JP2007204928A - 屋外構造物 - Google Patents

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Abstract

【課題】柱の外面と桁の外面との間に段差があっても柱を境として隣接した2つの桁の外面と柱の外面に桁化粧部材を、段差の部分において桁化粧部材が途切れることなく連続して取付けできる屋外構造物とする。
【解決手段】柱1の2つの桁取付面1aに2つの桁2の端面2aを、柱1の外面1bと桁2の外面2bとの間に段差3があるように突き合わせ連結し、前記2つの桁2の外面2bに化粧部材取付部4aを備えた桁用取付部材4を、その化粧部材取付部4aが柱1の外面1bよりも外側に張り出して取付け、その化粧部材取付部4aに桁化粧部材5を取付けて、柱1の外面1bを越えて2つの桁2の外面2bに連続させ、前記段差3の部分で途切れることなく桁化粧部材5を連続して取付けできるようにした屋外構造物。
【選択図】図2

Description

本発明は、テラス、バルコニー、パーゴラ、カーポート、サンルーム等の屋外構造物に関する。
従来、屋外構造物としては柱に桁を連結したものが知られている。
例えば、特許文献1に開示したように、柱の桁取付面に前桁、側桁の端面を突き当てて連結して枠体とし、その枠体に屋根体を取付けたテラスが知られている。
また、桁に化粧部材を取付けて意匠性を向上した屋外構造物が知られている。
例えば、特許文献2に開示したように、桁の外面に化粧部材を取付けたパーゴラが知られている。
特開2003−343009号公報 実用新案登録第2536252号公報
従来のように、柱の桁取付面に桁の長手方向の端面を突き当てて連結する場合に、その柱の桁取付面の幅と桁の幅が同一であると、柱の桁取付面に桁を直角でなく斜めに連結した場合に、桁の端面の長さが柱の桁取付面の幅よりも長くなるので、桁の端面が柱の桁取付面よりも張り出してしまう。
このことを解消するために、通常は柱の桁取付面の幅を桁の幅よりも大きくして、前述のように桁を斜めに連結しても桁の端面が柱の桁取付面から張り出すことがないようにしている。
このために、柱の外面と桁の外面が面一にならずに段差が生じてしまう。
前述のように段差があると、柱を境として隣接した2つの桁の外面に化粧部材を取付けた場合に、その段差の部分において化粧部材が途切れて連続性がなくなってしまうので、意匠性を十分に向上できないことがある。
本発明の目的は、柱を境として隣接した2つの桁の外面と柱の外面に桁化粧部材を柱の外面と桁の外面の段差の部分において桁化粧部材が途切れることなく連続して取付けできるようにした屋外構造物を提供することである。
本発明は、柱の2つの桁取付面に、2つの桁の長手方向の端面を、その柱の外面と桁の外面との間に段差を有して突き当て連結し、
前記2つの桁の外面に、化粧部材取付部を備えた桁用取付部材を、その化粧部材取付部を柱の外面よりも外側に張り出してそれぞれ取付け、
前記各桁用取付部材の化粧部材取付部に桁化粧部材を取付け、前記柱を境として隣接した2つの桁の外面と柱の外面に桁化粧部材を連続させたことを特徴とする屋外構造物である。
本発明においては、柱の2つの桁取付面と2つの外面は、それぞれ所定の角度で隣接し、2つの桁は所定の角度で隣接し、
前記2つの桁の外面に取付けた桁用取付部材の化粧部材取付部は、その桁の長手方向の端面よりも柱の2つの外面までそれぞれ突出し、
その各桁用取付部材の化粧部材取付部に桁化粧部材をそれぞれ取付け、この各桁化粧部材の長手方向の端面を柱のコーナー部と対向した位置で接するようにすることができる。
このようにすれば、2つの桁用取付部材に取付けた2つの桁化粧部材の端面を柱のコーナー部で接して連続させることができるので、複数の柱と複数の桁を用いることで平面形状が矩形状、コ字状などの屋外構造物とすることができる。
本発明においては、柱の2つの桁取付面は相対向し、その2つの桁取付面に取付けた2つの桁は一直線状で、前記2つの桁の外面に取付けた桁用取付部材の少なくとも一方の化粧部材取付部は、その桁の長手方向の端面よりも前記柱の外面まで突出し、
この化粧部材取付部間に亘って桁化粧部材を取付けることができる。
このようにすれば、2つの桁が柱を境として一直線状に連続した屋外構造物とすることができる。
本発明においては、桁用取付部材は、桁の外面に取付けるベースと、このベースに取付け、かつ化粧部材取付部を有するアタッチメントを備え、このアタッチメントの化粧部材取付部に桁化粧部材を取付けることができる。
このようにすれば、アタッチメントが化粧部材取付部となるから、そのアタッチメントの長さを調整することで柱の外面まで突出することができる。
本発明は、2つの桁取付面と2つの外面がそれぞれ所定の角度で隣接した柱とし、その柱の前記2つの桁取付面に、2つの桁の長手方向の端面を、その柱の外面と桁の外面との間に段差を有して突き当てて連結し、
前記柱の2つの外面に亘ってコーナー部品を取付け、
前記2つの桁の外面に、化粧部材取付部を備えた桁用取付部材を取付け、その化粧部材取付部を、柱の外面よりも外側に張り出し、かつ桁の長手方向の端面よりも柱の2つの外面まで突出して前記コーナーに略面一となるように連設し、
前記各化粧部材取付部と前記コーナー部品とに桁化粧部材をそれぞれ取付け、前記柱を境として隣接した2つの桁の外面と柱の外面に桁化粧部材を連続させたことを特徴とする屋外構造物とすることもできる。
前述した発明においては、桁用取付部材を、桁の外面に取付けるベースと、このベースに取付け、かつ化粧部材取付部を有するアタッチメントで構成し、
2つの桁の外面にベースをそれぞれ取付け、その各ベースにアタッチメントを、柱の2つの外面まで突出させてそれぞれ取付け、
コーナー部品を一側片と他側片で鉤形状とし、その一側片、他側片を柱の2つの外面に取付け、
前記各アタッチメントの化粧部材取付部、一側片、他側片に桁化粧部材をそれぞれ取付けることができる。
本発明においては、桁用取付部材の化粧部材取付部の形状と、桁化粧部材の形状を、桁化粧部材が化粧部材取付部に対して長手方向にスライド可能なものにできる。
このようにすれば、桁用取付部材と桁化粧部材の線膨張係数が異なる場合に、気温や直射日光による熱伸びの差によって桁化粧部材が長手方向に反ることを防止できる。
本発明によれば、2つの桁の外面と柱の外面とに亘って取付けた桁化粧部材が、柱の外面と桁の外面の段差の部分において途切れることなく連続するので、柱を境として隣接した2つの桁の外面と柱の外面に桁化粧部材を連続して取付けることができる。
図1と図2に示すように、屋外構造物は柱1を備え、この柱1の2つの桁取付面1aに2つの桁2の長手方向の端面2aを突き当てて連結してある。
この2つの桁2は柱1を境として隣接している。
前記柱1の桁取付面1aの幅は桁2の幅よりも大きく、柱1の外面1bと桁2の外面2bは面一に連続せずに段差3を有している。前述の柱1の外面1b、桁2の外面2bとは、柱1、桁2で構成した屋外構造物の外側に見えている面のことをいう。
この実施の形態では柱1の2つの桁取付面1aは所定の角度で隣接し、かつ2つの外面2bも所定の角度で隣接して柱1は矩形断面形状で、2つの桁2は所定の角度で隣接している。例えば、90度の角度で隣接している。この2つの外面2bは2つの桁取付面2aを連続している。
このようであるから、2本の柱1を用いて躯体に取付けることで平面コ字状の枠体にできるし、4本の柱1を用いれば平面矩形状の枠体を形成できる。柱1の断面形状は矩形に限ることはなく、三角形、五角形以上の多角形でも良い。つまり、2つの桁取付面1aと、この2つの桁取付面1aを連続する外面1bで囲まれた形状であれば良い。
前記各桁2の外面2bに桁用取付部材4をそれぞれ取付ける。この各桁用取付部材4は化粧部材取付部4aを備え、その化粧部材取付部4aは柱1の外面1bよりも外側に張り出している。
つまり、この化粧部材取付部4aの内外方向(幅方向)の位置を、その化粧部材取付部4aに取付けた桁化粧材5を、桁2の端面2aよりも柱1の外面1bまで突出した時に、その桁化粧材5が柱1の外面2bと干渉しないようにしてある。
前記各桁用取付部材4に桁化粧部材5をそれぞれ取付け、その各桁化粧部材5を、桁2の端面2aよりも柱1の外面1bまで突出して長手方向の端面相互を突き合わせる。
これによって、柱1の外面1bと桁2の外面2bとの間に段差3があっても、柱1を境として隣接した2つの桁2の外面2bと柱1の外面1bに桁化粧部材5を、その段差3の部分で途切れることなく連続させることができる。
この実施の形態では、化粧部材取付部4aは、柱1の外面1bよりも外側に張り出していると共に、桁2の長手方向の端面2aよりも柱1の外面1bまで突出している。
そして、2つの桁用取付部材4の化粧部材取付部4aは柱1の外面1bと対向した位置で接している。例えば、化粧部材取付部4aの長手方向の端面4bが柱1の2つの外面1bでなすコーナー部1cと対向した位置で接している。
これによって、2つの桁用取付部材4の化粧部材取付部4aは柱1の外面1bよりも外側において連続する。
前記2つの桁用取付部材4の化粧部材取付部4aに桁化粧部材5をそれぞれ取付け、その2つの桁化粧部材5を柱1のコーナー部1cと対向した位置で接する。
これによって、柱1の外面1bと桁2の外面2bとの間に段差3があっても、柱1を境として隣接した2つの桁2の外面2bと柱1の外面1bに桁化粧部材5を、その段差3の部分で途切れることなく連続させることができると共に、桁化粧部材5を柱1の外面1bにおいても取付けできるから取付け強度が大である。
次に、好ましい実施の形態について説明する。
前記桁用取付部材4の化粧部材取付部4aの形状と、桁化粧部材5の形状は、その桁化粧部材5を化粧部材取付部4aに嵌め込むことで外れないように取付けできるようにしてある。
例えば、桁化粧部材5を化粧部材取付部4aに長手方向からスライドして嵌め込むことで外れないように取付けできる形状、又は桁化粧部材5を化粧部材取付部4aに長手方向に重ね合わせ、その状態で桁化粧部材5を押し込むことで嵌め込んで外れないように取付けできる形状とする。
このようにすれば、桁化粧部材5を桁用取付部材4に簡単に取付けできると共に、ビスなどを用いていないので外観の見栄えが良い。
また、前記桁用取付部材4の化粧部材取付部4aと化粧部材5は、長手方向に相対的に移動可能に取付けてある。
このようにすることで、化粧部材取付部4aと化粧部材5の線膨張係数が異なる場合に、気温や直射日光による熱伸びの差を吸収して化粧部材取付部4aと化粧部材5が長手方向に反ることを防止できる。
例えば、化粧部材取付部4aがアルミ製で、化粧部材5が木粉に樹脂を混合して加圧成形した再生木の場合には、両者の線膨張係数が大きく異なるため、気温や直射日光による熱伸びの差が大きいので、前述のようにすることが反り防止のためにより一層効果的である。
前記化粧部材5は長尺な中間化粧部材5aと、柱1近くの短尺なコーナー化粧部材5bを有し、コーナー目地部5c、コーナー寄り目地部5dを有して取付けられている。
そして、中間化粧部材5aの長手方向中央部を固定してある。
このようにすることで、化粧部材5の熱伸びをコーナー目地部5c、コーナー寄り目地部5dで吸収できる。
前記柱1の外面1bにも柱用取付部材6を介して柱化粧部材7が取付けてある。
このようにすれば、桁2の外面2bと柱1の外面1bがそれぞれ化粧部材7で覆われているので、見栄えの良い屋外構造物となる。
前記桁用取付部材4は図2、図3に示すように、ベース10とアタッチメント20を備えている。そのベース10が桁1の外面1bに固着して取付けられる。このベース10にアタッチメント20が固着して取付けられ、このアタッチメント20に桁化粧部材5が取付けられる。つまり、アタッチメント20が前述の化粧部材取付部4aを有している。
具体的には、ベース10の長手方向の端面10aを柱1の桁取付面1aに接するように桁2の外面2bに固着して取付ける。
前記アタッチメント20の長手方向の端面20a(前述の化粧部材取付部4aの端面4b)を45度に切断し、2つのアタッチメント20を、その長手方向の端面20a相互が接すると共に、その接合部が柱1の2つの外面1bでなすコーナー部1cと対向するようにする。
前記桁化粧部材5の長手方向の端面5eを45度に切断し、2つの桁化粧部材5の端面5e相互が接すると共に、その接合部が柱1のコーナー部1c、アタッチメント20の接合部と対向するようにすることで、2つの桁化粧部材5で柱1の2つの外面2b、アタッチメント20を覆う。
前記ベース10は図4に示すように、縦板11と、この縦板11に一体的に設けた取付横片12、複数の支持片13を備え、その縦板11の上下方向長さ(ベース10の上下寸法)は桁2の高さ(上面2cと下面2dとの間の寸法)とほぼ同一である。
前記縦板11が桁2の外面2bに固着具、例えばビス14で固着して取付けられる。前記取付横片12、支持片13は柱1の外面1bよりも外側に突出する。
前記取付横片12は縦板11の上端部に一体的に設けてある。前記支持片13は縦板11の上下中間部と下端部にそれぞれ一体的に設けてあり、その支持片13は上向き鉤形状である。
前記アタッチメント20は縦板21と、この縦板21の裏面(内面)に設けた取付横片22、載置片23、取付凹陥部24と、前記縦板21の表面(外面)に上下方向に間隔を置いて設けた複数の受片25を備えている。
前記上下に隣接する受片25と縦板21で嵌合凹部26をそれぞれ形成し、この嵌合凹部26に桁化粧部材5が嵌め込んで取付けてある。
例えば、桁化粧部材5の上下端面に溝5fが長手方向に連続して形成してある。この溝5fを受片25に長手方向からスライドして嵌め込むことで桁化粧部材5が取付けられる。
前記アタッチメント20の取付横片22、載置片23をベース10の取付横片12、上下中間の支持片13に接すると共に、取付凹陥部24を下部の支持片13に嵌合して仮取付けし、ビス27で取付横片22と取付横片12を固着してアタッチメント20をベース10に取付ける。
前述のように、アタッチメント20の取付凹陥部24が化粧部材取付部4aで、その取付凹陥部24を形成する部分は柱1の外面1bと対向してコーナー部1cまで延設し、その載置片23、取付凹陥部24を形成する上下横片24a,24bが柱1の外面1bに接する。
前記柱用取付部材6はベース30とアタッチメント40を備えている。
前記ベース30は図5に示すように、縦板31の幅方向一端部に取付片32、他端部に係止片33をそれぞれ一体的に設けてある。
前記縦板31を柱1の外面1bに固着具、例えばビス34で固着して取付けてある。
前記アタッチメント40は縦板41の裏面に一対の支持片42と係止受片43を一体的に設けてある。その縦板41の表面に一対の受片44を一体的に設け、その一対の受片44と縦板41で嵌合凹部45を形成している。この実施の形態では、その嵌合凹部45は前述の桁取付用部材4のアタッチメント20の嵌合凹部26と同一形状である。
そして、アタッチメント40の支持片42は柱1の外面1bに接すると共に係止受片43を係止片33に係合して仮取付けし、一方の支持片42と取付片32をビス46で固着してベース30にアタッチメント40を取付ける。
前記柱化粧部材7は、前述の桁化粧部材5と同一断面形状で、その溝7aを受片44に嵌め込んで取付ける。
前記アタッチメント40の上端面には図4に示すようにプレート47が接し、縦板41のビスホール41aに螺合したビス48で固着してある。
図4でアタッチメント20と桁化粧部材5はビス28で連結してあるが、このビス28は前述の中間桁化粧部材5aの長手方向中央部を固着するものである。
前述の説明では、柱1の隣接した桁取付面1a(直角となった2つの桁取付面1a)に桁2の端面2aを突き当てて連結したが、柱1の相対向した2つの桁取付面1a(平行となった2つの桁取付面1a)に桁2の端面2aを突き当てて連結する場合でも、前述と同様に桁化粧部材5を取付けることができる。
例えば、図6に示すように柱1の対向した2つの桁取付面1aに桁2の端面2aをそれぞれ突き当てて連結し、柱1を境として隣接した2つの桁2を一直線状としてある。
その2つの桁2の外面2bにベース10をそれぞれ固着して取付ける。
この2つのベース10は柱1を境として左右に位置する。
前記2つのベース10に亘って1つのアタッチメント20を取付け、そのアタッチメント20に桁化粧部材5を取付ける。アタッチメント20は各ベース部にそれぞれ取付けても良い。つまり、2つの桁2の外面2bに取付けた2つの桁用取付部材4の化粧部材取付部4aを柱1の外面1bよりも外側に張り出し、少なくとも一方の化粧部材取付部4aを、桁2の端面2aよりも柱1の外面1bまで突出させ、桁化粧部材5を取付ける。
このようにすることで、柱1の外面1bと桁2の外面2bが段差3を有している場合でも、2つの桁2の外面2bに連続して桁化粧部材5を取付けできる。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
図7、図8に示すように、この実施の形態は桁取付用部材4、桁化粧部材5が前述の第1の実施の形態と同一で、そのアタッチメント20、桁化粧部材5を短くして柱1のコーナー部1cで接することがなく、離隔するようにすると共に、柱1のコーナー部1cを境とした2つの外面1bに亘ってコーナー部品50を取付け、このコーナー部品50にコーナー桁化粧部材5bを取付けることが第1の実施の形態と相違する。
なお、柱取付用部材6、柱化粧部材7は前述の第1の実施の形態と同様である。
前記コーナー部品50は図9、図10に示すように、一側片51と他側片52で平面鉤形状で、その一側片51、他側片52に取付片53が設けてある。その各取付片53をビス54で柱1の2つの外面1bに固着することで一側片51、他側片52の裏面が柱1の2つの外面1bに接して取付けられる。
前記一側片51、他側片52の表面には凹部55がそれぞれ形成してあり、この各凹部55にコーナー化粧部材5bがそれぞれ嵌め込まれていると共に、ビス56で固着してある。
このコーナー化粧部材5bの長手方向の一端面は45度に切断されて突き合わせてある。他端面は一側片51、他側片52の端面51a,52bよりもコーナー部寄りである。
前記一側片51、他側片52の長さは柱1の外面1bの幅(左右方向の寸法)よりも短く、その端面51a,52aは柱1の外面1bの幅方向中間に位置している。
前記桁用取付部材4のアタッチメント20(化粧部材取付部4a)は桁2の端面2aよりも柱1の外面1bまで突出し、その外面1bの幅方向中間に位置して前記一側片51、他側片52の端面51a,52aと対向、好ましくは接している。すなわち、化粧部材取付部4aはコーナー部品50に略面一となるように連設している。これによって、前記取付片53はアタッチメント20で覆われて外部から目視されない。
そして、桁化粧部材5(中間化粧部材5a)とコーナー化粧部材5bとの間にコーナー寄り目地部5dを形成している。
本発明の第1の実施の形態を示す柱と桁と化粧部材の連結状態の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す柱と桁と化粧部材の分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す桁用取付部材、桁化粧部材を外した状態の平面図である。 桁化粧部材の取付部分の拡大断面図である。 柱化粧部材の取付部分の平面図である。 桁用取付部材と桁化粧部材を外した状態の他の例を示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す柱と桁と化粧部材の連結状態の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態を示す柱と桁と化粧部材の分解斜視図である。 柱部分の横断面図である。 柱とコーナー部品とアタッチメントと桁化粧部材の分解斜視図である。
符号の説明
1…柱、1a…桁取付面、1b…外面、2…桁、2a…端面、2b…外面、3…段差、4…桁用取付部材、4a…化粧部材取付部、5…桁化粧部材、10…ベース、20…アタッチメント、50…コーナー部品、51…一側片、52…他側片。

Claims (7)

  1. 柱の2つの桁取付面に、2つの桁の長手方向の端面を、その柱の外面と桁の外面との間に段差を有して突き当て連結し、
    前記2つの桁の外面に、化粧部材取付部を備えた桁用取付部材を、その化粧部材取付部を柱の外面よりも外側に張り出してそれぞれ取付け、
    前記各桁用取付部材の化粧部材取付部に桁化粧部材を取付け、前記柱を境として隣接した2つの桁の外面と柱の外面に桁化粧部材を連続させたことを特徴とする屋外構造物。
  2. 柱の2つの桁取付面と2つの外面は、それぞれ所定の角度で隣接し、2つの桁は所定の角度で隣接し、
    前記2つの桁の外面に取付けた桁用取付部材の化粧部材取付部は、その桁の長手方向の端面よりも柱の2つの外面までそれぞれ突出し、
    その各桁用取付部材の化粧部材取付部に桁化粧部材をそれぞれ取付け、この各桁化粧部材の長手方向の端面を柱のコーナー部と対向した位置で接するようにした請求項1記載の屋外構造物。
  3. 柱の2つの桁取付面は相対向し、その2つの桁取付面に取付けた2つの桁は一直線状で、前記2つの桁の外面に取付けた桁用取付部材の少なくとも一方の化粧部材取付部は、その桁の長手方向の端面よりも前記柱の外面まで突出し、
    この化粧部材取付部間に亘って桁化粧部材を取付けた請求項1記載の屋外構造物。
  4. 桁用取付部材は、桁の外面に取付けるベースと、このベースに取付け、かつ化粧部材取付部を有するアタッチメントを備え、このアタッチメントの化粧部材取付部に桁化粧部材を取付けるようにした請求項1〜3いずれか1項記載の屋外構造物。
  5. 2つの桁取付面と2つの外面がそれぞれ所定の角度で隣接した柱とし、その柱の前記2つの桁取付面に、2つの桁の長手方向の端面を、その柱の外面と桁の外面との間に段差を有して突き当てて連結し、
    前記柱の2つの外面に亘ってコーナー部品を取付け、
    前記2つの桁の外面に、化粧部材取付部を備えた桁用取付部材を取付け、その化粧部材取付部を、柱の外面よりも外側に張り出し、かつ桁の長手方向の端面よりも柱の2つの外面まで突出して前記コーナー部品に略面一となるように連設し、
    前記各化粧部材取付部と前記コーナー部品とに桁化粧部材をそれぞれ取付け、前記柱を境として隣接した2つの桁の外面と柱の外面に桁化粧部材を連続させたことを特徴とする屋外構造物。
  6. 桁用取付部材を、桁の外面に取付けるベースと、このベースに取付け、かつ化粧部材取付部を有するアタッチメントで構成し、
    2つの桁の外面にベースをそれぞれ取付け、その各ベースにアタッチメントを、柱の2つの外面まで突出させてそれぞれ取付け、
    コーナー部品を一側片と他側片で鉤形状とし、その一側片、他側片を柱の2つの外面に取付け、
    前記各アタッチメントの化粧部材取付部、一側片、他側片に桁化粧部材をそれぞれ取付けた請求項5記載の屋外構造物。
  7. 桁用取付部材の化粧部材取付部の形状と、桁化粧部材の形状を、桁化粧部材が化粧部材取付部に対して長手方向にスライド可能なものとした請求項1〜6何れか一項記載の屋外構造物。

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