JP2007197204A - 給紙装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】リフト板の不要な動きを防止することのでき、出荷から使用開始までの間にかかる手間を低減することのできる給紙装置を提供すること。
【解決手段】給紙装置3は、用紙Pが収容される収容面10と、収容面10上に上下動可能に設けらたリフト板7とを備えている。また、リフト板7を上下に貫通するように形成されたリフト孔7aと、リフト板7が収容面10に沿って位置しているときに、リフト孔7aと対向する収容面10上の部分とを貫通するように形成された係止孔6aとが形成されている。ストッパー30は、支持板31と、下方に突出する一対の脚34と、下端34aに突出して形成された係合突起35とを含んでいる。リフト孔7aおよび係止孔6aに、ストッパー30が係合する。ストッパー30は、支持板31により、リフト板7が収容面10から上方へ動かないように押さえる。
【選択図】図4
【解決手段】給紙装置3は、用紙Pが収容される収容面10と、収容面10上に上下動可能に設けらたリフト板7とを備えている。また、リフト板7を上下に貫通するように形成されたリフト孔7aと、リフト板7が収容面10に沿って位置しているときに、リフト孔7aと対向する収容面10上の部分とを貫通するように形成された係止孔6aとが形成されている。ストッパー30は、支持板31と、下方に突出する一対の脚34と、下端34aに突出して形成された係合突起35とを含んでいる。リフト孔7aおよび係止孔6aに、ストッパー30が係合する。ストッパー30は、支持板31により、リフト板7が収容面10から上方へ動かないように押さえる。
【選択図】図4
Description
この発明は、用紙を給紙するための給紙装置に関する。
プリンタや複写機などの画像形成装置には、画像が形成される用紙を画像形成部に給紙するための給紙装置が備えられている(たとえば、特許文献1,2参照)。給紙装置は、用紙を収容するベースフレームと、ベースフレーム上に配置され、上記収容された用紙を上方へ押し上げるためのリフト板とを有している。リフト板の後端は、ベースフレームに対して支軸を介して連結されており、支軸を中心に、リフト板は、ベースフレーム内で、その先端側が上下動し得る。
特開2005−170575号公報
特開平9−86679号公報
ところで、画像形成装置の輸送時などには、振動などによってリフト板が上下にばたつくおそれがある。
そこで、従来、画像形成装置の出荷時には、リフト板およびベースフレームにテープを貼り付けて、リフト板をベースフレームに固定していた。しかしながら、テープでリフト板を固定した場合、装置の使用開始前にテープをはがす必要がある。また、テープを上手くはがし損ねて、テープの粘着材がリフト板などに残ってしまった場合には、この粘着材をはがすのに手間がかかる。特に、出荷後、画像形成装置が倉庫に長期間保存されていたり、東南アジアなどの気温の高い国へ輸出された場合などは、粘着材がリフト板に残りやすい。
そこで、従来、画像形成装置の出荷時には、リフト板およびベースフレームにテープを貼り付けて、リフト板をベースフレームに固定していた。しかしながら、テープでリフト板を固定した場合、装置の使用開始前にテープをはがす必要がある。また、テープを上手くはがし損ねて、テープの粘着材がリフト板などに残ってしまった場合には、この粘着材をはがすのに手間がかかる。特に、出荷後、画像形成装置が倉庫に長期間保存されていたり、東南アジアなどの気温の高い国へ輸出された場合などは、粘着材がリフト板に残りやすい。
一方、特許文献2に記載の給紙トレイのように、発泡スチロールなどの緩衝部材を底板(リフト板)上に取り付けることでもリフト板が上下動することを防止できるが、そのための緩衝部材を用意する必要があり、手間がかかる。
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、リフト板の不要な動きを防止することのできる給紙装置を提供することを目的とする。
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、リフト板の不要な動きを防止することのできる給紙装置を提供することを目的とする。
この発明の別の目的は、出荷から使用開始までの間にかかる手間を低減することのできる給紙装置を提供することにある。
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、用紙(P)が収容される収容面(10)と、前記収容面上に、上下動可能に設けられ、用紙供給時に用紙を持ち上げるためのリフト板(7)と、前記リフト板の予め定める位置に、前記リフト板を上下に貫通するように形成されたリフト孔(7a)と、前記リフト板が前記収容面に沿って位置しているときに、前記リフト孔と対向する前記収容面に、前記収容面を上下に貫通するように形成された係止孔(6a)と、前記リフト孔および前記係止孔に挿抜可能で、前記リフト孔および前記係止孔に挿入されたとき、下端(34a)に、前記収容面の裏に係合する係合突起(35)と、上部に、前記リフト板の上面を係止して、前記リフト板が前記収容面から上方へ動かないように前記リフト板を押さえる押さえ片(31)とを含むリフト板固定部材(30)とを有することを特徴とする給紙装置である。
なお、括弧内の数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この構成によれば、リフト板が収容面から上方へ動かないように、リフト板固定部材は、リフト板を押さえることができる。
リフト板には、所定の位置に、リフト板を上下に貫通するように、リフト孔が形成されている。一方、収容面には、リフト板が収容面に沿った状態のときに、リフト孔と対向する位置に、収容面を上下に貫通する係止孔が形成されている。そして、給紙装置には、リフト板を収容面側に押さえる部材として、リフト孔および係止孔に挿抜可能なリフト板固定部材が取り付けられている。
この構成によれば、リフト板が収容面から上方へ動かないように、リフト板固定部材は、リフト板を押さえることができる。
リフト板には、所定の位置に、リフト板を上下に貫通するように、リフト孔が形成されている。一方、収容面には、リフト板が収容面に沿った状態のときに、リフト孔と対向する位置に、収容面を上下に貫通する係止孔が形成されている。そして、給紙装置には、リフト板を収容面側に押さえる部材として、リフト孔および係止孔に挿抜可能なリフト板固定部材が取り付けられている。
このリフト板固定部材の各脚の下端には、リフト板固定部材がリフト孔および係止孔に挿入されたときに、収容面の裏面に係合するための係合突起が備えられている。この係合突起は、各脚の下端において、互いに向き合う方向に、それぞれ突出して形成されている。また、リフト板固定部材の押さえ片は、リフト板固定部材を所定位置に取り付けたとき、リフト板を収容面側に押さえている。
このようにして、リフト板固定部材が係止孔に係合されているとき、押さえ片によりリフト板の不要な動きを防止することができる。これにより、たとえば、画像形成装置の輸送時に生じる振動などで、リフト板が振動により上下にばたついてしまうことを防止できる。
また、リフト板固定部材は、簡易な部材で構成されているため、たとえば、発砲スチロールなどの緩衝部材を用いてリフト板を固定するときのように各給紙装置に合わせて作る必要がなく、このリフト板固定部材は、多くの形状の給紙装置に対応することができる。
また、リフト板固定部材は、簡易な部材で構成されているため、たとえば、発砲スチロールなどの緩衝部材を用いてリフト板を固定するときのように各給紙装置に合わせて作る必要がなく、このリフト板固定部材は、多くの形状の給紙装置に対応することができる。
さらに、リフト板の不要な動きをリフト板固定部材を取り付けることで防止しているため、たとえば、リフト板の固定をカーソルを用いて固定するときのカーソルの移動を行う必要がなく、カーソルの移動に伴ってリフト板表面がこすれるなどして、リフト板やカーソルに傷を生じることがない。
また、請求項2記載の発明は、前記リフト孔は、前記係止孔に比べて大きな単一の孔であり、前記係止孔は、対をなす2つの孔を有し、前記リフト板固定部材は、前記押さえ片を形成する、前記リフト孔の幅よりも長い支持板(31)と、前記支持板から下方に突出する一対の脚(34)と、前記脚の下端にそれぞれ形成された、互いに向き合う方向に突出している一対の前記係合突起とを含むことを特徴とする請求項1記載の給紙装置である。
また、請求項2記載の発明は、前記リフト孔は、前記係止孔に比べて大きな単一の孔であり、前記係止孔は、対をなす2つの孔を有し、前記リフト板固定部材は、前記押さえ片を形成する、前記リフト孔の幅よりも長い支持板(31)と、前記支持板から下方に突出する一対の脚(34)と、前記脚の下端にそれぞれ形成された、互いに向き合う方向に突出している一対の前記係合突起とを含むことを特徴とする請求項1記載の給紙装置である。
この構成によれば、リフト孔,係止孔およびリフト板固定部材のより具体的な形状を規定をする。
リフト孔は、係止孔に比べて大きく形成されているため、リフト板固定部材を係合する場所を特定しやすい。また、係止孔は、対をなす2つの孔を有しているため、1つの孔だけ設けたときに比べて、係合突起により収容面への係合を確実に行うことができる。
リフト孔は、係止孔に比べて大きく形成されているため、リフト板固定部材を係合する場所を特定しやすい。また、係止孔は、対をなす2つの孔を有しているため、1つの孔だけ設けたときに比べて、係合突起により収容面への係合を確実に行うことができる。
支持板は、リフト板固定部材を所定位置に取り付けたとき、リフト板を収容面側に押さえるための押さえ片としての機能を有しており、リフト孔の幅より広く形成されているため、リフト板が上昇することはない。
なお、請求項3に記載の給紙装置のように、前記一対の脚は、さらに、互いに向き合う方向に前記脚から水平に突出し、前記収容面に当接する中間仕切り突起(36)を有することが好ましい。これにより、各中間仕切り突起と係合突起とにより、収容面を挟み込むため、中間仕切り突起は、収容面に対するリフト板固定部材の上下動を小さくすることができる。
なお、請求項3に記載の給紙装置のように、前記一対の脚は、さらに、互いに向き合う方向に前記脚から水平に突出し、前記収容面に当接する中間仕切り突起(36)を有することが好ましい。これにより、各中間仕切り突起と係合突起とにより、収容面を挟み込むため、中間仕切り突起は、収容面に対するリフト板固定部材の上下動を小さくすることができる。
また、請求項4に記載のように、前記リフト板固定部材は、さらに、前記一対の脚の延長線上に、前記支持板から上方に突出する一対の操作部(33)を有することが好ましい。これにより、操作部をつまんでリフト板固定部材をリフト孔および係止孔に挿入するという簡易な動作で、リフト板を固定でき、リフト板固定部材の操作部をつまんで外すという簡易な動作で、リフト板の固定を解除できる。したがって、出荷時のリフト板の固定作業と、使用開始前のリフト板の固定解除作業とを簡単に行え、出荷から使用開始までの間にかかる手間を低減することができる。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の図面において、「左」または「右」というときは、図1の左右方向LRにおける左(L)または右(R)をいうものとし、「前」というときは、図1の幅方向Wにおける紙面の奥側から手前側へ向かう方向をいうものとし、「後」というときは、図1の幅方向Wにおける紙面の手前側から奥側へ向かう方向をいうものとする。
なお、以下の図面において、「左」または「右」というときは、図1の左右方向LRにおける左(L)または右(R)をいうものとし、「前」というときは、図1の幅方向Wにおける紙面の奥側から手前側へ向かう方向をいうものとし、「後」というときは、図1の幅方向Wにおける紙面の手前側から奥側へ向かう方向をいうものとする。
図1は、この発明の一実施形態にかかる給紙装置を備える画像形成装置としてのプリンタの図解的な縦断面図である。なお、この発明は、複写機やファクシミリなどの他の画像形成装置に備えられる給紙装置にも適用することができる。
プリンタ1は、所定の画像データに基づいて用紙Pに画像を形成するためのものであり、ハウジング2と、ハウジング2に着脱可能に設けられた給紙装置3と、ハウジング2内に設けられた画像形成部4と、ハウジング2に取り付けられた排出トレイ5とを有している。
プリンタ1は、所定の画像データに基づいて用紙Pに画像を形成するためのものであり、ハウジング2と、ハウジング2に着脱可能に設けられた給紙装置3と、ハウジング2内に設けられた画像形成部4と、ハウジング2に取り付けられた排出トレイ5とを有している。
給紙装置3は、用紙Pを収容するとともに、この用紙Pを画像形成時に画像形成部4に向けて送り出すためのものである。この実施形態では、給紙装置3が2つ設けられている。給紙装置3はそれぞれ、同様の構成を有しており、例えば、サイズの異なる用紙が収容されている。
給紙装置3は、ハウジング2に対して前方に向けて引っ張ることにより、ハウジング2から引き抜いて取りはずすことが可能とされており、また、ハウジング2に対して後方に向けて押し込むことにより、ハウジング2に装着することが可能とされている。
給紙装置3は、ハウジング2に対して前方に向けて引っ張ることにより、ハウジング2から引き抜いて取りはずすことが可能とされており、また、ハウジング2に対して後方に向けて押し込むことにより、ハウジング2に装着することが可能とされている。
画像形成部4は、たとえば、感光体ドラムを有しており、用紙P上に画像データに基づく画像を形成できるようになっている。
このようにして、用紙Pは、画像形成時、用紙搬送方向Aに沿って給紙装置3から画像形成部4に送り出され、画像形成部4で画像データに基づく画像が形成され、排出トレイ5に排出される。
このようにして、用紙Pは、画像形成時、用紙搬送方向Aに沿って給紙装置3から画像形成部4に送り出され、画像形成部4で画像データに基づく画像が形成され、排出トレイ5に排出される。
図2は、リフト板固定部材としてのストッパー30を取り外した状態の給紙装置3の、図1における右側(R)前方からみた斜視図である。図3は、ストッパー30を取り付けた状態の給紙装置3の、取り付け位置付近Sを示した斜視図である。
給紙装置3は、ベースフレーム6と、リフト板7と、幅合わせカーソル8と、後端合わせカーソル9とを有している。また、図3に示される給紙装置3には、リフト板7の不要な動きを防止するため、所定の位置にストッパー30が取り付けられている。
給紙装置3は、ベースフレーム6と、リフト板7と、幅合わせカーソル8と、後端合わせカーソル9とを有している。また、図3に示される給紙装置3には、リフト板7の不要な動きを防止するため、所定の位置にストッパー30が取り付けられている。
ベースフレーム6は、矩形形状をした板状の収容面10と、収容面10の周囲を取り囲みつつ収容面10の上方に向けて延びる4つの側板11,12,13,14とを有しており、これらにより、箱状の区画が形成されている。
収容面10上には、リフト板7が設けられている。このリフト板7は、たとえば、金属板をプレスすることにより形成されており、その上に、用紙Pを収容する。リフト板7において、用紙搬送方向Aに対して上流側にある後端部7bは、ベースフレーム6に対して、図示しない支軸を介して連結されている。そして、用紙搬送方向Aに対して下流側にある先端部7c側が、ベースフレーム6内で、この支軸を中心に上下動する。この構成により、リフト板7は、用紙供給時に用紙Pを持ち上げることができ、給紙装置3は、用紙搬送方向Aに向けて用紙Pを搬送する。
収容面10上には、リフト板7が設けられている。このリフト板7は、たとえば、金属板をプレスすることにより形成されており、その上に、用紙Pを収容する。リフト板7において、用紙搬送方向Aに対して上流側にある後端部7bは、ベースフレーム6に対して、図示しない支軸を介して連結されている。そして、用紙搬送方向Aに対して下流側にある先端部7c側が、ベースフレーム6内で、この支軸を中心に上下動する。この構成により、リフト板7は、用紙供給時に用紙Pを持ち上げることができ、給紙装置3は、用紙搬送方向Aに向けて用紙Pを搬送する。
幅合わせカーソル8は、リフト板7上に収容された用紙Pを、その幅方向Wに関して位置合わせするためのものであり、リフト板7を挟む位置に対をなして配設されている。
後端合わせカーソル9は、リフト板7上に収容された用紙Pの後端の位置を揃えるためのものであり、収容面10上に配設されている。
ところで、リフト板7には、所定の位置(この実施形態では、先端部7c)に、リフト板7を上下に貫通するように、リフト孔7aが1つ形成されている。
後端合わせカーソル9は、リフト板7上に収容された用紙Pの後端の位置を揃えるためのものであり、収容面10上に配設されている。
ところで、リフト板7には、所定の位置(この実施形態では、先端部7c)に、リフト板7を上下に貫通するように、リフト孔7aが1つ形成されている。
一方、収容面10には、リフト板7が収容面10に沿った状態のときに、リフト孔7aと対向する位置に、収容面10を上下に貫通するように、対をなす2つの孔としての係止孔6aが形成されている。
なお、リフト孔7aは、係止孔6aに比べて大きく形成されている。
そして、図3に示されるように、リフト孔7aおよび係止孔6aが形成された部分には、リフト板7を収容面10側に押さえるために、リフト孔7aおよび係止孔6aに挿抜可能なストッパー30が取り付けられている。
なお、リフト孔7aは、係止孔6aに比べて大きく形成されている。
そして、図3に示されるように、リフト孔7aおよび係止孔6aが形成された部分には、リフト板7を収容面10側に押さえるために、リフト孔7aおよび係止孔6aに挿抜可能なストッパー30が取り付けられている。
図4(a)は、ストッパー30がリフト孔7aおよび係止孔6aに取り付けられているときの縦断面図であり、図4(b)は、ストッパー30のつまみ部33に押力Fが加わったときの縦断面図である。
ストッパー30は、リフト板7が収容面10から上方へ動かないようにするためのものであり、支持板31と、一対の脚34と、係合突起35と、中間仕切り突起36と、つまみ部33(操作部)とを有する。ストッパー30は、所定の弾性力を有する樹脂などの材料で形成されている。
ストッパー30は、リフト板7が収容面10から上方へ動かないようにするためのものであり、支持板31と、一対の脚34と、係合突起35と、中間仕切り突起36と、つまみ部33(操作部)とを有する。ストッパー30は、所定の弾性力を有する樹脂などの材料で形成されている。
支持板31は、ストッパー30がリフト孔7aおよび係止孔6aに取り付けられたとき、リフト板7を収容面10側に押さえるための押さえ片としての機能を有しており、リフト板7が上昇しないように、リフト孔7aの幅より広く形成されている。支持板31は、その下方に一対の脚34が突出して形成されている。
各脚34には、この下端34a側に、ストッパー30がリフト孔7aおよび係止孔6aに挿入されたときに、収容面10の裏面に係合するための係合突起35が備えられている。係合突起35はそれぞれ、互いに向き合う方向に突出して形成されている。
各脚34には、この下端34a側に、ストッパー30がリフト孔7aおよび係止孔6aに挿入されたときに、収容面10の裏面に係合するための係合突起35が備えられている。係合突起35はそれぞれ、互いに向き合う方向に突出して形成されている。
このように、支持板31と係合突起35とは、リフト孔7aに支持板31を係止しつつ、係止孔6aに係合突起35を係合することで、収容面10とリフト板7との間隔を規制する。これにより、ストッパー30は、リフト板7を収容面10から上方へ動かないように押さえることができる。
また、各脚34には、係合突起35と支持板31との間に、下端34a側で収容面10の係止孔6aから下方に突出している脚34の部分を所定の長さになるように、互いに向き合って突出した中間仕切り突起36が形成されている。各中間仕切り突起36は、係止孔6aから抜けないよう、係止孔6aに係止できる形状で形成されている。これにより、各中間仕切り突起36と係合突起35とにより収容面10を挟み込むため、中間仕切り突起36は、収容面10に対するストッパー30の上下動を小さくすることができる。
また、各脚34には、係合突起35と支持板31との間に、下端34a側で収容面10の係止孔6aから下方に突出している脚34の部分を所定の長さになるように、互いに向き合って突出した中間仕切り突起36が形成されている。各中間仕切り突起36は、係止孔6aから抜けないよう、係止孔6aに係止できる形状で形成されている。これにより、各中間仕切り突起36と係合突起35とにより収容面10を挟み込むため、中間仕切り突起36は、収容面10に対するストッパー30の上下動を小さくすることができる。
一方、支持板31の上方には、一対の脚34の延長線上に、支持板31から突出する一対のつまみ部33が形成されている。このつまみ部33は、ストッパー30の取り付けや取り外しを容易にすることができる。
ストッパー30の係止孔6aおよびリフト孔7aからの取り外しは、図4(b)に示されるように行われる。
ストッパー30の係止孔6aおよびリフト孔7aからの取り外しは、図4(b)に示されるように行われる。
まず、各つまみ部33をつまむことで、各つまみ部33には、向かい合う向きに押力Fが加わる。これに伴い、支持板31の幅方向に対する中央付近がたわむため、各脚34の下端34a同士の間隔が拡がる。そして、各係合突起35同士の間隔が、係止孔6aに係合しなくなるまで拡がる。このようにして、ストッパー30を係止孔6aおよびリフト孔7aから取り外すことができる。よって、ストッパー30は、収容面10に対して、リフト板7の上下動の固定を解除することができる。
一方、ストッパー30の係止孔6aおよびリフト孔7aへの取り付けは、前述と同様に、各つまみ部33を所定方向につまむことにより、各脚34の下端34a同士の距離が拡がり、係合突起35が係止孔6aへ挿入されることで行われる。
また、係合突起35には、傾斜部35tが設けられている。このため、ストッパー30の取り付けは、各つまみ部33に上述のような押力を加えずとも、ストッパー30をリフト孔7aおよび係止孔6aに挿入し、この傾斜部35tを係止孔6aのふちに滑らせることにより、係止孔6aに係合突起35が挿入されることで行われる。
また、係合突起35には、傾斜部35tが設けられている。このため、ストッパー30の取り付けは、各つまみ部33に上述のような押力を加えずとも、ストッパー30をリフト孔7aおよび係止孔6aに挿入し、この傾斜部35tを係止孔6aのふちに滑らせることにより、係止孔6aに係合突起35が挿入されることで行われる。
このようにして、ストッパー30を係止孔6aおよびリフト孔7aに取り付けることができる。よって、ストッパー30は、リフト板7を上下動しないように、収容面10側に押さえることができる。
以上説明したように、この実施形態によれば、ストッパー30が係止孔6aに係合されているとき、支持板31によりリフト板7の不要な動きを防止することができる。これにより、たとえば、画像形成装置の輸送時に生じる振動などで、リフト板7が振動により上下にばたついてしまうことを防止できる。
以上説明したように、この実施形態によれば、ストッパー30が係止孔6aに係合されているとき、支持板31によりリフト板7の不要な動きを防止することができる。これにより、たとえば、画像形成装置の輸送時に生じる振動などで、リフト板7が振動により上下にばたついてしまうことを防止できる。
また、ストッパー30は、簡易な部材で構成されているため、たとえば、発砲スチロールなどの緩衝部材を用いてリフト板を固定するときのように各給紙装置に合わせて作る必要がなく、このストッパー30は、多くの形状の給紙装置に対応することができる。
さらに、リフト板7の不要な動きをストッパー30を取り付けることで防止しているため、たとえば、リフト板の固定をカーソルを用いて固定するときのカーソルの移動を行う必要がなく、カーソル8の移動に伴ってリフト板7表面がこすれるなどして、リフト板7やカーソル8に傷を生じることがない。
さらに、リフト板7の不要な動きをストッパー30を取り付けることで防止しているため、たとえば、リフト板の固定をカーソルを用いて固定するときのカーソルの移動を行う必要がなく、カーソル8の移動に伴ってリフト板7表面がこすれるなどして、リフト板7やカーソル8に傷を生じることがない。
また、ストッパー30をリフト孔7aおよび係止孔6aに挿入するという簡易な動作で、リフト板7の動きを防止でき、ストッパー30のつまみ部33をつまんで外すという簡易な動作で、リフト板7の固定を解除できる。したがって、出荷時のリフト板7の固定作業と、使用開始前のリフト板7の固定解除作業とを簡単に行え、出荷から使用開始までの間にかかる手間を低減することができる。
なお、取り外されたストッパー30を収容するため、給紙装置3内に、たとえば、用紙Pの給紙に関係ない領域にストッパー30を収容,係止できるような孔を設けることが好ましい。これにより、画像形成装置1の使用時においても、ストッパー30を給紙装置3内の当該孔に取り付けることができるため、ストッパー30をなくしてしまうことがない。
また、ストッパー30は、リフト板7やベースフレーム6などと見分けがつくように、違う配色で形成されていることが好ましい。
以上で、この発明の実施の形態を説明したが、この発明の実施は、前記の形態に限定されるものではない。たとえば、プリンタ1などの画像形成装置に収容される給紙装置3を例にとって説明したが、画像形成装置から独立して設置され得る給紙カセットとしての給紙装置においても、この発明は良好に適用することができる。
以上で、この発明の実施の形態を説明したが、この発明の実施は、前記の形態に限定されるものではない。たとえば、プリンタ1などの画像形成装置に収容される給紙装置3を例にとって説明したが、画像形成装置から独立して設置され得る給紙カセットとしての給紙装置においても、この発明は良好に適用することができる。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
3 給紙装置
6a 係止孔
7 リフト板
7a リフト孔
30 ストッパー(リフト板固定部材)
31 支持板(押さえ片)
33 つまみ部(操作部)
34 脚
34a 脚の下端
35 係合突起
36 中間仕切り突起
6a 係止孔
7 リフト板
7a リフト孔
30 ストッパー(リフト板固定部材)
31 支持板(押さえ片)
33 つまみ部(操作部)
34 脚
34a 脚の下端
35 係合突起
36 中間仕切り突起
Claims (4)
- 用紙が収容される収容面と、
前記収容面上に、上下動可能に設けられ、用紙供給時に用紙を持ち上げるためのリフト板と、
前記リフト板の予め定める位置に、前記リフト板を上下に貫通するように形成されたリフト孔と、
前記リフト板が前記収容面に沿って位置しているときに、前記リフト孔と対向する前記収容面に、前記収容面を上下に貫通するように形成された係止孔と、
前記リフト孔および前記係止孔に挿抜可能で、前記リフト孔および前記係止孔に挿入されたとき、下端に、前記収容面の裏に係合する係合突起と、上部に、前記リフト板の上面を係止して、前記リフト板が前記収容面から上方へ動かないように前記リフト板を押さえる押さえ片とを含むリフト板固定部材と、
を有することを特徴とする給紙装置。 - 前記リフト孔は、前記係止孔に比べて大きな単一の孔であり、
前記係止孔は、対をなす2つの孔を有し、
前記リフト板固定部材は、
前記押さえ片を形成する、前記リフト孔の幅よりも長い支持板と、
前記支持板から下方に突出する一対の脚と、
前記脚の下端にそれぞれ形成された、互いに向き合う方向に突出している一対の前記係合突起と、
を含むことを特徴とする請求項1記載の給紙装置。 - 前記一対の脚は、さらに、互いに向き合う方向に前記脚から水平に突出し、前記収容面に当接する中間仕切り突起を有することを特徴とする、請求項2記載の給紙装置。
- 前記リフト板固定部材は、さらに、前記一対の脚の延長線上に、前記支持板から上方に突出する一対の操作部を有することを特徴とする、請求項3記載の給紙装置。
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