JP2007184804A - 同期判定方法及び同期判定装置 - Google Patents

同期判定方法及び同期判定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007184804A
JP2007184804A JP2006002014A JP2006002014A JP2007184804A JP 2007184804 A JP2007184804 A JP 2007184804A JP 2006002014 A JP2006002014 A JP 2006002014A JP 2006002014 A JP2006002014 A JP 2006002014A JP 2007184804 A JP2007184804 A JP 2007184804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synchronization
determination
successful
determined
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006002014A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4922617B2 (ja
Inventor
Kazuyuki Kanezashi
和幸 金指
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2006002014A priority Critical patent/JP4922617B2/ja
Priority to KR1020060038739A priority patent/KR100777912B1/ko
Priority to US11/412,947 priority patent/US7760837B2/en
Publication of JP2007184804A publication Critical patent/JP2007184804A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4922617B2 publication Critical patent/JP4922617B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/18Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
    • H04L7/10Arrangements for initial synchronisation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

【課題】引き込み動作を高速化する。
【解決手段】同期部2は、復調部1から出力される復調データからの同期パターンの検出により、同期に成功したと判定可能な条件が成立したときに同期信号として「H」を出力し、同期に成功する見込みがあると判定可能な条件が成立したときにPre同期信号として「H」を出力する。同期に成功したか否かの判定(Seq.4´)が開始されてから所定時間内に、シーケンサ3が「H」のPre同期信号を検出することができなかったときには、同期に成功する見込みがないと判定されて、同期に成功したか否かの判定が放棄され、同期に成功しなかったと判定されたときの移行先であるSeq.1へ移行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、復調データからの同期パターンの検出により同期に成功したか否かを判定する方法及び装置に関する。
復調部等を備えた受信装置では、受信波(変調波)が受信され、所定の引き込みシーケンスに従って引き込み動作が行われる。ここで、その引き込みシーケンスの一例を、図4乃至図6を用いて説明する。尚、本説明において復調部は同期検波方式のデジタル復調器とする。
図4は、その引き込みシーケンスの一例を示すフローチャートである。
同図に示したように、まず、シーケンス(以下「Seq.」と表記)1乃至3では、復調部内の電圧制御発振器の発振周波数を受信波(変調波)の搬送波周波数に追従させるための調整制御が、低精度、中精度、及び高精度の順に行われる。すなわち、最初は、調整ステップは荒いが広範囲を調整可能な低精度の調整から始め、次に中精度の調整、そして高精度の調整といった具合に、調整(引き込み)が行われる。
続いて、Seq.4では、復調部から入力される復調データからの同期パターン(例えば同期バイトからなるパターン)の検出が行われ、フレーム同期に成功したか否かの判定が行われる。
尚、このように復調データから同期パターンを検出することについては、例えば特許文献1に記載されている。
Seq.4の判定において、その判定結果がYesの場合にはSeq.5へ進み、引き込みシーケンスを完了して監視シーケンスへ移行する。一方、Seq.4の判定結果がNoの場合にはSeq.1へ戻り、Seq.4の判定結果がYesになるまで上述の処理が繰り返される。
以上のような引き込みシーケンスにおいて、上記のSeq.4のフレーム同期判定にて復調データから検出される同期パターンを、例えば、図5に示したように、1パケットが204バイトで構成され、1フレームが、同期バイト:0xB8を先頭バイトとする1つのパケットと同期バイト:0x47をそれぞれ先頭バイトとする7つのパケットとで構成されるビットストリームにおける、それらの同期バイトとした場合、Seq.4の判定では、誤判定を防ぐために、ある程度の数の連続するフレーム中の同期バイトを全て検出する必要がある。この場合、通常なら、連続する5つのフレーム以上の同期バイトを全て検出する必要があると考えられる。
Seq.4のフレーム同期判定では、仮に、連続する5つのフレーム中の同期バイトを全て検出できたときにフレーム同期に成功したと判定するようにしたとしても、Seq.4の開始直後からフレーム同期に成功し始めるとは限らないため、Seq.4の判定に割り当てる期間は、マージンを取って、判定を開始してから最短でフレーム同期に成功したと判定されるまでの時間(この例では連続する5つのフレーム中の同期バイトを全て検出するのに要する時間)の2倍程度の時間に設定される。尚、5つのフレームの検出には、204*8*5=8160バイト分のデータを必要とし、その8160バイト分のデータを収集するためには、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation),1.6Mbaudというシステム条件下においては10msを要する。
特開昭58−178653号公報
ところで、このような引き込みシーケンスのシーケンス設計において、フレーム同期に成功したか否かの判定に時間を要する場合には、引き込みシーケンスの周期を制限することになる。
例えば、図4に示した引き込みシーケンスにおいて、図6に示したように、Seq.1に40ms、Seq.2に20ms、Seq.3に20ms、Seq.4に20msの時間を割り当てたとすると、Seq.1乃至4の合計時間100ms中(1周期中)、20ms(20%)もの時間をSeq.4の判定に割くことになり、Seq.1乃至3の低中高精度の調整を行うのに80ms(80%)しかないことになる。尚、同図における同期信号は、フレーム同期に成功したと判定可能な条件(例えば連続する5つのフレーム中の同期バイトを全て検出できたこと)が成立したときに「H」となり、そうでないときには「L」となる信号である。従って、この同期信号の「H」を検出することでフレーム同期に成功したと判定される。同図の例では、1周期目のフレーム同期判定ではフレーム同期に成功しなかったが2周期目のフレーム同期判定ではフレーム同期に成功したことがわかる。
上述のように、Seq.4のフレーム同期判定では、ある程度の数の連続するフレーム中の同期バイトを全て検出する必要があり、また、判定を開始してから最短でフレーム同期に成功したと判定されるまでの時間以上の時間がSeq.4に割り当てられるため、Seq.1乃至4(1周期)に割り当てる時間を一定としていた場合には、Seq.4でのフレームの検出に要する時間が長くなると相対的にSeq.1乃至3の低中高精度の調整に割り当てる時間が少なくなり、十分な調整が為されない虞がある。従って、十分な調整が為されなかった場合には、フレーム同期に成功する確率が低くなり、引き込みシーケンスを完了するまでの時間(引き込み動作時間)が長くなる傾向になってしまう。
本発明は、上記実情に鑑み、引き込み動作の高速化を可能にする同期判定方法及び同期判定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様に係る同期判定方法は、データストリームとして入力される復調データからの同期パターンの検出により同期に成功したか否かを判定する同期判定ステップと、前記同期判定ステップによる同期パターンの検出経過を利用して同期に成功する見込みがあるか否かを判定する同期見込み判定ステップと、前記同期見込み判定ステップにより同期に成功する見込みがないと判定された場合に、前記同期判定ステップによる判定を放棄し、前記同期判定ステップにより同期に成功しなかったと判定された場合に行われる制御へ移行する同期判定放棄ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の第2の態様に係る同期判定方法は、上記第1の態様において、前記同期見込み判定ステップにより同期に成功する見込みがあると判定された場合に、前記同期判定ステップによる判定を継続する同期判定継続ステップ、を更に含むことを特徴とする。
また、本発明の第3の態様に係る同期判定方法は、上記第1又は2の態様において、前記同期判定ステップは、前記データストリームとして入力される復調データから、連続する第1の所定量のデータ中の同期パターンを検出することができたか否かに基づいて、同期に成功したか否かを判定する、ことを特徴とする。
また、本発明の第4の態様に係る同期判定方法は、上記第3の態様において、前記同期見込み判定ステップは、前記同期判定ステップによる同期パターンの検出中において、前記連続する第1の所定量のデータよりもデータ量が少ない連続する第2の所定量のデータ中の同期パターンを検出することができたか否かに基づいて、同期に成功する見込みがあるか否かを判定する、ことを特徴とする。
また、本発明の第5態様に係る同期判定方法は、上記第3又は4の態様において、前記同期判定ステップは、同期に成功したか否かの判定を開始してから第1の所定時間内に、前記連続する第1の所定量のデータ中の同期パターンを検出することができたときに同期に成功したと判定する、ことを特徴とする。
また、本発明の第6の態様に係る同期判定方法は、上記第5の態様において、前記同期見込み判定ステップは、前記同期判定ステップによる同期に成功したか否かの判定が開始されてから前記第1の所定時間よりも短い第2の所定時間内に、前記連続する第2の所定量のデータ中の同期パターンを検出することができたときに同期に成功する見込みがあると判定する、ことを特徴とする。
以上の同期判定方法によれば、同期見込み判定ステップにより同期に成功する見込みがないと判定された場合には、同期判定ステップによる判定が放棄され、同期判定ステップにより同期に成功しなかったと判定された場合に行われる制御へ移行するようになるので、同期に成功する見込みがない場合の、同期に成功したか否かの判定に要する時間を短縮することができる。
尚、本発明は、上記の同期判定方法に限らず、同期判定装置として構成することも可能である。
本発明によれば、同期に成功する見込みがない場合の、同期に成功したか否かの判定に要する時間を短縮することができるので、引き込み動作を高速化することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る同期判定装置を含む受信装置の一部構成を示すブロック図である。
同図において、不図示の受信部により受信された受信波(変調波)は、いったん中間周波信号としての受信変調信号に変換され、これが主信号として復調部1に入力される。
復調部1は、同期検波方式のデジタル復調器であり、主信号をデジタル復調して復調データをビットストリームとして出力する。また、復調部1では、シーケンサ3から入力される制御信号の下に、復調部1内の電圧制御発振器の発振周波数を主信号(受信変調信号)の搬送波周波数に追従させるように調整する制御が行われる。
同期部2は、本実施形態に係るフレーム同期判定(詳しくは後述)が開始されてから、復調部1からビットストリームとして入力される復調データからの同期パターンの検出により、フレーム同期に成功したと判定可能な第1の条件が成立したか否かを判定し、第1の条件が成立したと判定したときには同期信号として「H」を出力し、それ以外は同期信号として「L」を出力する。また、その第1の条件が成立したか否かの判定中における同期パターンの検出経過を利用して、フレーム同期に成功する見込みがあると判定可能な第2の条件が成立したか否かを判定し、第2の条件が成立したと判定したときにはPre同期信号として「H」を出力し、それ以外はPre同期信号として「L」を出力する。また、同期部2は、復調部1からビットストリームとして入力された復調データを主信号出力として後段へ出力する。
尚、本実施形態において、同期部2が復調データから検出する同期パターンは、前述の図5を用いて説明した同期バイトと同様に、1パケットが204バイトで構成され、1フレームが、同期バイト:0xB8を先頭バイトとする1つのパケットと同期バイト:0x47をそれぞれ先頭バイトとする7つのパケットとで構成されるビットストリームにおける、それらの同期バイトとする。また、上記の第1の条件は、5つの連続するフレーム中の同期バイトを全て検出することができたこととし、上記の第2の条件は、2つの連続するフレーム中の同期バイトを全て検出することができたこととする。
シーケンサ3は、本実施形態に係る引き込みシーケンスに従って、復調部1へ制御信号を出力する。また、同期部2から入力されるPre同期信号と同期信号の状態を検出し、その状態に応じて対応する制御信号を復調部1へ出力する。
次に、このような構成において、本実施形態に係る引き込みシーケンスに従って行われる引き込み動作について説明する。
本実施形態に係る引き込みシーケンスは、フレーム同期判定に係るシーケンスの内容が図4に示したSeq.4のフレーム同期判定の内容と異なるが、それ以外は図4に示した引き込みシーケンスと基本的に同じである。そこで、本実施形態に係る引き込みシーケンスの説明では、フレーム同期判定に係るシーケンスをSeq.4´と表記し、それ以外のシーケンスについてはそのままSeq.1乃至3及びSeq.5と表記して説明する。
本実施形態に係る引き込みシーケンスにおいて、まず、Seq.1乃至3では、低精度、中精度、及び高精度の順に、復調部1内の電圧制御発振器の発振周波数を主信号(受信変調信号)の搬送波の周波数に追従させるように調整する制御が、シーケンサ3から復調部1へ出力される制御信号の下に行われる。
続いて、Seq.4´では、本実施形態に係るフレーム同期判定が行われる。前述の図4に示したSeq.4のフレーム同期判定では、フレーム同期に成功したと判定されたときにのみSeq.1へ戻るものであったが、本実施形態に係るSeq.4´のフレーム同期判定では、フレーム同期に成功したか否かの判定を行うことに加えて、その判定中に、その途中経過を利用してフレーム同期に成功する見込みがあるか否かも判定し、その見込みがあると判定したときに限りフレーム同期に成功したか否かの判定を継続し、その見込みがないと判定したときにはフレーム同期に成功したか否かの判定を放棄してSeq.1へ戻るようになっている。すなわち、フレーム同期に成功する見込みがないと判定されたときにも、Seq.1へ戻るようになっている。
より詳しくは、Seq.4´では、当該Seq.4´が開始されてから第1の所定時間内にシーケンサ3が「H」の同期信号を検出したか否かを判定することによりフレーム同期に成功したか否かを判定し、また、その判定中においては、当該Seq.4´が開始されてから第2の所定時間(但し、第2の所定時間<第1の所定時間)内にシーケンサ3が「H」のPre同期信号を検出したか否かを判定することによりフレーム同期に成功する見込みがあるか否かを判定する。そして、当該Seq.4´が開始されてから第2の所定時間内にシーケンサ3が「H」のPre同期信号を検出したときには、フレーム同期に成功する見込みがあると判定し、引き続きフレーム同期に成功したか否かの判定を継続する。一方、当該Seq.4´が開始されてから第2の所定時間内にシーケンサ3が「H」のPre同期信号を検出しなかったときには、フレーム同期に成功する見込みがないと判定し、フレーム同期に成功したか否かの判定を放棄してSeq.1へ戻る。
ここで、図2を用いて、このSeq.4´のフレーム同期判定の具体例を説明する。
尚、同図では、上述のとおり第2の条件を2つの連続するフレーム中の同期バイトを全て検出することができたこととした場合のPre同期信号の例をPre同期信号(例1)として示すと共に、第2の条件を3つの連続するパケット中の同期バイトを全て検出することができたこととした場合のPre同期信号の例もPre同期信号(例2)として併せて示している。
同図に示したように、Seq.4´が開始してから第2の所定時間内に、第2の条件が成立してPre同期信号が「H」となると、フレーム同期に成功する見込みがあると判定され、フレーム同期に成功したか否かの判定がそのまま継続され、そしてSeq.4´が開始してから第1の所定時間内に、第1の条件(5つの連続するフレーム中の同期バイトを全て検出することができたこと)が成立して同期信号が「H」となると、フレーム同期に成功したと判定される。
尚、Seq.4´のフレーム同期判定において、フレーム同期に成功したと判定されたときには、Seq.5へ進み、引き込みシーケンスが完了し、監視シーケンスへ移行することとなる。
図3は、本実施形態に係る引き込みシーケンスにおける各Seq.に時間を割り付けて実際に引き込み動作を行わせたときの具体例を示す図である。
本例では、図6に示した割り付けと同様に、Seq.1に40ms、Seq.2に20ms、Seq.3に20msを割り付けると共に、Seq.4´の第1の所定時間として20ms、第2の所定時間として10msを割り付けたとする。
この場合、図3に示したように、1周期目のSeq.4´(同図では図面スペースの都合上S4´と表記)では、当該Seq.4´が開始されてから第2の所定時間内(10ms内)にPre同期信号が「H」にならず「L」のままだったのでフレーム同期する見込みがないと判定され、フレーム同期に成功したか否かの判定が放棄され、Seq.1へ戻る。その後、2周期目のSeq.4´では、当該Seq.4´が開始されてから第2の所定時間内(10ms内)にPre同期信号が「H」になったのでフレーム同期する見込みがあると判定され、フレーム同期に成功したか否かの判定が継続される。そして、その2周期目のSeq.4´が開始されてから第1の所定時間内(20ms内)に同期信号が「H」になったのでフレーム同期に成功したと判定され、Seq.5へ移行する。
この例の場合、1周期目のSeq.1乃至3及びSeq.4´に要した合計時間は90msとなり、図6に示した1周期目のSeq.1乃至4に要した合計時間100msと比較すると、10%も短縮されているのがわかる。
このように、本実施形態に係るSeq.4´のフレーム同期判定によれば、フレーム同期に成功したか否かの判定中に、その途中経過を利用してフレーム同期に成功する見込みがあるか否かも判定し、そこでフレーム同期に成功する見込みがないと判定されたときには直ぐにSeq.1へ戻るようにしたので、フレーム同期に成功する見込みがない場合のフレーム同期判定に要する時間を短縮することができ、結果として、引き込みシーケンスを完了するまでに要する時間を短縮することができる。
以上、本実施形態に係る同期判定装置によれば、フレーム同期に成功する見込みがない場合のフレーム同期判定に要する時間を短縮することができるので、引き込み動作を高速化することができる。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良及び変更を行っても良いのはもちろんである。
(付記1)
データストリームとして入力される復調データからの同期パターンの検出により同期に成功したか否かを判定する同期判定ステップと、
前記同期判定ステップによる同期パターンの検出経過を利用して同期に成功する見込みがあるか否かを判定する同期見込み判定ステップと、
前記同期見込み判定ステップにより同期に成功する見込みがないと判定された場合に、前記同期判定ステップによる判定を放棄し、前記同期判定ステップにより同期に成功しなかったと判定された場合に行われる制御へ移行する同期判定放棄ステップと、
を含むことを特徴とする同期判定方法。
(付記2)
前記同期見込み判定ステップにより同期に成功する見込みがあると判定された場合に、前記同期判定ステップによる判定を継続する同期判定継続ステップ、
を更に含むことを特徴とする付記1記載の同期判定方法。
(付記3)
前記同期判定ステップは、前記データストリームとして入力される復調データから、連続する第1の所定量のデータ中の同期パターンを検出することができたか否かに基づいて、同期に成功したか否かを判定する、
ことを特徴とする付記1又は2記載の同期判定方法。
(付記4)
前記同期見込み判定ステップは、前記同期判定ステップによる同期パターンの検出中において、前記連続する第1の所定量のデータよりもデータ量が少ない連続する第2の所定量のデータ中の同期パターンを検出することができたか否かに基づいて、同期に成功する見込みがあるか否かを判定する、
ことを特徴とする付記3記載の同期判定方法。
(付記5)
前記同期判定ステップは、同期に成功したか否かの判定を開始してから第1の所定時間内に、前記連続する第1の所定量のデータ中の同期パターンを検出することができたときに同期に成功したと判定する、
ことを特徴とする付記3又は4記載の同期判定方法。
(付記6)
前記同期見込み判定ステップは、前記同期判定ステップによる同期に成功したか否かの判定が開始されてから前記第1の所定時間よりも短い第2の所定時間内に、前記連続する第2の所定量のデータ中の同期パターンを検出することができたときに同期に成功する見込みがあると判定する、
ことを特徴とする付記5記載の同期判定方法。
(付記7)
データストリームとして入力される復調データからの同期パターンの検出により同期に成功したか否かを判定する同期判定手段と、
前記同期判定手段による同期パターンの検出経過を利用して同期に成功する見込みがあるか否かを判定する同期見込み判定手段と、
を備え、
前記同期見込み判定手段により同期に成功する見込みがないと判定された場合には、前記同期判定手段による判定を放棄し、前記同期判定手段により同期に成功しなかったと判定された場合に行われる制御へ移行する、
ことを特徴とする同期判定装置。
(付記8)
前記同期見込み判定手段により同期に成功する見込みがあると判定された場合には、前記同期判定手段による判定を継続する、
ことを特徴とする付記7記載の同期判定装置。
(付記9)
前記同期判定手段は、前記データストリームとして入力される復調データから、連続する第1の所定量のデータ中の同期パターンを検出することができたか否かに基づいて、同期に成功したか否かを判定する、
ことを特徴とする付記7又は8記載の同期判定装置。
(付記10)
前記同期見込み判定手段は、前記同期判定手段による同期パターンの検出中において、前記連続する第1の所定量のデータよりもデータ量が少ない連続する第2の所定量のデータ中の同期パターンを検出することができたか否かに基づいて、同期に成功する見込みがあるか否かを判定する、
ことを特徴とする付記9記載の同期判定装置。
(付記11)
前記同期判定手段は、同期に成功したか否かの判定を開始してから第1の所定時間内に、前記連続する第1の所定量のデータ中の同期パターンを検出することができたときに同期に成功したと判定する、
ことを特徴とする付記9又は10記載の同期判定装置。
(付記12)
前記同期見込み判定手段は、前記同期判定手段による同期に成功したか否かの判定が開始されてから前記第1の所定時間よりも短い第2の所定時間内に、前記連続する第2の所定量のデータ中の同期パターンを検出することができたときに同期に成功する見込みがあると判定する、
ことを特徴とする付記11記載の同期判定装置。
(付記13)
データストリームとして入力される復調データからの同期パターンの検出により、同期に成功したと判定可能な第1の条件が成立したときには同期信号として前記第1の条件が成立した旨の信号を出力し、同期に成功する見込みがあると判定可能な第2の条件が成立したときにはPre同期信号として前記第2の条件が成立した旨の信号を出力する同期パターン検出手段と、
前記同期信号に基づいて同期に成功したか否かを判定し、前記Pre同期信号に基づいて同期に成功する見込みがあるか否かを判定する判定手段と、
を備え、
前記判定手段は、同期に成功したか否かの判定を開始してから所定時間内に、同期に成功する見込みがあると判定することができなかった場合には、同期に成功したか否かの判定を放棄し、同期に成功しなかったと判定された場合に行われる制御へ移行する、
ことを特徴とする同期判定装置。
(付記14)
前記判定手段は、同期に成功したか否かの判定を開始してから所定時間内に、同期に成功する見込みがあると判定することができた場合には、同期に成功したか否かの判定を継続する、
ことを特徴とする付記13記載の同期判定装置。
(付記15)
前記第1の条件は、前記データストリームとして入力される復調データから、連続する第1の所定量のデータ中の同期パターンを検出することができたことであり、
前記第2の条件は、前記データストリームとして入力される復調データから、前記連続する第1の所定量のデータよりもデータ量が少ない連続する第2の所定量のデータ中の同期パターンを検出することができたことである、
ことを特徴とする付記13又は14記載の同期判定装置。
本発明の一実施の形態に係る同期判定装置を含む受信装置の一部構成を示すブロック図である。 Seq.4´のフレーム同期判定の具体例を示す図である。 本発明の一実施の形態に係る引き込みシーケンスにおける各Seq.に時間を割り付けて実際に引き込み動作を行わせたときの具体例を示す図である。 従来の引き込みシーケンスの一例を示すフローチャートである。 復調データから検出される同期パターンの一例を示す図である。 従来の引き込みシーケンスにおける各Seq.に時間を割り付けて実際に引き込み動作を行わせたときの具体例を示す図である。
符号の説明
1 復調部
2 同期部
3 シーケンサ

Claims (10)

  1. データストリームとして入力される復調データからの同期パターンの検出により同期に成功したか否かを判定する同期判定ステップと、
    前記同期判定ステップによる同期パターンの検出経過を利用して同期に成功する見込みがあるか否かを判定する同期見込み判定ステップと、
    前記同期見込み判定ステップにより同期に成功する見込みがないと判定された場合に、前記同期判定ステップによる判定を放棄し、前記同期判定ステップにより同期に成功しなかったと判定された場合に行われる制御へ移行する同期判定放棄ステップと、
    を含むことを特徴とする同期判定方法。
  2. 前記同期見込み判定ステップにより同期に成功する見込みがあると判定された場合に、前記同期判定ステップによる判定を継続する同期判定継続ステップ、
    を更に含むことを特徴とする請求項1記載の同期判定方法。
  3. 前記同期判定ステップは、前記データストリームとして入力される復調データから、連続する第1の所定量のデータ中の同期パターンを検出することができたか否かに基づいて、同期に成功したか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の同期判定方法。
  4. 前記同期見込み判定ステップは、前記同期判定ステップによる同期パターンの検出中において、前記連続する第1の所定量のデータよりもデータ量が少ない連続する第2の所定量のデータ中の同期パターンを検出することができたか否かに基づいて、同期に成功する見込みがあるか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項3記載の同期判定方法。
  5. 前記同期判定ステップは、同期に成功したか否かの判定を開始してから第1の所定時間内に、前記連続する第1の所定量のデータ中の同期パターンを検出することができたときに同期に成功したと判定する、
    ことを特徴とする請求項3又は4記載の同期判定方法。
  6. 前記同期見込み判定ステップは、前記同期判定ステップによる同期に成功したか否かの判定が開始されてから前記第1の所定時間よりも短い第2の所定時間内に、前記連続する第2の所定量のデータ中の同期パターンを検出することができたときに同期に成功する見込みがあると判定する、
    ことを特徴とする請求項5記載の同期判定方法。
  7. データストリームとして入力される復調データからの同期パターンの検出により同期に成功したか否かを判定する同期判定手段と、
    前記同期判定手段による同期パターンの検出経過を利用して同期に成功する見込みがあるか否かを判定する同期見込み判定手段と、
    を備え、
    前記同期見込み判定手段により同期に成功する見込みがないと判定された場合には、前記同期判定手段による判定を放棄し、前記同期判定手段により同期に成功しなかったと判定された場合に行われる制御へ移行する、
    ことを特徴とする同期判定装置。
  8. 前記同期見込み判定手段により同期に成功する見込みがあると判定された場合には、前記同期判定手段による判定を継続する、
    ことを特徴とする請求項7記載の同期判定装置。
  9. データストリームとして入力される復調データからの同期パターンの検出により、同期に成功したと判定可能な第1の条件が成立したときには同期信号として前記第1の条件が成立した旨の信号を出力し、同期に成功する見込みがあると判定可能な第2の条件が成立したときにはPre同期信号として前記第2の条件が成立した旨の信号を出力する同期パターン検出手段と、
    前記同期信号に基づいて同期に成功したか否かを判定し、前記Pre同期信号に基づいて同期に成功する見込みがあるか否かを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記判定手段は、同期に成功したか否かの判定を開始してから所定時間内に、同期に成功する見込みがあると判定することができなかった場合には、同期に成功したか否かの判定を放棄し、同期に成功しなかったと判定された場合に行われる制御へ移行する、
    ことを特徴とする同期判定装置。
  10. 前記判定手段は、同期に成功したか否かの判定を開始してから所定時間内に、同期に成功する見込みがあると判定することができた場合には、同期に成功したか否かの判定を継続する、
    ことを特徴とする請求項9記載の同期判定装置。
JP2006002014A 2006-01-10 2006-01-10 同期判定方法及び同期判定装置 Expired - Fee Related JP4922617B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006002014A JP4922617B2 (ja) 2006-01-10 2006-01-10 同期判定方法及び同期判定装置
KR1020060038739A KR100777912B1 (ko) 2006-01-10 2006-04-28 동기 판정 방법 및 동기 판정 장치
US11/412,947 US7760837B2 (en) 2006-01-10 2006-04-28 Synchronization determination method and apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006002014A JP4922617B2 (ja) 2006-01-10 2006-01-10 同期判定方法及び同期判定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007184804A true JP2007184804A (ja) 2007-07-19
JP4922617B2 JP4922617B2 (ja) 2012-04-25

Family

ID=38232709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006002014A Expired - Fee Related JP4922617B2 (ja) 2006-01-10 2006-01-10 同期判定方法及び同期判定装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7760837B2 (ja)
JP (1) JP4922617B2 (ja)
KR (1) KR100777912B1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8315244B2 (en) * 2010-06-16 2012-11-20 Harris Corporation Wireless communication system with selective preamble synchronization portion and related methods
US8724762B2 (en) * 2011-07-04 2014-05-13 Faraday Technology Corp. Clock regeneration method, reference-less receiver, and crystal-less system
US8463960B2 (en) * 2011-08-08 2013-06-11 Arm Limited Synchronisation of data processing systems

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11186992A (ja) * 1997-11-21 1999-07-09 Samsung Electron Co Ltd 異常同期信号の除去方法
JP2002084268A (ja) * 2000-09-07 2002-03-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> フレーム同期回路および同期方法、ならびにそのプログラムを記録した記録媒体

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58178653A (ja) 1982-04-13 1983-10-19 Nec Corp 多相psk通信方式
US5428647A (en) * 1992-12-07 1995-06-27 Motorola, Inc. Method and apparatus for synchronizing a received signal in a digital radio communication system
KR970008931B1 (en) 1994-11-24 1997-06-03 Daewoo Telecom Ind Method for outputting the test result in the full electronic switching system
JP3578839B2 (ja) * 1995-07-18 2004-10-20 三菱電機株式会社 ディジタル受信機
JP4542243B2 (ja) * 2000-07-28 2010-09-08 エーユー オプトロニクス コーポレイション 液晶セル、表示装置、液晶セルの製造方法
US6750939B2 (en) 2001-04-25 2004-06-15 Agilent Technologies, Inc. System and method for manufacturing liquid crystal micro displays

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11186992A (ja) * 1997-11-21 1999-07-09 Samsung Electron Co Ltd 異常同期信号の除去方法
JP2002084268A (ja) * 2000-09-07 2002-03-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> フレーム同期回路および同期方法、ならびにそのプログラムを記録した記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
US20070160088A1 (en) 2007-07-12
KR20070075229A (ko) 2007-07-18
KR100777912B1 (ko) 2007-11-21
JP4922617B2 (ja) 2012-04-25
US7760837B2 (en) 2010-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW201822515A (zh) 解調
JP2008099263A (ja) フレーム同期制御装置及びフレーム同期制御方法
JP4922617B2 (ja) 同期判定方法及び同期判定装置
JP4835172B2 (ja) 無線通信機及びその自動周波数制御方法
JP2008182533A (ja) フレーム同期装置、ofdm送受信装置及びフレーム同期方法
JP2007228040A (ja) 受信パケット欠損対応pll装置
JP2005102121A (ja) 受信装置
JP3931969B2 (ja) 同期検出方法とその回路、無線基地局
JP3985644B2 (ja) 多値qam復調方法および装置
JPH08256164A (ja) 通信システム
JP2001211137A (ja) データ伝送装置の同期制御方法
JP2007013620A (ja) クロック再生装置、クロック再生方法、クロック再生プログラム及び記録媒体
JP2005039570A (ja) 混信波への同期引き込み防止方法
JP2009094674A (ja) 同期追従回路
JP3892855B2 (ja) 受信装置および周波数ドリフト低減回路
JP4159580B2 (ja) シンボルクロック再生回路
JP2002209264A (ja) 移動体端末及びその間欠受信方法
JP2003229920A (ja) Fsk復調信号の中心レベル検出補正回路
JPH0964726A (ja) ビット同期装置
JP5498266B2 (ja) 無線通信装置
JP2008011282A (ja) 周波数制御方法及び制御装置
JP2007143012A (ja) キャリア位相同期回路およびキャリア位相同期方法
JP4525284B2 (ja) 無線受信機
JP2007251833A (ja) Ofdm復調装置
JP2004328284A (ja) 同期検波装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080730

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4922617

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees