JP2007218776A - 導電性接触子および導電性接触子ユニット - Google Patents

導電性接触子および導電性接触子ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】荷重値のばらつきが少なく確実に原点復帰する能力を有し、耐久性に優れた導電性接触子および当該導電性接触子を用いた導電性接触子ユニットを提供する。
【解決手段】異なる回路構造のいずれかと物理的に接触する第1接触部と、前記第1接触部とは別の回路構造と物理的に接触する第2接触部と、長手方向に沿って前記第1接触部と前記第2接触部との間に介在し、前記長手方向に伸縮自在な弾性部と、前記弾性部と前記第1接触部とを接続する第1接続部と、前記弾性部と前記第2接触部とを接続し、板厚方向に貫通する開口部が形成された第2接続部と、を備え、前記弾性部の少なくとも一部では、前記長手方向および前記板厚方向とそれぞれ直交する幅方向の長さを、前記第1接続部および前記第2接続部がそれぞれ有する前記幅方向の長さよりも小さくする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、液晶パネルや半導体集積回路などの電子部品における導通状態検査や動作特性検査を行う際に、その電子部品の電極や端子に接触して電気信号の送受信を行う導電性接触子および当該導電性接触子を用いた導電性接触子ユニットに関するものである。
従来、半導体集積回路等の検査対象の電気特性検査に関する技術分野において、半導体集積回路の接続端子に対応して複数の導電性接触子を配設し、導電性接触子を接続端子に物理的に接触させることによって電気的導通を確保する機能を有する導電性接触子ユニットに関する技術が知られている。かかる導電性接触子ユニットは、複数の導電性接触子と、導電性接触子を保持する導電性接触子ホルダとを少なくとも備えた構造を有する。このような導電性接触子ユニットにおいては、検査対象たる半導体集積回路等の微細化傾向に伴う接続端子の配列間隔の狭小化に対応可能とするために、複数の導電性接触子の配列間隔を狭小化するさまざまな技術が提案されている。
例えば、配列間隔の狭小化を実現する導電性接触子として、検査対象等と接触する接触部およびその接触部に対して弾発付勢する弾性部を板状の導電性部材によって一体的に形成した構造が提案されている。この技術では、板状の導電性接触子を板厚方向に配列することによって狭い領域に多数の導電性接触子を配置することが理論上可能となり、検査対象に備わる接続端子の配列間隔の狭小化に対応した導電性接触子を実現することが可能である(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−343397号公報
ところで、導電性接触子は基板検査時に荷重が加えられて収縮するが、検査終了時には弾性部の復元力によって再び原点に復帰する必要がある。上述した従来の導電性接触子の場合、弾性部の幅はガイド溝の幅とほぼ同じであるため、その弾性部が摺動する際には、ガイド溝と弾性部との間に摩擦が発生する。この摩擦が大きいと、ガイド溝に対して弾性部の引っ掛りが生じ、原点に復帰できない場合があった。かかる場合、原点への確実な復帰を実現するために導電性接触子に加える荷重を大きくすると、導電性接触子先端の剛性よりも弾性力が勝り、先端部が変形してしまうことがあった。
また、弾性部は弾性変形しながらガイド溝に対して摺動するため、かかる弾性変形時の挙動は毎回一定ではなく、バラツキが生じうる。この結果、弾性部とガイド溝との間に生じる摩擦力にもバラツキが発生し、検査荷重値のバラツキが大きくなるという問題もあった。
さらに、摩擦によって磨耗粉が発生するため、この発生した磨耗粉が検査対象を汚染するとともに、導電性接触子自体の耐久性を低下させてしまう恐れがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、荷重値のばらつきが少なく確実に原点復帰する能力を有し、耐久性に優れた導電性接触子および当該導電性接触子を用いた導電性接触子ユニットを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1記載の発明は、異なる回路構造間を電気的に接続し、各回路構造との間で電気信号の入出力を行う板状の導電性接触子であって、前記異なる回路構造のいずれかと物理的に接触する第1接触部と、前記第1接触部とは別の回路構造と物理的に接触する第2接触部と、長手方向に沿って前記第1接触部と前記第2接触部との間に介在し、前記長手方向に伸縮自在な弾性部と、前記弾性部と前記第1接触部とを接続する第1接続部と、前記弾性部と前記第2接触部とを接続し、板厚方向に貫通する開口部が形成された第2接続部と、を備え、前記弾性部の少なくとも一部は、前記長手方向および前記板厚方向とそれぞれ直交する幅方向の長さが、前記第1接続部および前記第2接続部がそれぞれ有する前記幅方向の長さよりも小さいことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第2接触部は、前記第2接続部の幅方向の縁端部よりも当該導電性接触子の中心部から遠ざかる方向に突出していることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記弾性部の少なくとも一部は、前記第2接続部の幅方向の縁端部であって前記第2接触部が突出しているのと反対側の縁端部が、前記第2接続部の幅方向の縁端部よりも当該導電性接触子の中心部に近づく方向へと退避していることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2または3記載の発明において、前記弾性部の少なくとも一部は、前記第2接続部の幅方向の縁端部であって前記第2接触部が突出している側の縁端部が、前記第2接続部の幅方向の縁端部よりも当該導電性接触子の中心部に近づく方向へと退避していることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項記載の発明において、前記弾性部は、前記幅方向の長さが互いに異なる箇所を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項記載の発明において、前記弾性部を前記長手方向に沿って分割する少なくとも一つの平板部をさらに備えたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、前記平板部の前記幅方向の長さは、前記第1接続部の幅方向の長さおよび/または前記第2接続部の幅方向の長さと等しいことを特徴とする。
請求項8記載の発明に係る導電性接触子ユニットは、請求項1〜7のいずれか一項に記載した導電性接触子と、複数の前記導電性接触子を収容するため、前記導電性接触子の長手方向の一方の縁端部を嵌合保持する第1ガイド溝、および前記第1ガイド溝と対向して位置し、前記第1ガイド溝に嵌め込まれた前記導電性接触子の他方の縁端部を嵌合保持する第2ガイド溝をそれぞれ複数個有する導電性接触子ホルダと、前記導電性接触子ホルダで収容する複数の前記導電性接触子がそれぞれ有する前記第2接続部に形成された前記開口部を貫通し、前記導電性接触子ホルダに固着されて成る棒状部材と、を備えたことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の発明において、前記棒状部材の長手方向に垂直な断面積は、前記導電性接触子に形成された前記開口部の面積よりも小さいことを特徴とする。
本発明によれば、異なる回路構造のいずれかと物理的に接触する第1接触部と、前記第1接触部とは別の回路構造と物理的に接触する第2接触部と、長手方向に沿って前記第1接触部と前記第2接触部との間に介在し、前記長手方向に伸縮自在な弾性部と、前記弾性部と前記第1接触部とを接続する第1接続部と、前記弾性部と前記第2接触部とを接続し、板厚方向に貫通する開口部が形成された第2接続部と、を備え、前記弾性部の少なくとも一部では、前記長手方向および前記板厚方向とそれぞれ直交する幅方向の長さを、前記第1接続部および前記第2接続部がそれぞれ有する前記幅方向の長さよりも小さくすることにより、荷重値のばらつきが少なく確実に原点復帰する能力を有し、耐久性に優れた導電性接触子および当該導電性接触子を用いた導電性接触子ユニットを提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以後、「実施の形態」と称する)を説明する。なお、図面は模式的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、それぞれの部分の厚みの比率などは現実のものとは異なる場合もあることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれる場合があることは勿論である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る導電性接触子ユニットの構成を示す斜視図である。同図に示す導電性接触子ユニット1は、検査対象である液晶パネル等の回路構造の導通状態検査や動作特性検査を行うものであり、板状をなす複数の導電性接触子2と、複数の導電性接触子2を収容保持する導電性接触子ホルダ3と、導電性接触子ホルダ3に固着され、複数の導電性接触子2を支持する棒状部材4とを備える。
まず、導電性接触子2について説明する。図2は、本実施の形態1に係る導電性接触子2の構成を示す図である。以下の説明では、図2における鉛直方向を「導電性接触子2の長手方向」、図2における水平方向を「導電性接触子2の幅方向」、これら長手方向および幅方向とそれぞれ直交する方向すなわち紙面に垂直な方向を「導電性接触子2の板厚(厚さ)方向」とそれぞれ称することにする。
図2に示す導電性接触子2は導電性材料を用いて板状をなすように形成され、異なる回路構造間の電気的な接続を確立するものであり、所定の回路構造(具体的には検査用回路を含む回路構造)と物理的に接触する第1接触部21と、第1接触部21とは別の回路構造(具体的には液晶パネル等の検査対象)と物理的に接触する第2接触部22と、第1接触部21および第2接触部22の間に介在し、長手方向に伸縮自在なばね状の弾性部23と、第1接触部21および弾性部23を接続する第1接続部24と、第2接触部22および弾性部23を接続し、板厚方向に貫通する開口部26が形成された第2接続部25と、を備える。
第2接触部22は、第2接続部25の幅方向の縁端部よりも導電性接触子2の中心部から遠ざかる方向に突出している。また、弾性部23の幅(幅方向の長さ)は、第1接続部24の幅や第2接続部25の幅よりも2rだけ小さく、弾性部23の縁端部は、第1接続部24や第2接続部25の縁端部よりも幅方向で導電性接触子2の中心部に近づく方向へと退避している。この弾性部23の第1接続部24(および第2接続部25)の幅方向の両縁端部からの逃げ量(rとする)は等しい。この逃げ量rの具体的な値は、導電性接触子ホルダ3において弾性部23を保持するガイド溝(後述)の溝深さ等に応じて定められる。
なお、第2接触部22の形状は、導電性接触子2の材質や検査の際に導電性接触子2に対して加えるべき荷重、導電性接触子2を収容保持する導電性接触子ホルダ3の形状、検査対象の種類などさまざまな条件によって定められるべきものであり、上記の如く第2接続部25の幅方向の端部よりも当該幅方向に突出していれば、その形状の細部については適宜変更することが可能である。
次に、導電性接触子ホルダ3について説明する。導電性接触子ホルダ3は、図1に示すように、略直方体状の外観形状をなし、上面部3aと底面部(図1では図示せず)を貫通して複数の導電性接触子2を保持する保持部31と、保持部31を介して互いに対向する側面部3bの所定位置にそれぞれ形成され、棒状部材4の端部を固着する固着用孔部32とを有する。
図3は、導電性接触子ホルダ3の上面部3aの部分拡大斜視図である。図3に示すように、保持部31には、導電性接触子2を装着する際にその導電性接触子2の幅方向の一方の縁端部を嵌合保持する直線状の第1ガイド溝31aと、この第1ガイド溝31aと対向して位置し、その第1ガイド溝31aにはめ込まれた導電性接触子2の幅方向の他方の縁端部を嵌合保持する直線状の第2ガイド溝31bとが複数対形成されている。対をなす第1ガイド溝31aおよび第2ガイド溝31bは、導電性接触子2をその長手方向と垂直な面方向に対して位置決めする機能を有するとともに、導電性接触子2の伸縮動作をガイドする機能を有している。また、第1ガイド溝31aおよび第2ガイド溝31bのなす対のうち隣接する対同士の間隔は全て等しく、かつ互いに平行である。
第1ガイド溝31aおよび第2ガイド溝31bの各々は同じ溝幅(wとする)を有するとともに、同じ溝深さ(dとする)を有する。このうち溝深さの値dは、導電性接触子2の弾性部23の逃げ量rよりも大きい(d>r)。これにより、保持部31では、導電性接触子2を第1ガイド溝31aや第2ガイド溝31bから逸脱させることなく確実に保持することができる。なお、ここでは第1ガイド溝31aの溝深さと第2ガイド溝31bとの溝深さが等しい場合を説明したが、両ガイド溝の溝深さが互いに異なっていても構わない。
図4は、導電性接触子ホルダ3の保持部31内部の構成を含む導電性接触子ユニット1の内部構成を示す図である。同図に示す導電性接触子ホルダ3の部分は、図3のA−A線断面に相当している。図4に示すように、第1ガイド溝31aおよび第2ガイド溝31bは、図4のz軸方向(溝幅方向に垂直な方向)に沿って互いに平行に延伸した構造を有する。第1ガイド溝31aが図4のz軸方向に延伸する長さは、第2ガイド溝31bが同じz軸方向に延伸する長さよりも短く、第2ガイド溝31bは導電性接触子ホルダ3の底面部3dまで到達しているが、第1ガイド溝31aは底面部3dよりも鉛直上方の位置までしか到達していない。
以上の構成を有する導電性接触子ホルダ3は、導電性接触子2を、図1および図4に示す座標系(xyz)において、幅方向がx軸方向と平行であり、板厚方向がy軸方向と平行であり、長手方向がz軸方向と平行であるように保持している。したがって、導電性接触子2は、第1ガイド溝31aおよび第2ガイド溝31bの溝幅(w)よりも若干小さく均一な板厚を有している。なお、図4からも明らかなように、導電性接触子2の逃げ量rは、第1ガイド溝31a等の溝深さdとの間で関係式d>rを満たすことに加えて、導電性接触子ホルダ3に収容したときに、第1ガイド溝31aおよび第2ガイド溝31bから逸脱しない範囲の値として設定される。
導電性接触子2の長手方向の長さは、開口部26が棒状部材4によって貫通可能であり、第1接触部21および第2接触部22に荷重が加わっていない状態(図4に示す状態)で第2接触部22の先端が導電性接触子ホルダ3の側面部3cよりもx軸正の方向に所定量突出している(突出量をδ1とする)。また、第2接触部22の先端は、導電性接触子ホルダ3の底面部3dからz軸負の方向に所定量突出する(突出量をhとする)ように形成されている。加えて、第2接触部22は、弾性部23や第1接続部24の長手方向に平行な対称軸Oから所定距離オフセットした位置(オフセット量をΔ1とする)に形成されている。なお、突出量δ1およびh、ならびにオフセット量Δ1は、導電性接触子2や導電性接触子ホルダ3の大きさや、検査対象に加えるべき荷重等の条件に応じて適宜定められる。
導電性接触子ホルダ3は、導電性接触子2と電気的に接続して短絡が発生することを防止する観点から、絶縁性材料によって形成されることが好ましい。例えば、低熱膨張の合成樹脂を用いて導電性接触子ホルダ3を形成し、ダイシング等によって第1ガイド溝31aおよび第2ガイド溝31bを形成すればよい。他にも、例えばアルミナ(Al23)、ジルコニア(ZrO2)、シリカ(SiO2)等のセラミックス、シリコン、エポキシ等の熱硬化性樹脂、ポリカーボネート等のエンジニアリングプラスチックなどによって導電性接触子ホルダ3の母材を形成し、エッチング等の加工技術によって第1ガイド溝31aおよび第2ガイド溝31bを形成してもよい。また絶縁性材料を用いて導電性接触子ホルダ3を形成する代わりに、他の適当な材料(絶縁性の有無は問わない)を用いて母材を形成し、導電性接触子2と接触しうる部分(第1ガイド溝31aや第2ガイド溝31bを含む部分)に対して適当な絶縁性塗料を塗布するような構成としてもよい。この意味では、導電性接触子2の表面の一部または全部に対して絶縁性塗料を塗布してもよい。
続いて、棒状部材4について説明する。棒状部材4は、複数の導電性接触子2を保持部31に装着し、各導電性接触子2の開口部26を貫通した後、その両端部が導電性接触子ホルダ3の互いに対向する側面部3bにそれぞれ形成された固着用孔部32に挿通され、導電性接触子ホルダ3に対して固着される。棒状部材4は、保持部31で保持する複数の導電性接触子2の開口部26を一括して貫通することによって導電性接触子2の保持部31からの抜け止め機能を果たすとともに、導電性接触子2に対して初期たわみを付与する機能を果たす。
棒状部材4の長手方向に垂直な断面の面積は、長方形の角を面取りした形状をなし、導電性接触子2が有する開口部26の面積よりも小さい。このような断面形状とすることにより、導電性接触子2に対して固着用孔部32を形成する際の加工を容易にすることができる。また、前述した断面形状とすることにより、導電性接触子2に荷重を加えた際の導電性接触子2の動きを円滑にするとともに、導電性接触子2に所定の荷重を加えたときの棒状部材4における支持安定性を確保することも可能となる。さらに、導電性接触子2に検査対象を接触させたときに、開口部26が棒状部材4から離間し、棒状部材4に対して自由に移動できるようになる。この結果、後述するように導電性接触子2が微小な回転を生じることが可能となる。
なお、棒状部材4の長手方向に垂直な断面形状は上述したものに限られるわけではなく、例えば多角形や正方形などでもよいし、円形でもよい。固着用孔部32の形状が、棒状部材4の断面形状に応じて変わることは勿論である。
以上の構成を有する棒状部材4も絶縁性材料から形成される。この棒状部材4は、多数の導電性接触子2の開口部26を貫通してそれら全ての導電性接触子2を支持することに鑑み、剛性が高く荷重が加わってもたわみが少ないセラミックスなどの絶縁性材料が特に好ましい。
図5は、導電性接触子ホルダ3の上方に、検査用信号を生成出力する信号処理回路との電気的な接続を確立する回路基板を取り付けた状態を示す部分拡大図であり、比較のため、図4に示す導電性接触子2の位置を1点鎖線によって図示している。図4に示す回路基板100は、ポリイミドなどからなるシート状の基材の一方の表面に、ニッケル等からなる多数の配線および接続用の電極が形成されたものである。
図5では、回路基板100の電極が導電性接触子2の第1接触部21と接触するように位置決めを行い、導電性接触子ホルダ3と同様の材料からなる固定部材101および導電性接触子ホルダ3によって回路基板100を挟持して固定した状態を図示している。回路基板100を導電性接触子ユニット1に固定する際には、導電性接触子ホルダ3と固定部材101とをねじ等によって締結すればよい(図示せず)。このようにして図4に示す状態から図5に示す状態に遷移すると、各導電性接触子2には自身に作用する重力以外の力に起因する荷重(初期荷重)が加わり、各弾性部23が長手方向に収縮する。
従来の導電性接触子ユニットでは、導電性接触子に初期荷重を付与するために平板状の蓋部材を用いていたが、かかる蓋部材を用いると、その蓋部材の厚み分だけ導電性接触子の先端の接触部の突起量を増加させる必要があった、このため、荷重が加わったときに不安定となる部分の占める割合が大きくなり、先端付近が曲がり易くなるという問題があった。これに対して、導電性接触子ユニット1では蓋部材を用いていないため、前述した問題が生じる恐れがなく、第1接触部21を従来よりも顕著に小さく形成することが可能となる。
次に、導電性接触子ユニット1と検査対象との接触態様について説明する。図6−1は、検査対象200が導電性接触子の第2接触部22に接触した直後の導電性接触子2の下端部近傍の状態を示す図である。また、図6−2は、検査対象200を検査時の位置まで上昇させたときの導電性接触子2の下端部近傍の状態を示す図である。図6−2においては、比較のために接触直後の導電性接触子2の位置を1点鎖線によって図示している。
第2接触部22の先端は、図4を参照して説明したように、弾性部23や第1接続部24の長手方向の対称軸(中心軸)OからΔ1だけオフセットされている。このため、検査対象200に接触した第2接触部22の先端部に作用する荷重の作用線が導電性接触子2の重心を通過しないため、導電性接触子2にはモーメントが発生する。この結果、図6−1に示す状態から図6−2に示す状態に遷移する間、導電性接触子2は、弾性部23が収縮するとともに開口部26が棒状部材4から離間し、前述したモーメントによって微小に回転する。この回転は、弾性部23の幅方向の端部と第1ガイド溝31aおよび第2ガイド溝31bの間に微小な隙間が存在していること、および棒状部材4の板厚方向と直交する断面積が開口部26の面積よりも小さいことによって生じる。
上述した回転により、第2接触部22は図6−2で時計回りに微小角だけ回転し、検査対象200の表面上を接触状態を持続しながら移動する。より具体的には、第2接触部22の先端は、初期接触点P1から最終接触点P2まで検査対象200上を引っ掻いて滑りながらx軸方向にx1(>0)だけ移動する。このようにして、第2接触部22の先端が検査対象200上を移動することにより、検査対象200の表面に形成された酸化膜やその表面に付着した汚れを除去し、検査対象200との間で安定した電気的接触を得ることが可能となる。その際、検査対象200の移動速度(上昇速度)を適切に制御すれば、第2接触部22の先端が検査対象200の表面を大きく傷付けることがなく、導電性接触子2にも過度の荷重を加えずに済むためより好ましい。
図6−1に示す状態から図6−2に示す状態に達するまでの間に弾性部23も微小角だけ回転する。この際、弾性部23は荷重による収縮によって弾性変形を生じる。この弾性変形の態様は、弾性部23をなすばねのピッチごとに微小に異なるが、弾性部23は第2接続部25の端部から中心方向に逃げ量rを有しており第2接続部25よりも幅が狭いため、弾性部23の弾性変形の態様に関わらず、第2ガイド溝31bの底部と接触して摩擦を生じる恐れはない。
このように、本実施の形態1に係る導電性接触子2によれば、弾性部23に荷重が加わっても、弾性部23には、第1ガイド溝31aおよび第2ガイド溝31bから逸脱しない範囲で設定される逃げ量rが存在するため、弾性部23の縁端部が第1ガイド溝31aや第2ガイド溝31bの底部に接触することがない。したがって、弾性部23と各ガイド溝の底部との間の摩擦を低減することができ、導電性接触子2が摺動する際の弾性部23の引っ掛りを抑制し、確実な原点復帰能力を具備させることができるとともに、摩擦によって発生する磨耗粉の発生量を減少させ、検査対象200が磨耗粉によって汚染されるのを防止することができる。
また、本実施の形態1に係る導電性接触子2によれば、導電性接触子ホルダ3との摺動抵抗が小さくなり、導電性接触子2の検査荷重値のバラツキを少なくして安定化することも可能となる。この結果、より荷重の小さいばねを弾性部23として適用することができ、弾性部23に加わる応力を減少させ、繰り返し応力に対する導電性接触子2の耐久性を向上させることができる。加えて、荷重を小さくすることによって第2接触部22の先端部の変形をも抑制できるため、この意味でも導電性接触子2の耐久性を向上させることができる。
以上説明した導電性接触子ユニット1は、導電性接触子2の弾性部23の伸縮方向に沿って延伸した第1ガイド溝31aおよび第2ガイド溝31bに一部を嵌め込んだ状態で導電性接触子2を保持している。このため、板状の導電性接触子2に特有な問題である弾性部23の収縮時の座屈およびねじれの発生を防止し、それらに起因する弾性部23のばね特性の劣化を生じさせずに済む。したがって、導電性接触子2に適切な範囲内で一定以上の荷重を加えても座屈やねじれを生じることなく大きなストロークを実現することができ、検査対象200との間で所望の接触状態を得ることが可能となる。
また、導電性接触子ユニット1においては、第1ガイド溝31aおよび第2ガイド溝31bによって導電性接触子2を保持することとしたため、導電性接触子2と導電性接触子ホルダ3(の保持部31)との間の接触面積を低減して摺動抵抗を減少させることができ、導電性接触子2の伸縮動作をスムーズに行うことが可能となる。
さらに、導電性接触子ユニット1は、第1ガイド溝31aおよび第2ガイド溝31bの溝幅(w)が導電性接触子2の板厚と同程度の値でよく、互いに隣接する第1ガイド溝31a間および第2ガイド溝31b間の各間隔は、隣接する導電性接触子2間の絶縁性が十分確保できる値であれば、任意の小さな値としてよい。したがって、複数の導電性接触子2の配列間隔を狭小化することが可能であり、接触対象の回路構造が有する接続用の電極や端子の配列間隔の狭小化にも十分に対応することができる。
加えて、導電性接触子ユニット1においては、導電性接触子2に棒状部材4を貫通することによって導電性接触子2に初期たわみを与えるとともに、抜け止めをしている。この結果、第2接触部22の先端すなわち導電性接触子2の下端が導電性接触子ホルダ3の底面部3dから鉛直下方に突出する突出量hを小さくすることができる。換言すれば、第2接触部22を小さくすることができ、導電性接触子2の先端の曲がりを防止し、安定して保持することが可能となり、導電性接触子2が下端部付近で第1ガイド溝31aおよび/または第2ガイド溝31bから外れてしまうのを抑制することができる。この結果、導電性接触子2の位置精度が高くなり、導電性接触子ユニット1の信頼性および耐久性を向上させることができる。
ところで、導電性接触子ユニット1を組み立てる際に導電性接触子2を保持部31に収容する工程は、第1接触部21の側を先に保持部31の内部に挿入し、幅方向の縁端部を第1ガイド溝31aおよび第2ガイド溝31bに嵌め込むことによって完了する。したがって、従来の導電性接触子ユニットと比較しても組み立てが容易であり、製造コストを低減するという効果を得ることもできる。
以上説明した本発明の実施の形態1によれば、異なる回路構造のいずれかと物理的に接触する第1接触部と、前記第1接触部とは別の回路構造と物理的に接触する第2接触部と、長手方向に沿って前記第1接触部と前記第2接触部との間に介在し、前記長手方向に伸縮自在な弾性部と、前記弾性部と前記第1接触部とを接続する第1接続部と、前記弾性部と前記第2接触部とを接続し、板厚方向に貫通する開口部が形成された第2接続部と、を備え、前記弾性部の少なくとも一部では、前記長手方向および前記板厚方向とそれぞれ直交する幅方向の長さを、前記第1接続部および前記第2接続部がそれぞれ有する前記幅方向の長さよりも小さくすることにより、荷重値のばらつきが少なく確実に原点復帰する能力を有し、耐久性に優れた導電性接触子および当該導電性接触子を用いた導電性接触子ユニットを提供することができる。
また、本実施の形態1によれば、導電性接触子の検査対象との接触部分(第2接触部)が導電性接触子ホルダよりも幅方向で外側に突出しているため、実際の検査の際、オペレータは導電性接触子ユニットの上方からの目視や顕微鏡による観察を容易に行い、導電性接触子の先端と検査対象の物理的な接触を確認しながら検査作業を行うことができ、姿勢を屈めたりして導電性接触子と検査対象との接触状況を観察する必要がなくなる。したがって、検査の作業性、信頼性を一段と向上させることができるとともに、オペレータの負担を軽減することができる。
さらに、本実施の形態1に係る導電性接触子によれば、板状の外観形状を有することにより、配列間隔の狭小化に対応可能であるとともに、過度の荷重を加えることなく安定した電気的接触を得ることが可能となる。
(実施の形態1の変形例)
図7は、本実施の形態1の第1変形例に係る導電性接触子の構成を示す図である。同図に示す導電性接触子5は、導電性接触子2と同様に、第1接触部51、第2接触部52、弾性部53、第1接続部54、第2接続部55、および開口部56を備える。本変形例においても、複数の導電性接触子5を導電性接触子ホルダ3に収容することによって導電性接触子ユニットが構成される。
弾性部53は、第2接触部52の先端が検査対象200に接触したとき、上記実施の形態1と同様に第2ガイド溝31bの底面により近づく側(第2接触部52が形成された縁端部とは反対側の縁端部)、すなわち図7で右側の縁端部のみが第1接続部54および第2接続部55の縁端部よりも幅方向を導電性接触子5の中心部に近づく方向へと退避している(逃げ量r)。この点を除く弾性部53以外の各部の形状は、導電性接触子2で対応する各部の形状とそれぞれ同様である。
図8は、本実施の形態1の第2変形例に係る導電性接触子の構成を示す図である。同図に示す導電性接触子6は、導電性接触子2と同様に、第1接触部61、第2接触部62、弾性部63、第1接続部64、第2接続部65、および開口部66を備える。また、複数の導電性接触子6を導電性接触子ホルダ3に収容することによって導電性接触子ユニットが構成される点は、上記実施の形態1と同じである。
弾性部63は、第2接触部62の先端が検査対象200に接触したとき、上記実施の形態1と同様に第2ガイド溝31bの底面により近づく側で最も座屈量が大きい部分に対してのみ第1接続部64および第2接続部65の端面からの逃げを有している。
なお、図8に示す場合、逃げ量rを有する部分が第2接続部65と際近接するピッチである場合を示しているが、これはあくまでも一例に過ぎず、逃げ量を有する部分が導電性接触子の形状によって変化することは勿論である。この意味では、導電性接触子の形状に応じて、逃げを設ける場所(ピッチ)の追加および/または変更を行えばよく、逃げ量を場所ごとに変化させてもよい。
以上説明した本実施の形態1の二つの変形例によれば、上記実施の形態1と同様の効果をに加えて、第2接触部の形状を加味した上で逃げを設ける箇所を減らし、弾性部自体の体積をより多くしているため、導電性接触子の耐久性を一段と向上させることが可能となる。
(実施の形態2)
図9は、本発明の実施の形態2に係る導電性接触子の構成を示す図である。同図に示す導電性接触子7は、導電性材料を用いて形成され、板状をなす。また、上記実施の形態1で説明した導電性接触子ホルダ3に対して複数の導電性接触子7を収容することにより、本実施の形態2に係る導電性接触子ユニットを構成することができる。
本発明の実施の形態2に係る導電性接触子7は、所定の回路構造(具体的には検査用回路を含む回路構造)と物理的に接触する第1接触部71と、第1接触部71とは別の回路構造(具体的には液晶パネル等の検査対象)と物理的に接触する第2接触部72と、第1接触部71と第2接触部72の中間に位置する平板部73と、第1接触部71と平板部73の間に介在し、長手方向に伸縮自在な弾性部74aと、第1接触部71および弾性部74aを接続する第1接続部75と、を備える。また、導電性接触子7は、第2接触部72と平板部73の間に介在し、長手方向に伸縮自在な弾性部74bと、第2接触部72および弾性部74bを接続し、板厚方向に貫通する開口部77が形成された第2接続部76と、を備える。平板部73の幅は、第1接続部75の幅や第2接続部76の幅と同じである。
第2接触部72は、第2接続部76の幅方向の縁端部よりも導電性接触子7の中心部から遠ざかる方向に突出している。また、弾性部74aの幅や弾性部74bの幅は、第1接続部75の幅や第2接続部76の幅よりも2rだけ小さく、第1接続部24や第2接続部25の縁端部よりも幅方向で導電性接触子6の中心部に近づく方向へと退避している。弾性部74aおよび74bの第1接続部75(および第2接続部76)の幅方向の両縁端部からの逃げ量はともにrで等しい。この逃げ量rの具体的な値は、導電性接触子ホルダ3において弾性部74aおよび74bを保持する第1ガイド溝31aおよび第2ガイド溝31bの溝深さ等に応じて定められる。
なお、図9では第1接続部75、第2接続部76、および平板部73の幅が等しく、かつ弾性部74aおよび74bの幅が第1接続部75等の幅よりも2rだけ小さい場合を図示しているが、平板部73の幅は第1接続部75の幅や第2接続部76の幅より小さくてもよい。また、弾性部74aおよび74bは、上記実施の形態1と同様、一部のみに逃げを設けてもよいし、長手方向に沿って部分ごとに逃げ量が異なっていてもよい。
以上説明した本発明の実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様、荷重値のばらつきが少なく確実に原点復帰する能力を有し、耐久性に優れた導電性接触子および当該導電性接触子を用いた導電性接触子ユニットを提供することができる。
また、本実施の形態2によれば、導電性接触子の弾性部を長手方向に沿って二つに分割する平板部を設けることによって第1および第2ガイド溝の底部との摺動クリアランスを小さくしてガタツキを低減し、第1弾性部および第2弾性部のガイド溝からの逸脱や長手方向以外への変形を抑制することが可能となる。
図10は、本実施の形態2の一変形例に係る導電性接触子の構成を示す図である。同図に示す導電性接触子8は、二つの平板部83aおよび83bを有し、これら二つの平板部を介して3つの弾性部(弾性部84a、84b、および84c)を備える。弾性部84a〜84cは、荷重が加わったときに第2ガイド溝31bに対して近づく側の縁端部(第2接触部82が形成された縁端部とは反対側の縁端部)が導電性接触子8の中心部に近づく方向へと退避している(逃げ量r)。なお、第1接触部81、第2接触部82、第1接続部85、および第2接続部86(開口部87を含む)の構成は、上述した導電性接触子5で対応する部位とそれぞれ同様である。
図10からも明らかなように、弾性部を長手方向に沿って分割する平板部の数は導電性接触子の形状等の条件に応じて適宜変更可能である。また、弾性部で逃げを設ける箇所や他の部位からの逃げ量も、導電性接触子の形状等の条件に応じて変更可能である。
(その他の実施の形態)
ここまで、本発明を実施するための最良の形態として、実施の形態1および2を詳述してきたが、本発明はそれら二つの実施の形態によってのみ限定されるべきものではない。例えば、本発明は、弾性部の少なくとも一部の幅が他の部分の幅よりも小さくかつ他の部分の縁端部よりも導電性接触子本体の中心部の方向へと退避していればよく、他の部分の形状については、板状をなしてさえいれば、上述した以外の任意の形状を取ることが可能である。
また、本発明に係る導電性接触子ユニットは、液晶パネルを検査する以外にも、半導体チップを搭載したパッケージ基板やウェハレベルの検査に用いる高密度プローブユニットの検査にも適用可能である。
このように、本発明は、ここでは記載していないさまざまな実施の形態等を含みうるものであり、特許請求の範囲により特定される技術的思想を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を施すことが可能である。
本発明の実施の形態1に係る導電性接触子ユニットの構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る導電性接触子の構成を示す図である。 導電性接触子ホルダの上面部の部分拡大斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る導電性接触子ユニットの内部構成を示す図である。 導電性接触子ホルダの上方に、検査用回路に接続される回路基板を取り付けた状態を示す部分拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る導電性接触子ユニットに対して検査対象を接触させた直後の状態を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る導電性接触子ユニットに対して検査対象を検査時の位置まで上昇させたときの状態を示す図である。 本発明の実施の形態1の第1変形例に係る導電性接触子の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1の第2変形例に係る導電性接触子の構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る導電性接触子の構成を示す図である。 本発明の実施の形態2の一変形例に係る導電性接触子の構成を示す図である。
符号の説明
1 導電性接触子ユニット
2、5、6、7、8 導電性接触子
3 導電性接触子ホルダ
3a 上面部
3b、3c 側面部
3d 底面部
4 棒状部材
21、51、61、71、81 第1接触部
22、52、62、72、82 第2接触部
23、53、63、74a、74b、84a、84b、84c 弾性部
24、54、64、75、85 第1接続部
25、55、65、76、86 第2接続部
26、56、66、77、87 開口部
31 保持部
32 固着用孔部
31a 第1ガイド溝
31b 第2ガイド溝
73、83a、83b 平板部
100 回路基板
101 固定部材
200 検査対象
1 初期接触点
2 最終接触点
Δ1 オフセット量
δ1、δ2、h 突出量
r 逃げ量

Claims (9)

  1. 異なる回路構造間を電気的に接続し、各回路構造との間で電気信号の入出力を行う板状の導電性接触子であって、
    前記異なる回路構造のいずれかと物理的に接触する第1接触部と、
    前記第1接触部とは別の回路構造と物理的に接触する第2接触部と、
    長手方向に沿って前記第1接触部と前記第2接触部との間に介在し、前記長手方向に伸縮自在な弾性部と、
    前記弾性部と前記第1接触部とを接続する第1接続部と、
    前記弾性部と前記第2接触部とを接続し、板厚方向に貫通する開口部が形成された第2接続部と、
    を備え、
    前記弾性部の少なくとも一部は、前記長手方向および前記板厚方向とそれぞれ直交する幅方向の長さが、前記第1接続部および前記第2接続部がそれぞれ有する前記幅方向の長さよりも小さいことを特徴とする導電性接触子。
  2. 前記第2接触部は、前記第2接続部の幅方向の縁端部よりも当該導電性接触子の中心部から遠ざかる方向に突出していることを特徴とする請求項1記載の導電性接触子。
  3. 前記弾性部の少なくとも一部は、前記第2接続部の幅方向の縁端部であって前記第2接触部が突出しているのと反対側の縁端部が、前記第2接続部の幅方向の縁端部よりも当該導電性接触子の中心部に近づく方向へと退避していることを特徴とする請求項2記載の導電性接触子。
  4. 前記弾性部の少なくとも一部は、前記第2接続部の幅方向の縁端部であって前記第2接触部が突出している側の縁端部が、前記第2接続部の幅方向の縁端部よりも当該導電性接触子の中心部に近づく方向へと退避していることを特徴とする請求項2または3記載の導電性接触子。
  5. 前記弾性部は、前記幅方向の長さが互いに異なる箇所を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の導電性接触子。
  6. 前記弾性部を前記長手方向に沿って分割する少なくとも一つの平板部をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の導電性接触子。
  7. 前記平板部の前記幅方向の長さは、前記第1接続部の幅方向の長さおよび/または前記第2接続部の幅方向の長さと等しいことを特徴とする請求項6記載の導電性接触子。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載した導電性接触子と、
    複数の前記導電性接触子を収容するため、前記導電性接触子の長手方向の一方の縁端部を嵌合保持する第1ガイド溝、および前記第1ガイド溝と対向して位置し、前記第1ガイド溝に嵌め込まれた前記導電性接触子の他方の縁端部を嵌合保持する第2ガイド溝をそれぞれ複数個有する導電性接触子ホルダと、
    前記導電性接触子ホルダで収容する複数の前記導電性接触子がそれぞれ有する前記第2接続部に形成された前記開口部を貫通し、前記導電性接触子ホルダに固着されて成る棒状部材と、
    を備えたことを特徴とする導電性接触子ユニット。
  9. 前記棒状部材の長手方向に垂直な断面積は、前記導電性接触子に形成された前記開口部の面積よりも小さいことを特徴とする請求項8記載の導電性接触子ユニット。
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