JPH0689050A - 画像形成装置管理システム - Google Patents

画像形成装置管理システム

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JPH0689050A
JPH0689050A JP4264078A JP26407892A JPH0689050A JP H0689050 A JPH0689050 A JP H0689050A JP 4264078 A JP4264078 A JP 4264078A JP 26407892 A JP26407892 A JP 26407892A JP H0689050 A JPH0689050 A JP H0689050A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
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state
abnormal state
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Application number
JP4264078A
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English (en)
Inventor
Akio Kotani
章夫 小谷
Atsushi Yamaguchi
山口  淳
Yoshiichi Naito
芳一 内藤
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置に異常が発生して動作禁止とな
つた場合、異常状態に応じて動作禁止を解除し、使用可
能にする。 【構成】 複写機A1〜A5は電話回線を介してサ−ビ
スステ−シヨンの管理装置227に接続される。複写機
に異常が発生した場合、メインテナンスデ−タが管理装
置227に送信される。サ−ビスステ−シヨンではメイ
ンテナンスデ−タに基づいて異常状態を判断し、異常状
態が消耗品の寿命による場合は直ちに品質に影響しない
から予め決められた所定の時間の経過するまで動作禁止
を解除し、異常状態が基本的な画像形成機能に影響ない
場合は、異常の発生した部位を切離して動作禁止を解除
する。サ−ビスステ−シヨンではメインテナンスデ−タ
に基づいて保守作業の予定を組み、複写機の操作パネル
に表示し、また動作禁止のときはその旨を、また動作禁
止が解除された場合はその旨を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像形成装置におい
て、消耗品に寿命が来た場合或いは異常が発生した場合
などに、発生した異常などの状態に応じてさらに所定時
間の範囲で、あるいは画像形成機能の一部を禁止するな
どして、さらに画像形成装置の使用を可能とする画像形
成装置の保守管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスを用いた複写機、フア
クシミリ、光学式プリンタなどの画像形成装置は、既に
広く利用されている。
【0003】このような画像形成装置を構成する感光体
ドラムその他の部品は、使用により次第に材質が劣化
し、あるいは回転による磨耗が生じるので、部品毎に予
め所定の寿命時間が設定されており、寿命時間の来る前
に部品交換することで、円滑に画像形成装置を使用する
ことができるようになつている。
【0004】一方、画像形成装置に対しては、サ−ビス
マンによる部品交換などの保守点検が実施されるが、こ
の場合、画像形成装置の使用頻度により部品交換などの
保守点検を必要とする時期が異なるから、サ−ビスマン
による定期的なサ−ビスの実施に代えて、画像形成装置
にその装置の状態に関する管理情報を出力する手段を設
けておき、この管理情報に基づくユ−ザ−からの連絡、
或いは通信回線を介して得られた管理情報に基づいてサ
−ビスマンがユ−ザ−に出向き、保守点検を実施する画
像形成装置管理システムが提案されている。
【0005】画像形成装置管理システムのうち、前者
(管理情報に基づくユ−ザ−からの連絡による方法)
は、メインテナンスリクエスト機能と呼ぶもので、コピ
−枚数が所定枚数に達すると、画像形成装置に設けた表
示部に、サ−ビスマンへメインテナンスを依頼するよう
表示する。ユ−ザ−はこの表示を見てサ−ビスステ−シ
ヨンに電話連絡し、連絡を受けたサ−ビスマンはユ−ザ
−に出向き、部品交換などの保守点検を実施するもので
ある。
【0006】また後者(通信回線を介して得られた管理
情報に基づく方法)は、管理システム機能と呼ぶもの
で、画像形成装置とサ−ビスステ−シヨンのホストコン
ピユ−タが通信回線を介して接続されており、画像形成
装置のメインテナンスデ−タ(コピ−枚数、装置の動作
状態デ−タなど)が定期的にホストコンピユ−タに伝送
される。サ−ビスマンはホストコンピユ−タのメインテ
ナンスデ−タに基づいて装置の動作状態を把握し、必要
なときにユ−ザ−に出向き、部品交換などの保守点検を
実施するものである。
【0007】これにより、部品寿命が切れて実際にトラ
ブルが発生する前に部品交換などによる保守点検が実施
されてトラブルの発生が未然に防止され、円滑に画像形
成装置を使用し続けることができる。
【0008】上記した部品交換の対象となる部品には、
例えば感光体、通紙ロ−ラ等のように、交換の時期が若
干遅れても、そのことで直ちに画像品質や信頼性を損な
うことがない部品と、例えば定着ロ−ラ清掃ウエブ、廃
棄トナ−容器等のように、交換の時期が若干遅れても直
ちに画像品質や信頼性を損なつたり、装置の破損につな
がる可能性がある部品がある。
【0009】先に説明したメインテナンスリクエスト機
能が働いた場合、交換すべき部品が、交換時期が若干遅
れても上記品質や信頼性を損なわない部品であるとき
は、初期段階ではサ−ビスステ−シヨンへの電話連絡を
促すよう装置に表示が行なわれるだけで、装置は動作禁
止にされず、その後コピ−枚数が所定の限界枚数に達し
たときに装置の動作が禁止される。また、交換すべき部
品が、交換の時期が若干遅れても上記品質や信頼性を損
なつたり、装置の破損につながる可能性がある部品であ
るときは、装置にその旨の表示が行なわれ、サ−ビスス
テ−シヨンへの電話連絡を促すとともに、装置の動作が
禁止される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記した画像形成装置
管理システムにより、トラブルの発生が未然に防止さ
れ、ユ−ザ−は円滑に画像形成装置を使用し続けること
ができるが、サ−ビスマンは通常1人で複数のユ−ザ−
の複数の画像形成装置を担当するから、ユ−ザ−Aの装
置に発生したトラブルの修理に出向いているとき、ユ−
ザ−Bの画像形成装置にトラブルが発生して保守点検の
必要が生じた場合や、ユ−ザ−Bがサ−ビスステ−シヨ
ンからかなり離れている場合などでは、ユ−ザ−Bに出
向くのが遅れることがある。従来はユ−ザ−との信頼関
係を維持するために、特に動作禁止状態となつた装置に
対して優先的に保守点検が実行されるが、サ−ビスマン
が担当できるユ−ザ−の数や画像形成装置の数には限り
があるから、1人で多数の画像形成装置を担当するとき
は保守点検サ−ビスが低下して、ユ−ザ−との信頼関係
を損なうおそれがあつた。この発明は上記課題を解決す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するもので、請求項1の発明は、画像形成装置と管理
装置とを通信手段を介して接続し、画像形成装置に異常
が発生した場合に、管理装置側にその異常状態を示す信
号を送信し、管理装置側で発生した異常状態を把握でき
る画像形成装置管理システムにおいて、画像形成装置を
構成する各要素の異常状態を検出する異常検出手段と、
画像形成装置に異常が発生した場合に、画像形成装置の
動作を禁止する動作禁止手段と、前記異常検出手段から
出力される異常検出信号を判別し、発生した異常状態が
消耗品の寿命による異常状態か否かを判別する異常判別
手段と、所定の時間を入力する時間入力手段と、前記異
常判別手段により発生した異常状態が消耗品の寿命によ
る異常状態であると判別されたとき、前記時間入力手段
から入力された所定時間が経過するまでは、前記動作禁
止手段で禁止された画像形成装置の動作禁止状態を解除
する動作禁止解除手段とを備え、少なくとも、前記異常
検出手段と動作禁止手段とを画像形成装置側に配置し、
前記時間入力手段を管理装置側に配置したことを特徴と
する。
【0012】また、請求項2の発明は、画像形成装置と
管理装置とを通信手段を介して接続し、画像形成装置に
異常が発生した場合に、管理装置側にその異常状態を示
す信号を送信し、管理装置側で発生した異常状態を把握
できる画像形成装置管理システムにおいて、画像形成装
置を構成する各要素の異常状態を検出する異常検出手段
と、画像形成装置に異常が発生した場合に、画像形成装
置の動作を禁止する動作禁止手段と、前記異常検出手段
から出力される異常検出信号を判別し、発生した異常状
態が基本的な画像形成に影響しない異常状態か否かを判
別する異常判別手段と、異常の発生した構成要素を除い
て前記動作禁止手段で禁止された画像形成装置の動作禁
止状態の解除を許可する指令信号を入力する動作禁止解
除許可入力手段と、前記異常判別手段により、発生した
異常状態が基本的な画像形成に影響しない異常状態であ
ると判別され、且つ前記動作禁止解除許可入力手段から
動作禁止状態の解除を許可する指令信号が入力された場
合、異常の発生した構成要素を除いて前記動作禁止手段
で禁止された画像形成装置の動作禁止状態を解除する動
作禁止解除手段とを備え、少なくとも、前記異常検出手
段と動作禁止手段とを画像形成装置側に配置し、前記動
作禁止解除許可入力手段を管理装置側に配置したことを
特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、前記請求項2記載の画
像形成装置管理システムにおいて、画像形成装置にさら
に、表示媒体と、異常状態発生時に前記表示媒体上に画
像形成装置が動作禁止状態である旨を表示させる第1表
示手段と、動作禁止解除手段により異常の発生した構成
要素を除いて前記動作禁止手段で禁止された画像形成装
置の動作禁止状態が解除された場合、前記第1表示手段
により表示された表示媒体上の表示を消去する第2表示
手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1の発明では、画像形成装置に発生した
異常状態が消耗品の寿命によるものと判別されたとき
は、その消耗品について予め定められている所定の時間
が経過するまでは著しく画像品質や信頼性が損なわれる
ことがないから所定の時間経過するまで装置の動作禁止
状態を解除して使用できるようにする。これにより、保
守点検作業の時期を延期、調整し、その間に寿命のきた
消耗品を交換することができる。
【0015】請求項2の発明では、画像形成装置に発生
した異常状態が基本的な画像形成に影響しない異常状態
であると判別され、且つサ−ビスマンがこの異常状態を
確認して、動作禁止状態を解除してよいと判断したとき
は、動作禁止状態の解除を許可する指令信号を入力し、
異常の発生した構成要素を除いて画像形成装置の動作禁
止状態を解除して使用できるようにする。これにより、
保守点検作業の時期を延期、調整し、その間に異常の発
生した構成要素を修理する。
【0016】請求項3の発明では、異常状態が発生する
と、画像形成装置の表示媒体上に動作禁止状態である旨
が表示され、また動作禁止状態が解除された場合は表示
媒体上の動作禁止状態である旨の表示が消去されるか
ら、オペレ−タは容易に現在の画像形成装置の状態を知
ることができる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。
図1はこの発明を適用するに適した電子写真方式の複写
機の要部の構成を示す正面断面図である。図において、
1は複写機本体、2は感光体ドラムで、その周囲には、
その回転方向に間隔をおいて順次帯電チヤ−ジヤ3、現
像器4、転写チヤ−ジヤ5、分離チヤ−ジヤ6、クリ−
ナ7、イレ−サ8が配置されている。
【0018】10は走査光学系を示し、露光ランプ11
と第1可動ミラ−12からなる走査ユニツトS、共通ホ
ルダに固定された第2可動ミラ−13及び第3可動ミラ
−14、投影レンズ15、固定ミラ−16から構成され
る。なお、9は走査光学系10の上方の配置された原稿
ガラスを示す。
【0019】走査光学系10のうち、走査ユニツトSは
走査方向に速度v/m(mは複写倍率)で移動し、共通
ホルダに固定された第2可動ミラ−13、第3可動ミラ
−14ミラ−は速度v/2mで移動して原稿を走査し、
原稿ガラス9上に置かれた原稿Dは、露光ランプ11で
照射され、その反射光がミラ−12、13、14、投影
レンズ15、ミラ−16を経て感光体ドラム2上に投影
されるよう構成されている。
【0020】21は上給紙カセツト、22は下給紙カセ
ツト、23は給紙ロ−ラ対、24はタイミングロ−ラ
対、25は搬送ベルト、26、27は定着ロ−ラ、28
は排紙ロ−ラ対を示す。また、SE1、SE2はそれぞ
れ上給紙カセツト21、下給紙カセツト22内の用紙の
有無を検出するペ−パ−センサ、SE3は複写紙の搬送
状態を検出するジヤムセンサ、SE4は定着の完了した
複写紙の排出を検知する排出センサ、SMは定着ロ−ラ
26の表面温度を検出するサ−ミスタを示す。
【0021】複写動作を簡単に説明すると、原稿ガラス
9上に置かれた原稿Dは、走査光学系10により走査さ
れ、感光体ドラム2上に投影される。感光体ドラム2の
表面は、まず帯電チヤ−ジヤ3の下を通過することによ
り一様に帯電された後露光され、原稿画像に対応する静
電潜像が形成される。静電潜像は現像装置4で現像さ
れ、転写チヤ−ジヤ5により給紙カセツト21又は22
から給紙された複写紙に転写される。原稿画像の転写さ
れた複写紙は、分離チヤ−ジヤ6により感光体ドラム2
から分離され、定着ロ−ラ26、27で定着され、排紙
ロ−ラ対28により装置外に排紙される。
【0022】図2は複写機の操作パネルを示す平面図で
ある。操作パネル100は複写枚数や複写画像の濃度を
設定する設定操作部100aと、複写機各部の状態の表
示に関係する表示操作部100bとから構成される。
【0023】設定操作部100aには、プリントキ−1
01、複写枚数表示部102、複写枚数を設定するテン
キ−104〜113、設定した複写条件の解除、複写動
作の停止を行うクリヤ・ストツプキ−103、画像濃度
を変更、設定するアツプキ−114、同ダウンキ−11
5、複写画像の濃度を表示する濃度表示部116等が配
置される。また、表示操作部100bは液晶デスプレイ
からなるメツセ−ジ表示部117とサ−ビスマン用キ−
118〜124等が配置される。
【0024】サ−ビスマン用キ−118〜124は、後
述するメモリ210に格納された情報の表示操作やデ−
タ処理操作など、サ−ビスマンによる保守作業において
主として使用される。なお、サ−ビスマン用キ−118
〜124はサ−ビスマン以外が使用できないように図示
しないカバ−により覆われるが、これに代えて複写本体
内部に設けるようにしてもよい。
【0025】図3は複写機の制御回路のブロツク図であ
る。制御回路200は複写機の全体的な制御を行う第1
CPU201、時計機能をもつ第2CPU221、制御
プログラムを格納したプログラムメモリ211、電子写
真プロセスの制御及び複写機の管理に使用される各種デ
−タを記憶するメモリ210等から構成されている。メ
モリ210は、電源が遮断されてもメモリの内容が維持
されるように電池Eでバツクアツプすると良い。
【0026】第1CPU201の入力ポ−トには、ペ−
パ−センサSE1、SE2、ジヤムセンサSE3、排出
センサSE4、サ−ミスタSMなどが接続され、また、
出力ポ−トには、露光ランプ11の点灯制御回路20
2、走査光学系10のモ−タ制御回路203、定着ロ−
ラ26を加熱するヒ−タ26hの制御を行うヒ−タ制御
回路204、現像モ−タ駆動回路205などが接続され
る。
【0027】第1CPU201内には、複写用紙のジヤ
ム発生回数を計数するジヤムカウンタJMC、複写機が
複写した総複写枚数を計数する累積複写枚数カウンタT
CC等が形成され、管理デ−タが準備される。
【0028】また、220は操作パネル100上のキ−
スイツチ101、103〜115、118〜124、複
写枚数表示部102、濃度表示部116、液晶デスプレ
イ117等と第1CPU201との間のデ−タ送受のた
めのインタ−フエイス、223は後述する外部の管理装
置227との間の通信用オンラインコントロ−ラであ
る。
【0029】メモリ210に格納されるデ−タは、電子
写真プロセスを制御するための基準デ−タBD、制御に
際して適宜変更される各種設定値や設置環境情報を含む
過去及び現在の状態を示すデ−タ等からなる管理デ−タ
CD、コピ−枚数や消耗品の管理等のユ−ザ−デ−タU
D等がある。
【0030】図4は管理ネツトワ−クシステムの構成の
一例を示すブロツク図である。この実施例では、ユ−ザ
の元に設置された5台の同型の複写機A1〜A5と、サ
−ビスステ−シヨンSSの管理装置227とが電話回線
230を介して接続されたオンラインシステムを示して
いる。
【0031】複写機A1〜A3は建物B1内に設置され
て、自動交換機225aと内部回線229a〜229c
をもつ構内交換システムに接続されている。また、複写
機A4は建物B2内に設置されて、構内自動交換機22
5bと内部回線229dをもつ構内交換システムに接続
され、複写機A5は構内自動交換機225cと内部回線
229eをもつ構内交換システムに接続されている。ま
た、サ−ビスステ−シヨンSSの管理装置227は構内
自動交換機226に接続されている。これらの各構内自
動交換機225a〜c及び構内自動交換機226は電話
回線230を介して相互に接続される。
【0032】図5は管理装置のブロツク図である。管理
装置227はメインテナンス用ソフトウエアに従って動
作するCPU401と記憶装置402から構成されるホ
ストコンピユ−タ301、デイスプレイ302、キ−ボ
−ド303、プリンタ304、複写機の故障を警告する
ブザ−305、及び複写機A1〜A5との間で電話回線
を介して通信するための通信インタフエ−ス306から
構成される。
【0033】図6は前記管理ネツトワ−クシステムによ
る通信内容を示す図である。図においてMDはメインテ
ナンスデ−タで、例えば電源投入時、定期的に所定の時
刻毎に、そして異常発生時などに各複写機A1〜A5か
ら管理装置227に向けて送信される。
【0034】メインテナンスデ−タMDには、複写機を
特定するマシン番号Mn、累積複写枚数CN、装置の自
己診断機能により検出された複写機の状態(適正状態、
故障状態等)を示すコンデシヨンデ−タ、トラブルコ−
ドTC、及び異常や不調の発生した日時を示す日時デ−
タ等からなる管理デ−タCD、前回のデ−タ送信以降に
発生した紙詰まり(ジヤム)発生回数Jn、前回のデ−
タ送信以降の保守作業の実施の有無等のメインテナンス
実施デ−タSED、メインテナンスカウンタMCのカウ
ント値MCnが含まれる。
【0035】なお、メインテナンスカウンタMCは、複
写機を構成する各エレメント(部品)の交換等を行う時
期を知るためにCPU内に形成されるカウンタで、各エ
レメントに対してそれぞれ設けられる。最初にそのエレ
メントに設定された使用可能回数などの寿命を示す数値
が設定され、使用される回数とともに減算されてゆく。
メインテナンスカウンタMCの内容が零になつたとき、
そのエレメントの寿命が来たと判断される。エレメント
の交換等を行つたときは、メインテナンスカウンタMC
には寿命を示す数値が再設定される。
【0036】コンデシヨンデ−タは、複写機が適性状態
であることを示すG、許容範囲内の画質は得られるが適
性状態でないことを示すN、ジヤムの発生率が標準より
も多くジヤム異常状態であることを示すJ、故障状態で
あることを示すTに分類されて表示され、さらに故障状
態は故障の種類に応じて細かく区別されている。故障の
種類に応じて細かく区別されたトラブルコ−ドTCと故
障の内容等については後述する図15に示されている。
【0037】また、図においてSDはサ−ビス訪問デ−
タで、管理装置227に各複写機A1〜A5から送信さ
れたメインテナンスデ−タMDに基づいて編成され、定
期的サ−ビス訪問、あるいは臨時のサ−ビス訪問の日時
に先立つて各複写機A1〜A5に向けて送信される。
【0038】サ−ビス訪問デ−タSDには、故障の発生
した複写機に対しては管理デ−タCDに基づいて設定さ
れたサ−ビス訪問の日時SV、その他の複写機に対して
はメインテナンスデ−タMDに基づいて設定された次回
のサ−ビス訪問の日時と管理装置227のデイスプレイ
302に表示を指令する表示指令信号SFなどが含まれ
る。
【0039】次に、前記管理ネツトワ−クシステムの動
作を説明する。まず、サ−ビスステ−シヨンに設置され
る管理装置側の処理を説明する。
【0040】図7は、管理装置のホストコンピユ−タ3
01で実行される制御動作の概略を示すフロ−チヤ−ト
である。電源が投入されてプログラムがスタ−トする
と、まず初期設定を行い(ステツプ#1)、1ル−チン
の長さを規定する内部タイマをセツトして計時を開始す
る(ステツプ#2)。次に、通信インタフエイス306
(図5参照)からの入力信号の処理(ステツプ#3)、
サ−ビス訪問日時SVの設定を行うサ−ビス訪問時期設
定処理(ステツプ#4)、その他の処理(ステツプ#
5)を行う。ついで内部タイマの計時終了を待つて(ス
テツプ#6)、ステツプ#2に戻る。
【0041】図8は、図7のフロ−チヤ−トでステツプ
#4として示すサ−ビス訪問時期設定処理の詳細を示す
フロ−チヤ−トである。ここでは、複写機Aの1つにつ
いて説明する。他の複写機についても同様である。
【0042】サ−ビス訪問時期設定処理では、まず、複
写機Aからメインテナンスデ−タMDを受信したか否か
を判定する(ステツプ#21)。受信している場合は、
メインテナンスデ−タMDに含まれている管理デ−タC
Dを調べ、複写機Aに故障が発生しているか否かを判定
する(ステツプ#22)。故障が発生している場合は
(ここではマシン番号Mn8の複写機に故障が発生した
ものとする)、サ−ビスステ−シヨンのブザ−305を
ONとして、オペレ−タを呼び出し、割り込みを許可す
る(ステツプ#23)。
【0043】ステツプ#24に示す割り込み処理に移
り、マシン番号Mn8の複写機の修理を優先するため、
スケジュ−ルテ−ブルSTの調整処理及びサ−ビスマン
に対して故障発生を知らせる為の処理を実行する。この
割り込み処理の詳細については後で説明する。
【0044】ついで、調整したスケジュ−ルテ−ブルS
Tに基づいて、マシン番号Mn8の複写機に対しサ−ビ
ス訪問デ−タを送信する(ステツプ#25)。
【0045】ステツプ#22の判定で故障が発生してい
ない場合は、ステツプ#26に移り、ジヤム異常か否か
を判定する。ジヤム異常の場合は、ジヤム異常処理を実
行し、ステツプ#25に移る。ジヤム異常処理は、先に
説明した故障発生の場合の割り込み処理と同様の処理と
なる。
【0046】ステツプ#26の判定で、ジヤム異常でな
い場合は、ステツプ#28に移り、サ−ビスマンによる
メインテナンスが完了したか否かを判定する。メインテ
ナンス完了であれば、メインテナンス完了時の処理、即
ちスケジュ−ルテ−ブルSTからメインテナンスの完了
したスケジュ−ルを消去し、次回のサ−ビス訪問スケジ
ュ−ルを作成し、実施したメインテナンスの内容に従つ
てメインテナンスカウンタMCのカウントデ−タを設定
する。例えば定着ウエブを交換した場合は,メインテナ
ンステ−ブルMTを参照し、定着ウエブカウンタ(メイ
ンテナンスカウンタの1つ)に第1寿命値の「3000
00」を設定する(ステツプ#29)。ステツプ#28
の判定でメインテナンス完了でない場合は、ステツプ#
30に移り、受信したメインテナンスデ−タMDに基づ
いてスケジュ−ルテ−ブルSTを修正する。
【0047】なお、サ−ビスマンは、必要に応じてホス
トコンピユ−タ301のキ−ボ−ド303を操作し、最
新のスケジユ−ルテ−ブルST及びメインテナンステ−
ブルMTをデイスプレイ302に表示し、又はプリンタ
304により印刷することができる。
【0048】図9は、図8のフロ−チヤ−トでステツプ
#24として示した割り込み処理の詳細を示すものであ
る。まず、サ−ビスマンによる確認のキ−入力があつた
か否かを判定する(ステツプ#41)。キ−入力があつ
た場合は、サ−ビスステ−シヨンのブザ−305をOF
Fとし(ステツプ#42)、トラブルの種類を示すトラ
ブルコ−ドTCを判定する(ステツプ#43、#4
4)。
【0049】トラブルコ−ドTCがT001〜T006
の場合は、そのトラブルコ−ドに該当するメインテナン
スカウンタMCにマ−ジン値(マ−ジン値については後
述する)を入力する。またトラブルコ−ドTCがT00
7〜T009の場合は、トラブルオプシヨン切離しコマ
ンドを入力する。これはソ−タなどの付属装置にトラブ
ルが発生した場合に、複写機本体からそのトラブルが発
生した付属装置を切り離すコマンドである。トラブルコ
−ドTCがT001〜T009以外の場合は直にステツ
プ#47に移る。
【0050】ついで、スケジユ−ルテ−ブルSTを調整
し(ステツプ#47)、割り込みを禁止して(ステツプ
#48)、メインル−チンに戻る。
【0051】図10、図11はスケジュ−ルテ−ブルS
Tの一例で、テ−ブルの記録項目は、サ−ビス訪問が予
定されている日と時刻、複写機のマシン番号、複写機の
状態を示すコンデイシヨンデ−タ、メインテナンス最大
遅延許容日時からなる。サ−ビス訪問予定日と時刻は、
前のユ−ザ−先でのサ−ビス作業の予定終了時刻、移動
時間を考慮して設定される。また、コンデイシヨンデ−
タは、適正状態を示すG、許容範囲内の画質は得られる
ものの標準とは異なる条件で作像される不適正状態を示
すN、ジヤムの発生が標準よりも多いジヤム異常状態を
示すJ、故障発生状態を示すTに分類されている。
【0052】メインテナンス最大遅延許容日時とは、複
写機から送信されたメインテナンスデ−タMDに含まれ
る、複写機を構成する各エレメントの現在のメインテナ
ンスカウンタMCのカウント値MCnとその複写機の一
日当たり或いは一月当たりの平均複写枚数から計算され
たメインテナンスカウンタMCのカウント値MCnが零
になると予想される日時である。ここで、メインテナン
スカウンタの設定値MCは、通常そのエレメントの第1
寿命(仕様上設定された寿命)を表す値であるが、オペ
レ−タの指示により前記第1寿命のほか、第2寿命(設
計上設けた余裕を含めた寿命、或いは装置の破損に至ら
ないが越えると危険である寿命)を設定することができ
る。図10では、第2寿命に基づいて計算された最大遅
延許容日時が括弧内に記録されている。
【0053】なお、スケジュ−ルテ−ブルSTをデイス
プレイに表示するときは、図10のように現在の日時を
示す三角のマ−クTMを表示するようにすると見やす
い。
【0054】図12はメインテナンステ−ブルMTの一
例で、テ−ブルの記録項目は、マシン番号Mn(ここで
はマシン番号Mn6を例示)、1日当たりの平均コピ−
枚数、エレメント名、第1寿命設定値(メインテナンス
カウンタMCの設定値MCm)、現在のメインテナンス
カウンタのカウント値MCn、マ−ジン値Mg(第2寿
命が尽きるまでの設計上設けた余裕値)、第2寿命まで
の最大遅延許容日数(第1寿命が尽きてから第2寿命が
尽きるまでの日数)、第2寿命が尽きたときの装置の状
態からなる。
【0055】テ−ブルの見方を簡単に説明すると、マシ
ン番号Mn6は1日当たりの平均コピ−枚数が5000
枚、定着ウエブの第1寿命(メインテナンスカウンタM
Cの設定値MCm)が300K、現在のメインテナンス
カウンタのカウント値MCnが4800、マ−ジン値M
gが5000、最大遅延許容日数が1日、第2寿命が尽
きたときの装置の状態はマシンストツプ、即ち複写が禁
止されることを示している。
【0056】図9のフロ−チヤ−トで示した割り込み処
理によるスケジュ−ルテ−ブルSTの調整の状況を図1
0、図11により説明する。図10は調整前のスケジュ
−ルテ−ブルSTを示すもので、前回受信したメインテ
ナンスデ−タMDで、マシン番号Mn8の装置は適正状
態Gにあり、92年9月3日10時00分にサ−ビス訪
問が予定されている状態を示す。なお、メインテナンス
最大遅延許容日は第1寿命の場合が9月8日17時00
分、第2寿命の場合が9月30日12時00分であるこ
とが示されている。
【0057】図11は変更後のスケジュ−ルテ−ブルS
Tを示すもので、今回受信したメインテナンスデ−タM
Dによれば、マシン番号Mn8のコンデイシヨンデ−タ
は故障発生状態Tを示しているので、早急にサ−ビス訪
問する必要があるとして、サ−ビス訪問の日時を、現時
点に移動時間を加えて92年8月30日9時30分に変
更した状態を示している。コンデイシヨンは故障発生状
態Tとなつて表示される。
【0058】マシン番号Mn8の複写機について優先的
にサ−ビス訪問を行うと、他の複写機のサ−ビス訪問ス
ケジユ−ルに影響を与える。図10のスケジュ−ルテ−
ブルSTによれば、星印で示されたマシン番号Mn6の
複写機の第1寿命によるメインテナンス最大遅延許容日
時は8月30日17時00分であり、この複写機につい
ては、許容日時内にメインテナンスができなくなるおそ
れがある。
【0059】そこで、サ−ビスマンはマシン番号Mn6
の複写機に対してスケジュ−ル調整を行う。まず、マシ
ン番号Mn6のメインテナンスデ−タMD、メインテナ
ンステ−ブルMTを調べ、第1寿命が尽きるエレメント
が定着ウエブであること、第2寿命が尽きるまでのマ−
ジン値Mgが5000(余裕が1日)であることを確認
する。キ−ボ−ド303から第2寿命のマ−ジン値Mg
(5000)をメインテナンスカウンタMCに設定す
る。
【0060】CPU401はマシン番号Mn8の複写機
の緊急サ−ビスを行うために実施したスケジュ−ル調整
入力デ−タ、及びマシン番号Mn6について入力された
マ−ジン値Mg(5000)を処理し、マシン番号Mn
6についてはスケジュ−ルテ−ブルSTの最大遅延許容
日時(第2寿命期限)が8月31日17時00分である
ことを表示する。サ−ビスマンは、この変更されたスケ
ジュ−ルテ−ブルSTを参照してスケジュ−ル調整を行
い、サ−ビス訪問の日時を第2寿命の期限前である8月
31日9時00分に決定し、キ−ボ−ド303から入力
する。CPU401はその他の複写機のスケジュ−ルに
ついて予め定められている規則に従つて修正し、スケジ
ュ−ルテ−ブルSTが確定する。そして、さらにトラブ
ルの発生したマシン番号Mn8の複写機に対しては、ト
ラブルの発生したエレメント部位を切り離すコマンドを
送信し、第2寿命が設定されたマシン番号Mn6の複写
機に対しては、第2寿命設定コマンド及びサ−ビス訪問
日時を送信し、それ以外で訪問日時が変更された複写機
に対しては、新たに設定されたサ−ビス訪問日時を送信
する。
【0061】図13、図14は複写機の操作パネル10
0上のメツセ−ジ表示部117の一部117aに表示さ
れたメツセ−ジの一例である。図13は先に説明した図
10に示す調整前のスケジュ−ルテ−ブルSTに対応す
るもので、マシン番号Mn8の複写機の操作パネルの表
示部117aには、92年9月3日10時00分にサ−
ビス訪問が予定されていることが示されている。また、
図14は先に説明した図11に示す調整後のスケジュ−
ルテ−ブルSTに対応するもので、92年8月30日9
時30分にサ−ビス訪問予定が変更されたことが示され
ている。
【0062】図15はトラブルコ−ドTCとトラブル内
容の一例を示すものである。トラブルコ−ドT001は
定着ウエブの寿命が尽きたこと(定着ウエブのメインテ
ナンスカウンタのカウント値が0)を示している。ま
た、トラブルコ−ドT007はソ−タのトラブルである
ことを示す。
【0063】トラブルの種類としては、このほか電源ト
ラブル、給紙系トラブル、現像系トラブル、搬送系トラ
ブル、自動原稿サイズ検出、自動露光制御、自動トナ−
補給等の自動系トラブルがある。
【0064】電源トラブルでは、主モ−タ、複写機制御
CPU、通信制御CPUの電源など基本的複写動作やサ
−ビスセンタ−との通信が不可能になる主電源の電源ラ
インの短絡や電源自体の故障と、基本的複写動作に影響
のない副電源の故障があり、主電源のトラブルでは最初
からトラブル表示をし、複写動作を禁止する。
【0065】給紙系トラブルでは、複数の給紙ユニツト
等を備えるものについては、給紙ユニツト内の部品など
その給紙ユニツトのトラブルと判断された場合には、そ
の給紙ユニツトの選択を禁止する。
【0066】現像系トラブルでは、複数の現像ユニツト
を備えるものについては、現像ユニツト内の部品などそ
の現像ユニツトのトラブルと判断された場合には、その
現像ユニツトの選択を禁止する。
【0067】搬送系トラブルでは、複写紙の搬送に直接
関係せず、ジヤム検出だけを行うペ−パセンサのトラブ
ルと判断された場合には、検出時期に多少の遅れが生ず
るが、他のペ−パセンサでジヤム検出を行うことが可能
であるから、複写動作を許可する。
【0068】自動原稿サイズ検出、自動露光制御、自動
トナ−補給等の自動系トラブルでは、自動原稿サイズ検
出のトラブルについてはマニユアルによる複写紙選択と
し、自動露光制御のトラブルについてはマニユアルによ
る露光量設定とし、自動トナ−補給のトラブルについて
は定量補給で、またフルカラ−複写機のように顕像セン
サを備えているものは、顕像センサでトナ−補給できる
ようにしてもよい。
【0069】このように、故障の種類によつてはエレメ
ントの一部を動作禁止にしても、その他の異常のないエ
レメントを使用して複写動作を行うことができる。
【0070】次に、複写機側で実行される制御動作を説
明する。図16は複写機のCPU201で実行される制
御動作の概略を示すフロ−チヤ−トである。
【0071】まず、電源が投入されてプログラムがスタ
−トすると、初期設定を行い(ステツプ#101)、1
ル−チンの長さを規定する内部タイマをセツトして計時
を開始する(ステツプ#102)。次に、操作パネルの
各種キ−、センサ類からの入力信号の処理を行う(ステ
ツプ#103)。
【0072】ステツプ#103で入力されたセンサ類か
らの入力信号に基づいて自己診断機能を作動させ、異常
や不調(トラブル)の発生の有無とその状態を判定し、
トラブルコ−ドを含むコンデイシヨンデ−タを発生させ
る(ステツプ#104)。トラブルが発生していない場
合は、管理装置227から表示指令信号SFが入力され
たか否かを判定し(ステツプ#105)、表示指令信号
SFが入力された場合は、操作パネルのメツセ−ジ表示
部117に、オペレ−タに対して次回のサ−ビス訪問日
時及び作業終了予定時刻を知らせるメツセ−ジを表示す
る(ステツプ#106)。表示指令信号SFが入力され
ていない場合はステツプ#106は省かれる。
【0073】ついで、複写機の複写動作の処理を実行
(ステツプ#107)し、管理装置227のホストコン
ピユ−タ301に複写機の状態を示すコンデイシヨンデ
−タを含むメインテナンスデ−タMDを送信する通信処
理を実行し(ステツプ#108)、内部タイマの計時終
了を待つて(ステツプ#109)、ステツプ#102に
戻る。
【0074】ステツプ#104の判定でトラブルが発生
している場合は、ステツプ#111以降のトラブル処理
を行う。まず、トラブルの状態を示すメインテナンスデ
−タMDが管理装置227に送信されたか否かを判定す
る(ステツプ#111)。送信済みであればその旨表示
部に表示し、送信未済であれば送信する(ステツプ#1
12、#113)。管理装置227側から表示指令信
号、及びトラブル状態の確認信号が送信されてきたか否
かを判定する(ステツプ#114)。
【0075】このトラブル状態の確認信号は、トラブル
が回復可能なトラブル、即ちトラブルコ−ドTCがT0
01〜T009の場合にのみ出力される。図15を参照
すると明らかなように、トラブルコ−ドTCがT001
〜T006の場合は、エレメントの寿命が尽き場合は、
なおマ−ジン値(図12参照)だけ余裕があり、またト
ラブルコ−ドTCがT007〜T009の場合は複写機
本体のトラブルでなく、周辺機器のトラブルであるか
ら、これを切り離すことで回復できるトラブルである。
【0076】前記確認信号が送信されてきた場合、トラ
ブルが複写機本体でない場合はトラブルが発生した周辺
機器を切り離して複写動作を実行し、表示部に表示され
ているトラブル表示を消去する(ステツプ#115、#
116)。またトラブルコ−ドTCがT001〜T00
9以外の場合は複写機本体のトラブルで、回復不能のト
ラブルであるから、トラブル発生の処理を実行して(ス
テツプ#117)、(ステツプ#108)に移る。
【0077】
【発明の効果】以上説明した通り、この発明によれば、
画像形成装置にトラブルが発生してその動作が禁止され
た場合、サ−ビスステ−シヨンで、サ−ビスマンがその
トラブルの状態を判断し、トラブルが画像形成装置を構
成するエレメントの寿命が尽きたものであるときはその
エレメントに応じた所定の時間が経過するまで装置動作
禁止を解除し、その他のトラブルでは画像形成に影響し
ないトラブルであると判断されたときはトラブルの発生
した部位を切離して動作禁止を解除するから、画像形成
装置の動作禁止状態を最小限にとどめることができ、ユ
−ザ−及ぼす不便を大幅に減らすことができる。
【0078】また、サ−ビスマンは複数の画像形成装置
の状態を適確に把握してサ−ビス訪問のスケジユ−ルを
作成することができ、効率のよいサ−ビスを実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した電子写真方式の複写機の要
部の構成を示す正面断面図。
【図2】複写機の操作パネルを示す平面図。
【図3】複写機の制御回路のブロツク図。
【図4】管理ネツトワ−クシステムの構成の一例を示す
ブロツク図。
【図5】管理装置のブロツク図。
【図6】管理ネツトワ−クシステムによる通信内容を示
す図。
【図7】管理装置のCPUで実行される制御動作の概略
を示すフロ−チヤ−ト。
【図8】サ−ビス訪問時期設定処理の詳細を示すフロ−
チヤ−ト。
【図9】サ−ビス訪問時期設定処理における割込み処理
を示すフロ−チヤ−ト。
【図10】スケジユ−ルテ−ブルの一例を示す図。
【図11】スケジユ−ルテ−ブルの変更後の一例を示す
図。
【図12】メインテナンステ−ブルの一例を示す図。
【図13】操作パネル上の表示部に表示されるメツセ−
ジの一例を示す図。
【図14】操作パネル上の表示部に表示されるメツセ−
ジの他の一例を示す図。
【図15】トラブルコ−ドとトラブルの内容の一例を示
す図。
【図16】複写機のCPUで実行される制御動作を示す
フロ−チヤ−ト。
【符号の説明】
1 複写機 100 操作パネル 117 メツセ−ジ表示部 A1、A2、A3、A4、A5 複写機 201、221、401 CPU 223 オンラインコントロ−ラ 225a、225b、225c、226 自動交換機 227 管理装置 230 電話回線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置と管理装置とを通信手段を
    介して接続し、画像形成装置に異常が発生した場合に、
    管理装置側にその異常状態を示す信号を送信し、管理装
    置側で発生した異常状態を把握できる画像形成装置管理
    システムにおいて、 画像形成装置を構成する各要素の異常状態を検出する異
    常検出手段と、 画像形成装置に異常が発生した場合に、画像形成装置の
    動作を禁止する動作禁止手段と、 前記異常検出手段から出力される異常検出信号を判別
    し、発生した異常状態が消耗品の寿命による異常状態か
    否かを判別する異常判別手段と、 所定の時間を入力する時間入力手段と、 前記異常判別手段により発生した異常状態が消耗品の寿
    命による異常状態であると判別されたとき、前記時間入
    力手段から入力された所定時間が経過するまでは、前記
    動作禁止手段で禁止された画像形成装置の動作禁止状態
    を解除する動作禁止解除手段とを備え、 少なくとも、前記異常検出手段と動作禁止手段とを画像
    形成装置側に配置し、前記時間入力手段を管理装置側に
    配置したことを備えたことを特徴とする画像形成装置管
    理システム。
  2. 【請求項2】 画像形成装置と管理装置とを通信手段を
    介して接続し、画像形成装置に異常が発生した場合に、
    管理装置側にその異常状態を示す信号を送信し、管理装
    置側で発生した異常状態を把握できる画像形成装置管理
    システムにおいて、 画像形成装置を構成する各要素の異常状態を検出する異
    常検出手段と、 画像形成装置に異常が発生した場合に、画像形成装置の
    動作を禁止する動作禁止手段と、 前記異常検出手段から出力される異常検出信号を判別
    し、発生した異常状態が基本的な画像形成に影響しない
    異常状態か否かを判別する異常判別手段と、 異常の発生した構成要素を除いて前記動作禁止手段で禁
    止された画像形成装置の動作禁止状態の解除を許可する
    指令信号を入力する動作禁止解除許可入力手段と、 前記異常判別手段により、発生した異常状態が基本的な
    画像形成に影響しない異常状態であると判別され、且つ
    前記動作禁止解除許可入力手段から動作禁止状態の解除
    を許可する指令信号が入力された場合、異常の発生した
    構成要素を除いて前記動作禁止手段で禁止された画像形
    成装置の動作禁止状態を解除する動作禁止解除手段とを
    備え、 少なくとも、前記異常検出手段と動作禁止手段とを画像
    形成装置側に配置し、前記動作禁止解除許可入力手段を
    管理装置側に配置したことを特徴とする画像形成装置管
    理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像形成装置管理システ
    ムにおいて、画像形成装置はさらに、 表示媒体と、 異常状態発生時に前記表示媒体上に画像形成装置が動作
    禁止状態である旨を表示させる第1表示手段と、 動作禁止解除手段により異常の発生した構成要素を除い
    て前記動作禁止手段で禁止された画像形成装置の動作禁
    止状態が解除された場合、前記第1表示手段により表示
    された表示媒体上の表示を消去する第2表示手段とを備
    えたことを特徴とする画像形成装置管理システム。
JP4264078A 1992-09-08 1992-09-08 画像形成装置管理システム Pending JPH0689050A (ja)

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