JPH03226766A

JPH03226766A - 画像形成装置管理システム

Info

Publication number: JPH03226766A
Application number: JP2022713A
Authority: JP
Inventors: Yoshiaki Takano; 高野　良昭; Tadafumi Shimizu; 忠文志水; Hiroyuki Deyama; 弘幸出山; Manabu Kamitamari; 上玉利　学; Montarou Nishimori; 門太郎西森; Yoshihiko Hatta; 善彦八田; Masazumi Ito; 正澄伊藤; Tsugihito Yoshiyama; 次人吉山; Tokifumi Shibata; 兆史芝田; Yoshiaki Hata; 良彰秦
Original assignee: Minolta Co Ltd
Current assignee: Minolta Co Ltd
Priority date: 1990-01-31
Filing date: 1990-01-31
Publication date: 1991-10-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、通信同線を介して画像形成装置と管理装置と
を接続した画像形成装置管理システムに関する。

〔従来の技術］電子写真プロセスを用いた複写機、ファクシミリ、光学
式プリンタなどの画像形成装置は、ハードコピー画像の
形成手段として広く用いられている。これら画像形成装
置は、通常、マイクロプロセンサなどからなるＣＰＵ　
（中央処理装置）を有し、制御プログラムに従って各部
の制御が行われるようになっている。

さて、従来より、例えば特開昭５９−１４２５５９号公
報に示されているように、複数の複写機を集中的に管理
するため、各複写機のそれぞれと管理袋！（ホスト）と
を通信同線を介して接続した管理システムが知られてい
る。

このような管理システムを構成する複写機は、管理項目
に対応したデータを記憶する手段を有し、ホストからの
指令に従ってデータをホストへ送信するように構成され
ている。

従来の管理項目は、主として複写機の稼働（使用）状況
を把握するためのものであり、例えば、使用者ごとのコ
ピー枚数、使用された用紙のサイズなどであった。

つまり、従来の管理システムは、例えば官公庁や企業な
どのように複数の複写機を保有する１−ザーにおいて、
各複写機の合理的な運用、例えば、維持費用の受益者負
担、各使用者間の使用量の均等化などを図るためのデー
タを容易に集計可能とすることを目的として構築されて
いる。

ところで、近年、画像形成装置に対するメンテナンス（
保守）の効率化を図るため、サービスマンが待機するサ
ービス拠点（サービスチージョン）にホストを設宣し、
このホストと各ユーザーの元に設置された複数の画像形
成装置のそれぞれとをオンラインで結ぶ保守管理システ
ムの構築が進められている。

本明細書において、メンテナンスは、画像形成装置の動
作状態（コンデイション）を正常に保つための活動の全
般を意味し、定期点検及びトラブル（故障や不調）の修
復といったユーザー先にてサービスマンが行う作業（現
場作業）と、現場作業を支援するための活動、すなわち
、トラブルの発生状況の集計及び分析、作業マニュアル
の改善などを行う活動とを含む。

保守管理システムにおいて、管理項目は、画像形成装置
のコンデイションに関係するものが主となり、画像形成
装置には、各部のセンサーの出力信号などによって示さ
れるコンデイションに対応した状態データをホストへ送
信する機能が備えられることになる。

サービスステーションにて各画像形成装置のコンデイシ
ョンを管理することにより、例えばトラブルが発生した
場合には、サービスマンは状態データによってトラブル
の内容を推察し、必要な補修部品を準備した上でユーザ
ー先へ出向くことができる。

一方、−ＩＩに、サービスマンは、現場作業の終了に際
して、作業の内容に応した作業料金をユーザーに提示す
ることになっている。

従来において、サービスマンは、作業料金を提示するに
あたって、まず、保守管理シートに、サービスマンの氏
名、作業時間、部品交換を行った場合の部品名、調整や
清掃を実施した部位などの作業内容を表す事項を記入す
る。すなわち、保守管理シートは、作業料金の請求のた
めの明細書となる。次に、保守管理シートに基づいて、
実施した各項目毎に定められた料金、及び部品の代金を
合計するなどして作業料金を算定する。そして、算定し
た作業料金をユーザーに提示して確認を得る。なお、作
業料金の請求は、サービスマンがその場で行う場合と、
請求書の郵送などにより別途に行う場合とがある。

〔発明が解決しようとする課題］しかしながら、作業料金の算定に際しては、作業料金の
請求の対象となる項目や割引率などが、ユーザーとの保
守契約によってユーザー毎に予め定められているので、
サービスマンは、保守契約を勘案する必要がある。

したがって、従来において、作業料金の算定に多くの時
間と労力を要し、サービスマンの負担が大きく、また、
算定に誤りが生じる可能性があるという問題があった。

本発明は、上述の問題に鑑み、保守の作業料金の算定に
伴うサービスマンの負担を軽減するとともに、ユーザー
に対して正確な作業料金を迅速に提示できるようにする
ことを目的としている。

（課題を解決するための手段〕本発明は、上述の課題を解決するため、通信同線を介し
て画像形成装置と管理装置とを接続した画像形成装置管
理システムにおいて、前記画像形成装置は、当該画像形
成装置に対するサービスマンによる保守作業の内容を示
す保守作業データを送信する送信手段と、前記保守作業
に対する作業料金を表示する表示手段とを備え、前記管
理装置は、前記保守作業データに基づいて、前記作業料
金を算定する料金算定手段と、前記作業料金を示す料金
データを送信する料金通知手段とを備えてなることを特
徴として構成される。

〔作　用〕

画像形成装置に備わる送信手段は、当該画像形成装置に
対するサービスマンによる保守作業の内容を示す保守作
業データを通信同線を介して管理装置へ送信する。

管理装置に備わる料金算定手段は、保守作業データに基
づいて作業料金を算定する。

料金通知手段は、記作業料金を示す料金データを画像形
成装置へ送信する。

画像形成装置において、表示手段は、作業料金を表示す
る。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。

第３図は複写機１の要部を示す正面断面図である。

同図において、感光体ドラム５は矢印Ｍａの方向に一定
の周速度Ｖで回転可能に配置され、その内部には、感光
体ドラム５を加熱するためのヒータ５ａ及び温度センサ
ー５１が設けられている。

温度センサー５１の出力信号に基づいてヒータ５ａのオ
ンオフ制御が行われ、これによって感光体ドラム５の温
度が一定に保たれる。

感光体ドラム５の周囲には、電子写真プロセスのための
、帯電チャージャ６、像間イレーザ１０、現像装置７、
転写チャージャ２８、分離チャージ中２９、クリーニン
グ装Ｗ９、及びメインイレーザ８が配設されている。帯
電チャージャ６は、メツシュ状のグリッド６３を有する
スコロトロン方式のチャージャである。

また、露光位置Ｘ２と像間イレーザ１０との間には、感
光体ドラム５の表面電位（■０）を測定するための表面
電位計（ＶＯセンサー）９０が設けられ、分離チャージ
中２９とクリーニング装置９との間には、基準トナー像
の濃度を測定するために発光素子１９ａ及び受光素子１
９ｂからなる反射型のフォトセンサー（ＡＩＤＣセンサ
ー）１９が設けられている。

感光体ドラム５の表面は、帯電チャージャ６を通過する
ことにより一様に帯電され、露光位置Ｘ２にて光学系２
０により露光される。露光により感光体ドラム５の表面
電荷は部分的に除電され、感光体ドラム５の表面に原稿
りに対応する潜像が形成される。潜像以外の部分の表面
電荷は、像間イレーザ１０によって消去される。

光学系２０は、原稿台ガラスｌｌ上に載置された原稿り
を照射する露光ランプ２１、原稿りからの反射光Ｂを露
光位置Ｘ２へ導くためのミラー２２ａ−ｄ、及び投影レ
ンズ２３から構成されており、投影レンズ２３の近傍に
は、原稿りからの反射光の光量を検知するＡＥセンサー
２５が設けられている。

原稿りに対する露光走査時には、露光ランプ２１及びミ
ラー２２ａは矢印Ｍｂの方向に速度Ｖ／ｍ（ｍは複写倍
率）で移動し、ミラー２２ｂ、２２Ｃは速度ｖ　／　２
　ｍで移動可能とされている。

感光体ドラム５の表面に形成された潜像は、現像装置７
により現像されてトナー像として顕像化される。

現像装置７は、磁性キャリアと絶縁性のトナーとの混合
物からなる現像剤を用い、周知の磁気ブラシ方式によっ
て現像位置Ｘ３を通過する潜像（電荷存在部分すなわち
非露光部分）にトナーを付着させる、いわゆる正規現像
を行なう。現像槽７０の内部には、磁気ローラ７２を内
蔵した現像スリーブ７１、穂高規制板７３、パケットロ
ーラ７４、スクリューローラ７５が設けられ、スクリュ
ーローラ７５の下方にはトナー濃度センサー（ＡＴＤＣ
センサー）８０が配置されている。

バケットローラ７４が矢印Ｍｃの方向に回転すると、現
像剤は現像スリーブ７１の外周面に磁気ローラ７２の磁
力で吸着され、現像スリーブ７１の矢印Ｍｄの方向への
回転に基づいて現像位置Ｘ３へ搬送される。トナー濃度
センサー８０は、現像剤の透磁率から現像剤の全体に対
するトナーの重量比Ｔ／Ｃ［ｗｔ％］を測定するための
ものである。

現像槽７０の上部にはトナータンク７６が設けられ、そ
の底部にはトナー補給ローラ７７が設けられている。ト
ナー補給ローラ７７が補給モータ７８によって回転駆動
されると、トナータンク７６からスクリューローラ７５
ヘトナーが補給される。補給されたトナーは、スクリュ
ーローラ７５の回転により既に現像槽７０の内部に存在
する現像剤と攪拌混合されてバケントローラ７４に送ら
れる。ここでの攪拌混合により摩擦帯電が生じ、磁性キ
ャリア及びトナーは互いに異極性の電荷を帯びる。負極
性のトナーは、現像位置Ｘ３において、感光体ドラム５
の表面電荷との静電吸着によって感光体ドラム５の表面
に付着する。このとき感光体ドラム５の表面の残留電荷
（露光部分に残った電荷）によるトナーの付着を防止す
るため、現像スリーブ７１には所定電圧の現像バイアス
ＶＢが加えられる。

一方、着脱可能な給紙カセット９５から用紙Ｐが給紙ロ
ーラ３１によって１枚ずつ繰り出され、タイミングロー
ラ３０により感光体ドラム５の回転とタイミングをとり
つつ搬送され、転写位ＷＸ４にて転写チャージャ２８に
よりトナー像が用紙Ｐに転写される。トナー像が転写さ
れた用紙Ｐは、分離チャージャ２９により感光体ドラム
５から分離され、搬送ベルト１４によって定着袋Ｗ１５
へ送られ、トナー像の定着の後、複写機１の外部に排出
される。

その後、感光体ドラム５の表面は、クリーニング装？！
！９のクリーニングブレード９ａによって残余のトナー
が取り除かれ、メインイレーサ８により残留電荷が除去
されて次回の露光に備えられる。

メインイレーサ８の光量は、図外の光量センサーの出力
に基づいて、一定値となるように制御される。

なお、給紙カセット９５には、用紙Ｐの有無を検知する
フォトセンサーからなるベーパーセンサー９６が設けら
れている。また、感光体ドラム５、現像装置７、及び定
着装置１５の駆動制御を行う定着制御基板（不図示）な
どのそれぞれの取付は部には、これら各装置（部品）の
交換の有無を検知するための交換検知部４０が設けられ
ている。

第１０図は交換検知部４０の構成を示す回路図である。

交換検知部４０は、部品側４０Ｂに設けられたヒユーズ
Ｆ１、ＮＰＮ型のトランジスタＱｌ、抵抗Ｒ２と、複写
機ｌの本体側４０Ａに設けられた抵抗Ｒ１とからなり、
ヒユーズＦ１とトランジスタＱ１のコレクタ・エミツタ
路とを、電源ラインＬｓと接地ラインＬｇの間に直列接
続し、抵抗ＲＩ　　Ｒ２のそれぞれをヒユーズＦｌ、コ
レクタエミツタ路に対して並列に接続することによって
構成されている。抵抗Ｒ２の抵抗値は、抵抗Ｒ１の抵抗
値よりも小さい。

交換検知部４０において、ヒユーズＦ１は、当該部品が
新たに取り付けられた時点では導通状態とされている。

すなわち、交換直後においては、ヒユーズＦ１とトラン
ジスタＱ１のコレクタの接続点電位を示す信号Ｓ７の値
は電源電圧（５ボルト）となる、その後、後述する交換
部品の自動抽出処理において、トランジスタＱ１のベー
スに瞬間的にトランジスタＱ１をオンする信号Ｓ８が加
えられる。これにより、ヒユーズＦ１が溶断し、信号Ｓ
７の値は抵抗Ｒ２の端子電圧（はぼ０ボルト）となる。

つまり、信号Ｓ８を印加したときの信号Ｓ７の値の変化
の有無によって、当該部品が新たに取り付けられたか否
かを検知することができる。

第４図は複写機１の制御回路２００のプロ・ツク図であ
る。

制御回路２００は、複写機１の全体的な制）Ｂを行うＣ
ＰＵ２０１、制御プログラムを格納したプログラムメモ
リ２１１、電子写真プロセスの制御及び複写機１の管理
などに用いられる各種データの書込み及び読み出しが可
能なメモリ２１０、後述する管理装置２と通信するため
の通信インタフェース２２３などから構成されている。

ＣＰＵ２０１には、上述のＡＥセンサー２５、ＡＴＤＣ
−１＝７＋−８０、ｖＯセンサー９０、ＡＩＤＣセンサ
ー１９などの各部のセンサー、及び上述の交換検知部４
０からの信号が入力される。また、露光ランプ２１を点
灯させるための露光ランプ電′ａ５０、補給モータ７８
を駆動するための電ｆ１２０８、感光体ドラム５の表面
電位■０を設定するための出力回路２０２、及び現像バ
イアスＶＢを印加するための高圧電源４０、及び交換検
知部４０などには、ＣＰＵ２０１から制御ｎ信号が加え
られる。

ＣＰＵ２０１は、電子写真プロセスの制ｊ′ｎに加えて
、外部装置からの指令に応じて、メモリ２１０のデータ
を外部装置へ送出する通信の制御を行う。なお、ＣＰ［
Ｊ２０１には、各部に設けられた上述の交換検知部４０
、操作パネル１００及び小型のプリンタ１９０も接続さ
れている。

通信インタフェース２２３には、電話同線２３０を利用
してデータ通信を行うためのモデムが組み込まれている
。通信インタフェース２２３は、複写機１の本体の外部
に付加装置として配置されるが、駆動電力は複写機１か
ら供給される。

第５図は複写機１の操作パネル１００の一部を示す平面
図である。

操作パネル１００には、複写動作をスタートさせるため
のプリントキー１０１、それぞれ１，２・・・９，０の
数値に対応するキーからなるテンキー群１０４、割込み
キー１０２、複写条件の設定を解除するためのクリア・
ストップキー１０３、液晶デイスプレィからなるメツセ
ージ表示部１１７、カーソルキー１３１、及びＥＮＴＥ
Ｒキー１３２などが配置されている。

メツセージ表示部（以下、「表示部」ということがある
）１１７には、通常は、複写枚数や複写倍率などの複写
条件、及び拡大／縮小、両面複写などの各種複写モード
の選択画面が表示されるが、複写機ｌの内部に設けられ
ている図外のサービスマンスイッチの操作によってサー
ビスマン専用モードが選択されたときは、画面表示が切
り替えられて保守作業用の選択画面が表示される。

カーソルキー１３１は、表示部１１７の画面上でカーソ
ルを所望の選択肢の位置へ移動させるキーであり、ＥＮ
ＴＥＲキー１３２を押下することにより、カーソル位置
の選択肢に対応する処理が実行される。

第１図は管理ネントワークシステム５００の構成を示す
ブロック図である。

管理ネットワークシステム５００は、ユーザーの元に設
置された５台の同型の複写機１ａ〜１ｅと、サービスス
テーションＳＳの管理装置２２７とを電話同線２３０を
用いてオンライン化したもので、複写機１ａ〜１ｃは、
自動交換機２２５ａ及び内部同線２２９ａ−ｃにより内
線網が構成された建物Ｂｌ内に設置されており、複写機
１ｄｌｅはそれぞれ建物８２．Ｂ３内に設置され、自動
交換機２２５ｂ、２２５ｃを介して電話同線２３０に接
続されている。

一方、管理装置２２７は、サービスステーションＳＳ内
の交換機２２６及び内部同線２３１を介して電話同線２
３０に接続されている。

なお、交換機２２５ａ−ｃ、２２６を介することなく直
接に各複写機１ａ〜１ｅと管理装置２２７とを接続する
こともできる。

第２図は管理装置２の構成を示すブロック図である。

管理装置２は、ソフトウェアに従って各種の処理を実行
するホストコンピュータ３０１、表示用のデイスプレィ
３０２、操作入力手段としてのキーボード３０３、印刷
用のプリンタ３０４、各ユーザーの元に設置された複数
の複写機１と電話同線２３０を介して通信を行うための
モデム３０５、及びサービスマンとユーザーとの通話用
の電話機３０６から構成されている。ホストコンピュー
タ３０１には、各複写機１ａ〜１ｅのそれぞれに対する
メンテナンスの経緯を示す履歴情報ＭＲＤを蓄積するた
めの記憶装置３０１ａが組み入れられている。

管理ネットワークシステム５００においては、各複写機
１ａ〜１ｅから管理装置２ヘサービスマンによる保守作
業（現場作業）の内容を示す作業データＷＤが送信され
る。

作業データＷＤは、サービスマンが作業の中で実際に行
った実施項目（例えば、調整箇所、清掃箇所、交換した
部品など）、複写機１を特定するマシン番号、サービス
マンの氏名、ユーザーを特定するユーザーコード、作業
時間などからなる。

一方、管理装置２のホストコンビューク３０１は、作業
データＷＤに基づいて、各実施項目又は作業時間に応し
て定められた料金、交換部品の対価、ユーザー毎に定め
られている割引率などを総合して作業料金を算定し、算
定結果を示す料金データＲＤを該当する複写機１へ送信
する。

複写機１では、送られてきた料金データＲＤに基づいて
、第９図（ｃ）に示すように、表示部１１７に作業料金
が表示されるとともに、必要に応じて、プリンタ１９０
により実施項目及び作業料金のプリントアウトが行われ
る。

これにより、サービスマンは、作業料金を算定する手間
を省くことができるとともに、ユーザーに正確な作業料
金を提示することができる。

また、管理装置２は、記憶装置Ｗ３０１ａを用いて作業
データＷＤを複写機１のマシン番号と対応づけて記憶し
、複写機１に対する履歴情報ＭＲＤの蓄積を行う。

つまり、複写機１に対する保守作業の内容を示す情報は
、複写機１からデータ処理可能な形態で直接にオンライ
ンで管理装置２へ送られ、管理装置２によって管理され
ることとなる。したがって、作業の内容をサービスマン
がサービス管理シートに記入してサービスステーション
ＳＳへ持ち帰るといったオフラインの情報収集に比べて
、履歴情報ＭＲＤの信頼性が高まり、また、履歴情報Ｍ
ＲＤの蓄積が容易となる。

次に、フローチャートを参照して管理ネットワークシス
テム５００における保守作業の様子を説明する。

第６図はＣＰＵ２０１の動作を示すフローチャート、第
９図（ａ）〜（Ｃ）はメツセージ表示部１１７の表示画
面の一例を示す図である。

サービスマンは、プレメンテナンス又はコールメンテナ
ンスにおいて、複写機１の動作を正常とするために行う
コンデイションに応じた対処作業が終了すると、表示部
１１７の画面上で作業内容人力モードを選択する。

ＣＰＵ２０１は、ステップ＃１において、作業内容入力
モードが遺灰されたか否かをチェンジし、イエスであれ
ば、ステップ＃２へ進む。

ステップ＃２では、ＣＰＵ２０１が検知可能な実施項目
について、対処作業として実際に行われた項目を自動抽
出する。

次に、ステップ＃３において、サービスマンによる他の
実施項目の入力を受は付ける処理を行う。

このとき、表示部１１７には、第９図（ａ）のように、
ｒ交換部品人力」、「清掃箇所入力１、ｒその他の人力
ｊ、及びｒ作業終了」の４つの大項目の選択肢を示すメ
ツセージＺｌと、いずれかの大項目の選択を指示するメ
ツセージＺ２とが表示されている。

サービスマンは、カーソルキー１３１及びＥＮＴＥＲキ
ー１３２を用いて所望の選択肢を選択する。入力すべき
実施項目がない場合は、１作業終了１を選択する。

このとき、ｒ交換部品人力Ｊを選択すると、表示部１１
７の画面は、第９図（ｂ）に示される交換部品を入力す
るための画面に切り替えられる。

サービスマンは、ＣＰＵ２０１が交換を検知可能な実施
項目について、実際に交換を行ったか否かの確認を指示
するメツセージｚ３、及び他の実施項目の人力を指示す
るメンセージＺ４に従って、各実施項目のそれぞれにつ
いてイエス又はノーの選択操作を順次行う。

このように、作業データＷＤの入力は、表示部のメツセ
ージに従う選択操作によって行われるので、人力にもれ
や誤りがなく履歴情報ＭＲＤの信頼性が高まる。また、
サービス管理シートへの作業内容の手書き記入などと比
べると、作業データＷＤの入力に手間がかからず、サー
ビスマンの負ｌ旦が軽減される。

ステップ＃４においては、上述のステップ＃２で抽出さ
れた実施項目、及びステップ＃３でイエスが選択された
実施項目を作業データＷＤとしてメモリ２１０に記憶す
る。

そして、ステップ＃５において、作業データＷＤをメモ
リ２１０から読み出し、通信インクヘース２２３を介し
て管理装置２へ送信する。

第７図はステップ＃２の実施項目の自動抽出処理のフロ
ーチャートである。

まず、交換検知部４０からの信号Ｓ７によって部品交換
の実施の有無をチエツクしくステップ＃１１）、交換が
なされた場合には、交換された部品を示すデータを一時
的にメモリ２１０内のワークエリアに記憶する（ステッ
プ＃１２）。

次に、各部に設けられているボリュームやデイツプスイ
ンチの状態を検知することにより、調整の実施の有無を
チエツクしくステップ＃１３）、調整がなされた場合に
は、調整された箇所を示すデータを一時的にメモリ２１
０内のワークエリアに記憶する（ステップ＃１４）。

第８図は管理装置２における料金データ送信処理を示す
フローチャートである。

ホストコンピュータ３０１は、ステップ＃２１において
、作業データＷＤの受信の有無をチエツクする。

作業データＷＤを受信した場合は、ステップ＃２２で、
ユーザー名、マシン番号、サービスマン氏名、実施項目
などの作業データＷＤのもつ内容を識別する。

次に、ホストコンピュータ３１０内の記憶装置において
、マシン番号毎に設けられている記憶領域の該当する領
域に、実施項目を履歴情報として格納する（ステップ＃
２３）。

続くステップ＃２４では、複写機１から作業料金の算定
が要求されているか否かをチエツクする。

ステップ＃２４でイエスであれば、ステップ＃２５へ進
み、作業料金を算定する。

そして、算定した作業料金に対応した料金データＲＤを
モデム３０５を介して複写機１へ送信する（ステップ＃
２６）。

複写機１では、料金データＲＤに基づいて、第９図（ｃ
）に示すように、表示部１１７に作業料金を示すメツセ
ージＺ５が表示される。

（発明の効果〕本発明によれば、画像形成装置に対する保守の作業料金
の算定に伴うサービスマンの負担を軽減するとともに、
ユーザーに対して正確な作業料金を迅速に従来すること
が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は管理ネットワークシステムの構成を示すブロッ
ク図、第２図は管理装置のブロック図、第３図は複写機の要部を示す正面断面図、第４図は複写
機の制御回路のブロック図、第５図は操作パネルの一部
を示す平面図、第６図〜第８図は管理ネントワークシス
テムにおける保守作業の様子を示すフローチャート、第
９図はメツセージ表示部の表示画面の一例を示す図、第１０図は交換検知部の構成を示す回路図である。ｌ・・・複写機（画像形成装置Ｆ）、１１７・・・メン
セージ表示部（表示手段Ｌ２２３・・・通信インタフェ
ース（送信手段）、２３０・・・電話同線（通信同線）
、３０５・・・モデム（通信手段）、５００・・・管理
ネットワークシステム（画像形成装置管理システム）、
ＲＤ・・・料金データ、ＷＤ・・・作業データ（保守作
業データ）。第図２管理装置第５図００１７３１第図第７図第図第図（ａ）１７第図（１））１７第図（Ｃ）１７

Claims

【特許請求の範囲】

（１）通信同線を介して画像形成装置と管理装置とを接
続した画像形成装置管理システムにおいて、前記画像形成装置は、当該画像形成装置に対するサービスマンによる保守作業
の内容を示す保守作業データを送信する送信手段と、前記保守作業に対する作業料金を表示する表示手段とを
備え、前記管理装置は、前記保守作業データに基づいて、前記作業料金を算定す
る料金算定手段と、前記作業料金を示す料金データを送信する料金通知手段
とを備えてなることを特徴とする画像形成装置管理システム。