部構成の一例を示す図である。 本発明に係るデジタル複合機の概略構成例を示す機能ブロック図である。 本発明に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図5に示した情報処理装置の構成例を示す機能ブロック図である。 課金テーブルの構成例を示す図である。 本発明が適用される課金システムによる課金方法の一例を説明するためのフロー図である。 デジタル複合機から情報処理装置へアクセスし課金情報を取得する処理の一例を説明するためのフロー図である。 PCから情報処理装置へアクセスし課金情報を取得する処理の一例を説明するためのフロー図である。 デジタル複合機あるいはPCで表示される課金情報の一例を示す図である。
符号の説明
1…画像形成装置(デジタル複合機)、2…画像読取部(スキャナ部)、3…画像形成部(プリント部)、4…原稿自動給紙部、5…操作部、6…機器制御部、7…HD、8…管理部、9…FAXモデム、10…通信部、11…情報処理装置、11a…使用状況受信手段、11b…課金額算出手段、11c…課金テーブル、11d…課金情報送信手段、21,31…ファクシミリ装置、22…端末装置(PC)、111…CPU、112…RAM、113…ROM、114…記憶装置、115…入力装置、116…表示装置、117…通信装置、118…入出力I/F、119…システムバス。

Claims (17)

  1. 少なくとも1つの画像形成装置と、該画像形成装置への課金処理を管理する情報処理装置とを備え、前記画像形成装置と前記情報処理装置とがネットワークを介して接続された課金システムにおいて、
    前記画像形成装置は、該画像形成装置で発生する不具合を検出する不具合検出手段と、前記画像形成装置で出力実行されたトータル出力枚数及び前記不具合検出手段で検出した不具合内容を前記画像形成装置の使用状況として前記情報処理装置へ送信する使用状況送信手段とを備え、
    前記情報処理装置は、前記画像形成装置からのトータル出力枚数に基づいてトータル使用金額を算出すると共に、前記画像形成装置からの不具合内容に応じた減額分を算出し、前記トータル使用金額から前記減額分を減算して前記画像形成装置への課金額を算出する課金額算出手段を備えていることを特徴とする課金システム。
  2. 請求項1に記載の課金システムにおいて、前記トータル使用金額は、前記画像形成装置のトータル出力枚数に、前記画像形成装置の装置代金、消耗品代金、定期メンテナンス代金に基づく1枚あたりの代金を乗算した金額であることを特徴とする課金システム。
  3. 請求項1又は2に記載の課金システムにおいて、前記減額分は、前記画像形成装置で発生した各不具合内容の発生回数に、該各不具合内容に応じた金額を乗算した不具合内容毎の減額分を、全ての不具合内容について加算した金額であることを特徴とする課金システム。
  4. 請求項3に記載の課金システムにおいて、前記不具合内容に応じた金額は、前記画像形成装置の処理モードに応じて、前記画像形成装置の1出力動作あたりの金額が異なることを特徴とする課金システム。
  5. 請求項4に記載の課金システムにおいて、前記画像形成装置は、記録紙に印字処理を行う画像形成部と、原稿画像の読取処理を行う画像読取部とを備え、
    前記画像形成装置の処理モードは、前記画像形成部を動作させる印字処理モード、前記画像読取部を動作させる原稿読取処理モードであることを特徴とする課金システム。
  6. 請求項5に記載の課金システムにおいて、前記印字処理モードの場合、前記不具合内容に応じた金額は、記録紙の搬送位置に応じて異なることを特徴とする課金システム。
  7. 請求項6に記載の課金システムにおいて、前記画像形成装置は、記録紙を収容する給紙トレイと、該給紙トレイから給紙される記録紙を前記画像形成部へ搬送するレジストローラとを備え、
    前記不具合内容に応じた金額は、前記給紙トレイからの記録紙が前記レジストローラを通過したか否かによって異なることを特徴とする課金システム。
  8. 請求項7に記載の課金システムにおいて、前記給紙トレイからの記録紙が前記レジストローラを通過した後の場合、前記不具合内容に応じた金額は、前記画像形成装置の1出力動作あたりの装置代金、消耗品代金、定期メンテナンス代金を含むことを特徴とする課金システム。
  9. 請求項7に記載の課金システムにおいて、前記給紙トレイからの記録紙が前記レジストローラを通過する前であった場合、前記不具合内容に応じた金額は、前記画像形成装置の1出力動作あたりの装置代金、定期メンテナンス代金を含むことを特徴とする課金システム。
  10. 請求項5に記載の課金システムにおいて、前記画像形成装置は、前記画像読取部で読み取った原稿画像データを通信回線を介して外部機器へ送信する手段を備え、
    前記原稿読取処理モードの場合、前記不具合内容に応じた金額は、前記画像形成装置の1出力動作あたりの装置代金、定期メンテナンス代金、前記通信回線の接続代金を含むことを特徴とする課金システム。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の課金システムにおいて、前記課金額算出手段は、前記画像形成装置で検出した不具合内容から、所定の動作に起因する不具合内容を除外することを特徴とする課金システム。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の課金システムにおいて、前記情報処理装置は、前記課金額算出手段により算出された前記画像形成装置への課金額を含む課金情報を、前記画像形成装置へ送信する手段を備え、
    前記画像形成装置は、前記情報処理装置から受信した課金情報を表示出力あるいは印字出力可能としたことを特徴とする課金システム。
  13. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の課金システムにおいて、前記情報処理装置は、前記課金額算出手段により算出された前記画像形成装置への課金額を含む課金情報を、他の情報処理装置へ送信する手段を備え、
    前記他の情報処理装置は、前記情報処理装置から受信した課金情報を表示出力あるいは印字出力可能としたことを特徴とする課金システム。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の課金システムにおける画像形成装置であって、該画像形成装置への課金処理を管理する情報処理装置とネットワークを介して接続する手段と、前記画像形成装置で発生する不具合を検出する不具合検出手段と、前記画像形成装置で出力実行されたトータル出力枚数及び前記不具合検出手段で検出した不具合内容を前記画像形成装置の使用状況として前記情報処理装置へ送信する使用状況送信手段とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の課金システムにおける情報処理装置であって、少なくとも1つの画像形成装置とネットワークを介して接続する手段と、前記画像形成装置からのトータル出力枚数に基づいてトータル使用金額を算出すると共に、前記画像形成装置からの不具合内容に応じた減額分を算出し、前記トータル使用金額から前記減額分を減算して前記画像形成装置への課金額を算出する課金額算出手段とを備えていることを特徴とする情報処理装置。
  16. 少なくとも1つの画像形成装置と、該画像形成装置への課金処理を管理する情報処理装置とを備え、前記画像形成装置と前記情報処理装置とがネットワークを介して接続された課金システムによる課金方法において、
    前記画像形成装置が、該画像形成装置で発生する不具合を検出するステップと、前記画像形成装置で出力実行されたトータル出力枚数及び前記検出したトラブル内容を前記画像形成装置の使用状況として前記情報処理装置へ送信するステップとを有し、
    前記情報処理装置が、前記画像形成装置からのトータル出力枚数に基づいてトータル使用金額を算出すると共に、前記画像形成装置からの不具合内容に応じた減額分を算出し、前記トータル使用金額から前記減額分を減算して前記画像形成装置への課金額を算出するステップを有することを特徴とする課金方法。
  17. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の課金システムとしての機能を実行するためのプログラム。
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