JP3366138B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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- JP3366138B2 JP3366138B2 JP27229394A JP27229394A JP3366138B2 JP 3366138 B2 JP3366138 B2 JP 3366138B2 JP 27229394 A JP27229394 A JP 27229394A JP 27229394 A JP27229394 A JP 27229394A JP 3366138 B2 JP3366138 B2 JP 3366138B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,感光体の静電潜像をト
ナー現像する現像装置と,感光体から残留トナーを回収
するトナー回収容器とを有する,複写機,ファクシミリ
装置などの画像形成装置に関し,より詳細には,特別な
検知センサーを設けずにトナー回収容器のトナー満杯状
態を判断する画像形成装置に関する。
ナー現像する現像装置と,感光体から残留トナーを回収
するトナー回収容器とを有する,複写機,ファクシミリ
装置などの画像形成装置に関し,より詳細には,特別な
検知センサーを設けずにトナー回収容器のトナー満杯状
態を判断する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,電子写真方式の画像形成装置にお
いて,可視像(トナー像)の転写処理後,静電潜像担持
体(感光体)に残留するトナーや紙粉は,次の画像形成
工程の実行に備えて,クリーニング装置により除去され
る必要がある。該クリーニング装置の1例として,静電
潜像担持体表面に当接させたクリーニングブレードによ
り当該表面を相対的に摺擦して残留トナーを除去するブ
レードクリーニング装置が知られている。
いて,可視像(トナー像)の転写処理後,静電潜像担持
体(感光体)に残留するトナーや紙粉は,次の画像形成
工程の実行に備えて,クリーニング装置により除去され
る必要がある。該クリーニング装置の1例として,静電
潜像担持体表面に当接させたクリーニングブレードによ
り当該表面を相対的に摺擦して残留トナーを除去するブ
レードクリーニング装置が知られている。
【0003】該ブレードクリーニング装置では,クリー
ニングブレードにより,静電潜像担持体からかき取られ
たトナーが,回収羽根や回収コイルを介して,回収タン
クへ搬送されて回収される。
ニングブレードにより,静電潜像担持体からかき取られ
たトナーが,回収羽根や回収コイルを介して,回収タン
クへ搬送されて回収される。
【0004】その後,経時において,回収したトナーが
回収容器に一杯となった場合に,そのまま画像形成動作
を続けると,トナーオーバーフローにより,トナー飛散
や,トナー落ちが生じて,トナー飛散,トナー落ちによ
る汚れ,異常音,装置各部の破損等の不具合を招来す
る。
回収容器に一杯となった場合に,そのまま画像形成動作
を続けると,トナーオーバーフローにより,トナー飛散
や,トナー落ちが生じて,トナー飛散,トナー落ちによ
る汚れ,異常音,装置各部の破損等の不具合を招来す
る。
【0005】このため,トナーオーバーフローを防止す
る目的で,センサー検知等により,トナー満杯警告を発
する画像形成装置が各種提案されており,例えば,特開
昭62−55686号公報に開示されている「トナー回
収装置」が提案されている。この「トナー回収装置」
は,トナー回収容器の上部の一対の凸入部に位置する,
光学的センサーの発光部と受光部とを有し,凸入部のう
ち発光部と受光部との間に位置する部分を光透過性材質
で形成することにより,トナー回収量を検出している。
る目的で,センサー検知等により,トナー満杯警告を発
する画像形成装置が各種提案されており,例えば,特開
昭62−55686号公報に開示されている「トナー回
収装置」が提案されている。この「トナー回収装置」
は,トナー回収容器の上部の一対の凸入部に位置する,
光学的センサーの発光部と受光部とを有し,凸入部のう
ち発光部と受光部との間に位置する部分を光透過性材質
で形成することにより,トナー回収量を検出している。
【0006】また,実開昭62−123652号公報に
開示されている「トナー満杯警告装置」が提案されてお
り,この「トナー満杯警告装置」は,回収されるトナー
量から,回収容器が満杯になるまでのコピー可能枚数を
演算し,設定コピー枚数が該コピー可能枚数よりも大な
るときに,警告手段を作動させている。
開示されている「トナー満杯警告装置」が提案されてお
り,この「トナー満杯警告装置」は,回収されるトナー
量から,回収容器が満杯になるまでのコピー可能枚数を
演算し,設定コピー枚数が該コピー可能枚数よりも大な
るときに,警告手段を作動させている。
【0007】さらに,実開昭63−35070号公報に
開示されている「廃トナー回収容器の満杯検知装置」が
提案されており,この「廃トナー回収容器の満杯検知装
置」は,回収トナーにより押し上げられる検出部材の変
位により,トナー回収容器の満杯状態を検知している。
開示されている「廃トナー回収容器の満杯検知装置」が
提案されており,この「廃トナー回収容器の満杯検知装
置」は,回収トナーにより押し上げられる検出部材の変
位により,トナー回収容器の満杯状態を検知している。
【0008】また,特開平1−155383号公報に開
示されている「電子写真画像形成装置のトナー回収量検
知方法」が提案されており,この「電子写真画像形成装
置のトナー回収量検知方法」は,現像装置のトナー消費
量を測定し,トナー回収容器の容量と転写率とにより予
め設定したトナー消費量を,該測定量が越えたときトナ
ー回収容器がトナーで一杯になったことを知らせてい
る。
示されている「電子写真画像形成装置のトナー回収量検
知方法」が提案されており,この「電子写真画像形成装
置のトナー回収量検知方法」は,現像装置のトナー消費
量を測定し,トナー回収容器の容量と転写率とにより予
め設定したトナー消費量を,該測定量が越えたときトナ
ー回収容器がトナーで一杯になったことを知らせてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,特開昭
62−55686号公報,実開昭62−123652号
公報および実開昭63−35070号公報によれば,ト
ナー回収容器のトナー満杯状態を検知し,トナーオーバ
ーフローを防止しているものの,トナー回収容器に検知
手段を設けた構成としているため,部品点数が増えてコ
ストアップになるという問題点があった。
62−55686号公報,実開昭62−123652号
公報および実開昭63−35070号公報によれば,ト
ナー回収容器のトナー満杯状態を検知し,トナーオーバ
ーフローを防止しているものの,トナー回収容器に検知
手段を設けた構成としているため,部品点数が増えてコ
ストアップになるという問題点があった。
【0010】また,特開平1−155383号公報によ
れば,トナー回収容器のトナー満杯検知を検知する際,
トナー回収容器の検知手段が不要であるものの,現像装
置のトナー消費量を測定するため,現像装置内に検知手
段を設ける必要があり,やはり部品点数が増え,コスト
アップになるという問題点があった。
れば,トナー回収容器のトナー満杯検知を検知する際,
トナー回収容器の検知手段が不要であるものの,現像装
置のトナー消費量を測定するため,現像装置内に検知手
段を設ける必要があり,やはり部品点数が増え,コスト
アップになるという問題点があった。
【0011】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,コストアップを招来することなく,トナーオーバ
ーフローを確実に防止することを目的とする。
って,コストアップを招来することなく,トナーオーバ
ーフローを確実に防止することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係る画像形成装置は,トナーカートリ
ッジを有し,感光体の静電潜像をトナー現像する現像装
置と,感光体から残留トナーを回収するトナー回収容器
と,原稿載置ガラスに原稿を押さえつけるための圧板と
を有する電子写真方式の画像形成装置において,画像形
成動作の回数を計数する計数手段と,前記圧板の開閉状
態を検知する開閉検知手段と,第1回目のトナーカート
リッジの交換時に,前記計数手段で計数した画像形成動
作の回数および前記開閉検知手段の検知結果に基づい
て,1回当たりの画像形成動作で前記トナー回収容器に
回収されたトナーの回収量を算出するトナー回収量算出
手段と,前記トナー回収量算出手段の算出結果に基づい
て,前記トナー回収容器が満杯になる画像形成動作の回
数を予測する予測手段と,装置の使用者にトナー満杯の
警告を発する警告手段と,前記計数手段で計数した画像
形成動作の回数と前記予測手段で予測した画像形成動作
の回数が等しくなった場合に,前記警告手段を制御して
トナー満杯の警告を行う制御手段とを備えたものであ
る。
めに,請求項1に係る画像形成装置は,トナーカートリ
ッジを有し,感光体の静電潜像をトナー現像する現像装
置と,感光体から残留トナーを回収するトナー回収容器
と,原稿載置ガラスに原稿を押さえつけるための圧板と
を有する電子写真方式の画像形成装置において,画像形
成動作の回数を計数する計数手段と,前記圧板の開閉状
態を検知する開閉検知手段と,第1回目のトナーカート
リッジの交換時に,前記計数手段で計数した画像形成動
作の回数および前記開閉検知手段の検知結果に基づい
て,1回当たりの画像形成動作で前記トナー回収容器に
回収されたトナーの回収量を算出するトナー回収量算出
手段と,前記トナー回収量算出手段の算出結果に基づい
て,前記トナー回収容器が満杯になる画像形成動作の回
数を予測する予測手段と,装置の使用者にトナー満杯の
警告を発する警告手段と,前記計数手段で計数した画像
形成動作の回数と前記予測手段で予測した画像形成動作
の回数が等しくなった場合に,前記警告手段を制御して
トナー満杯の警告を行う制御手段とを備えたものであ
る。
【0013】また,請求項2に係る画像形成装置は,前
記トナー回収量算出手段が,2回目以降のトナーカート
リッジの交換時に,前記計数手段で計数した画像形成動
作の回数および前記開閉検知手段の検知結果に基づい
て,交換されたトナーカートリッジの1回当たりの画像
形成動作で前記トナー回収容器に回収されたトナーの回
収量を算出し,前記予測手段が,交換された各トナーカ
ートリッジの1回当たりのトナーの回収量を記憶し,ト
ナーカートリッジの交換があった場合に,記憶してある
各トナーカートリッジの1回当たりのトナーの回収量お
よびあらたに前記トナー回収量算出手段で算出されたト
ナーの回収量から1回当たりのトナーの回収量の平均値
を求め,求めた平均値を用いて,前記トナー回収容器が
満杯になる画像形成動作の回数を予測するものである。
記トナー回収量算出手段が,2回目以降のトナーカート
リッジの交換時に,前記計数手段で計数した画像形成動
作の回数および前記開閉検知手段の検知結果に基づい
て,交換されたトナーカートリッジの1回当たりの画像
形成動作で前記トナー回収容器に回収されたトナーの回
収量を算出し,前記予測手段が,交換された各トナーカ
ートリッジの1回当たりのトナーの回収量を記憶し,ト
ナーカートリッジの交換があった場合に,記憶してある
各トナーカートリッジの1回当たりのトナーの回収量お
よびあらたに前記トナー回収量算出手段で算出されたト
ナーの回収量から1回当たりのトナーの回収量の平均値
を求め,求めた平均値を用いて,前記トナー回収容器が
満杯になる画像形成動作の回数を予測するものである。
【0014】また,請求項3に係る画像形成装置は,前
記制御手段が,前記トナー回収量算出手段で算出したト
ナーの回収量が,予め実験予測計算に基づいて設定した
異常判断値を越えた場合に画像形成動作を禁止するもの
である。
記制御手段が,前記トナー回収量算出手段で算出したト
ナーの回収量が,予め実験予測計算に基づいて設定した
異常判断値を越えた場合に画像形成動作を禁止するもの
である。
【0015】
【作用】本発明の画像形成装置(請求項1)は,現像装
置内におけるトナーカートリッジの第1回目の交換を行
った際に,交換されたトナーカートリッジ1本分のトナ
ーで複写することができた複写枚数および該複写枚数の
内で圧板を開放して複写した枚数に基づいて,トナー回
収容器に回収されるコピー1枚当たりのトナー回収量を
算出し,該算出結果に基づいて,トナー回収容器が満杯
になる画像形成動作の回数を予測し,画像形成動作の計
数値が予測値と等しくなった場合に,使用者に警告を発
する。
置内におけるトナーカートリッジの第1回目の交換を行
った際に,交換されたトナーカートリッジ1本分のトナ
ーで複写することができた複写枚数および該複写枚数の
内で圧板を開放して複写した枚数に基づいて,トナー回
収容器に回収されるコピー1枚当たりのトナー回収量を
算出し,該算出結果に基づいて,トナー回収容器が満杯
になる画像形成動作の回数を予測し,画像形成動作の計
数値が予測値と等しくなった場合に,使用者に警告を発
する。
【0016】また,本発明の画像形成装置(請求項2)
は,現像装置内におけるトナーカートリッジの交換毎
に,交換されたトナーカートリッジ1本分のトナーで複
写することができた複写枚数および該複写枚数の内で圧
板を開放して複写した枚数に基づいて,トナー回収容器
に回収される,コピー1枚当たりのトナー回収量を算出
し,算出した値を交換毎に平均化し,該平均化した算出
結果に基づいて,トナー回収容器が満杯になる画像形成
動作の回数を予測し,画像形成動作の計数値が予測値と
等しくなった場合に,使用者に警告を発する。
は,現像装置内におけるトナーカートリッジの交換毎
に,交換されたトナーカートリッジ1本分のトナーで複
写することができた複写枚数および該複写枚数の内で圧
板を開放して複写した枚数に基づいて,トナー回収容器
に回収される,コピー1枚当たりのトナー回収量を算出
し,算出した値を交換毎に平均化し,該平均化した算出
結果に基づいて,トナー回収容器が満杯になる画像形成
動作の回数を予測し,画像形成動作の計数値が予測値と
等しくなった場合に,使用者に警告を発する。
【0017】また,本発明の画像形成装置(請求項3)
は,算出したトナーの回収量が,予め実験予測計算上設
定されている異常判断値を越えた場合に画像形成動作を
禁止する。
は,算出したトナーの回収量が,予め実験予測計算上設
定されている異常判断値を越えた場合に画像形成動作を
禁止する。
【0018】
【実施例】以下,本発明に係る画像形成装置を,〔実施
例1〕,〔実施例2〕,〔実施例3〕の順で,図面を参
照して詳細に説明する。
例1〕,〔実施例2〕,〔実施例3〕の順で,図面を参
照して詳細に説明する。
【0019】図1は,実施例1に係る画像形成装置の作
像系の概略構成を示す説明図であり,静電潜像およびト
ナー像を形成する,像担持体としての感光体101と,
感光体101を所定の電位に帯電する帯電チャージャ1
02と,画像データとしての露光光を感光体101へ導
くための光学ミラー103と,感光体101表面に形成
された静電潜像をトナー現像し,可視像であるトナー像
を形成する現像ユニット104と,現像ユニット104
においてトナーを収納するためのトナーカートリッジ1
05と,記録紙(図示せず)を所定のタイミングで感光
体101へ送りだす給紙レジストローラ106と,感光
体101表面に形成されたトナー像を記録紙に転写する
ための転写チャージャ107aと,転写処理後の記録紙
を感光体101から分離するための分離チャージャ10
7bおよび分離爪108と,トナー像を記録紙上に定着
するための定着ローラ109と,トナー回収容器を備
え,感光体101表面に付着している残留トナーを除去
するためのクリーニングユニット110と,感光体10
1の残留電位を除電する除電ランプ111とから構成さ
れている。
像系の概略構成を示す説明図であり,静電潜像およびト
ナー像を形成する,像担持体としての感光体101と,
感光体101を所定の電位に帯電する帯電チャージャ1
02と,画像データとしての露光光を感光体101へ導
くための光学ミラー103と,感光体101表面に形成
された静電潜像をトナー現像し,可視像であるトナー像
を形成する現像ユニット104と,現像ユニット104
においてトナーを収納するためのトナーカートリッジ1
05と,記録紙(図示せず)を所定のタイミングで感光
体101へ送りだす給紙レジストローラ106と,感光
体101表面に形成されたトナー像を記録紙に転写する
ための転写チャージャ107aと,転写処理後の記録紙
を感光体101から分離するための分離チャージャ10
7bおよび分離爪108と,トナー像を記録紙上に定着
するための定着ローラ109と,トナー回収容器を備
え,感光体101表面に付着している残留トナーを除去
するためのクリーニングユニット110と,感光体10
1の残留電位を除電する除電ランプ111とから構成さ
れている。
【0020】図2は,実施例1に係る画像形成装置の制
御系の概略構成を示す説明図であり,画像形成装置の主
電源となる電源スイッチ201と,コピースタートを指
示するためのスタートキー202と,コピー枚数をカウ
ントする計数手段としてのコピー枚数カウント部203
と,原稿載置ガラス(図示せず)に載置された原稿を押
厚する圧板204の開閉状態を検知する開閉検知手段と
しての圧板開閉検知センサー204aと,トナー満杯状
態を表示により警告する警告手段としてのトナー満杯警
告表示部205と,画像形成に係る各種駆動部である各
種駆動系206と,上記各部を制御するトナー回収量算
出手段,予測手段および制御手段としての制御部207
とから構成されている。
御系の概略構成を示す説明図であり,画像形成装置の主
電源となる電源スイッチ201と,コピースタートを指
示するためのスタートキー202と,コピー枚数をカウ
ントする計数手段としてのコピー枚数カウント部203
と,原稿載置ガラス(図示せず)に載置された原稿を押
厚する圧板204の開閉状態を検知する開閉検知手段と
しての圧板開閉検知センサー204aと,トナー満杯状
態を表示により警告する警告手段としてのトナー満杯警
告表示部205と,画像形成に係る各種駆動部である各
種駆動系206と,上記各部を制御するトナー回収量算
出手段,予測手段および制御手段としての制御部207
とから構成されている。
【0021】なお,制御部207は,電源スイッチ20
1,スタートキー202,コピー枚数カウント部20
3,圧板開閉検知センサー204a,トナー満杯警告表
示部205および各種駆動系206とのインターフェー
スを行う入出力I/F(インターフェース)207a
と,制御プログラムを記憶しているROM207bと,
制御動作におけるワークエリアとして使用されるRAM
207cと,ROM207bに記憶された制御プログラ
ムに基づいて,RAM207cをワークエリアとして使
用し,入出力I/F207aを介して,電源スイッチ2
01,スタートキー202,コピー枚数カウント部20
3,圧板開閉検知センサー204a,トナー満杯警告表
示部205および各種駆動系206を制御するCPU2
07dとから構成されている。
1,スタートキー202,コピー枚数カウント部20
3,圧板開閉検知センサー204a,トナー満杯警告表
示部205および各種駆動系206とのインターフェー
スを行う入出力I/F(インターフェース)207a
と,制御プログラムを記憶しているROM207bと,
制御動作におけるワークエリアとして使用されるRAM
207cと,ROM207bに記憶された制御プログラ
ムに基づいて,RAM207cをワークエリアとして使
用し,入出力I/F207aを介して,電源スイッチ2
01,スタートキー202,コピー枚数カウント部20
3,圧板開閉検知センサー204a,トナー満杯警告表
示部205および各種駆動系206を制御するCPU2
07dとから構成されている。
【0022】以上の構成により,その動作を説明する。
先ず,作像系の画像形成動作について説明する。感光体
101表面は,帯電チャージャ102によって一様に帯
電され,光学ミラー103により導かれた露光光によ
り,感光体101表面に静電潜像が形成される。該静電
潜像は,現像ユニット104によりトナー現像され,感
光体101表面にトナー像が形成される。トナー像の形
成に合わせて,給紙レジストローラ106により所定の
タイミングで記録紙(図示せず)が給紙され,転写チャ
ージャ107aにより,給紙された記録紙にトナー像が
転写される。転写処理後の記録紙は,分離チャージャ1
07bおよび分離爪108により感光体101から分離
され,定着ローラ109により,トナー像が記録紙に定
着される。なお,感光体101表面に付着した残留トナ
ーはクリーニングユニット110により回収され,感光
体101表面の残留電位は除電ランプ111により除電
される。
先ず,作像系の画像形成動作について説明する。感光体
101表面は,帯電チャージャ102によって一様に帯
電され,光学ミラー103により導かれた露光光によ
り,感光体101表面に静電潜像が形成される。該静電
潜像は,現像ユニット104によりトナー現像され,感
光体101表面にトナー像が形成される。トナー像の形
成に合わせて,給紙レジストローラ106により所定の
タイミングで記録紙(図示せず)が給紙され,転写チャ
ージャ107aにより,給紙された記録紙にトナー像が
転写される。転写処理後の記録紙は,分離チャージャ1
07bおよび分離爪108により感光体101から分離
され,定着ローラ109により,トナー像が記録紙に定
着される。なお,感光体101表面に付着した残留トナ
ーはクリーニングユニット110により回収され,感光
体101表面の残留電位は除電ランプ111により除電
される。
【0023】次に,図3に示すフローチャートを参照し
て,実施例1の制御動作を説明する。第1回目のトナー
カートリッジ105が交換されると(S301),CP
U207dは,コピー枚数カウント部203を参照し
て,トータルカウント数をチェックする(S302)。
続いて,CPU207dは,圧板開閉検知センサー20
4aの検知結果を参照して,1本のトナーカートリッジ
105で複写できたトータルコピー枚数(トータルカウ
ント数)と,該コピー枚数の内で圧板204を開放して
コピーした枚数とに基づいて,コピー1枚当たりのトナ
ー回収量を計算する(S303)。
て,実施例1の制御動作を説明する。第1回目のトナー
カートリッジ105が交換されると(S301),CP
U207dは,コピー枚数カウント部203を参照し
て,トータルカウント数をチェックする(S302)。
続いて,CPU207dは,圧板開閉検知センサー20
4aの検知結果を参照して,1本のトナーカートリッジ
105で複写できたトータルコピー枚数(トータルカウ
ント数)と,該コピー枚数の内で圧板204を開放して
コピーした枚数とに基づいて,コピー1枚当たりのトナ
ー回収量を計算する(S303)。
【0024】ここで,コピー1枚当たりのトナー回収量
の計算方法について説明する。先ず,一本のトナーカー
トリッジ105のトナー量を,一本のトナーカートリッ
ジ105で複写できたトータル枚数で割ることにより,
コピー1枚当たりのトナー消費量を計算する。次に,1
回のコピー動作で実際に使用される(記録紙に転写され
る)トナーの割合,すなわち,実験値や経験値より予め
決定されているトナー使用率から,1回のコピー動作で
回収されるトナーの割合,すなわち,回収率を求め,求
めた回収率と,コピー1枚当たりのトナー消費量とから
コピー1枚当たりのトナー回収量を計算する。続いて,
圧板204を開放してコピーした枚数に基づいて,計算
したトナー回収量を補正する。補正方法としては,例え
ば,圧板204を開放してコピーした枚数に応じた所定
の補正係数を,予め用意しておき,計算したトナー回収
量に該補正係数をかけることにより補正するなどの方法
が考えられる。
の計算方法について説明する。先ず,一本のトナーカー
トリッジ105のトナー量を,一本のトナーカートリッ
ジ105で複写できたトータル枚数で割ることにより,
コピー1枚当たりのトナー消費量を計算する。次に,1
回のコピー動作で実際に使用される(記録紙に転写され
る)トナーの割合,すなわち,実験値や経験値より予め
決定されているトナー使用率から,1回のコピー動作で
回収されるトナーの割合,すなわち,回収率を求め,求
めた回収率と,コピー1枚当たりのトナー消費量とから
コピー1枚当たりのトナー回収量を計算する。続いて,
圧板204を開放してコピーした枚数に基づいて,計算
したトナー回収量を補正する。補正方法としては,例え
ば,圧板204を開放してコピーした枚数に応じた所定
の補正係数を,予め用意しておき,計算したトナー回収
量に該補正係数をかけることにより補正するなどの方法
が考えられる。
【0025】コピー1枚当たりのトナー回収量を計算す
ると,CPU207dは,該計算結果に基づいて,トナ
ー満杯状態になるまでの複写可能枚数を予測し,予測し
たコピー枚数を設定する(S304)。その後,設定し
たコピー枚数に到達すると(S305),CPU207
dは,トナー満杯警告表示部205にトナー満杯警告を
表示させる(S306)。
ると,CPU207dは,該計算結果に基づいて,トナ
ー満杯状態になるまでの複写可能枚数を予測し,予測し
たコピー枚数を設定する(S304)。その後,設定し
たコピー枚数に到達すると(S305),CPU207
dは,トナー満杯警告表示部205にトナー満杯警告を
表示させる(S306)。
【0026】ここで,圧板204を開放してコピーした
枚数に応じて,コピー1枚当たりのトナー回収量を補正
する理由について説明する。記録紙幅に基づいて,感光
体上の可視像を作成する領域以外はイレーサーにて除電
させ,トナーが付着しないようにしている装置に対し
て,部品構成の簡素化のために,該イレーサーを廃止
し,原稿押さえ装置(圧板204)の白色シートによ
り,感光体上における原稿領域該当部分に可視像が作成
されないようにして余分なトナーの付着を防止している
画像形成装置においては,圧板204を開放して光学ス
キャンを行うと,原稿領域以外の領域は,感光体上に黒
ベタ状態でトナーが付着してしまい,該黒ベタ状態のト
ナーはクリーニングユニットにより除去されるため,ト
ナー回収量が増加する。したがって,トナー満杯状態を
正確に検知するために,圧板204を開放してコピーし
た枚数に応じてコピー1枚当たりのトナー回収量を補正
している。
枚数に応じて,コピー1枚当たりのトナー回収量を補正
する理由について説明する。記録紙幅に基づいて,感光
体上の可視像を作成する領域以外はイレーサーにて除電
させ,トナーが付着しないようにしている装置に対し
て,部品構成の簡素化のために,該イレーサーを廃止
し,原稿押さえ装置(圧板204)の白色シートによ
り,感光体上における原稿領域該当部分に可視像が作成
されないようにして余分なトナーの付着を防止している
画像形成装置においては,圧板204を開放して光学ス
キャンを行うと,原稿領域以外の領域は,感光体上に黒
ベタ状態でトナーが付着してしまい,該黒ベタ状態のト
ナーはクリーニングユニットにより除去されるため,ト
ナー回収量が増加する。したがって,トナー満杯状態を
正確に検知するために,圧板204を開放してコピーし
た枚数に応じてコピー1枚当たりのトナー回収量を補正
している。
【0027】前述したように,実施例1によれば,第1
回目に交換したトナーカートリッジ1本で複写できたト
ータルコピー枚数と該コピー枚数の内で圧板204を開
放してコピーした枚数とに基づいて,コピー1枚当たり
のトナー回収量を算出し,該算出結果に基づいて,トナ
ー満杯状態になるまでの複写可能枚数を予測しているた
め,換言すれば,画像形成装置で実際に使用されたトナ
ー量と,該トナー量で複写できたコピー枚数とから,ト
ナー満杯状態を判断するため,画像形成装置固有の使用
状況,すなわち,原稿画像比率を考慮し,正確にトナー
満杯状態を検知でき,該検知結果により警告を行うこと
で,トナーオーバーフローを防止することができる。ま
た,特別なセンサーを用いることなく,トナー満杯状態
を検知しているため,部品点数を低減できる。
回目に交換したトナーカートリッジ1本で複写できたト
ータルコピー枚数と該コピー枚数の内で圧板204を開
放してコピーした枚数とに基づいて,コピー1枚当たり
のトナー回収量を算出し,該算出結果に基づいて,トナ
ー満杯状態になるまでの複写可能枚数を予測しているた
め,換言すれば,画像形成装置で実際に使用されたトナ
ー量と,該トナー量で複写できたコピー枚数とから,ト
ナー満杯状態を判断するため,画像形成装置固有の使用
状況,すなわち,原稿画像比率を考慮し,正確にトナー
満杯状態を検知でき,該検知結果により警告を行うこと
で,トナーオーバーフローを防止することができる。ま
た,特別なセンサーを用いることなく,トナー満杯状態
を検知しているため,部品点数を低減できる。
【0028】また,圧板を開放してコピーした枚数を考
慮してトナー回収量を計算しているため,換言すれば,
圧板を開放してブック原稿などをコピーする場合におけ
るトナー回収量の変動を考慮してトナー回収量を計算し
ているため,正確にトナー満杯状態を検知できる。
慮してトナー回収量を計算しているため,換言すれば,
圧板を開放してブック原稿などをコピーする場合におけ
るトナー回収量の変動を考慮してトナー回収量を計算し
ているため,正確にトナー満杯状態を検知できる。
【0029】〔実施例2〕実施例2の画像形成装置は,
2回目以降のトナーカートリッジ交換時にも,交換した
トナーカートリッジ1本で複写できたトータルコピー枚
数と該コピー枚数の内で圧板204を開放してコピーし
た枚数とに基づいて,コピー1枚当たりのトナー回収量
を算出することにより,より正確に,トナー満杯状態に
なるまでの複写可能枚数を予測するものである。なお,
実施例2の構成および一般動作は,実施例1と同様に付
き,異なる部分のみ詳細に説明する。
2回目以降のトナーカートリッジ交換時にも,交換した
トナーカートリッジ1本で複写できたトータルコピー枚
数と該コピー枚数の内で圧板204を開放してコピーし
た枚数とに基づいて,コピー1枚当たりのトナー回収量
を算出することにより,より正確に,トナー満杯状態に
なるまでの複写可能枚数を予測するものである。なお,
実施例2の構成および一般動作は,実施例1と同様に付
き,異なる部分のみ詳細に説明する。
【0030】次に,図4に示したフローチャートを参照
して,実施例2の制御動作を説明する。トナーカートリ
ッジ105が交換されると(S401),CPU207
dは,コピー枚数カウント部203を参照して,トータ
ルカウント数をチェックする(S402)。続いて,C
PU207dは,1本のトナーカートリッジ105で複
写できたトータルコピー枚数(トータルカウント数)
と,該コピー枚数の内で圧板204を開放してコピーし
た枚数とに基づいて,コピー1枚当たりのトナー回収量
を計算し,RAM207cに記憶する(S403)。こ
こで,CPU207dは,交換されたトナーカートリッ
ジ105が1本目か否かを判断する(S404)。交換
されたトナーカートリッジ105が1本目でないと判断
した場合,CPU207dは,今まで計算してRAM2
07cに記憶しておいた,コピー1枚当たりのトナー回
収量を平均化する(S405)。コピー1枚当たりのト
ナー回収量を平均化すると,CPU207dは,該計算
結果に基づいて,トナー満杯状態になるまでの複写可能
枚数を予測し,予測したコピー枚数を設定する(S40
6)。その後,設定したコピー枚数に到達すると(S4
07),CPU207dは,トナー満杯警告表示部20
5にトナー満杯警告を表示させる(S408)。なお,
ステップS407において,設定コピー枚数に到達して
いない場合には,ステップS401に戻り,ステップS
401において,トナーカートリッジ105が交換され
ない場合には,ステップS407に進む。
して,実施例2の制御動作を説明する。トナーカートリ
ッジ105が交換されると(S401),CPU207
dは,コピー枚数カウント部203を参照して,トータ
ルカウント数をチェックする(S402)。続いて,C
PU207dは,1本のトナーカートリッジ105で複
写できたトータルコピー枚数(トータルカウント数)
と,該コピー枚数の内で圧板204を開放してコピーし
た枚数とに基づいて,コピー1枚当たりのトナー回収量
を計算し,RAM207cに記憶する(S403)。こ
こで,CPU207dは,交換されたトナーカートリッ
ジ105が1本目か否かを判断する(S404)。交換
されたトナーカートリッジ105が1本目でないと判断
した場合,CPU207dは,今まで計算してRAM2
07cに記憶しておいた,コピー1枚当たりのトナー回
収量を平均化する(S405)。コピー1枚当たりのト
ナー回収量を平均化すると,CPU207dは,該計算
結果に基づいて,トナー満杯状態になるまでの複写可能
枚数を予測し,予測したコピー枚数を設定する(S40
6)。その後,設定したコピー枚数に到達すると(S4
07),CPU207dは,トナー満杯警告表示部20
5にトナー満杯警告を表示させる(S408)。なお,
ステップS407において,設定コピー枚数に到達して
いない場合には,ステップS401に戻り,ステップS
401において,トナーカートリッジ105が交換され
ない場合には,ステップS407に進む。
【0031】前述したように,実施例2によれば,2回
目以降のトナーカートリッジ交換時にも,交換したトナ
ーカートリッジ1本で複写できたトータルコピー枚数
と,該コピー枚数の内で圧板を開放してコピーした枚数
とに基づいて,コピー1枚当たりのトナー回収量を算出
しているため,換言すれば,コピー1枚当たりのトナー
回収量を,随時,補正しているため,経時において使用
状況が変化しても,より正確に,トナー満杯状態になる
までの複写可能枚数を予測でき,実施例1と同様に,ト
ナー満杯状態の警告を行うことで,確実に,トナーオー
バーフローを防止することができる。また,特別なセン
サーを用いることなく,トナー満杯状態を検知している
ため,部品点数を低減できる。
目以降のトナーカートリッジ交換時にも,交換したトナ
ーカートリッジ1本で複写できたトータルコピー枚数
と,該コピー枚数の内で圧板を開放してコピーした枚数
とに基づいて,コピー1枚当たりのトナー回収量を算出
しているため,換言すれば,コピー1枚当たりのトナー
回収量を,随時,補正しているため,経時において使用
状況が変化しても,より正確に,トナー満杯状態になる
までの複写可能枚数を予測でき,実施例1と同様に,ト
ナー満杯状態の警告を行うことで,確実に,トナーオー
バーフローを防止することができる。また,特別なセン
サーを用いることなく,トナー満杯状態を検知している
ため,部品点数を低減できる。
【0032】〔実施例3〕実施例3は,実施例2におい
て,コピー1枚当たりのトナー回収量を計算した際に,
計算結果が,実験予測計算上で設定されている異常判断
値を越えた場合に,コピー動作を禁止するように制御す
るものである。
て,コピー1枚当たりのトナー回収量を計算した際に,
計算結果が,実験予測計算上で設定されている異常判断
値を越えた場合に,コピー動作を禁止するように制御す
るものである。
【0033】次に,図5に示したフローチャートを参照
して,実施例3の制御動作を説明する。なお,図5にお
いて,図4と同一のステップ番号は,実施例2と同様の
動作に付き,説明を省略し,異なるステップ番号の動作
についてのみ説明する。ステップS403において,コ
ピー1枚当たりのトナー回収量を計算し,RAM207
cに記憶すると,CPU207dは,計算した値が,実
験予測計算上設定されている異常判断値より小さいか否
かを判断する(S501)。異常判断値より小さいと判
断した場合には,ステップS404に進み,以降,実施
例2と同様に制御する。
して,実施例3の制御動作を説明する。なお,図5にお
いて,図4と同一のステップ番号は,実施例2と同様の
動作に付き,説明を省略し,異なるステップ番号の動作
についてのみ説明する。ステップS403において,コ
ピー1枚当たりのトナー回収量を計算し,RAM207
cに記憶すると,CPU207dは,計算した値が,実
験予測計算上設定されている異常判断値より小さいか否
かを判断する(S501)。異常判断値より小さいと判
断した場合には,ステップS404に進み,以降,実施
例2と同様に制御する。
【0034】一方,ステップS501において,コピー
1枚当たりのトナー回収量を計算した値が,異常判断値
以上であると判断した場合には,CPU207dはコピ
ー動作を禁止する(S502)。これは,トナーの回収
量が異常である場合(回収量が多過ぎると判断した場
合)に,トナーがクリーニングユニット110から画像
形成装置の各部に洩れ出していることが考えられるため
であり,そのまま画像形成動作を続けると,トナー飛
散,トナー落ちによる汚れ,異常音,装置各部の破損等
が発生する恐れがある。
1枚当たりのトナー回収量を計算した値が,異常判断値
以上であると判断した場合には,CPU207dはコピ
ー動作を禁止する(S502)。これは,トナーの回収
量が異常である場合(回収量が多過ぎると判断した場
合)に,トナーがクリーニングユニット110から画像
形成装置の各部に洩れ出していることが考えられるため
であり,そのまま画像形成動作を続けると,トナー飛
散,トナー落ちによる汚れ,異常音,装置各部の破損等
が発生する恐れがある。
【0035】前述したように,実施例3によれば,コピ
ー1枚当たりのトナー回収量を計算した際に,計算結果
が,実験予測計算上で設定されている異常判断値を越え
た場合に,コピー動作を禁止するように制御するため,
画像形成装置の異常によるオペレータへの不具合,すな
わち,トナー飛散,トナー落ちによる汚れ,異常音,装
置各部の破損を防止することができる。
ー1枚当たりのトナー回収量を計算した際に,計算結果
が,実験予測計算上で設定されている異常判断値を越え
た場合に,コピー動作を禁止するように制御するため,
画像形成装置の異常によるオペレータへの不具合,すな
わち,トナー飛散,トナー落ちによる汚れ,異常音,装
置各部の破損を防止することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように,本発明の画像形成
装置(請求項1)は,現像装置内におけるトナーカート
リッジの第1回目の交換を行った際に,交換されたトナ
ーカートリッジ1本分のトナーで複写することができた
複写枚数および該複写枚数の内で圧板を開放して複写し
た枚数に基づいて,トナー回収容器に回収されるコピー
1枚当たりのトナー回収量を算出し,該算出結果に基づ
いて,トナー回収容器が満杯になる画像形成動作の回数
を予測し,画像形成動作の計数値が予測値と等しくなっ
た場合に,使用者に警告を発するため,コストアップを
招来することなく,トナーオーバーフローを確実に防止
することができる。
装置(請求項1)は,現像装置内におけるトナーカート
リッジの第1回目の交換を行った際に,交換されたトナ
ーカートリッジ1本分のトナーで複写することができた
複写枚数および該複写枚数の内で圧板を開放して複写し
た枚数に基づいて,トナー回収容器に回収されるコピー
1枚当たりのトナー回収量を算出し,該算出結果に基づ
いて,トナー回収容器が満杯になる画像形成動作の回数
を予測し,画像形成動作の計数値が予測値と等しくなっ
た場合に,使用者に警告を発するため,コストアップを
招来することなく,トナーオーバーフローを確実に防止
することができる。
【0037】また,本発明の画像形成装置(請求項2)
は,現像装置内におけるトナーカートリッジの交換毎
に,交換されたトナーカートリッジ1本分のトナーで複
写することができた複写枚数および該複写枚数の内で圧
板を開放して複写した枚数に基づいて,トナー回収容器
に回収される,コピー1枚当たりのトナー回収量を算出
し,算出した値を交換毎に平均化し,該平均化した算出
結果に基づいて,トナー回収容器が満杯になる画像形成
動作の回数を予測し,画像形成動作の計数値が予測値と
等しくなった場合に,使用者に警告を発するため,コス
トアップを招来することなく,トナーオーバーフローを
確実に防止することができる。
は,現像装置内におけるトナーカートリッジの交換毎
に,交換されたトナーカートリッジ1本分のトナーで複
写することができた複写枚数および該複写枚数の内で圧
板を開放して複写した枚数に基づいて,トナー回収容器
に回収される,コピー1枚当たりのトナー回収量を算出
し,算出した値を交換毎に平均化し,該平均化した算出
結果に基づいて,トナー回収容器が満杯になる画像形成
動作の回数を予測し,画像形成動作の計数値が予測値と
等しくなった場合に,使用者に警告を発するため,コス
トアップを招来することなく,トナーオーバーフローを
確実に防止することができる。
【0038】また,本発明の画像形成装置(請求項3)
は,算出したトナーの回収量が,予め実験予測計算上設
定されている異常判断値を越えた場合に画像形成動作を
禁止するため,トナー飛散,トナー落ちによる汚れ,異
常音,装置各部の破損を防止することができる。
は,算出したトナーの回収量が,予め実験予測計算上設
定されている異常判断値を越えた場合に画像形成動作を
禁止するため,トナー飛散,トナー落ちによる汚れ,異
常音,装置各部の破損を防止することができる。
【図1】実施例1に係る画像形成装置の作像系の概略構
成を示す説明図である。
成を示す説明図である。
【図2】実施例1に係る画像形成装置の制御系の概略構
成を示す説明図である。
成を示す説明図である。
【図3】実施例1に係る制御動作を示すフローチャート
である。
である。
【図4】実施例2に係る制御動作を示すフローチャート
である。
である。
【図5】実施例3に係る制御動作を示すフローチャート
である。
である。
104 現像ユニット 105 トナー
カートリッジ 110 クリーニングユニット 203 コピー
枚数カウント部 204 圧板 204a 圧板開
閉検知センサー 205 トナー満杯警告表示部 207 制御部 207d CPU
カートリッジ 110 クリーニングユニット 203 コピー
枚数カウント部 204 圧板 204a 圧板開
閉検知センサー 205 トナー満杯警告表示部 207 制御部 207d CPU
Claims (3)
- 【請求項1】 トナーカートリッジを有し,感光体の静
電潜像をトナー現像する現像装置と,感光体から残留ト
ナーを回収するトナー回収容器と,原稿載置ガラスに原
稿を押さえつけるための圧板とを有する電子写真方式の
画像形成装置において,画像形成動作の回数を計数する
計数手段と,前記圧板の開閉状態を検知する開閉検知手
段と,第1回目のトナーカートリッジの交換時に,前記
計数手段で計数した画像形成動作の回数および前記開閉
検知手段の検知結果に基づいて,1回当たりの画像形成
動作で前記トナー回収容器に回収されたトナーの回収量
を算出するトナー回収量算出手段と,前記トナー回収量
算出手段の算出結果に基づいて,前記トナー回収容器が
満杯になる画像形成動作の回数を予測する予測手段と,
装置の使用者にトナー満杯の警告を発する警告手段と,
前記計数手段で計数した画像形成動作の回数と前記予測
手段で予測した画像形成動作の回数が等しくなった場合
に,前記警告手段を制御してトナー満杯の警告を行う制
御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記トナー回収量算出手段は,2回目以
降のトナーカートリッジの交換時に,前記計数手段で計
数した画像形成動作の回数および前記開閉検知手段の検
知結果に基づいて,交換されたトナーカートリッジの1
回当たりの画像形成動作で前記トナー回収容器に回収さ
れたトナーの回収量を算出し,前記予測手段は,交換さ
れた各トナーカートリッジの1回当たりのトナーの回収
量を記憶し,トナーカートリッジの交換があった場合
に,記憶してある各トナーカートリッジの1回当たりの
トナーの回収量およびあらたに前記トナー回収量算出手
段で算出されたトナーの回収量から1回当たりのトナー
の回収量の平均値を求め,求めた平均値を用いて,前記
トナー回収容器が満杯になる画像形成動作の回数を予測
することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は,前記トナー回収量算出
手段で算出したトナーの回収量が,予め実験予測計算に
基づいて設定した異常判断値を越えた場合に画像形成動
作を禁止することを特徴とする請求項1または2記載の
画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27229394A JP3366138B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27229394A JP3366138B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08137335A JPH08137335A (ja) | 1996-05-31 |
JP3366138B2 true JP3366138B2 (ja) | 2003-01-14 |
Family
ID=17511849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27229394A Expired - Fee Related JP3366138B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3366138B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4758216B2 (ja) * | 2005-12-12 | 2011-08-24 | 株式会社リコー | 現像剤搬送機構および画像形成装置 |
JP4956990B2 (ja) * | 2005-12-22 | 2012-06-20 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像形成装置 |
-
1994
- 1994-11-07 JP JP27229394A patent/JP3366138B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08137335A (ja) | 1996-05-31 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |