JP2007185716A - 電動工具及びその組立方法 - Google Patents

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    • H02K7/145Hand-held machine tool

Abstract

【課題】ヨークの位置決めと回り止めを作業性良く確実に行うことができる電動工具を提供すること。
【解決手段】筒状のヨーク31と、該ヨーク31の内部に設けられたマグネット32と、前記ヨーク31の内部に位置し回転可能なアマチュア41と、該アマチュア41と回転係止された冷却ファン7と、該冷却ファン7の周囲に配置されたファンガイド8と、前記ヨーク31を収納する筒形ハウジング2とを有する電動工具1において、前記ファンガイド8を前記ヨーク31の軸方向一端面に当接させるとともに、該ファンガイド8と前記ヨーク31とを回転方向で係合させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流モータを駆動源とするロータリハンマドリル等の電動工具に関するものである。
駆動源として直流モータを使用した電動工具は広く実用に供されている。この種の電動工具の駆動源である直流モータは、図10に示すように、ヨーク組130とアマチュア組140とで構成されている。
ここで、ヨーク組130は、鉄等の強磁性体から成る略円筒状のヨーク131と、該ヨーク131の内側に配置された円弧曲面状の複数のマグネット132と、ヨーク131の軸方向一端の開口部周縁に嵌着されたリング状のダストガード133とで構成されている。
又、前記アマチュア組140は、両端部がベアリング105,106によって回転可能に支承された回転軸104と、該回転軸104に固定されたアマチュア141及び冷却ファン107とで構成されており、このアマチュア組140を前記ヨーク組130の内部に回転可能に通すことによって直流モータが組み付けられる。
而して、上記構成を有する直流モータを左右2分割された2つ割ハウジングに組み込む場合には、一方の半割ハウジングにヨーク組130を収納した後、そのヨーク組130にアマチュア組140を挿入するか、或はヨーク組130とアマチュア組を予め組み付けて成る直流モータを一方の半割ハウジング内に収納し、他方の半割ハウジングを被せてこれをネジ等で締結することによって直流モータをハウジングに組み込む方法が採られている。
ところで、ヨーク組130のヨーク131の内周部に固着されているマグネット132の材質としてフェライト等の磁力の弱い材料を使用する場合には、該ヨーク組130にアマチュア組140を挿入する作業には特に問題は生じない。
しかしながら、マグネット132の材質としてネオジボンド系や希土類系焼結合金等の強力な磁力を有する材料を使用した場合には、ヨーク組130にアマチュア組140を挿入する際、マグネット132の強力な磁力のためにアマチュア141がマグネット132に吸着されるため、挿入作業が容易ではなく、マグネット132やダストガード133によってアマチュア141の特にコミュテータ141aや巻線部141bに傷が付き、使用中に断線やレアショートを引き起こす可能性があるという問題がある。
そこで、図11に示すように、アマチュア141のコミュテータ141aに非磁性材から成る保護キャップ142を被せたままアマチュア組140をヨーク組130の内部に通し、最後に保護キャップ142をアマチュア141から取り外す組立方法が採られている。この方法によれば、保護キャップ142によってアマチュア141のマグネット132への吸着と損傷が防がれる。
他方、ヨーク131は、内面に複数のマグネット132を固着しているため、アマチュア141を回転させるための磁力の反トルクを受けて回転しようとする。又、ヨーク131の内面に固着されているマグネット132は、カーボンブラシとの角度位置が予め決められているため、ヨーク131の位置決めと回転止めが必要となる。
そこで、従来、図12又は図13に示すような位置決め及び回り止め構造が採用されている。
即ち、図12はヨーク131の横断面図であり、本図に示す構造は、ヨーク131の外周部に二面幅131bを形成し、この二面幅13bを不図示のハウジングに設けられた平面部に係合させることによってヨーク131の位置決めと回転止めを行うものである。
又、図13(a)はヨーク131の正面図、同図(b)は同ヨーク131の側面図であり、図示の構造は、ヨーク131の軸方向一端面の一部に矩形溝状の切欠き131aを形成し、不図示のハウジングに形成された凸部を切欠き131aに係合させることによってヨーク131の位置決めと回転止めを行うものである。
ところで、電動工具には、樹脂製のハウジングに高い剛性を確保する等のために、該ハウジングを筒形に成形し、この筒形ハウジングの胴部に直流モータを内蔵するものが提案され、既に実用に供されている(特許文献1参照)。
特開2005−40880号公報
しかしながら、図11に示した保護キャップ142を用いる組立方法を筒形ハウジングに対して実施しようとしても、ヨーク組130は筒形ハウジングの胴部に予め組み込まれているため、このヨーク組130の内部にアマチュア組140を挿入した後に保護キャップ142を取り除くことができないという問題がある。このため、アマチュア組140のヨーク組140への挿入時にアマチュア141がマグネット132に吸着されて前述のような種々の不具合が発生してしまう。
又、図12及び図13に示したヨーク131の位置決め及び回り止め構造では、ヨーク組130を筒形ハウジングに組み込む前には未だヨーク131の位置決めと回り止めがなされていないため、筒形ハウジングの内部を覗き込みながらヨーク組130を嵌め合わせる必要があり、ヨーク組130の筒形ハウジングへの組込作業が容易ではなく、作業効率が悪いという問題もあった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、ヨークの位置決めと回り止めを作業性良く確実に行うことができる電動工具及びその組立方法を提供することにある。
又、本発明の他の目的とする処は、直流モータの筒形ハウジングへの組み付けを作業性良く容易に行うことができる電動工具及びその組立方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、筒状のヨークと、該ヨークの内部に設けられたマグネットと、前記ヨークの内部に位置し回転可能なアマチュアと、該アマチュアと回転係止された冷却ファンと、該冷却ファンの周囲に配置されたファンガイドと、前記ヨークを収納する筒形ハウジングとを有する電動工具において、前記ファンガイドを前記ヨークの軸方向一端面に当接させるとともに、該ファンガイドと前記ヨークとを回転方向で係合させたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記ヨークの軸方向一端面に凹部を形成し、該凹部に、前記ファンガイドに突設された凸部を嵌合させたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記ヨークの軸方向他端側に、該ヨークの回転規制手段を設けたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記ヨークの軸方向他端面側よりも軸方向外方に突出するダストガードを前記ヨークに嵌着させて設け、前記回転規制手段を、前記ダストガードに形成した第1の係合部と、該第1の係合部と回転方向で係合可能な前記筒形ハウジングに形成した第2の係合部とで構成したことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記ダストガードに、前記ヨーク内のマグネット間に形成される周方向隙間に係合する複数の係合突起を一体に形成したことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、筒状のヨークと、該ヨークの内部に設けられたマグネットと、前記ヨークの内部に位置し回転可能なアマチュアと、該アマチュアと回転係止された冷却ファンと、該冷却ファンの周囲に配置されたファンガイドと、前記ヨークを収納する筒形ハウジングとを有する電動工具の組立方法として、前記アマチュアと前記冷却ファンを回転軸に取り付けて成るアマチュア組の一端部を非磁性材料から成る保護キャップで覆い、該保護キャップ側を先にしてアマチュア組を、前記ヨークと前記マグネットを備えた前記ヨーク組の内部に挿通してモータアッセンブリを組み立てた後、前記保護キャップを取り外し、前記モータアッセンブリを前記筒形ハウジング内に押し込みながらこれを筒形ハウジング内に組み込むことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、前記ファンガイドの端面が前記ヨークの挿通方向後方側端面に当接可能な構成とするとともに、前記ファンガイドを介して前記モータアッセンブリを前記筒形ハウジング内に押し込むことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項6又は7記載の発明において、前記ファンガイドを前記ヨークと回転方向で係合させたことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項6〜8の何れかに記載の発明において、ヨークの軸方向他端側に設けられた回転規制手段によってヨークの回転を規制しながら、前記モータアッセンブリを前記筒形ハウジング内に押し込むことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項6〜9の何れかに記載の発明において、前記ヨークの軸方向他端面側よりも軸方向外方に突出するダストガードを前記ヨークに嵌着させて設け、前記回転規制手段を、前記ダストガードに形成した第1の係合部と、該第1の係合部と回転方向で係合可能な前記筒形ハウジングに形成した第2の係合部とで構成し、前記第1の係合部と前記第2の係合部とを係合させながら前記モータアッセンブリを前記筒形ハウジング内に押し込むことを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項10記載の発明において、前記ダストガードに、前記ヨーク内のマグネット間に形成される周方向隙間に係合する複数の係合突起を一体に形成したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ファンガイドをヨークの軸方向一端面に当接せしめるとともに、両者を回転方向で係合させたため、ヨークの位置決めと回転止めがファンガイドによって確実になされ、該ヨークの内面に取り付けられたマグネットの角度位置が高精度に決められる。
請求項2記載の発明によれば、ヨークの軸方向一端面に凹部を形成したため、金属製のヨークの加工が容易化してコストダウンが図られる。
請求項3記載の発明によれば、ヨークの軸方向他端側に、該ヨークの回転規制手段を設け、請求項4記載の発明によれば、回転規制手段を、ダストガードに形成した第1の係合部と筒形ハウジングに形成した第2の係合部とで構成したため、ヨークの筒形ハウジングに対する位置決めと回転止めが回転規制手段によっても確実になされる。
請求項5及び11記載の発明によれば、ダストガードに一体に形成された係合突起をヨーク内のマグネット間に形成される周方向隙間に係合させる構成を採用したため、ダストガードの周方向の回り止めがマグネットによってなされ、該ダストガードに形成された第1係合部と筒形ハウジングに形成された第2の係合部との係合によるヨークの筒形ハウジングに対する位置決めと回転止めが一層確実になされる。又、ダストガードの係合突起のマグネット間の周方向隙間への係合によって、マグネットの軸方向の外れと周方向の回転がダストガードによって防がれるとともに、係合突起をダストガードに一体に形成したため、部品点数の削減と組立性の向上及び低コスト化を図ることができる。
請求項6載の発明によれば、電動工具の組み立てにおいて、アマチュア組の一端部を非磁性材料から成る保護キャップで覆い、該保護キャップ側を先にしてアマチュア組をヨーク組の内部に挿通してモータアッセンブリを組み立てるようにしたため、マグネットの磁力が保護キャップによって遮断され、アマチュアがマグネットに吸着されることがなく、アマチュア組をヨーク組の内部に作業性良く容易に通すことができる。従って、モータアッセンブリのヨークの位置決めと回り止めを作業性良く確実に行うことができるとともに、モータアッセンブリを筒形ハウジング内に押し込んでこれを作業性良く容易に組み込むことができる。尚、保護キャップは、モータアッセンブリを筒形ハウジングに組み込む前に容易に取り外される。
請求項7記載の発明によれば、ファンガイドの端面がヨークの挿通方向後方側端面に当接可能な構成とするとともに、当該電動工具の組立に際しては、ファンガイドを介してモータアッセンブリを筒形ハウジング内に押し込むようにし、請求項8記載の発明によれば、ファンガイドをヨークと回転方向で係合させたため、ファンガイドが筒状ハウジングに嵌め込まれてその回転が阻止されると、これに回転方向に係合するヨークの位置決めと回転止めがファンガイドによって確実になされる。
請求項9記載の発明によれば、ヨークの軸方向他端側に設けられた回転規制手段によってヨークの回転を規制しながらモータアッセンブリを筒形ハウジング内に押し込み、請求項10記載の発明によれば、前記回転規制手段を、ダストガードに形成し第1の係合部と筒形ハウジングに形成した第2の係合部とで構成し、これらの第1及び第2の係合部同士を係合させながらモータアッセンブリを筒形ハウジング内に押し込むようにしたため、回転規制手段によってもヨークの位置決めと回転止めを行いながらモータアッセンブリを筒形ハウジング内に作業性良く容易に組み込むことができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<電動工具>
先ず、本発明に係る電動工具の構成を図1に基づいて説明する。
図1は本発明に係る電動工具の一形態としてのロータリハンマドリル1の縦断面図であり、図示のロータリハンマドリル1は、外郭部材である樹脂製の筒形ハウジング2内に駆動源である直流モータ3を内蔵しており、この直流モータ3の回転軸(モータ軸)4は、その両端がベアリング5,6によって回転可能に支持されている。そして、回転軸4には冷却ファン7が結着されており、該冷却ファン7の周囲には、風路を形成するためのファンガイド8が配置されている。更に、回転軸4の前記ベアリング5から前方へ突出する前端部にはピニオン9が形成されている。
又、前記筒形ハウジング2は、前後に2分割された分割片2A,2Bを接合一体化して構成されており、後方の分割片2Bのハンドル部2B−1には、前記直流モータ3に給電するため電源コード10が接続されている。そして、分割片2Bのハンドル部2B−1には、交流電源を直流に変換するための回路(AC/DCコンバータ)11と、直流モータ3への電力の供給をON/OFFするためのスイッチ12が設けられている。
ところで、筒形ハウジング2内の前記直流モータ3の前方には中間軸13が回転軸4と平行に配されており、この中間軸13は、その両端がベアリング14によって回転可能に支持されている。そして、この中間軸13にはレシプロベアリング15とギヤ16,17が設けられており、ギヤ16には、回転軸4の前端に形成された前記ピニオン9が噛合している。尚、ギヤ16の径はピニオン9の径よりも大きく、ギヤ16は減速機構を構成している。
又、筒形ハウジング2の前端部内にはシリンダ18が回転軸4及び中間軸13と平行且つ回転可能に配されており、該シリンダ18の外周部にはギヤ19が設けられ、このギヤ19は、中間軸13に設けられた前記ギヤ17に噛合している。尚、ギヤ19の径はギヤ17の径よりも大きく、これらのギヤ17,19は減速機構を構成している。
上記シリンダ18内には一端(前端)が開口する有底筒状のピストン20が前後方向に摺動可能に嵌挿されており、該ピストン20内には中間子21によって区画された圧力室22が形成されている。そして、ピストン20の後端部には前記レシプロベアリング15のアーム15aが連結されており、シリンダ18の先端部には先端工具(ドリルビット)23が着脱可能に装着されている。この先端工具23は、シリンダ18に対して前後方向に摺動可能であって、且つ、シリンダ18と共に一体に回転するよう装着されており、これと前記中間子21との間には打撃子24が介設されている。
而して、スイッチ12をON操作して直流モータ3を駆動すると、その回転軸4の回転は、ピニオン9とギヤ16を介して減速されて中間軸13に伝達され、該中間軸13が所定の速度で回転駆動される。すると、レシプロベアリング15のアーム15aが前後に揺動してピストン20をシリンダ18内で前後に往復動させるため、シリンダ18内の圧力室22内の圧力が変動し、この圧力の変動による衝撃が中間子21及び打撃子24を経て先端工具23に伝達され、先端工具23に打撃力が付与される。
又、中間軸13の回転はギヤ17,19を介して減速されてシリンダ18に伝達され、該シリンダ18とこれに装着された先端工具23が所定の速度で回転駆動される。
以上のようにして先端工具23には回転と打撃力が与えられ、該先端工具23によって不図示のワークの穴開け作業が行われる。尚、図示しないが、本実施の形態に係るロータリハンマドリル1にはモード切替機構が設けられており、先端工具23に回転のみを与える回転モードと前述のように回転と打撃力を与える回転・打撃モードを選択することができる。
次に、本発明の要旨を図2〜図5に基づいて説明する。
図2(a)はヨーク組の分解側断面図、同図(b)はファンガイドの正面図((a)の矢視A方向の図)、図3はヨーク組の側断面図、図4はヨーク組の分解斜視図、図5はアマチュア組のヨーク組への組付要領を示す側断面図である。
駆動源である前記直流モータ3は、図3に示す略円筒状のヨーク組(ステータ)30の内部に図5に示すアマチュア組(ロータ)40を回転可能に収容して構成されている。ここで、ヨーク組30は、図2及び図3に示すように、鉄等の強磁性体から成る略円筒状のヨーク31と、該ヨーク31の内側に配置された円弧曲面状の2つのマグネット32と、ヨーク31の軸方向一端(前端)に取り付けられた前記ファンガイド8と、ヨーク31の軸方向他端(後端)に取り付けられたダストガード33とで構成されている。ここで、ヨーク31内の2つのマグネット32間には等間隔の周方向隙間が形成されている。
上記ファンガイド8は、図2(b)に示すように、筒形ハウジング2の分割片2Bの胴部2B−2の内周形状に沿った外形形状を有しており、これが分割片2Bの胴部2B−2に組み込まれると、その外形部が胴部2B−2の内周に嵌合するため、該ファンガイド8の回り止めが確実になされる。又、このファンガイド8は、図3に示すように、その端面がヨーク31の軸方向一端面に当接するようにヨーク31に取り付けられる。そして、このファンガイド8のヨーク31の軸方向一端面に当接する面の一部には、図2に示すように凸部8aが一体に突設されている。
他方、ヨーク31の軸方向一端面(ファンガイド8の端面が当接する面)の一部には矩形溝状の凹部31aが形成されており、この凹部31aには、ファンガイド8に突設された前記凸部8aが嵌合している。尚、凹凸嵌合の関係からはファンガイド8に凹部を形成し、ヨーク31に凸部を形成しても良いが、本実施の形態のように金属製のヨーク31に凹部31aを形成すると、ヨーク31の加工が容易化してコストダウンを図ることができる。
又、前記ダストガード33は、樹脂にて一体成形されており、図3に示すように、ヨーク31の後端部(図3の右端部)内周に嵌着されている。そして、このダストガード33には、リング状の本体部33aから直角に突出する2つの係合突起33bが一体に形成されており(図4参照)、本体部33aは、ヨーク31の軸方向一端から後方(図3の右方)に所定量だけ突出し鉄粉等の粉塵ヨーク31内への侵入を抑制する機能を果たす。
更に、ダストガード33の本体部33aから一体に突出する2つの係合突起33bは、図4に示すように、周方向に180°隔てた位置に相対向して形成されており、その外周面はヨーク31の内周面に密着するよう円弧曲面状に成形されている。そして、各係合突起33bの幅方向中央には、軸方向に延びるスリット33b−1が形成されている。
又、図4に示すように、ダストガード33の外周の一部(側部)には、径方向外方に突出する凸部33cが一体に形成されており、この凸部33cには係合凹部33c−1が軸方向に貫設されている。
而して、ダストガード33は、その各係合突起33bがマグネット31間の周方向隙間に係合するように位置合わせしてヨーク31内の前方へ押し込み、その本体部33aの外周をヨーク31の後端部内周に嵌着することによってヨーク31に取り付けられる。すると、図3に示すように、ダストガード33の2つの係合突起33bがヨーク31の2つのマグネット32間に形成された2つの周方向隙間に係合して各マクネット32を周方向に位置決めし、これらのマグネット32のヨーク31の内周面に沿う回転を阻止する。又、同時にダストガード33の周方向の回り止めがマグネット32によってなされる。
ここで、ダストガード33の各係合突起33bの幅寸法は、2つのマグネット32間の周方向隙間の周方向長さよりも若干大きく(所定の圧入代が確保できる程度)設定されており、これらの係合突起33bをマグネット32間の周方向隙間に係合させる際には、各係合突起33bは幅方向に圧縮変形し、その反力(弾性力)が各マグネット32周方向端面に作用する。この結果、2つのマグネット32は、径方向外方へと付勢されてヨーク31の内周面に密着するため、各マグネット32のヨーク31の内周面への接着力が弱くなった場合であっても、マグネット32がヨーク31から軸方向に抜け出ることがなく、これらの抜け止めが効果的になされる。又、マグネット32とダストガード33の係合突起33bの各外周面がヨーク31の内周面に沿う円弧曲面状に成形されるとともに、ヨーク31の内周面に密着しているため、マグネット32のヨーク31の内周面への接着力が弱くなった場合であっても、マグネット32が径方向に外れることが抑制される。
更に、本実施の形態では、ダストガード33の各係合突起33bに軸方向に延びるスリット33b−1を形成したため、マグネット32間に係合突起33bを挿入しながらダストガード33をヨーク31に嵌着させる際に、ダストガード33の組立性を阻害することなく、係合突起33bがマグネット32間の周方向隙間に容易に係合し、マグネット32の抜け止めを確実に行うことができる。又、ダストガード33の係合突起33bがマグネット32間の周方向端面を押圧する反力が大きくなり、マグネット32の軸方向の抜け止めを図ることができる。更に、ヨーク31とマグネット32間の周方向隙間によってアマチュア41との間に形成される風路の断面積がスリット33b−1分だけ増えるため、風路を通過する冷却風の流量も増えて直流モータ3の冷却効率が高められる。
ところで、図1に示す直流モータ3が駆動されると、その回転軸4と共に冷却ファン7も回転し、該冷却ファン7によって誘起される冷却風がファンガイド8に沿って直流モータ3へと導入され、直流モータ3を冷却風が軸方向に通過することによって該直流モータ3が冷却される。
而して、本実施の形態では、ダストガード33の係合突起33bをヨーク31の内周面に密着するように円弧曲面状に成形するとともに、その幅方向中央にスリット33bを形成したため、ヨーク31とマグネット32間の周方向隙間によってアマチュア41との間に形成される風路の断面積の減少が最小限に抑えられる。この結果、風路を通過する冷却風の流量の減少も最小限に抑えられ、直流モータ3の冷却効率の低下も低く抑えられる。
他方、前記アマチュア組40は、図5に示すように、前記回転軸4と、これの両端4を支持する前記ベアリング5,6と、回転軸4に取り付けられたアマチュア41及び前記冷却ファン7とで構成されている。
<電動工具の組立方法>
次に、上述のようにヨーク組30とアマチュア組40とで構成される直流モータ3の筒形ハウジング2(分割片2Bの胴部2B−2)への組込方法を図5〜図9に基づいて説明する。
図8〜図8は本発明に係る組立方法をその工程順に示す側断面図(又は側面図)、図9は組立手順を示すフローチャートである。
直流モータ3の筒形ハウジング2(分割片2Bの胴部2B−2)への組み込みに際しては、図5に示すように、ヨーク組30をセットし(図9のSTEP1)、アマチュア組40の先端部(アマチュア41のコンミュテータ41a部分)に樹脂等の非磁性材料から成る有底筒状の保護キャップを被せる(図9のSTEP2)。ここで、保護キャップ42は、その外周部が先端に向かって縮径するテーパ状に成形され、その内周部をベアリング6の外周部に嵌合させることによってアマチュア組40にワンタッチで容易に装着される。
次に、図5に示す状態において、保護キャップ42を先にしてアマチュア組40をヨーク組30の内部に挿入してこれをヨーク組30に組み付ける(図9のSTEP3)。このように非磁性材から成る保護キャップ42によってアマチュア41の一部(コンミュテータ41a部分)を覆った状態でアマチュア組40をヨーク組30の内部に通す場合、ヨーク組30のマグネット32の磁力が保護キャップ42によって遮断されるため、アマチュア41がマグネット32に吸着されることがなく、アマチュア組40をヨーク組30の内部に作業性良く容易に通すことができる。従って、マグネット32の材質にネオジボンド系や希土類系焼結合金等の磁力が強力なものを使用した場合であっても、アマチュア41がマグネット32に吸着されることがなく、アマチュア41の巻線部41bやコンミュテータ41aがファンガイド8に接触して傷付くことがなく、使用中の断線やレアショートの発生が防がれる。
上述のようにしてアマチュア組40をヨーク組30の内部に通した後、保護キャップ42をアマチュア組40から取り外すと(図9のSTEP4)、図6及び図7に示すように、アマチュア組40とヨーク組30が組付一体化されたモータアッセンブリ50が得られるが、このモータアッセンブリ50を図示のようにベアリング6を先にして筒形ハウジング2の分割片2Bの胴部2B−2に押し込むことによって、該モータアッセンブリ50が分割片2Bの胴部2B−2に圧入されて組み付けられる(図9のSTEP5)。尚、保護キャップ42は、モータアッセンブリ50を筒形ハウジング2の分割片2Bに組み込む前に分割片2Bの外で容易に取り外される。
ここで、前述のようにモータアッセンブリ50のダストガード33の外周の一部(側部)には径方向外方に突出する凸部33cが一体に形成されており、この凸部33cには係合凹部33c−1が軸方向に貫設されている(図4及び図7参照)。
他方、筒形ハウジング2の分割片2Bの胴部2B内には、図6に示すように、円筒状の嵌合保持部2aとベアリング受け2bが軸方向に離間して一体に形成されており、嵌合保持部2aの内周部の一部(側部)には、図7に示すように、軸方向に水平に延びるレール状の係合凸部2a−1が一体に形成されている。
而して、前述のようにモータアッセンブリ50を筒形ハウジング2の分割片2Bの胴部2B−2に組み込む際には、先ず、ダストガード33に形成された係合凹部33c−1に分割片2Bの嵌合保持部2aに形成された係合凸部2a−1を図8に示すように係合させれば、胴部2B−2の内部を覗き込むことなく、手元でモータアッセンブリ50の胴部2B−2への嵌め合わせを容易に行うことができる。
そして、ダストガード33に形成された係合凹部33c−1に分割片2Bの嵌合保持部2aに形成された係合凸部2a−1を係合させた状態で末端部のファンガイド8を前方へ押せば、ヨーク31の正確な位置決めと確実な回転止めがなされた状態でモータアッセンブリ50が分割片2Bの胴部2B−2内へと押し込まれ、ヨーク組30の外周部が分割片2Bの内部の嵌合保持部2aの内周部に嵌合せしめられる。
ここで、本実施の形態では、ダストガード33に一体に形成された係合突起33bをヨーク31内のマグネット32間に形成された周方向隙間に係合させる構成を採用したため、ダストガード33の周方向の回り止めがマグネット32によってなされ、該ダストガード33に形成された第1係合部としての係合凹部33c−1と筒形ハウジング2に形成された第2の係合部としての係合凸部2a−1との係合によるヨーク31の筒形ハウジング2に対する位置決めと回転止めが一層確実になされる。
又、ダストガード33の係合突起33bのマグネット32間の周方向隙間への係合によって、マグネット32の軸方向の外れと周方向の回転がダストガード33によって防がれるとともに、係合突起33bをダストガード33に一体に形成したため、部品点数の削減と組立性の向上及び低コスト化を図ることができる。
その後、モータアッセンブリ50のファンガイド8が分割片2Bの胴部2B−2の内周部に嵌合すると、該ファンガイド8の回転が阻止されるが、前述のようにファンガイド8はヨーク31の軸方向一端面に当接するとともに、これに形成された凸部8aがヨーク31の一端面に形成された凹部31aに嵌合しているため、ヨーク31の位置決めと回転止めがファンガイド8によっても確実になされ、該ヨーク31の内面に取り付けられたマグネット32のカーボンブラシ25(図1及び図6参照)に対する角度位置が高精度に決められる。
又、ヨーク31は、内面に複数のマグネット32を固着しているため、アマチュア41を回転させるための磁力の反トルクを受けて回転しようとするが、その回り止めがファンガイド8とダストガード33によってなされているため、該ヨーク31がマグネット32の磁力の反トルクを受けて回転することがない。
そして、図6に示すヨーク31の端面aを分割片2B側の嵌合支持部2aの端面bに突き当たるまでモータアッセンブリ50を分割片2Bの胴部2B−2内に押し込めば、該モータアッセンブリ50の分割片2Bへの組み込みが完了し、ベアリング6は分割片2B内のベアリング受け2bによって保持されるとともに、アマチュア41のコンミュテータ41aにカーボンブラシ25が当接して直流モータ3が組み立てられる。
以上のように、本発明に係る組立方法によれば、ヨーク31の位置決めと回り止めを作業性良く確実に行うことができるとともに、直流モータ3の筒形ハウジング2への組み付けを作業性良く容易に行うことができる。
又、ファンガイド8はヨーク31の軸方向一端面に当接した状態で組み付けられるため、両者の間に軸方向隙間が発生せず、アマチュア41から冷却ファン7までの間の気密性が高められ、冷却ファン7による直流モータ3の冷却効率が高められる。
尚、以上の実施の形態では、ヨーク31の軸方向一端にダストガード33を設けた構成について説明したが、ダストガード33を設けない電動工具に対しても本発明を適用することができる。
本発明は、直流モータを駆動源とするロータリハンマドリル以外の他の任意の電動工具、例えばドライバドリル、セーバソー、インパクト工具等に対しても同様に適用可能である。
本発明に係る電動工具(ロータリハンマドリル)の縦断面図である。 (a)は本発明に係る電動工具のヨーク組の分解側断面図、(b)はファンガイドの正面図((a)の矢視A方向の図)である。 本発明に係る電動工具のヨーク組の側断面図である。 本発明に係る電動工具のヨーク組の分解斜視図である。 本発明に係る電動工具におけるアマチュア組のヨーク組への組付要領を示す側断面図である。 本発明に係る電動工具におけるモータアッセンブリの筒形ハウジングへの組付要領を示す側断面図である。 本発明に係る電動工具におけるモータアッセンブリの筒形ハウジングへの組付要領を示す側面図である。 本発明に係る電動工具におけるモータアッセンブリの筒形ハウジングへの組付要領を示す側面図である。 本発明に係る組立方法の手順を示すフローチャートである。 従来の電動工具におけるアマチュア組のヨーク組への組付要領を示す一部破断側面図である。 従来の電動工具におけるアマチュア組のヨーク組への組付要領を示す側断面図である。本発明によるダストガードの一例を示す平面図 従来の電動工具におけるヨークの位置決め及び回り止め構造を示すヨークの横断面図である。 (a)は従来の電動工具におけるヨークの位置決め及び回り止め構造を示すヨークの正面図、(b)は同ヨークの側面図である。
符号の説明
1 ロータリーハンマドリル(電動工具)
2 筒形ハウジング
2A,2B 分割片
2B−1 ハンドル部
2B−2 胴部
2a 嵌合保持部
2a−1 係合凸部(第2の係合部)
2b ベアリング受け
3 直流モータ
4 回転軸(モータ軸)
5,6 ベアリング
7 冷却ファン
8 ファンガイド
8a ファンガイドの凸部
9 ピニオン
10 電源コード
11 回路(AC/DCコンバータ)
12 スイッチ
13 中間軸
14 ベアリング
15 レシプロベアリング
16,17 ギヤ
18 シリンダ
19 ギヤ
20 ピストン
21 中間子
22 圧力室
23 先端工具
24 打撃子
25 カーボンブラシ
30 ヨーク組
31 ヨーク
31a ヨークの凹部
32 マグネット
33 ダストガード
33a ダストガード本体
33b ダストガードの係合突起
33c ダストガードの凸部
33c−1 係合凹部(第1の係合部)
40 アマチュア組
41 アマチュア
41a アマチュアのコンミュテータ
41b アマチュアの巻線部
42 保護キャップ
50 モータアッセンブリ

Claims (11)

  1. 筒状のヨークと、該ヨークの内部に設けられたマグネットと、前記ヨークの内部に位置し回転可能なアマチュアと、該アマチュアと回転係止された冷却ファンと、該冷却ファンの周囲に配置されたファンガイドと、前記ヨークを収納する筒形ハウジングとを有する電動工具において、
    前記ファンガイドを前記ヨークの軸方向一端面に当接させるとともに、該ファンガイドと前記ヨークとを回転方向で係合させたことを特徴とする電動工具。
  2. 前記ヨークの軸方向一端面に凹部を形成し、該凹部に、前記ファンガイドに突設された凸部を嵌合させたことを特徴とする請求項1記載の電動工具。
  3. 前記ヨークの軸方向他端側に、該ヨークの回転規制手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の電動工具。
  4. 前記ヨークの軸方向他端面側よりも軸方向外方に突出するダストガードを前記ヨークに嵌着させて設け、前記回転規制手段を、前記ダストガードに形成した第1の係合部と、該第1の係合部と回転方向で係合可能な前記筒形ハウジングに形成した第2の係合部とで構成したことを特徴とする請求項3記載の電動工具。
  5. 前記ダストガードに、前記ヨーク内のマグネット間に形成される周方向隙間に係合する複数の係合突起を一体に形成したことを特徴とする請求項4記載の電動工具。
  6. 筒状のヨークと、該ヨークの内部に設けられたマグネットと、前記ヨークの内部に位置し回転可能なアマチュアと、該アマチュアと回転係止された冷却ファンと、該冷却ファンの周囲に配置されたファンガイドと、前記ヨークを収納する筒形ハウジングとを有する電動工具の組立方法であって、
    前記アマチュアと前記冷却ファンを回転軸に取り付けて成るアマチュア組の一端部を非磁性材料から成る保護キャップで覆い、該保護キャップ側を先にしてアマチュア組を、前記ヨークと前記マグネットを備えた前記ヨーク組の内部に挿通してモータアッセンブリを組み立てた後、前記保護キャップを取り外し、前記モータアッセンブリを前記筒形ハウジング内に押し込みながらこれを筒形ハウジング内に組み込むことを特徴とする電動工具の組立方法。
  7. 前記ファンガイドの端面が前記ヨークの挿通方向後方側端面に当接可能な構成とするとともに、前記ファンガイドを介して前記モータアッセンブリを前記筒形ハウジング内に押し込むことを特徴とする請求項6記載の電動工具の組立方法。
  8. 前記ファンガイドを前記ヨークと回転方向で係合させたことを特徴とする請求項6又は7記載の電動工具の組立方法。
  9. ヨークの軸方向他端側に設けられた回転規制手段によってヨークの回転を規制しながら、前記モータアッセンブリを前記筒形ハウジング内に押し込むことを特徴とする請求項6〜8の何れかに記載の電動工具の組立方法。
  10. 前記ヨークの軸方向他端面側よりも軸方向外方に突出するダストガードを前記ヨークに嵌着させて設け、前記回転規制手段を、前記ダストガードに形成した第1の係合部と、該第1の係合部と回転方向で係合可能な前記筒形ハウジングに形成した第2の係合部とで構成し、前記第1の係合部と前記第2の係合部とを係合させながら前記モータアッセンブリを前記筒形ハウジング内に押し込むことを特徴とする請求項6〜9の何れかに記載の電動工具の組立方法。
  11. 前記ダストガードに、前記ヨーク内のマグネット間に形成される周方向隙間に係合する複数の係合突起を一体に形成したことを特徴とする請求項10記載の電動工具の組立方法。
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