JP5095604B2 - 導電性接触子ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、液晶パネルや半導体集積回路などの電子部品における導通状態検査や動作特性検査を行う際に、その電子部品の電極や端子に接触して電気信号の送受信を行う導電性接触子ユニットに関するものである。
従来、半導体集積回路等の検査対象の電気特性検査に関する技術分野において、半導体集積回路の接続端子に対応して複数の導電性接触子(プローブ)を配設し、導電性接触子を接続端子に物理的に接触させることによって電気的導通を確保する機能を有する導電性接触子ユニットに関する技術が知られている。かかる導電性接触子ユニットは、複数の導電性接触子と、導電性接触子を保持する導電性接触子ホルダとを少なくとも備えた構造を有する。このような導電性接触子ユニットにおいては、検査対象たる半導体集積回路等の微細化傾向に伴う接続端子の配列間隔の狭小化に対応可能とするために、複数の導電性接触子の配列間隔を狭小化するさまざまな技術が提案されている。
例えば、配列間隔の狭小化を実現する導電性接触子として、検査対象等と接触する接触部およびその接触部に対して弾発付勢する弾性部を板状の導電性部材によって一体的に形成した構造が提案されている。この技術では、板状の導電性接触子を板厚方向に配列することによって狭い領域に多数の導電性接触子を配置することが理論上可能となり、検査対象に備わる接続端子の配列間隔の狭小化に対応した導電性接触子を実現することが可能である(例えば、特許文献1および2参照)。
特開2001−343397号公報 特開平10−132853号公報
導電性接触子ホルダにガイドを設け、そのガイドの間に導電性接触子を挿入する構成とする導電性接触子ユニットの場合、導電性接触子とガイドの間にクリアランスがある。このため、導電性接触子がガイドに接触しながら荷重を発生する場合、各導電性接触子とガイドとの接触位置が揃わず、摩擦力にばらつきが生じ、検査対象に対して安定した検査信号を供給できなくなる恐れがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、導電性接触子とガイドとの間に生じる摩擦力のばらつきを低減し、検査信号を安定的に供給することができる導電性接触子ユニットを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る導電性接触子ユニットは、回路構造との間で電気信号の入出力をそれぞれ行う複数の導電性接触子を収容し、異なる回路構造間を電気的に接続する導電性接触子ユニットであって、前記導電性接触子の幅方向の一方の縁端部を摺動自在に嵌合保持する第1のガイド溝、および前記第1のガイド溝と対向して位置し、前記第1のガイド溝に嵌め込まれた前記導電性接触子の他方の縁端部を摺動自在に嵌合保持する第2のガイド溝をそれぞれ複数個有する導電性接触子ホルダと、前記異なる回路構造のいずれかと物理的に接触する第1接触部、前記第1接触部とは別の回路構造と物理的に接触する第2接触部、前記第1接触部と前記第2接触部との間に介在し、長手方向に伸縮自在な弾性部、前記弾性部と前記第1接触部とを接続する第1接続部、および前記弾性部と前記第2接触部とを接続する第2接続部を有し、板状をなす複数の前記導電性接触子と、複数の前記導電性接触子を整列させる整列手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る導電性接触子ユニットは、上記発明において、前記整列手段で整列した複数の前記導電性接触子は、前記第1および第2のガイド溝のいずれか一方に幅方向の縁端部が当接することを特徴とする。
また、本発明に係る導電性接触子ユニットは、上記発明において、前記整列手段で整列した複数の前記導電性接触子は、前記第1および第2のガイド溝に幅方向の縁端部が当接しないことを特徴とする。
また、本発明に係る導電性接触子ユニットは、上記発明において、前記導電性接触子は磁性材料を含み、前記整列手段は、前記導電性接触子の側面に貼付された磁石を有することを特徴とする。
また、本発明に係る導電性接触子ユニットは、上記発明において、前記磁石は電磁石であることを特徴とする。
また、本発明に係る導電性接触子ユニットは、上記発明において、前記導電性接触子は磁性材料を含み、前記整列手段は、前記第1および第2のガイド溝を保持する保持部と、前記保持部に埋め込まれ、前記導電性接触子ホルダとともに磁気回路を構成する磁石とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る導電性接触子ユニットは、上記発明において、前記磁石は電磁石であることを特徴とする。
また、本発明に係る導電性接触子ユニットは、上記発明において、前記導電性接触子ホルダには、前記第1および第2のガイド溝の一方のガイド溝の底面から当該導電性接触子ホルダの外部に連通する孔部が形成されており、前記整列手段は、前記孔部を介して前記導電性接触子ホルダ内部の空気を吸引する吸引部を有することを特徴とする。
また、本発明に係る導電性接触子ユニットは、上記発明において、前記第1接続部および/または前記第2接続部は、厚さ方向に貫通する開口部を有し、前記整列手段は、前記導電性接触子ホルダに収容された前記導電性接触子の前記開口部を貫通し、前記導電性接触子ホルダに対して複数の前記導電性接触子を一括して移動させる棒状部材を有することを特徴とする。
また、本発明に係る導電性接触子ユニットは、上記発明において、前記第2接触部の少なくとも一部は、前記導電性接触子ホルダの外側面であって内側に前記ガイド溝が形成された部分の外側面よりも当該外側面の法線方向に突出していることを特徴とする。
本発明に係る導電性接触子ユニットによれば、導電性接触子の幅方向の一方の縁端部を摺動自在に嵌合保持する第1のガイド溝、および前記第1のガイド溝と対向して位置し、前記第1のガイド溝に嵌め込まれた前記導電性接触子の他方の縁端部を摺動自在に嵌合保持する第2のガイド溝をそれぞれ複数個有する導電性接触子ホルダと、異なる回路構造のいずれかと物理的に接触する第1接触部、前記第1接触部とは別の回路構造と物理的に接触する第2接触部、前記第1接触部と前記第2接触部との間に介在し、長手方向に伸縮自在な弾性部、前記弾性部と前記第1接触部とを接続する第1接続部、および前記弾性部と前記第2接触部とを接続する第2接続部を有し、板状をなす複数の前記導電性接触子と、複数の前記導電性接触子を整列させる整列手段と、を備えたことにより、導電性接触子とガイドとの間に生じる摩擦力のばらつきを低減し、検査信号を安定的に供給することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る導電性接触子ユニットの構成を示す斜視図である。 図2は、導電性接触子の構成を示す図である。 図3は、導電性接触子ホルダの上面部の部分拡大斜視図である。 図4は、図1の矢視A方向の矢視図である。 図5は、本発明の実施の形態1に係る導電性接触子ユニットの内部構成を示す図である。 図6は、導電性接触子ホルダの上方に、検査用回路に接続される回路基板を取り付けた状態を示す部分拡大図である。 図7−1は、本発明の実施の形態1に係る導電性接触子ユニットに対して検査対象を接触させた直後の状態を示す図である。 図7−2は、本発明の実施の形態1に係る導電性接触子ユニットに対して検査対象を検査時の位置まで上昇させたときの状態を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態1に係る導電性接触子ユニットに収容された導電性接触子のたわみ−荷重特性を示す図である。 図9は、磁石を用いない場合の導電性接触子ユニットに収容された導電性接触子のたわみ−荷重特性を示す図である。 図10は、磁石を用いない場合の導電性接触子ユニットの構成を示す図である。 図11は、本発明の実施の形態1の一変形例に係る導電性接触子ユニットに収容された導電性接触子のたわみ−荷重特性を示す図である。 図12は、本発明の実施の形態2に係る導電性接触子ユニットの構成を示す上面図である。 図13は、本発明の実施の形態3に係る導電性接触子ユニットの構成を示す上面図である。 図14は、本発明の実施の形態4に係る導電性接触子ユニットの構成を示す側面図である。 図15は、図14の矢視C方向の矢視図である。 図16−1は、本発明の実施の形態4の一変形例に係る導電性接触子ユニットに対して検査対象を接触させた直後の状態を示す図である。 図16−2は、本発明の実施の形態4の一変形例に係る導電性接触子ユニットに対して検査対象を検査時の位置まで上昇させたときの状態を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以後、「実施の形態」と称する)を説明する。なお、図面は模式的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、それぞれの部分の厚みの比率などは現実のものとは異なる場合もあることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれる場合があることは勿論である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る導電性接触子ユニットの構成を示す斜視図である。同図に示す導電性接触子ユニット1は、検査対象である液晶パネル等の回路構造の導通状態検査や動作特性検査を行うものであり、各々が板状をなす複数の導電性接触子2と、複数の導電性接触子2を収容保持する導電性接触子ホルダ3と、導電性接触子ホルダ3に固着され、複数の導電性接触子2を支持する棒状部材4と、導電性接触子ホルダ3の側面部3cに貼付された平板状の磁石5とを備える。
図2は、導電性接触子2の構成を示す図である。以下の説明では、図2における鉛直方向を「導電性接触子2の長手方向」、図2における水平方向を「導電性接触子2の幅方向」、これら長手方向と幅方向とに直交する方向を「導電性接触子2の板厚(厚さ)方向」とそれぞれ称することにする。
図2に示す導電性接触子2は、異なる回路構造間の電気的な接続を確立するものであり、所定の回路構造(具体的には検査信号が供給されるフレキシブル基板)と物理的に接触する第1接触部21と、第1接触部21とは別の回路構造(具体的には液晶パネル等の検査対象)と物理的に接触する第2接触部22と、第1接触部21および第2接触部22の間に介在し、長手方向に伸縮自在な弾性部23と、弾性部23と同じ幅および厚さを有し、第1接触部21および弾性部23を接続する第1接続部24と、弾性部23と同じ幅および厚さを有し、第2接触部22および弾性部23を接続し、板厚方向に貫通する開口部26が形成された第2接続部25と、を備える。第2接触部22は、第2接続部25の幅方向の縁端部よりも当該幅方向に突出している。
導電性接触子2は、導電性を有するとともに磁性を有するニッケル(Ni)系の薄箔をエッチング加工することによって形成される。なお、導電性接触子2の表面の一部または全部に絶縁層等の非磁性膜を形成してもよい。また、第1接続部24および第2接続部25が、弾性部23と異なる幅および/または厚さを有していてもよい。
次に、導電性接触子ホルダ3について説明する。導電性接触子ホルダ3は、中空略直方体状をなす保持部31と、保持部31の中空部に互いに対向して取り付けられて複数の導電性接触子をガイドする第1ガイド部材32および第2ガイド部材33と、保持部31を介して互いに対向する側面部3bの所定位置にそれぞれ形成され、棒状部材4の端部を固着する固着用孔部34とを有する。
図3は、導電性接触子ホルダ3の上面部3aの部分拡大斜視図である。図3に示すように、第1ガイド部材32には、導電性接触子2を装着する際にその導電性接触子2の幅方向の一方の縁端部を摺動自在に嵌合保持する直線状のガイド溝321(第1のガイド溝)が複数形成され、第2ガイド部材33には、第1ガイド部材32のガイド溝321と対向して位置し、ガイド溝321にはめ込まれた導電性接触子2の幅方向の他方の縁端部を摺動自在に嵌合保持する直線状のガイド溝331(第2のガイド溝)が複数形成されている。対をなすガイド溝321およびガイド溝331は、導電性接触子2をその長手方向と垂直な面方向に対して位置決めする機能を有するとともに、導電性接触子2の伸縮動作をガイドする機能を有している。また、ガイド溝321およびガイド溝331のなす対のうち隣接する対同士の間隔は全て等しく、かつ互いに平行である。
ガイド溝321およびガイド溝331の各々は同じ溝幅(wとする)を有するとともに、同じ溝深さ(dとする)を有する。このうち溝深さは、導電性接触子2が外れることなく確実に保持できる値を有していればよく、この意味では、ガイド溝321の溝深さとガイド溝331の溝深さとが異なっていても構わない。
各ガイド溝の溝幅(w)は、導電性接触子2の板厚より若干大きい。また、対向するガイド溝321および331の溝底部同士の距離は、導電性接触子2の幅よりも若干大きい。このように導電性接触子2と導電性接触子ホルダ3との間にはクリアランスがあるため、導電性接触子2はガイド内で拘束されずに運動可能な自由度を有している。
図4は、図1の矢視A方向の上面図である。また、図5は、図4のB−B線部分断面図である。本実施の形態1において、導電性接触子2は磁性材料を用いて形成されているため、磁石5の影響により、第1ガイド部材32のガイド溝321底部に当接した状態で略一様に整列している。この意味で、磁石5は、導電性接触子ホルダ3に収容された複数の導電性接触子2を整列させる整列手段としての機能を有する。
引き続き、導電性接触子ホルダ3の構成を説明する。第1ガイド部材32および第2ガイド部材33は、図5のz軸方向(溝幅方向および溝深さ方向と直交する方向)に沿って互いに平行に延伸した構造を有する。ガイド溝321が図5のz軸方向に延伸する長さは、ガイド溝331が同じz軸方向に延伸する長さよりも短く、ガイド溝331は導電性接触子ホルダ3の底面部3dまで到達しているが、ガイド溝321は底面部3dよりも鉛直上方の位置までしか到達していない。
以上の構成を有する導電性接触子ホルダ3において、第1接触部21および第2接触部22に荷重が加わっていない状態(図5に示す状態)で、第2接触部22の先端は、導電性接触子ホルダ3の側面部3cよりもx軸方向に所定量突出している(突出量をδ1とする)。突出量δ1は、導電性接触子2や導電性接触子ホルダ3の大きさ、検査対象に加えるべき荷重等の条件に応じて適宜定められる。
上記の如く第2接触部22を導電性接触子ホルダ3の側面部3cよりも幅方向に突出させることにより、オペレータは、実際の検査の際、導電性接触子ユニットの上方からの目視や顕微鏡による観察を容易に行い、導電性接触子の先端と検査対象の物理的な接触を確認しながら検査作業を行うことができる。この結果、オペレータは、姿勢を屈めたりして導電性接触子と検査対象との接触状況を観察する必要がなくなる。したがって、検査の作業性、信頼性を一段と向上させることができるとともに、オペレータの負担を軽減することができる。
なお、第2接触部22の先端は、底面部3dからz軸負の方向に所定量突出する(突出量をhとする)とともに、第2接触部22は弾性部23や第1接続部24の長手方向に平行な対称軸Oから所定距離オフセットした位置(オフセット量をΔ1とする)に形成されている。ここでの突出量hやオフセット量Δ1も、突出量δ1と同様に、導電性接触子2や導電性接触子ホルダ3の大きさ、検査対象に加えるべき荷重等の条件に応じて適宜定められる。
導電性接触子ホルダ3のうち、少なくとも導電性接触子2と直接接触する第1ガイド部材32および第2ガイド部材33は、短絡の発生を防止するため、絶縁性材料によって形成されることが好ましい。例えば、低熱膨張の合成樹脂を用いて導電性接触子ホルダ3を形成し、ダイシング等によってガイド溝321およびガイド溝331を形成すればよい。他にも、アルミナ(Al23)、ジルコニア(ZrO2)、シリカ(SiO2)等のセラミックス、シリコン、エポキシ等の熱硬化性樹脂、ポリカーボネート等のエンジニアリングプラスチックなどによって導電性接触子ホルダ3の母材を形成し、エッチング等の加工技術によってガイド溝321およびガイド溝331を形成してもよい。
なお、絶縁性材料を用いて導電性接触子ホルダ3を形成する代わりに、他の適当な材料(絶縁性の有無は問わない)を用いて母材を形成し、導電性接触子2と接触しうる部分(ガイド溝321やガイド溝331を含む部分)に対して適当な絶縁性塗料を塗布するような構成としてもよい。さらに、第1ガイド部材32や第2ガイド部材33と同様の絶縁性材料を用いることによって保持部31を構成してもよい。
棒状部材4の両端部は、複数の導電性接触子2を第1ガイド部材32および第2ガイド部材33に収容し、各導電性接触子2の開口部26を貫通した後、固着用孔部34に挿通され、導電性接触子ホルダ3に対して固着される。棒状部材4は、保持部31で保持する複数の導電性接触子2の開口部26を一括して貫通することによって導電性接触子2の保持部31からの抜け止め機能を果たすとともに、導電性接触子2に対して初期たわみを付与する機能を果たす。
棒状部材4の長手方向に垂直な断面は、長方形の角を面取りした形状をなし、その面積は、導電性接触子2が有する開口部26の面積よりも小さい。このような断面形状とすることにより、導電性接触子2に対して固着用孔部34を形成する際の加工を容易にすることができる。また、前述した断面形状とすることにより、導電性接触子2に荷重を加えた際の導電性接触子2の動きを円滑にするとともに、導電性接触子2に所定の荷重を加えたときの棒状部材4における支持安定性を確保することも可能となる。さらに、導電性接触子2に検査対象を接触させたとき、開口部26が棒状部材4から離間し、棒状部材4に対して自由に移動できるようになる。この結果、後述するように導電性接触子2が微小な回転を生じることが可能となる。
なお、棒状部材4の長手方向に垂直な断面形状は上述したものに限られるわけではなく、例えば多角形や正方形などでもよいし、円形でもよい。固着用孔部34の形状が、棒状部材4の断面形状に応じて変わることは勿論である。
以上の構成を有する棒状部材4も絶縁性材料から形成される。この棒状部材4は、多数の導電性接触子2の開口部26を貫通してそれら全ての導電性接触子2を支持することに鑑み、剛性が高く荷重が加わってもたわみが少ないセラミックスなどの絶縁性材料が特に好ましい。
磁石5は、磁性材料から成る導電性接触子2を磁束が通過するように側面部3cに貼付される。磁石5の磁力の大きさは、導電性接触子2のばらつきの程度が所望する範囲よりも小さくなり、かつ導電性接触子2が磁石5からの磁気力によって移動した後、ガイド溝321との間に過度の摩擦力が働かない程度の磁気力を作用することができるものであればよい。このような磁石5として希土類ネオジム系(Ne−Fe−B系)磁石が好適であるが、これに限定されるわけではない。例えば、外気温が80度を超えるような高温環境下では、サマリウム・コバルト系(Sm−Co系)磁石がより好ましい。また、コストを抑える意味ではフェライト磁石が好適である。
図6は、導電性接触子ホルダ3の上方に、検査用信号を生成出力する信号処理回路との電気的な接続を確立する回路基板を取り付けた状態を示す部分拡大図であり、比較のため、図5に示す導電性接触子2の位置を1点鎖線によって図示している。図6に示す回路基板201は、ポリイミドなどからなるシート状の基材の一方の表面に、ニッケル等からなる多数の配線および接続用の電極が形成されたものである。図6では、フレキシブル基板等の回路基板201の電極が導電性接触子2の第1接触部21と接触するように位置決めを行い、導電性接触子ホルダ3と同様の材料からなる固定部材202および導電性接触子ホルダ3によって回路基板201を挟持して固定した状態を図示している。回路基板201を導電性接触子ユニット1に固定する際には、導電性接触子ホルダ3と固定部材202とをねじ等によって締結すればよい(図示せず)。このようにして、図5に示す状態から図6に示す状態に遷移すると、各導電性接触子2には自身に作用する重力以外の力に起因する荷重(初期荷重)が加わり、各弾性部23が長手方向に収縮する。
回路基板201の他端は、上述したように信号処理回路(図示せず)に接続されており、第2接触部22に接触する検査対象との間で電気信号の送受信を行う。なお、図6では導電性接触子2に回路基板201を接触させているが、この代わりとして、信号出力回路の接続用端子を導電性接触子2に対して直接接触させるような構成とすることも可能である。
従来の導電性接触子ユニットでは、導電性接触子に初期荷重を付与するために平板状の蓋部材を用いていたが、かかる蓋部材を用いると、その蓋部材の厚み分だけ導電性接触子の先端の接触部の突起量を増加させる必要があった、このため、荷重が加わったときに不安定となる部分の占める割合が大きくなり、先端付近が曲がり易くなるという問題があった。本実施の形態1に係る導電性接触子ユニット1では、蓋部材を用いないため、前述した問題が生じる恐れがなく、第1接触部21を従来よりも顕著に小さく形成することができる。
次に、導電性接触子ユニット1と検査対象との接触態様について説明する。図7−1は、検査対象203が導電性接触子2の第2接触部22に接触した直後の導電性接触子2の下端部近傍の状態を示す図である。また、図7−2は、検査対象203を検査時の位置まで上昇させたときの導電性接触子2の下端部近傍の状態を示す図である。図7−2においては、比較のために接触直後の導電性接触子2の位置を1点鎖線によって図示している。
第2接触部22の先端は、図5を参照して説明したように、弾性部23や第1接続部24の長手方向の対称軸(中心軸)OからΔ1だけオフセットされている。このため、検査対象203に接触した第2接触部22の先端部に作用する荷重の作用線が導電性接触子2の重心を通過しないため、導電性接触子2にはモーメントが発生する。この結果、図7−1に示す状態から図7−2に示す状態に遷移する間、導電性接触子2は、弾性部23が収縮するとともに開口部26が棒状部材4から離間し、前述したモーメントによって微小に回転する。この回転は、弾性部23の幅方向の縁端部とガイド溝321およびガイド溝331の間に微小な隙間が存在していることによって生じうる。
上述した回転により、第2接触部22は図7−2で時計回りに微小角だけ回転し、接触状態を持続しながら検査対象203の表面上を移動する。より具体的には、第2接触部22の先端は、初期接触点P1から最終接触点P2まで検査対象203上を引っ掻いて滑りながらx軸方向にx1(>0)だけ移動する。このようにして、第2接触部22の先端が検査対象203上を移動することにより、検査対象203の表面に形成された酸化膜やその表面に付着した汚れを除去し、検査対象203との間で安定した電気的接触を得ることが可能となる。その際、検査対象203の移動速度(上昇速度)を適切に制御すれば、第2接触部22の先端が検査対象203の表面を大きく傷付けることがなく、導電性接触子2にも過度の荷重を加えずに済むためより好ましい。
以上説明した導電性接触子ユニット1は、導電性接触子2の弾性部23の伸縮方向に沿って延伸したガイド溝321およびガイド溝331に一部を嵌め込んだ状態で導電性接触子2を保持している。このため、板状の導電性接触子2に特有な問題である弾性部23の収縮時の座屈およびねじれの発生を防止し、それらに起因する弾性部23のばね特性の劣化を生じさせずに済む。したがって、導電性接触子2に適切な範囲内で一定以上の荷重を加えても座屈やねじれを生じることなく大きなストロークを実現することができ、検査対象203との間で所望の接触状態を得ることが可能となる。
また、導電性接触子ユニット1においては、第1ガイド部材32のガイド溝321および第2ガイド部材33のガイド溝331によって導電性接触子2を保持することとしたため、導電性接触子2と導電性接触子ホルダ3との間の接触面積を低減して摺動抵抗を減少させることができ、導電性接触子2の伸縮動作をスムーズに行うことが可能となる。
さらに、導電性接触子ユニット1は、ガイド溝321およびガイド溝331の溝幅(w)が導電性接触子2の板厚と同程度の値でよく、互いに隣接するガイド溝321間およびガイド溝331間の各間隔は、隣接する導電性接触子2間の絶縁性が十分確保できる値であれば、任意の小さな値としてよい。したがって、複数の導電性接触子2の配列間隔を狭小化することが可能であり、接触対象の回路構造が有する接続用の電極や端子の配列間隔の狭小化にも十分に対応することができる。
加えて、導電性接触子ユニット1においては、導電性接触子2に棒状部材4を貫通することによって導電性接触子2に初期たわみを与えるとともに、抜け止めをしている。この結果、第2接触部22の先端すなわち導電性接触子2の下端が導電性接触子ホルダ3の底面部3dから鉛直下方に突出する突出量hを小さくすることができる。換言すれば、第2接触部22を小さくすることができ、導電性接触子2の先端の曲がりを防止し、安定して保持することが可能となり、導電性接触子2が下端部付近でガイド溝321および/またはガイド溝331から外れてしまうのを抑制することができる。この結果、導電性接触子2の先端の位置精度が高くなり、導電性接触子ユニット1の信頼性および耐久性を向上させることができる。
図8は、導電性接触子ユニット1に収容された導電性接触子2のたわみと荷重との間の関係(たわみ−荷重特性)を例示する図である。また、図9は、磁石5を有しない導電性接触子ユニット51(磁石5を除く構成は同じとする)における導電性接触子2のたわみ−荷重特性を例示する図である。磁石5を有しない導電性接触子ユニット51では、図10に示すように、導電性接触子2がばらつきを有しながら導電性接触子ホルダ3に収容されている。
図8に示す特性曲線L1と図9に示す特性曲線L2とを比較した場合、磁石5を導電性接触子ホルダ3に貼付することによって導電性接触子2を圧縮時と伸長時の特性差(ヒステリシス)は大きくなるが、たわみと荷重との間の線形性は向上する。また、同一の導電性接触子ホルダに収容保持される個々の導電性接触子2の発生荷重のばらつきは小さくなっている。ここで、圧縮時の導電性接触子2に加わる荷重値の最大値と最小値との差をD1、伸長時の導電性接触子2に加わる荷重値の最大値と最小値との差をD2として、ばらつきを(D1+D2)/2と定義したとき、磁石5を貼付した場合のばらつきの値は、磁石5を貼付しない場合のばらつきの値の40%程度となる。この結果、検査基板に対して検査信号を安定して供給できるようになる。なお、ここでは、荷重値として所定のたわみ量を有する場合の荷重値を用い、ばらつきを求める際の導電性接触子2の個数は同じとして二つの場合(磁石5の貼付の有無)を比較している。
このように、本実施の形態1に係る導電性接触子ユニット1によれば、導電性接触子2で発生する荷重値のばらつきが従来よりも小さくなるため、検査対象203に対して安定した検査信号を供給することが可能となる。かかる効果は、検査対象203が狭ピッチ化すればするほど大きくなる。
なお、磁石5を側面部3cに貼付する代わりに、側面部3bに貼付してもよい。図11は、この場合の導電性接触子2のたわみ−荷重特性を例示する図である。同図に示す特性曲線L3も、図9に示す特性曲線L2より線形性が向上している。また、この場合には、個々の導電性接触子2の発生荷重のばらつきは、上述した場合と同じ条件下で比較した場合、従来例の60%程度となる。側面部3cに貼付した場合よりもばらつきの減少が少ないのは、導電性接触子ホルダ3の形状によるものである。すなわち、導電性接触子ホルダ3の場合、側面部3cに磁石5を貼付した方が、整列手段としての機能をより発揮しやすい構成になっている。
ところで、例えば、側面部3cに磁石5を設置すると、第2接触部22の先端と検査対象203との接触状況を目視するのが困難になってしまう場合もある。このように、側面部3cには磁石5を貼付することによって導電性接触子ホルダ3の形状に起因する何らかの不都合を生じる可能性がある場合には、側面部3bに磁石を貼付することによって所望の整列効果を担保するようにすればよい。この意味で、整列手段としての磁石5の貼付位置は、導電性接触子2を磁束が通過して整列手段としての機能を果たすことが可能な位置であればよく、導電性接触子2および/または導電性接触子ホルダ3の形状等に依存して適宜変更すればよい。
以上説明した本発明の実施の形態1によれば、導電性接触子の幅方向の一方の縁端部を摺動自在に嵌合保持する第1のガイド溝、および前記第1のガイド溝と対向して位置し、前記第1のガイド溝に嵌め込まれた前記導電性接触子の他方の縁端部を摺動自在に嵌合保持する第2のガイド溝をそれぞれ複数個有する導電性接触子ホルダと、異なる回路構造のいずれかと物理的に接触する第1接触部、前記第1接触部とは別の回路構造と物理的に接触する第2接触部、前記第1接触部と前記第2接触部との間に介在し、長手方向に伸縮自在な弾性部、前記弾性部と前記第1接触部とを接続する第1接続部、および前記弾性部と前記第2接触部とを接続する第2接続部を有し、板状をなす複数の前記導電性接触子と、複数の前記導電性接触子を整列させる整列手段と、を備えたことにより、導電性接触子とガイドとの間に生じる摩擦力のばらつきを低減し、検査信号を安定的に供給することが可能となる。
なお、整列手段として磁石を用いる代わりに、コイル等を用いて構成される電磁石を用いてもよい。この場合には、上記同様の効果に加えて、必要に応じて磁束をコントロールすることが可能となる。したがって、検査終了時に回路のスイッチをOFFすることによって導電性接触子2が伸長するときの摩擦抵抗を下げることができ、各導電性接触子のばらつきをさらに低減することができるとともに、圧縮前の位置に復帰する再現性が一段と向上する。
(実施の形態2)
図12は、本発明の実施の形態2に係る導電性接触子ユニットの構成を示す上面図である。同図に示す導電性接触子ユニット6は、複数の導電性接触子2と、導電性接触子ホルダ7とを備える。導電性接触子ホルダ7は、中空略直方体状をなす保持部71と、保持部71の中空部に互いに対向して取り付けられて複数の導電性接触子2をガイドする第1ガイド部材32(ガイド溝321を有する)および第2ガイド部材33(ガイド溝331を有する)と、保持部71を介して互いに対向する側面部3bの所定位置にそれぞれ形成され、棒状部材4の端部を固着する固着用孔部(図示せず)とを有する。
保持部71は磁性材料(ヨーク)から成る。この保持部71の側面には、棒状をなす二つの磁石72が図12でy軸方向の両側面に埋め込まれており、これらの磁石72と保持部71とで磁気回路を構成している。この磁気回路によって、導電性接触子2は上記実施の形態1と同様に整列される。したがって、保持部71と磁石72とが整列手段をなしている。
導電性接触子ホルダ7は、第1ガイド部材32および第2ガイド部材33のx軸方向に平行な側面と保持部71との間に隙間を有している。この隙間は、保持部71および二つの磁石72によって構成される磁気回路の磁束が各導電性接触子2を通過するように設けられたものである。隙間部分のx軸方向の長さは、第1ガイド部材32と第2ガイド部材33とが対向する部分の保持部71の中空部のx軸方向の幅よりも長い。また、隙間部分のx軸方向の両端部は、第1ガイド部材32と第2ガイド部材33とが対向する部分の保持部71の中空部のx軸方向の両端部よりも+x方向または−x方向へ突出している。このような隙間部分の形状は、保持部71や磁石72の形状、素材等に応じて適宜定められる。
以上説明した本発明の実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。加えて、本実施の形態2によれば、整列手段の一部をなす磁石を設置する位置の自由度が増すという利点を有する。
(実施の形態3)
図13は、本発明の実施の形態3に係る導電性接触子ユニットの構成を示す上面図である。同図に示す導電性接触子ユニット8は、保持部81と第1ガイド部材82の各ガイド溝821とを貫通する貫通孔を設け、この貫通孔に細管状の流路84を挿通する。各ガイド溝821に連通する流路84は、互いに繋がって一つの大流路85となり、ホース等から成る連結部86を介してバキュームポンプ等を含む吸引部87に接続されている。吸引部87は、負圧を印加することによって空気を吸引する機能を有する。この吸引を行うことにより、導電性接触子2は第2ガイド部材83のガイド溝831側から第1ガイド部材82のガイド溝821側へと引き寄せられ、図13に示すように一様に揃った状態となる。この意味で、吸引部87は、導電性接触子2を整列させる整列手段としての機能を有する。
なお、本実施の形態3では、整列手段として磁石を適用しないので、導電性接触子2が磁性材料を含む素材から形成される必要はない。
以上説明した本発明の実施の形態3によれば、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態4)
図14は、本発明の実施の形態4に係る導電性接触子ユニットの構成を示す側面図である。また、図15は、図14の矢視C方向の上面図である。これらの図に示す導電性接触子ユニット9は、導電性接触子2および導電性接触子ホルダ10を貫通する棒状部材11が、導電性接触子ホルダ10の保持部101に対して微小な距離だけ動くことができる。これは、保持部101に形成される固着用孔部102の図14におけるx軸方向の径を、棒状部材11のx軸方向の径よりも若干大きくすることによって実現される。なお、図15において実施の形態1と同様の符号を付した構成要素は、実施の形態1と同様の構造を有する。
本実施の形態4においては、棒状部材11を第1ガイド部材32の方向へ押し付けるように移動することによって複数の導電性接触子2が整列される。この意味で、棒状部材11か導電性接触子2の整列手段としての機能を果たす。
導電性接触子2を整列させた後の棒状部材11については、例えばねじ等の適当な位置固定手段を用いることによって保持部101に対する位置を固定するようにすればよい。また、第2接続部25に加えて第1接続部24にも開口部を形成し、この開口部を貫通するような棒状部材をさらに設けることにより、導電性接触子2を長手方向(図15のz軸方向)の上下2箇所の棒状部材によって整列させるような構成としてもよい。
なお、本実施の形態4では、整列手段として磁石を適用しないので、導電性接触子2が磁性材料を含む素材から形成される必要はない。
以上説明した本発明の実施の形態4によれば、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
図16−1および16−2は、本実施の形態4の一変形例に係る導電性接触子ユニット要部の構成を示す図である。このうち、図16−1は、検査対象203が導電性接触子2の第2接触部22に接触した直後の導電性接触子2の下端部近傍の状態を示す図である。また、図16−2は、検査対象203を検査時の位置まで上昇させたときの導電性接触子2の下端部近傍の状態を示す図である。
これらの図に示す場合、棒状部材12の幅方向の寸法は、導電性接触子2の開口部26の幅方向の寸法よりもわずかに小さい。これにより、検査対象203を検査時の位置まで上昇させたとき(図16−2)、導電性接触子2が回転して開口部26の長手方向部分と当接する一方、ガイド溝321および331とは当接しない状態で整列される。したがって、本変形例においては、棒状部材12を第1ガイド部材32の方向に押し付けるように移動する必要はない。
(その他の実施の形態)
ここまで、本発明を実施するための最良の形態として、実施の形態1〜4を詳述してきたが、本発明はそれら4つの実施の形態によってのみ限定されるべきものではない。例えば、導電性接触子の第2接触部の形状は、その導電性接触子の材質、その導電性接触子を収容保持する導電性接触子ホルダの形状、その導電性接触子ホルダに加えるべき荷重、検査対象の種類などさまざまな条件によって定められるべきものであり、本発明に係る技術的特徴を備えていれば、その形状の細部については適宜変更することが可能である。
また、本発明に係る導電性接触子ユニットは、液晶パネルを検査する以外にも、半導体チップを搭載したパッケージ基板やウェハレベルの検査に用いる高密度プローブユニットの検査にも適用可能である。
このように、本発明は、ここでは記載していないさまざまな実施の形態等を含みうるものであり、特許請求の範囲により特定される技術的思想を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を施すことが可能である。
以上のように、本発明に係る導電性接触子ユニットは、液晶パネルや半導体集積回路などの電子部品における導通状態検査や動作特性検査に好適である。
1、6、8、9、51 導電性接触子ユニット
2 導電性接触子
3、7、10 導電性接触子ホルダ
3a 上面部
3b、3c 側面部
3d 底面部
4、11、12 棒状部材
5、72 磁石
21 第1接触部
22 第2接触部
23 弾性部
24 第1接続部
25 第2接続部
26 開口部
31、71、81、101 保持部
32、82 第1ガイド部材
33、83 第2ガイド部材
34、102 固着用孔部
84 流路
85 大流路
86 連結部
87 吸引部
321、331、821、831 ガイド溝
201 回路基板
202 固定部材
203 検査対象
1、L2、L3 特性曲線
1 初期接触点
2 最終接触点
Δ1 オフセット量
δ1、h 突出量

Claims (6)

  1. 回路構造との間で電気信号の入出力をそれぞれ行う複数の導電性接触子を収容し、異なる回路構造間を電気的に接続する導電性接触子ユニットであって、
    前記導電性接触子の幅方向の一方の縁端部を摺動自在に嵌合保持する第1のガイド溝、および前記第1のガイド溝と対向して位置し、前記第1のガイド溝に嵌め込まれた前記導電性接触子の他方の縁端部を摺動自在に嵌合保持する第2のガイド溝をそれぞれ複数個有する導電性接触子ホルダと、
    前記異なる回路構造のいずれかと物理的に接触する第1接触部、前記第1接触部とは別の回路構造と物理的に接触する第2接触部、前記第1接触部と前記第2接触部との間に介在し、長手方向に伸縮自在な弾性部、前記弾性部と前記第1接触部とを接続する第1接続部、および前記弾性部と前記第2接触部とを接続する第2接続部を有し、板状をなす複数の前記導電性接触子と、
    複数の前記導電性接触子を整列させる整列手段と、
    を備え
    前記導電性接触子は磁性材料を含み、
    前記整列手段は、前記導電性接触子ホルダの側面に貼付された磁石を有することを特徴とする導電性接触子ユニット。
  2. 回路構造との間で電気信号の入出力をそれぞれ行う複数の導電性接触子を収容し、異なる回路構造間を電気的に接続する導電性接触子ユニットであって、
    前記導電性接触子の幅方向の一方の縁端部を摺動自在に嵌合保持する第1のガイド溝、および前記第1のガイド溝と対向して位置し、前記第1のガイド溝に嵌め込まれた前記導電性接触子の他方の縁端部を摺動自在に嵌合保持する第2のガイド溝をそれぞれ複数個有する導電性接触子ホルダと、
    前記異なる回路構造のいずれかと物理的に接触する第1接触部、前記第1接触部とは別の回路構造と物理的に接触する第2接触部、前記第1接触部と前記第2接触部との間に介在し、長手方向に伸縮自在な弾性部、前記弾性部と前記第1接触部とを接続する第1接続部、および前記弾性部と前記第2接触部とを接続する第2接続部を有し、板状をなす複数の前記導電性接触子と、
    磁石と、
    を備え、
    前記導電性接触子は磁性材料を含み、
    前記導電性接触子ホルダは、前記第1および第2ガイド溝がそれぞれ形成された第1および第2ガイド部材と、中空略直方体形状をなす磁性材料からなり、前記第1および第2ガイド部材を保持するとともに前記磁石が埋め込まれる保持部と、を有し、
    前記保持部および前記磁石が構成する磁気回路によって前記複数の前記導電性接触子を整列させることを特徴とする電性接触子ユニット。
  3. 前記磁石は電磁石であることを特徴とする請求項1または2記載の導電性接触子ユニット。
  4. 回路構造との間で電気信号の入出力をそれぞれ行う複数の導電性接触子を収容し、異なる回路構造間を電気的に接続する導電性接触子ユニットであって、
    前記導電性接触子の幅方向の一方の縁端部を摺動自在に嵌合保持する第1のガイド溝、および前記第1のガイド溝と対向して位置し、前記第1のガイド溝に嵌め込まれた前記導電性接触子の他方の縁端部を摺動自在に嵌合保持する第2のガイド溝をそれぞれ複数個有する導電性接触子ホルダと、
    前記異なる回路構造のいずれかと物理的に接触する第1接触部、前記第1接触部とは別の回路構造と物理的に接触する第2接触部、前記第1接触部と前記第2接触部との間に介在し、長手方向に伸縮自在な弾性部、前記弾性部と前記第1接触部とを接続する第1接続部、および前記弾性部と前記第2接触部とを接続する第2接続部を有し、板状をなす複数の前記導電性接触子と、
    複数の前記導電性接触子を整列させる整列手段と、
    を備え、
    前記導電性接触子ホルダには、前記第1および第2のガイド溝の一方のガイド溝の底面から当該導電性接触子ホルダの外部に連通する孔部が形成されており、
    前記整列手段は、前記孔部を介して前記導電性接触子ホルダ内部の空気を吸引する吸引部を有することを特徴とする電性接触子ユニット。
  5. 回路構造との間で電気信号の入出力をそれぞれ行う複数の導電性接触子を収容し、異なる回路構造間を電気的に接続する導電性接触子ユニットであって、
    前記導電性接触子の幅方向の一方の縁端部を摺動自在に嵌合保持する第1のガイド溝、および前記第1のガイド溝と対向して位置し、前記第1のガイド溝に嵌め込まれた前記導電性接触子の他方の縁端部を摺動自在に嵌合保持する第2のガイド溝をそれぞれ複数個有する導電性接触子ホルダと、
    前記異なる回路構造のいずれかと物理的に接触する第1接触部、前記第1接触部とは別の回路構造と物理的に接触する第2接触部、前記第1接触部と前記第2接触部との間に介在し、長手方向に伸縮自在な弾性部、前記弾性部と前記第1接触部とを接続する第1接続部、および前記弾性部と前記第2接触部とを接続する第2接続部を有し、板状をなす複数の前記導電性接触子と、
    複数の前記導電性接触子を整列させる整列手段と、
    を備え、
    前記第1接続部および/または前記第2接続部は、厚さ方向に貫通する開口部を有し、
    前記整列手段は、前記導電性接触子ホルダおよび該導電性接触子ホルダに収容された前記導電性接触子の前記開口部を貫通し、貫通した状態で、前記導電性接触子ホルダに対して複数の前記導電性接触子を一括して移動させる棒状部材を有することを特徴とする導電性接触子ユニット。
  6. 前記第2接触部の少なくとも一部は、前記導電性接触子ホルダの外側面であって内側に前記ガイド溝が形成された部分の外側面よりも当該外側面の法線方向に突出していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の導電性接触子ユニット。
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