JP2005115089A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エラー発生状態でも動作設定値の変更設定を可能にする画像形成装置を提供する。
【解決手段】エラー発生時に当該エラー発生をユーザに通知する画像形成装置において、所定の動作設定入力が行われる操作部(48)と、エラー発生要因を検出するエラー検出手段(82)と、操作部の入力モードを制御し、操作部からの動作設定入力に応答して対応する動作設定値を設定する制御部(12)とを有する。そして、制御部は、第1の操作に応答して、操作部を動作設定値を設定する第1の設定入力モードに制御し、エラー検出手段がエラー発生要因を検出しているにもかかわらず、操作部から入力される第1の動作設定値の設定を有効にする。第1の設定入力モードでは、エラー発生要因が検出されているにもかかわらず、操作部から入力される動作設定値の設定が有効にされるので、例えば、工場出荷時や部品ユニット交換後においてエラー発生状態でも設定値の変更が可能になる。
【選択図】図4

Description

本発明は、プリンタや複写機などの画像形成装置に関し、特に、エラー発生要因が存在中でも設定値の変更を可能にすることができるモードを有する画像形成装置に関する。
電子写真技術を利用したページプリンタや複写機などの画像形成装置は、通常動作において操作パネルから印刷形態や用紙に関する設定値を変更設定可能にされている。オペレータは、操作パネルから所望の設定値に変更設定して所望の印刷を実行する。また、操作パネルは、通常動作モードとは区別されたメンテナンス用の設定値の変更設定を行う入力モードを有する。例えば、保守点検時に保守管理者が種々の動作設定値の変更を行うメンテナンスモードや、変更されても動作上特に重大な支障のない動作設定値の変更をユーザに許可するユーザサポートモードなどである。
どの動作設定値の変更をどの入力モードで行うかは、メーカ及び機種毎に異なるが、一般的に共通していることは、印刷装置内に何らかのエラーが発生している場合は、エラー発生が報告され、上記の入力モードでの設定値の変更を行うことができなくなることである。プリンタや複写機では、なんらかのエラーが発生するとその動作が強制的に停止され、オペレータがエラーに起因する要因を解除しないかぎり、停止された動作は再開されない。それと同様に、上記のメンテナンスモードやユーザサポートモードにおいても、なんらかのエラーが発生すると、それらの入力モードでの設定値の変更ができなくなる。
エラー発生時において入力モードでの操作を禁止する理由は、次の通り種々考えられる。例えば、印刷動作を伴うような操作入力の場合は、エラーが発生している限りその印刷動作を実行することはできない。または、印刷エンジン内でメカニカルなエラーが発生している場合は、それらのメカニカルな部品の微調整の設定操作などもそもそも不可能になる。このようにエラーが発生していると種々の不都合が発生する可能性があり、エラー発生時には操作パネルからの入力操作自体を不可状態にすることが行われる。
エラーが発生すると、操作パネル上にエラー解除のためのマニュアルを表示し、ユーザや保守作業員によるエラー解除の作業がスムーズに行われるように支援することが提案されている(例えば、以下の特許文献1,2)。しかし、この場合でも、操作パネルからの操作入力により設定値の変更を許可するものではない。
特開2001-113792号公報(2001年4月24日公開) 特開2002-342062号公報(2002年11月29日公開)
電子写真技術を利用した画像形成装置では、感光体ドラムに形成した潜像がトナーを有する現像ユニットにより現像され、転写ユニットを介して印刷媒体である用紙にトナー画像が転写され、定着ユニットにより転写されたトナー画像が用紙上に定着される。したがって、画像を形成するたびに一定のトナーを消費すると共に、転写ユニットや定着ユニットなどのエンジン内の部品ユニットが劣化する。
また、近年の環境問題の観点から、トナーの消費量を抑制するトナーセーブモードの設定が可能な画像形成装置が提案されている。トナーセーブモードの選択を有効化又は無効化する設定は、通常工場出荷時に行われ、トナーセーブモード可能な画像形成装置として市場に流通される。
しかしながら、工場出荷時においてこのトナーセーブモードを有効化する設定変更をメンテナンスモードにおいて行わせようとすると、工場出荷時では現像ユニットに装着されるトナーカートリッジや、印刷媒体などの消耗品が装着されておらず、自動的に消耗品未装着エラーが発生し、メンテナンスモードでの設定変更が不可能になるという不都合がある。
また、印刷エンジンの寿命を長くするために、印刷エンジン内の転写ユニットや定着ユニットなどエンジンの寿命短縮要因となりやすい部品ユニットの交換を可能にすることが考えられる。このような部品の交換は、エンジン内の部品ユニット毎の使用回数に関するカウンタ値を不揮発性メモリに記録しておき、そのカウンタ値がオーバーフローした時に行われる。その場合、カウンタ値のオーバーフローに起因する部品交換エラーの報告が行われ、それに対応して部品ユニットを交換する。
しかしながら、部品ユニットを交換した後に、メンテナンスモードにてカウント値をクリアする必要があるが、カウント値オーバーフローによりエラー報告がされている間は、メンテナンスモードによる設定値変更が不可能になるという不都合がある。
そこで、本発明は、エラー要因が存在していても動作設定値を変更可能にするメンテナンスモードを有する画像形成装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の側面では、エラー発生時に当該エラー発生をユーザに通知する画像形成装置において、
所定の動作設定入力が行われる操作部と、
エラー発生要因を検出するエラー検出手段と、
前記操作部の入力モードを制御し、当該操作部からの動作設定入力に応答して対応する動作設定値を設定する制御部とを有し、
前記制御部は、第1の操作に応答して、前記操作部を前記動作設定値を設定する第1の設定入力モードに制御し、前記エラー検出手段がエラー発生要因を検出しているにもかかわらず、前記操作部から入力される第1の動作設定値の設定を有効にすることを特徴とする。
上記の発明の側面によれば、第1の設定入力モードでは、エラー発生要因が検出されているにもかかわらず、操作部から入力される動作設定値の設定が有効にされるので、例えば、限定はされないが、工場出荷時や部品ユニット交換後においてエラー発生状態でも設定値の変更が可能になる。
上記の発明の側面において、好ましい実施例では、前記制御部は、前記第1の操作と異なる第2の操作に応答して、前記操作部を前記動作設定値を設定する第2の設定入力モードに制御し、前記エラー検出手段がエラー発生要因を検出している時は、前記操作部から入力される第2の動作設定値の設定を無効にすることを特徴とすることを特徴とする。
上記の発明の側面において、別の好ましい実施例では、更に、印刷データに基づいて現像剤による画像を印刷媒体に形成する印刷エンジンを有し、前記第1の動作設定値は、前記現像剤の消費量を抑制する現像剤セーブモードを有効にする設定値であることを特徴とする。
上記の発明の側面において、更に別の好ましい実施例では、更に、複数の部品ユニットから構成され、印刷データに基づいて画像を印刷媒体に形成する印刷エンジンを有し、
前記複数の部品ユニットのうち少なくとも一部の部品ユニットが交換可能に構成され、当該交換可能の部品ユニットに対応して部品ユニットの動作回数情報を保持する動作回数情報保持手段を有し、
前記エラー検出手段は、前記動作回数情報が交換すべき値に達すると部品ユニットのエラーを検出し、
前記第1の動作設定値は、前記動作回数情報保持手段の初期値であることを特徴とする。
以下、図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。但し、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
図1は、本実施の形態における画像形成装置の一例であるページプリンタの構成図である。プリンタ10は、ホストから供給される印刷データを画像処理するメインコントローラと印刷エンジン14を制御するエンジンコントローラとが搭載される制御ユニット12を有する。また、プリンタ10は、潜像を担持する像担持体である感光体ドラム20の回転方向に沿って、感光体ドラムを所定電位に帯電する帯電ユニット30と、感光体ドラムにレーザ光を描画する露光ユニット22と、CMYKの現像剤であるトナーのカートリッジを回転可能に保持する現像ユニット50と、一次転写ユニット40と、中間転写媒体42と、クリーニングブレード26を有するクリーニングユニット24とを有する。
更に、プリンタ10は、印刷媒体である用紙を供給する給紙トレイ32と、給紙ローラ34,36と、中間転写媒体のトナー画像を印刷媒体に転写する二次転写ユニット44と、転写されたトナー画像を印刷媒体に定着させる定着ユニット46とを有する。また、給紙路において詰まった給紙を取り除いたり、部品ユニットの取り替えなどのために設けられ、矢印方向に開閉可能なオープンカバー28と、各種の動作設定を行ったりエラー表示を行う操作パネル48が設けられている。この操作パネルは、例えば、液晶表示ユニット内に表示される。オープンカバー28が開かれると、印刷エンジン14への通電が遮断され、オペレータが不測の感電をしないようにされる。
上記のプリンタにおける画像形成動作について簡単に説明すると、ホストから印刷データが供給されると制御基板12のメインコントローラにより画像処理が行われ、エンジンコントローラによる印刷制御が開始される。帯電ユニット30により感光体ドラム20が所定の電圧に帯電され、印刷データに対応して露光ユニット22がレーザ光を感光体ドラムに照射し、潜像を形成する。その潜像に、現像ユニット50が保持するトナーカートリッジ51〜54の1つから対応するトナーが供給され、トナー画像に現像される。このトナー画像は、一次転写ユニット40により中間転写媒体42に転写される。上記の動作が4色の印刷データに対して繰り返され、カラー画像が中間転写媒体42に転写される。この状態で、中間転写媒体42のカラー画像が二次転写ユニット44により給紙トレー32から供給された用紙に転写され、定着ユニット46により用紙に定着される。
印刷エンジン14内の転写ユニット40,44、定着ユニット46、それ以外には中間転写媒体42、給紙ローラ34,36、現像ユニット50などの部品は、印刷回数が大きくなるにしたがい消耗し劣化し、それに伴って画質の低下を招くことになり、印刷エンジンの寿命の原因になる。したがって、本実施の形態では、これらの印刷エンジン内の所定の部品ユニットは交換可能に構成され、それら部品ユニットの使用回数を管理し記憶し、所定回数の使用カウント値を越えると部品交換エラーが検出され、部品交換の必要性が操作パネル48に表示される。
図2は、本実施の形態におけるプリンタのメインコントローラ及びエンジンコントローラの構成を示す図である。メインコントローラ12Aは、ホストから印刷ジョブデータを受信するインターフェース62と、印刷ジョブに含まれる画像データを格納する画像メモリ64と、CPU60と、メモリユニット66とを有する。メモリユニット66には、CPU60の演算処理に一時的に利用されるRAM70と、画像処理やその他の制御プログラムが格納されるROM72と、動作設定値が格納される不揮発性メモリ68とが含まれる。また、操作パネルを48を駆動する操作パネル駆動部47が設けられ、CPUは、制御プログラム72を実行して、動作モードに応じて液晶表示パネルからなる操作パネル48の表示形態を制御し、操作パネル48からの操作入力に応答して、対応する設定値を不揮発性メモリ68又はRAM70の所定領域に記録する。操作パネルの入力モードには、後述するとおり、通常の印刷モードと、保守点検時に保守管理者が種々の動作設定値の変更を行うメンテナンスモードや、動作上変更されても特に重大な支障のない動作設定値の変更をユーザに許可するユーザサポートモードなどがある。更に、メインコントローラ12AのCPUは、画像処理プログラムを実行して、供給された印刷ジョブデータに含まれる画像データに対して二値化処理などの所定の画像処理を実行し、エンジンコントローラ12Bに露光ユニット駆動用の印刷データなどを供給する。
エンジンコントローラ12Bは、印刷エンジン内の各部品の駆動制御を行し、動作設定値が格納される不揮発性メモリ84と、RAM86と、プログラムROM88を有するメモリユニット82と、CPU80と、印刷エンジン内の各部品ユニットの駆動部である、帯電ユニット駆動部30C、露光ユニット駆動部22C、現像ユニット駆動部50C、転写ユニット駆動部40C、定着ユニット駆動部46C、給紙ローラ駆動部34C、クリーニングユニット駆動部24Cなどを有する。また、印刷エンジンに設けられた各種センサ群82は、エラー発生要因を検出するエラー検出手段であり、検出したエラー発生要因データがCPU80に通知される。それに伴い、CPU60により操作パネル48にエラー発生が通知される。また、エンジンコントローラ12Bによる印刷エンジンの制御は、前述した印刷エンジンでの画像形成動作を実現するように行われる。
エンジンコントローラ12B内の不揮発性メモリには、印刷エンジン内の交換可能な部品ユニットの動作回数のカウント値(動作回数情報)を格納する領域(動作回数情報保持手段)が設けられ、印刷されるたびにそのカウント値がインクリメントされる。そして、各交換可能な部品ユニットのカウント値が所定のカウントをオーバーフローすると、それが検出され、液晶表示パネルからなる操作パネル48に部品交換エラーとして表示される。
また、別のエラー発生要因としては、トナーカートリッジなどの消耗品が装着されていない場合、センサ82により検出され、消耗品未装着エラーとして表示ユニット48に表示される。指定した用紙が用紙トレー内にない場合は、用紙エラーとして表示ユニット48に表示される。それ以外にも、オープンカバー28が開いた状態になると、オープンカバーエラーとして、用紙が給紙路内で詰まったときはジャムエラーとして、それぞれセンサ82により検出され操作パネル48に表示されたり、個別に設けられたLEDランプなどに点滅通知される。
上記の部品交換エラーが表示されると、保守管理者は、対象の部品ユニットを新品に交換し、更に、動作回数のカウント値を初期値にリセットする必要がある。そのために、前述のメンテナンスモードにおいて、交換した部品ユニットの動作回数カウント値を初期値にクリアすることが可能になっている。
本実施の形態のプリンタは、現像剤であるトナー消費量を抑制するトナーセーブモードの設定を有効化することができる。トナーセーブモードは、同じ画像を形成する場合、通常の画像形成モードよりもドットを間引くなどの画像処理を施して、現像時のトナー消費量を抑制する画像形成モードである。画質の低下を招くので、ユーザによりトナーセーブモードでの印刷か通常モードでの印刷かを選択可能にする必要がある。そこで、工場出荷時の段階で、トナーセーブモードの設定を有効にする設定操作が、前述のメンテナンスモードで行うことができるようにされている。これが有効に設定されると、ユーザは通常モードかトナーセーブモードかを印刷ジョブ毎に任意に設定することができ、これが無効に設定されると、ユーザは通常モードでの画像形成しか選択できなくなる。
図3は、表示ユニット48の操作手段の入力モードの例を示す図である。図3には一例として、通常の画像形成動作時のモード90と、前述のユーザーサポートモード92と、メンテナンスモード94とが示されている。通常動作モード90は、特別の操作を伴わずに電源をオンした場合に制御される入力モードであり、印刷枚数、用紙サイズ、両面印刷、片面印刷、白黒反転印刷、ソートの有無などを設定可能な入力操作画面が操作パネル48に表示される。これらの操作メニューは、図3には示されていない。
ユーザーサポートモード92は、操作パネルのテンキーの所定の組合せを押すなどの特別の操作を伴って電源をオンした場合に制御される入力モードであり、ユーザが動作設定値を設定可能な入力操作画面が表示ユニット48に表示される。このユーザーサポートモードで許可される設定値の変更は、例えば動作設定値を初期値に戻すなど、印刷動作に重大な影響を与えない範囲の動作設定値の変更に限られる。
そして、メンテナンスモード94は、ユーザに許可されていない保守管理者や工場出荷作業員などにのみ許可されている入力モードであり、操作パネルのテンキーの所定の組合せを押したり、オープンカバー28を開くなどの特別の操作を伴って電源をオンした場合に制御される。このメンテナンスモード94で許可される動作設定値の変更操作や動作実行操作には、例えば、次のものが含まれる。すなわち、前述した部品の動作回数情報のカウンタなどの各種カウンタ類のリセット操作96、画像形成状況をチェックするためのテスト印刷操作98、一次、二次転写ユニットによる転写タイミングを微調整して設定するための転写タイミング調整操作100、エラー発生時に記録されてきたエラー履歴をクリアするエラー履歴クリア操作102、動作環境、特に湿度に応じてカートリッジ内のトナーの状態が変化するので高湿度か通常湿度かを設定する湿度操作104、現像画像を記録媒体に転写する位置の調整操作106、トナーセーブモードの選択を有効、無効にするトナーセーブモード設定操作108などの入力操作画面を有する。
図4は、本実施の形態における動作設定値変更のための入力モードの制御フローチャート図である。本実施の形態のプリンタは、操作パネル48内に表示される入力操作部から動作設定入力が可能である。そして、電源投入時の操作によって異なる入力モードに制御され、それぞれの入力モードの入力メニューを介してこの動作設定の入力が行われる。その入力モードの制御は、メインコントローラ12Aにより行われる。したがって、図4の制御は、プログラムROM72内のプログラムをCPU60が実行することにより実現される。
図4に示されるとおり、電源投入が行われる時に(S10)、テンキーの所定の組合せが押されたなどの特殊操作で電源が投入されると(S12)、通常動作モードとは異なるモード、例えば、図3で示したユーザーサポートモードやメンテナンスモードに制御される。また、特殊操作にも、ユーザに開放されているユーザーサポートモードに対応するキーの組合せと、メンテナンスモードに対応するキーの組合せとは異なるので、そのいずれかが判定される(S14)。特殊操作なく電源が投入されると、通常動作モードに制御される(工程S12のNO)。また、ユーザーサポートモードに対応するキーの組合せが押されながら電源が投入されるとユーザーサポートモードに制御される(工程S14のNO)。通常動作モード、ユーザーサポートモードのいずれにおいても、プリンタ内にエラー発生要因が検出されるとエラー検出手段により検出され(S28)、表示ユニット48に表示される(S30)。エラー発生が報告されると、動作設定入力が無効になり、エラーの発生要因を解消しなければ、設定入力を有効化することができない。
メンテナンスモードが検出された場合(工程S14のYES)、特殊操作Xでのメンテナンスモードか否かの判断が行われる(S16)。この特殊操作Xとは、例えば、一般的なメンテナンスモードに対応するテンキーの組合せ以外の組合せの操作や、オープンカバー28を開く操作や、その他、何らかの操作部からの操作またはハードウエア操作などである。本実施の形態では、この特殊操作Xを行うと、エラー非通知モードでメンテナンスモードに制御され、特殊操作Xを行わないと、エラー通知モードでメンテナンスモードに制御される。
特殊操作Xでのメンテナンスモードに制御されると(工程S16のYES)、エラー非通知モードでシステムを起動する(S18)。その場合、トナーカートリッジなどの消耗品が未装着で消耗品未装着エラーが発生していても、印刷エンジンの交換部品ユニットの動作回数カウンタがオーバーフロー状態のエラーが発生していても(S20)、それらのエラー発生要因が無視され、エラー発生が操作パネルに表示されない(S22)。そして、このようなエラー発生要因を検出しているにもかかわらず、操作メニューによる動作設定値の設定が有効にされる。この有効化される動作設定値は、例えば、トナーセーブモードの選択を有効化するトナーセーブモード設定値や、交換部品ユニットの動作回数情報保持手段である不揮発性メモリ84の初期値への設定が含まれる。交換部品ユニットには、前述の印刷エンジン内の部品ユニットの一部または全部である。
このようにエラー非通知モードでのメンテナンスモードでは、エラーが発生しているにもかかわらず、操作部からの動作設定値の設定が有効にされるので、操作パネル48から設定変更入力があると(S24)、設定後に自動的に電源再投入が行われてリブートされ、変更した設定値への設定が有効化される。
このようなエラー非通知モードでのメンテナンスモードを利用することにより、工場出荷時においてトナーセーブモードへの選択を有効にする設定を行うことが可能になる。つまり、工場出荷時において、トナーカートリッジなどの消耗品が未装着であっても、それに伴う消耗品未装着エラーは無視され、報告されず、したがって、メンテナンスモードメニューからのトナーセーブモードへの設定を有効にすることができる。この設定により、メインコントローラ12A内の不揮発性メモリ68内の所定の領域に、トナーセーブモードへの選択を有効にするフラグが設定される。
また、エラー非通知モードでのメンテナンスモードを利用することにより、印刷エンジンの転写ユニット40,44や定着ユニット46などの部品ユニットを交換した後に、それら交換部品ユニットに対応して設けられた動作回数情報保持手段を初期値に設定することも可能になる。つまり、動作回数がオーバーフローして部品交換エラーが発生していても、そのエラーは無視され、報告されず、したがって、メンテナンスモードメニューからのカウント値リセットの設定操作を有効にすることができる。
上記の2つの動作設定値の設定は、いずれも不揮発性メモリの設定値の変更であり、何らかのエラーが検出されていてもその設定値の変更を認めても支障はない。それに対して、メンテナンスモードのメニューには、エラーが検出されている状態では操作入力を禁止しなければならないものが含まれる。例えば、テスト印刷98などである。したがって、本実施の形態では、特殊操作Xが伴わないメンテナンスモードでは(工程S16のNO)、エラーが検出されると(S32)そのエラー発生が操作パネル48に報告され、操作パネルからの設定値の変更操作が無効化される。エラーが検出されない場合のみ(工程S32のNO)、操作パネルから設定値の変更があると自動的に電源再投入が行われる(S38)。
このように、メンテナンスモードでもエラー発生時にはその設定操作を無効にして不測の動作が実行されないようにすると共に、エラーの発生が前提になる動作設定値の変更操作のために、エラー発生を無視するエラー非通知モードでのメンテナンスモードを導入することで、工場出荷時での動作設定値の設定や、エラー発生後の動作設定値の変更設定を可能にすることができる。
本実施の形態における画像形成装置の一例であるページプリンタの構成図である。 本実施の形態におけるプリンタのメインコントローラ及びエンジンコントローラの構成を示す図である。 表示ユニット48の操作手段の入力モードの例を示す図である。 本実施の形態における動作設定値変更のための入力モードの制御フローチャート図である。
符号の説明
10:プリンタ、画像形成装置、12:制御部、コントローラ、
14:印刷エンジン、20:像担持体、感光体ドラム、
22:露光ユニット、30:帯電ユニット、34,36:給紙ローラ、
40,44:転写ユニット、46:定着ユニット、48:操作パネル、操作部、
84:センサ群、エラー検出手段

Claims (6)

  1. エラー発生時に当該エラー発生をユーザに通知する画像形成装置において、
    所定の動作設定入力が行われる操作部と、
    エラー発生要因を検出するエラー検出手段と、
    前記操作部の入力モードを制御し、当該操作部からの動作設定入力に応答して対応する動作設定値を設定する制御部とを有し、
    前記制御部は、
    第1の操作に応答して、前記操作部を前記動作設定値を設定する第1の設定入力モードに制御し、前記エラー検出手段がエラー発生要因を検出しているにもかかわらず、前記操作部から入力される第1の動作設定値の設定を有効にすることを特徴とすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1において、
    前記制御部は、前記第1の操作と異なる第2の操作に応答して、前記操作部を前記動作設定値を設定する第2の設定入力モードに制御し、前記エラー検出手段がエラー発生要因を検出している時は、前記操作部から入力される第2の動作設定値の設定を無効にすることを特徴とすることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1において、
    更に、印刷データに基づいて現像剤による画像を印刷媒体に形成する印刷エンジンを有し、
    前記第1の動作設定値は、前記現像剤の消費量を抑制する現像剤セーブモードを有効にする設定値であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1において、
    更に、複数の部品ユニットから構成され、印刷データに基づいて画像を印刷媒体に形成する印刷エンジンを有し、
    前記複数の部品ユニットのうち少なくとも一部の部品ユニットが交換可能に構成され、当該交換可能の部品ユニットに対応して部品ユニットの動作回数情報を保持する動作回数情報保持手段を有し、
    前記エラー検出手段は、前記動作回数情報が交換すべき値に達すると部品ユニットのエラーを検出し、
    前記第1の動作設定値は、前記動作回数情報保持手段の初期値であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4において、
    前記印刷エンジンは、潜像が形成される像担持体と、前記潜像を現像剤により現像する現像ユニットと、当該現像された画像を所定の媒体に転写する転写ユニットと、前記転写された画像を定着させる定着ユニットとを有し、
    前記交換可能な部品ユニットは、前記現像ユニットと、前記転写ユニットと、前記定着ユニットのいずれかを含むことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5において、
    前記印刷エンジンは、前記像担持体に現像された画像が転写される中間転写ユニットを有し、前記転写ユニットは、前記像担持体から中間転写ユニットへの転写を行う第1の転写ユニットと、前記中間転写ユニットから印刷媒体への転写を行う第2の転写ユニットとを有し、
    前記交換可能な部品ユニットは、更に、前記中間転写ユニットを含むことを特徴とする画像形成装置。
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