JP2007207868A - 配線基板 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板上に0402チップを高密度に実装するのに適した0402チップ用の配線基板を提供する。
【解決手段】本発明は、基板1上に0402チップをハンダ付けするための配線基板であって、パッド全長寸法L=0.56mm〜0.48mm、パッド幅寸法W=0.25mm〜02mm、パッド間隔寸法D=0.18mm〜0.12mm、パッド間レジストなし、オーバーレジストありとしたことを特徴とするものである。
【選択図】図2
【解決手段】本発明は、基板1上に0402チップをハンダ付けするための配線基板であって、パッド全長寸法L=0.56mm〜0.48mm、パッド幅寸法W=0.25mm〜02mm、パッド間隔寸法D=0.18mm〜0.12mm、パッド間レジストなし、オーバーレジストありとしたことを特徴とするものである。
【選択図】図2
Description
本発明は、0402チップを実装するための配線基板に関する。
電子装置の小型化の要求に応えるためにはチップ実装密度を向上させる必要がある。そのために、近年、チップ部品として、0.6mm×0.3mmの0603チップから超小型の0.4mm×0.2mmの0402チップ部品を配線基板上に実装する技術の開発が必要となっている。
ところが、このような0402チップのような超小形チップ部品を配線基板上に実装する場合、マウントずれによる実装不良が発生しやすいので、そのようなマウントずれに対して可能な限り大きなマージンを持つパッドの設計が求められている。他方、マージンを大きくしすぎると0603チップ部品と同程度のサイズのパッドになってしまい、実装密度の向上が図れず、チップサイズを小型化する意味がなくなってしまう。
特開平8−13204号公報
特開2000−77818号公報
本発明は、このような従来の技術的課題に鑑みてなされたもので、0402チップを高密度に実装するのに適した配線基板を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、0402チップ実装用の配線基板であって、0402チップを実装する部位にパッドを、パッド全長寸法L=0.56mm〜0.48mm、パッド幅寸法W=0.25mm〜02mm、パッド間隔寸法D=0.18mm〜0.12mm、パッド間レジストなし、オーバーレジストありの仕様で設けたことを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の配線基板において、パッド全長寸法L=0.52mm、パッド幅寸法W=0.25mm、パッド間隔寸法D=0.12mmとしたことを特徴とするものである。
本発明によれば、基板上への0402チップの実装において、マウントずれに対するマージンが広く、しかも0603チップの実装密度よりも高密度に実装できる配線基板を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。図1、図2は、本実施の形態のパッド1及びそれを備えた基板2を示している。基板2は、一般的にはガラス布基材エポキシ樹脂製であり、その0402チップ部品列を実装する部位に、予めパッド1を列設する。パッド1は、0402チップ部品に対して、パッド全長寸法L=0.56mm〜0.48mm、パッド幅寸法W=0.25mm〜02mm、パッド間隔寸法D=0.18mm〜0.12mm、パッド間レジストなし、オーバーレジストRSありとする。さらに好ましくは、パッド全長寸法L=0.52mm、パッド幅寸法W=0.25mm、パッド間隔寸法D=0.12mmとする。
これにより、04020チップ部品をパッド2上に実装する際に、チップ部品2にパッド長さL方向、またパッド幅W方向に位置ずれした状態でハンダ付けしても、チップ立ちすることなくハンダ付けができる。
04020チップ部品に対する最適なパッド仕様を割り出すための実験を、タグチメソッドを利用して実施した。その結果は、図3の表及び図4のグラフに示している。実験は、タグチメソッドを用いてパッド仕様を変化させ、位置を0〜80μmずらしてパッド上に0402の抵抗チップを実装し、チップ立ち、未ハンダ、欠品、ずれ、ハンダボールの発生等の実装不良の有無を調べ、適当なパッドの仕様を求めた。
図3の表は、実装不良が発生し始めたずらし量とパッド設計との関係を示している。ずらし量は、0μmから80μmまで、長手L方向と幅W方向とに同時に同じ量だけずらして、測定した。図4のグラフは、タグチメソッドによる要因毎のSN比を示している。
パッド全長寸法Lについては、それが0.56mmより大きければ、チップ立ち不良の問題があり、他方、0.48mmより小さければフィレットが小さいために外観検査が困難となる問題があるため、0.56mm〜0.48mmが適切であった。
パッド幅寸法Wについては、それが0.25mmより大きければ、0603チップの実装に要するスペースと同じスペースを必要とし、0402チップのスケールメリットがなくなる問題があり、他方、0.2mmより小さければチップ立ちなどの実装不良、ソルダペーストの印刷が困難、フィレットがないので外観検査が困難等の問題があり、また接合強度や信頼性の低下の恐れがある問題があるため、0.25mm〜0.2mmが適切であった。
パッド間隔寸法Dについては、それが0.18mmより大きければ、チップ立ち不良の問題があり、他方、0.12mmより小さければ、部品下でのショートの問題があるため、0.18mm〜0.12mmが適切であった。
パッド間レジストの有無については、それがない方がある場合によりも成績が良かった。またオーバーレジストの有無については、それを設けた方が設けない場合よりも成績が良かった。
以上の実験結果に基づき、0402チップ部品用の適切なパッドの仕様は、パッド全長寸法L=0.56mm〜0.48mm、パッド幅寸法W=0.25mm〜02mm、パッド間隔寸法D=0.18mm〜0.12mm、パッド間レジストなし、オーバーレジストRSありとするものであった。そしてより好ましくは、パッド全長寸法L=0.52mm、パッド幅寸法W=0.25mm、パッド間隔寸法D=0.12mm、パッド間レジストなし、オーバーレジストありとするものであった。
1…基板、2…パッド、RST…オーバーレジスト、L…パッド全長、W…パッド幅、D…パッド間隔。
Claims (2)
- 0402チップ実装用の配線基板であって、
0402チップを実装する部位にパッドを、パッド全長寸法L=0.56mm〜0.48mm、パッド幅寸法W=0.25mm〜02mm、パッド間隔寸法D=0.18mm〜0.12mm、パッド間レジストなし、オーバーレジストありの仕様で設けたことを特徴とする配線基板。 - パッド全長寸法L=0.52mm、パッド幅寸法W=0.25mm、パッド間隔寸法D=0.12mmとしたことを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006022758A JP2007207868A (ja) | 2006-01-31 | 2006-01-31 | 配線基板 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006022758A JP2007207868A (ja) | 2006-01-31 | 2006-01-31 | 配線基板 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP2006022758A Pending JP2007207868A (ja) | 2006-01-31 | 2006-01-31 | 配線基板 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108925035A (zh) * | 2018-08-01 | 2018-11-30 | 郑州云海信息技术有限公司 | 一种基于0402封装的印刷电路板封装设计方法及系统 |
WO2021235196A1 (ja) * | 2020-05-21 | 2021-11-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | チップ部品の実装構造 |
WO2022195937A1 (ja) * | 2021-03-18 | 2022-09-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 半田プリコートに電子部品を仮止めするための粘着剤および電子部品実装基板の製造方法 |
WO2024122214A1 (ja) * | 2022-12-06 | 2024-06-13 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 半田フラックスおよび電子部品実装基板の製造方法 |
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2006
- 2006-01-31 JP JP2006022758A patent/JP2007207868A/ja active Pending
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WO2024122214A1 (ja) * | 2022-12-06 | 2024-06-13 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 半田フラックスおよび電子部品実装基板の製造方法 |
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