JP2007227484A - プリント配線板構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】
パッケージ裏面に放熱板を有するLSIをプリント配線板に実装するときに放熱板とベタパターンを接続するためのはんだがViaに流れてしまうことを防ぐ。
【解決手段】
パッケージ裏面に放熱板を有するLSIをはんだ接続するプリント配線板において、前記放熱板をはんだ接続するためのベタパターンとして放熱板接続部より大きなベタパターンを形成し、該ベタパターンとプリント配線板の内層及び外層を接続するViaを前記放熱板接続部の外側に設ける。
【選択図】図1
パッケージ裏面に放熱板を有するLSIをプリント配線板に実装するときに放熱板とベタパターンを接続するためのはんだがViaに流れてしまうことを防ぐ。
【解決手段】
パッケージ裏面に放熱板を有するLSIをはんだ接続するプリント配線板において、前記放熱板をはんだ接続するためのベタパターンとして放熱板接続部より大きなベタパターンを形成し、該ベタパターンとプリント配線板の内層及び外層を接続するViaを前記放熱板接続部の外側に設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、パッケージ裏面に放熱板を有するLSIをプリント配線板に実装するためのプリント配線板構造に関するものである。
プリント配線板に実装するLSIにおいてLSIパッケージ裏面に放熱板を有するものがある。これは近年、LSIの高速化に伴い発熱が増加傾向にあり効率的にLSIの放熱を行う必要が生じているためである。このLSIを放熱させるためにはLSIパッケージ裏面に付加された放熱板とプリント配線板に形成したパターンをはんだ接続する必要がある。
図5に従来のパッド構造を示す。LSIピン接続パッド1、Via2、ベタパターン3、放熱板接続部4である。LSIをプリント配線板に実装するためにLSIピン接続パッド1とLSIの放熱板と接続するベタパターン3があり、ベタパターン3と内層及び外層を接続するためのVia2がある。ベタパターン3と放熱板接続部4の大きさが同じことから、放熱板接続部4内にVia2があることになる。
この場合、LSIの放熱板とベタパターン3をはんだ接続する時にはんだがVia2に流れてしまうことから、Via2が穴詰まりを起こしてしまいパッケージ洗浄を行ったときにVia2内に洗浄液が残りVia2の腐食による接続信頼性に問題が起こる。また、接続に要するはんだ量が減ってしまい十分な放熱ができないという問題も起こる。Via2内洗浄液残りの改善策としてVia2に樹脂を埋める方法があるが、コストが増加するという問題がある。
本発明の目的は、パッケージ裏面に放熱板を有するLSIをプリント配線板に実装するときに放熱板とベタパターンを接続するためのはんだがViaに流れることを防ぐことに適したプリント配線板構造を提供することである。
本発明は、パッケージ裏面に放熱板を有するLSIをはんだ接続するプリント配線板において、前記放熱板をはんだ接続するためのベタパターンとして放熱板接続部より大きなベタパターンを形成し、該ベタパターンとプリント配線板の内層及び外層を接続するViaを前記放熱板接続部の外側に設けることを特徴とするプリント配線板構造である。
本発明によれば、ベタパターンと内層及び外層を接続するためのViaにはんだが流れてしまうことを防ぎ、Via内に洗浄液が残ることにより起きるViaの腐食による接続信頼性の問題、及び接続はんだ量が減ることによる放熱を妨げる問題の解消を低コストで実現することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
図1に本発明の実施例1におけるLSI(QFP)のプリント配線板構造図、図2に図1における断面図であるLSI(QFP)の実装構造図を示す。
LSIピン接続パッド1、Via2、ベタパターン3、放熱板接続部4、LSI5、LSI放熱板6、プリント配線板7、ソルダーレジスト8である。
図において、パッケージ裏面に放熱板を有する5LSI(QFP)を実装するためのプリント配線板パッド構造は、従来ベタパターン3と放熱板接続部4が同じ大きさのためVia2が放熱板接続部4内に位置したが、ベタパターン3を放熱板接続部4より大きくすることでVia2を放熱板接続部4の外側4方向に移動することができる。そして、ソルダーレジスト8に放熱板接続部4と同じ開口を設けることにより放熱板接続部4においてベタパターン3とLSI放熱板6を接続させるはんだがVia2に流れ込むことを防ぐことができる。
以上より、はんだがVia2に流れてしまうことを防ぎ、洗浄液残りによる接続信頼性の劣化及び接続はんだ量が減ることによる放熱を妨げる問題を解消し、Via2を埋めることによる生産工程増加のコスト増加を抑える効果がある。
図3に本発明の実施例2におけるLSI(SOP)のプリント配線板構造図、図4に図3における断面図であるLSI(SOP)の実装構造図を示す。
本発明の実施例2におけるパッケージ裏面に放熱板を有するLSI5(SOP)を実装するためのプリント配線板パッド構造は、実施例1において従来より大きくしたベタパターン3に対してVia2を4方向に移動したのに対し、SOPというLSI構造からベタパターン3を大きくする方向及びVia2の移動する方向を2方向とし、実施例1と同様な効果を得られる。
なお、上記実施の形態は以下のように捉えることが可能である。
(1)パッケージ裏面に放熱板を有するLSIをはんだ接続するプリント配線板において、前記放熱板をはんだ接続するためのベタパターンとして放熱板接続部より大きなベタパターンを形成し、該ベタパターンとプリント配線板の内層及び外層を接続するViaを前記放熱板接続部の外側に設けるプリント配線板構造であって、前記放熱板接続部の形状が長方形であることを特徴とするプリント配線板構造。
(2)(1)に加えて、前記放熱板接続部の長手方向の外側のみにViaを配置することを特徴とするプリント配線板構造。
(1)パッケージ裏面に放熱板を有するLSIをはんだ接続するプリント配線板において、前記放熱板をはんだ接続するためのベタパターンとして放熱板接続部より大きなベタパターンを形成し、該ベタパターンとプリント配線板の内層及び外層を接続するViaを前記放熱板接続部の外側に設けるプリント配線板構造であって、前記放熱板接続部の形状が長方形であることを特徴とするプリント配線板構造。
(2)(1)に加えて、前記放熱板接続部の長手方向の外側のみにViaを配置することを特徴とするプリント配線板構造。
1 LSIピン接続パッド
2 Via
3 ベタパターン
4 放熱板接続部
5 LSI
6 LSI放熱板
7 プリント配線板
8 ソルダーレジスト
2 Via
3 ベタパターン
4 放熱板接続部
5 LSI
6 LSI放熱板
7 プリント配線板
8 ソルダーレジスト
Claims (3)
- パッケージ裏面に放熱板を有するLSIをはんだ接続するプリント配線板において、前記放熱板をはんだ接続するためのベタパターンとして放熱板接続部より大きなベタパターンを搭載面に形成し、該ベタパターンとプリント配線板の内層及び外層を接続するViaを前記放熱板接続部の外側に設けることを特徴とするプリント配線板構造。
- 前記LSIをプリント配線板にはんだ接続する際のソルダーレジストを前記放熱板接続部と同じ開口にて設けることを特徴とする請求項1記載のプリント配線板構造。
- 前記放熱板接続部の形状が正方形であることを特徴とする請求項1又は2記載のプリント配線板構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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Family
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2013051236A1 (ja) * | 2011-10-05 | 2013-04-11 | パナソニック株式会社 | 表示装置 |
CN110856338A (zh) * | 2019-10-22 | 2020-02-28 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 电路板组件及电子设备 |
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JP2005277115A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Hitachi Ltd | チップコンデンサ実装構造及びプリント配線板 |
JP2006019660A (ja) * | 2004-07-05 | 2006-01-19 | Melec:Cc | パワー素子面実装用の回路基板 |
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- 2006-02-22 JP JP2006044647A patent/JP2007227484A/ja active Pending
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