JPS6175370A - 電子複写機の制御方式 - Google Patents

電子複写機の制御方式

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JPS6175370A
JPS6175370A JP59199020A JP19902084A JPS6175370A JP S6175370 A JPS6175370 A JP S6175370A JP 59199020 A JP59199020 A JP 59199020A JP 19902084 A JP19902084 A JP 19902084A JP S6175370 A JPS6175370 A JP S6175370A
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秀夫 伊藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は電子複写機の制御方式に関し、詳しくは、複写
機内で発生する異常を検出して少なくとも異常部分の負
荷をオフするよう番こ制御される電子複写機における異
常発生後の再通電時の制御方式番こ係わるものである。
7  従来技術 複写機内で発生する異常は種々のものがあり、大別する
と複写機内で搬送される複写紙の搬送異常、即ち、ジャ
ムと、複写機内の各種機器の異常に分けられる。各種機
器としては、たとえば、走査系を駆動するためのクラッ
チ或いはモーターの異常、チャージャー線の断線やリー
クの異常1.露光ランプやイレーサーランプの異常、ヒ
ーター関係の異常等があげられる。
近年の複写機はこのような異常を検出して複写機の通電
を断つ機構を冑しており、異常を放置することによって
複写機に致命的な損傷を与えることがないようにされて
いる。
さらに、本件出願人から出願された実願昭53−385
18号(実開昭511−141946号)においては、
異常が検出されたときに異常の種類によって制御装置か
らあらかじめ決められた数のパルスを出力し、このパル
スによって機械的なカウンタ装置δを歩進させてカウン
タ値により異常の種類を示すようになっている。これは
電気的な表示では通電が断たれると表示も消えてしまう
ため機械的な表示によって通電を断っても表示を残すよ
うに配慮したものである。
このカウンタ装置は、また、制御装置によりその状態を
チェックされるようになっており、異常のない状態を示
す、例えば、“0″の状態にリセットされていないと制
御装置は異常がまだ解消されていないとして複写機の通
電をオフするよう(こなっている。
しかしなから、このような装置(こおいては、異常発生
後の再通電時に異常が解消されていない、或いは前記カ
ウンタ装置かりセットされていないと通電がすぐにオフ
されてしまう。ユーザーとしては異常発生後何らかの処
置をして異常は解消できたものと巴っているから通電が
オフされたのは複写機自体の故障であると短絡的に考え
てしまったり、どのように対処してよいか迷ったりする
このような事態は、例えば、連続複写中で複写機内に複
数の複写紙か存在しその1枚がジャムしたす とき、ジャムした複写紙しか取のぞかす旧常に搬^ 送されていた残りの複写紙を機内に残したままにしたよ
うな場合に発生する。或いは前記カウンタ装置を備えた
複写機1こあっては、異常は解消してもカウンタ装置を
リセットするのを忘れることが応々(こしてあり、この
ようなとき前記事態となる。
目的・要旨 本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、異
常発生後の再通電時における残存異常処理を容易にした
複写機を提供することを目的とする。
上記目的は、異常発生後の再通電時に異常がいまだ解消
されていないとき、或いは前述のようなカウンタ装置が
リセットされていないときは、一定時間の間異常表示を
おこないその後複写機の通電を断つように制御すること
により達成される。
このような異常表示によってユーザーは異常処理が充分
でなかったことを知ることができ、また、一定時間後通
電を断つので無駄な電力を浪費することもない。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
第1図は本発明の制御装置を備えた電子複写機(1)の
概略構成を示す図であり、まずこれによりて電子複写機
(1)の構成及び動作につき説明する。
央部に感光体ドラム(2)が図中矢印(a)方向に回動
可能に支承され、その周囲には一1帯電用チャージャ(
3)、露光用スリット部(4)、現像装置(5)、転写
用チャージャ(6)、除電用ACチャージャ(7)、分
離爪(8)、クリーニング装置(9)、前帯電チャージ
ャ(10)及びイレーナランプ(11)が順次配設され
、感光体ドラム(2)の回転に伴ってその表面に順次作
用し、同期して搬送される複写紙上にトナー像を転写す
るものである。
即ち、前帯゛庖チャージャ(10)でクリーニング後の
感光体表面を帯電し、イレーザランプ(11)によって
除電した役、帯電用チャージャ(3)によって再び感光
体表面を荷電し、後述する原稿走査系によって走査され
る原稿(図示せず)の像を露光用スリット部(4)を介
してその表面に逐次投影して静電・ 潜像を形成し、該
静電潜像に現像装置(5)によってトナーを付着させて
現像し、このドラム上のトナー像を、後述する制御装置
によって同1期をとって搬送される複写紙上に転写する
ものであり、転写後の複写紙は除電用ACチャージャ(
7)及び分離爪(8)によってドラム表面から分離され
て定着器(12)に搬送され、トナー像を加熱定着され
てトレー(13)上に排出され、一方転写後の感光体ド
ラム(2)はクリーニング装置(9)によってその表面
の残留トナーをかき落とされて、前述した前帯電工程に
戻る。
走査系(20)は、露光ランプ(21)、第1反射鏡(
22)、第2反射鏡(23)、第3反射鏡(24)、レ
ンズユニット(25)、第4反射鏡(26)等からなり
、露光ランプ(21)と第1反射鏡(22)とは、走査
ユニット(27)によって一体向に移動可能に保持され
、第2、第3の反射鏡(23)、(24)は反射鏡支持
ユニット(28)によって一体向に移動可能に保持され
ており、第4反射鏡(26)は固定されている。走査ユ
ニッ)(27)及び反射鏡支持ユニッ) (28)は、
原稿台ガラス(29)上に載置される原稿を走査すると
き、感光体ドラム(2ンの回転速度(複写紙の搬送速度
)をVとすると、それぞれ矢印(b)方向へv/Mr 
V/2M (Mは複写倍率)で、原稿台ガラス(29)
と平行に移動されるように、図示しない駆動装置やガイ
ド手段と関連付けられている。
また、走査ユニ7l−(28)ζこはスイッチ作動部材
(30)か設けられており、走査ユニット(28)の移
動に伴って、この移動経路近傍に設けられた制御用スイ
ッチ(swt) 、 (SW2)等を順次作動させ、後
述する複写機(1)の動作制御のための信号を発生する
複写紙(P)の給紙及び搬送系(40)は、複写機本体
に設けられた上下2段のカセット装填部(41)、 (
42)と、各装填部上方に位置固定的に設けられた給紙
ローラ(R1) 、 (R2)と、中間ローラ(43)
、タイミングローラ(44)等からなり、上下装填耶(
41)、(42)こ複写紙(P)を給紙ローラ(R1)
、(R2)に押し付け、給紙ローラ(R1)、(R2)
のいずれか一方を選択的に回転駆動することにより、複
写紙(P)を機内へ送り込む。
なお、給紙ローラ(RL)、(R2)の駆動は、図示し
ない動力源からの駆動力を、公知のスプリングクラッチ
とソレノイド等によるクラッチ機構を介して伝達するこ
とによって行われ、後述する給紙タイミング信号はこの
ソレノイドの作動タイミングに出力されるものである。
カセット(C1)あるいは(C2)から送り出された複
写紙(P)は、中間ローラ(43)に当接してその進行
を一旦阻止され、適宜なタイミングで中間ローラ(43
)か回転してタイミングローラ(44)に送られ、ここ
で再びその進行か阻止されて、上記感光体ドラム(2ン
上に形成されるトナー像と同期をとって出力されるタイ
ミングローラ作動信号によってタイミングローラ(44
)か駆動され、転写部へ送り込まれるものである。
B 制御装置  次に上記複写機(1ンの制御装置につ
き説明する。第2図に、制御HJ装置(50)の中心ト
ナルマイクロコンピュータシステムの中央演算処理装置
(以下CPUと略記する。) (51)、(52)を示
す。CPU−1(51)はマスターCPUであり、主に
後述する如き複写の動作モードや異常検出の表示関係の
制御を実行し CPU−2(,52)はスレーブCPU
であり、主に複写動作と同期した制御信号の処理を実行
スルモノテ、cpu−t(51)とcpu−2(52)
 tD情報はパスライン(53)を介して互いに、常時
あるいは所定のタイミング毎に交換される。cpu−1
(51)においては、例えば適宜使用者によって設定さ
れる複写枚数、複写倍率、上下カセットの選択、複写濃
度等の表示あるいは、主にサービスマンや機械組立時の
作動り点検時にセットされるファンクションモードの表
示あるいは、後述する自己診断機能によって発見される
異常部の表示及びヒータの温度制御等に関する制御が実
行され、CPU−2(52)においては、ジャム検出や
走査系の動作異常及び複写動作に伴う各揮作象系や搬送
系の動作制御等の、時間的な同期関係を含む制御か実行
され、ジャム検出信号等はCPLI−1(51)に転送
されてジャム表示かなされる。
なお、上記CPLIを含むマイクロコンピュータシステ
ムの具体的な構成は、これ自体公知であり、また多くの
製品か提供されており、これらを適宜使用し得るもので
あって、本発明と直接関係しないから、特に詳述しない
っ また、CPU−2(52)の機械との同期制御に関して
は、CPuのプログラムルーチンによる処理時間と機械
動作との正確な同期を取るために、図示しない駆動モー
タの回転に伴って発生されるパルス信号を利用している
が、この点については本件出願人から、特願昭53−4
9540号として既に出願されており、また本発明と直
接的な関係がないので説明は省略する。
次に、この制御装置(50)による制御の詳細につき説
明する。
a 自己診断機能  複写機(1)における自己診断機
能とは、 1、 給紙部から分離部までのペーパージャム検出。
2、分離部から排紙部までのペーパージャム検出。
3 上沓系の動作不良の検出。
4. チャージャ線の断線及びリーク検出。
5 イレーザランプの異常検出。
6 露光ランプ回りの異常検出。
7、 ヒータ回りの異常検出っ 等があり、各々がそのセッサーの異常も含めて上述した
制御装置(50)によってチェックされる。
ジャム検出は、複写紙通路に近設して複写紙検出手段を
設け、上述したCPU −2(52)によって設定され
るタイマの時間信号毎に、搬送される複写紙の有無を検
出し、この検出信号によって複写紙の搬送が正常に行わ
れているか否かを判定するものであって、具体的には本
件出願人から特願昭53−42937号として出願され
ているような方式が利用される。
なお、複写紙検出手段としては、マイクロスイッチ、リ
ードスイッチ、発光素子と受光素子の組合せによるもの
、あるいは超音波発振器と受信器の組合せによるもの等
適宜なものを使用すれば良い0 複写紙検出手段の具体例として、第8図に超音波発振器
(91)と受信器(USS)を用いた検出回路(90)
を示す。発振器(91)は、端子(K)に作動信号が入
ったとき、発振回路(PS)によって、駆動され、用紙
通路を挾んで配設される受信回路(USS)に音波が検
出されると用紙が無く、発振状態で音波が検出されない
とき用紙が有と判定するもので、発振のり・ イミノジ
及び検出出力に対応するジャムの判定はcpU−2(5
2)で行う。
受信器(USS)出力ばNANDゲート(NA4)で反
転され、抵抗(rlt)、ダイオード(Dt)、  −
y 7デンサ(C1)及び抵抗(r12)等を介して比
較器(92)に入力されており、比較器(92)の他方
の入力端子には抵抗(rt4)、 (rxa)による分
圧電圧が入力されている。
比較器(92)の出力はトライステートゲート(gz)
に入力され、CPU −2(52)出力ポート(PS)
のジャム検出用のタイミング出力はゲート(gz)を介
して入力ポート(A4)に入力される〇 以上の構成において、発振状態で複写紙(P)が搬送さ
れてセンナ部に到達すると、NANDゲート(NA4)
出力がIHI(高レベル)となり、抵抗(rto)、(
rll)及びダイオード(Dl)を介してコンデンサ(
C1)が充電され、充電が完了すると比較器(92)の
出力が“Hlとなる。これによってドライステートゲ−
)(gz)が作動し、用紙の“有“を検出する。用紙の
1有1又は“無“の判定とジャムの判定との関連は、例
えば用紙先端がセッサ位置に達しているべきタイミング
で“無′の場合と、用紙の後端がセンサを通過している
べきタイミングで“有“の場合がジャムと判定される。
比較、器(92)の出力は例えば第9図(b)に示す如
きものとなる。まだ受信器(USS)の反転出力は例え
ば第9図(a)に示す如きものとなる。第9図において
、時間(tl)から(t2)にかけては、用紙先端がセ
ンサを通過している期間、(t3)から(t4)にかけ
ては用紙後端がセンナを通過している期間であって、超
音波センサにおいては光を利用したもの等に比してこの
期間中に第9図(a)に示す如きチャタリングが生じや
すく、まだ(t3)〜(t4)間においても図示の如き
ノイズが入りやすい。このチャタリングやノイズが混入
した信号をそのままゲート(gz)等に入力すると誤動
作が生じるので、回路(90)においてはコンデンサ(
C1)等を含む平滑回路を用い、比較器(92)の出力
を安定化している。即ち、用紙先端がセンサにかかった
時点(tl)から、実際に検出信号の出される時点(t
2)までのチャタリング等はコンデンサ(CI)の充電
時間(例えば約300m5ec、 )、(t3)から(
t4)までのチャタリングはコンデンサ(C1)の放電
時間を利用して遅延させ、途中のノイズもコンデンサ(
C1)への充放電で平滑して、正確な検出信号を得るよ
うになしだものである。
なお、(PLJ )はジャム表示用のパイロットランプ
であり、図示しない操作パネル上にジャムを表示する。
また、ジャム検出を、給紙部から分離部、分離部から排
紙部のように分けたのは、ジャムの生じた部分を表示す
ることによって後の処理を容易にするためである。
ジャムが検出された場合は、表示としてサービスモニタ
ーカウンタ(図示せず)に11“(給紙部から分離部)
又は”2″(分離部から排紙部)を表示すると共に、駆
動モータ等の負荷を直ちにOFFとする。
走査系の動作不良の検出は、走査系を、駆動するだめの
クラッチ等の異常あるいはモータ自体の回転不良に起因
して、複写動作の開始から所定の時間内に例えばスイッ
チ(SWl)  (第1図参照)が作動されない場合と
、上述したモータの回転に伴って発生されるパルスが発
生されない場合に異常の判定がなされる。この異常検出
は具体的には本件出願人から特願昭53−164356
号として出願されている。この場合、異常が検出される
とサービスモニターカウンタに例えば”4“が表示され
、閏 直ちに駆動系がOFFされると共に、所定時鋤後(例え
ば5秒後)、電源がOFFされる。
チャージャ線の断線及びリークの検出は、チャージャに
高電圧を供給する高圧トランス(図示せず)の所定の出
力端子を、高圧トランス内に異常電流が流れると接地電
位(低レベル)に落ちるように設定しておき、これをC
PU−2(52)により判定している。チャージャ線の
異常が検出されると、サービスモニターカウンタに15
1が表示され、モータ等の負荷をOFFすると共に、所
定時間後(例えば5秒後)に電源がOFFされる。
イレーザランプの異常は、イレーザランプと直列にフォ
トカプラー(図示せず)の発光素子を接続し、ランプが
切れたときにフォトトラ/ンスタがOFFするので、こ
れをCPU−2(52)によって判定線、ランプの光量
制御に用いられている受光素子(Cds等)の不良、露
光ランプ−のセット不良、露光ランプ断線検出用回路の
不良等に起因して生じる異常を検出する。露光ランプ(
21)は、その発光光量を受光素子で検出し、ブリッジ
回路、比較器等を含む調光回路(図示せず)によって上
記検出光量に対応してランプに対する入力電力を制御し
、光量が一定に保たれるようになされているが、異常検
出に関し−Cもこの受光素子あるいは受光素子を含む調
光回路の出力が利用されている。
露光ランプの異常が検出されると、サービスモニターカ
ウンタに“71を表示し、所定時間後に電源をOFFす
る。
ヒータ回りの異常検出とは、定着器(12)のローラ(
12a)の表面温度を検出するサーミスタ等の温度検出
素子からの信号に基いて行われ、ヒータの断線あるいは
断線検出用回路の不良等に起因する低温異常、サーミス
タの断線あるいは断線検出用゛回路の不良等に起因する
定着部初期異常あるいは、サーミスタのセット不良、温
調回路不良等に起因する高温異常等があり、定着部の温
度制御に関しては後述する。
この部分での異常が検出されると、サービスモニターカ
ウンタに“8”を表示させ、所定時間後に電源をOFF
する。
以上が複写機(1)の制御装置(50)を用いた自己診
断機能の概略説明であるが、異常判定は、上述したCP
U−2(s2)のタイミング信号出力端子から、プログ
ラムに従って適宜なタイミングパルスが出力され、これ
が所定の入力端子に入力されるか否かで判定処理される
ものであり、タイミングパルス信号のゲートの開閉を上
述した如き各種検出信号の高レベルあるいは低レベルの
信号によって行うもので、具体的な回路構成に関しては
各検出信号の性質や他の制御信号との関連によって適宜
決定される。
また、これらの自己診断機能は、後述するファンクシ冒
ンモードとも関連して機能し、機械組立時やサービスマ
ノによる機械チェ7り等に利用される。
さらに、上記説明において、異常の検出から所定の時間
後に電源をOFFさせるものを示しだが、これは、例え
ば定着器(12)の一対のローラ(12a)、(12b
)が、図示しない接離機構によって、複写動作に伴って
接触し、複写動作の終了に伴って離隔するように構成さ
れているような場合、異常検出によって直ちに電源をO
FFすると駆動用モータまでOFF してしま、い、上
記接離機構が不作動となり、ローラ(12a)、 (1
21))が接触したままの状態で停止される不都合を解
消し、ローラを互い(で離隔させるだけの時間を確保す
るという理由、あるいはこの所定時間に操作パネル(図
示せず〕上の異常表示ランプやサービスモニターカウン
タを作動させ、表示及び操作者への情報伝達を確実に行
うという理由による。しかしながら、ペーパージャムが
生じた場合は、駆動を直ちに停止させないと、ジャムし
たペーパーによって感光体や他の内部機構が損傷を受け
るおそれがあるために、直ちに駆動モータ等をOFFす
る。このときは、ジャム表示を実行するCPU−1(5
1)に対する通電はOFFされない。
上述のサービスモニターカウンタとは、異常が検出され
たときに異常検出部に対応して制御装置(50)から出
力されるカウンタ作動信号に基いて駆動される機械的な
カウンタ装置であり、例えば異常検出の部所毎にあらか
じめ決定された数のパルス信号を割当て、これKよって
ンレノイドをそのパルス数に応じた回数だけON −O
FF せしめて機械的なカウンタ装置を歩進させるよう
になしたもので、具体的な構成に関しては本件出願人か
ら、実願昭53−38518号として出願されているよ
うな機構が用いられる。
これは、電気的な表示のみでは、電源がOFFされると
表示も消去されるため、判定された異常部の表示を残留
させ、サービスマン等の点検に際して便利なように考慮
されたものである。
さらに、サービスモニターカラ/りの表示は制御装置(
50)と関連付けられ、異常部の異常が解消されたとき
、カウンタリセット手段(図示せず)によって表示を例
えば′0“にしてから電源をONすることにより、複写
機(1)は再び正常動作が可能となる。このとき、カウ
ンタのリセットを忘れて電源を再投入すると、カウンタ
の表示に対応する信号を制御装置(50)において判定
し、表示が”1112°の場合(ジャムの場合)は図示
しない表示パネル部等に再びジャム表示を行い、他の表
示“4″〜18′の場合は所定時間後(約10秒後)に
電源を自動的にOFFする処理を実行する。ジャムの場
合、複写機内に用7紙が残っだま゛まりセ・・ト操作を
し、あるいは停戒等により一旦機械が停止した後に電源
を再投入した場合には、複写紙の検出手段によって複写
紙の検出信号が出力されるとジャム表示を行い、確実に
用紙を取り除き、リセット動作がなされてから、次の複
写動作を可能とする。
ジャム以外の表示の場合も、異常が解消されないままリ
セ・Iト操作されたときとリセット操作を忘れたときに
は、操作パネル上に約10秒間異常であることを表示し
て操作者にそれを伝達すると共に、その時間の経過後確
実に電源をOFFするようにしたものであり、異常が解
消されて、かつリセット操作が実行されて次の複写動作
が可能となるように設定されると共に、所定時間、異常
が完全には解消されていないことを操作者が確認できる
ようにしたものである。
b、温度制御機能  定着器(12)の一対のローラ(
12a)、(12b)の上ローラ(12a)内にはヒー
タ(Hl)が備えられ、複写紙(P)上に転写されるト
ナー画像を熱及び適当な圧力によって融解させて定着さ
せるものであるが、その温度はトナーの熱的性質等に応
じて適正な範囲内に保たれなければならない。このため
、複写機(1)においては第3図(a)。
(b)に示すような温度制御回路を備え、定着器(12
)の温度制御を行っている。
第3図(a)、 (b)において、同期信号部(61)
には、ヒータ(Hl) (第3図(a))に供給される
交流波形の全波整流波形が供給され、シェナーダイオー
ド(乙)コンデンサ(C1)等によって交流波周期と同
期したトリガパルスを発生せしめ、とのトリガパルスに
よってトランジスタ(Q、1)、 (Q2)をONして
ヒータ点灯信号を発生させ、パルストランス(FT)を
介してトライア7り(TRC)を半波毎にトリガし、ヒ
ータ(HL)に電力を供給する。ヒータ(Hl)の温度
はサーミスタ(Th)の電気抵抗直の変化として検出さ
れ、サーミスタ(Th)の抵抗変化に伴う分圧変動によ
って比較器(62)出力の°H“(高レベル)又は“L
”(低レベル)をゲート(gl)に入力させ、CPU−
1(51)出力ポート(P2)から入カポ−) (At
)に信号が入力されるか否かで検出温度が設定温度以上
となつだか否かを判定する。
電源が投入されると、サーミスタ(Th)の抵抗が高い
ため比較器(62)の出力は”H″(高レベル)であり
、従ってゲー) (gt)は閉じており、ポート(A1
)への人力は”LH(低レベル)である。このときは出
カポ−) (P3)から“H“信号が出力され、インバ
ータ(工n1ンで反転されて′L“となりウェイトラン
プ(PL)がONとなる。また、上記トランジスタ(O
2)のONによってヒータ(Hl)には電力が供給され
る。CPU−(51)の出カポ−1−(工t)の出力及
び侍期信号(63)は、電源投入時共にL“であり、従
ってNANDゲート(NAL)、(NAz)、(NA3
)出力はいずれも“H″であって、分圧抵抗(rz)と
(ra)及び(ra)と(r4)の接続点(Jl)l 
(J2)も−He テあり、電源投入時比較器(62)
のe端子には、抵抗(rl)と(rz)、  (r、l
)、  (r4)による分圧がかかつている。この出力
状態においてヒータ(Hl)の温度(正確にはローラ(
12a)の表面温度)が第1の設定温度(150℃)に
なると、比較器(62)の出力が“L”とな9、ゲート
(gl)が開いてポート(A1)にWH”信号が入力さ
れてCPU −1(51)においてウェイト完了が判定
され、出力ポート(h)の出力がL“となり、インバー
タ(工n1)を介してウェイトランプ(Pりが消灯され
ると共に、待期信号(63)が“Hlに切換る(CPU
−1内で処理される。)ため、NANDゲート(NA2
)出力が′L“に落ち、接続点(J2)のレベルが“L
“となり、比較器(62)の分圧入力は抵抗(rl)と
(rz) 、  (ra)によるものとなる。この状態
での設定温度は第2の設定温度(160℃)となるよう
に抵抗喧が決定されており、従って比□較器(62)の
出力は再び“H“となり、ヒータ(Hl)には検出温度
が160℃になるまで電力が供給されることになる。
第3図(blにおいて、スイッチ(sw3)はプリント
スイッチであって、これがウェイト完了の条件下におい
て操作されると、入力ポート(A2)の1H“入力によ
って複写機(1)の駆動モータを始めとする負荷に通電
されて複写動作が開始されるものであるが、同時に、待
期信号(63)が再び“L“になり、接続点(J2)の
レベルが”H“となって設定温度は再び150cとされ
る。ヒータ(Hl)の温度(ローラ(12a)表面の温
度)を、ウェイト完了温一度の150℃より高い160
℃に保って待期状態としたのは、ローラが回転駆動され
るとその表面温度か降下するために、あるかしめ少し高
い温度に設定しておき、降F分を補償しようとしたもの
である。
またスイッチ(SW4)は特殊紙使用スイッチであって
、主にハガキ等の厚紙使用時に用いられ、これか操作さ
れると、入力ポート(A3)のI H+入力かcpu−
1(51)内で判定され、特殊紙用の温度設定モードか
実行される。即ち、出カポ−1−(It)の出力か’H
“となって、待期信号(63)がM HIであるからN
ANDゲート(NAa)出力か“L”となり、接続点(
Jl)か“Lルベルとなるために比較器(62)のe端
子へは、イ氏抗(rI)と(rz)による分圧かかかり
、比較器(O2)の出力、、)lH#となってヒータ(
Ht)”′−の通電かなされ、その検出mxKが第3の
設定温度(170℃)になるまで上記ウェイトランプ(
PL)θ)点灯されると共に、図示しない特殊紙表示ラ
ンプが点灯される。
検出温度か設定温度に達して、ウェイト状態が解除され
た後、手差し給紙等を利用して特殊紙が機内に挿入され
てその先端が挿入口近傍において図示しない検出手段に
検出されると図示しない給紙用のクラッチ手段等が作動
し、通常の複写動作を行う。この特殊紙の先端が検出さ
れた時点で、待期信号(63)か”Lmとなり、接続点
(JL)が“H“。
(J2)がILIとなって設定温度は160℃(第2の
設定温度)となって複写動作が実行される。また上記給
紙用のクラッチ手段のON時間中、図示しない手差し禁
止表示が行われる。
この特殊紙用のモードは、再びスイッチ(SW4)を操
作することにより、又は特殊紙の複写完了後所定時間(
例えは60秒間)放置された場合、又は手差し用テーブ
ル(47X第1図参照)を閉じることにより、普通紙用
のモードに切換えられる。
第3図(a) (b)において、(:PU−2(52)
の出力ポート(Pl)から、インバータ(工n2)を介
してトランジスタ(O2)のベースに接続されるスイッ
ナング回路は、ポート(Pl)の出力かILlの間トラ
ンジスタ(O3)をOFFせしめ、この間ヒータ(Hl
)への電力供給を禁止するためのものである。
即ち、電源投入時、ヒータ(Hl)への通電のために閉
となるリレー接点(Lar)か、ヒータ(Hl)に流れ
る大′亀流によって焼き付き等を生じる可能性かあるた
めに、リレー接点(Lal)の感動時間をカバーするた
めに゛電源投入から例えは約05秒間ボー1− (Pt
)の出力を“L″とする。また、上述した如く電源投入
から検出温度か上昇していき、150Cに達してウェイ
ト状態が完了すると、時期信号(63)ノfL“カラl
 Hlへの切換りに伴って設定温度か160℃となるた
めに、ヒータ(Ht)には通磁か続行されるか、このま
まヒータ(Hl)に成力を供給し続けると、実際の温度
上昇と温度制御の応答性の関係から、ヒートローラの表
面か160℃以上に加熱されてしまい(オーバーシュー
ト)、ローラを構成する部材や他の部材に要影#を与え
る。このため、検出温度か150℃に達してウェイトが
完了すると、所定時間(約15秒間)ポー1− (PL
)の出力を“L″とし、この間のヒータ(Hl)への通
電を阻止する。
このようにしても、実際のローラ表面温度は上昇してい
き、15秒経過後、160℃の設定温度で制御がなされ
ることに支障は生しない。
以上の関係を、第4図にタイムチャートで示す。
なお、上記説明において、プリントスイッチ(SWa)
のON時、又は特殊紙使用の場合における用紙の捜入検
出時に、直ちに時期信号(63)のH。
からILlへの切換りに伴って、設定温度かそれぞ  
−れ10℃下がるように説明したか、上述した如く、ロ
ーラ(12a)か回転駆動されると温度は10℃程度自
然降下するので、設定温度を10℃呻下させるための制
御部ち、時期信号(63)の“H”から“t、1への切
換えのタイミングは、高い設定温度下においてローラが
回転し、これによって低い設定温度まで検出温度か降下
してから切換るようにしても良い。これは、上記オーパ
ーンニートと逆の現象か、温度降下時に生じ、温度か異
常に低下するのを防止する意味を持つ。
また、定着器(12)において、温度が異常に高くなっ
たとき、あるいはウェイト完了後に温度か異常に低くな
ったとき(ヒータの断線ン、等の異常は、サーミスタ(
Th)出力を利用して、他の比較器に高温あるいは低温
の比較基準電圧を与えることによって判定でき、サーミ
スタ(Th )自体の断線は、*g投人後、例えは60
秒以内:こ、その両端電圧をチェックすることによって
判定できる。
置(50)はさらに、複写機(1)の複写動作に関連す
る制御機能の曲に、ファンクションモードの設定機能を
有する。ファンクションモードとは、通常の複写動作と
は関係なく、機械の組立途中やサービスマンによる機械
点検時等に設定される動作モードであり、上記マイクロ
コンピュータシステムにプログラムされていて、適宜な
選択操作により所定の動作モードが選択される。
ファンクションモードの設定は、ます操作ハネルゐるい
はサービスマン用のスイッチ部に設けられているファン
クションスイッチ(図示せス)ヲ操作する。これによっ
て通常の複写モードのルーチンが中断され、ファンクシ
ョンモードのルーチンに移行し、第5図(a)に示す如
く、設定された複写枚数を表示する表示部(70)(図
においては7セグメント表示による2ケタの場合を示す
。)の上位の表示部(71)に°F′を表示させる。“
F“は通常の数字表示用の7セグメント駆動回路(こよ
っては表示できないか、cpu−1(51)にはIF”
表示機能を持たせる。次いで、ファンクションモードの
動作種類毎にあらかじめ決定された数字をテンキーによ
り操作して入力すると、例えば第5図(b)に示す如(
”F2”というようにファンクションモードの設定か行
われる。以下に、ファンクションモードの具体例をボす
1、複写動作、通紙確認のモード(IFII)これは複
写紙を用いずに複写動作に関連する機械各部の動作を行
わせたり、ヒータの温度か所定温度に達しない状態(ウ
ェイト中)で通紙状態を確認することのできるモードで
ある。従って、ペーパーエンプティ表示に関係なく動作
が可能である。但し、カセットが装着されていないとき
は走査系の多動はハーフスキャン動作となり、カセット
か装着されているときはそのカセットの陳類に応したス
キサメ擾動を行う。
このモード設定(こおいては、露光ランプとチャージャ
はOFFとされ、ジアム検出機能とトータルカラ/り(
図示せず)は不作動となる。
2 チャージャ動作確認モード(′F3“)これはメイ
ンモータとチャージャ及びイレーザランプのみをON 
 せしめ、暗中にてチャージャ動作の目視による確認を
行うためのモードである。なε、このモードにおいては
、メインモータとイレーザランプは、電荷を完全に除去
するため(こ、チャージャOF’F’ fflも3秒間
程iONとされる。
3、露光ランプ電圧の設定、確認のためのモード(F4
“) これは、メインモータと露光ランプ及びイレーザランプ
のみをON せしめ、ランプ電圧の調整、確認を仔うた
めのモードであって、動作開始後、露光ランプか約0.
9秒間予備点灯、9.1秒間本点灯し、さらに3秒間感
光体の表面状態を均一にするためにイレーザランプとメ
インモータかONとなるように設定されている。
4、 イレーサランプ屯圧の設定、確認のためのを行う
ためのモードであって、動作開始後、メインモータとイ
レーザランプのみか約13秒間ONされる。
以上の説明において、ファンクション動作の開始はフ゛
リントスイッチ(SW3)(第3図(b)参照)をON
することによって開始され、1ファンクション動作のサ
イクルは約10秒間である。但し1F11の動作サイク
ルは実際の複写動作サイクルに準じる。また、ファンク
ションモードの切換は、1動作終了時に置数することに
より、あるいは、1F11以外のモードの実行中は適宜
なりリアーストップ操作によって動作をストップさせて
から置数できる。また、ファンクションモードは、一旦
電源をOFFさせることにより解除される。なお、′F
21〜M p s +に設定されると、走査系はフリー
となる。
(“F2“は工場における機械組立時に使用されるモー
ドである。) ンーケンスの制御につき、第1図の複写機構成図、第6
図のタイマーチャート及び第7図のフローチャートを参
照して2枚連続複写の場合を例にとって説明する。
電源が投入されてヒータ(Hl)に通電され、ウェイト
完了状態になるまでの間の異常チェック、あるいはウェ
イト完了後においても複写枚数や複写濃度あるいは使用
複写紙サイズの設定等の複写動作に必要な清報の処理が
第7図フローチャートのステップ■、■においてなされ
る。
複写動作が可能な条件下において、プリントスイッチの
ONが判定されると(ステップ■、■)、ステップ■〜
■においてコピーフラグのセット。
メインモータのON、タイマ(’T−A)のセットが行
われ、複写動作が開始される。ステップ■においてタイ
マ(T−A)の完了が判定されると、ステップ■におい
てスキャンクラッチ(図示せず)のON信号が出力され
、走査系がスキャン異動を開始する0 なお、ここで説明する各種タイマは、上述した特願昭5
3−49540号に詳細に説明されており、本発明と直
接的な関係はないので詳細な説明は省略するが、マイク
ロコンピュータのプログラムに数値データとして記憶さ
れた数値と、プログラムルーチンのくり返し回数とが一
致したときにタイマーが完了したと判定されるものであ
り、プログラムルーチンはメインモータの回転に伴って
発生されるパルス信号と同期をとって実行されるように
設定されており、機械動作はプログラムルーチンと正確
な同期関係を保って動作する。
走査系がスキャン移動を開始すると、その移動によって
まず中間ローラスイッチ(SWI) (第1図)がON
される。ステップ[相]において中間ローラスイッチ(
SWI) ONが判定されると、この時点で露光フラグ
が′11であるか否かがステップ■で判定され、“1“
であれば中間ローラ(43)をONせしめる。しかしな
がら、プリントスイッチ(SW3 ) ON後の1回目
の走査移動においては、第6図のタイマーチャートから
明らかなように露jt、7ラグは“0“であるので、中
間ローラ(43)はONされず、同様な理由でタイミン
グローラスイッチ(SW2)がONされたときも、タイ
ミングローラ(44)はONされず、ステップ■におい
てタイマ(T−B)のセットが行われた後、ステップ[
相]まで実質的に具体的な制御は実行されない。
ステップ[相]においてタイマ(T−B)の完了が判定
されると、ステップ[相]、[相]において給紙フラグ
がセットされると共に給紙ON信号が出力され、タイマ
(T−C)がセットされる。給紙信号のONによって給
紙a−ラ(R1)又は(R2)がONI、、給紙動作が
開始される。この時点では、走査系は1回目のスキャン
移動を行っているが、露光フラグは“0゜であり、実質
的な作像動作は開始されていないことに注意を要する。
ステップ[相]においてタイマ(T−C)の完了が判定
されると、ステップ[相]で中間ローラ(43)(7)
 ON 信号を出力し、ステップ[相]ではタイマ(T
−D)がセットされる。タイマ(T−D)は1回目の中
間ローラ(43)停止のタイミングを設定するタイマで
あって、ステップ■で(T−D)の完了が判定されると
中間ローラ(43)は停止される。
この動作と平行して、ステップ■において走査系が所定
のスキャン移動を終了したことが判定されると(スキャ
ン移動の終了は、複写紙サイズ等の外部信号に対応して
制御用のタイマを設定するカアルいは、ハーフスキャン
とフルスキャンのいずれかを選択的に使用するようにし
、スキャンの終了位置をあらかじめ決定しておいても良
い。)、ステップ[相]においてリターンクラッチ(図
示せず)を若干の遅延時間をおいてONさせるためのタ
イマ(T−G)をセットし、■−■を介してステップ@
においてスキャン中であるか否かを判定し、NOであれ
ばステップ[相]へ飛んでタイマ(T−G )の完了を
判定し、ステップ@でリターンクラッチをONせしめる
。(リターン動作は、図示しない走査系定位置スイッチ
のONにより停止する◇)ステップ@でリターンの終了
が判定されると、ステップ@で給紙フラグが判定され、
′11であればステップ[相]〜■において露光フラグ
をセットして露光ランプの点灯を開始すると共に、2回
目のスキャン移動開始のだめのタイマ(T−H)をセッ
トし、給紙フラグを“0“にリセ・Iトし、■に進む。
なお、リターンの終了時、給紙フラグ=Oであれば、次
の複写動作には移行せず、ステップOで複写動作終了時
の処理が行われて■に戻り、複写機(1)は時期状態と
なる。
ステップ[相]でセットされたタイマ(T−H)が、■
−■を経てステップ@においてその終了が判定されると
、ステ1ブ@において2回目のスキャンクラッチON信
号を出し、露光フラグ=1の条件下で中間ローラスイッ
チ(SWt) 、  タイミングローラスイッチ(SW
2)がONされると順次ステップ■。
■で中間ローラ(43)lタイミングローラ(44)を
ONせしめると共に、ステップ[相]において2枚目の
給紙ON信号のためのタイマ(T−B)をセットし、ス
テップ[相]においては中間ローラOFF用のタイマ(
讐)をセットする。
タイマ(T−B)のタイムアツプブによって2枚目の給
紙信号を出力しくステップ[株])、タイマ(T−P2
)のタイムアツプによシ中間ローラ(43)の駆動をO
FFする(ステップ[相])と共に、ステップ[相]で
タイマ(T−F)をセットし、タイマ(T−F)のタイ
ムアツプによってタイミングローラ(44)の、駆動を
OE’Ii’l。
(ステップ@)、ステップ@ではこの他の複写動作に関
連した処理を行って■に戻る。
ここで、2回目の走査移動が行われているが、これは、
1回目の給紙信号、即ち、1回目の走査移動によって出
力された給紙信号によって搬送された複写紙に対する作
像動作に関する走査移動であり、1回目の走査系の往復
移動は作像には関与していないことに注意すべきである
。また、2回目の走査移動中にも給紙信号が出力され、
2枚目の複写紙の搬送が開始されるが、これは、次の、
即ち3回目の走査移動に伴う作像系と同期をとって搬送
されることにも注意を要す。
2回目の走査系のスキャン移動が完了するとステップ■
〜[相]の処理で複写枚数表示は“2′から“1“にな
っているので、ステップ[相]、[相]の処理によりコ
ピーフラグがhoeにリセットされ、リターンの完了に
伴って給紙フラグ−0,露光フラグ=1及びタイマ(T
−H)のセ・Iトがなされ、タイマ(T−H)のタイム
アツプにより走査系は3回目の走査移動を開始する(ス
テップ@ ) o 3回目の走査移動に伴って、中間ロ
ーラスイッチ(SWI) 、  タイミングローラスイ
ッチ(SW2)が原次作動され、中間ローラ(43) 
、タイミングローラ(44)が順次駆動されるが、この
とき、コピーフラグ=0であるのでステップ0において
タイマ(T−B)はセットされず、従って給紙動作は行
われない。まだ、同様に給紙フラグも”】′にセットさ
れないので、リターン完了が判定されてもステップ@か
らステップ[相]へ進み、次のスキャン開始のだめのタ
イマ(T−H)はセットされない。
なお、この3回目の走査系のスキャン移動に伴う中間ロ
ーラ(43)やタイミングローラ(44)の動作制御は
、2回目の走査系のスキャン移動に伴って給送を開始さ
れた複写紙CF)と、3回目の走査系のスキャン移動に
伴う作像系との同期をとるだめのものである。
以上の動作をまとめてみると、 1、走査系はプリントスイッチ(SWa)のONに伴っ
てスキャン移動を開始するか、1回目の往復動ては1枚
目の拾紙信号をタイミングローラスイッチ(SW2 )
のONから寿、露光ランプはON Lない。
2、走査系の1回目の往復動の終了に伴って露光フラグ
を11“とし、2回目の移動を開始させ、1枚目の複写
紙に対する作像動作及びタイミングローラ(44)等に
よる同期制御を実行すると共に、2枚目の複写紙の給送
を行う。
3.2回目の走査移動中に給送開始された複写紙に対し
、3回目の走査移動によって作像すると共に、タイミン
グローラ等によって同期制砥を行う。
4、 中間ローラは、給紙ON信号に伴ってセットされ
るタイマ(T−D)と、中間ローラスイッチ(swl 
)のONに伴ってセットされるタイマ(T−E)の2種
のタイマによる動作制御を受け、1つ萌の走査移動によ
って与えられる給紙信号に伴って給送される複写紙を、
その給紙信号lこ伴ってセントされるタイマ(T−D)
の作動期間中一旦搬送し、それを次の走査移動中に出力
される中間ローラスイッチによってセットされるタイマ
(T−E)の作動期間再び搬送し、若干遅れて作動され
るタイミングローラに対して複写紙を送り込む作用をな
す。
5 タイミングローラスイッチ(SW2)は、1回目の
走査移動lこ伴って作動されるときは、他のフラグ等に
よる条件信号との関連で、給紙ON  のための信号と
なるかタイミングローラはON  させず、2回目以降
の走査移動に伴うON時にタイミングローラ ON せ
しめ、1つ ・ITiJの走査移動に伴って給送された
複写4紙の搬送のタイミングを取る。
即ち、以上の給紙及び複写紙の搬送制御の方式番こよれ
は、連続多数枚複写を行う際には、1つ前の走査移動に
伴って複写紙の給送を開始させ、次の走査移動によって
作像すると共1こ搬送のタイミング制御を行いつつさら
に次の実写動作のための給紙を打つようになしたもので
あるから、複写紙の搬送距離や感光体ドラムの径といっ
たものに対する前述した如き制約を受けることかなく、
また複写紙の搬送か効率良く行われるので、所定時間内
における複写枚数も増加し、実用上きわめて有効なもの
である。
なお、上記実施例においては、プリントスイッチ(SW
a)のON後、走査系を一旦予備的に往復移動せしめ、
1改目の給紙信号を得る場合Iごつき説明した。このよ
うにすると、1改復写の場合も、2枚以上の連MS腹写
の場合も同じ制御形態でシーケンス制御か実行できる利
点はあるか、1枚目の給紙信号に限り、プリントスイッ
チ(SW2) 0’) ONに伴って適宜なタイマをセ
ントし、これによって給紙を開始させるようにしても良
くこのようにすれは、定直系の予備的な往痩助は不要と
なる。
効   果 以上詳述したように本発明は、異常検出機能を備えた電
子複写機において、異常発生後異常を解消することなく
再通電されたとき、或いは、異常発生時に異常を示す状
態にセットされ、リセットさ(するまてセット状態を維
持し、セット状態では複写動作を禁止する異常処理手段
を備えた複写機にあっては、前記異常処理手段かりセッ
トされることなく再通電されたとき、異常表示を一定時
間おこなったのち複写機の通電を断つようにしたことを
特徴とする制御方式であるので、ユーザーは異常かまだ
解消されていないことを確認でき速やかに次の処理動作
をおこなうことかできる利点かある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制御方式を用いた電子複写機の概略構
成を示す図、 出2図は制御装置の中心となるマイクロコンビュータン
ステムの中央演算処理装置(CPU)を示す図、 第3図は温度制御回路の具体例を示す回路図、第4図は
その制御動作とCPU−2の出力ポートP1の出力の関
係を示すタイムチャート、第5図はファンクンヨンモー
ドの設定を説明するための図、 第6図は給紙及びノーケンス制御の機能を説明するため
のタイマーチャートを示す図、第7図はそのフローチャ
ートを示す図、第8図は複写紙検出回路の一例を示す回
路図、第9図(al 、 (blは第8図回路の特定部
における出力波形を示す図である。 (1)・・・電子複写機、 (2)・・感光体ドラム、
 □□□)・・・走査系、 (43)・・中間ローラ、
 (4滲・・・タイミングローラ、(P)・・・複写紙
、(SW工)・・中間ローラスイッチ、(SW2)・・
・タイミングローラスイッチ、(T−A )〜(T斗り
・・タイマ、  (R1) 、 (R2)・・・給紙ロ
ーラ。 出願人  ミノルタカメラ株式会社 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、異常検出機能を備えた電子複写機において、異常発
    生後異常を解消することなく再通電されたとき、或いは
    、異常発生時に異常を示す状態にセットされ、リセット
    されるまでセット状態を維持し、セット状態では複写動
    作を禁止する異常処理手段を備えた複写機にあっては、
    前記異常処理手段がリセットされることなく再通電され
    たとき、異常表示を一定時間おこなったのち複写機の通
    電を断つようにしたことを特徴とする制御方式。
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