JP2006084827A - デジタル複写機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複写結果の良否に対応して複写料金を自動的に精算すること。
【解決手段】原稿を受入れるための原稿受入れ部と、複写代金を受入れて課金処理を行う課金処理部と、課金処理部からの出力をうけて原稿の画像を表す原稿画像データを原稿から読取る第1画像読取り部と、原稿画像データを用紙に印字して排出する画像形成部と、排出された用紙を受入れるための用紙受入れ部と、用紙受入れ部から受入れた用紙からその画像を表す印字画像データを読取る第2画像読取り部と、印字画像についての不満足な項目を入力する入力部と、入力された項目について原稿画像データと印字画像データとを比較し比較結果に基づいて課金処理部に複写代金の返金処理をさせる制御部を備える。
【選択図】図3

Description

この発明は、デジタル複写機に関し、とくに、課金式の複写機に関する。
従来のデジタル複写機において、
(1)基準画像を読取った電子データと、予め本体記憶装置内に保存してある基準電子データとを比較し、その比較結果の差分を読取り装置及び印刷装置の各種設定値へフィードバックすることで、複写画質を最適な状態に自動調整するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
(2)また、印刷に失敗し、有効利用されない印刷媒体を廃品とし、廃品化された印刷媒体の代金を還元するシステムが知られている(例えば特許文献2参照)。
特開平7−38687号公報 特開2004−50600号公報
しかしながら、上記(1)においては、最終的に印刷結果が妥当であるか否かを判断するのは人間であり、読取装置の光学特性と、人間の眼のそれとは異なるため、デジタル複写機が最適化調整した出力結果であっても、人間が満足するとは限らないという問題がある。
また、上記(2)においては、印刷結果の理由を問わずに廃品化し利用者に代金を還元していることから、利用者が負うリスク無しに、或いは少ないリスクにて、満足するまで何度も印刷を繰り返すという可能性があり、このため印刷装置の運用者側からすれば繰り返し印刷に要するコストや廃品化処理に要するコストが増大しかねないと言う問題がある。
この発明は、原稿を受入れるための原稿受入れ部と、複写代金を受入れて課金処理を行う課金処理部と、課金処理部からの出力をうけて原稿の画像を表す原稿画像データを原稿から読取る第1画像読取り部と、原稿画像データを用紙に印字して排出する画像形成部と、排出された用紙を受入れるための用紙受入れ部と、用紙受入れ部から受入れた用紙からその画像を表す印字画像データを読取る第2画像読取り部と、印字画像についての不満足な項目を入力する入力部と、入力された項目について原稿画像データと印字画像データとを比較し比較結果に基づいて課金処理部に複写代金の返金処理をさせる制御部を備えるデジタル複写機を提供するものである。
この発明によれば、使用者が印字画像についての不満足な項目を入力すると、入力された項目について原稿画像データと印字画像データとが比較され、比較結果に基づいて複写代金の返金処理が行われるので、複写機の運用者にとっても、使用者にとってもコスト的に合理的で満足し得る複写を行うことができる。
この発明において、原稿を受入れるための原稿受入れ部とは、例えば、1枚以上の原稿を重ねて戴置可能な戴置部と、戴置された原稿を順次、画像読取り部へ搬送する搬送部から構成される。
また、課金処理部としては、例えば(1)コイン式ベンダーを用いるもの、(2)プリペイドカードとベンダー装置を用いるもの、(3)ベンダー装置を利用したアカウント管理方式を用いるもの、(4)ベンダー装置を利用しないアカウント管理方式を用いるものなどが挙げられ、その内容は次の通りである。
(1)コイン式ベンダーを用いる場合
利用者が、予め硬貨(コイン)をベンダー内に入金し、その残高がある状態において、複写機の利用が可能な状態になる。複写機が1枚以上の印字出力を行うたびに残高が減少し、残高がゼロとなると、複写機の利用ができなくなる。一枚当たりの印字出力にて残高の減少する率、すなわち課金率は、用紙の種類・カラー/モノクロといったパラメータに応じて変動する。複写機の操作が終了した時点で、利用者がベンダー上の返金ボタンを押すと、残金が返却され、複写機の利用ができなくなる。
(2)プリペイドカードとベンダー装置を用いる場合
プリペイドカードのように、カード自体にポイント情報が埋め込まれたカード等を、ベンダー装置に差し込み、当該カード内のポイント残高がある状態において、複写機の利用が可能な状態になる。複写機が1枚以上の印字出力を行う度にカード内のポイント残高が減少し、残高がゼロとなると、複写機の利用ができなくなる。一枚当たりの印字出力にて残高の減少する率、すなわち課金率は、用紙の種類・カラー/モノクロといったパラメータに応じて変動する。
複写機の操作が終了した時点で、ユーザがベンダー上のカード返却ボタンを押すと、カードが返却され、複写機の利用ができなくなる。
(3)アカウント管理方式(ベンダー装置利用)の場合
利用者が、予め部門コードや各自のID番号などを示す情報が埋め込まれたカード等を、ベンダー装置に差し込むと、複写機の利用が可能な状態になる。複写機が1枚以上の印字出力を行う度に課金情報がベンダー装置にて計上される。一枚当たりの印字出力における課金率は、用紙の種類・カラー/モノクロといったパラメータに応じて変動する。
複写機の操作が終了した時点で、利用者がベンダー上のカード返却ボタンを押すと、カードが返却され、複写機の利用ができなくなる。同時に、当該部門ないしID番号に関して計上された課金情報が、アカウント管理用情報処理装置へ送信される。この装置は、複写機が内蔵するケースや、複写機とは別の場所に設置され、ネットワーク経由で接続されるケース等が考えられる。
(4)アカウント管理方式(ベンダー装置を利用しない)の場合
ユーザが、予め部門コードや各自のID番号などを示す情報を複写機の操作パネルより入力すると、複写機の利用が可能な状態になる。なおこのとき、ID番号だけでなく認証パスワードを入力するケースもあり得る。
複写機が1枚以上の印字出力を行う度に課金情報が計上される。一枚当たりの印字出力における課金率は、用紙の種類・カラー/モノクロといったパラメータに応じて変動する。
複写機の操作が終了した時点で、利用者が操作終了を意味する操作を操作パネルより入力すると、複写機が利用できない状態となり、同時に、当該部門ないしID番号に関して計上された課金情報が、アカウント管理用情報処理装置へ送信される。この装置は、複写機が内蔵するケースや、複写機とは別の場所に設置され、ネットワーク経由で接続されるケース等が考えられる。
また、この発明における第1画像読取り部とは、原稿から原稿画像データを読取る手段であり、例えば、原稿を走査して画像データを読取る一次元又は二次元イメージセンサから構成される。画像形成部とは、用紙にカラー又はモノクロ画像を形成する手段であり、これには、感光体ドラム方式のものや、インクジェット方式のものなどを用いることができる。
用紙受入れ部とは、用紙に印字された画像が使用者にとって不満足な場合に、その用紙を複写機へ返却するための受入れ部であり、これは、原稿受取り部と共用することができる。
また、第2画像読取り部とは、返却された用紙の画像データ、つまり印字画像データを読取るための手段であり、これは、第1画像読取り部と共用することができる。
入力部は、例えばキーボードやタッチパネルからなる操作パネル又はマウスなどから構成される。制御部とは第1および第2画像読取り部が読取った原稿画像データと印字画像データとを格納する格納部や、原稿画像データと印字画像データを入力部から入力される項目、例えば、色の濃度,色合い,印字サイズ,印字領域などについて比較する比較部などを備え、入力部からの出力を受けて比較部を制御するように構成される。
なお、制御部は、CPU,ROM,RAMからなるマイクロコンピュータによって一体的に構成できる。
この発明において、制御部は入力された項目から見た原稿画像データと印字画像データとの一致率を算出し、その一致率に基づいて複写代金の返金処理をさせることが好ましい。
印刷結果に対する評価は利用者によって様々であることから、利用者が入力した返却理由(不満足な項目)を基準として、用紙の印字画像データと印字出力前の原稿画像データの一致率を算出することにより、返却理由に応じた印刷結果の評価が行なえて返金することができる。
さらに、例えば前記一致率が低いということはそれだけ元原稿(原稿画像データ)と複写結果(印字画像データ)の違いが大きいということを装置が判断し、すなわち利用者の不満足度が大きいということに通ずることから、それに応じて、利用者への還元を大きくする処理が可能となる。
逆に、一致率が大きいということはそれだけ元原稿と複写結果の違いが少ないということを装置が判断し、すなわち利用者の不満足度がそれほど大きくないにも関らず返金を希望している、ということに通ずることから、それに応じて、利用者への還元を小さくする処理が可能となる。このようにして、返金率の妥当性を維持でき、利用者及び複写機運営者双方が満足し得る返金額が設定できる。
また、不満足な項目が、選択可能な複数項目からなり、選択された項目に応じて返金金額が異なることが好ましい。
不満足な項目、つまり返却理由に応じて返金率を変更することにより、利用者の責に帰する要因が大きい場合(出力部数が多い場合など)には返金率を低く設定し、また、複写機のメンテナンス不備や自動設定値が不十分であることなど複写機そのものに起因する要因が大きい場合は返金率を高く設定することにより、返金率の妥当性を維持でき、利用者及び複写機運営者双方が満足し得る返金額が設定できる。
不満足な項目が、予め決定された複数の項目からなり、入力部はその複数の項目から所望の項目を選択可能に構成されてもよい。これによって、不満足な項目の入力が容易になる。
また、不満足な項目が、印字画像の色合いに関する項目であってもよい。
カラー複写機においては、画像読取り部の色特性(RGB)と、印字出力部の色特性(CMYK)は、原理上別の体系にあることから、元原稿の色合いと、これを複写した印字結果の色合いとを完全に一致させることは困難である。このため利用者が出力された色合いに満足しない可能性は充分考えられることから、返却理由としてこのような場面を想定した選択肢を備えることによって、利用者の利便性が向上する。
また、不満足な項目が、印字画像の色の濃度に関する項目であってもよい。
複写機においては通常、印字の濃さは自動調整されているが、元原稿の部分によって濃い部分と薄い部分が混在しているような場合、出力された結果は、薄い部分が印字されていなかったり、或いは逆に薄い部分を強調しすぎたために元原稿の汚れや裏面まで読取って印字してしまい、醜くなると言う問題があったことから、返却理由としてこのような場面を想定した選択肢を備えることによって、利用者の利便性が向上する。
また、不満足な項目が、用紙サイズに関する項目であってもよい。
複写機においては通常、給紙サイズは自動処理で判定されているが、読取られた原稿の内容によっては用紙サイズの検知不良により、元原稿サイズよりも小さい用紙あるいは大きい用紙が選択されるという問題があった。或いは、過去の利用者による手動サイズ設定が残存していたために、同様な問題が発生する場合があったことから、返却理由としてこのような場面を想定した選択肢を備えることによって、利用者の利便性が向上する。
また、不満足な項目が、用紙に対する印字領域に関する項目であってもよい。
複写機においては通常、読取り部ないし印字出力部それぞれが、僅かな余白領域を持つので、元原稿の読取り台への設置位置によっては、印字出力結果の外縁部が、利用者の期待に反して欠落するという問題が発生する場合がある。返却理由としてこのような場面を想定した選択肢を備えることによって、利用者の利便性が向上する。
また、不満足な項目が、用紙に対する印字画像の傾きに関する項目であってもよい。
複写機においては通常、原稿を読取り台に設置する際の微小な傾きによって、印字出力結果では、用紙に対して印字内容が傾いて印刷されるという問題が発生する場合がある。またこの問題は、あるいは自動原稿送り装置を利用する場合であっても同様に発生し得る。従って、返却理由としてこのような場面を想定した選択肢を備えることによって、利用者の利便性が向上する。
また、不満足な項目が、不要な印字部分に関する項目であってもよい。
複写機においては通常、原稿を読取り台に存在する微小な汚れや、読取り部自身の汚れ、元原稿用紙に元から存在するごく微小な斑点、また自動露光による印字濃さの調整といった要因により、印字結果に斑点や線などのノイズが発生する場合がある。従って、返却理由としてこのような場面を想定した選択肢を備えることによって、利用者の利便性が向上する。
また、不満足な項目が、印字枚数の過多に関する項目であってもよい。
複写機においては通常、たとえば過去の利用者による手動部数設定の値が残存していたために、その次の利用者が意に反して余分な部数まで印字出力されてしまい、余計な課金処理がなされるという問題が発生する場合がある。返却理由としてこのような場面を想定した選択肢を備えることによって、利用者の利便性が向上する。
また、不満足な項目として印字枚数の過多が選択され、用紙受入れ部が用紙を受け入れたとき、制御部は用紙の受入れ枚数に応じて課金処理部に複写代金を返金させてもよい。
出力部数が多い、という返却理由の場合は、利用者が実際に何部返却するかは未知である。たとえば利用者は実際には1部しか必要としていないにもかかわらず、出力部数が4部であったという場面を想定すると、利用者が返却する部数としては、少なくとも、1部〜3部の3通りのケースが予想される。これら3通りのいずれのケースでも返金率が一律であるとすると、複写機の運営者としては余分な返金をして利益が損なわれる可能性があり、逆に、利用者としては充分な返金がなされずに利益が損なわれる可能性がある。
そこで、返却された用紙の部数ないし枚数に応じて返金することにより、返金率の妥当性を維持でき、利用者及び複写機運営者双方が満足しうる返金額を設定できる。
また、制御部は原稿画像データと印字画像データの合致率を算出する合致率算出し、合致率が所定のしきい値より高い印字画像データに対して課金処理部に複写代金を返金させてもよい。
デジタル複写機においては、返却された用紙が、本当に元原稿を複写した結果の用紙とは限らない場合が考えられる。例えば利用者が、偽物の別の用紙を返却して返金を受け取ると、複写機の運営者にとっては不利益となりうる。返却された用紙が本物かどうか判断する処理を行うことによって、このような運営者の不利益を抑制することができる。
また、制御部は、原稿画像データと印字画像データを全体的又は局部的に二値化して白黒ピクセルの比率を算出して比較し、その比較結果から合致率を算出するようにしてもよいし、また、各画素データの赤,緑,青の各色の輝度レベルを算出して比較し、その比較結果から合致率を算出するようにしてもよい。
また、警報を発令する警報発令部をさらに備え、制御部は合致率の算出が不能であるとき、警報発令部に警報を発令させるようにすることが好ましい。
本物の用紙が返却されたか、偽物の用紙が返却されたか、を判断する際に、合致率の値が100%もしくは0%のいずれの近傍でもない場合が考えられる。その例としては、読取り原稿台や光学系・印刷経路における著しい汚れや、カラーバランスの調整不良など、デジタル複写機のメンテナンス不良ないし動作不良に起因して、印字結果が著しく原稿と異なる場合などが考えられる。このような場合、前記合致率が、例えば50%になるなど中途半端な値となった場合、真贋の判定が困難となる。このような場合には、警報を発令することにより、管理者が当該印字結果や装置の状態を確認して対処することが可能になる。
また、入力される不満足な項目に応じて前記しきい値が変更されるようにしてもよい。
利用者が印字結果に満足せずに返却を希望する要因には様々なケースが考えられるが、例えば色合いが期待と異なるようなケースでは、返却用紙が元画像と合致しているかどうかの判定は困難であることから、判定結果に誤りが生じる可能性がある。
また、例えば、出力部数が多い場合のようなケースでは、印字画質に問題はないので、前記判定は容易となる。
判定が困難なケースでは、判断のための合致率の閾値は低く設定すべきであり、判定が容易なケースであれば前記閾値は高く設定すべきである。
返却理由に応じて前記閾値を変更できるようにすることによって、前記判定結果に誤りが生じることを抑制できる。
また、用紙受入れ部が用紙を受入れてから所定時間経過しても入力部に不満足項目が入力されないときには、制御部は課金処理部に複写代金を返金させないようにしてもよい。
利用者は通常、所望の印字出力結果を手に取った後は、複写機上の表示装置の表示内容を気に留めることなく立ち去ってしまう場合が多い。このため、印字結果に問題があるか、問題ないかの選択表示を行なう場合、利用者が立ち去ってしまうと、入力待ち状態が継続するという問題があった。そこで、タイムアウトを計測することによって、このような場合に入力待ち状態が無限に継続することを防止することができる。
また、印字画像データの欠陥の有無を入力する第2入力部と、印字された用紙を用紙受入れ部に受入れさせることを促す表示を行う表示部とをさらに備え、所定時間経過しても用紙受入れ部が用紙を受入れないときには、制御部は課金処理部に複写代金を返金させないようにしてもよい。
たとえ利用者が印字結果に問題(欠陥)があると入力した場合であっても、実際に用紙が返却されるかどうかは不確実であるので、利用者が立ち去ってしまった場合などで、返却待ち状態が継続するという問題がある。従って、タイムアウトを計測することによって、このような場合の返却待ち状態が無限に継続することを防止することができる。
また、用紙受入れ部に受入れられた用紙を所定サイズ以下に裁断する裁断部をさらに備えてもよい。
以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する。これによってこの発明が限定されるものではない。
図1はこの発明に係るデジタル複写機の構成説明図である。
図1に示すように、デジタル複写機200は、原稿を受入れるための受入れ部105と、複写代金(コイン)を受入れて課金処理を行う課金処理部(コイン式ベンダー)300と、課金処理部からの出力をうけて原稿の画像を表す原稿画像データを原稿から読み取る画像読取り部103と、原稿画像データを用紙に印字して排出する画像形成部100とを備える。受入れ部105は排出された用紙を再度受け入れる(返却する)ことができ、画像読取り部103は受入れた用紙(返却用紙)からその画像を表す印字画像を読取ることができる。また、課金処理部300は、コイン投入口300aとコイン返却口300bとを備える。
デジタル複写機200は、さらに、原稿画像データと印字画像データとを比較し比較結果に基づいて課金処理部に複写代金の返金処理をさせるコントローラ(制御部)104と、用紙廃棄部109と、警告発令部(ブザー)114とを備える。
画像形成部100は、露光ユニット1a〜1d、現像器2a〜2d、感光体ドラム3a〜3d、帯電器5a〜5d、クリーナユニット4a〜4d、転写搬送ベルトユニット8、定着ユニット12と、給紙トレイ10、排紙トレイ15より構成されている。
画像形成部100において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。従って、露光ユニット1a、1b、1c、1d、現像器2a、2b、2c、2d、感光体ドラム3a、3b、3c、3d、クリーナユニット4a、4b、4c、4d、帯電器5a、5b、5c、5dは各色に応じた4種類の潜像を形成するようにそれぞれ設けられ、それぞれがブラック(K)、シアン(C)マゼンタ(M)、イエロー(Y)に設定された4つの画像ステーションが構成されている。
感光体ドラム3a〜3dは、画像形成部100のほぼ中心部に配置(装着)されている。
帯電器5a〜5dは、感光体ドラム3a〜3dの表面を所定の電位に帯電させるための帯電手段であり、図1にはチャージャー型の帯電器が示されているが、接触式のローラ型やブラシ型の帯電器を用いることができる。露光ユニット1a〜1dは、帯電された感光体ドラム3a〜3dを、入力される画像データに応じて露光することにより、その表面に画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有するものである。露光ユニット1a〜1dとしては、例えば発光素子をアレイ状に並べたELやLED書込みヘッド、あるいはレーザ照射部および反射ミラーを備えたレーザスキャニングユニット(LSU)を用いる。現像器2a〜2dはそれぞれの感光体ドラム3a〜3d上に形成された静電潜像を(K、C、M、Y)のトナーにより顕像化するものである。クリーナユニット4a〜4dは、現像・画像転写後における感光体ドラム3a〜3dの表面上に残留したトナーを除去・回収するものである。
感光体ドラム3a〜3dの下方に配置されている転写搬送ベルトユニット8は、転写ベルト7、転写ベルト駆動ローラ71、転写ベルトテンションローラ72、転写ベルト従動ローラ73、転写ベルト支持ローラ74、転写ローラ6a、6b、6c、6d、および転写ベルトクリーニングユニット9を備えている。
転写ベルト駆動ローラ71、転写ベルトテンションローラ72、転写ローラ6a〜6d、転写ベルト従動ローラ73、転写ベルト支持ローラ74は、転写ベルト7を張架し、転写ベルト7を矢印B方向に駆動させるものである。
転写ローラ6a〜6dは、転写ベルトユニットの内側のフレーム(図示せず)に回転可能に支持されており、感光体ドラム3a〜3dのトナー像を転写ベルト7上に吸着されて搬送されるシートに転写するものである。
転写ベルト7は、それぞれの感光体ドラム3a〜3dに接触するように設けられている。そして、感光体ドラム3a〜3dに形成された各色のトナー像をシートに順次的に重ねて転写することによって、カラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有している。転写ベルト7は、厚さ100μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
感光体ドラム3a〜3dからシートへのトナー像の転写は、転写ベルト7の裏側に接触している転写ローラ6a〜6dによって行われる。転写ローラ6a〜6dには、トナー像を転写するために高電圧(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。転写ローラ6a〜6dは直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面は導電性の弾性材で覆われている。これによりシートに対して均一に高電圧を印加することができる。なお、この実施例では転写電極として転写ローラ6a〜6dを使用しているが、それ以外にブラシなどを用いることができる。
また、感光体ドラム3a〜3dとの接触により転写ベルト7に付着したトナーはシートの裏面を汚す原因となるため、転写ベルトクリーニングユニット9によって除去・回収されるように設定されている。転写ベルトクリーニングユニット9には転写ベルト7に接触するクリーニングブレードが備えられており、転写ベルト7はクリーニングブレードが接触する位置で裏側から転写ベルト支持ローラ74により支持されている。なお、転写ベルトクリーニングユニット9において転写ベルト7に付着したトナーを除去するための手段はクリーニングブレードに限定されるものではなく、同様の機能を有するものであればよい。
給紙トレイ10は、画像形成に使用するシートを蓄積しておくためのトレイであり、画像形成部100の下側に設けられている。また、画像形成部100の上部に設けられている排紙トレイ15は、印刷済みのシートをフェイスダウン(片面印刷の場合、画像が記録された面を下に向けて積層)で載置するためのトレイである。
また、画像形成部100には、給紙トレイ10のシートを転写搬送ユニット8や定着ユニット12を経由させて排紙トレイ15に送るためのS字形状の用紙搬送路Sが設けられている。さらに、給紙トレイ10から排紙トレイ15までの用紙搬送路Sの近傍には、ピックアップローラ16、レジストローラ14、定着部12、シートを搬送する搬送ローラ25等が配されている。
搬送ローラ25は、シートの搬送を促進・補助するための小型のローラであり、用紙搬送路Sに沿って複数設けられている。ピックアップローラ16は、給紙トレイ10の端部に備えられ、給紙トレイ10から、シートを1枚毎に用紙搬送路Sに供給する呼び込みローラである。
また、レジストローラ14は、用紙搬送路Sを搬送されているシートをいったん保持するものであり、感光体ドラム3上のトナー像をシートに良好に多重転写できるように、感光体ドラム3a〜3dの回転にあわせてシートをタイミングよく搬送する機能を有している。
すなわち、レジストローラ14は、図示しないレジスト前検知スイッチの出力した検知信号に基づいて、各感光体ドラム3a〜3d上のトナー像の先端をシートにおける画像形成範囲の先端に合わせるようにシートを搬送するように設定されている。
定着ユニット12は、ヒートローラ31、加圧ローラ32等を備えており、ヒートローラ31および加圧ローラ32は、シートを挟んで回転するようになっている。
また、ヒートローラ31は、図示しない温度検出器からの温度検出値に基づいて図示しない温度制御部によって所定の定着温度となるように設定されており、加圧ローラ32とともにシートを熱圧着することによりシートに転写された多色トナー像を溶融・混合・圧接し、シートに対して熱定着させる機能を有している。
なお、多色トナー像の定着後のシートは、複数の搬送ローラ25によって用紙搬送路Sの反転排紙経路に搬送され、反転された状態で(多色トナー像を下側に向けて)排紙トレイ15上に排出されるようになっている。
画像読取り部103の上面の透明ガラスからなる原稿台上には、原稿受入れ部105が備えられている。原稿受入れ部105は、原稿セットトレイ106上に受入された複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に原稿台上へ給送する装置である。原稿セットトレイ106は、利用者が印刷出力結果に不満足であった場合その印刷出力結果シートを返却するための返却口として兼用される。
操作表示部112は、タッチパネルと液晶表示パネルとからなり、利用者が複写操作の指示や、印刷出力結果に不満足であった場合の返却指示・返却理由などを入力すると共に、複写機の状態を表示したり、入力に対する応答内容を表示する。
画像読取り部103は、原稿台上に載置された原稿の画像を走査して読取るもので、第1の走査ユニット103a、第2の走査ユニット103b、光学レンズ103dと、光電変換素子であるCCDラインセンサ103cとを有している。第1の走査ユニット103aは、原稿面上を露光する露光ランプユニットと、原稿からの反射光像を所定の方向に反射させる第1ミラー等から構成されている。第2の走査ユニット103bは、第1ミラーから反射されてくる原稿からの反射光を光電変換素子であるCCDラインセンサ103cに導く第2ミラーおよび第3ミラーより構成されている。光学レンズ103dは、原稿からの反射光をCCDラインセンサ103c上に結像させるものである。
読取が完了した原稿用紙は、原稿受入れ部105によって原稿台から搬送され、搬送方向切換えゲート107を経由し、原稿用紙堆積部108に排出される。
搬送方向切換えゲート107は、原稿受入れ部105内に回転可能に設けられており、原稿用紙堆積部108または用紙廃棄部109のいずれに搬送するかを切り換え制御するためのものである。通常の複写操作において読取られた原稿は、原稿用紙堆積部108に搬送される。利用者が印字結果に不満足なために返却した場合には、再読み込みをされた用紙は、用紙廃棄部109へ搬送され、裁断ローラ110によって裁断されて再利用不能となる。
図2は図1に示すデジタル複写機200の制御系を示すブロック図である。同図に示すように、コントローラ(制御部)104は、画像データ比較部104b、課金制御部104c、演算部104d、合致率算出部104e、一致率算出部104f、計時部104g、データ格納部104hおよびこれらを制御処理する制御処理部140aを備える。操作表示部112は液晶表示パネル112aと、その上に重ねられた透明のタッチパネル112bを備え、コントローラ104はタッチパネル112bからの出力を受けて液晶表示パネル112a、警報発令部114、原稿受入れ部105、画像読取り部103、画像形成部100、用紙廃棄部109および課金処理装置300へ出力するようになっている。なお、コントローラ104は、CPU,ROM,RAMからなるマイクロコンピュータによって構成される。
このような構成における動作を図3に示すフローチャートを用いて説明する。
原稿が原稿セットトレイ106上に戴置され、課金処理装置(コイン式ベンダー)300にコピー1枚分の代金a以上の金額bのコインが投入口300aを介して投入される。そして、操作表示部112から起動指令が入力されると(ステップS1)、原稿が原稿台へ給送され、画像読取り部103により原稿画像データが読取られ、原稿画像データはデータ格納部104hへ格納される(ステップS2)。次に、読取られた原稿画像データは、画像形成部100により、給紙トレイ10から供給される用紙上に印字され、印字された用紙は排紙トレイ15に排出される(ステップS3)。そして、課金処理装置300において、1枚分のコピー代金aを最初に投入されたコインの金額bから差引く課金処理つまり、(b−a)の処理が行われる(ステップS4)。
次に、操作表示部112の表示パネル112aに図4に示すように「正しくコピーされましたか」という質問と共に2つの押ボタンB1「はい」とB2「いいえ」が表示される(ステップS5)。そこで、所定時間内に「いいえ」の押ボタンB2が押されると(ステップS6,S7,S8)、操作表示部112の液晶表示パネル112aの画面が、図5に示すように「正しくない理由を選んで下さい」という指令と、7つの理由(返却理由)を示す押ボタンB3〜B9と、「戻る」の押ボタンB10を表す画面に切換えられる(ステップS9)。そこで、押ボタンB3〜B9のいずれか1つが押されると(ステップS11)、液晶表示パネル112aの画面が「正しくコピーされなかった用紙を返却して下さい」という表示に切換わる(ステップS12)。
所定時間内に用紙が受入れ部105に返却されると(ステップS13,S14)、返却された用紙の印字画像データが画像読取り部103で読取られ、その印字画像データはデータ格納部104hへ格納される(ステップS15)。次に、画像データ比較部104bは、ステップS2で読取られた原稿画像データと、ステップS15で読取られた印字画像データとを呼出して両者を比較する。ここでは、まず、画像データ比較部104bは原稿画像データと印字画像データをそれぞれ二値化して白黒ピクセルの比m1,m2を算出する。そして、合致率算出部104eは合致率Sを次式で算出する。
S=( m1−|m2−m1| )/m1……(1)
算出した値Sが所定のしきい値Pより大きい場合には返却された用紙の真偽の判別可能と判定すると共に、返却された用紙は本物であると判定する(ステップS16,S17)。なお、合致率のしきい値Pは、表1に示すように返却理由によって異なる値が設定される。
次に、画像データ比較部104bは図5に示す押ボタンから入力された理由について原稿画像データと印字画像データとを比較し、一致率算出部104fはその理由の正しさの程度、つまり一致率kをその理由ごとに次のように算出する(ステップS18)。
(1)入力された理由が「色が薄い」である場合
ステップS2で読取られた原稿画像データとステップS15で読取られた印字画像データから、互いに対応するn本の水平ラインの赤,緑,青(3原色)の輝度レベルをそれぞれサンプリングする。
次に、原稿画像データより赤の輝度レベルについて1本目の水平ラインの平均輝度R1、2本目の水平ラインの平均輝度R2、3本目の水平ラインの平均輝度R3、……n本目の水平ラインの平均輝度Rnを求め、1〜n本目までの全水平ラインの平均値
R=(R1+R2+R3+……+Rn)/n……(3)
を算出する。
同様に印字画像データより赤の輝度レベルについて、1〜n本目までの全水平ラインの平均値
r=(r1+r2+r3+……+rn)/n……(4)
を算出する。
そして、赤に関する一致率Rkを
Rk=( R−|r−R| )/R……(5)
で定義する。
緑,青に関しても同様の手順で原稿画像データの1〜n本目までの全水平ラインの平均値G,Bと、印字画像データの1〜n本目までの全水平ラインの平均値g,bとをそれぞれ算出し、緑,青に関する一致率Gk,Bkをそれぞれ、
Gk=( G−|g−G| )/G……(6)
Bk=( B−|b−B| )/B……(7)
で定義する。
そこで、一致率kは
k=(Rk+Gk+Bk)/3……(8)
として算出される。
(2)入力された理由が「色合いが異なる」である場合
この場合には、赤,緑,青の各色ごとの一致率、Rk,Gk,Bkの値のばらつきが大きくなるので
S1=|Rk−Bk|
S2=|Bk−Gk|
S3=|Gk−Rk|
が算出され、一致率kは
k= 1 − [(S1+S2+S3)/3]……(9)
として算出される。
(3)入力された理由が「用紙サイズ/印刷方向がおかしい」、「印字領域がおかしい」又は「汚れている」である場合
原稿画像データと印字画像データが2値化され、白黒ピクセルの比m1,m2が算出される。そして一致率kは
k=( m1−|m2−m1| )/m1……(10)
として算出される。
(4)入力された理由が「印字が傾いている」である場合
原稿画像データと印字画像データをそれぞれ2値化する。2値化された各画像を水平方向にn個の矩形エリアに分割する。原稿画像データと印字画像データについての1番目からn番目までの矩形エリアの白黒ピクセルの比をそれぞれM1,M2,…Mn,m1,m2,…mnとするとき、各矩形エリア別の一致率k1,k2,…knを次のように定義する。
1=( M1−|m1−M1| )/M1
2=( M2−|m2−M2| )/M2

n=( Mn−|mn−Mn| )/Mn
そして、一致率kは
k=(k1+k2+k3+……+kn)/n……(11)
として算出される。
(5)入力された理由が「出力部数が多い」である場合
実際に印刷を行った枚数をf、利用者が返却した枚数をgとすると、一致率kは
k=g/f……(12)
として算出される。
次に、演算部104dが1枚のコピー代金aに対する返金金額hを次式で算出する(ステップS19)。
h=a×k×n ……(13)
但し、nは返却理由によって異なる返金率であり、表2に示される。
次に、課金制御部104cが課金処理装置300を制御し、式(1)によって算出された金額をコイン返却口300bへ返金させる(ステップS20)。そして、返却された用紙は用紙廃棄部109の裁断ローラ110により所定サイズ以下に切断されて廃棄される。
なお、ステップS16において、算出された合致率Sがしきい値Pより小さく返却された用紙の真偽の判別が不能と判定された場合には、コントローラ104は警報発令部(ブザー)114を駆動して、デジタル複写機の運用者に知らせ(ステップS22)、返却された用紙は原稿用紙堆積部108へ排出される(ステップS23)。
また、ステップS6,S10,S13で所定時間が経過したとき、およびステップS7で「はい」を表す押ボタンB1(図4)が押されたときには、課金処理が確定される(ステップS21)。
Figure 2006084827
Figure 2006084827
この発明に係るデジタル複写機の構成説明図である。 この発明に係るデジタル複写機の制御系を示すブロック図である。 この発明に係るデジタル複写機の要部動作を示すフローチャートである。 この発明に係るデジタル複写機の操作表示部の表示例を示す説明図である。 この発明に係るデジタル複写機の操作表示部の表示例を示す説明図である。
符号の説明
100 画像形成部
103 画像読取り部
105 原稿受入れ部
109 用紙廃棄部
300 課金処理部

Claims (19)

  1. 原稿を受入れるための原稿受入れ部と、複写代金を受入れて課金処理を行う課金処理部と、課金処理部からの出力をうけて原稿の画像を表す原稿画像データを原稿から読取る第1画像読取り部と、原稿画像データを用紙に印字して排出する画像形成部と、排出された用紙を受入れるための用紙受入れ部と、用紙受入れ部から受入れた用紙からその画像を表す印字画像データを読取る第2画像読取り部と、印字画像についての不満足な項目を入力する入力部と、入力された項目について原稿画像データと印字画像データとを比較し比較結果に基づいて課金処理部に複写代金の返金処理をさせる制御部を備えるデジタル複写機。
  2. 制御部は、入力された項目から見た原稿画像データと印字画像データとの一致率を算出し、その一致率に基づいて課金処理部に複写代金の返金処理をさせる請求項1記載のデジタル複写機。
  3. 不満足な項目が、選択可能な複数項目からなり、選択された項目に応じて返金金額が異なる請求項1記載のデジタル複写機。
  4. 不満足な項目が、予め決定された複数の項目からなり、入力部はその複数の項目から所望の項目を選択可能に構成されてなる請求項1記載のデジタル複写機。
  5. 不満足な項目が、印字画像の色合いに関する項目を含む請求項4記載のデジタル複写機。
  6. 不満足な項目が、印字画像の色の濃度に関する項目を含む請求項4記載のデジタル複写機。
  7. 不満足な項目が、用紙サイズに関する項目を含む請求項4記載のデジタル複写機。
  8. 不満足な項目が、用紙に対する印字領域に関する項目を含む請求項4記載のデジタル複写機。
  9. 不満足な項目が、用紙に対する印字画像の傾きに関する項目を含む請求項4記載のデジタル複写機。
  10. 不満足な項目が、不要な印字部分に関する項目を含む請求項4記載のデジタル複写機。
  11. 不満足な項目が、印字枚数の過多に関する項目を含む請求項4記載のデジタル複写機。
  12. 不満足な項目として印字枚数の過多に関する項目が選択され、用紙受入れ部が用紙を受け入れたとき、制御部は用紙の受入れ枚数に応じて課金処理部に複写代金を返金させる請求項11記載のデジタル複写機。
  13. 制御部は原稿画像データと印字画像データの合致率を算出する合致率算出部をさらに備え、合致率が所定のしきい値より高いときに課金処理部に返金処理をさせる請求項1記載のデジタル複写機。
  14. 制御部は、原稿画像データと印字画像データを二値化して白黒ピクセルの比率を算出して比較し、合致率算出部はその比較結果から合致率を算出する請求項13記載のデジタル複写機。
  15. 入力される不満足な項目に応じてしきい値が変更される請求項13記載のデジタル複写機。
  16. 用紙受入れ部が用紙を受入れてから所定時間内に入力部に不満足項目が入力されたときに、制御部は課金処理部に複写代金を返金処理をさせる請求項1記載のデジタル複写機。
  17. 印字画像データが不満足であることを入力するための第2入力部と、不満足であることが入力されたとき用紙を用紙受入れ部に返却することを促す表示を行う表示部とをさらに備え、表示後から所定時間内に用紙受入れ部に用紙が返却されたときに、制御部は課金処理部に複写代金の返金処理をさせる請求項1記載のデジタル複写機。
  18. 用紙受入れ部に受入れられた用紙を所定サイズ以下に裁断する裁断部をさらに備える請求項1記載のデジタル複写機。
  19. 警報を発令する警報発令部をさらに備え、制御部は算出された合致率の値が特定の範囲内であるとき警報発令部に警報を発令させる請求項13記載のデジタル複写機。
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