JP2000194239A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000194239A
JP2000194239A JP10373631A JP37363198A JP2000194239A JP 2000194239 A JP2000194239 A JP 2000194239A JP 10373631 A JP10373631 A JP 10373631A JP 37363198 A JP37363198 A JP 37363198A JP 2000194239 A JP2000194239 A JP 2000194239A
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Koichi Kanetani
浩一 金谷
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷枚数カウンタとしてのメカニカルカウン
タあるいは電子的カウンタのカウント値(課金カウント
数)と正常な画像が形成された転写紙の枚数とのズレを
最小にする。 【解決手段】 メインコントローラ20は、印刷(画像
形成)動作中に、機内デバイスの異常を検知した時、そ
の異常が書き込み系の異常あるいは作像系の異常など、
正常な画像を保証できない異常である場合に限り、その
時点で転写部よりも上流側に存在する既に給紙開始した
転写紙の機外への排出完了時のメカニカルカウンタ64
及びメインコントローラ20内のメモリカウンタ(電子
的カウンタ)の加算動作の実行を禁止すると共に、転写
部よりも上流側に存在する既に給紙開始した転写紙の枚
数分のカウント値を外部課金装置63のメモリカウンタ
(転写紙の給紙開始時に加算動作を行なうカウンタ)か
ら減算する減算動作を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式の
プリンタ,複写機,ファクシミリ装置等の各種の画像形
成装置に関し、特にメカニカルカウンタあるいは電子的
カウンタを有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような画像形成装置は、給紙部よ
り転写紙を給紙すると共に、書き込み系及び作像系によ
る電子写真プロセスによって感光体上にトナー画像を形
成し、そのトナー画像を作像系の転写部により給紙した
転写紙上に転写する処理を含む画像形成処理(印刷処
理)を行なった後、その転写紙を機外に排出する一連の
画像形成動作を行なうものである。
【0003】このような画像形成装置では、コピー等の
課金(パフォーマンスチャージ)のため、印刷枚数(印
刷処理がなされた転写紙の枚数)をカウントするように
しており、そのために従来はメカニカルカウンタ(機械
カウンタ)を用いていた(実際には転写紙の機外への排
出完了時あるいは転写紙の給紙開始時にメカニカルカウ
ンタの加算動作を行なっている)が、近年はコピーのモ
ード等により課金の料金体系を細かく分類するようにな
ってきており、その管理のためにはカウンタを増やす必
要があった。
【0004】ところが、そのためにメカニカルカウンタ
を増やすことは、機械のコスト面や実装面において難し
いため、不揮発性RAMを用いた電子的カウンタを搭載
した画像形成装置も出回っている。
【0005】しかし、全てを電子的カウンタとしてしま
うと、電気的ショック等の影響によって電子的カウンタ
を構成する不揮発性RAMのデータが変化又は消去さ
れ、カウント値が分からなくなってしまう恐れがあるこ
とや、電子的カウンタの内容を操作部上に表示させて確
認するためには機械の電源を入れる必要があるといった
不具合があることから、電子的カウンタとメカニカルカ
ウンタの2種類のカウンタを併用していることが多い。
また、カウンタ値から所要の情報を得るための処理を行
なえるようにするため、メカニカルカウンタの他に、そ
れと同じ値を保持する電子的カウンタを設けることが多
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
画像形成装置では、画像形成動作中に、作像系の帯電部
や転写部から発生する高圧電圧のリーク検知、同じく作
像系の現像部で使用されているモータ(現像モータ)の
負荷異常等の自己診断異常が発生した場合、その発生時
点で機内を搬送中の転写紙は正しく印刷処理が終了して
いるものと、未だ印刷処理が終了していないものとが混
在することがある。
【0007】そのため、転写紙の機外への排出完了時に
印刷枚数カウンタ(メカニカルカウンタ,電子的カウン
タ)の加算動作を行なうタイプの画像形成装置では、上
述のように混在した各転写紙の機外への排出完了時の印
刷枚数カウンタの加算動作を一律に抑制すると、正しく
印刷処理が完了している転写紙枚数分の加算動作も行な
われなくなるため、異常発生時の正しく印刷処理が完了
している転写紙の枚数と印刷枚数カウンタのカウント値
(課金カウント数)とにズレが生じ、課金上不都合があ
る。
【0008】また、逆に、印刷枚数カウンタの加算動作
を一律に行なうようにすると、異常画像等の印刷処理が
行なわれた転写紙枚数分の加算動作も行なわれることに
なるため、やはり異常発生時の正しく印刷処理が完了し
ている転写紙の枚数と印刷枚数カウンタのカウント値と
にズレが生じ、課金上不都合がある。
【0009】あるいは、転写紙の給紙開始時に印刷枚数
カウンタの加算動作を行なうタイプの画像形成装置で
は、上述したような自己診断異常が発生した場合、その
発生時点では既に、機内を搬送中の転写紙に対する印刷
処理の良否には関係なく、印刷枚数カウンタではその各
転写紙枚数分の加算動作が行なわれてしまっているた
め、異常発生時の正常な印刷処理が完了している転写紙
の枚数と印刷枚数カウンタのカウント値とにズレが生
じ、課金上不都合がある。
【0010】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、印刷枚数カウンタとしてのメカニカルカウンタ
あるいは電子的カウンタを有する画像形成装置におい
て、それらのカウンタのカウント値(課金カウント数)
と正常に印刷処理が完了している転写紙の枚数とのズレ
を最小にすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、給紙
部より転写紙を給紙すると共に、書き込み系及び作像系
による電子写真プロセスによって感光体上にトナー画像
を形成し、該トナー画像を作像系の転写部により上記給
紙した転写紙上に転写する処理を含む画像形成処理を行
なった後、該転写紙を機外に排出する一連の画像形成動
作の実行を制御する画像形成動作制御手段と、上記転写
紙の機外への排出完了時に、メカニカルカウンタの加算
動作を行なう加算動作実行手段と、機内デバイスの異常
発生時に、該異常を検知する異常検知手段とを有する画
像形成装置において、上記の目的を達成するため、画像
形成動作中に、異常検知手段によって機内デバイスの異
常が検知された時、該異常が書き込み系の異常あるいは
作像系の異常など、正常な画像を保証できない異常であ
る場合に限り、その時点で転写部よりも上流側に存在す
る既に給紙開始した転写紙の機外への排出完了時の加算
動作実行手段によるメカニカルカウンタの加算動作の実
行を禁止する加算動作禁止手段を設けたものである。
【0012】請求項2の発明は、給紙部より転写紙を給
紙すると共に、書き込み系及び作像系による電子写真プ
ロセスによって感光体上にトナー画像を形成し、該トナ
ー画像を作像系の転写部により上記給紙した転写紙上に
転写する処理を含む画像形成処理を行なった後、該転写
紙を機外に排出する一連の画像形成動作の実行を制御す
る画像形成動作制御手段と、上記転写紙の機外への排出
完了時に、電子的カウンタの加算動作を行なう加算動作
実行手段と、機内デバイスの異常発生時に、該異常を検
知する異常検知手段とを有する画像形成装置において、
上記の目的を達成するため、画像形成動作中に、異常検
知手段によって機内デバイスの異常が検知された時、該
異常が書き込み系の異常あるいは作像系の異常など、正
常な画像を保証できない異常である場合に限り、その時
点で転写部よりも上流側に存在する既に給紙開始した転
写紙の機外への排出完了時の加算動作実行手段による電
子的カウンタの加算動作の実行を禁止する加算動作禁止
手段を設けたものである。
【0013】請求項3の発明は、給紙部より転写紙を給
紙すると共に、書き込み系及び作像系による電子写真プ
ロセスによって感光体上にトナー画像を形成し、該トナ
ー画像を作像系の転写部により上記給紙した転写紙上に
転写する処理を含む画像形成処理を行なった後、該転写
紙を機外に排出する一連の画像形成動作の実行を制御す
る画像形成動作制御手段と、上記転写紙の給紙開始時
に、電子的カウンタの加算動作を行なう加算動作実行手
段と、機内デバイスの異常発生時に、該異常を検知する
異常検知手段とを有する画像形成装置において、画像形
成動作中に、異常検知手段によって機内デバイスの異常
が検知された時、該異常が書き込み系の異常あるいは作
像系の異常など、正常な画像を保証できない異常である
場合に限り、その時点で転写部よりも上流側に存在する
既に給紙開始した転写紙の枚数分のカウント値を電子的
カウンタから減算する減算動作を行なう減算動作実行手
段を設けものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。
【0015】図2に、この発明の一実施形態であるデジ
タル複写機の機構部の一例を示す概略構成図である。こ
のデジタル複写機は、スキャナ(画像読取手段)及びプ
リンタ(画像形成手段)を構成する複写機本体の上部
に、自動原稿給送装置(以下「ADF」と略す)1を搭
載し、手前側上面に図3に示す操作部30を備えてい
る。
【0016】まず、このデジタル複写機による複写動作
を説明する。ADF1の原稿台2に原稿の画像面を上に
して置かれた原稿束は、操作部30上のプリントキー
(スタートキー)34が押下されると、一番下の原稿が給
送ローラ3と給送ベルト4によってコンタクトガラス6
上の所定の位置に給送されて停止する。
【0017】その後、読み取りユニット(スキャナ)5
0によってコンタクトガラス6上の原稿の画像が読み取
られ、その読み取りが終了した原稿は給送ベルト4及び
排送ローラ5によって原稿排出トレイAに排出される。
さらに、原稿セット検知センサ7によって原稿台2上に
次の原稿があることを検知した場合は、その原稿が上述
と同様にコンタクトガラス6上に給送される。給送ロー
ラ3,給送ベルト4,及び排送ローラ5は図示しない搬
送モータによって駆動される。
【0018】なお、ADF1は、1枚の原稿の給送を完
了することにより、原稿枚数をカウントアップするカウ
ント機能を有している。また、ADF1は、複写機本体
とは別のCPUにより制御され、原稿給送,原稿入れ替
え,原稿排出等の動作をシリアル通信によるコマンド送
信によって行なうことができる。
【0019】給紙トレイ(給紙部)である第1トレイ
8,第2トレイ9,第3トレイ10に積載(セット)さ
れた転写紙(用紙)は、各々第1給紙ユニット11,第
2給紙ユニット12,第3給紙ユニット13によって給
紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当接
する位置まで搬送される。なお、実際には各トレイ8〜
10のうちのいずれか1つが選択され、そこから転写紙
が給紙される。
【0020】一方、読み取りユニット50によって読み
取られた画像データ(画像情報)は書き込みユニット
(書き込み系)57からのレーザ光によって感光体15
に書き込まれ、その部分が作像系を構成する現像ユニッ
ト27を通過することにより、そこにトナー画像が形成
される。選択された給紙トレイから給紙された転写紙
は、感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって
搬送されながら、感光体15上のトナー画像が転写され
る。さらに、定着ユニット17にてトナー画像が定着さ
れ、排紙ユニット18によって機外の排紙トレイ19に
排出される。
【0021】このとき、例えばフェースダウン(転写紙
をページ順に揃えるため画像面を下向きにする)排紙の
ために、一方の面にトナー画像が形成された転写紙を反
転したい場合、その転写紙は排紙ユニット18により両
面入紙搬送路113に搬送され、反転ユニット112で
スイッチバック反転された後、反転排紙搬送路114を
通って排紙トレイ19に排出される。
【0022】また、転写紙の両面にトナー画像を印刷す
る場合には、一方の面にトナー画像が形成された転写紙
は排紙ユニット18により両面入紙搬送路113に搬送
され、反転ユニット112でスイッチバック反転された
後、両面搬送ユニット111に送られる。
【0023】両面搬送ユニット111に送られた転写紙
は、再び感光体15に作像されたトナー画像を転写する
ために、両面搬送ユニット111から再給紙され、再度
縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置
まで搬送されて、他方の面にトナー画像が転写された
後、定着ユニット17によってトナー画像が定着され、
排紙ユニット18によって排紙トレイ19に排出され
る。
【0024】なお、感光体15,搬送ベルト16,定着
ユニット17,排紙ユニット18,現像ユニット27は
図1のメインモータ25によって駆動され、各給紙ユニ
ット11〜13はメインモータ25の駆動が各々給紙ク
ラッチ22〜24により伝達されて駆動される。縦搬送
ユニット14は、縦搬送モータ21によって駆動され
る。
【0025】次に、図2を用いて、このデジタル複写機
による原稿の画像読み取り及び画像を感光体15に潜像
形成するまでの動作を説明する。なお、潜像とは感光体
15の表面に画像を光情報に変換して照射することによ
り生じる電位分布のことである。
【0026】読み取りユニット50は、原稿を載置する
コンタクトガラス6と光学走査系とによって構成されて
おり、光学走査系は露光ランプ51,第1ミラー52,
第2ミラー55,第3ミラー56,レンズ53,CCD
イメージセンサ54等によって構成されている。露光ラ
ンプ51及び第1ミラー52は図示しない第1キャリッ
ジ上に固定され、第2ミラー55及び第3ミラー56は
図示しない第2キャリッジ上に固定されている。
【0027】原稿の画像を読み取るときには、光路長が
変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジと
が2対1の相対速度で機械的に走査される。この光学走
査系は、図示しないスキャナ駆動モータによって駆動さ
れる。この読み取りユニット50は、原稿の画像を光学
的に読み取って画像データ(電気信号)に変換する。
【0028】すなわち、光学走査系の露光ランプ51に
よって原稿の画像面を照明し、その画像面からの反射光
像を第1ミラー52,第2ミラー55,第3ミラー5
6,レンズ53を介してCCDイメージセンサ54の受
光面に結像させ、そのCCDイメージセンサ54によっ
て画像データに変換する。このとき、レンズ53及びC
CDイメージセンサ54を左右方向に移動させることに
より、画像倍率が変わる。つまり、指定された倍率に対
応してレンズ53及びCCDイメージセンサ54の左右
方向の位置が設定される。
【0029】書き込みユニット57は、レーザ出力ユニ
ット58,結像レンズ59,ミラー60等で構成され、
レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源である
レーザダイオード及びモータによって高速で定速回転す
るポリゴンミラー(回転多面鏡)を備えている。レーザ
出力ユニット58より照射されるレーザビームは、定速
回転するポリゴンミラーで偏向され、結像レンズ59を
通り、ミラー60で折り返され、感光体15の表面に集
光されて結像される。
【0030】すなわち、偏向されたレーザビームは感光
体15が回転する方向と直交する方向(主走査方向)に
露光走査され、後述する図1の画像処理ユニット49よ
り出力された画像データのライン単位の書き込みを行な
う。感光体15の回転速度と走査密度(記録密度)に対
応する所定の周期で主走査を繰り返すことにより、感光
体15の表面に静電潜像が形成される。
【0031】なお、感光体15上を走査する直前のレー
ザビームは図示しない同期検知センサ(ビームセンサ)
によって検知される。そして、図示しないレーザ書込制
御部が同期検知センサから出力される主走査同期信号を
用い、1走査毎にレーザダイオードの点灯開始タイミン
グ及び画像データの入出力を行なうための制御信号の生
成を行なう。
【0032】また、図2には図示していないが、画像処
理ユニット49には、読み取りユニット50から入力さ
れる画像データ以外に、外部から供給される画像データ
(例えばパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置か
ら出力される画像データ)も処理できるように、複数の
画像データの入出力を選択するための回路も備えてい
る。しかし、以後は読み取りユニット50から入力され
る画像データに対する動作(コピー動作)に関してのみ
説明する。
【0033】図3は、このデジタル複写機の操作部の構
成例を示すレイアウト図である。この操作部30は、液
晶タッチパネル31,テンキー32,クリア/ストップ
キー33,プリントキー34,モードクリアキー35,
及び初期設定キー36を備えている。液晶タッチパネル
31は、液晶ディスプレイの表面にタッチパネルを備え
ており、各種機能キー,部数,及び機械の状態を示すメ
ッセージなどを表示することができる。
【0034】図4は、このデジタル複写機の電源投入時
に液晶タッチパネル31に表示されるコピーモード設定
画面の一例を示す図である。この液晶タッチパネル31
のコピーモード設定画面には、転写紙(用紙)のサイズ
を選択するための機能キーや、ソートモード,両面モー
ド等の各種モードを選択するための機能キーが用意され
ている。
【0035】ここで、オペレータ(ユーザ)が液晶タッ
チパネル31に表示されているいずれかの機能キーにタ
ッチすることにより、その機能キーの枠内に表示されて
いる機能が選択され、その白黒表示が反転する。また、
機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば変倍
であれば変倍値など)は、その機能キーにタッチするこ
とにより、詳細な機能の設定画面が表示される。液晶タ
ッチパネル31は、ドット表示器を使用しているため、
その時の最適な表示をグラフィカルに行なうことが可能
である。
【0036】図5は、このデジタル複写機の機内デバイ
スの異常検知時に液晶タッチパネル31に表示される警
告画面の一例を示す図である。このデジタル複写機は、
書き込み系や作像系等の機内デバイスに異常が発生した
とき、その異常を検知し、例えば図5に示すような警告
画面を液晶タッチパネル31に表示する。
【0037】図1は、このデジタル複写機の制御系の構
成例を示すブロック図である。メインコントローラ20
は、このデジタル複写機全体を統括的に制御する。メイ
ンコントローラ20には、図2のADF1(図1には図
示を省略する),縦搬送モータ21,各給紙クラッチ2
2〜24,メインモータ25,操作部30の他に、画像
処理ユニット(IPU)49,高圧電源ユニット61,
外部課金装置(外部カウンタ装置)63,メカニカルカ
ウンタ64が接続されている。
【0038】操作部30は操作部制御部39を備えてお
り、その操作部制御部39が、操作部30の入力部38
を構成する前述した各ハードキー及び液晶タッチパネル
31の各機能キー(タッチパネル)からの入力信号ある
いはメインコントローラ20からの送信信号に基づい
て、液晶タッチパネル31の液晶ディスプレイ37の表
示を制御したり、メインコントローラ20へ対応する信
号を送信したりする。
【0039】画像処理ユニット49は、図2の読み取り
ユニット50の制御,図示しない画像メモリに対する画
像データの読み書き制御等を行なう。高圧電源ユニット
61は、作像処理に必要な高圧電圧(バイアス)を生成
して出力するものであり、例えば現像ユニット27内の
現像ローラに現像バイアス(現像処理用の高圧電圧)
を、転写部としての機能を有する搬送ベルト16等に転
写バイアス(転写処理用の高圧電圧)をそれぞれ出力
(印加)する。
【0040】ここで、メインコントローラ20は、高圧
電源ユニット61の出力中、常にその帰還電流値をモニ
タしており、万一異常値を検出した(作像系の異常を検
知した)場合には、何らかの故障が発生したとみなし
て、例えば図5に示したような警告画面を液晶タッチパ
ネル31に表示する。
【0041】外部課金装置(外部カウンタ装置)63
は、複写機本体に着脱可能なオプション装置であり、カ
ード挿入口と、例えば部門別の不揮発性のメモリカウン
タ(電子的カウンタ)である印刷枚数カウンタとを備え
ている。この外部課金装置63は、例えば部門別の印刷
枚数の集計処理に使用される。つまり、カード挿入口に
部門別のカードが挿入されている状態で図3のプリント
キー34が押下されてコピー動作が開始された場合、転
写紙の給紙開始毎にメインコントローラ20からのシリ
アルデータにより対応する印刷枚数カウンタの加算動作
(カウントアップ)を行なう。
【0042】メカニカルカウンタ64は、内部のソレノ
イド等の駆動により加算動作を行なう機構になっている
印刷枚数カウンタであり、プリントキー34が押下され
てコピー動作が開始された場合、転写紙の機外への排出
完了毎にメインコントローラ20からのシリアルデータ
により加算動作を行なう。メインコントローラ20は、
内部に不揮発性のメモリカウンタ(電子的カウンタ)で
ある印刷枚数カウンタを備えており、プリントキー34
が押下されてコピー動作が開始された場合、転写紙の機
外への排出完了毎に加算動作を行なう。
【0043】ここで、メインコントローラ20が、請求
項1,2の画像形成動作制御手段,加算動作実行手段,
異常検知手段,加算動作禁止手段としての機能を果た
す。あるいは、請求項3の画像形成動作制御手段,加算
動作実行手段,異常検知手段,減算動作実行手段として
の機能を果たす。
【0044】次に、このデジタル複写機におけるこの発
明に係わる処理について説明する。なお、ここでは連続
印刷(コピー)動作中にメインコントローラ20が2種
類の異常を検知した場合を考える。
【0045】(1)搬送モータ(縦搬送モータ21,メ
インモータ25)に異常が発生した(搬送モータの過負
荷等を検知した)時 この場合は、既に給紙を開始してしまった転写紙に関し
ては、搬送不可能になってジャムにならない限りは、異
常画像等の不具合はないため、そのまま搬送処理を継続
し、機外への排出完了時の印刷枚数カウンタ(メカニカ
ルカウンタ64およびメインコントローラ20内のメモ
リカウンタ)の加算動作も正常時と同様に実行する。
【0046】例えば、連続印刷処理中に、上記異常が発
生すると、新たな給紙動作は禁止する。但し、既に給紙
を開始してしまった転写紙に関しては、作像処理,搬送
制御共に通常通り実行していく。なお、この時に両面印
刷モードであれば、既に給紙した転写紙に対応する裏面
印刷に関しても続行する。
【0047】このように、トナー画像に異常が発生しな
いと考えられる機械異常の場合は、その異常発生後も印
刷動作は正しく行なわれるため、転写紙の機外への排出
完了時に印刷枚数カウンタの加算動作(カウントアッ
プ)も通常通り行なう。なお、搬送モータの異常により
搬送不可能になった場合は、即座にジャムになるため、
当然印刷枚数カウンタの加算動作を行なわない(禁止す
る)。
【0048】(2)書き込み系あるいは作像系の異常な
ど、正常な画像を保証できない異常が発生した(現像バ
イアスのリーク等を検知した)時 この場合は、その異常発生時点から感光体15上のトナ
ー画像が正しく作像されていない可能性が高い。そのた
め、既に給紙を開始して搬送中の転写紙のうち、既に転
写処理まで終了しているものまでは、機外への排出完了
時に通常通り印刷枚数カウンタの加算動作を行なう。
【0049】しかし、異常発生時点で転写位置(転写部
としての機能を果たす搬送ベルト16)よりも上流側
(給紙トレイ側)を搬送中の転写紙に関しては、そのま
ま搬送処理を続けるものの、転写されたトナー画像が保
証できない(正常な画像を保証できない)ため、機外へ
の排出完了時点では印刷枚数カウンタの加算動作を行な
わない。
【0050】なお、例えば現像ユニット27内の現像ロ
ーラを専用の現像モータによって駆動する場合で、現像
バイアスのリーク等が発生した時に感光体15上の電位
が正しく保てない可能性のある異常が発生し、その異常
を検知した場合には、感光体15上へのトナー付着,現
像剤付着を極力抑えるために、即座に現像モータを停止
することもある。また、転写紙の機外への排出完了時
に、印刷枚数カウンタの加算動作を行なうかどうかは、
転写紙1枚毎に内部的に用意されている制御用メモリの
無効紙フラグの状態を判定することによって決定する。
【0051】すなわち、無効紙フラグがセットされてい
る場合は、転写紙の機外への排出完了時点で印刷枚数カ
ウンタの加算動作を行なわない。つまり、異常発生時
に、印刷枚数カウンタの加算動作を行なわないための条
件を満たしている転写紙の無効紙フラグをセットするこ
とにより、その転写紙の機外への排出完了時の印刷枚数
カウンタの加算動作を禁止することができる。
【0052】さらに、複写機本体に外部課金装置63が
接続(装着)され、その外部課金装置63のカード挿入
口に部門別のカードが挿入されている状態でコピー動作
が開始された場合、転写紙の給紙開始毎に外部課金装置
63内の対応する印刷枚数カウンタの加算動作を行なう
が、正常な画像を保証できない異常が発生した場合は、
その異常を検知した時点で転写部よりも上流側に存在す
る既に給紙開始した転写紙(トナー画像の転写が終了し
ていない転写紙)の枚数分のカウント値を対応する印刷
枚数カウンタから減算する減算動作を行なう。
【0053】もちろん、この減算動作は外部課金装置6
3がメモリカウンタ(電子的カウンタ)を用いている場
合に限って行なう。メカニカルカウンタを用いている場
合は、カウント値を減算できないため、減算動作を行な
わない。
【0054】次に、外部課金装置63が接続されていな
い場合のメインコントローラ20による異常検知時の処
理動作および排紙完了時の処理動作について、図6及び
図7も参照して具体的に説明する。この場合、現像ユニ
ット27内の現像ローラは、専用の現像モータによって
駆動されるものとする。
【0055】図6は、外部課金装置63が接続されてい
ない場合のメインコントローラ20による異常検知時の
処理動作の一例を示すフローチャートである。メインコ
ントローラ20は、連続印刷動作の開始指示があると
(例えば複数部が設定された状態でプリントキー34が
押下されると)、連続印刷動作(連続画像形成動作)を
開始する。
【0056】それにより、いずれかの給紙トレイ(給紙
部)より転写紙を給紙すると共に、書き込み系及び作像
系による電子写真プロセスによって感光体15上にトナ
ー画像を形成し、そのトナー画像を作像系の転写部(搬
送ベルト16)により上記給紙した転写紙上に転写する
処理を含む印刷処理(画像形成処理)を行なった後、そ
の転写紙を機外に排出する一連の印刷動作を繰り返し行
なう。
【0057】また、連続印刷動作の開始指示があると、
図6の処理も開始し、まずステップ1で機内デバイスの
状態をチェックする。そして、機内デバイスの異常が発
生し、その異常を検知した時にステップ2で新たな給紙
開始動作を禁止する。
【0058】次に、ステップ3で図5に示したような警
告画面を液晶タッチパネル31に表示し、ステップ4で
検知した異常の種類をチェックし、その異常が現像バイ
アス異常,転写バイアス異常等の作像系の異常のいずれ
(書き込み系の異常など、正常な画像を保証できない他
の異常であってもよい)でもなければ図6の処理を終了
する。
【0059】検知した異常が現像バイアス異常,転写バ
イアス異常等の作像系の異常のいずれか(書き込み系の
異常など、正常な画像を保証できない他の異常であって
もよい)の場合には、ステップ5で現像モータを停止
し、ステップ6で転写を完了していない転写紙(転写位
置よりも上流側に位置する既に給紙開始した転写紙)の
無効紙フラグをセットし、図6の処理を終了する。
【0060】図7は、メインコントローラ20による排
紙完了時の加算動作の一例を示すフローチャートであ
る。メインコントローラ20は、転写紙の機外への排出
が完了する毎に図7の処理を開始し、まずステップ11
でその転写紙が無効紙フラグがセットされている転写紙
かどうかをチェックし、無効紙フラグがセットされてい
る転写紙であれば図7の処理を終了する。
【0061】すなわち、図1のメカニカルカウンタ(印
刷枚数カウンタ)64の加算動作およびメインコントロ
ーラ20内のメモリカウンタ(印刷枚数カウンタ)の加
算動作の実行をいずれも禁止する。また、機外への排出
が完了した転写紙が無効紙フラグがセットされていない
転写紙である場合には、ステップ12で図1のメカニカ
ルカウンタ64の加算動作(+1)を、ステップ13で
メインコントローラ20内のメモリカウンタの加算動作
(+1)をそれぞれ行ない、図7の処理を終了する。
【0062】次に、外部課金装置63が接続されている
場合のメインコントローラ20による異常検知時の処理
動作および排紙完了時の処理動作について、図8及び図
9も参照して具体的に説明する。この場合、現像ユニッ
ト27内の現像ローラは、専用の現像モータによって駆
動されるものとする。
【0063】図8は、外部課金装置63が接続されてい
る場合のメインコントローラ20による異常検知時の処
理動作の一例を示すフローチャートである。メインコン
トローラ20は、連続印刷動作の開始指示があった時に
図8の処理を開始し、まずステップ21で外部課金装置
63のカード挿入口の状態をチェックする。
【0064】そして、外部課金装置63のカード挿入口
に部門別のカードが挿入されている場合に、ステップ2
2で前述した連続印刷動作を開始する。そして、この連
続印刷動作中、転写紙の給紙開始毎に外部課金装置63
のカード挿入口に挿入されたカードが示す部門に対応す
る外部課金装置63内のメモリカウンタの加算動作を行
なう。
【0065】連続印刷動作を開始した後は、ステップ2
3で機内デバイスの状態をチェックする。そして、機内
デバイスの異常が発生し、その異常を検知した時にステ
ップ24で新たな給紙開始動作を禁止し、ステップ25
で図5に示したような警告画面を液晶タッチパネル31
に表示し、ステップ26で検知した異常の種類をチェッ
クし、その異常が現像バイアス異常,転写バイアス異常
等の作像系の異常のいずれ(書き込み系の異常など、正
常な画像を保証できない他の異常であってもよい)でも
なければ図8の処理を終了する。
【0066】検知した異常が現像バイアス異常,転写バ
イアス異常等の作像系の異常のいずれか(書き込み系の
異常など、正常な画像を保証できない他の異常であって
もよい)の場合には、ステップ27で現像モータを停止
し、ステップ28で転写を完了していない転写紙(転写
位置よりも上流側に位置する既に給紙開始した転写紙)
の無効紙フラグをセットし、図8の処理を終了する。
【0067】図9は、メインコントローラ20による排
紙完了時の減算動作の一例を示すフローチャートであ
る。メインコントローラ20は、転写紙の機外への排出
完了毎に図7の処理に加え、図9の処理を開始する。
【0068】図9の処理でも、まずステップ31で機外
への排出が完了した転写紙が無効紙フラグがセットされ
ている転写紙かどうかをチェックし、無効紙フラグがセ
ットされていない転写紙であれば図9の処理を終了す
る。また、機外への排出が完了した転写紙が無効紙フラ
グがセットされている転写紙である場合には、ステップ
32で外部課金装置63内のメモリカウンタの減算動作
(−1)を行ない、図9の処理を終了する。
【0069】なお、この実施形態では、外部課金装置6
3内のメモリカウンタの加算動作を転写紙の給紙開始時
に行なうようにしたが、メインコントローラ20内のメ
モリカウンタの加算動作も転写紙の給紙開始時に行なう
ようにしてもよい。この場合、図7のステップ13の処
理を削除し、代わりに図9のフローチャートにメインコ
ントローラ20内のメモリカウンタの減算動作を追加す
る。
【0070】以上、この発明をデジタル複写機に適用し
た実施形態について説明したが、この発明はこれに限ら
ず、レーザプリンタやファクシミリ装置等の各種の電子
写真方式の画像形成装置に適用し得るものである。
【0071】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明の画像形成装置によれば、画像形成動作中に、機内デ
バイスの異常を検知した時、その異常が書き込み系の異
常あるいは作像系の異常など、正常な画像を保証できな
い異常である場合に限り、その時点で転写部よりも上流
側に存在する既に給紙開始した転写紙(無効紙)の機外
への排出完了時のメカニカルカウンタの加算動作の実行
を禁止するので、メカニカルカウンタのカウント値(課
金カウント数)と正常に印刷処理が完了している転写紙
の枚数とのズレを最小にでき、課金に関する不具合を極
力回避することができる。
【0072】請求項2の発明の画像形成装置によれば、
画像形成動作中に、機内デバイスの異常を検知した時、
その異常が書き込み系の異常あるいは作像系の異常な
ど、正常な画像を保証できない異常である場合に限り、
その時点で転写部よりも上流側に存在する既に給紙開始
した転写紙の機外への排出完了時の電子的カウンタの加
算動作の実行を禁止するので、電子的カウンタのカウン
ト値(課金カウント数)と正常に印刷処理が完了してい
る転写紙の枚数とのズレを最小にでき、課金に関する不
具合を極力回避することができる。
【0073】請求項3の発明の画像形成装置によれば、
画像形成動作中に、異常検知手段によって機内デバイス
の異常が検知された時、その異常が書き込み系の異常あ
るいは作像系の異常など、正常な画像を保証できない異
常である場合に限り、その時点で転写部よりも上流側に
存在する既に給紙開始した転写紙の枚数分のカウント値
を電子的カウンタ(例えば外部課金装置内の電子的カウ
ンタ)から減算する減算動作を行なうので、電子的カウ
ンタのカウント値と正常に印刷処理が完了している転写
紙の枚数とのズレを最小にでき、課金に関する不具合を
極力回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示したデジタル複写機の制御系の構成例
を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態であるデジタル複写機の
機構部の一例を示す概略構成図である。
【図3】図2に示したデジタル複写機の操作部の構成例
を示すレイアウト図である。
【図4】図2に示したデジタル複写機の電源投入時に図
3の液晶タッチパネル31に表示されるコピーモード設
定画面の一例を示す図である。
【図5】図2に示したデジタル複写機の機内デバイスの
異常検知時に図3の液晶タッチパネル31に表示される
警告画面の一例を示す図である。
【図6】図1の外部課金装置63が接続されていない場
合のメインコントローラ20による異常検知時の処理動
作の一例を示すフロー図である。
【図7】図1のメインコントローラ20による排紙完了
時の加算動作の一例を示すフロー図である。
【図8】図1の外部課金装置63が接続されている場合
のメインコントローラ20による異常検知時の処理動作
の一例を示すフロー図である。
【図9】図1のメインコントローラ20による排紙完了
時の減算動作の一例を示すフロー図である。
【符号の説明】
15:感光体 16:搬送ベルト 20:メインコントローラ 21:縦搬送モータ 22〜24:給紙クラッチ 25:メインモータ 30:操作部 31:液晶タッチパネル 32:テンキー 34:プリントキー 49:画像処理ユニット 61:高圧電源ユニット 63:外部課金装置 64:メカニカルカウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA01 DA31 DA45 DB03 DB08 DC03 DC11 DE03 DE04 EC10 ED06 ED09 ED16 ED19 ED24 EJ02 EJ04 EJ05 EJ06 EK03 EK09 EK14 FA05 FA06 FA11 FA20 FA22 FD08 GA20 GA23 GB07 GB14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙部より転写紙を給紙すると共に、書
    き込み系及び作像系による電子写真プロセスによって感
    光体上にトナー画像を形成し、該トナー画像を前記作像
    系の転写部により前記給紙した転写紙上に転写する処理
    を含む画像形成処理を行なった後、該転写紙を機外に排
    出する一連の画像形成動作の実行を制御する画像形成動
    作制御手段と、前記転写紙の機外への排出完了時に、メ
    カニカルカウンタの加算動作を行なう加算動作実行手段
    と、機内デバイスの異常発生時に、該異常を検知する異
    常検知手段とを有する画像形成装置において、 前記画像形成動作中に、前記異常検知手段によって前記
    機内デバイスの異常が検知された時、該異常が前記書き
    込み系の異常あるいは前記作像系の異常など、正常な画
    像を保証できない異常である場合に限り、その時点で前
    記転写部よりも上流側に存在する既に給紙開始した転写
    紙の機外への排出完了時の前記加算動作実行手段による
    前記メカニカルカウンタの加算動作の実行を禁止する加
    算動作禁止手段を設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 給紙部より転写紙を給紙すると共に、書
    き込み系及び作像系による電子写真プロセスによって感
    光体上にトナー画像を形成し、該トナー画像を前記作像
    系の転写部により前記給紙した転写紙上に転写する処理
    を含む画像形成処理を行なった後、該転写紙を機外に排
    出する一連の画像形成動作の実行を制御する画像形成動
    作制御手段と、前記転写紙の機外への排出完了時に、電
    子的カウンタの加算動作を行なう加算動作実行手段と、
    機内デバイスの異常発生時に、該異常を検知する異常検
    知手段とを有する画像形成装置において、 前記画像形成動作中に、前記異常検知手段によって前記
    機内デバイスの異常が検知された時、該異常が前記書き
    込み系の異常あるいは前記作像系の異常など、正常な画
    像を保証できない異常である場合に限り、その時点で前
    記転写部よりも上流側に存在する既に給紙開始した転写
    紙の機外への排出完了時の前記加算動作実行手段による
    前記電子的カウンタの加算動作の実行を禁止する加算動
    作禁止手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 給紙部より転写紙を給紙すると共に、書
    き込み系及び作像系による電子写真プロセスによって感
    光体上にトナー画像を形成し、該トナー画像を前記作像
    系の転写部により前記給紙した転写紙上に転写する処理
    を含む画像形成処理を行なった後、該転写紙を機外に排
    出する一連の画像形成動作の実行を制御する画像形成動
    作制御手段と、前記転写紙の給紙開始時に、電子的カウ
    ンタの加算動作を行なう加算動作実行手段と、機内デバ
    イスの異常発生時に、該異常を検知する異常検知手段と
    を有する画像形成装置において、 前記画像形成動作中に、前記異常検知手段によって前記
    機内デバイスの異常が検知された時、該異常が前記書き
    込み系の異常あるいは前記作像系の異常など、正常な画
    像を保証できない異常である場合に限り、その時点で前
    記転写部よりも上流側に存在する既に給紙開始した転写
    紙の枚数分のカウント値を前記電子的カウンタから減算
    する減算動作を行なう減算動作実行手段を設けたことを
    特徴とする画像形成装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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