JPH0683200A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0683200A
JPH0683200A JP4232215A JP23221592A JPH0683200A JP H0683200 A JPH0683200 A JP H0683200A JP 4232215 A JP4232215 A JP 4232215A JP 23221592 A JP23221592 A JP 23221592A JP H0683200 A JPH0683200 A JP H0683200A
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JP
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sensor
sensitivity
toner
sensor surface
detecting
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JP4232215A
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English (en)
Inventor
Kentaro Iida
健太郎 飯田
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー濃度検出センサの感度調節および必要
なアフターサビスの要求を、センサ面のトナー汚れの清
掃とともに簡易な構成にて自動的に行う。 【構成】 センサ80のセンサ面80a上を往復移動さ
れてセンサ面80a上に位置したときセンサ80の感度
を検出する手段81と、この感度検出手段81を適宜に
センサ面上に位置させる往復移動手段82、83と、感
度検出手段81がセンサ面80a上に位置しているとき
の最新の検出値を前回の検出値ないしは基準値と比較し
た結果に応じて、センサの感度調整/アフターサービス
要求の措置を行う自動措置手段とを備えたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に関し、詳
しくは潜像を現像する2成分現像剤のトナー脳とを検出
するセンサを備え、トナー濃度を一定範囲に保つように
トナー補給を行い画像形成を行う画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置は、電子写真方式
の複写機やレーザービームプリンタとして広く利用され
ている。
【0003】これに使用される2成分現像剤は絶縁性の
トナーと磁性体キャリアとを混合したものである。
【0004】トナーはキャリアによって運ばれ、キャリ
アが現像場に形成する磁気ブラシを通じて感光体の表面
に供給され、感光体の表面上の潜像を現像する。
【0005】これによりトナーは画像形成が行われる都
度、消費され、トナーの現像剤の全量に対する重量%
(T/C)、いわゆるトナー濃度が漸次低下する。
【0006】このトナー濃度は適正な画質の画像形成が
行われるように一定範囲にあるように制御され、管理さ
れる。
【0007】このような制御、管理のために現像剤中の
キャリアによる磁性密度に反応してトナー濃度を検出す
るセンサが用いられている。
【0008】このセンサは製造過程で感度にバラツキが
ある。このため従来、例えば特開昭54−7351号公
報に開示されているように、現像剤の代わりに磁性体よ
りなる基準コアを検出装置としてのセンサをなすコイル
内に挿入し、所定のトナー濃度に対して所定の検出値を
出力できるようにすることが行われている。
【0009】これによると、所定のトナー濃度の現像剤
をコア内に入れて前記所定の検出値を出力するようなと
きの、現像剤のコイル内への詰め方によって検出値にバ
ラツキが生じると云ったことを回避することができる。
【0010】また前記センサの感度は経時的にも変化す
るので、これが使用されている複写機やプリンタにおい
て、定期的にあるいは適時にセンサの感度を検出し、所
定の感度範囲を越えている場合、これに対処する調整を
行う必要があるが、前記基準コアの使用により感度検出
が簡易にかつ適正になされる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来、ユーザー
に使用されている複写機やプリンタでの、前記センサの
経時的な感度変化に対する調整は、ユーザーの要請や、
定期的な点検、補修時にサービスマンによって行われて
いる。
【0012】しかしこのようなサービスマンによる調整
には経費が掛かるし、ユーザは定期的な点検、補修時以
外ではサービスマンを呼ばなくてはならないし、サービ
スマンが到着して調整し終わるのを待たなければならな
いので不便である。また緊急の場合は間に合いにくい。
【0013】また前記センサはトナー濃度の検出のため
にセンサ面が現像剤に直接に面して接触し合うようにさ
れている。
【0014】このためセンサのセンサ面には現像剤の特
にトナーが付着して、これがセンサの出力に経時的な変
動をもたらすことも多々あるので、前記センサ自体の感
度調節のみではセンサによるトナー濃度の検出が適正に
行われるように保証するそとはできない。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を達成するために、潜像を現像する2成分現像剤のト
ナー濃度を検出するセンサを備え、トナー濃度を一定範
囲に保つようにトナー補給を行い画像形成を行う画像形
成装置において、センサのセンサ面上を往復移動されて
センサ面上に位置したときセンサの感度を検出する手段
と、この感度検出手段を適宜にセンサ面上に位置させる
往復移動手段と、感度検出手段がセンサ面上に位置して
いるときの最新の検出値を前回の検出値ないしは基準値
と比較した結果に応じて、センサの感度調整/アフター
サービス要求の措置を行う自動措置手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0016】この場合、自動措置手段による措置結果を
サービスステーションに伝達する通信手段をさらに備え
たものとすることができる。
【0017】
【作用】本発明の上記構成によれば、センサが検出する
トナー濃度に応じて、トナー補給が行われ、現像剤のト
ナー濃度が所定範囲に保たれるので、所定濃度の画像を
形成することができる。
【0018】一方感度検出手段は往復移動手段によりセ
ンサ面上を往復移動されて、センサ面上には適宜に位置
されてセンサの感度を検出するが、センサ面上へ適宜に
位置されるときのセンサ面上での往復移動によりセンサ
面上に付着しているトナーを除去して清掃することがで
き、現像剤のトナー濃度を常に適正に検出できるように
することができ、しかもこの感度検出手段がセンサ面上
に位置しているときの最新の検出値を前回検出値ないし
は基準値と比較した結果に応じて措置手段が働き、セン
サの感度調整/アフターサービス要求の措置を自動的に
行うことができる。
【0019】この場合、通信手段が働き、自動措置手段
による措置結果をサービスステーションに伝達すると、
サービスステーションでは各ユーザーの画像形成装置で
のセンサの措置状態を遠隔的に認知し、アフターサービ
スのための部品の調達やサービス、あるいはこのサービ
ス業務の計画や管理をリアルタイムにて適正に行うこと
ができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0021】図1は複写機1の要部を示す正面断面図で
ある。
【0022】同図において、感光体ドラム5は矢印Ma
の方向に一定の周速度vで回転駆動されるように配置さ
れ、その内部には、感光体ドラム5を加熱するためのヒ
ータ5a及び温度センサ51が設けられている。温度セ
ンサ51の出力信号に基づいてヒータ51のオン、オフ
制御が行われ、これによって感光体ドラム5の温度が一
定に保たれる。
【0023】感光体ドラム5の周囲には、電子写真プロ
セスのための、帯電チャージャ6、像間イレーサ10、
現像装置7、転写チャージャ28、分離チャージャ2
9、クリーニング装置9、及びメインイレーサ8が配設
されている。帯電チャージャ6は、メッシュ状のグリッ
ド63を有するスコロトロン方式のチャージャである。
【0024】また、露光位置X2と像間イレーサ10と
の間には、感光体ドラム5の表面電位(V0)を測定す
るための表面電位計(V0センサ)90が設けられ、分
離チャージャ29とクリーニング装置9との間には、基
準トナー像の濃度を測定するために発光素子19a及び
受光素子19bからなる反射型のフォトセンサ(AID
Cセンサ)19が設けられている。
【0025】感光体ドラム5の表面は、帯電チャージャ
6を通過することにより一様に帯電され、露光位置X2
にて光学系20により画像露光される。この画像露光に
より感光体ドラム5の表面電荷は部分的に除電され、感
光体ドラム5の表面に原稿Dに対応する潜像が形成され
る。潜像以外の部分の表面電荷は、像間イレーサ10に
よって消去される。
【0026】光学系20は、原稿台ガラス11上に載置
された原稿Dを照射する露光ランプ21、原稿Dからの
反射光Bを露光位置X2へ導くためのミラー22a〜
d、及び投影レンズ23から構成されており、投影レン
ズ23の近傍には、原稿Dからの反射光の光量を検知す
るAEセンサ25が設けられている。
【0027】原稿Dに対する露光走査時には、露光ラン
プ21及びミラー22aは矢印Mbの方向に速度v/m
(mは複写倍率)で移動し、ミラー22b、22cは速
度v/2mで移動可能とされている。
【0028】感光体ドラム5の表面に形成された潜像
は、現像装置7により現像されてトナー像として顕像化
される。
【0029】現像装置7は、磁性キャリアと絶縁性のト
ナーとの混合物からなる2成分現像剤を用い、周知の磁
気ブラシ方式によって現像位置X3を通過する潜像(電
荷存在部分すなわち非露光部分)にトナーを付着させ
る、いわゆる正規現像を行う。
【0030】現像槽70の内部には、磁気ローラ72を
内蔵した現像スリーブ71、穂高規制板73、バケット
ローラ74、スクリューローラ75が設けられ、スクリ
ューローラ75の下方にはトナー濃度センサ(ATDC
センサ)80が搬送される現像剤にセンサ面80aが面
して直接接触し合うように配置されている。
【0031】バケットローラ74が矢印Mcの方向に回
転すると、現像剤は現像スリーブ71の外周面に磁気ロ
ーラ72の磁力で吸着され、現像スリーブ71の矢印M
dの方向への回転に基づいて現像位置X3へ搬送され
る。トナー濃度センサ80は、現像剤の透磁率から現像
剤の全体に対するトナーの重量比T/C〔wt%〕を測
定するためのものである。
【0032】現像槽70の上部にはトナータンク76が
設けられ、その底部にはトナー補給ローラ77が設けら
れている。トナー補給ローラ77が補給モータ78によ
って回転駆動されると、トナータンク76からスクリュ
ーローラ75へトナーが補給される。補給されたトナー
は、スクリューローラ75の回転により既に現像槽70
の内部に存在する現像剤と撹拌混合されてバケットロー
ラ74に送られる。ここでの撹拌混合により摩擦帯電が
生じ、磁性キャリア及びトナーは互いに異極性の電荷を
帯びる。負極性のトナーは、現像位置X3において、感
光体ドラム5の非露光部分が維持している表面電荷との
静電吸着によって感光体ドラム5の非露光部分の表面に
付着する。
【0033】このとき感光体ドラム5の表面の残留電荷
(露光部分に残った電荷)によるトナーの付着を防止す
るため、現像スリーブ71には所定電圧の現像バイアス
VBが加えられる。
【0034】一方、着脱可能な給紙カセット95から用
紙Pが給紙ローラ31によって1枚ずつ繰り出され、タ
イミングローラ30により感光体ドラム5上の顕像との
タイミングをとりつつ搬送され、転写位置X4にて転写
チャージャ28によりトナー像が用紙Pに転写される。
トナー像が転写された用紙Pは、分離チャージャ29に
より感光体ドラム5から分離され、搬送ベルト14によ
って定着装置15へ送られ、トナー像の定着の後、複写
機1の外部に排出され、排紙センサ16によりカウント
される。
【0035】その後、感光体ドラム5の表面は、クリー
ニング装置9のクリーニングブレード9aによって残余
のトナーが取り除かれ、メインイレーサ8により残留電
荷が除去されて次回の露光に備えられる。メインイレー
サ8の光量は、図外の光量センサの出力に基づいて、一
定値となるように制御される。
【0036】図3は複写機1の制御回路200のブロッ
ク図である。
【0037】制御回路200は、複写機1の全体的な制
御を行うCPU201、制御プログラムを格納したプロ
グラムメモリ211、電子写真プロセスの制御及び複写
機1の管理などに用いられる各種データの書込み及び読
み出しが可能なメモリ210、後述する管理装置2と通
信するための通信インタフェース223などから構成さ
れている。
【0038】CPU201には、上述のAEセンサ2
5、ATDCセンサ80、V0センサ90、AIDCセ
ンサ19などの各部のセンサからの信号が入力される。
また、露光ランプ21を点灯させるための露光ランプ電
源50、補給モータ78を駆動するための電源208、
感光体ドラム5の表面電位V0を設定するための出力回
路202、前記ATDCセンサ80の感度検出を行う磁
性体よりなるデベブロック81(図2)の往復移動を適
時に行わせるデベブロッククラッチ60を駆動するため
の電源61、及び現像バイアスVBを印加するための高
圧電源40などには、CPU201から制御信号が加え
られる。
【0039】CPU201は、電子写真プロセスの制御
に加えて、外部装置からの指令に応じてメモリ210の
データを外部装置へ送出する通信の制御、及び操作パネ
ル100の制御を行う。
【0040】通信インタフェース223には、電話回線
290を利用してデータ通信を行うためのモデムが組み
込まれている。通信インタフェース223は、複写機1
の本体の外部に付加装置として配置されるが、駆動電力
は複写機1から供給される。
【0041】図4(a)は複写機1の操作パネル100
の一部を示す平面図である。
【0042】操作パネル100には、複写動作をスター
トさせるためのプリントキー101、それぞれ1、2…
…9、0の数値に対応するキーからなるテンキー群10
4、割込みキー102、複写条件の設定を解除するため
のクリア・ストップキー103、液晶ディスプレイから
なるメッセージ表示部117、カーソルキー131、及
びENTERキー132などが配置されている。
【0043】メッセージ表示部(以下、「表示部」とい
うことがある)117には、通常は、複写枚数や複写倍
率などの複写条件、及び拡大/縮小、両面複写などの各
種複写モードの選択画面が表示される。
【0044】カーソルキー131は、表示部117の画
面上でカーソルを所望の選択肢の位置へ移動させるキー
であり、ENTERキー132を押下することにより、
カーソル位置の選択肢に対応する処理が実行される。
【0045】図5は管理ネットワークシステム500の
構成を示すブロック図である。
【0046】管理ネットワークシステム500は、ユー
ザの元に設置された5台の同型の複写機1a〜1eと、
サービスステーションSSの管理装置2とを電話回線2
30を用いてオンライン化したもので、複写機1a〜1
cは、自動交換機225a及び内部回線229a〜cに
より内線網が構成された建物B1内に設置されており、
複写機1d、1eはそれぞれ建物B2、B3内に設置さ
れ、自動交換機225b、225cを介して電話回線2
30に接続されている。
【0047】一方、管理装置2は、サービスステーショ
ンSS内の交換機226及び内部回線231を介して電
話回線230に接続されている。
【0048】なお、交換機225a〜c、226を介す
ることなく直接に各複写機1a〜1eと管理装置2とを
接続することもできる。
【0049】図6は管理装置2の構成を示すブロック図
である。
【0050】管理装置2は、ソフトウェアに従って各種
の処理を実行するホストコンピュータ301、表示用の
ディスプレイ302、操作入力手段としてのキーボード
303、印刷用のプリンタ304、各ユーザの元に設置
された各複写機1a〜1eと電話回線230を介して通
信を行うためのモデム305、及びサービスマンとユー
ザとの通話用の電話機306から構成されている。ホス
トコンピュータ301には、各複写機1a〜1eのユー
ザの元での消耗品(トナーや用紙P)の在庫を集中管理
するためのユーザ在庫テーブルUSTを設けた記憶装置
301aが組み入れられている。なお、以下において、
ユーザ在庫テーブルUSTのことを単に「テーブルUS
T」ということがある。
【0051】図7は管理ネットワークシステム500に
おける通信の内容を示す図である。
【0052】各複写機1a〜1eは、適時(例えば、電
源投入時又は予め定められた時刻など)に、メンテナン
スデータMDを送信する。
【0053】メンテナンスデータMDは、複写機1a〜
1eのいずれかを特定するためのマシン番号Mn、消耗
品の消費状況を示す稼働データOD、コンディションを
示す状態データCDなどからなる。
【0054】一方、管理装置2のホストコンピュータ3
01は、各複写機1a〜1eから送られるメンテナンス
データMDに基づき、後述するように、各複写機1a〜
1eのそれぞれのコンディションを検知する自動診断処
理、及び各ユーザ先における消耗品の在庫切れを防止す
るための在庫管理処理を実行し、遠隔制御信号SF及び
在庫不足警告信号SAを含むアフターサービスデータA
Dを該当する複写機1a〜1eに送信する。なお、以下
では、複写機1a〜1eの内、メンテナンスデータMD
とアフターサービスデータADの送受が行なわれるもの
を「複写機1」という。
【0055】次に、具体例として、ATDCセンサ80
に係わる検出コンディション、つまり感度の検知の様子
を説明する。
【0056】図2は、現像剤70のスクリューローラ7
5付近の側面断面図である。
【0057】スクリューローラ75の下方には前記した
ようにATDCセンサ80が配置されていて、ATDC
センサ80の感度検出時の信号を発信させるデベブロッ
ク81(現像剤充填物か磁性体もしくはこれに類するも
の)がポール82の一端に固定されて配置されており、
ポール82の他端にはレバー83を介して前記したデベ
ブロッククラッチ60が連結されていて、このクラッチ
60の動作によりデベブロック81はATDCセンサ8
0のセンサ面80a上へ往復移動される。
【0058】また、このときデベブロック81はATD
Cセンサ80のセンサ面80aに付着したトナーを除去
する働きもする。
【0059】センサ80のセンサ面80aに対抗するデ
ベブロック81の下面には、センサ80のセンサ面80
aを清浄するためのブラシを設けてもよい。
【0060】図8は、自動診断処理のフローチャートで
ある。
【0061】まず、ステップ#1において、コピーが所
定枚数を終了しているか否かをカウンタ終了の有無によ
って判断し、カウント継続中ならば、そのままリターン
して、ステップ♯2以降のATDCの自己診断は行わず
にカウントを継続し、カウンタ終了ならば、ステップ♯
2以降のATDC自己診断処理を行う。
【0062】ステップ#2で、デベブロッククラッチ6
0をオンし、デベブロック81をATDCセンサ80の
上に移動させる。この際81は80のセンサ面80aに
付着した現像剤を除去する。
【0063】ステップ#3に於いてデベブロック81に
よる、ATDCセンサ80の出力値DATDCn をと
り、ステップ#4で、DATDCn と図3のメモリ21
2内にすでに格納されているDATDCn-1 との差をも
とめる。このDATDCn-1 は、デベブロック81によ
るATDCセンサ80の前回の出力値である。
【0064】ステップ#5では、|DATDCn −DA
TDCn-1 |が、変化限界値D1 より小さくなければ、
急激に感度変化が進行している異常切迫状態であるの
で、異常発生の防止を目的としたアフターサービスを要
求し、これが行われるに必要な処理を#10で実行す
る。
【0065】ステップ#5でイエスならば、#6へ行
き、DATDCn が、ATDCセンサ出力の信頼性を確
保できる設定可能範囲下限Aと上限Bの間にあれば、#
7でT/C濃度の制御目標値をDATDCn に設定しな
おす。この様にして、ATDCセンサの経時変化を補正
する。
【0066】ステップ#6でノーならば、複写機1はす
でに異常状態であるので、直ちにステップ#9のアフタ
ーサービス処理を実行する。
【0067】図8はアフターサービス処理のフローチャ
ートである。
【0068】まず、ステップ#11において、部品交換
の要否をチェックする。
【0069】ステップ#11でイエスであれば、交換す
べき部品を抽出し(ステップ♯12)、ディスプレイ3
02またはプリンタ304により保守作業対象リストを
出力するなどしてサービスマンに部品交換の実施を支持
する(ステップ♯13)。
【0070】これにり、サービスマンは必要な補修部品
を実施することによって異常状態の発生を防止すること
ができる。
【0071】なお、サービスステーションSSに取り寄
せるための通知(自動部品発注)が行われる。
【0072】この場合にはサービスマンは部品の到着を
待ってユーザー先へ出向くことになる。
【0073】ステップ♯14では、各ユーザーの元で消
耗品の在庫が不足しているか否かをチェックする。
【0074】すなわち稼働データODに基づいて消耗品
の消費量を推定し、在庫の残量が最少在庫基準量を下回
っていないか否かを判断する。
【0075】最少在庫基準量は、ユーザーの使用実績
(1日当たりの平均消費量)と消耗品の供給に要する日
数(時間)とを勘案し、予めユーザーおよび消耗品毎に
定められている。
【0076】また在庫の残量は、ユーザーの使用実績
と、最後に消耗品を供給した日からの経過日数とによっ
て推定する。
【0077】ステップ♯15では、在庫不足の発生して
いるユーザー名と不足している消耗品を抽出する。
【0078】次にステップ♯16において、消耗品の供
給の可否をチェックする。すなわちサービスステーショ
ンSS側の判断に基づき、その都度においてはユーザー
の承諾を求めずに消耗品を供給するいわゆる自動納品を
実施してよいか否かをチェックする。
【0079】自動納品の可否は、各ユーザーとの保守契
約によって予め取り決められており、取り決めの結果を
示すデータが在庫テーブルUSTに記憶されている。
【0080】ステップ♯16にてイエスであれば、ステ
ップ♯17において、消耗品の供給をサービスマンに指
示する。なお、消耗品の供給拠点がサービスステーショ
ンSSとは別個に設けられている場合には、供給拠点に
対して所定量の消耗品の供給を要請する通知(自動消耗
品発注)を行う。
【0081】ステップ#16でノーであれば、ステップ
#18へ移り、複写機1へ在庫不足警告信号SAを送信
する。この場合には、複写機1の表示部117におい
て、図4(b)に示されるように、例えば、A4サイズ
の用紙Pの在庫が残り少ない旨をユーザに知らせるメッ
セージZ1が表示される。
【0082】図10(a)及び(b)はユーザ在庫テー
ブルUSTの更新の様子を示すフローチャート、図10
はユーザ在庫テーブルUSTの内容を示す図である。
【0083】図11に示されるように、ユーザ在庫テー
ブルUSTは、各ユーザのそれぞれに対応した記憶領域
ME1、ME2……からなり、各記憶領域ME1、ME
2……には、消耗品毎にその在庫量と最少在庫基準量を
示すデータが記憶されている。
【0084】図10(a)において、まず、ステップ#
21で消耗品の供給(格納)の有無をチェックする。納
品がなされた場合には、ステップ#22において、キー
ボード303を用いて納品された消耗品の種別及び数量
の入力操作が行なわれる。
【0085】ステップ#23では、入力された消耗品の
数量を入力前の在庫量に加え、現時点の在庫量を算出す
る。例えば、20000枚のA4サイズの用紙Pを納品
した場合は、A4用紙在庫データの在庫量が512枚で
あったとすると加算後の在庫量は20512枚となる。
【0086】そして、ステップ#24において、ステッ
プ#23で求められた在庫量(20512枚)が最新の
在庫量として記憶される。
【0087】図10(b)において、ステップ#31で
稼働データODにより、画像形成の有無をチェックす
る。
【0088】画像形成が行われた場合には、使用された
消耗品の種別及び数量を抽出し(ステップ#32)、抽
出した数量をユーザ在庫テーブルUSTから読み出した
消耗品の在庫量から差し引いて現時点の在庫量を算出し
(ステップ#33)、算出した現時点の在庫量を、最新
の在庫情報としてユーザ在庫テーブルUSTに記憶する
(ステップ#34)。
【0089】上述の実施例において、ホストコンピュー
タ301が状態データCDに基づいて、複写機1のコン
ディションが異常切迫状態であるか否かを検知する自動
診断処理を実行するものとして説明したが、複写機1の
CPU201が自動診断処理を実行し、処理の結果をホ
ストコンピュータ301へ通知するようにしてもよい。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、センサが検出するトナ
ー濃度に応じて、トナー補給を行い、所定濃度の画像を
形成するのに、感度検出手段が、センサ面上へ適宜に位
置されるときのセンサ面上での往復移動によりセンサ面
上に付着しているトナーを除去して清掃し、センサ面に
トナーが付着してトナー濃度の検出が変動するようなこ
とがなく常時適正なトナー補給が行われるようにするこ
とができる。また感度検出手段がセンサ面上に位置する
都度そのときの最新の検出値を前回検出値ないしは基準
値と比較した結果に応じてせセンサの感度調整/アフタ
ーサービス要求の措置を自動的に行うことにより、セン
サの経時的な感度変化によってもトナー濃度検出の変動
がなく常時適正なトナー補給が行われるようにする。し
たがって画像濃度の安定化を図ることができる。そして
センサの感度が調整限界を越える異常なものであった場
合も自動的なアフターサービス要求によって速やかに対
処されるようにするので、ユーザーの判断や特別なアフ
ターサービス要求が不要であるので、ユーザーおよびサ
ービスマン共に簡易に対処できる。
【0091】この場合、通信手段により、前記自動な措
置の措置結果をサービスステーションに伝達すると、サ
ービスステーションでは各ユーザーの画像形成装置での
センサの措置状態を遠隔的に認知し、アフターサービス
のための部品の調達やサービス、あるいはこのサービス
業務の計画や管理をリアルタイムにて適正に行えるの
で、各種管理をリアルタイムで容易かつ適正に達成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された複写機の要部を示す概略構
成図である。
【図2】トナー濃度検出センサとこれの感度検出を行う
デベブロックとの関係を示す一部の断面図である。
【図3】制御回路のブロック図である。
【図4】操作パネルの一部の正面図である。
【図5】管理ネットワークシステムのブロック図であ
る。
【図6】管理装置のブロック図である。
【図7】管理ネットワークシステムにおける通信の内容
を示す図である。
【図8】ATDCセンサの自己診断処理の様子を示すフ
ローチャートである。
【図9】アフター処理の様子を示すフローチャートであ
る。
【図10】管理ネットワークシステムにおける処理の様
子を示すフローチャートである。
【図11】ユーザ在庫テーブルの内容を示す図である。
【符号の説明】
1 複写機 2 管理装置 5 感光体ドラム 7 現像器 60 デベブロッククラッチ 78 補給モータ 80 ATDCセンサ 80a センサ面 81 デベブロック 82 ロッド 83 レバー 201 CPU 210 メンテナンスデータ 301 ホストコンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像を現像する2成分現像剤のトナー濃
    度を検出するセンサを備え、トナー濃度を一定範囲に保
    つようにトナー補給を行い画像形成を行う画像形成装置
    において、 センサのセンサ面上を往復移動されてセンサ面上に位置
    したときセンサの感度を検出する手段と、この感度検出
    手段を適宜にセンサ面上に位置させる往復移動手段と、
    感度検出手段がセンサ面上に位置しているときの最新の
    検出値を前回の検出値ないしは基準値と比較した結果に
    応じて、センサの感度調整/アフターサービス要求の措
    置を行う自動措置手段とを備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 自動措置手段による措置結果をサービス
    ステーションに伝達する通信手段をさらに備えた請求項
    1に記載の画像形成装置。
JP4232215A 1992-08-31 1992-08-31 画像形成装置 Pending JPH0683200A (ja)

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JPH0683200A true JPH0683200A (ja) 1994-03-25

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6990204B2 (en) 2000-03-27 2006-01-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Interface security system and method
JP2015096919A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 株式会社沖データ 現像装置及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6990204B2 (en) 2000-03-27 2006-01-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Interface security system and method
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