JP4492755B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来よりカラー電子写真プリンタなどの画像形成装置として、例えば、複数の画像形成ユニットが用紙搬送用のベルトに沿って並んで配置されており、ベルト上に搬送される用紙に対して各画像形成ユニットから順次各色のトナー像が転写される方式のものなどが知られている。こうした画像形成装置では、各画像形成ユニット間で用紙に対する画像形成位置のずれ(色ずれ)が生じると、形成される画像の品質が低下してしまう。
そこで、画像の品質を確保するために、各色の画像形成位置のずれを補正するレジストレーション等と呼ばれる技術が採用されている。この技術によれば、各画像形成ユニットによってベルト表面に所定のパターンを形成し、そのパターンの位置を光学センサで検出して、各色の画像形成位置のずれ量を求め、そのずれ量に応じて各画像形成ユニットの画像形成位置を補正する。
ところで、画像形成装置においては、カバーの開閉が行われた際に、画像形成位置の精度が変化しやすいため、画像形成位置のずれが生じ易い。そこで、例えば特許文献1に記載のものでは、カバーが閉じられたことを検知すると、前述の位置ずれ検出を行って補正値を求め、その後、印刷要求を受けた際には補正値に基づいて印刷を行う構成としている。
特開平11−95628号公報
しかしながら、上述のものでは、カバーの開閉を行う度に位置ずれ検出が行われるという問題がある。つまり、印刷を行わずにカバーの開閉が何度も繰り返しされると、その度に位置ずれ補正が無駄に行われるため、部品の劣化や、着色剤等の消費が進んでしまうなどの問題があった。また、紙詰まり発生後のカバーの開閉動作は紙詰まりの解消のために行われる可能性が高い。さらに、紙詰まり発生時には、カバーを開けて紙を取り除いても紙片が装置内に残存する等により、続けて紙詰まりが発生することがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、紙詰まり(ジャム)発生後に印刷を行う際に、再び紙詰まりが発生することによって、無駄となる位置ずれ補正の実行を抑制することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、第1の発明に係る画像形成装置は、本体ケーシングと、前記本体ケーシングに対し開閉可能なカバーと、前記カバーの開閉状態を検知する開閉検知手段と、画像を形成する形成手段と、前記形成手段により担持体上に形成したマークの位置に基づいて、画像形成位置のずれ量を検出する検出処理を行う検出手段と、前記検出手段により検出されたずれ量に応じて前記形成手段による画像形成位置を補正する補正手段と、印刷要求を入力する入力手段と、 紙詰まりの発生を検知する紙詰まり検知手段と、前回の検出処理後に前記開閉検知手段により前記カバーの開閉動作が検知さ
れた場合、前記印刷要求が入力されることに基づき前記検出手段に前記検出処理を実行させ、その後に前記形成手段により前記印刷要求に基づく画像形成を実行させる制御手段と、更に、前記紙詰まり検知手段により紙詰まりの発生が検知された後に、前記開閉検知手段により前記カバーの開閉が検知された場合には、前記形成手段によりテストページの印刷を完了した後に前記検出手段により前記検出処理を実行する前記制御手段と、を備える。
本発明によれば、カバーの開閉動作が行われたときに、その都度、検出処理を行うのではなく、前回の検出処理後にカバーの開閉動作が行われても、印刷要求が入力されない限り検出処理を実行しない。そして、印刷要求が入力されることに基づき検出処理を実行し、その後に当該検出処理で検出されたずれ量に応じた画像形成位置にて担持体への画像形成を行う。従って、例えば印刷要求が入力されずにカバーの開閉が繰り返された場合でも、位置ずれ補正を無駄に行うことが抑制される。
また、紙詰まり(ジャム)発生後に印刷を行う際には、再び紙詰まりが発生する可能性が通常よりも高くなることがよくある。そのため、印刷前に必ず検出処理を行うようにすると、紙詰まりが繰り返し発生した場合に検出処理が無駄に繰り返し行われることになる。そこで、紙詰まり発生頻度が高い時には、検出処理の実行を、所定条件を満たす場合のみに制限することで無駄な検出処理の実行を抑制することができる。
第2の発明は、第1の発明の画像形成装置において、前記入力手段は、印刷条件を指定可能であって、紙詰まりの発生を検知する紙詰まり検知手段を備え、前記制御手段は、前記紙詰まり検知手段により紙詰まりの発生が検知された後に、前記開閉検知手段により前記カバーの開閉動作が検知された場合には、前記印刷条件が所定要件を満たすか否かに応じて、前記検出処理を実行した後に印刷処理を実行するか、検出処理を実行せずに印刷処理を実行するかを切り替え、前記紙詰まりの発生が検知されていない場合には、前記印刷条件に関わらず検出処理を実行した後に印刷処理を実行する。
紙詰まり(ジャム)発生後に印刷を行う際には、再び紙詰まりが発生する可能性が通常よりも高くなることがよくある。そのため、印刷前に必ず検出処理を行うようにすると、紙詰まりが繰り返し発生した場合に検出処理が無駄に繰り返し行われることになる。そこで、紙詰まり発生時には、検出処理の実行を、所定条件を満たす場合のみに制限することで無駄な検出処理の実行を抑制することができる。
第3の発明は、第1の発明の画像形成装置において、前記入力手段は、印刷条件を指定可能であって、紙詰まりの発生を検知する紙詰まり検知手段を備え、前記制御手段は、前記紙詰まり検知手段における前記紙詰まりの発生頻度が基準以上であって、且つ、前記開閉検知手段により前記カバーの開閉動作が検知された場合には、前記印刷条件が所定要件を満たすか否かに応じて、検出処理を実行した後に印刷処理を実行するか、検出処理を実行せずに印刷処理を実行するかを切り替え、前記紙詰まりの発生頻度が基準未満である場合に、前記印刷条件に関わらず前記検出処理を実行した後に印刷処理を実行する。
紙詰まり(ジャム)発生後に印刷を行う際には、再び紙詰まりが発生する可能性が通常よりも高くなることがよくある。そのため、印刷前に必ず検出処理を行うようにすると、紙詰まりが繰り返し発生した場合に検出処理が無駄に繰り返し行われることになる。そこで、紙詰まり発生頻度が高い時には、検出処理の実行を、所定条件を満たす場合のみに制限することで無駄な検出処理の実行を抑制することができる。
第4の発明は、第1から第3のいずれか一つの発明の画像形成装置において、前記形成手段は、複数色の着色剤を用いて画像を形成可能であって、前記制御手段は、前記印刷条件として複数色の着色剤を用いての画像形成が指定されている場合に、前記検出処理を実行した後に印刷処理を実行し、前記印刷条件として単一の着色剤を用いての画像形成が指定されている場合に、前記検出処理を実行せずに印刷処理を実行する。
本発明によれば、単一の着色剤を用いて印刷する場合には、位置ずれ検出の必要性が低
いため、検出処理を省くことで、ユーザの待ち時間を短縮できる。また、部品の消耗や着色剤の消費を抑えることができる。
第5の発明は、第1から第4のいずれか一つの発明の画像形成装置において、前記テストページは、前記印刷要求に対応する画像のページであり、前記制御手段は、前記テストページについて前記検出処理後に再度印刷を行う。
本発明によれば、紙詰まりが発生せずに正常に印刷が可能になったかどうかの判断のために、特別にテストページを設ける必要がない。しかも、テストページとされた画像のページについては、検出処理後に再印刷されるから、同ページについても他のページ同様に品質を確保できる。
第6の発明は、第5の発明の画像形成装置であって、前記再度印刷を前記制御手段に行わせるかどうかを選択する第1選択手段を備える。
本発明によれば、検出処理前のテストページの画像を見て、再度印刷が必要かどうかをユーザに選択させることができる。
第7の発明は、第1から第6のいずれか一つの発明の画像形成装置において、紙詰まりの発生を検知する紙詰まり検知手段を備え、前記制御手段は、前記検出処理後の印刷処理において紙詰まりの発生が所定回数連続して検知された場合、前記検出処理を実行せずに印刷処理を実行する。
印刷中に紙詰まりが発生した場合、カバーの開閉により紙詰まりを解消し、その後の印刷要求による印刷処理中に再び紙詰まりが発生する、といった動作が何度も繰り返される可能性があり、そのような場合に位置ずれ補正を実行しないようにすることが好ましい。
第8の発明は、第1から第7のいずれか一つの画像形成装置において、前記開閉検知手段により前記カバーの閉鎖が検知されたことを契機として前記検出手段により検出処理を実行させるか、あるいは前記カバーの閉鎖が検知された後に前記印刷要求が入力されたことを契機として前記検出処理を実行させるかを選択する第2選択手段を備える。
カバーの閉鎖直後に検出を実行する方が好適である場合も考えられるため、本発明のように、検出処理を実行する時期をユーザにより適宜選択できるようにすることが好ましい。
第9の発明は、第1から第8のいずれか一つの発明の画像形成装置において、前記形成手段の少なくとも一部が前記カバーに支持されている。
形成手段の少なくとも一部がカバーに支持されているため、カバーの開閉動作が画質に影響を与えやすい。そのため、特に、本発明の適用が効果的である。
本発明によれば、無駄な位置ずれ補正の実行を抑制することが可能になる。
本発明の実施形態1に係るプリンタの概略構成を示す側断面図 プリンタの電気的構成を概略的に示すブロック図 印刷・位置ずれ補正制御処理のフローチャート 位置ずれ補正用のパターンを示す図 カバー開閉、位置ずれ検出処理及び印刷要求等の関係を示したタイムチャート(比較例) カバー開閉、位置ずれ検出処理及び印刷要求等の関係を示したタイムチャート(カラー印刷指定時) カバー開閉、位置ずれ検出処理及び印刷要求等の関係を示したタイムチャート(モノクロ印刷指定時) 実施形態2の印刷・位置ずれ補正制御処理のフローチャート カバー開閉、位置ずれ検出処理及び印刷要求等の関係を示したタイムチャート 実施形態3の印刷・位置ずれ補正制御処理の一部のフローチャート カバー開閉、位置ずれ検出処理及び印刷要求等の関係を示したタイムチャート 実施形態4の印刷・位置ずれ補正制御処理のフローチャート カバー開閉、位置ずれ検出処理及び印刷要求等の関係を示したタイムチャート 実施形態4の印刷・位置ずれ補正制御処理のフローチャート(その1) 実施形態4の印刷・位置ずれ補正制御処理のフローチャート(その2)
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1〜図7を参照しつつ説明する。
(プリンタの全体構成)
図1は、本実施形態のプリンタ1(画像形成装置の一例)の概略構成を示す側断面図である。なお、以下の説明においては、図1における左側をプリンタ1の前方とする。また、プリンタ1は4色(ブラックBK、イエローY、マゼンタM、シアンC)の着色剤でカラー画像を形成するカラープリンタであり、以下、各構成部品を色ごとに区別する場合には、その構成部品の符号末尾に各色を意味するBK(ブラック)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)を付すものとする。
プリンタ1は、本体ケーシング3を備えており、この本体ケーシング3の底部には、被記録媒体である用紙5が積載される供給トレイ7が設けられている。この本体ケーシング3の前面側にはフロントカバー3A(カバーの一例)が下端部を中心に開閉可能に設けられ、また、本体ケーシング3の上面にはアッパーカバー3B(カバーの一例)が後端部を中心に開閉可能に設けられている。
供給トレイ7の前端上方には給紙ローラ9が設けられており、この給紙ローラ9の回転に伴って供給トレイ7内に積載された最上位の用紙5がレジストレーションローラ11へ送り出される。レジストレーションローラ11は、用紙5の斜行補正を行った後、その用紙5を画像形成部13のベルトユニット15上へ搬送する。
画像形成部13(形成手段の一例)は、ベルトユニット15、露光部17、プロセス部19、定着部21などを備えている。
ベルトユニット15は、前後一対のベルト支持ローラ23,23間に、ポリカーボネート等からなるベルト25を張架した構成となっている。そして、後側のベルト支持ローラ23が回転駆動されることにより、ベルト25が紙面反時計周りに循環移動し、ベルト25上面の用紙5が後方へ搬送される。また、ベルト25の内側には、後述するプロセス部19の各感光ドラム27とベルト25を挟んで対向する位置にそれぞれ転写ローラ29が設けられている。
さらに、ベルト25の下面に対向して、ベルト25上に形成されるパターンを検出する一対のパターン検出センサ26(検出手段の一例)が設けられている。パターン検出センサ26は、ベルト25面に光を照射して、その反射光をフォトトランジスタ等で受光し、その受光量に応じたレベルの信号を出力する。なお、ベルトユニット15の下側には、ベルト25表面に付着したトナーや紙粉等を回収するクリーニング装置28が設けられている。
露光部17は、各色に対応した4つのLEDユニット17BK,17Y,17M,17C(形成手段の一部の一例)を備える。各LEDユニット17BK,17Y,17M,17Cは、アッパーカバー3B下面から吊り下げられるように上端部が支持されたアーム16と、そのアーム16の下端部に設けられたLEDヘッド18とを有する。LEDヘッド18は、LEDからなる複数の発光部が左右方向に配列されたものである。後述するCPU61は、形成すべき画像データに基づいて各発光部を発光制御し、これにより各発光部から出射された光を感光ドラム27の表面に照射して露光する。
プロセス部19は、フレーム31と、このフレーム31に装着される上記4色に対応した複数の現像カートリッジ33(33BK、33Y,33M,33C カートリッジの一例)と、を備える。各現像カートリッジ33の下方には、表面が正帯電性の感光層によって覆われた感光ドラム27と、スコロトロン型の帯電器37とが設けられている。
なお、アッパーカバー3Bを開放することにより現像カートリッジ33を交換したり、現像カートリッジ33を取り出した状態やフロントカバー3Aを開放した状態で紙詰まり除去処理(ジャム処理)をしたりする。
各現像カートリッジ33は、箱状のケーシングの内側上部に、現像剤(着色剤)である各色のトナーを収容するトナー収容室39を備え、その下側に供給ローラ41、現像ローラ43、層厚規制ブレード45、アジテータ47等を備えている。トナー収容室39から放出されたトナーは、供給ローラ41の回転により現像ローラ43に供給され、供給ローラ41と現像ローラ43との間で正に摩擦帯電される。さらに、現像ローラ43上に供給されたトナーは、現像ローラ43の回転に伴って、層厚規制ブレード45と現像ローラ43との間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電されて、一定厚さの薄層として現像ローラ43上に担持される。
画像形成時には、感光ドラム27が回転駆動され、それに伴って感光ドラム27の表面が帯電器37により一様に正帯電される。そして、その正帯電された部分が露光部17からの光の高速走査により露光されて、感光ドラム27の表面に用紙5に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ43の回転により、現像ローラ43上に担持され正帯電されているトナーが、感光ドラム27に対向して接触するときに、感光ドラム27の表面上に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光ドラム27の静電潜像が可視像化され、感光ドラム27の表面には露光部分にのみトナーが付着したトナー像が担持される。
その後、各感光ドラム27の表面上に担持されたトナー像は、ベルト25によって搬送される用紙5が、感光ドラム27と転写ローラ29との間の各転写位置を通る間に、転写ローラ29に印加される負極性の転写電圧によって、用紙5に順次転写される。こうしてトナー像が転写された用紙5は、次いで定着部21に搬送される。
定着部21は、熱源を有する加熱ローラ49と、用紙5を加熱ローラ49側へ押圧する加圧ローラ51とを備えており、用紙5上に転写されたトナー像を紙面に熱定着させる。そして、定着部21により熱定着された用紙5は、上方へ搬送され、本体ケーシング3の上面に設けられた排出トレイ53上に排出される。
(プリンタの電気的構成)
図2は、プリンタ1の電気的構成を概略的に示すブロック図である。プリンタ1は、同図に示すように、CPU61、ROM63、記憶手段の一例としてのRAM65及びNV
RAM67(不揮発性メモリ)、ネットワークインターフェイス69を備え、これらに既述の画像形成部13、パターン検出センサ26や、表示部73、操作部75(入力手段の一例)、紙詰まり検知センサ76(紙詰まり検知手段の一例)、カバー開閉検知センサ78(開閉検知手段の一例)などが接続されている。
ROM63には、後述する印刷・位置ずれ補正制御処理など、このプリンタ1の各種の動作を実行するためのプログラムが記憶されており、CPU61は、ROM63から読み出したプログラムに従って、その処理結果をRAM65またはNVRAM67(以下、「RAM65等」という)に記憶させながら各部の制御を行う。ネットワークインターフェイス69は、通信回線77を介して外部のコンピュータ79等に接続され、これにより相互のデータ通信が可能となっている。
表示部73は、液晶ディスプレイやランプ等を備え、各種の設定画面や装置の動作状態等を表示することが可能である。操作部75は、複数のボタンを備え、ユーザにより各種の入力操作が可能である。例えば印刷要求の入力操作、所定の印刷条件を指定するための入力操作などを行うことができる。なお、所定の印刷条件の指定としては、例えばカラー印刷かモノクロ印刷かの指定、通常画質か所定レベル以上の高画質かの指定などがある。また、印刷要求や印刷条件の指定は、例えば外部のコンピュータ79等での入力操作によりネットワークインターフェイス69を介して行うこともできる。この場合、ネットワークインターフェイス69が入力手段の一例である。
紙詰まり検知センサ76は、例えば用紙5の搬送路上に複数配置されており、それぞれの位置において用紙5の有無を検出する。CPU61は、例えば印刷要求を受けた後、所定のタイミングで紙詰まり検知センサ76から用紙5有りの検出信号を受けなかった場合に紙詰まりが発生したと判断する。カバー開閉検知センサ78は、フロントカバー3Aやアッパーカバー3B(以下、単に「カバー」ということがある)の開閉状態を検知する。
(印刷・位置ずれ補正制御処理)
CPU61が実行する印刷・位置ずれ補正制御処理について説明する。図3は印刷・位置ずれ補正制御処理のフローチャートであり、図4は位置ずれ補正用のパターンを示す図である。
プリンタ1の電源をオンすると、CPU61は図3に示す印刷・位置ずれ補正制御処理を実行する。CPU61はまず制御手段として機能する。即ち、前回の位置ずれ検出処理(検出処理の一例 後で説明する)後に開閉検知手段により上記カバーの開閉動作が検知された場合、印刷要求が入力されることに基づき位置ずれ検出処理を実行させ、その後に画像形成部13により当該印刷要求に基づく画像形成を実行させる。
具体的には、CPU61は、S1でカバー開閉検知センサ78からの検出信号に基づきカバーの開閉動作がされたかどうかを監視し、また、S3で印刷要求があったかどうかを監視する。前回の位置ずれ検出処理後にカバーの開閉動作を検知しない間は(S1:NO)、位置ずれ検出処理を要求しない位置ずれ検出要求無し状態(具体的には例えばRAM65等に位置ずれ検出要求フラグを立てない旨の情報を記録)とする。一方、前回の位置ずれ検出処理後にカバーの開閉動作を検知した場合には(S1:YES)、S5で位置ずれ検出処理を要求する位置ずれ検出要求有り状態(具体的には例えばRAM65等に位置ずれ検出要求フラグを立てる旨の情報を記録)とする。但し、この位置ずれ検出要求有り状態になったとしても、直ぐに位置ずれ検出処理を行うわけではなく、印刷要求があるまでは位置ずれ検出処理を行わない。
印刷要求があると(S3:YES)、ここでRAM65等に印刷要求フラグを立て、S
7で位置ずれ検出要求有り状態かどうかを判断する。ここで、前回の位置ずれ検出処理後にカバーの開閉動作を検知しない間に印刷要求がされた場合(S1:NO、且つ、S3:YES)、位置ずれ検出要求無し状態であると判断することになる(S7:NO)。この場合は、位置ずれ検出処理を行うことなく、現在RAM65等に記録された補正値Xをそのまま利用して1頁分の印刷処理を画像形成部13に実行させる(S9)。
これに対して、前回の位置ずれ検出処理後に既にカバーの開閉動作を検知しており、その後に印刷要求がされた場合(S1:YES、且つ、S3:YES)、位置ずれ検出要求有り状態であると判断することになる(S7:YES)。そして、CPU61は、操作部75等で指定された上記印刷条件が所定要件を満たす場合に、位置ずれ検出処理を実行した後に印刷処理を実行し、印刷条件が所定要件を満たさない場合に、位置ずれ検出処理を実行せずに印刷処理を実行する。
具体的には、S11で印刷条件が所定要件を満たすかどうかを判断する。ここで、「所定要件」とは、印刷条件としてカラー印刷及び高画質印刷のうち少なくともいずれかが指定されていることをいう。印刷条件としてモノクロ印刷や通常画質印刷が指定されていた場合には(S11:NO)、位置ずれ検出処理を行うことなく、現在RAM65等に記録された補正値Xをそのまま利用して1頁分の印刷処理を画像形成部13に実行させる(S9)。
これに対して、印刷条件としてカラー印刷や高画質印刷が指定されていた場合には(S11:YES)、S13で画像形成部13により担持体上に形成したマークの位置に基づいて、画像形成位置のずれ量を検出する位置ずれ検出処理を実施する。具体的には、CPU61は、まず画像形成部10によって位置ずれ補正用のパターンPをベルト25(担持体の一例)上に形成させる。なお、補正用のパターンPをベルト25上ではなく、供給トレイ7から搬送した用紙5(担持体の一例)であってもよい。
位置ずれ補正用のパターンPは、図4に示すように、ベルト25の両側部に一列ずつ並んだ複数のマーク81を有している。なお、前述の一対のパターン検出センサ26は、各列のマーク81に対向する位置に配置されている。各マーク81は、用紙5の搬送方向に所定間隔を空けて配置され、プロセス部19で用いる各色で形成される4つのマーク81を一組として、複数組のマーク81が一定順序(例えばブラック81BK、イエロー81Y、マゼンタ81M、シアン81Cの順)で繰り返し設けられている。
CPU61は、ベルト25上に形成した全パターンPに基づいて各色の位置ずれ量の測定を行う。詳細には、CPU61は、パターン検出センサ26の出力レベルを所定の閾値と比較することにより各マーク81の位置を検出する。このとき、CPU61及びパターン検出センサ26が検出手段として機能する。
次に、S15で、前述の各組のマーク81について、ブラック(以下、「基準色」という。)のマーク81BKの位置に対する他の3色(以下、「補正色」という。)のマーク81の位置ずれ量(より具体的には基準色の位置から正規の距離間隔に対するずれ量)を求める。これら各補正色の上記位置ずれ量について、全組の平均値をそれぞれ算出し、この平均値を各補正色の新たな補正値とし、これらの補正値を補正値XとしてRAM65等に上書きして更新する。その後、S17で位置ずれ検出要求有り状態を位置ずれ検出要求無し状態に変更し、S9に進む。
S9では、CPU61は、上記位置ずれ検出処理(S13)で検出された位置ずれ量(新たな補正値X)に応じて画像形成部13による画像形成位置を補正する。このとき、CPU61は補正手段として機能する。即ち、上記基準位置に対する各補正色の位置ずれ量
(補正値X)を相殺するように、各補正色に対する前述のLEDヘッド18の発光タイミングを調整する。その後、S19で現在の印刷要求に対応する印刷データの全頁の印刷が完了したかどうかを判断し、印刷が完了していなければ(S19:NO)そのままS1に戻る一方で、印刷が完了すれば(S19:YES)前述の印刷要求フラグを削除した(S21)後に、S1に戻り、カバーの開閉動作及び印刷要求の待機状態となる。
(本実施形態の作用効果)
(1)上記印刷・位置ずれ補正制御処理による本実施形態の作用効果を、比較例と対比しつつ説明する。
CPU61はプリンタ1の状態を監視しており、そのプリンタ1の状態が、カバーの開閉以外の他の条件を満たす場合にも、上記位置ずれ検出処理(S13)を行う。上記他の条件を満たした場合には印刷要求を待たずに位置ずれ検出処理を実施する。他の条件としては、例えば、プリンタ1に電源が投入された場合、所定時間だけ印刷要求がなく放置された場合、前回の補正からの印刷枚数が所定枚数に達した場合などである。
A.比較例
ここで、仮に、カバーが開閉されたときに、他の条件が満たされた場合と同様、印刷要求を待たずに即、位置ずれ検出処理を実施する構成とすると、図5に示すようになる。つまり、図5の(1)(4)のようにカバーが開閉される度に、毎回位置ずれ検出処理(図5(3)(6)参照)が実施されることになる。特に同図に示すように、例えばカバーの繰り返し開閉、及び、その後の印刷要求(図5(7)(8)参照)が比較的に短時間内に行われた場合には、位置ずれ検出処理を無駄に多く行うことになり、部品の劣化やトナーの消費が進んでしまう。
しかも、カバーの開閉は、現像カートリッジ33の交換やジャム処理などの際に行われるために、他の条件に比べて高い頻度で繰り返される可能性が高い。その一方で、プリンタ1は、前述したように各LEDヘッド18がアーム16を介してアッパーカバー3Bから吊り下げられた構成であるため、アッパーカバー3Bの開閉によって特に画像形成位置がずれ易い。従って、カバーの開閉の頻度が高いからと言って、カバーの開閉時に位置ずれ検出処理を全く実施しないとすることは好ましくない。
B.本実施形態
そこで、本実施形態のプリンタ1は、上述したように、他の条件が満たされた場合とは異なり、カバーが開閉された場合には(S1:YES)、印刷要求がある(S3:YES)のを待って位置ずれ検出処理(S13)を実施する構成とした。
例えば図6に示すように、カバーの開閉が繰り返されても(図6(1)(4)参照)、その時点では位置ずれ検出要求有り状態とする(S5)だけで位置ずれ検出処理を実施しない(図6(2)(5)参照)。そして、カラー印刷要求があった場合(S11:YES図6(7)参照)に初めて、位置ずれ検出処理(図6(6)参照)を実施し、その後、印刷処理(図6(8)参照)を実施する。従って、例えば印刷要求が入力されずにカバーの開閉が繰り返された場合に位置ずれ補正を無駄に行うことが抑制される。
(2)また、位置ずれ検出要求有り状態でモノクロ印刷(単一の着色剤を用いての画像形成の一例)要求があった場合には(S7:YES、且つ、S11:NO)、図7に示すようにモノクロ印刷要求がされている間(図7(3)(5)(9)参照)は、位置ずれ検出処理を行うことなくモノクロ印刷を行う(図7(4)(6)(10)参照)。そして、カラー印刷(複数色の着色剤を用いての画像形成の一例)要求がされると(図7(11)参照)、位置ずれ検出処理を実施した後にカラー印刷処理を行う(図7(12)(13)参照)。
このように、印刷条件として所定条件(例えばカラー印刷、高画質モードでの印刷や所定枚数以上の印刷等)が指定されている場合(例えば印刷品質が要求されるような条件が指定されている場合)には、位置ずれ検出処理を実施した後に印刷処理を実行するため、印刷品質を確保することができる。また所定条件が指定されていない場合(例えば高い印刷品質が要求されない場合)には、位置ずれ検出処理を実行せずに印刷処理を実行するため、ユーザの待ち時間を短縮することができる。モノクロ印刷の場合には、画像形成の位置ずれによる問題が少なく位置ずれ検出の必要性が低いため、位置ずれ検出処理を省くことで、ユーザの待ち時間を短縮できる。また、部品の消耗や着色剤の消費を抑えることができる。
<実施形態2>
図8、図9は実施形態2を示す。前記実施形態1との相違は、印刷・位置ずれ補正制御処理中の一部の処理にあり、その他の点は前記実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。図8は印刷・位置ずれ補正制御処理のフローチャートである。
一度、紙詰まりが発生すると、例えば詰まった紙片を十分に除去しきれていないために、その後、印刷要求がある度に紙詰まりが繰り返し発生することがある。そこで、本実施形態では、カバー開閉後に紙詰まりが所定回数以上繰り返し発生する場合には、印刷要求があっても位置ずれ検出処理を禁止して印刷処理を実施し、その後、正常に印刷された場合に位置ずれ検出処理を許容する構成とした。
具体的には、CPU61は、まずカバーの開閉を検知した場合には(S1:YES)、S31でこのカバーの開閉が、紙詰まり状態で行われたかどうかを判断する。これは、例えばRAM65等に紙詰まりフラグを立てる旨の情報が記録されているかどうかで判断する。例えば現像カートリッジ33の交換など、紙詰まり状態でないときにカバーが開閉された場合には(S31:NO)、常に、S5で位置ずれ検出要求有り状態にする。
これに対して、紙詰まり状態でカバーが開閉された場合には(S31:YES)、S33で上記紙詰まり状態を一度解除(RAM65等に紙詰まりフラグを立てない旨の情報を記録)する。次に、S35でカバー開閉後に正常印刷がされずに紙詰まり状態となることが所定回数連続で発生しているかどうかを判断する。これは後述する紙詰まりカウンタが所定回数(例えば2回)以上であるかどうかで判断する。紙詰まりカウンタが所定回数未満であれば(S35:NO)、S5で位置ずれ検出要求有り状態にした後にS3に進むが、所定回数以上になると(S35:YES)、位置ずれ検出要求無し状態のままS3に進む。
印刷要求がされても(S3:YES)、紙詰まり状態が解消されていなければ(S37:YES)、印刷処理が遂行できないので再びS3に戻る一方で、紙詰まり状態が解消されていれば(S37:NO)、S7に進む。
CPU61は、紙詰まり発生の検知を上記S9の印刷処理中に行う。具体的には、この印刷処理中において上記紙詰まり検知センサ76からの検出信号を監視し、この検出信号に基づき紙詰まり発生を検知する。そして、印刷処理中に紙詰まりが発生しなかった場合は(S39:NO)、1頁分の印刷処理が正常に完了したとして、S41で紙詰まりカウンタを「ゼロ」に初期化してS19に進む。一方、印刷処理中に紙詰まりが発生した場合には(S39:YES)、S43で紙詰まり状態にして、S45で紙詰まりカウンタに「1」加える。
次に、以上の印刷・位置ずれ補正制御処理により、カバー開閉、位置ずれ検出処理及び印刷要求等の関係は図9に示すようになる。例えばある頁の印刷処理中(図9(1)参照)に紙詰まりが発生(図9(2)参照)すると(S39:YES)、CPU61は紙詰まりフラグを立てて紙詰まり状態にし、紙詰まりカウンタに「1」加算する(S43,S45)。
その後、紙詰まり除去処理のためにカバーが開閉(図9(3)参照)されると(S1:YES)、これは紙詰まり状態でのカバーの開閉であるから(S31:YES)、一度紙詰まり状態が解除される(S33)。この時点で紙詰まりカウンタはまだ「1」であるから(S35:NO)、位置ずれ検出要求有り状態にする(S5)。つまり、次に印刷要求(図9(5)参照)があれば(S3:YES)、印刷条件が所定要件を満たす限り(S11:YES)位置ずれ検出処理(図9(6)参照)等を実施する(S13〜S15)。
その後、S9の印刷処理(図9(7)参照)中に再び紙詰まりが発生(図9(8)参照)した場合には、再び紙詰まり除去処理のためにカバーが開閉(図9(9)参照)されるが(S1:YES)、この時点で既に紙詰まりカウンタは「2」になっているから(S35:YES)、位置ずれ検出要求無し状態を維持する。つまり、次に印刷要求(図9(10)参照)があっても(S7:YES)、印刷条件が所定要件を満たすかどうかにかかわらず、位置ずれ検出処理を実施せずにS9の印刷処理(図9(11)参照)を行う。従って、これ以降、カバーが開閉されても、印刷処理中に紙詰まりが発生する限り(印刷処理が正常に完了しない限り)、位置ずれ検出処理を行わない。
これに対して、紙詰まりが発生することなく印刷処理が成功(図9(16)参照)した場合には(S39:NO)、紙詰まりカウンタが「ゼロ」に初期化される(S41)。従って、この後に、再び紙詰まりが発生しカバーが開閉されたときには(S1:YES、且つ、S31:YES)、再び位置ずれ検出要求有り状態にする。
以上の構成によれば、紙詰まりが頻繁に発生する場合に、カバー開閉後の再印刷要求による位置ずれ検出処理が無駄に繰り返されることを防止できる。
<実施形態3>
図10、図11は実施形態3を示す。本実施形態の印刷・位置ずれ補正制御処理は、上記実施形態2の図8の点線で囲まれた処理(A―B間)が異なり、この部分の処理が図10に示されている。その他の点は前記実施形態2と同様である。従って、実施形態2と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
本実施形態では、CPU61は、紙詰まりの発生を検知した後に、カバーの開閉を検知した場合に、画像形成部13によりテストページの印刷を試みて、この印刷処理が正常に完了した後に位置ずれ検出処理を実行する。その後、この位置ずれ検出処理前に印刷した頁について再印刷をする、リカバリ処理ができるようになっている。
具体的には、S9での印刷処理中に紙詰まりが発生しなかった場合には(S39:NO)、S51で、最後のカバー開閉後から上記S9の印刷処理までの期間に位置ずれ検出処理(S13)が実施されたかどうかを判断する。この判断は、紙詰まりカウンタが上記所定回数以上かどうかによって行う。この期間に位置ずれ検出処理が実施されていれば(S51:NO),ここで新たに実施する必要はないからS41に進み、次にカバー開閉がされたときに位置ずれ検出要求状態になる。
これに対して、同期間に位置ずれ検出が実施されていない場合(S51:YES)、画像形成位置がずれている可能性が高いため、必要に応じて位置ずれ検出処理を実施する必
要がある。本実施形態では、S53で、S9の印刷処理における印刷条件が上記所定要件を満たしていたかを判断する。上記印刷処理が通常印刷或いはモノクロ印刷であった場合には(S53:NO)、S41に進む。
一方、上記印刷処理がカラー印刷或いは高画質印刷であった場合には(S53:YES)、S55で位置ずれ検出処理後の再印刷の要否をユーザに問い合わせる。具体的には、その問い合わせメッセージ等を表示部73に表示させる。そして、ユーザの指示が操作部75或いは外部のコンピュータ79(第1選択手段の一例)にて入力され(S57:YES)、それが再印刷を指示しないものであった場合には(S59:NO)、やはりS41に進む。
これに対して、再印刷を指示するものであった場合には(S59:YES)、上記S9で印刷処理した同一頁を未印刷状態とし(S61)、位置ずれ検出要求有り状態に変更する。その後に再印刷要求がされると(図8のS3:YES)、S13に進んで位置ずれ検出処理等(S13〜S17)を実施することで、画像形成位置の補正後にテストページとして上記同一頁について再印刷処理を行うことができる。
次に、以上の印刷・位置ずれ補正制御処理により、カバー開閉、位置ずれ検出処理及び印刷要求等の関係は図11に示すようになる。紙詰まりの発生(図11(12)参照)後、カバーが開閉(図11(13)参照)され再印刷要求(図11(14)参照)され、印刷処理(図11(15)参照)が実行される。この印刷処理が、紙詰まりが生ずることなく正常に完了した場合(S39:NO)、この時点で紙詰まりカウンタが所定回数以上であり(S51:YES)、且つ、上記印刷処理はカラー印刷であったから(S53:YES)、ユーザの再印刷指示(図11(16)参照)があった場合に(S59:YES)、位置ずれ検出処理(図11(17)参照)後に、図11(15)の印刷処理と同じ頁について再印刷処理(図11(18)参照)を行う。
以上のように、紙詰まり発生後のカバーの開閉動作は紙詰まりの解消のために行われる可能性が高い。また、紙詰まり発生時には、カバーを開けて紙を取り除いても紙片が装置内に残存する等により、続けて紙詰まりが発生することがある。そこで、テストページの印刷が正常に完了した後に、位置ずれ検出処理を行うことで、無駄な位置ずれ補正の実行を抑制することができる。
しかも、上記テストページは、印刷要求に対応する画像のページであり、このテストページについて位置ずれ検出処理後に再度印刷を行う。従って、紙詰まりが発生せずに正常に印刷が完了したかどうかの判断のために、特別にテストページを設ける必要がない。しかも、テストページとされた画像のページについては、検出処理後に再印刷されるから、同ページについても他のページ同様に品質を確保できる。
また、その再印刷は、ユーザの入力指示によって実施するかどうかを決める構成である。これにより、位置ずれ検出処理前のテストページの画像を見て、再度印刷が必要かどうかをユーザに選択させることができる。
<実施形態4>
図12、図13は実施形態4を示す。前記実施形態1との相違は、印刷・位置ずれ補正制御処理中の一部の処理にあり、その他の点は前記実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
本実施形態では、CPU61は、紙詰まり検知センサ76により紙詰まりの発生が検知された後に、カバーの開閉動作がされた場合には、上記印刷条件が所定要件を満たすか否
かに応じて、位置ずれ検出処理(S13)を実行した後に上記画像形成部13に印刷処理(S9)を実行させるか、位置ずれ検出処理を実行せずに印刷処理を実行させるかを切り替え、紙詰まりの発生が検知されていない場合には、印刷条件に関わらず位置ずれ検出処理を実行した後に印刷処理を実行させる。
具体的には、CPU61は、まずカバーの開閉を検知した場合には(S1:YES)、S31でこのカバーの開閉が、紙詰まり状態で行われたかどうかを判断する。これは、例えばRAM65等に紙詰まりフラグを立てる旨の情報が記録されているかどうかで判断する。例えば現像カートリッジ33の交換など、紙詰まり状態でないときにカバーが開閉された場合には(S31:NO)、S71で「紙詰まりによらない位置ずれ検出要求有り状態」(その旨の情報をRAM65等に記録)してS3に進む。
これに対して、紙詰まり状態でカバーが開閉された場合には(S31:YES)、S33で上記紙詰まり状態を一度解除(RAM65等に紙詰まりフラグを立てない旨の情報を記録)する。次に、S73で「紙詰まりによる位置ずれ検出要求有り状態」(その旨の情報をRAM65等に記録)にしてS3に進む。
印刷要求がされても(S3:YES)、紙詰まり状態が解消されていなければ(S37:YES)、印刷処理が遂行できないので再びS3に戻る一方で、紙詰まり状態が解消されていれば(S37:NO)、S75に進む。紙詰まりによらない位置ずれ検出要求有り状態(S75:YES)、即ち、上記S1でのカバー開閉が紙詰まり以外の要因によって行われた場合には、印刷条件が所定要件を満たすかどうかにかかわらず、位置ずれ検出処理等(S13〜S17)を実施してS9に進む。
これに対して、紙詰まりによる位置ずれ検出要求有り状態(S75:NO、且つ、S77:YES)、即ち、上記S1でのカバー開閉が紙詰まり発生によって行われた場合には、印刷条件が所定要件を満たせば(S11:YES)、位置ずれ検出処理等(S13〜S17)を実施するが、所定要件を満たさなければ(S11:NO)、位置ずれ検出処理を実施せずにS9に進む。
また、CPU61は、上記S9の印刷処理中において上記紙詰まり検知センサ76からの検出信号を監視し、この検出信号に基づき紙詰まり発生を検知する。そして、印刷処理中に紙詰まりが発生しなかった場合は(S39:NO)S19に進む。一方、印刷処理中に紙詰まりが発生した場合には(S39:YES)、S43で紙詰まり状態にしてS1に戻る。
次に、以上の印刷・位置ずれ補正制御処理により、カバー開閉、位置ずれ検出処理及び印刷要求等の関係は図13に示すようになる。紙詰まりが発生していないときにカバーが開閉(図13(1)参照)されたときには、紙詰まりによらない位置ずれ検出要求有り状態(S71)になる(図13(2)参照)から、印刷要求(図13(3)参照)があったときには(S3:YES、且つ、S75:YES)」、印刷条件にかかわらず位置ずれ検出処理(図13(4)参照)を実施した後に印刷処理(図13(5)参照)を行う。
これに対して、紙詰まり発生(図13(6)参照)したときにカバーが開閉(図13(7)参照)されたときには、紙詰まりによる位置ずれ検出要求有り状態(S73)になる(図13(8)参照)から、モノクロ印刷要求(図13(9)参照)があったときには(S3:YES、且つ、S77:YES)、印刷条件が所定要件を満たさないから(S11:NO)、位置ずれ検出処理を実施せずにモノクロ印刷処理(図13(10)参照)を行う。
一方、カラー印刷要求(図13(11)参照)があったときには(S3:YES、且つ、S77:YES)、印刷条件が所定要件を満たすから(S11:YES)、位置ずれ検出処理(図13(12)参照)を実施した後にカラー印刷処理(図13(13)参照)を行う。
以上のように、本実施形態によれば、紙詰まり発生後に印刷処理を行う際には、再び紙詰まりが発生する可能性が通常よりも高くなることがよくある。そのため、印刷処理前に必ず位置ずれ検出処理を行うようにすると、紙詰まりが繰り返し発生した場合に位置ずれ検出処理が無駄に繰り返し行われることになる。そこで、紙詰まり発生時には、位置ずれ検出処理の実行を、印刷条件が所定条件を満たす場合のみに制限することで無駄な位置ずれ検出処理の実行を抑制することができる。
<実施形態5> 図14、図15は実施形態5を示す。前記実施形態1との相違は、印刷・位置ずれ補正制御処理中の一部の処理にあり、その他の点は前記実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
本実施形態では、CPU61は、紙詰まり検知センサ76における紙詰まりの発生頻度が基準値(たとえば5回)以上であって、且つ、カバーが開閉された場合には、印刷条件が所定要件を満たすか否かに応じて、位置ずれ検出処理を実施した後に印刷処理を画像形成部13に実行させるか、位置ずれ検出処理を実施せずに印刷処理を実行させるかを切り替え、紙詰まりの発生頻度が基準値未満である場合に、印刷条件に関わらず位置ずれ検出処理を実施した後に印刷処理を実行させる。
具体的には、CPU61は、直近所定頁分の印刷処理中における紙詰まり発生回数(以下、「紙詰まり発生頻度」という)をカウントする。CPU61は、上記S9の印刷処理中において上記紙詰まり検知センサ76からの検出信号を監視し、この検出信号に基づき紙詰まり発生を検知する。印刷処理中に紙詰まりが発生した場合は(S39:YES)、S43で紙詰まり状態にして、S45で紙詰まりカウンタに「1」加える。
これに対して、印刷処理中に紙詰まりが発生しなかった場合は(S39:NO)、S91で印刷カウンタに「1」を加え、S93で直近所定頁分または直近所定枚数分の印刷処理が正常に終了したかどうかを判断する。これは上記印刷カウンタが所定値(例えば10)を超えたかどうかで判断する。直近所定頁分の印刷処理が正常に終了したときは(S93:YES)、S95及びS41で印刷カウンタ及び紙詰まりカウンタを「ゼロ」に初期化してS19に進む。一方、未だ直近所定頁分の印刷処理が正常に終了していないときは(S93:NO)、印刷カウンタ及び紙詰まりカウンタを初期化せずにS19に進む。
また、CPU61は、カバーの開閉を検知した場合には(S1:YES)、S31でこのカバーの開閉が、紙詰まり状態で行われたかどうかを判断する。例えば現像カートリッジ33の交換など、紙詰まり状態でないときにカバーが開閉された場合には(S31:NO)、S81に進む一方で、紙詰まり状態であったときにはS33で紙詰まり状態を一度解除してS81に進む。S81では、上記紙詰まり発生頻度が高いかどうかを判断する。具体的には紙詰まり発生頻度が基準値(例えば5)以上であるときは(S81:YES)、S83で高頻度時の位置ずれ検出要求有り状態にし、紙詰まり発生頻度が基準値未満であるときは(S81:NO)、S85で低頻度時の位置ずれ検出要求有り状態にする。
これにより、印刷要求があったときに(S3:YES)、直近所定頁分の印刷処理中における紙詰まり発生頻度が基準値未満であれば(S87:YES)、印刷条件に関わらず位置ずれ検出処理等(S13〜S17)を実施した後に印刷処理(S9)を行う。
これに対して、印刷要求があったときに(S3:YES)、上記紙詰まり発生頻度が基準値以上であれば(S89:YES)、印刷条件が上記所定要件を満たすことを条件に位置ずれ検出処理等を実施した後に印刷処理を行う。一方、印刷条件が上記所定要件を満たさないときは位置ずれ検出処理を実施せずに印刷処理を行う。
以上のように、紙詰まり(ジャム)発生後に印刷を行う際には、再び紙詰まりが発生する可能性が通常よりも高くなることがよくある。そのため、印刷前に必ず検出処理を行うようにすると、紙詰まりが繰り返し発生した場合に検出処理が無駄に繰り返し行われることになる。そこで、紙詰まりの発生頻度が高い時には、検出処理の実行を、所定条件を満たす場合のみに制限することで無駄な検出処理の実行を抑制することができる。
<他の実施形態> 本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記各実施形態では、所定要件として、カラー印刷かどうかや、高画質印刷かどうかを例に挙げて説明したが、これに限らず、カバーが閉鎖されたことを契機として位置ずれ検出処理を実行させるか、あるいはカバーが閉鎖された後に印刷要求が入力されたことを契機として位置ずれ検出処理を実行させるかを、ユーザにより例えば操作部75或いは外部のコンピュータ79にて選択できるようにしてもよい。このとき操作部75や外部のコンピュータ79が第2選択手段の一例である。カバーの閉鎖直後に検出を実行する方が好適である場合も考えられるため、このように、位置ずれ検出処理を実行する時期をユーザにより適宜選択できるようにすることが好ましい。
(2)「画像形成装置」としては、ポリゴンミラー等を有するレーザ走査装置を備える、電子写真方式のプリンタであってもよいし、インクジェットプリンタであってもよい。
(3)上記実施形態では、モノクロ印刷や通常画質が指定されたときには、位置ずれ検出処理等を行わない構成としたが、このような指定がされたときでも位置ずれ検出処理等を行う構成としてもよい。例えば伝票など、帳票用紙への印刷時には、各項目欄に文字等を正確に印刷する必要があり、この場合にはやはり位置ずれ検出処理等を行った後に印刷処理を行うことが好ましい。
1…プリンタ(画像形成装置)
3…本体ケーシング
3A…フロントカバー(カバー)
3B…アッパーカバー(カバー)
13…画像形成部(形成手段)
26…パターン検出センサ(検出手段)
76…紙詰まり検知センサ(紙詰まり検知手段)
78…カバー開閉検知センサ(開閉検知手段)
75…操作部(入力手段)
25…ベルト(担持体)
61…CPU(検出手段、制御手段、補正手段)
81…マーク

Claims (9)

  1. 本体ケーシングと、
    前記本体ケーシングに対し開閉可能なカバーと、
    前記カバーの開閉状態を検知する開閉検知手段と、
    画像を形成する形成手段と、
    前記形成手段により担持体上に形成したマークの位置に基づいて、画像形成位置のずれ量を検出する検出処理を行う検出手段と、
    前記検出手段により検出されたずれ量に応じて前記形成手段による画像形成位置を補正する補正手段と、
    印刷要求を入力する入力手段と、
    紙詰まりの発生を検知する紙詰まり検知手段と、
    前回の検出処理後に前記開閉検知手段により前記カバーの開閉動作が検知された場合、前記印刷要求が入力されることに基づき前記検出手段に前記検出処理を実行させ、その後に前記形成手段により前記印刷要求に基づく画像形成を実行させる制御手段と、
    更に、前記紙詰まり検知手段により紙詰まりの発生が検知された後に、前記開閉検知手段により前記カバーの開閉が検知された場合には、前記形成手段によりテストページの印刷を完了した後に前記検出手段により前記検出処理を実行する前記制御手段と、
    を備える画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記入力手段は、印刷条件を指定可能であって、
    前記制御手段は、前記紙詰まり検知手段により紙詰まりの発生が検知された後に、前記開閉検知手段により前記カバーの開閉動作が検知された場合には、前記印刷条件が所定要件を満たすか否かに応じて、前記検出処理を実行した後に印刷処理を実行するか、検出処理を実行せずに印刷処理を実行するかを切り替え、前記紙詰まりの発生が検知されていない場合には、前記印刷条件に関わらず検出処理を実行した後に印刷処理を実行する。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記入力手段は、印刷条件を指定可能であって、
    前記制御手段は、前記紙詰まり検知手段における前記紙詰まりの発生頻度が基準以上であって、且つ、前記開閉検知手段により前記カバーの開閉動作が検知された場合には、前記印刷条件が所定要件を満たすか否かに応じて、検出処理を実行した後に印刷処理を実行するか、検出処理を実行せずに印刷処理を実行するかを切り替え、前記紙詰まりの発生頻度が基準未満である場合に、前記印刷条件に関わらず前記検出処理を実行した後に印刷処理を実行する。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記形成手段は、複数色の着色剤を用いて画像を形成可能であって、
    前記制御手段は、前記印刷条件として複数色の着色剤を用いての画像形成が指定されている場合に、前記検出処理を実行した後に印刷処理を実行し、前記印刷条件として単一の着色剤を用いての画像形成が指定されている場合に、前記検出処理を実行せずに印刷処理を実行する。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記テストページは、前記印刷要求に対応する画像のページであり、
    前記制御手段は、前記テストページについて前記検出処理後に再度印刷を行う。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置であって、
    前記再度印刷を前記制御手段に行わせるかどうかを選択する第1選択手段を備える。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記検出処理後の印刷処理において紙詰まりの発生が所定回数連続して検知された場合、前記検出処理を実行せずに印刷処理を実行する。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記開閉検知手段により前記カバーの閉鎖が検知されたことを契機として前記検出手段により検出処理を実行させるか、あるいは前記カバーの閉鎖が検知された後に前記印刷要求が入力されたことを契機として前記検出処理を実行させるかを選択する第2選択手段を備える。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記形成手段の少なくとも一部が前記カバーに支持されている。
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