JP2006134163A - 画像処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ICカードを用い、正常に行われた画像形成動作についてのみ課金処理を行う画像処理システムを提供する。
【解決手段】 接触型のICカード501を用いた画像形成動作に対する課金処理において、画像形成動作完了後、再度、ICカード501の認証処理を行うことにより、正常な画像形成動作についてのみ課金処理が行われるため、ユーザ500に対する課金処理を適切に管理することができる。また、画像形成動作中にICカード501がICカードリーダ503から抜き去られた場合、画像形成装置502は実行中の画像形成動作を直ちに終了するため、印刷後における課金の弱点である大量印刷中のICカード501の抜き去りによる課金漏れを防止することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理システムに関し、特に、ICカードを用い、正常に行われた画像形成動作についてのみ課金処理を行う画像処理システムに関する。
従来、オフィスなどでは、課金管理のために印刷枚数をカウントするカウンタ装置を画像形成装置に接続している間だけ印刷を許可し、該カウンタ装置に印刷枚数を記憶し、該カウンタ装置に記憶された印刷枚数に基づいて各部署に対して課金を行っていた。
上述のカウンタ装置を使用した課金方法では、なんらかのユーザ認証手段を用いてユーザを認証した後、印刷処理を許可しコピーもしくはプリント処理を行う。ユーザの認証には、ICカードによるものが一般的である。ここで、ICカードによる認証には、接触型及び非接触型の2つの方式があり、それぞれ以下の特徴を有する。
接触型のICカードによる課金処理は、認証処理を行う際、ICカードを認証装置上もしくは認証装置内部に設置(挿入)し、印刷が完了までICカードを認証装置に設置・挿入している必要がある。この方式の場合、大量の文書などを印刷中に、その場を離れる場合などにICカードを盗まれるといった懸念がある。しかし、ICカードは、常時、認証装置と接触した状態にある為、リアルタイムに課金処理を行うことが可能となる。つまり、印刷中にペーパージャムにより印刷が失敗した際や紙切れで印刷できなかった場合などのトラブルが発生した場合に、エラー枚数分の余分な課金処理を即座に停止できる。
従来の接触型のICカードによる課金処理について、図11を用いて説明する。画像形成装置又は認証装置にICカードが装着されると(ステップS1100)、画像形成装置は操作パネルを操作可能状態にする(ステップS1101)。ユーザが該操作パネルから印刷条件を設定し(ステップS1102)、かつ印刷の開始を指示すると(ステップS1103)、画像形成装置はICカードに印刷枚数を記憶した後(ステップS1104)、画像形成動作を開始する(ステップS1105)。そして、画像形成動作中又は画像形成動作終了後、ユーザがICカードを画像形成装置又は認証装置から取り外すと(ステップS1106)、操作パネルはロックされる(ステップS1107)。つまり、従来の画像形成装置等においては、画像形成完了後のICカードの認証処理が行われないため、画像形成動作が正常に行われたか否かに関らず、先に記憶された印刷枚数分の課金処理が実行される。
一方、非接触型のICカードによる課金処理は、印刷動作が開始される前に、ICカードによって課金処理を行うため、一度、ICカードによる認証を行ってしまえば、印刷中にICカードを認証装置に接続しておく必要がない。具体的には、印刷開始前に希望枚数等の印刷内容をあらかじめ入力し、かつその内容に従いICカードを認証ことにより課金処理が行われる。
特許文献1では、不特定多数の人が利用し易いコインベンダ式の画像処理システムの機能と、企業活動において利用し易いカードリーダー式、若しくはキーカウンタ式、若しくはID認証方式等の画像処理システムの機能とを具備する画像処理システムとその合理的な処理実行方法、及びそのプログラムが提案されている。
特開2002−288737号公報
しかし、上記の発明は、以下の問題を有している。
接触型のICカードによる課金処理は、印刷中にICカードが認証装置から取り外されてしまった場合、その後の印刷に対する課金処理が行えなくなってしまうといった問題がある。
非接触型のICカードによる課金処理は、接触型のようにカードの盗難防止になるといったメリットがある一方で、印刷動作開始前に課金処理が行われる為、なんらかのトラブルにより正常に印刷が行われなかった場合においても課金処理が実行されてしまうという問題を有している。
そこで、本発明は、接触型のICカードを用いた画像形成動作に対する課金処理において、画像形成動作完了後、再度、ICカードの認証処理を行うことにより、正常な画像形成動作についてのみ課金処理を行う画像処理システムを提案することを目的としている。
請求項1記載の発明は、画像形成装置と、ユーザを認証するICカードと、前記ICカードを読み込むICカードリーダと、前記画像形成装置とネットワークで接続され、前記画像形成装置の使用を管理する認証サーバとを有する画像処理システムにおいて、前記ICカードは、カード固有の番号、ユーザID、パスワード、及び前記画像形成装置の使用による課金情報を保持する保持手段と、前記認証サーバは、前記ユーザID、及び前記パスワードを記憶する記憶手段と、送信手段によって送信された前記ユーザID及び前記パスワードを受信したとき、前記送信手段によって送信された前記ユーザID及び前記パスワードと前記記憶手段によって記憶された前記ユーザID及び前記パスワードとが一致するか否かを判断する判断手段と、前記ICカードリーダは、前記ICカードが前記ICカードリーダに装着されたとき、前記ICカードリーダが前記画像形成装置に前記カード固有の番号の入力を要求する要求手段と、第1の入力手段によって前記カード固有の番号が入力されたとき、前記保持手段によって保持されている前記カード固有の番号と前記第1の入力手段によって入力された前記カード固有の番号とを照合する照合手段と、前記画像形成装置は、前記ユーザが前記カード固有の番号を入力する第1の入力手段と、前記照合手段によって前記ICカードリーダが前記保持手段によって保持されている前記カード固有の番号と前記入力手段によって入力された前記カード固有の番号との一致が確認されたとき、前記画像形成装置が前記ネットワークを介して前記ユーザID及び前記パスワードを前記認証サーバに送信する送信手段と、前記判断手段によって前記送信手段によって送信された前記ユーザID及び前記パスワードと前記記憶手段によって記憶された前記ユーザID及び前記パスワードとが一致すると判断されたとき、前記画像形成装置は画像形成動作を受け付ける待機状態に移行する移行手段と、前記画像形成装置が前記待機状態に移行したとき、画像形成条件及び画像形成動作の開始を入力する第2の入力手段と、前記第2の入力手段によって前記画像形成条件及び画像形成動作の開始が入力されたとき、前記画像形成条件に基づいて前記課金情報を前記ICカードに書き込む第1の書込手段と、画像形成動作が終了したとき、正常に行われた画像形成動作の前記課金情報を前記ICカードに書き込む第2の書込手段とを有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像処理システムにおいて、前記画像形成装置は、画像形成動作中に前記ICカードリーダから前記ICカードが抜き取られたとき、前記画像形成動作を停止する停止手段と、前記ICカードが前記ICカードリーダから抜き取られた旨を表示する表示手段と、前記ICカードが前記ICカードリーダに挿入されるまでの時間を計測する計測手段と、所定時間内に前記ICカードが前記ICカードリーダに装着されなかったとき、正常に行われた画像形成動作の異常課金履歴を記憶する記憶手段とを有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の画像処理システムにおいて、前記画像形成装置は、画像形成動作中に前記ICカードリーダから前記ICカードが抜き取られたとき、前記画像形成動作を停止する停止手段と、前記ICカードリーダにエラーを通知する通知手段と、前記ICカードが前記ICカードリーダに挿入されるまでの時間を計測する計測手段と、所定時間内に前記ICカードが前記ICカードリーダに装着されなかったとき、正常に行われた画像形成動作の異常課金履歴を記憶する記憶手段を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の画像処理システムにおいて、前記通知手段が電子メールであることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、画像形成装置におけるICカード認証を使用した画像処理システムにおいて、画像形成動作中に前記ICカードが抜き取られたとき、又はジャムトラブル等でジョブをキャンセルしたとき、不正な画像形成動作の課金分を画像形成動作後の前記ICカード認証時や次回認証時に調整することができることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の画像処理システムにおいて、画像形成動作中に前記ICカードが抜かれたとき、ジョブを停止し、前記ICカードを再挿入するようアラートを示し、正常な課金管理を促すことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項5記載の画像処理システムにおいて、前記ICカードが抜かれたとき、ジョブを停止し、前記ICカードが挿入されていない旨を電子メールでユーザに通知し、正常な課金処理を促すことを特徴とする。
本発明は、接触型のICカードを用いた画像形成動作に対する課金処理において、画像形成動作完了後、再度、ICカードの認証処理を行うことにより、正常な画像形成動作についてのみ課金処理が行われるため、ユーザに対する課金処理を適切に管理することができる。
以下に本発明に一実施形態に係る画像処理システムの構成及び動作について説明する。
まず、図1を用い、本実施形態に係る画像形成装置の構成について説明する。
画像形成装置は、自動原稿送り装置(ADF)1と、原稿台2と、給紙ローラ3と、給送ベルト4と、配送ローラ5と、原稿セット検知部7と、第1トレイ8と、第2トレイ9と、第3トレイ10と、第1給紙ユニット11と、第2給紙ユニット12と、第3給紙ユニット13と、縦搬送ユニット14と、感光体15と、搬送ベルト16と、定着ユニット17と、排紙ユニット18と、現像ユニット27と、コンタクトガラス6、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセンサ54、第2ミラー55、第3ミラー56から構成される読み取りユニット50と、レーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60から構成される書き込みユニット57と、切り替え板101、通常排紙ローラ102、搬送ローラ(103、105)、通常排紙トレイ104、ステープラ106、排紙ローラ107、ステープル台108、ジョガー109、ステープル完了排紙トレイ110から構成されるフィニシャ100と、両面給紙ユニット111と、反転ユニット112とを有して構成されている。
次に、画像形成装置における処理動作について説明する。
まず、自動原稿送り装置(以後ADF)1にある、原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部30上のプリントキー34が押下されると、原稿束の一番下の原稿から給送ローラ3と、給送ベルト4とによりコンタクトガラス6上の所定の位置に給送されることになる。なお、画像形成装置は、一枚の原稿の給送完了により原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有している。
次に、コンタクトガラス6上の所定の位置に給送された原稿は、読み取りユニット50によりコンタクトガラス6上の原稿の原稿データを読み取り、その読み取りが終了した原稿が、給送ベルト4、及び、排送ローラ5を介して排出されることになる。さらに、原稿台2に次の原稿があることを、原稿セット検知部7が検知した場合、上述した上記原稿と同様の処理によりコンタクトガラス6上に原稿が給送されることになる。なお、給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5は、搬送モータにより駆動されることになる。
第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13により給紙され、縦搬送ユニット14により感光体15に当接する位置まで搬送される。
読み取りユニット50にて読み込まれた原稿データは、書き込みユニット57からのレーザにより感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過することによりトナー像が形成される。そして、転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16により搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18により後処理装置となるフィニシャ100に排出されることになる。
後処理装置となるフィニシャ100は、通常排紙トレイ102側と、ステープル台108側と、に導くことができる。切り替え板101を上に切り替えることで、転写紙を搬送ローラ103を経由して通常排紙トレイ104側に排紙することができる。また、切り替え板101を下方向に切り替えることで、転写紙を搬送ローラ(105、107)を経由して、ステープル台108に搬送することができる。
ステープル台108に積載された転写紙は、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー109により、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ106により綴じられることになる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ110に収納される。
一方、通常の排紙トレイ104は前後に移動可能な排紙トレイであり、原稿毎、あるいは、画像メモリによりソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けることになる。
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ(8〜10)から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ104側に導かず、経路切り替えの為の反転ユニット112を上側にセットし、一旦、両面給紙ユニット111に転写紙をストックする。そして、両面給紙ユニット111にストックした転写紙に対して、再び感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット111にストックした転写紙を再給紙し、経路切り替えの為の反転ユニット112を下側にセットし、両面に画像が転写された転写紙を排紙トレイ104に導くことになる。
このように、転写紙の両面に画像を作成する場合には両面給紙ユニット111が使用されることになる。
次に、原稿読み取り時から画像の書き込み時までの処理動作について説明する。
読み取りユニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と、光学走査系と、で構成されており、光学走査系には、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセンサ54等々で構成されている。露光ランプ51及び第1ミラー52は、図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55及び第3ミラー56は図示しない第1キャリッジ上に固定されている。
原稿像を読み取る際には、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に操作されることになる。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにより駆動される。また、原稿画像はCCDイメージセンサ54により読み取られ、電気信号に変換されて処理される。
書き込みユニット57は、レーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60で構成され、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレーザーダイオード、及び、モータにより高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が搭載されている。レーザ出力ユニット58より照射されるレーザ光は、定速回転するポリゴンミラーで偏光され、結像レンズ59を通り、ミラー60で折り返され、感光体面上に集光結像する。
偏光されたレーザ光は感光体が回転する方向と直行する方向(主走査方向)に露光走査され、後述する画像処理部のセレクタ64より出力された画像信号のライン単位の記録を行う。感光体の回転速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによって、感光体面上に画像(静電潜像)が形成される。
上述のように、書き込みユニット57から出力されるレーザ光が、画像作像系の感光体15に照射される。図示しないが感光体15の一端近傍のレーザービームを照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。この主走査同期信号をもとに主走査方向の画像記録開始タイミングの制御、および後述する画像信号の入出力を行うための制御信号の生成を行う。
図2は、操作部30の概略図である。
操作部30は、液晶タッチパネル31、テンキー32、クリア/ストップキー33、スタートキー34、予熱キー35、リセットキー36、及び割込キー42を有している。液晶タッチパネル31には、後述するモード設定のためのキーや画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される。
図3は、メインコントローラを中心に、制御装置を図示したものである。メインコントローラ20は、画像形成装置全体を制御する。メインコントローラ20には、紙搬送等に必要なメインモータ25、各種クラッチ21〜24が接続されている。また、オペレータに対する表示、オペレータからの機能設定入力制御を行う操作部30、スキャナの制御、原稿画像を画像メモリに書き込む制御、画像メモリからの作像を行う制御等を行う画像処理ユニット(IPU)49、原稿自動送り装置(ADF)1、等の分散制御装置が接続されている。各分散制御装置とメインコントローラ20は必要に応じて機械の状態、動作司令のやりとりを行っている。各分散制御装置が実行する制御プログラムは各分散制御装置内部のROMに格納されている。メインコントローラ20にはICカードスロット27が接続されており、ICカードスロット27を介して、画像形成装置外部のICカードに格納されている制御プログラムデータを分散制御装置内部のROMにダウンロードし、制御プログラムを変更することが可能である。
本実施形態に係る画像処理部(画像読取部と画像書込部)の構成について、図4を用いて説明する。露光ランプ51から照射された光は原稿面を照射し、原稿面からの反射光を、CCDイメージセンサ54にて結像レンズ(図示せず)により結像、受光して光電変換し、A/Dコンバータ61にてデジタル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像信号は、シェーディング補正62がなされた後、画像処理部63にてMTF補正、γ補正等がなされる。セレクタ64では、画像信号の送り先を、書き込みγ補正部71または、画像メモリコントローラ65への切り替えが行われる。書き込みγ補正部71を経由した画像信号は書き込みユニット57に送られる。画像メモリコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。図4には特に明示していないが、画像処理部(IPU)には、読取ユニット50から入力される原稿データ以外にも外部から供給される原稿データ(例えばパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から出力されるデータ)も処理できるよう、複数データの入出力の選択を行う機能を有している。
画像メモリコントローラ65等への設定や、読取ユニット50及び書き込みユニット57の制御を行うCPU68、及びそのプログラムやデータを格納するROM69、RAM70を備えている。更にCPU68は、メモリコントローラ65を介して、画像メモリ66のデータの書き込み、読み出しが行える。また、画像メモリ66の内容を保存するためのHDD73を備えている。HDD73には、画像メモリ66へ書き込まれた原稿データ等が保存される。また、RAM70にはNV−RAMも含まれる。
図5は、本実施形態に係る画像処理システムの全体の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る画像処理システムは、ユーザ500、ICカード501、画像形成装置502、ICカードリーダ503、及び画像形成装置502とネットワークで接続された認証サーバ504とを有している。ICカード501は、PIN番号、ユーザ501のユーザID及びパスワード、及び課金情報を保持している。画像形成装置502は、ユーザからのPIN番号の受付、ユーザID及びパスワードの認証サーバ504への送信、ICカード501への課金情報の書き込み、画像形成動作等を実行する。ICカードリーダ503は、画像形成装置502と通信可能で、ICカード501に保持されている情報を読み込む。認証サーバ504は、画像形成装置502から受け取ったユーザID及びパスワードを認証し、認証結果を画像形成装置に送信する。
次に、本実施形態に係る画像処理システムにおけるユーザの認証処理について、図6を用いて説明する。
ユーザ500が画像形成装置502自体に装着されているICカードリーダ503又は画像形成装置502と通信可能なICカードリーダ503にICカード501を装着すると(ステップS600)、ICカードリーダ503は画像形成装置502にPIN番号の入力を要求する(ステップS601)。ICカードリーダ503からPIN番号の入力要求を受けた画像形成装置502は、操作部30からユーザ501にPIN番号を入力する旨を通知する(ステップS602)。ユーザ501によって操作部30からPIN番号が入力されると(ステップS603)、画像形成装置502は該PIN番号をICカードリーダ503に送信する(ステップS604)。ICカードリーダ503は、ICカード501からPIN番号を読み込み、画像形成装置502から受信したPIN番号と照合する(ステップS606)。ICカード501から読み込んだPIN番号と画像形成装置502から受信したPIN番号とが一致した場合は(ステップS606)、ICカードリーダ503は、ICカード501からユーザIDとパスワードとを読み込み(ステップS607)、該ユーザID及びパスワードを画像形成装置502に送信する(ステップS608)。ICカードリーダ503からユーザID及びパスワードを受信した画像形成装置502は、ユーザID及びパスワードを認証サーバ504に送信する(ステップS609)。画像形成装置502からユーザID及びパスワードを受け取った認証サーバ504は、ユーザIDによってユーザ500のパスワードを読出し、画像形成装置502から受信したパスワードと一致するか否かを認証する(ステップS610)。そして、認証サーバ504は、認証結果を画像形成装置502に送信する(ステップS611)。画像形成装置502は、認証サーバ504から受信した認証結果がOKの場合は、操作可能状態に移行する(ステップS612)。そして、操作部30からユーザ500の画像形成条件の設定(印刷枚数など)及び画像形成動作の開始が指示されると(ステップS613、614)、画像形成装置502は画像形成条件及び画像形成動作に応じた課金情報をICカード503に書き込む(ステップS615)。ICカード503への課金情報の書き込みが完了すると、画像形成装置502は画像形成動作を実行する(ステップS616)。画像形成動作が完了すると、画像形成装置502は全ての画像形成動作が正常に行われた否かを確認し、正常に行われた画像形成動作に応じた課金情報をICカード501に、再度、書き込む(ステップS617)。ICカード501への課金情報の書き込みが完了すると(ステップS617)、ユーザ500はICカード501をICカードリーダ503から抜き取る(ステップS618)。ICカードリーダ503からICカード501から抜き取られると、画像形成装置502は使用不可状態に移行する(ステップS619)。
上述のように、画像形成動作完了後、再度、ICカードの認証処理を行うことにより、正常な画像形成動作についてのみ課金処理が行われるため、ユーザに対する課金処理を適切に管理することができる。
次に、画像形成動作中にICカード501がICカードリーダ503から抜き去られた場合の処理について図7を用いて説明する。
画像形成動作中にICカード501がICカードリーダ503から抜き去られると(ステップS700)、画像形成装置502は操作部30にエラーメッセージ(図8に示す)を表示し、画像形成動作を一時停止する(ステップS701)。そして、印刷ジョブを削除までのタイマーをカウントする(ステップS702)。なお、タイムアウト時間は、操作部30から画像形成装置502の管理者によって予め設定されている(図9に示す)。タイムアウト時間が経過すると、画像形成装置502は、ICカードリーダ503にICカードが挿入されたか否かを確認する(ステップS703)。ICカード501が再びICカードリーダ503に挿入された場合は(ステップS703/YES)、図6のステップS616に戻る。一方、ICカード501がICカードリーダ503に、再度、挿入されなかったときは(ステップS703/NO)、画像形成装置502は異常課金履歴をHDD等に記憶し(ステップS704)、画像形成動作は終了する。
なお、図10に示すように、ICカードリーダ503がネットワークを介して画像形成装置502と接続されている場合、画像形成装置502は該エラーメッセージ(図8に示す)を電子メール等によってICカードリーダ503に送信することもできる。電子メールは管理者/本人に送出されるが、本人の電子メールアドレスはICカード内に蓄積、もしくはアカウント申請・作成時に認証サーバに登録される。本人の電子メール受信環境にICカード認証システムがあればそこで後認証処理が可能であろうし、通知のみ受けて次回使用する際の再認証時に調整する方法を選択することも可能である。
以上により、印刷後における課金の弱点である大量印刷中のICカードの抜き去りによる課金漏れを防止することができる。
本実施形態に係る画像形成装置の概略図である。 本実施形態に係る画像形成装置の操作部の概略図である。 本実施形態に係る画像形成装置の制御装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る画像形成装置の画像処理部の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る画像処理システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る画像処理システムにおけるユーザの認証処理のフローチャートである。 本実施形態に係る画像処理システムにおいて画像形成動作中にICカードがICカードリーダから抜き去られた場合の処理のフローチャートである。 本実施形態に係る画像形成装置の操作部に表示されるエラーメッセージの表示例である。 本実施形態に係る画像形成装置の操作部から設定されるタイムアウト時間の設定例である。 本実施形態に係る画像処理システムの構成を示すブロック図である。 従来の画像形成装置における課金処理のフローチャートである。
符号の説明
500 ユーザ
501 ICカード
502 画像形成装置
503 ICカードリーダ
504 認証サーバ

Claims (7)

  1. 画像形成装置と、ユーザを認証するICカードと、前記ICカードを読み込むICカードリーダと、前記画像形成装置とネットワークで接続され、前記画像形成装置の使用を管理する認証サーバとを有する画像処理システムにおいて、
    前記ICカードは、カード固有の番号、ユーザID、パスワード、及び前記画像形成装置の使用による課金情報を保持する保持手段と、
    前記認証サーバは、
    前記ユーザID、及び前記パスワードを記憶する記憶手段と、
    送信手段によって送信された前記ユーザID及び前記パスワードを受信したとき、前記送信手段によって送信された前記ユーザID及び前記パスワードと前記記憶手段によって記憶された前記ユーザID及び前記パスワードとが一致するか否かを判断する判断手段と、
    前記ICカードリーダは、
    前記ICカードが前記ICカードリーダに装着されたとき、前記ICカードリーダが前記画像形成装置に前記カード固有の番号の入力を要求する要求手段と、
    第1の入力手段によって前記カード固有の番号が入力されたとき、前記保持手段によって保持されている前記カード固有の番号と前記第1の入力手段によって入力された前記カード固有の番号とを照合する照合手段と、
    前記画像形成装置は、
    前記ユーザが前記カード固有の番号を入力する第1の入力手段と、
    前記照合手段によって前記ICカードリーダが前記保持手段によって保持されている前記カード固有の番号と前記入力手段によって入力された前記カード固有の番号との一致が確認されたとき、前記画像形成装置が前記ネットワークを介して前記ユーザID及び前記パスワードを前記認証サーバに送信する送信手段と、
    前記判断手段によって前記送信手段によって送信された前記ユーザID及び前記パスワードと前記記憶手段によって記憶された前記ユーザID及び前記パスワードとが一致すると判断されたとき、前記画像形成装置は画像形成動作を受け付ける待機状態に移行する移行手段と、
    前記画像形成装置が前記待機状態に移行したとき、画像形成条件及び画像形成動作の開始を入力する第2の入力手段と、
    前記第2の入力手段によって前記画像形成条件及び画像形成動作の開始が入力されたとき、前記画像形成条件に基づいて前記課金情報を前記ICカードに書き込む第1の書込手段と、
    画像形成動作が終了したとき、正常に行われた画像形成動作の前記課金情報を前記ICカードに書き込む第2の書込手段とを有することを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記画像形成装置は、
    画像形成動作中に前記ICカードリーダから前記ICカードが抜き取られたとき、前記画像形成動作を停止する停止手段と、
    前記ICカードが前記ICカードリーダから抜き取られた旨を表示する表示手段と、
    前記ICカードが前記ICカードリーダに挿入されるまでの時間を計測する計測手段と、
    所定時間内に前記ICカードが前記ICカードリーダに装着されなかったとき、正常に行われた画像形成動作の異常課金履歴を記憶する記憶手段とを有することを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。
  3. 前記画像形成装置は、
    画像形成動作中に前記ICカードリーダから前記ICカードが抜き取られたとき、前記画像形成動作を停止する停止手段と、
    前記ICカードリーダにエラーを通知する通知手段と、
    前記ICカードが前記ICカードリーダに挿入されるまでの時間を計測する計測手段と、
    所定時間内に前記ICカードが前記ICカードリーダに装着されなかったとき、正常に行われた画像形成動作の異常課金履歴を記憶する記憶手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。
  4. 前記通知手段が電子メールであることを特徴とする請求項3記載に画像処理システム。
  5. 画像形成装置におけるICカード認証を使用した画像処理システムにおいて、画像形成動作中に前記ICカードが抜き取られたとき、又はジャムトラブル等でジョブをキャンセルしたとき、不正な画像形成動作の課金分を画像形成動作後の前記ICカード認証時や次回認証時に調整することができることを特徴とする画像処理システム。
  6. 画像形成動作中に前記ICカードが抜かれたとき、ジョブを停止し、前記ICカードを再挿入するようアラートを示し、正常な課金管理を促すことを特徴とする請求項5記載の画像処理システム。
  7. 前記ICカードが抜かれたとき、ジョブを停止し、前記ICカードが挿入されていない旨を電子メールでユーザに通知し、正常な課金処理を促すことを特徴とする請求項5記載の画像処理システム。
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