JP2008122917A5 - - Google Patents

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画像形成装置および画像形成方法
本発明は、通常モードとその通常モードより電力消費の少ない省電力モードとを有する画像形成装置および画像形成方法に関する。
近年の環境規制や環境保護意識の高まりから、印刷機能を有する複写機、プリンタなどの画像形成装置では、印刷指示を受けた場合に直ちに画像形成が行われる待機モードにおいて、待機時間が長くなると、電力節約の観点から、例えば、ヒートローラ方式では加熱ローラを加熱する加熱部材への通電を遮断し、必要な時のみ加熱部材へ通電して消費電力を低減するいわゆる省電力モードに移行することが行われてきた。この省電力モードには、画像形成が所定時間行われない場合に、加熱ローラの温度を定着温度よりやや低い一定の温度に保ち、使用時には、直ちに使用可能な定着温度まで立上げ可能な予熱モードや、加熱部に電力を供給せず、使用時に加熱ローラの温度を定着温度まで立ち上げるスリープモードがある。
このような省電力モードへの移行は、画像形成が所定時間行われなかった場合に行っているが、更に画像形成装置の消費電力を削減するために、給紙カートリッジ内の用紙の有無を検知して用紙が無かった場合や、画像形成が所定時間行われず、画像形成装置周辺にオペレータがいない場合などの予め決められた条件が満たされなかった場合にも消費電力モードに切り替わり、上記条件が解消した場合には自動的に省電力モードから画像形成が行われる通常モードあるいは待機モードに復帰するようにした画像形成装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−233276号公報
しかしながら、上記画像形成装置では、用紙がなかった場合や、画像形成装置周辺にオペレータいない場合には省電力モードへの切替えによる消費電力の削減は可能であるが、装置のエラー、例えば、トナー切れや、用紙ジャム、その他サービスマンコール等が発生した場合については何ら解消されておらず、上記装置のエラーが発生した場合には、表示部への電力供給や画像形成が行われないにもかかわらず加熱部材への電力供給が継続され、余分な電力を消費していた。
従って、本発明は装置のエラーが発生した場合に、有効に消費電力を削減することが可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、画像形成を行なう画像形成部と、エラーを検知するエラー検知部と、前記エラー検知部により検知されたエラーの情報を表示する表示部を有する操作部と、少なくとも前記画像形成部および前記表示部へ電力を供給する電源制御部と、前記エラー検知部がエラーを検知した場合に、前記表示部への電力供給を維持した状態で、画像形成を行う通常モードから前記画像形成部への電力供給を遮断して通常モードより電力消費の少ない省電力モードに切り替え、前記エラー検知部によって前記エラーの解除が検知される前に所定時間を超過した場合に、前記電源制御部による前記表示部への電力供給を遮断し、前記エラー検知部によってエラーの解除が検知された場合に省電力モードから通常モードに復帰させる制御部と、を備えることを特徴としている。
本発明によれば、装置のエラーが発生した場合に、消費電力を削減することが可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供することが出来る。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
〔実施形態の例〕
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図である。画像形成装置1は読み取り対象の画像を読み取るスキャナ部(画像読取部)2と画像を形成するプリンタ部(画像形成部)3を備えている。
スキャナ部2は、自動原稿送り装置4、透過性の原稿載置台5、キャリッジ6、キャリッジ6に設けられた露光ランプ8、反射ミラー10、反射光を取り込んで光による画像情報をアナログ信号に変換するCCD12(Charge Coupled Device)を備えている。
プリンタ部3は、感光体16、感光体16上に静電潜像を形成するレーザーユニット14、感光体16の周囲に順次配置されている帯電装置18、現像装置20、転写装置22、クリーナー26、除電ランプ28を備えている。また、給紙装置30、搬送ベルト31、32、不図示の加熱ローラ、加圧ローラ、および加熱ローラを加熱する加熱装置を備えた定着装置34、画像形成完了後の用紙をトレイ36に排出する排出ローラ35を備えている。
原稿載置台5に置かれた原稿、もしくは自動原稿送り装置4によって送られてくる原稿にキャリッジ6と露光ランプ8からなる露光手段によって原稿載置台5の下方から光が当てられると、原稿からの反射光は反射ミラー10によって誘導され反射光像がCCD12に投影される。CCD12に取り込こまれた画像情報は、アナログ信号で出力されたのち、デジタル信号に変換され、画像処理が施された後レーザーユニット14へ送信される。
画像形成が始まると、帯電装置18は所定の放電位置で放電し、回転する感光体16の外周面に所定の電荷を軸方向に均一に帯電させる。次に、レーザーユニット14により、この感光体16の外周面に、CCD12から送信されてきた画像情報に従ってレーザービームを照射し、原稿の画像情報に対応した静電潜像を感光体16の外周面に形成・保持する。次に、現像装置20によって感光体16の外周面に現像剤(例えばトナー)が提供され、静電潜像はトナー像に変換、すなわち現像される。この現像装置20には、現像ローラが感光体16に対向して回転自在に設けられ、現像ローラの回転により感光体16へトナーを供給するようになっている。この感光体外16の周面に形成されたトナー画像が転写装置22によって、給紙装置30より搬送路31を経由して搬送されてきた用紙上に静電的に転写される。その後、用紙は搬送ベルト32を経由して不図示の加熱ローラ、加圧ローラ、および加熱ローラを加熱する加熱装置を備えた定着装置34に搬送され、用紙上に転写されたトナー像は、定着装置34によって用紙上に固着、すなわち定着される。トナー画像が定着することで画像形成が完了した用紙は、排紙ローラ35によってトレイ36へ排出される。一方、転写されずに残った感光体上のトナーは、転写装置22よりも感光体16の回転方向の下流に位置するクリーナー26によって除去された後、除電ランプ28によって感光体16の外周面の残留電荷が除去される。
図2は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の制御系のブロック図である。画像形成装置1はシステム主制御部40、スキャナ制御部41、プリンタ制御部42を備えている。
システム主制御部40は、全システムの中心となる機能を有しており、メインCPU(第1の制御部)44、画像の処理やその他の画像の加工を行うASIC46、メインCPU44よりロースペック且つ消費電力の小さいサブCPU(第2の制御部)48および画像形成装置1の各種動作のプログラムを記憶する動作記憶部50を備えている。
スキャナ制御部41およびプリンタ制御部42は、メインCPU44の指示に基づいて、それぞれスキャナ部2、プリンタ部3の動作を制御する。
また、図に示すように、画像形成装置1の制御系は、メイン電源系69と、サブ電源系73とからなり、メイン電源系69はメインCPU44によって制御され、サブ電源系73はサブCPU48によって制御される。
まず、メイン電源系69について説明する。
メインCPU44には、動作記憶部50、操作パネル52、ネットワーク部54、FAX56、スキャナ制御部41、プリンタ制御部42、エラー検知部65、画像データを保存するための記憶部66、および電源制御部70が接続されている。
操作パネル52は、テンキーなどの各種のキーを有し、ここから印刷枚数や用紙サイズの選択、倍率などを入力する。
ネットワーク部54は、画像形成装置から離れた場所に設置されたホスト装置、例えばPCであり、ここからLANなどのネットワークを介して画像形成装置の操作を行うことができる。
FAX制御部56は、電話回線に接続され、電話回線によって画像情報の信号を送受信する。
エラー検知部65は、紙切れ検知部58、トナー切れ検知部60、紙ジャム検知部62、およびその他サービスマンコール検知部64からなる。用紙切れ検知部58は、給紙装置30に設置され、給紙装置30内に、用紙があるか否かを検知する。トナー切れ検知部60は、例えば、現像装置20に設置され、現像容器から排出される現像剤の有無や、現像容器内にある現像剤の状態(例えばトナー濃度)や量を光学式センサ、圧電センサ等で検出し、トナー切れを検知する。紙ジャム検知部62は、搬送路31や搬送ベルト32などの搬送経路の適所に設置され、発光側、受光側の一対で使用される光透過型のセンサや、揺動可能なレバー部材と光透過型のセンサを組みあわせたものでジャム検知およびジャム発生時の用紙滞留位置を検知する。
また、その他サービスマンコール検知部64としては、例えば、記憶部66にHDDを用いる場合、プリント回数をカウントしてある一定の値に達した際に、あるいは、HDDのアクセス速度のチェックにより故障を予測してHDDの交換を要求するものや、システム基板等の各種回路基板の不良やセンサあるいはモータ等に不良が生じた際に、修理や交換を要求するものが挙げられる。
電源制御部70は、主電源68を制御してメイン電源系69、サブ電源系73に電力供給を行う。この電源制御部70と主電源68は、以下の通常モードと省電力モードとの切替えを行う電源制御手段である。
メイン電源系69は、画像形成を行う印刷モードあるいは、印刷指示があった場合に、直ちに画像形成が開始される待機モード(以下、本明細書では、印刷モード、待機モードを併せて通常モードと呼ぶ)において動作するものであって、スキャナ部2や最も電力が消費されるプリンタ部3の加熱装置(不図示)も含め、電源制御部70の制御に基づいて主電源68から電力が供給されている。
画像形成の行われる画像情報は、操作パネル52の操作に基づいてメインCPU44からスキャナ制御部41に対して原稿の画像情報の取り込み指示が出されると、スキャナ部2によって取り込まれ、記憶部66に保存される。あるいは、ネットワーク部54を介して接続されたPCやFAX56から画像情報が送信されてくると、記憶部66に保存される。スキャナ部2で取り込まれた、あるいは、ネットワーク54、FAX56を介して送信されてきた画像情報は、メインCPU44によってプリンタ制御部42に送信され、プリンタ部3で画像形成される。
また、メインCPU44は、エラー検知部65によって各種エラーが検知された場合には、動作記憶部50に記憶された動作プログラムに基づいて動作モードを通常モードから省電力モードに移行する。また、メインCPU44は、待機モードにおいて、所定時間、画像形成の指示がなされなかった場合にも、省電力モードに移行する。なお、本願明細書では、「省電力モード」とは、サブ電源系73のみに電力が供給される状態を言う。
次に、サブ電源系73について説明する。
サブCPU48には、動作記憶部50、操作パネル52、ネットワーク部54、FAX56、エラー検知部65、電源制御部70が接続されている。電源制御部70は、サブCPU48の制御に基づいて主電源68を制御し、主電源68は電源制御部70の制御に基づいて、メイン電源系69あるいはサブ電源系73に電力を供給する。操作パネル52は、エラー検知部65により検知されたエラーの情報を表示する表示部を備えており、省電力モードにおいて所定時間経過した場合には表示部の電力は遮断され、さらに、この状態でユーザーによって操作パネル52が操作された場合には再度表示部に電力が供給される。
省電力モードでは、主電源68はサブ電源系73のみに電力を供給しており、メイン電源系69のスキャナ部2やプリンタ部3、メインCPU44への電力供給を行わない。
エラー検知部65は、サブCPU48に制御されており、サブCPU48は、エラー検知部65からのエラー信号が解除されると、動作記憶部50の動作プログラムに基づいて、直ちに電源制御部70を制御してメイン電源系69に電力供給を開始させ、その後、通常モードに切り替える。また、省電力モードでは、サブCPU48によって、操作パネル52、プリントデータを受信するネットワーク部54およびFAX56の監視も行われ、画像形成指示を受信した際、エラー検知部65によってエラーが検知されていない場合には、サブCPU48は、動作記憶部50の動作プログラムに基づいて、直ちに電源制御部70を制御してメイン電源系69に電力供給を開始し、通常モードに切り替える。
なお、省電力モードにおいて、操作パネル52、ネットワーク部54、FAX56やエラー検知部65の制御は、印刷指示等の受信確認およびエラー解除の確認ができれば足りるので、サブCPUは、例えば、マイコンなどの安価でロースペックのものを新たに設けても、あるいは、操作パネル等に既に備えられているロースペックのCPUで代用してもよい。
また、図2では、便宜上、メイン電源68とサブ電源72が別個に書かれているが、これに限定されるものではなく、同一の電源を用いて各電源系の装置に電力が供給されるようにしてもよい。
次に、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の動作について図3を用いて説明する。図3は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。なお、所定時間、画像形成指示がなされなかった場合の動作は省略する。
通常モードにおいて、画像形成中に紙切れ検知部58が用紙切れを検知した場合(ステップS1)、用紙切れ検知部58は用紙なしの信号をメインCPU44に送信する。メインCPU44は、直ちに省電力モードへ切り替えるのではなく、オペレータが画像形成装置1の周辺にいないなどの理由で、所定時間内に用紙切れが解除されなかった場合(ステップS2)に、メインCPU44は動作記憶部50の動作プログラムに基づいて電源制御部70を制御し、電源制御部70により主電源68を制御して省電力モードへの切替え動作を開始する。一方、所定時間以内に用紙切れが解除された場合には、メインCPU44は電源制御部70の制御を行わず、通常モードのまま画像形成が再開される。用紙切れのエラーの場合は、オペレータが画像形成装置1の周辺にいれば給紙装置30に用紙を供給するだけで、直ちにエラーを解除することができる。従って、用紙切れが発生するたびに無条件で省電力モードに移行して定着装置34への電力を遮断してしまい、直ちに画像形成を再開できずに使い勝手が悪くなるのを防いでいる。
続いて、省電力モードへの切替え動作は、まず、動作記憶部50の動作プログラムに基づくメインCPU44からの指示により電源制御部70が主電源68を制御し、サブ電源系73へ電力を供給させる(ステップS3)。メインCPU44は、サブ電源系73に電力が供給され、サブCPU48が起動したのを確認したら、サブCPU48にシステムの制御を移行する(ステップS4)。この際、メインCPU44、あるいはサブCPU48によってメイン電源系69への電力供給が遮断され(ステップS5)、省電力モードへ移行する(ステップS6)。省電力モードへ移行すると、サブCPU48はエラー検知部65を制御する。サブCPU48は、エラー検知部65からエラーの解除の信号を受信した場合(ステップS7)には、電源制御部70を介して主電源68を制御し、メイン電源系69への電力供給を再開させる(ステップS8)。サブCPU48は、メイン電源系69に電力が供給され、メインCPU44が再起動したことを検知したら、メインCPU44にシステムの制御を移行し(ステップS9)、その後、メインCPU44、あるいはサブCPU48自身によって、サブ電源系73への電力供給が遮断され(ステップS10)、通常モードへ復帰する。
一方、紙ジャム検知部62が、画像形成中に用紙搬送路等における紙づまりを検知した場合(ステップS11)、メインCPU44は、紙ジャム検知部62を介して紙づまり発生信号および発生の位置情報を取得する。メインCPU44が、もし紙づまりの発生位置が定着装置34付近であることを検知した場合(ステップS12)には、直ちにステップS3へ移行する。これは、紙づまりを解除するために画像形成装置1の各カバー(不図示)を空けていくと、画像形成装置1内に外気が入りやすく、紙づまりを解除する際に、定着装置34の温度が下がりやすくなる。その際、定着装置34の定着温度を維持しようとすると通常よりも多く電力を消費してしまう可能性があるので、定着装置付近で発生した場合には、直ちに省電力モードへ移行するようにしている。
一方、紙づまりの発生位置が、それ以外の場所、例えば、定着装置34付近以外の用紙搬送路や自動原稿送り装置4である場合には、メインCPU44は、所定時間内にジャムが解除されたかを判断し(ステップS13)、所定時間内に解除されなかった場合には、ステップS3へ移行し、解除された場合には通常モードのまま画像形成が継続される。すなわち、定着装置34付近以外での紙づまりは、すばやく解除できる可能性が高く、紙づまりのたびに省電力モードに移行して定着装置34への電力を遮断してしまっては、直ちに画像形成を再開できずに使い勝手が悪い。そこで、所定時間内に解除されなかった場合に、省電力モードに移行するようにしている。
また、画像形成中に、トナー切れ検知部60がトナー切れを検知した場合(ステップS14)や、その他サービスマンコール検知部64がその他のエラーを検知した場合(ステップS15)には、直ちにステップS3へ移行する。なお、この場合の「トナー切れ」とは、画像形成装置1が自動でトナー補給できない場合、すなわち、トナーカートリッジの交換が必要な場合を言う。このトナーカートリッジの交換や、その他サービスマンコールの場合には、エラーの解除までに時間がかかるために、直ちにステップS3へ移行するようにしている。
また、図4に示すように、エラーによる省電力モードの場合には、所定時間エラーが解除されなかった場合(ステップS16)には、電源制御部70による操作パネル52の表示部への電源供給遮断されるが(ステップS17)、この状態でユーザーが操作パネル52を操作した場合(ステップS18)には、表示部に電力が供給され、エラー情報を確認することができる。この際、ユーザーによってユーザーが操作パネル52が操作されても、エラーが解除されていない場合には、プリンタ部等のメイン電源系69には電力供給されずに省電力モードが維持される。
なお、本実施の形態に係る画像形成装置では、ステップS2やステップS13の所定時間は、また、この所定時間は、動作記憶部50に記憶されており、ユーザー側あるいはメーカー側で操作パネル52あるいはネットワーク部54に接続されたPC等から予め設定しておくことができる。一方、エラーの発生から解除までの時間(以下、経過時間と言う)については、例えば、不図示のタイマーでカウントされ、例えば、記憶部66に記憶される。そして、この経過時間が所定時間未満か否かについては、メインCPU44において比較が行われる。
以上のように、用紙切れ、トナー切れ、紙づまり、その他エラーが発生した場合において、省電力モードへの移行が可能であるため、通常モード時やシステム起動時にこれらのエラーが発生した場合に、直ちに省電力モードへ移行することで消費電力を削減することができる。
また、エラーによる省電力モードの場合には、操作パネル52の表示部の電源も落ちているが、ユーザーが操作パネル52を操作した場合には、表示部に電力が供給され、エラー情報を確認することができる。この際、ユーザーによってユーザーが操作パネル52が操作されても、エラーが解除されていない場合には、プリンタ部等のメイン電源系69には電力供給されずに省電力モードが維持される。従って、ユーザーは、操作部パネル52のエラー情報を見つつエラーを解除することができ、またエラーが解除されるまでメイン電源系69には電力が供給されず、サブ電源系の各部に最小の電力供給がされるだけなので、エラー解除中にも消費電力を効率よく削減することができる。
また、エラーが発生して省電力モードへ移行した場合に、エラーが解除されたか否かを検知するために、高性能であり比較的消費電力も大きいメインCPU44ではなく、サブCPU46でエラー検知部65を監視している。すなわち、高性能なメインCPU45は消費電力が大きく、また、省電力モードにおいて、エラーが解除されたか否かを検知するために検知エラー検知部65を監視するのは、高性能なCPUである必要はないので、メインCPU44よりも性能が低いが消費電力も少ないサブCPU46を用いることで、省電力モードにおいて効率よく消費電力を削減することができ、検知エラー検知部65も十分監視することができる。
また、発生したエラー条件に基づいて省電力モードへ移行する動作を変えることで、オペレータにとっては操作性が良く、エラー発生時の省電力モードへの移行はメインCPUとサブCPUの制御により自動的に行われるので、オペレータが意識することなく消費電力の削減を行うことができる。
なお、ステップS12では、定着装置34付近において紙づまりが発生した場合に、直ちにステップS3へ移行するのではなく、定着装置34への電力供給を削減し、予熱モードに移行してもよい。また、定着装置34付近かどうかを判断しているが、これに限ったものでなく、設定によって判断する箇所を変える、あるいは複数箇所設けてもよい。
また、所定時間、画像形成指示がなされなかった場合にも省電力モードに移行するとしたが、その場合に直ちにサブ電源系73のみに電力供給する省電力モードに移行するのではなく、経過時間に伴って、加熱ローラの温度を定着温度よりやや低い一定の温度に保ち、使用時には直ちに使用可能な定着温度まで立上げ可能な予熱モード、加熱部に電力を供給せず、使用時に加熱ローラの温度を定着温度まで立ち上げるスリープモードと段階的に移行していってもよい。この時、スリープモードの代わりに省電力モードとしても、スリープモードの後に省電力モードに移行するとしてもよい。逆に、ステップS13では、所定時間を考慮せず、エラーが発生したら直ちに省エネモードに移行するようにしてもよい。
また、通常モードへの復帰は、エラーが所定時間内に解除されたかで判断するのではなく、所定時間内に解除動作か開始されたかを検知して判断する、あるいはその両方を組み合わせてもよい。例えば、所定時間内に解除動作が開始された場合と開始されなかった場合とでステップS3へ移行するまでの時間を変えてもよい。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々、変形して実施してもよい。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の制御系のブロック図。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の表示部の省電力モードにおける動作を示すフローチャート。
1 画像形成装置
2 スキャナ部
3 プリンタ部
34 定着装置
44 メインCPU
48 サブCPU
50 動作記憶部
54 ネットワーク部
56 FAX
58 紙切れ検知部
60 トナー切れ検知部
62 紙ジャム検知部
64 その他サービスマンコール検知部
65 エラー検知部
68 主電源
69 メイン電源系
70 電源制御部
73 サブ電源系

Claims (8)

  1. 画像形成を行なう画像形成部と、
    ラーを検知するエラー検知部と、
    前記エラー検知部により検知されたエラーの情報を表示する表示部を有する操作部と
    少なくとも前記画像形成部および前記表示部へ電力を供給する電源制御部と、
    前記エラー検知部がエラーを検知した場合に、前記表示部への電力供給を維持した状態で、画像形成を行う通常モードから前記画像形成部への電力供給を遮断して通常モードより電力消費の少ない省電力モードに切り替え、前記エラー検知部によって前記エラーの解除が検知される前に所定時間を超過した場合に、前記電源制御部による前記表示部への電力供給を遮断し、前記エラー検知部によってエラーの解除が検知された場合に省電力モードから通常モードに復帰させる制御部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記表示部への電力供給が遮断された状態で、前記エラーの解除が検知される前に前記操作部が操作された場合、前記制御部は、省電力モードを維持した状態で、前記電源制御部による前記表示部への電力の供給を再開させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記エラー検知部により紙づまりのエラーが検知され前記紙づまりの場所が定着装置の付近の場合であるには、省電力モードに切り替え、前記紙づまり場所が定着装置付近以外の場合には、エラーが解除される前に前記所定時間を超過した後、省電力モードに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. エラー検知部によりエラーが検知された場合に、電源制御部により通常の画像形成を行う通常モードから通常モードより電力消費の少ない省電力モードに切り替え、
    省電力モードにおいて、所定時間内にエラーが解除されなかった場合には、エラー情報を表示する表示部への電力供給を前記電源制御部により遮断し、
    前記表示部への電力供給を遮断した状態で、エラーが解除される前に前記表示部を有する操作部が操作された場合には、省電力モードの状態のまま、前記電源制御部によって前
    記表示部へ再度電力を供給し、
    前記エラー検知部がエラーの解除を検知した場合には、前記電源制御部により省電力モードから通常モードに復帰させることを特徴とする画像形成方法。
  5. 前記エラー検知部により用紙切れのエラーが検知され、前記エラーが解除される前に前記所定時間を超過した場合には、省電力モードに切り替えることを特徴とする請求項4に記載の画像形成方法。
  6. 前記エラー検知部により紙づまりのエラーが検知され、前記紙づまりの場所が定着装置の付近である場合には、省電力モードに切り替え、前記紙づまりの場所が定着装置付近以外の場合には、エラーが解除される前に前記所定時間を超過した後、省電力モードに切り替えることを特徴とする請求項4に記載の画像形成方法。
  7. 画像を形成する画像形成部と、
    エラーを検知するエラー検知部と、
    画像形成を行う通常モードにおいて、少なくとも前記エラー検知部および前記画像形成部へ電力を供給する電源制御部と、
    前記電源制御部より電力の供給を受けて稼動し、前記エラー検知部によりエラーが検知された場合に、前記電源制御部による前記画像形成部への電力供給を遮断させ通常モードより電力消費の少ない省電力モードに切り替える第1の制御部と、
    前記省電力モードに切り替わる場合に、前記電源制御部により電力の供給を受けて稼動した後、前記電源制御部による前記第1の制御部への電力供給を遮断させ、前記エラー検知部によりエラーの解除が検知された場合に、前記電源制御部による前記第1の制御部への電力供給を再開させる第2の制御部とを備える画像形成装置。
  8. 前記電源制御部は、前記第2の制御部に電力供給する場合には前記第1の制御部への電力供給を遮断し、前記第1の制御部に電力供給する場合には前記第2の制御部への電力供給を遮断することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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