JP4848818B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、新聞のカラー印刷においては、版下を作成し、この版下をスクリーン撮影して刷版を作成するという手間がかかるため、比較的少量の印刷には不向きであった。そのため、近年、この少量印刷を電子写真方式のプリンタで代替する動きが出てきた。
プリンタで新聞印刷をする際、通常はピンレス(用紙搬送用のピン穴が開けられていないもの)の連続紙を使用する。電子写真方式の高速カラープリンタは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各々に対応する4基の画像形成エンジンをタンデム配置して多重印刷するのが一般的である。また、新聞の場合、表裏印刷が必要なので、一般的には上記のプリンタを表(おもて)面用と裏面用の2台重連させて使用する。
このような構成とした場合、給紙から排紙までの搬送距離が非常に長くなり、その間、連続紙は多数の搬送ローラや感光体ドラムとの接触を経て搬送されていく。そのため、搬送初期における連続紙の挙動は不安定になりやすく、各画像形成エンジンにより画像を転写する際に、転写位置が所定の位置からずれるという問題が出てくる。この問題を回避するために、連続紙の挙動が安定するまでの間、画像形成を行うことなく搬送のみを行う、いわゆる「助走」が行われる。助走の量は使用する装置によって異なるが、200メートル程度を要する場合もある。助走に費やされた用紙は破棄される。この助走は、ウェブ(1巻きの連続紙)を給紙装置に装填するたびに必要となるが、何らかの原因によりプリンタが停止し、そのプリンタの動作を再開する際にも必要となる。
プリンタが停止する原因で最も多いのは、消耗品の寿命である。消耗品とは、トナーだけでなく、プリンタの部品も含まれる。例えば、画像形成エンジンを構成する部品(現像装置、帯電装置等)の各々にも劣化による寿命があるから、これらの部品も消耗品とみなされる。ここで、「寿命」とは、一定の品質を保って画像形成可能な当該消耗品の使用量を指す。
上記のように4基の画像形成エンジンを持つプリンタを2台重連させた場合、装置全体として非常にたくさんの消耗品が含まれており、それだけ消耗品の寿命によるプリンタの停止の頻度も高くなる。プリンタが停止すると、その度に連続紙の助走が必要となり大量のムダ紙が発生するから、プリンタの停止はできるだけ避けることが望ましい。
プリンタを構成する消耗品の交換時期を知らせる技術が提案されている。特許文献1で開示されている技術では、消耗品の残量が所定値に達したことを示す警告情報を受け取り、消耗品の単位時間あたりの使用量に基づいて消耗品の寿命を予測し、予測された寿命の期日までに当該消耗品を交換することを促すようになっている。
特開2001−228761号公報
しかし、特許文献1に開示されている技術を用いて消耗品の寿命を予測したとしても、ユーザが実際に実行しようとしているジョブの量に対して十分な寿命を有しているかどうかはわからない。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、画像形成装置の消耗品の交換時期を適切に判断することのできる技術の提供を目的とする。
請求項1に係る発明は、画像データを入力する画像入力手段と、像データに基づいて記録媒体表面に画像形成する画像出力手段と、前記画像入力手段により前記画像データが入力されたならば、入力された画像データに基づいて画像形成する場合のページ数である入力ページ数を算出する入力ページ数算出手段と、消耗品と、前記画像出力手段により一定の品質を保って画像形成可能な該消耗品の残量の初期値とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記消耗品が交換されてからの使用量を算出する使用量算出手段と、前記記憶手段に記憶されている残量の初期値から前記使用量算出手段により算出された使用量を差し引くことによって前記消耗品の残量を算出する残量算出手段と、予め記憶部に記憶された情報から、画像1ページあたりの前記消耗品の単位使用量を算出し、前記残量算出手段で算出された残量を前記単位使用量で除することによって、前記画像出力手段により一定の品質を保って画像形成可能なページ数である形成可能ページ数を算出する形成可能ページ数算出手段と、前記入力ページ数が前記形成可能ページ数以下の場合には、前記画像出力手段に対して画像形成の指示を与える一方、前記入力ページ数が前記形成可能ページ数を上回る場合には、前記画像データに基づく画像形成の一部を完了することができない可能性があることを表す情報を出力する第1の出力手段と、前記第1の出力手段により前記情報が出力された場合に前記画像出力手段に画像形成を行うことの指示を入力する第1の指示入力手段と、前記第1の指示入力手段により前記指示が入力された場合に、前記画像データに基づいて画像形成を行うように前記画像出力手段を制御する第1の制御手段と、前記消耗品のいずれかの残量がゼロになった時点で、前記画像出力手段による画像形成を停止する第1の停止手段と、当該消耗品の残量がゼロになったことを表す情報を出力する第2の出力手段と、前記第2の出力手段により前記情報が出力された場合に前記画像出力手段により画像形成を続行することの指示を入力する第2の指示入力手段と、前記第2の指示入力手段により前記指示が入力された場合に、前記第1の停止手段で画像形成が停止されるまでに形成された画像に続く部分の画像形成を行うように前記画像出力手段を制御する第2の制御手段と、前記第2の指示入力手段により前記指示が入力された場合に警告を表す画像を前記記録媒体表面に形成する警告画像出力手段とを有することを特徴とする画像形成装置を提供する。
本発明によれば、画像形成装置の消耗品の交換時期を適切に判断することができる。
<実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
<構成>
図1は、本発明の実施形態の構成を示す図である。同図に示されるように、本実施形態は、表(おもて)面用の画像形成装置1と裏面用の画像形成装置100を反転装置300を介して重連接続したものである。なお、画像形成装置1と画像形成装置100の構成は同一である。
給紙装置200にはピンレス(搬送用のピン穴がない)の連続紙10のウェブが装填され、連続紙10が画像形成装置1に供給される。画像形成装置1は、連続紙10の表面(図1においては下面)に画像形成を行う。
画像形成装置1は、CPU(Central Processing Unit)44、ROM(Read Only Memory)45、RAM(Random Access Memory)46、通信インターフェイス(以下、通信I/F)47からなる制御部4を有し、ROM45に格納されているOS(Operating System)プログラムをCPU44が実行することによって画像形成装置1各部の制御を行う。通信I/F47は通信回線に接続されており、画像形成装置1と外部のコンピュータ装置等との通信を仲介する。
記憶部5は、ハードディスク装置等の不揮発性メモリである。記憶部5には、画像形成の手順を記述したプログラム等が記憶されている。
指示入力部41は、キーボード40とタッチパネル39からなり、画像形成装置1に対する指示をユーザが入力することができる。キーボード40は、スタート、ストップ、リセットの各キーとテンキー等からなる。タッチパネル39は、メニューを表す画像を表示する液晶パネルと、液晶パネル上でユーザが触れた領域を特定するセンサとからなる。また、タッチパネル39は、画像形成装置1の状態に関する情報を表示することができる。指示入力部41によって入力された指示はCPU44に送られ、CPU44は送られてきた指示に従って画像形成装置1を制御する。
画像出力部6は、画像形成エンジン7Y、7M、7C、7Kを主な構成要素とする。
画像形成エンジン7Y、7M、7C、7Kは、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を形成する。各画像形成エンジンの構成は共通であるから、ここでは画像形成エンジン7Yについてのみ説明する。
図2は、画像形成エンジン7Yの構成を表す図である。画像形成エンジン7Yは、感光体ドラム20Yの周囲に、帯電装置21Y、露光装置19Y、現像装置22Y、転写装置25Y、クリーナブレード24Y、クリーナブラシ26Y等を設けて構成されている。
帯電装置21Yは、矢印の方向に回転駆動される感光体ドラム20Yの表面を所定の電位に帯電させる。
露光装置19Yは、感光体ドラム20Yに対して露光用ビームLBを照射するROS(Raster Output Scanner)である。露光装置19Yは、画像データを受け取り、画像データに基づいて露光用ビームLBを生成する。そして、所定の電位に帯電した感光体ドラム20Yの表面をこの露光用ビームLBで偏向走査する。感光体ドラム20Yの表面では、露光用ビームLBが照射された部分の電位が所定のレベルまで減少する。このようにして、感光体ドラム20Yの表面にラスタ画像データに基づいた静電潜像が形成される。
現像装置22Yは、感光体ドラム20Y表面に形成された静電潜像を顕像化する装置である。トナータンク23Yにはイエローのトナーが収容されており、所定量のトナーが現像装置22Yに供給される。現像装置22Yは、このトナーを感光体ドラム20Y表面に供給し、静電潜像に付着させることによってトナー像を形成する。
感光体ドラム20Y表面に形成されたトナー像は、転写装置25Yに印加された電圧による電界の作用によって、連続紙10表面に転写される。
クリーナブレード24Yは、板状の部材であり、その一辺を感光体ドラム20Yに押し当てることによって、感光体ドラム20Y表面に残存したトナーを除去する。
クリーナブラシ26Yは、導電性のブラシであり、感光体ドラム20Y表面に残存した電荷を除去する。
以上が画像形成エンジン7Yの構成である。画像形成エンジン7M、7C、7Kにおいても各色に対応したトナー像が形成され、連続紙10表面に重ねて転写される。なお、これ以降、画像形成エンジン7Y、7M、7C、7Kを区別する必要のない場合には、単に画像形成エンジン7と称する。他の構成要素についても同様に、Y、M、C、Kの別を区別する必要のない場合には、Y、M、C、Kの表記を省略するものとする。
図1に戻る。トナー像が転写された連続紙10は、定着装置11に導かれる。定着装置11は閃光を発するキセノンランプを内蔵しており、この閃光によってトナー像を加熱し、トナー像を連続紙10表面に定着させる。トナー像の定着された連続紙10は画像形成装置1から排出され、反転装置300内部に搬送される。
反転装置300は、連続紙10の搬送経路に沿って複数のローラを備え、ローラは搬送経路の下流に行くに連れて軸の向きを徐々に変化させて設けられている。これらのローラに連続紙10を張架して搬送することによって、連続紙10の表裏が反転させられるようになっている。
反転装置300で表裏が反転させられた連続紙10は、画像形成装置100内部に導かれ、画像形成装置1と同様の動作によって連続紙10の裏面に画像形成が行われる。
画像形成装置100で画像形成が行われた連続紙10は後処理装置(図示省略)へ搬送される。後処理装置は、例えば新聞の画像が形成された連続紙を1枚が表裏各2ページずつになるように切断して積み重ねる装置である。
図3は、消耗品テーブルを示す図である。消耗品テーブルは記憶部5に記憶されている。
同図に示されるように、消耗品テーブルには、画像形成装置1に備えられた消耗品の種類と残量の初期値とが対応付けられて記憶されている。ここで、「残量」は、消耗品が完全に使用不能となるまでの量ではなく、一定の品質を保って画像出力部6によって画像形成可能な使用量を表している。また、「残量の初期値」とは、当該消耗品の交換または補充を行った時点における残量である。例えば、帯電装置21の残量の初期値は、感光体ドラム20の駆動時間にして10000時間と定められている。仮に帯電装置21がこの時間を超えて使用された場合、画像形成は可能であるが、形成される画像の品質が一定の品質を保つことができなくなることを意味している。
さらに、消耗品テーブルには、ある消耗品の残量がゼロになった時点から当該消耗品に関連する障害が発生するまでの当該消耗品の使用量(限界使用量)が、当該消耗品の種類および障害の内容と対応付けて書き込まれている。「障害」の例を以下に示す。例えば、図3におけるクリーナブレード24の例では、仮にクリーナブレード24が残量がゼロになってからも使用され続け、残量がゼロになった時点からのクリーナブレード24の使用量が感光体ドラム20の駆動時間にして500時間に達した場合に、クリーナブレード24の劣化が原因となって、それが接触する感光体ドラム20表面に損傷が発生する。これ以外にも、例えば、現像装置22の劣化に起因する現像剤の流出によって装置内が汚損される等、種々の障害が発生し得る。本発明は、消耗品が限界使用量を超えて使用され続けることによって発生する種々の障害を防止するために、後述する処理を行う。
<動作>
次に、画像形成装置1の動作について説明する。画像形成装置1に電源が投入されると、CPU44がROM45に記載されているOSプログラムと記憶部5に記憶されているプログラムとを読み出して実行する。図4は、画像形成装置1の動作のフローを表す図である。以下の説明では、動作の主体はCPU44である。
まず、ステップA01では、画像形成装置1に画像データと出力部数が入力される。CPU44はこの画像データを受け取って、記憶部5に格納する。ここで、画像データは4ページ分の画像を表すデータであり、出力部数として「1000」が入力されたものと仮定する。
ステップA02では、CPU44は、入力された画像データと出力部数に基づいて画像形成する場合のページ数(以下、「入力ページ数」)を算出する。本例においては、入力ページ数は4000ページ(=4ページ×1000部)である。
ステップA03では、CPU44は、各消耗品が交換または補充されてからの累積の使用量を算出する。CPU44は、常時、各消耗品が使用されているか否かを監視し、使用量を積算している。ここで、積算の対象となるのは、当該消耗品自体の使用量である場合と、他の消耗品や部品の使用量である場合とがある。例えば、露光装置19については露光装置19自体の駆動時間を積算する(前者の例)。一方、帯電装置21については感光体ドラム20の駆動時間を積算し、これを帯電装置21の使用量とする(後者の例)。
また、ステップA03では、CPU44は、各消耗品の残量を算出する。具体的には、各消耗品について、消耗品テーブルに書き込まれている残量の初期値から使用量を差し引くことによって残量を求める。
また、ステップA03では、CPU44は、各消耗品の残量に基づいて、一定の品質を保って画像出力部6により形成可能な画像のページ数(以下、「形成可能ページ数」)を消耗品の種類毎に算出する。具体的には、以下のようにして算出される。本実施形態の画像形成装置1には、連続紙10のサイズ、画像1ページのサイズ等の情報が予め記憶部5に記憶されている。CPU44は、これらの情報に基づいて、画像1ページあたりの各消耗品の使用量(単位使用量)を算出し、この単位使用量で残量を除することによって、各消耗品の残量が何ページ分の使用量に相当するかを算出する。この算出結果が形成可能ページ数となる。本例においては、クリーナブレード24の残量が3000ページ分であり、他の消耗品の残量はいずれも4000ページ分を超えているものと仮定する。
ステップA04では、CPU44は、各消耗品について、ステップA02で算出された入力ページ数とステップA03で算出された形成可能ページ数とを比較する。そして、すべての消耗品について形成可能ページ数が入力ページ数以上である場合には、ステップA07に進む。一方、形成可能ページ数が入力ページ数を下回っている消耗品がある場合には、ステップA05に進み、メッセージを出力する。このメッセージは、画像形成の一部を完了できないことを表すメッセージであり、このメッセージがタッチパネル39に表示される。本例においては、クリーナブレード24の残量から算出された形成可能ページ数(3000ページ)が入力ページ数(4000ページ)を下回っている。従って、画像形成の一部を完了できないことを表すメッセージ、例えば「この部数のプリントを完了できない可能性があります。プリントを開始しますか?」というメッセージがタッチパネル39に表示される。
ステップA06では、CPU44は、画像形成を行うか否かの判定を行う。具体的には、指示入力部41に対して画像形成を行うことの指示が入力されたか否かを判定する。ここで仮に画像形成を実行した場合、画像形成が途中で停止するわけであるが、途中で停止しても構わないから画像形成を実行したいという場合にユーザは画像形成の指示を入力する(スタートキー押下)。この指示が入力された場合にはステップA07に進む。
ステップA07では、CPU44は、画像出力部6に対し画像形成を行うことの指示を与える。これによって、画像出力部6によって画像形成が開始される。
ステップA08では、CPU44は、消耗品の各々について、残量がゼロになったか否かを一定時間間隔にて判定する。いずれかの消耗品の残量がゼロになった場合には、ステップA09に進む。
ステップA09では、CPU44は、画像出力部6による画像形成を停止し、当該消耗品の交換または補充を促すことを表すメッセージをタッチパネル39に表示させる。例えば、「クリーナブレードを交換してください。」というメッセージを表示させる。
ステップA10では、CPU44は、画像形成を行うか否かの判定を行う。具体的には、指示入力部41に対して画像形成を行うことの指示が入力されたか否かを判定する。ここで仮に画像形成を実行した場合、当該消耗品の残量がゼロになったことにより、形成される画像の品質が一定の品質を保たれなくなる。ユーザは、画像の品質が低下しても構わないから画像形成を続行したいという場合に、画像形成の指示を入力する(スタートキー押下)。この指示が入力された場合にはステップA11に進む。一方、消耗品の交換または補充を行う場合には、ユーザはストップキーを押下して画像形成を中止する。
ステップA11では、CPU44は、画像出力部6に対し画像形成を行うことの指示を与える。これによって、画像出力部6によりステップA07で行われたのに続く部分の画像形成が開始される。ここで、CPU44は、画像データに基づく画像の周囲の余白部分に所定の画像(警告画像)を形成させるよう、画像出力部6に指示を与える。例えば、余白部分に赤色の丸印の画像を形成させる。この画像が何を意味するかは、予め画像形成装置1の操作マニュアル等に記載しておく。これによって、当該ページが消耗品の残量がゼロになってから形成された画像であることをユーザに知らせることができる。
なお、消耗品の残量がゼロになった時点からの使用量に応じて異なる警告画像を形成するようにしてもよい。例えば、クリーナブレード24については、感光体ドラムの駆動時間100時間毎に警告画像の丸印の数を1個ずつ増やすようにしてもよい。
また、残量がゼロになった消耗品の種類に応じて警告画像を異ならせるようにしてもよい。例えば、クリーナブレード24の場合には赤色の丸印、クリーナブラシ26の場合には青色の三角形、というようにする。
また、消耗品の残量がゼロになった時点からの使用量を表す文字列や、残量がゼロになった消耗品の種類を表す文字列の画像を余白に形成するようにしてもよい。
ステップA12では、CPU44は、残量がゼロになってからの当該消耗品の使用量(超過使用量)を算出する。そして、ステップA13では、CPU44は、ステップA12で算出された超過使用量が消耗品テーブルに書き込まれている当該消耗品の限界使用量に達したか否かを判定する。ステップA12およびステップA13の処理は一定時間間隔にて繰返し行う。ステップA12で算出された超過使用量が消耗品テーブルに書き込まれている当該消耗品の限界使用量に達した場合には、ステップA14に進み、画像形成を停止する。
ステップA15では、CPU44は、当該消耗品が交換または補充されたか否かを判定する。例えば、クリーナブレード24の画像形成エンジン7への取り付け部には電気的な接点が設けられており、CPU44が信号を発することによってこの接点における接続が検知されるようになっている。ステップA15の判定は一定時間間隔で繰返し行われ、当該消耗品の行われない限り次のステップには進まない。
消耗品が交換されたと判定されると、ステップA16へ進み、ステップA11で行われたのに続くジョブが実行される。すべてのジョブが完了すると処理が終了する。
画像形成装置1の動作は以上のとおりである。
本発明によれば、形成可能ページ数が入力ページ数よりも少ない場合には、ジョブの一部が完了できない旨をユーザに知らせることができる。ジョブが途中で停止しても構わないとユーザが判断した場合には画像形成を実行することができる。ジョブの途中で消耗品の残量がゼロになった場合には、消耗品の交換をユーザに促すことができる。ユーザが画像形成の品質が低下しても構わないから可能な限りジョブを続行したいという場合にはジョブを続行させることができる。そして、当該消耗品の超過使用量が限界使用量に達した場合にはジョブを停止し、当該消耗品が交換されるまではジョブを再開させないから、消耗品に関連する障害の発生を未然に防ぐことができる。
よって、本発明によれば、画像形成装置の消耗品の交換時期を適切に判断することができる。
<変形例>
以上説明した形態に限らず、本発明は種々の形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形した形態でも実施可能である。
ピン穴の設けられた連続紙やカット紙を用いる画像形成装置の場合、ピンレス連続紙の場合に比べてトナー像の転写位置のずれの問題は起こりにくいので、助走は多くの場合、不要である。しかしながら、トナー補給後の色味の安定を目的とする試し刷りが必要となる場合があるから、本発明はピン穴の設けられた連続紙やカット紙を用いる画像形成装置に対しても好適である。
上述の実施形態では、ピンレスの連続紙にカラー画像を形成するタンデムエンジン型の画像形成装置の例を示したが、これ以外の画像形成装置に対しても本発明は好適である。例えば、画像形成エンジンを1基のみ有する画像形成装置でも、ピンレスの連続紙を用いる場合に搬送初期の連続紙の挙動は不安定であり、表裏に画像形成する場合には高い精度が求められるから助走が必要となる。従って、画像形成エンジンを1基のみ有する画像形成装置に対しても本発明は好適である。
上記の実施形態では電子写真方式の画像形成装置の例を示したが、本発明は、インクジェット方式、熱転写方式等、電子写真方式以外の画像形成装置にも適用可能である。
本発明の実施形態の構成を示す図である。 画像形成エンジン7Yの構成を表す図である。 消耗品テーブルを示す図である。 画像形成装置1の動作のフローを表す図である。
符号の説明
1…画像形成装置、100…画像形成装置、200…給紙装置、300…反転装置、10…連続紙、4…制御部、44…CPU、45…ROM、46…RAM、47…通信インターフェイス、5…記憶部、41…指示入力部、40…キーボード、39…タッチパネル、6…画像出力部、7Y、7M、7C、7K…画像形成エンジン、20Y…感光体ドラム、21Y…帯電装置、19Y…露光装置、22Y…現像装置、25Y…転写装置、24Y…クリーナブレード、26Y…クリーナブラシ、23Y…トナータンク、11…定着装置。

Claims (6)

  1. 画像データを入力する画像入力手段と、
    像データに基づいて記録媒体表面に画像形成する画像出力手段と、
    前記画像入力手段により前記画像データが入力されたならば、入力された画像データに基づいて画像形成する場合のページ数である入力ページ数を算出する入力ページ数算出手段と、
    消耗品と、前記画像出力手段により一定の品質を保って画像形成可能な該消耗品の残量の初期値とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記消耗品が交換されてからの使用量を算出する使用量算出手段と、
    前記記憶手段に記憶されている残量の初期値から前記使用量算出手段により算出された使用量を差し引くことによって前記消耗品の残量を算出する残量算出手段と、
    予め記憶部に記憶された情報から、画像1ページあたりの前記消耗品の単位使用量を算出し、前記残量算出手段で算出された残量を前記単位使用量で除することによって、前記画像出力手段により一定の品質を保って画像形成可能なページ数である形成可能ページ数を算出する形成可能ページ数算出手段と、
    前記入力ページ数が前記形成可能ページ数以下の場合には、前記画像出力手段に対して画像形成の指示を与える一方、前記入力ページ数が前記形成可能ページ数を上回る場合には、前記画像データに基づく画像形成の一部を完了することができない可能性があることを表す情報を出力する第1の出力手段と
    前記第1の出力手段により前記情報が出力された場合に前記画像出力手段に画像形成を行うことの指示を入力する第1の指示入力手段と、
    前記第1の指示入力手段により前記指示が入力された場合に、前記画像データに基づいて画像形成を行うように前記画像出力手段を制御する第1の制御手段と、
    前記消耗品のいずれかの残量がゼロになった時点で、前記画像出力手段による画像形成を停止する第1の停止手段と、
    当該消耗品の残量がゼロになったことを表す情報を出力する第2の出力手段と、
    前記第2の出力手段により前記情報が出力された場合に前記画像出力手段により画像形成を続行することの指示を入力する第2の指示入力手段と、
    前記第2の指示入力手段により前記指示が入力された場合に、前記第1の停止手段で画像形成が停止されるまでに形成された画像に続く部分の画像形成を行うように前記画像出力手段を制御する第2の制御手段と、
    前記第2の指示入力手段により前記指示が入力された場合に警告を表す画像を前記記録媒体表面に形成する警告画像出力手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記警告画像出力手段は、前記消耗品の残量がゼロになった時点からの前記消耗品の使用量に応じて、形成される画像を異ならせることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記警告画像出力手段は、残量がゼロになった消耗品の種類に応じて、形成される画像を異ならせることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記消耗品の残量がゼロになった時点から前記消耗品の残量がゼロになったことに起因する障害が発生するまでの前記消耗品の使用量を前記消耗品および該障害の内容と対応付けて記憶する限界使用量記憶手段と、
    前記第2の指示入力手段により前記指示が入力された場合に、前記消耗品の残量がゼロになった時点からの前記消耗品の使用量を算出し、該使用量が前記限界使用量記憶手段に記憶されている使用量に達した場合に、前記画像出力手段による画像形成を停止する第2の停止手段と
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記第2の停止手段により画像の形成が停止された場合に、残量がゼロになった消耗品が交換されたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記消耗品が交換されたと判定された場合に、前記画像出力手段による画像形成を許可する許可手段と
    を有することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の出力手段は、前記入力ページ数算出手段により算出されたページ数が前記形成可能ページ数算出手段で算出されたページ数よりも大きい場合には、前記消耗品の交換を促すことを表す情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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