JP2798542B2 - ファクシミリ装置およびその保守料金管理装置 - Google Patents

ファクシミリ装置およびその保守料金管理装置

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JP2798542B2
JP2798542B2 JP4017694A JP1769492A JP2798542B2 JP 2798542 B2 JP2798542 B2 JP 2798542B2 JP 4017694 A JP4017694 A JP 4017694A JP 1769492 A JP1769492 A JP 1769492A JP 2798542 B2 JP2798542 B2 JP 2798542B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置の保守料金の管理
に必要な種々の情報の伝達を一般公衆回線を介して行う
ファクシミリ装置およびその保守料金管理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、複写プロセスを用いて普通紙に画
像形成できるファクシミリ装置が普及しつつあり、この
ようなファクシミリ装置では複写プロセスを用いる機構
から、トラブルの発生する割合も高く、さらに、性能維
持のための定期的なオーバーホールの必要性から、保守
管理のサービス体制の充実が望まれ、特に、トラブルか
らの回復が早期に行われるように、迅速かつ正確な態様
が強く望まれている。
【0003】従来の保守管理方法としては、一般に、フ
ァクシミリ装置自身が自己の状態を検知し、表示装置な
どによって、トラブル内容や特定部品の交換時期が迫っ
たことを表示したり、あるいは、消耗品切れが近いこと
を表す表示としていわゆる消耗品のニアリィエンプティ
表示をしたりして、ユーザーへその旨を知らせ、ユーザ
ーがそれを認識し、装置の点検や部品交換を行うために
いわゆるサービスマンを呼びよせる必要があると判断す
れば、当該ファクシミリ装置の保守管理を委ねてある保
守サービス会社に電話などの手段で連絡をとるというの
が通例となっている。
【0004】しかしながら、上述のように電話などで連
絡をとる場合には、以下のような問題を招来する。
【0005】(1)ユーザーは、トラブル内容の説明の
ために自己の仕事を行うことができず、時間のロスを余
儀なくされる。
【0006】(2)トラブル表示内容をユーザーが誤っ
て認識し、保守サービス会社に実際のトラブル内容と異
なる内容を伝えるおそれがある。
【0007】(3)表示装置によるトラブル表示があっ
てもユーザーが気付かずに放置されるおそれもあり、こ
のような場合には、軽度のトラブルが重度のトラブルに
進展するおそれがある。
【0008】(4)保守サービス会社では、ユーザーか
ら連絡を受けた後にそのトラブル内容に基づいて必要な
部品などを用意してユーザーのところに出向くことにな
るため、迅速な対応が図れない。
【0009】そこで、近年ではユーザー側のファクシミ
リ装置が自己の動作状態を検知し、この検知した内容を
通信情報に変換し、自動的にあるいは保守サービス会社
の送信要求に応じて送信し、保守サービス会社では送信
されてきた通信情報を受信し、これをたとえば文字情報
に変換して印字出力することによって、ユーザー側のフ
ァクシミリ装置の動作状態を認識し、保守管理を行う方
法が提案されている。(特願平1−302749)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のファクシミリ装
置の稼働を円滑に行う上では、消耗品の供給、機構部の
定期点検および部品交換、トラブル発生時の修理などの
保守管理を十分に行う必要がある。保守管理は、一般的
に保守サービス会社からサービスマンが出向いて来て行
うのが通例である。その際にファクシミリ装置内に備え
られる記録枚数カウンタの計数値を読出し、その計数値
に1枚当たりの単価を乗じた値に基本料金を加算して保
守料金を算出し、その金額をユーザーに請求している。
【0011】このように、保守料金の管理は、サービス
マンがわざわざユーザーのところに出向く必要があり、
手間がかかる。
【0012】本発明の目的は、装置の保守料金の管理お
よび精算などを容易に行うことができるファクシミリ装
置およびその保守料金管理装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般公衆回線
を介して保守料金を管理する保守料金管理装置に接続さ
れ、画像データの記録紙への記録を行う記録手段と、記
録手段による記録枚数を計数する計数手段と、支払いの
完了した保守料金に対応する支払済記録枚数を記憶する
枚数記憶手段と、計数手段の計数値を保守料金管理装置
に送信し、かつ保守料金管理装置からの支払済記録枚数
を枚数記憶手段に記憶する制御手段とを含むことを特徴
とするファクシミリ装置である。
【0014】また本発明は、前記ファクシミリ装置は、
キー入力手段と、表示手段とを含み、前記制御手段は、
キー入力手段による予め定めるキー操作に応答して、前
記枚数記憶手段の記憶値を前記表示手段に表示すること
を特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置である。
【0015】さらに本発明は、上述のファクシミリ装置
と一般公衆回線を介して接続され、ファクシミリ装置に
計数手段の計数値の送信を指示し、受信した計数値を記
憶する枚数検出手段と、枚数検出手段の出力に基づいて
保守料金を算出する保守料金演算手段と、算出された保
守料金に基づいて作成した請求書を画像データに変換し
て送信する請求書作成手段と、ファクシミリ装置の使用
者によって支払われた保守料金の金額を入力する金額入
力手段と、入力された金額に基づいて作成した領収書を
画像データに変換して送信する領収書作成手段と、ファ
クシミリ装置の枚数記憶手段に支払済記録枚数を送信す
る枚数設定手段とを含むことを特徴とするファクシミリ
装置の保守料金管理装置である。
【0016】
【作用】本発明に従えば、ファクシミリ装置は保守料金
管理装置からの指示に応答して計数手段の計数値を保守
料金管理装置に送信する。これによって、保守料金管理
装置は、受信した計数値に基づいて保守料金を算出し、
その後、算出された保守料金をファクシミリ装置のユー
ザーに請求する。またファクシミリ装置は保守管理装置
からの支払済記録枚数を枚数記憶手段の記憶値として設
定する。これによって、保守料金管理装置から、ファク
シミリ装置の計数手段の計数値を読出して保守料金を算
出して請求した後に、保守料金の支払いがあった時点で
枚数記憶手段の支払済記録枚数を更新設定することがで
きる。
【0017】このように、一般公衆回線を介してファク
シミリ装置における記録手段による記録枚数を知ること
ができ、また枚数記憶手段の支払済記録枚数の更新設定
も行うことができる。
【0018】また本発明に従えば、ファクシミリ装置が
備えるキー入力手段による予め定めるキー操作が行われ
ると、前記枚数記憶手段の支払済記録枚数が表示手段に
表示される。これによって、ファクシミリ装置のユーザ
ーは保守料金を支払ったことによって枚数記憶手段の支
払済記録枚数が更新設定されたことを知ることができ、
ユーザーに安心感を与えることができる。
【0019】さらに本発明に従えば、上述のファクシミ
リ装置と一般公衆回線を介して接続される保守料金管理
装置は、枚数検出手段によってファクシミリ装置の計数
手段の計数値を検出し、保守料金演算手段によって検出
した計数値に基づいて保守料金を算出する。その後、請
求書作成手段は算出された保守料金に基づいて請求書を
作成し、該請求書を画像データに変換してファクシミリ
装置に送信する。
【0020】前記送信した請求書に基づいてユーザーに
よる保守料金の支払いが行われた場合、支払われた保守
料金の金額を金額入力手段によって入力すると、領収書
作成手段は、入力された金額に基づいて領収書を作成
し、該領収書を画像データに変換してファクシミリ装置
に送信する。その後、保守料金管理装置から支払済記録
枚数をファクシミリ装置に送信し、ファクシミリ装置内
の枚数記憶手段に更新設定させる。
【0021】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の基本的構成をを
示すブロック図である。ファクシミリ装置1は、公衆電
話回線2に接続され、他のファクシミリ装置との間で画
像データの送受信を行うとともに、公衆電話回線2を介
して後述する保守料金管理装置である管理装置3との間
で種々の情報の送受信を行う。ファクシミリ装置1は、
帯電像を形成して記録紙に記録(転写)する静電式複写
プロセスを実行する。
【0022】ファクシミリ装置1は、マイクロコンピュ
ータなどで実現され、装置全体の制御を行う制御手段1
1を備える。制御手段11には、通信制御手段12と、
読取手段13と、記録手段14と、操作手段15と、表
示手段16と、動作状態検知手段17と、メモリ18
と、枚数カウンタ19とが接続される。
【0023】通信制御手段12は、着信検出回路やモデ
ムなどを含み、受信した画像データを復調して制御手段
11に与え、また送信すべき画像データを変調して公衆
電話回線2に出力する。読取手段13は、後述するCC
D(電荷結合素子)、レンズ、露光装置などを含み、原
稿送信時には原稿を光学的に読取り、電気信号(画像デ
ータ)に変換して制御手段11に与える。また、原稿複
写時には原稿を露光して後述する記録手段14が備える
感光体表面に原稿像を結像させる。
【0024】記録手段14は、感光体や現像装置、帯電
器、定着装置などを含み、前記静電式複写プロセスによ
って記録紙に画像を転写する。枚数カウンタ19は、記
録手段14による記録回数を計数し、1枚の記録動作が
終了する毎に「1」ずつ計数値が加算される。
【0025】操作手段15は、置数キー、送信キー、さ
らに後述する枚数表示キー15aを含む各種機能設定キ
ーなどが配置される。表示手段16は、液晶表示装置な
どで実現され、操作手段15からの入力データや、ファ
クシミリ装置1の動作状態として、たとえばエラー情報
や消耗品切れを示す情報などを表示する。
【0026】動作状態検知手段17は、ファクシミリ装
置1の動作状態、詳しくは異常状態を検知し、検知した
動作状態を制御手段11に与える。制御手段11内に
は、図示しないトラブル内容判別手段、トラブル種類判
別手段、通信情報変換手段が備えられ、これらの各手段
は動作状態検知手段17からの制御に基づいて動作す
る。
【0027】トラブル内容判別手段は、動作状態検知手
段17によって検知されたトラブルなどがどのような内
容のものであるかを判別する。トラブル種類判別手段
は、前記トラブル内容判別手段によって判別されたトラ
ブルなどが、いわゆるサービスマンコールを必要とする
種類のものかどうかを判断する。サービスマンコールを
要しない種類のトラブルとは、たとえば紙詰まりや記録
紙切れなど、ユーザーが自分自身で比較的簡単に対処で
きるトラブルである。サービスマンコールを要する種類
のトラブルとは、たとえば記録手段14の感光体の寿命
超過などのようにユーザーが自分自身では対処できない
トラブルである。
【0028】メモリ18は、ROM(リードオンリメモ
リ)やRAM(ランダムアクセスメモリ)を含んで構成
され、ROMにはファクシミリ装置1の各種動作を制御
するためのプログラムなどが格納され、RAMには管理
装置3から送信される開設情報の登録領域、支払いの完
了した保守料金に対応する支払済記録枚数を記憶する記
憶領域18a、さらに制御手段11による処理動作に使
用される作業領域などが設定される。
【0029】管理装置3は、いわゆるパーソナルコンピ
ュータを基本構成とする装置であり、公衆電話回線2を
介して前述のファクシミリ装置1や他の端末装置との間
でデータの送受信を行う。管理装置3は、装置全体を制
御するCPU(中央演算処理装置)などで実現される制
御手段31を備える。制御手段31には、モデム32
と、記録手段33と、表示手段34と、操作手段35
と、メモリ36とが接続される。
【0030】モデム32は、公衆電話回線2を介して受
信したデータを復調して制御手段31に与え、また、制
御手段31から与えられる送信すべきデータを変調して
公衆電話回線に出力する。記録手段33は、たとえばサ
ーマルプリンタなどで実現され、公衆電話回線2を介し
て受信した画像データや他の端末装置からの各種の受信
情報、あるいは操作手段35から入力された情報を感熱
記録紙などに記録する。
【0031】表示手段34は、CRT(陰極線管)など
で実現され、公衆電話回線2を介して受信した各種の情
報、操作手段35から入力された情報、管理装置3にお
ける各種の処理結果などを表示する。操作手段35は、
置数キー35aなどの複数のキースイッチや管理装置3
の動作状態を指定するための各種機能設定キー35bな
どが配置される。
【0032】メモリ36は、ROM36aおよびRAM
36bを含み、ROM36aには管理装置1の各種処理
動作を制御するためのプログラムなどが格納され、RA
M36bには管理装置3が管理する複数のファクシミリ
装置に関する管理情報や、保守料金情報などが記憶さ
れ、さらに前記制御手段31による処理動作に使用され
る作業領域などが設定される。
【0033】さらに前記制御手段31には、保守料金演
算手段37と、請求書作成手段38と、領収書作成手段
39とが接続される。保守料金演算手段37は、後述す
る手順に従ってファクシミリ装置1から送信される枚数
カウンタ19の計数値に基づいて保守料金を算出する。
保守料金は、1枚当たりの単価に前記計数値を乗じた値
に基本料金を加算して算出される。
【0034】請求書作成手段は、保守料金演算手段37
によって算出された保守料金に基づいて請求書を作成
し、該請求書を画像データに変換して制御手段31に出
力する。領収書作成手段39は、操作手段35から入力
される支払われた保守料金額に基づいて領収書を作成
し、該領収書を画像データに変換して制御手段31に出
力する。請求書作成手段38によって作成された請求書
および領収書作成手段39によって作成された領収書
は、それぞれ公衆電話回線2を介して画像データとして
ファクシミリ装置1に送信される。
【0035】図2は、ファクシミリ装置1の構成を示す
断面図である。ファクシミリ装置1は、読取手段13と
記録手段14と原稿搬送手段20とに大別される。原稿
41が原稿挿入口42に挿入されると、マイクロスイッ
チなどで実現される原稿検知センサ43によって原稿4
1がセットされたことが検出される。その後、操作者に
よって複写キーや送信キーが操作されると、原稿41の
搬送動作が開始される。
【0036】原稿送信時には、原稿41はローラ44と
押圧部材45とによって挟圧搬送され、さらに一対の搬
送ローラ46によって透明ガラス47が設置される露光
領域に搬送される。露光領域において原稿41の原稿面
には光源48からの光が照射され、その反射光がミラー
49およびレンズ50を介してCCD51に入射され
る。CCD51によって入射光は電気信号(画像デー
タ)に変換され、前記制御手段11に与えられる。露光
後の原稿41は、一対の排紙ローラ52によって搬送さ
れ、原稿トレイ53上に排紙される。
【0037】ミラー49の図2の下方側には、露光ヘッ
ド54が配置され、原稿41の複写時には、上述の原稿
搬送動作とともに静電式複写プロセスが実行される。露
光ヘッド54によって露光された原稿像は、レンズ55
およびミラー56,57を介して感光体ドラム58上に
結像される。
【0038】感光体ドラム58は、矢符59方向に回転
される。感光体ドラム58表面はコロナ帯電器60によ
って均一に帯電される。次に、露光ヘッド54によって
原稿像以外の部分に光を当て、光の当たった部分の帯電
電荷を除去し、原稿像部分に電荷を残した静電潜像を形
成する。現像装置61では、静電潜像と逆極性に帯電し
た着色微粒子であるトナーをトナーカートリッジ62か
ら供給し、前記静電潜像に付着させて可視像とする。次
に記録紙をこのトナー像に重ね、記録紙の感光体ドラム
58とは反対側表面から転写器63によってトナーの帯
電極性とは逆極性の電荷を記録紙に与え、静電力によっ
てトナー像を記録紙に転写する。
【0039】記録紙は、記録紙カセット64に収納され
ており、図示しない給紙ローラなどによって搬送経路に
搬送され、給紙ローラ65によって転写器63が配置さ
れる転写領域に供給される。
【0040】記録紙上に転写されたトナー像は、定着装
置66によって熱あるいは圧力を加えることによって記
録紙に定着させる。一方、転写後の感光体ドラム58上
の潜像電荷は除電器70によって除電される。また、転
写されずに感光体ドラム58上に残った残留トナーは図
示しないクリーナで除去される。この帯電からクリーニ
ングに至る一連のプロセスを繰返すことによって、連続
的に記録紙に対する原稿像の複写を行う。
【0041】トナー像が定着された記録紙は、排紙ロー
ラ67によって搬送され、排紙トレイ68に排紙され
る。また、前記露光ヘッド54の近傍には、露光ヘッド
54の発熱を冷却するための冷却ファン69が配置され
る。
【0042】以下に、ファクシミリ装置1の開設時の動
作を説明する。保守サービス会社からのサービスマンに
よってユーザーのたとえばオフィスなどにファクシミリ
装置1が設置される。この時点で、ファクシミリ装置1
のユーザーとサービスマンとの間で契約内容の相談を行
う。契約内容には、メンテナンス機能の種類の選択、す
なわちファクシミリ装置1が備える動作状態の自動送信
機能のうち、どの種類の情報を保守サービス会社に設置
される管理装置3に送信し、メンテナンスを依頼するか
などが含まれる。
【0043】その後、サービスマンは契約内容をファク
シミリ通信によって管理装置3に送信する。契約内容に
は、前記メンテナンス機能の種類の選択の他に、設置し
たファクシミリ装置1に関連する情報として、たとえば
契約者の名前、設置した機種名、製造番号、契約年月日
などの情報が含まれる。続いて、管理装置3側では、フ
ァクシミリ通信によって受信した契約内容に基づいてフ
ァクシミリ装置1の自動送信機能を開設するための(能
動化するための)開設情報を操作手段35から入力す
る。続いて管理装置3の開設キーが押圧されると、入力
した開設情報がファクシミリ装置1に送信される。
【0044】ファクシミリ装置1は、管理装置3から送
信される開設情報を受信し、制御手段11によってメモ
リ18内に設定される開設情報登録領域に登録する。こ
の開設情報には、自動送信機能による送信先の電話番
号、契約番号、自動送信機能を能動化するための情報が
含まれる。その後、受信した開設情報は記録手段14に
よって記録紙に記録される。これによって、ユーザーお
よびサービスマンは、ファクシミリ装置1に設定された
開設情報、すなわち契約内容の確認を行うことができ
る。このような手順によってファクシミリ装置1におけ
る動作状態の自動送信機能が能動化される。
【0045】続いて、ファクシミリ装置1の動作状態の
自動送信機能について説明する。
【0046】図3は、ファクシミリ装置1の自動送信機
能を説明するためのフローチャートである。ステップc
1において動作状態検知手段17によって動作状態(異
常状態)が検知されると、ステップc2では検知した異
常状態が表示手段16に表示される。
【0047】ステップc3では、制御手段11において
検知した異常状態が、自動送信する必要があるものかど
うかが判断される。すなわち、記録紙切れや紙詰まりな
どのように、ユーザー自身で対処できるトラブルである
場合は、自動送信は行う必要はなく、また前記開設情報
の契約内容に含まれないトラブルである場合はステップ
c7に進む。また、感光体ドラム58の寿命切れによっ
て交換する必要がある場合などは、ユーザー自身では対
応することができず、検知した異常状態を送信するため
にステップc4に進む。
【0048】ステップc4では、登録された開設情報の
中から管理装置3の電話番号を読出して発呼動作を行
い、ステップc5において検知した異常状態、たとえば
感光体ドラム58の交換が必要であることを示す情報や
エラー情報などを送信する。
【0049】ステップc6では、管理装置3で送信した
情報を記録手段14によって記録紙に印字出力する。こ
れによって、ユーザーはファクシミリ装置1の自動送信
機能が正常に機能していることを確認することができ、
また管理装置3に送信された情報の確認も行うことがで
き、ユーザーに対して安心感を与えることができる。
【0050】また前述のステップc7において、操作手
段15に設けられる送信キーが押圧されると、ステップ
c4に進み、前述と同様にして検知した異常状態を表す
情報が管理装置3に送信される。このような動作を手動
送信機能と称する。
【0051】図4は、管理装置3によるファクシミリ装
置1の保守料金の精算時の動作を説明するフローチャー
トである。図4(1)は管理装置3の動作を示し、図4
(2)はファクシミリ装置1の動作を示しており、図4
(1)および図4(2)において、対応するステップに
は同一の数字を付して示す。すなわち、ステップa1と
ステップb1とは対応する動作であり、他も同様であ
る。
【0052】まず図4(1)を参照して、管理装置3の
動作を説明する。ステップa1では、操作手段35の置
数キー35aからファクシミリ装置1の電話番号を入力
することによって発呼動作を行う。ステップa2では、
操作手段35に設けられる機能設定キー35bのうち、
たとえばキーF1を押すことによって、ファクシミリ装
置1の制御手段11に対して枚数カウンタ19の計数値
である枚数値の送信要求を指示する信号を送信する。
【0053】ステップa3では、前記送信要求指示信号
に応答して送信された枚数値に基づいて保守料金演算手
段37による保守料金の算出が行われる。続いてステッ
プa4において、制御手段31は、保守料金演算手段3
7からの出力である保守料金を請求書作成手段38に与
え、請求書を作成する。該請求書は画像データに変換さ
れて制御手段31に与えられる。制御手段31は、たと
えば操作手段35に設けられる機能設定キー35bのう
ちキーF2を押すことによって、与えられる請求書であ
る画像データをファクシミリ装置1に送信する。
【0054】前述のステップa4において送信された請
求書に基づく保守料金の支払いが行われると、ステップ
a5において、オペレータによる管理装置3への操作手
段35からの入金情報の入力が行われる。ステップa6
では、制御手段31は入力された入金情報を領収書作成
手段39に与えて領収書を作成させる。作成された領収
書は画像データに変換されて制御手段31に与えられ
る。制御手段31は、たとえば操作手段35に設けられ
る機能設定キー35bのうちキーF3を押すことによっ
て、与えられる領収書としての画像データをファクシミ
リ装置1に送信する。
【0055】その後、ステップa7において、制御手段
31はファクシミリ装置1の制御手段11に対してメモ
リ18の領域18aに記憶させるための支払済記録枚数
を送出する。
【0056】続いて図4(2)を参照してファクシミリ
装置1の動作を説明する。ステップb1において管理装
置3からの呼出しを受けると、ステップb2において管
理装置3から送信される送信要求指示信号に応答して制
御手段11は枚数カウンタ19の計数値である枚数値を
管理装置3に送出する。これによって、前述のステップ
a3における保守料金の算出が管理装置3にて行われ
る。
【0057】ステップb4では、管理装置3から送信さ
れる請求書である画像データを受信し、該画像データを
記録手段14によって記録紙に印字出力することによっ
て請求書を出力する。ファクシミリ装置1のユーザー
は、該請求書に基づいて、保守料金をファクシミリ装置
1の管理を委ねてある保守サービス会社に支払う。
【0058】ステップb6では、管理装置3から送信さ
れる領収書としての画像データを受信し、該画像データ
を記録手段14によって記録紙に印字出力することによ
って領収書を出力する。これによって、ファクシミリ装
置1のユーザーと保守サービス会社との間における保守
料金の精算が行われる。
【0059】ステップb7では、管理装置3から送信さ
れる信号に基づいて制御手段11はメモリ18の領域1
8aへの支払済記録枚数の更新設定を行う。ここでの更
新設定は、支払われた保守料金に対応する記録枚数分だ
け加算した値が設定される。ステップb8では、操作手
段15に備えられる表示キー15aが押されると、ステ
ップb9において制御手段11はメモリ18の領域18
aの支払済記録枚数を表示手段16に表示する。これに
よって、ファクシミリ装置1のユーザーは、保守料金の
支払いによって支払済記録枚数が更新設定されたことが
確認され、ユーザーに安心感を与えることができる。
【0060】以上のように本実施例によれば、ファクシ
ミリ装置1と管理装置3との間、すなわちユーザーと保
守サービス会社との間の人間の行き来を必要最小限とす
ることができ、保守料金の管理、請求、清算、領収書発
行などの手順の簡略化を図ることができる。これによっ
て、ファクシミリ装置1の保守管理をより円滑に行うこ
とができるようになり、ファクシミリ装置1のユーザー
にとっても、またファクシミリ装置1の保守管理を行う
保守サービス会社にとっても便利である。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一般公衆
回線を介してファクシミリ装置における記録手段による
記録枚数を知ることができ、また枚数記憶手段の支払済
記録枚数の更新設定も行うことができる。したがって従
来のようにサービスマンがユーザーのところへ出向く必
要はなく、保守料金の管理および精算の際の手間を省く
ことができる。
【0062】また本発明によれば、ファクシミリ装置が
備えるキー入力手段による予め定めるキー操作が行われ
ると、前記枚数記憶手段の計数値が表示手段に表示され
るので、ファクシミリ装置のユーザーは保守料金を支払
ったことによって枚数記憶手段の支払済記録枚数が更新
設定されたことを知ることができ、ユーザーに安心感を
与えることができる。
【0063】さらに本発明によれば、上述のファクシミ
リ装置と一般公衆回線を介して接続される保守料金管理
装置は、ファクシミリ装置の計数手段の計数値を検出
し、検出した計数値に基づいて保守料金を算出する。そ
の後、算出された保守料金に基づいて請求書を作成し、
該請求書を画像データに変換してファクシミリ装置に送
信する。前記送信した請求書に基づいてユーザーによる
保守料金の支払いが行われた場合、支払われた保守料金
の金額を入力すると、入力された金額に基づいて領収書
を作成し、該領収書を画像データに変換してファクシミ
リ装置に送信する。その後、保守料金管理装置から支払
済記録枚数をファクシミリ装置に送信し、ファクシミリ
装置内の枚数記憶手段に更新設定する。このように、保
守料金管理装置側からファクシミリ装置側へサービスマ
ンが出向くことなく保守料金の管理、請求、精算を行う
ことができ、利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の基本的構成を示すブロック
図である。
【図2】図1に示されるファクシミリ装置1の構造を示
す断面図である。
【図3】ファクシミリ装置1の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図4】ファクシミリ装置1および管理装置3との間に
おける保守料金管理の動作を説明するフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 公衆電話回線 3 管理装置 11,31 制御手段 14 記録手段 15,35 操作手段 16 表示手段 17 動作状態検知手段 18 メモリ 19 枚数カウンタ 37 保守料金演算手段 38 請求書作成手段 39 領収書作成手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般公衆回線を介して保守料金を管理す
    る保守料金管理装置に接続され、 画像データの記録紙への記録を行う記録手段と、 記録手段による記録枚数を計数する計数手段と、 支払いの完了した保守料金に対応する支払済記録枚数を
    記憶する枚数記憶手段と、 計数手段の計数値を保守料金管理装置に送信し、かつ保
    守料金管理装置からの支払済記録枚数を枚数記憶手段に
    記憶する制御手段とを含むことを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  2. 【請求項2】 前記ファクシミリ装置は、キー入力手段
    と、表示手段とを含み、 前記制御手段は、キー入力手段による予め定めるキー操
    作に応答して、前記枚数記憶手段の記憶値を前記表示手
    段に表示することを特徴とする請求項1記載のファクシ
    ミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のファクシミリ
    装置と一般公衆回線を介して接続され、 ファクシミリ装置に計数手段の計数値の送信を指示し、
    受信した計数値を記憶する枚数検出手段と、 枚数検出手段の出力に基づいて保守料金を算出する保守
    料金演算手段と、 算出された保守料金に基づいて作成した請求書を画像デ
    ータに変換して送信する請求書作成手段と、 ファクシミリ装置の使用者によって支払われた保守料金
    の金額を入力する金額入力手段と、 入力された金額に基づいて作成した領収書を画像データ
    に変換して送信する領収書作成手段と、 ファクシミリ装置の枚数記憶手段に支払済記録枚数を送
    信する枚数設定手段とを含むことを特徴とするファクシ
    ミリ装置の保守料金管理装置。
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