JP2007183044A - 冷却装置および自動販売機 - Google Patents

冷却装置および自動販売機 Download PDF

Info

Publication number
JP2007183044A
JP2007183044A JP2006001604A JP2006001604A JP2007183044A JP 2007183044 A JP2007183044 A JP 2007183044A JP 2006001604 A JP2006001604 A JP 2006001604A JP 2006001604 A JP2006001604 A JP 2006001604A JP 2007183044 A JP2007183044 A JP 2007183044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
stage
heat exchanger
low
supplied
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006001604A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4935077B2 (ja
Inventor
Toshiaki Tsuchiya
敏章 土屋
Koji Takiguchi
浩司 滝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Retail Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority to JP2006001604A priority Critical patent/JP4935077B2/ja
Publication of JP2007183044A publication Critical patent/JP2007183044A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4935077B2 publication Critical patent/JP4935077B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

【課題】庫内設置されている既設の中間熱交換器またはガスクーラに、加熱単独運転時の冷熱排熱機能を持たせるようにする。
【解決手段】二段式圧縮機の一段目圧縮部で圧縮された一段目冷媒が二段目圧縮部に供給され、二段目圧縮部で圧縮された二段目冷媒が温熱利用側の蒸発器に供給され、温熱利用側蒸発器を通過した二段目冷媒がガスクーラを経由して内部熱交換器の高圧配管の上流側に供給され、内部熱交換器を通過した二段目冷媒が電子膨張弁に供給されて低圧低温冷媒になり、この低圧低温冷媒が中間熱交換器を経由して内部熱交換器の低圧配管の上流側に供給され、さらに内部熱交換器から二段式圧縮機の一段目圧縮部に供給されることにより、二段目冷媒の保有する温熱によって温熱利用側の蒸発器が加熱され、低圧低温冷媒の保有する冷熱が中間熱交換器によって外部へ排熱されるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部設置の排熱用放熱器を不要にしながら、ヒートポンプによる加熱単独運転が可能な冷却装置、および缶、ビン、パック、ペットボトル等の容器に入れた飲料等の商品を冷却または加熱して販売に供する自動販売機に関する。
従来のこの種の自動販売機の商品収納庫を冷却するための冷却装置は、冷媒を圧縮する圧縮機と、該圧縮機により圧縮された冷媒(高圧高温冷媒に同じ)を冷却する放熱器(中間熱交換器やガスクーラに同じ)と、放熱器により冷却された冷媒を膨張させる電子膨張弁と、電子膨張弁により膨張された冷媒(低圧低温冷媒に同じ)を蒸発させる複数の蒸発器と、これら複数の蒸発器のうち所定の蒸発器に対して冷媒を供給する冷媒分配手段とから構成されている。
そして、蒸発器は各商品収納庫内に設置され、これに収納された商品を冷却している。なお、商品収納庫は収納する商品の種類や季節に応じて加熱用として使用されることがあり、このとき従来の自動販売機においては当該商品収納庫を別途設置しているヒータによって加熱している。
また、各商品収納庫内に設置されている蒸発器の一つを放熱器(凝縮器に同じ)として機能させ、その蒸発器に高圧高温冷媒を直接流すことにより、高圧高温冷媒(ホットガスに同じ)の温熱を利用して対応する商品収納庫内を加熱するとともに、他の蒸発器にて冷媒を蒸発させ、対応する商品収納庫内を冷却するいわゆる「ヒートポンプ運転」により、省電力効果を高めた自動販売機も開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−160937号公報(図1)
このように、従来の自動販売機では、搭載されている冷却装置でヒートポンプによる冷却・加熱同時運転(CHH運転モード)を行う場合には問題ないが、季節によって冷却負荷がなくなり、加熱単独運転(HH運転)に移行する場合には、どこかで冷熱を排熱しないと、冷凍回路が成り立たなくなる。従来はこの問題を排熱専用の熱交換器を庫外に新たに設置し、この庫外設置の熱交換器で冷熱を排熱することで解決している。しかしながら、このように熱交換器を新たに設置することはコスト高に繋がる。
本発明の技術的課題は、庫内設置されている既設の中間熱交換器またはガスクーラに、加熱単独運転時の冷熱排熱機能を持たせることで、コスト低減を図れるようにすることにある。
(1)本発明に係る冷却装置は、下記の構成からなるものである。すなわち、冷媒を中間圧力にまで圧縮する一段目圧縮部と冷媒を所定圧力にまで圧縮する二段目圧縮部とを具備する二段式圧縮機と、冷媒を冷却する中間熱交換器およびガスクーラと、冷媒を膨張させる電子膨張弁と、冷媒を蒸発または凝縮させる複数の蒸発器と、冷媒の保有する冷熱の一部を電子膨張弁に流入する前の冷媒に受け渡す内部熱交換器とを有する冷却装置であって、一段目圧縮部において圧縮された冷媒である一段目冷媒が一段目圧縮部から二段目圧縮部に供給され、二段目圧縮部において圧縮された冷媒である二段目冷媒が二段目圧縮部から複数の蒸発器のうちの温熱利用側の蒸発器に供給され、温熱利用側蒸発器を通過した二段目冷媒がガスクーラを経由して内部熱交換器の高圧配管の上流側に供給され、内部熱交換器を通過した二段目冷媒が電子膨張弁に供給されて低圧低温冷媒になり、この低圧低温冷媒が中間熱交換器を経由して内部熱交換器の低圧配管の上流側に供給され、さらに内部熱交換器から二段式圧縮機の一段目圧縮部に供給されることにより、二段目冷媒の保有する温熱によって温熱利用側の蒸発器が加熱され、低圧低温冷媒の保有する冷熱が中間熱交換器によって外部へ排熱されることを特徴としている。
(2)本発明に係る冷却装置は、下記の構成からなるものである。すなわち、冷媒を中間圧力にまで圧縮する一段目圧縮部と冷媒を所定圧力にまで圧縮する二段目圧縮部とを具備する二段式圧縮機と、冷媒を冷却するガスクーラと、冷媒を膨張させる電子膨張弁と、冷媒を蒸発または凝縮させる複数の蒸発器と、冷媒の保有する冷熱の一部を電子膨張弁に流入する前の冷媒に受け渡す内部熱交換器とを有する冷却装置であって、一段目圧縮部において圧縮された冷媒である一段目冷媒が一段目圧縮部から二段目圧縮部に供給され、二段目圧縮部において圧縮された冷媒である二段目冷媒が二段目圧縮部から複数の蒸発器のうちの温熱利用側の蒸発器に供給され、この温熱利用側蒸発器を通過した二段目冷媒が内部熱交換器の高圧配管の上流側に供給され、内部熱交換器を通過した二段目冷媒が電子膨張弁に供給されて低圧低温冷媒になり、低圧低温冷媒がガスクーラを経由して内部熱交換器の低圧配管の上流側に供給され、さらに内部熱交換器から二段式圧縮機の一段目圧縮部に供給されることにより、二段目冷媒の保有する温熱によって温熱利用側の蒸発器が加熱され、低圧低温冷媒の保有する冷熱がガスクーラによって外部へ排熱されることを特徴としている。
(3)本発明に係る冷却装置は、下記の構成からなるものである。すなわち、冷媒を中間圧力にまで圧縮する一段目圧縮部と冷媒を所定圧力にまで圧縮する二段目圧縮部とを具備する二段式圧縮機と、冷媒を冷却する中間熱交換器およびガスクーラと、冷媒を膨張させる電子膨張弁と、冷媒を蒸発または凝縮させる複数の蒸発器と、冷媒の保有する冷熱の一部を電子膨張弁に流入する前の冷媒に受け渡す内部熱交換器とを有する冷却装置であって、一段目圧縮部において圧縮された冷媒である一段目冷媒が一段目圧縮部から二段目圧縮部に供給され、二段目圧縮部において圧縮された冷媒である二段目冷媒が二段目圧縮部から複数の蒸発器のうちの温熱利用側の蒸発器に供給され、温熱利用側蒸発器を通過した二段目冷媒が中間熱交換器を経由して内部熱交換器の高圧配管の上流側に供給され、内部熱交換器を通過した二段目冷媒が電子膨張弁に供給されて低圧低温冷媒になり、低圧低温冷媒がガスクーラを経由して内部熱交換器の低圧配管の上流側に供給され、さらに内部熱交換器から二段式圧縮機の一段目圧縮部に供給されることにより、二段目冷媒の保有する温熱によって温熱利用側の蒸発器が加熱され、低圧低温冷媒の保有する冷熱がガスクーラによって外部へ排熱されることを特徴としている。
(4)本発明に係る自動販売機は、下記の構成からなるものである。すなわち、断熱材によって囲まれ一面に開口部を具備する筐体と、筐体を複数の商品収納庫に分割する仕切板と、商品収納庫のそれぞれに対応する商品取出し口を具備し、開口部を開閉する断熱扉と、商品収納庫のそれぞれに配置され、商品を収納して順次下方に搬出する機能を有する商品ラックと、商品ラックから落下した商品を商品取出し口に誘導するシュータと、シュータの下方に配置されて商品収納庫内の空気を加熱または冷却する収納庫内熱交換手段と、収納庫内熱交換手段を通過する空気の流れを形成する送風手段と、収納庫内熱交換手段によって加熱または冷却された空気を商品ラックの内部を経由して送風手段に循環させるための循環ダクトとを有する自動販売機であって、収納庫内熱交換手段が、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の冷却装置における蒸発器であることを特徴としている。
本発明の冷却装置においては、庫内に設置されている中間熱交換器またはガスクーラに、加熱単独運転時の冷熱排熱機能を持たせることができる。このため、加熱単独運転時に従来必要であった庫外設置の冷熱排熱専用熱交換器が不要となり、コスト低減が図れる。
本発明の自動販売機においては、庫内の加熱手段として、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の冷却装置における蒸発器を用い、加熱単独運転時の冷熱排熱を既設の中間熱交換器またはガスクーラにより行わせることができるので、製造コストおよび運転コストを低く抑えることができる。
以下、実施形態1〜3に冷却装置の実施形態を、実施形態4に自動販売機の実施形態を、それぞれ図を参照して説明する。なお、以下の各実施形態においてはいずれも蒸発器が3台で、うち1台は冷却専用の熱交換器として機能し、他の2つは冷媒流路の切換により凝縮器としても機能し得るものである場合を例に挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものでなく、3台以上の何れの台数であってもよいし、全ての蒸発器が凝縮器としても機能し得るものであってもよい。また、冷媒はいずれもCO2 (二酸化炭素)冷媒を用いるものとし、各図において同一または共通する部材については同一の符号を付し、一部の説明を省略する。
実施の形態1.
図1乃至図3はいずれも本発明の実施の形態1に係る冷却装置を示すもので、図1はその加熱単独運転(HH運転モード)時の冷凍回路図、図2はその冷却単独運転(CCC運転モード)時の冷凍回路図、図3はその冷却・加熱同時運転(CHH運転モード)時の冷凍回路図であり、各図中の太線は冷媒が流れている配管を示し、矢印は冷媒の流れ方向を示す。
本実施形態の冷却装置100は、冷媒(二酸化炭素冷媒)を中間圧力にまで圧縮する一段目圧縮部1aと冷媒を所定圧力にまで圧縮する二段目圧縮部1bとを具備する二段式圧縮機1と、圧縮機1の負荷を低減させるために冷媒を冷却する中間熱交換器2と、冷媒の熱エネルギを放熱するためのガスクーラ3と、中間熱交換器2およびガスクーラ3の熱交換を促進し庫外へ排熱するファン24と、冷媒を膨張させ低圧低温の冷媒にする電子膨張弁4と、庫内に設置され、冷媒を蒸発させる冷却専用の蒸発器6a、及び冷媒を蒸発または凝縮させる複数の蒸発器6b,6cと、蒸発後の低圧低温冷媒が依然保有する冷熱を回収するために、冷熱の一部を電子膨張弁4に流入する前の冷媒に受け渡す内部熱交換器8と、ドレン水の蒸発を促進するための蒸発パイプ31とを有する。
また、蒸発器6a,6b,6cへの冷媒の流入を制御する電磁弁5a,5b,5cと、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aの下流側と中間熱交換器2の上流側とを接続する配管10aの途中に設けられて、一段目圧縮部1aから中間熱交換器2への冷媒の流入を制御する電磁弁32aと、電子膨張弁4の下流側と中間熱交換器2の上流側とを接続する配管10bの途中に設けられて、電子膨張弁4から中間熱交換器2への冷媒の流入を制御する電磁弁32bと、二段式圧縮機1の二段目圧縮部1bの下流側とガスクーラ3の上流側とを接続する配管10cの途中に設けられて、二段目圧縮部1bからガスクーラ3への冷媒の流入を制御する電磁弁33aと、蒸発器6b,6cの下流側とガスクーラ3の上流側とを接続する配管10dの途中に設けられて、蒸発器6b,6cからガスクーラ3への冷媒の流入を制御する電磁弁33bと、中間熱交換器2の下流側と内部熱交換器8の低圧配管の上流側とを接続する配管10eの途中に設けられて、中間熱交換器2から内部熱交換器8の低圧配管側への冷媒の流入を制御する電磁弁32cと、蒸発器6b、6cを通過した低圧低温冷媒を配管10fを介して二段式圧縮機1の一段目圧縮部1a側に選択的に戻す冷媒分配手段機能を持つ電磁弁7b,7cと、低圧低温冷媒が一定の方向に流れるように制御する低圧低温冷媒戻り逆止弁34a,34b,34c,34d,34eと、蒸発器6b,6cへの高圧高温冷媒の流入を制御する電磁弁35a,35bと、中間熱交換器2をバイパスするバイパス配管10gに設けた電磁弁37とを有する。なお、電磁弁35a,35bは、二段式圧縮機1の二段目圧縮部1bの吐出側の配管10hから分岐して蒸発器6b,6cへ接続された分岐管10i,10jの途中に設けられている。
次に、本実施形態の冷却装置100の動作について説明する。まず、加熱単独運転(HH運転モード)は、図1の冷凍回路によって行われる。すなわち、電磁弁32a,33a,7b,7c,5a,5b,5cを閉じ、電磁弁37,35a,35b,33b,32b,32cを開いて、冷媒が図1中に太い実線で示す配管を流れるように冷凍回路を構成する。この加熱単独運転(HH運転モード)時の冷凍回路の特徴は、電子膨張弁4の下流側と中間熱交換器2の上流側とが配管10bにて接続され、さらに中間熱交換器2の下流側と内部熱交換器8の低圧配管の上流側とが配管10eにて接続されている点にある。図1中の矢印は、この冷凍回路内の冷媒の流れ方向を示している。まず、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aで圧縮されて圧力を中間よりやや低いところまで上昇された冷媒である一段目冷媒は、配管10aから中間熱交換器2をショートカットするバイパス配管10gを経由し、殆ど放熱せずに二段目圧縮部1bに吸い込まれ、さらに圧縮される。そして、この二段目圧縮部1bで圧縮されて高温・高圧となった冷媒である二段目冷媒は、二段目圧縮部1bから配管10h、分岐管10i,10jを経由して温熱利用側の蒸発器6b,6cに供給される。そこで、二段目冷媒は蒸発器6b、6cの周囲の空気と熱交換して凝縮または降温するから、周囲の空気は加熱されることになる(以下、これを「蒸発器が加熱される」という)。
次いで、二段目冷媒は蒸発器6b、6cの下流側とガスクーラ3の上流側とを接続する配管10dを経由してガスクーラ3に供給され、そこからガスクーラ3と電子膨張弁4とを接続する配管を経由して電子膨張弁4に供給される。この時、ガスクーラ3と電子膨張弁4とを接続する配管は、内部熱交換器8の一部を形成しているから、二段目冷媒は内部熱交換器8において、冷熱を受け取り冷却される。そして、電子膨張弁4において膨張した低温低圧冷媒は、電子膨張弁4の下流側と中間熱交換器2の上流側とを接続する配管10bを経由して中間熱交換器2に供給され、中間熱交換器2で冷熱が外気に放熱される。そして、冷熱を放熱した冷媒は、中間熱交換器2の下流側と内部熱交換器8の低圧配管の上流側とを接続する配管10eを経由して内部熱交換器8に供給され、内部熱交換器8にて冷熱の一部を電子膨張弁4に流入する前の冷媒に受け渡し、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aに戻される。
このように、本実施形態の冷却装置100においては、庫内に設置されて従来は温熱の冷却にのみ使用されていた中間熱交換器2を、加熱単独運転(HH運転モード)時に、冷熱排熱用交換器として機能させることができる。このため、加熱単独運転(HH運転モード)時に従来必要であった庫外設置の冷熱排熱専用熱交換器が不要となり、コスト低減が図れる。
本実施形態の冷却装置100による冷却単独運転(CCC運転モード)は、図2の冷凍回路によって行われる。すなわち、電磁弁37,35a,35b,33b,32b,32cを閉じ、電磁弁32a,33a,5a,5b,5c,7b,7cを開いて、冷媒が図2中に太い実線で示す配管を矢印方向へ流れるように冷凍回路を構成する。まず、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aで圧縮されて圧力を中間よりやや低いところまで上昇された冷媒である一段目冷媒は、配管10aから中間熱交換器2に供給され、中間熱交換器2で温熱が外気に放熱される。そして、温熱を放熱した冷媒は、中間熱交換器2から二段目圧縮部1bに吸い込まれ、さらに圧縮される。そして、この二段目圧縮部1bで圧縮されて高温・高圧となった冷媒である二段目冷媒は、二段目圧縮部1bから配管10cを経由してガスクーラ3に供給されて冷媒の熱エネルギが放熱され、そこからガスクーラ3と電子膨張弁4とを接続する配管を経由して電子膨張弁4に供給される。この時、二段目冷媒は、途中の内部熱交換器8にて冷熱を受け取り冷却される。そして、電子膨張弁4において膨張した低温低圧冷媒は、電子膨張弁4と蒸発器6a,6b,6cとを接続する配管を経由して蒸発器6a,6b,6cに供給される。そこで、低温低圧冷媒は蒸発器6a,6b,6cの周囲の空気と熱交換して蒸発するから、周囲の空気は冷却されることになる(以下、これを「蒸発器が冷却される」という)。
次いで、蒸発器6a,6b,6cを通過した低温低圧冷媒は、蒸発器6a,6b,6cと一段目圧縮部1aとを連結する配管10fを経由して一段目圧縮部1aに戻される。この時、配管10fは内部熱交換器8の一部を形成しているから、低温低圧冷媒が保有する冷熱は内部熱交換器8において二段目冷媒に受け渡される。
本実施形態の冷却装置100による冷却・加熱同時運転(CHH運転モード)は、図3の冷凍回路によって行われる。すなわち、電磁弁32a,33a,7b,7c,5b,5cを閉じ、電磁弁37,35a,35b,33b,5aを開いて冷媒が図3中に太い実線で示す配管を矢印方向へ流れるように冷凍回路を構成する。まず、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aで圧縮されて圧力を中間よりやや低いところまで上昇された冷媒である一段目冷媒は、配管10aから中間熱交換器2をショートカットするバイパス配管10gを経由し、殆ど放熱せずに二段目圧縮部1bに吸い込まれ、さらに圧縮される。そして、この二段目圧縮部1bで圧縮されて高温・高圧となった冷媒である二段目冷媒は、二段目圧縮部1bから配管10h、分岐管10i,10jを経由して温熱利用側の蒸発器6b,6cに供給され、蒸発器6b,6cが加熱される。
次いで、蒸発器6b,6cを通過した二段目冷媒は、蒸発器6b、6cの下流側とガスクーラ3の上流側とを接続する配管10dを経由してガスクーラ3に供給され、そこからガスクーラ3と電子膨張弁4とを接続する配管を経由して電子膨張弁4に供給される。この時、ガスクーラ3と電子膨張弁4とを接続する配管は、内部熱交換器8の一部を形成しているから、二段目冷媒は内部熱交換器8において、冷熱を受け取り冷却される。そして、電子膨張弁4において膨張した低温低圧冷媒は、電子膨張弁4の下流側と蒸発器6aとを接続する配管を経由して蒸発器6aに供給され、蒸発器6aが冷却される。そして、蒸発器6aを通過した低温低圧冷媒は、蒸発器6aと一段目圧縮部1aとを連結する配管10fを経由して一段目圧縮部1aに戻される。この時、配管10fは内部熱交換器8の一部を形成しているから、低温低圧冷媒が保有する冷熱は内部熱交換器8において二段目冷媒に受け渡される。
実施の形態2.
図4乃至図6はいずれも本発明の実施の形態2に係る冷却装置を示すもので、図4はその加熱単独運転(HH運転モード)時の冷凍回路図、図5はその冷却単独運転(CCC運転モード)時の冷凍回路図、図6はその冷却・加熱同時運転(CHH運転モード)時の冷凍回路図であり、各図中の太線は冷媒が流れている配管を示し、矢印は冷媒の流れ方向を示す。
本実施形態の冷却装置200は、蒸発器6b,6cの下流側と内部熱交換器8の高圧配管の上流側とを接続する配管10kと、電子膨張弁4の下流側とガスクーラ3の上流側とを接続する配管10lと、ガスクーラ3の下流側と内部熱交換器8の低圧配管の上流側とを接続する配管10mと、配管10mから分岐して内部熱交換器8の高圧配管の上流側に接続された配管10nとを設けるとともに、配管10kの途中に、蒸発器6b,6cから内部熱交換器8の高圧配管の上流側への冷媒の流入を制御する電磁弁41を、配管10lの途中に、電子膨張弁4からガスクーラ3への冷媒の流入を制御する電磁弁42を、配管10mの途中に、ガスクーラ3から内部熱交換器8の低圧配管の上流側への冷媒の流入を制御する電磁弁43を、さらに配管10nの途中に、ガスクーラ3から内部熱交換器8の高圧配管の上流側への冷媒の流入を制御する電磁弁44を、それぞれ設けた点が前述の実施の形態1のものと異なっている。それ以外の構成は前述の実施の形態1のものと同様である。
次に、本実施形態の冷却装置200の動作について説明する。まず、加熱単独運転(HH運転モード)は、図4の冷凍回路によって行われる。すなわち、電磁弁32a,33a,7b,7c,5a,5b,5c,44を閉じ、電磁弁37,35a,35b,41,42,43を開いて、冷媒が図4中に太い実線で示す配管を流れるように冷凍回路を構成する。この加熱単独運転(HH運転モード)時の冷凍回路の特徴は、電子膨張弁4の下流側とガスクーラ3の上流側とが配管10lにて接続され、さらにガスクーラ3の下流側と内部熱交換器8の低圧配管の上流側とが配管10mにて接続されている点にある。図4中の矢印は、この冷凍回路内の冷媒の流れ方向を示している。まず、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aで圧縮されて圧力を中間よりやや低いところまで上昇された冷媒である一段目冷媒は、配管10aから中間熱交換器2をショートカットするバイパス配管10gを経由し、殆ど放熱せずに二段目圧縮部1bに吸い込まれ、さらに圧縮される。そして、この二段目圧縮部1bで圧縮されて高温・高圧となった冷媒である二段目冷媒は、二段目圧縮部1bから配管10h、分岐管10i,10jを経由して温熱利用側の蒸発器6b,6cに供給され、蒸発器6b,6cが加熱される。
次いで、二段目冷媒は蒸発器6b、6cの下流側と内部熱交換器8の高圧配管の上流側とを接続する配管10kを経由して内部熱交換器8から電子膨張弁4に供給される。この時、二段目冷媒は内部熱交換器8にて冷熱を受け取り冷却され、電子膨張弁4にて膨張し、低温低圧冷媒となる。そして、電子膨張弁4において膨張した低温低圧冷媒は、電子膨張弁4の下流側とガスクーラ3の上流側とを接続する配管10lを経由してガスクーラ3に供給され、ガスクーラ3で冷熱が外気に放熱される。そして、冷熱を放熱した冷媒は、ガスクーラ3の下流側と内部熱交換器8の低圧配管の上流側とを接続する配管10mを経由して内部熱交換器8に供給され、内部熱交換器8にて冷熱の一部を電子膨張弁4に流入する前の冷媒に受け渡し、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aに戻される。
このように、本実施形態の冷却装置200においては、庫内に設置されて従来は温熱の冷却にのみ使用されていたガスクーラ3を、加熱単独運転(HH運転モード)時に、冷熱排熱用交換器として機能させることができる。このため、加熱単独運転(HH運転モード)時に従来必要であった庫外設置の冷熱排熱専用熱交換器が不要となり、コスト低減が図れる。
本実施形態の冷却装置200による冷却単独運転(CCC運転モード)は、図5の冷凍回路によって行われる。すなわち、電磁弁37,35a,35b,41,42,43を閉じ、電磁弁32a,33a,44,5a,5b,5c,7b,7cを開いて、冷媒が図5中に太い実線で示す配管を矢印方向へ流れるように冷凍回路を構成する。この図5の冷凍回路は、前述の実施の形態1の図2の冷凍回路と実質的に同一構成となっており、動作の説明は前述の図2の冷凍回路の動作説明をそのまま適用できるため省略する。
本実施形態の冷却装置200による冷却・加熱同時運転(CHH運転モード)は、図6の冷凍回路によって行われる。すなわち、電磁弁32a,33a,7b,7c,44,5b,5cを閉じ、電磁弁37,35a,35b,41,5aを開いて冷媒が図6中に太い実線で示す配管を矢印方向へ流れるように冷凍回路を構成する。まず、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aで圧縮されて圧力を中間よりやや低いところまで上昇された冷媒である一段目冷媒は、配管10aから中間熱交換器2をショートカットするバイパス配管10gを経由し、殆ど放熱せずに二段目圧縮部1bに吸い込まれ、さらに圧縮される。そして、この二段目圧縮部1bで圧縮されて高温・高圧となった冷媒である二段目冷媒は、二段目圧縮部1bから配管10h、分岐管10i,10jを経由して温熱利用側の蒸発器6b,6cに供給され、蒸発器6b,6cが加熱される。
次いで、蒸発器6b,6cを通過した二段目冷媒は、蒸発器6b、6cの下流側と内部熱交換器8の高圧配管の上流側とを接続する配管10kを経由して内部熱交換器8から電子膨張弁4に供給され、内部熱交換器では冷熱を受け取り冷却され、電子膨張弁4では膨張して低温低圧冷媒となる。そして、電子膨張弁4において膨張した低温低圧冷媒は、電子膨張弁4の下流側と蒸発器6aとを接続する配管を経由して蒸発器6aに供給され、蒸発器6aが冷却される。そして、蒸発器6aを通過した低温低圧冷媒は、蒸発器6aと一段目圧縮部1aとを連結する配管10fを経由して一段目圧縮部1aに戻される。この時、配管10fは内部熱交換器8の一部を形成しているから、低温低圧冷媒が保有する冷熱は内部熱交換器8において二段目冷媒に受け渡される。
実施の形態3.
図7乃至図9はいずれも本発明の実施の形態3に係る冷却装置を示すもので、図7はその加熱単独運転(HH運転モード)時の冷凍回路図、図8はその冷却単独運転(CCC運転モード)時の冷凍回路図、図9はその冷却・加熱同時運転(CHH運転モード)時の冷凍回路図であり、各図中の太線は冷媒が流れている配管を示し、矢印は冷媒の流れ方向を示す。
本実施形態の冷却装置300は、蒸発器6b,6cの下流側と中間熱交換器2の上流側とを接続する配管10oと、中間熱交換器2の下流側と二段式圧縮機1の二段目圧縮部1bの上流側とを接続する配管10pから分岐して内部熱交換器8の高圧配管の上流側に接続された配管10qとを設けるとともに、配管10pの途中に、中間熱交換器2から二段目圧縮部1bへの冷媒の流入を制御する電磁弁45を、配管10qの途中に、中間熱交換器2から内部熱交換器8から内部熱交換器8の高圧配管の上流側への冷媒の流入を制御する電磁弁46を、それぞれ設けた点が前述の実施の形態2のものと異なっている。なお、バイパス配管10gは、配管10pにおける電磁弁45の下流側に接続されている。それ以外の構成は前述の実施の形態2のものと同様である。
次に、本実施形態の冷却装置300の動作について説明する。まず、加熱単独運転(HH運転モード)は、図7の冷凍回路によって行われる。すなわち、電磁弁32a,33a,7b,7c,45,5a,5b,5c,44を閉じ、電磁弁37,35a,35b,46,42,43を開いて、冷媒が図7中に太い実線で示す配管を流れるように冷凍回路を構成する。この加熱単独運転(HH運転モード)時の冷凍回路の特徴は、前述の実施の形態2のものと同様に電子膨張弁4の下流側とガスクーラ3の上流側とが配管10lにて接続され、さらにガスクーラ3の下流側と内部熱交換器8の低圧配管の上流側とが配管10mにて接続されている点にある。図7中の矢印は、この冷凍回路内の冷媒の流れ方向を示している。まず、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aで圧縮されて圧力を中間よりやや低いところまで上昇された冷媒である一段目冷媒は、配管10aから中間熱交換器2をショートカットするバイパス配管10gを経由し、殆ど放熱せずに二段目圧縮部1bに吸い込まれ、さらに圧縮される。そして、この二段目圧縮部1bで圧縮されて高温・高圧となった冷媒である二段目冷媒は、二段目圧縮部1bから配管10h、分岐管10i,10jを経由して温熱利用側の蒸発器6b,6cに供給され、蒸発器6b,6cが加熱される。
次いで、二段目冷媒は蒸発器6b、6cの下流側と中間熱交換器2の上流側とを接続する配管10oを経由して中間熱交換器2に供給され、そこから配管10qを経由して電子膨張弁4に供給される。この時、配管10qは、内部熱交換器8の一部を形成しているから、二段目冷媒は内部熱交換器8において、冷熱を受け取り冷却される。そして、電子膨張弁4において膨張した低温低圧冷媒は、電子膨張弁4の下流側とガスクーラ3の上流側とを接続する配管10lを経由してガスクーラ3に供給され、ガスクーラ3で冷熱が外気に放熱される。そして、冷熱を放熱した冷媒は、ガスクーラ3の下流側と内部熱交換器8の低圧配管の上流側とを接続する配管10mを経由して内部熱交換器8に供給され、内部熱交換器8にて冷熱の一部を電子膨張弁4に流入する前の冷媒に受け渡し、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aに戻される。
このように、本実施形態の冷却装置300においても、庫内に設置されて従来は温熱の冷却にのみ使用されていたガスクーラ3を、加熱単独運転(HH運転モード)時に、冷熱排熱用交換器として機能させることができる。このため、加熱単独運転(HH運転モード)時に従来必要であった庫外設置の冷熱排熱専用熱交換器が不要となり、コスト低減が図れる。
本実施形態の冷却装置300による冷却単独運転(CCC運転モード)は、図8の冷凍回路によって行われる。すなわち、電磁弁37,46,35a,35b,43,42を閉じ、電磁弁32a,45,33a,44,5a,5b,5c,7b,7cを開いて、冷媒が図8中に太い実線で示す配管を矢印方向へ流れるように冷凍回路を構成する。この図8の冷凍回路は、前述の実施の形態1の図2の冷凍回路と実質的に同一構成となっており、動作の説明は前述の図2の冷凍回路の動作説明をそのまま適用できるため省略する。
本実施形態の冷却装置300による冷却・加熱同時運転(CHH運転モード)は、図9の冷凍回路によって行われる。すなわち、電磁弁32a,45,33a,7b,7c,44,5b,5cを閉じ、電磁弁37,35a,35b,46,5aを開いて冷媒が図9中に太い実線で示す配管を矢印方向へ流れるように冷凍回路を構成する。まず、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aで圧縮されて圧力を中間よりやや低いところまで上昇された冷媒である一段目冷媒は、配管10aから中間熱交換器2をショートカットするバイパス配管10gを経由し、殆ど放熱せずに二段目圧縮部1bに吸い込まれ、さらに圧縮される。そして、この二段目圧縮部1bで圧縮されて高温・高圧となった冷媒である二段目冷媒は、二段目圧縮部1bから配管10h、分岐管10i,10jを経由して温熱利用側の蒸発器6b,6cに供給され、蒸発器6b,6cが加熱される。
次いで、蒸発器6b,6cを通過した二段目冷媒は、蒸発器6b、6cの下流側と中間熱交換器2の上流側とを接続する配管10oを経由して中間熱交換器2に供給され、そこから中間熱交換器2と電子膨張弁4とを接続する配管10qを経由して電子膨張弁4に供給される。この時、配管10qは内部熱交換器8の一部を形成しているから、二段目冷媒は内部熱交換器8において、冷熱を受け取り冷却される。そして、電子膨張弁4において膨張した低温低圧冷媒は、電子膨張弁4の下流側と蒸発器6aとを接続する配管を経由して蒸発器6aに供給され、蒸発器6aが冷却される。そして、蒸発器6aを通過した低温低圧冷媒は、蒸発器6aと一段目圧縮部1aとを連結する配管10fを経由して一段目圧縮部1aに戻される。この時、配管10fは内部熱交換器8の一部を形成しているから、低温低圧冷媒が保有する冷熱は内部熱交換器8において二段目冷媒に受け渡される。
実施の形態4.
図10及び図11はいずれも本発明の実施の形態4に係る自動販売機を示すもので、図10はその側方より見た断面図、図11は正面側より見た断面図である。
本実施形態の自動販売機400は、断熱材によって囲まれ一面に開口部を具備する筐体401(以下「キャビネット」と称す)と、キャビネット401内を商品収納庫402a,402b,402cに分割する仕切板403ab,403bcと、商品Sを補充する際に開閉する断熱扉404(以下「商品補充用扉」と称す)と、キャビネット401と外気とを遮断するための断熱扉405(以下「内扉」と称す)と、収納した各種商品Sの表示や販売する商品を選択する選択ボタン等が配置された前扉406とを有している。
なお、符号に付した添え字「a,b,c」は、それぞれ商品収納庫402a,402b,402cに設置されることを示し、商品収納庫402a,402b,402cにおいて共通する内容については添え字「a,b,c」を省略する。
各商品収納庫402には、商品Sを収納するための商品ラック408と、商品ラック408から落下した商品Sを取出すための商品取出し口409と、商品ラック408から落下した商品Sを商品取出し口409まで誘導する商品誘導手段410(以下「シュータ」と称す)が設置されている。そして、商品収納庫402はシュータ410によって上下に区分され、その下方部分に庫内部品収納室412が形成されている。庫内部品収納室412には前述の実施の形態1〜3で説明した冷却装置(何れの冷却装置も適用可能である)の蒸発器6と、蒸発器6を通過する風流れを形成して庫内空気を循環するための送風手段414(以下「庫内ファン」と称す)が設置されている。
また、商品収納庫402の背面側には、庫内空気を商品ラック408の内部を経由して庫内ファン414に循環させるための循環ダクト417が設けられ、循環ダクト417の下方位置に設けられた空気吹出口416が蒸発器6を収容する熱交換室460に連通し、熱交換室460が庫内ファン414を収容するファンカバー415に連通し、シュータ410には空気が通過する多数の通気孔411が設けられている。さらに、庫内部品収納室412の下方には、機械室419と電装品収納室420が形成され、機械室419には冷却装置の圧縮機1やガスクーラ3に送風するファン24や蒸発パイプ31等が、電装品収納室420には自動販売機400を制御する各電装品および冷却装置の制御手段の一部が収容されている(図示せず)。
したがって、自動販売機400において、商品収納庫402が前述の実施の形態1〜3で説明した冷却装置の蒸発器6によって冷却または加熱されるから、加熱単独運転時の冷熱排熱を既設の中間熱交換器またはガスクーラにより行わせることができる。このため、加熱単独運転時に従来必要であった庫外設置の冷熱排熱専用熱交換器が不要となり、製造コストおよび運転コストを低く抑えることができる。
本発明の実施の形態1に係る冷却装置の加熱単独運転(HH運転モード)時の冷凍回路図である。 本発明の実施の形態1に係る冷却装置の冷却単独運転(CCC運転モード)時の冷凍回路図である。 本発明の実施の形態1に係る冷却装置の冷却・加熱同時運転(CHH運転モード)時の冷凍回路図である。 本発明の実施の形態2に係る冷却装置の加熱単独運転(HH運転モード)時の冷凍回路図である。 本発明の実施の形態2に係る冷却装置の冷却単独運転(CCC運転モード)時の冷凍回路図である。 本発明の実施の形態2に係る冷却装置の冷却・加熱同時運転(CHH運転モード)時の冷凍回路図である。 本発明の実施の形態3に係る冷却装置の加熱単独運転(HH運転モード)時の冷凍回路図である。 本発明の実施の形態3に係る冷却装置の冷却単独運転(CCC運転モード)時の冷凍回路図である。 本発明の実施の形態3に係る冷却装置の冷却・加熱同時運転(CHH運転モード)時の冷凍回路図である。 本発明の実施の形態4に係る自動販売機を側方より見た断面図である。 本発明の実施の形態4に係る自動販売機を正面側より見た断面図である。
符号の説明
1 二段式圧縮機
1a 一段目圧縮部
1b 二段目圧縮部
2 中間熱交換器
3 ガスクーラ
4 電子膨張弁
6 収納庫内熱交換手段(蒸発器)
6a,6b,6c 蒸発器
8 内部熱交換器
24 送風手段(ファン)
100,200,300 冷却装置
400 自動販売機
401 筐体
402a,402b,402c 商品収納庫
403ab,403bc 仕切板
404 断熱扉
408 商品ラック
409 商品取出し口
410 シュータ
417 循環ダクト
S 商品

Claims (4)

  1. 冷媒を中間圧力にまで圧縮する一段目圧縮部と冷媒を所定圧力にまで圧縮する二段目圧縮部とを具備する二段式圧縮機と、
    冷媒を冷却する中間熱交換器およびガスクーラと、
    冷媒を膨張させる電子膨張弁と、
    冷媒を蒸発または凝縮させる複数の蒸発器と、
    冷媒の保有する冷熱の一部を前記電子膨張弁に流入する前の冷媒に受け渡す内部熱交換器とを有する冷却装置であって、
    前記一段目圧縮部において圧縮された冷媒である一段目冷媒が該一段目圧縮部から前記二段目圧縮部に供給され、前記二段目圧縮部において圧縮された冷媒である二段目冷媒が該二段目圧縮部から前記複数の蒸発器のうちの温熱利用側の蒸発器に供給され、該温熱利用側蒸発器を通過した前記二段目冷媒が前記ガスクーラを経由して前記内部熱交換器の高圧配管の上流側に供給され、該内部熱交換器を通過した前記二段目冷媒が前記電子膨張弁に供給されて低圧低温冷媒になり、該低圧低温冷媒が前記中間熱交換器を経由して前記内部熱交換器の低圧配管の上流側に供給され、さらに該内部熱交換器から前記二段式圧縮機の一段目圧縮部に供給されることにより、
    前記二段目冷媒の保有する温熱によって前記温熱利用側の蒸発器が加熱され、前記低圧低温冷媒の保有する冷熱が前記中間熱交換器によって外部へ排熱されることを特徴とする冷却装置。
  2. 冷媒を中間圧力にまで圧縮する一段目圧縮部と冷媒を所定圧力にまで圧縮する二段目圧縮部とを具備する二段式圧縮機と、
    冷媒を冷却するガスクーラと、
    冷媒を膨張させる電子膨張弁と、
    冷媒を蒸発または凝縮させる複数の蒸発器と、
    冷媒の保有する冷熱の一部を前記電子膨張弁に流入する前の冷媒に受け渡す内部熱交換器とを有する冷却装置であって、
    前記一段目圧縮部において圧縮された冷媒である一段目冷媒が該一段目圧縮部から前記二段目圧縮部に供給され、前記二段目圧縮部において圧縮された冷媒である二段目冷媒が該二段目圧縮部から前記複数の蒸発器のうちの温熱利用側の蒸発器に供給され、該温熱利用側蒸発器を通過した前記二段目冷媒が前記内部熱交換器の高圧配管の上流側に供給され、該内部熱交換器を通過した前記二段目冷媒が前記電子膨張弁に供給されて低圧低温冷媒になり、該低圧低温冷媒が前記ガスクーラを経由して前記内部熱交換器の低圧配管の上流側に供給され、さらに該内部熱交換器から前記二段式圧縮機の一段目圧縮部に供給されることにより、
    前記二段目冷媒の保有する温熱によって前記温熱利用側の蒸発器が加熱され、前記低圧低温冷媒の保有する冷熱が前記ガスクーラによって外部へ排熱されることを特徴とする冷却装置。
  3. 冷媒を中間圧力にまで圧縮する一段目圧縮部と冷媒を所定圧力にまで圧縮する二段目圧縮部とを具備する二段式圧縮機と、
    冷媒を冷却する中間熱交換器およびガスクーラと、
    冷媒を膨張させる電子膨張弁と、
    冷媒を蒸発または凝縮させる複数の蒸発器と、
    冷媒の保有する冷熱の一部を前記電子膨張弁に流入する前の冷媒に受け渡す内部熱交換器とを有する冷却装置であって、
    前記一段目圧縮部において圧縮された冷媒である一段目冷媒が該一段目圧縮部から前記二段目圧縮部に供給され、前記二段目圧縮部において圧縮された冷媒である二段目冷媒が該二段目圧縮部から前記複数の蒸発器のうちの温熱利用側の蒸発器に供給され、該温熱利用側蒸発器を通過した前記二段目冷媒が前記中間熱交換器を経由して前記内部熱交換器の高圧配管の上流側に供給され、該内部熱交換器を通過した前記二段目冷媒が前記電子膨張弁に供給されて低圧低温冷媒になり、該低圧低温冷媒が前記ガスクーラを経由して前記内部熱交換器の低圧配管の上流側に供給され、さらに該内部熱交換器から前記二段式圧縮機の一段目圧縮部に供給されることにより、
    前記二段目冷媒の保有する温熱によって前記温熱利用側の蒸発器が加熱され、前記低圧低温冷媒の保有する冷熱が前記ガスクーラによって外部へ排熱されることを特徴とする冷却装置。
  4. 断熱材によって囲まれ一面に開口部を具備する筐体と、
    該筐体を複数の商品収納庫に分割する仕切板と、
    前記商品収納庫のそれぞれに対応する商品取出し口を具備し、前記開口部を開閉する断熱扉と、
    前記商品収納庫のそれぞれに配置され、商品を収納して順次下方に搬出する機能を有する商品ラックと、
    前記商品ラックから落下した商品を前記商品取出し口に誘導するシュータと、
    該シュータの下方に配置されて前記商品収納庫内の空気を加熱または冷却する収納庫内熱交換手段と、
    該収納庫内熱交換手段を通過する空気の流れを形成する送風手段と、
    前記収納庫内熱交換手段によって加熱または冷却された空気を前記商品ラックの内部を経由して前記送風手段に循環させるための循環ダクトとを有する自動販売機であって、
    前記収納庫内熱交換手段が、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の冷却装置における蒸発器であることを特徴とする自動販売機。
JP2006001604A 2006-01-06 2006-01-06 冷却装置および自動販売機 Active JP4935077B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006001604A JP4935077B2 (ja) 2006-01-06 2006-01-06 冷却装置および自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006001604A JP4935077B2 (ja) 2006-01-06 2006-01-06 冷却装置および自動販売機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007183044A true JP2007183044A (ja) 2007-07-19
JP4935077B2 JP4935077B2 (ja) 2012-05-23

Family

ID=38339293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006001604A Active JP4935077B2 (ja) 2006-01-06 2006-01-06 冷却装置および自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4935077B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009107626A1 (ja) * 2008-02-29 2009-09-03 ダイキン工業株式会社 冷凍装置
WO2009107617A1 (ja) * 2008-02-29 2009-09-03 ダイキン工業株式会社 冷凍装置
JP2010033520A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機
JP2010066878A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機
JP2010156493A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Daikin Ind Ltd 冷暖同時運転型空気調和装置
JP2010216755A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Sanden Corp 冷却加熱装置
JP2010244171A (ja) * 2009-04-02 2010-10-28 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機
JP2010244170A (ja) * 2009-04-02 2010-10-28 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機
JP2010250433A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機
JP2011022763A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機
JP2012002428A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Fuji Electric Co Ltd 冷媒回路装置
JP2012241972A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Fuji Electric Co Ltd 冷媒回路装置
JP2016128732A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷凍機

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001012810A (ja) * 1999-07-01 2001-01-19 Bosch Automotive Systems Corp 冷房装置
JP2004078440A (ja) * 2002-08-14 2004-03-11 Kubota Corp 自動販売機の冷却加温装置
JP2004184019A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機の庫内冷却/加熱装置
JP2004326400A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Fuji Electric Holdings Co Ltd 自動販売機
JP2005214557A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Sanyo Electric Co Ltd 加熱冷却システム
JP2005214558A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Sanyo Electric Co Ltd 加熱/冷却システム
JP2005352605A (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001012810A (ja) * 1999-07-01 2001-01-19 Bosch Automotive Systems Corp 冷房装置
JP2004078440A (ja) * 2002-08-14 2004-03-11 Kubota Corp 自動販売機の冷却加温装置
JP2004184019A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機の庫内冷却/加熱装置
JP2004326400A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Fuji Electric Holdings Co Ltd 自動販売機
JP2005214557A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Sanyo Electric Co Ltd 加熱冷却システム
JP2005214558A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Sanyo Electric Co Ltd 加熱/冷却システム
JP2005352605A (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101204105B1 (ko) * 2008-02-29 2012-11-22 다이킨 고교 가부시키가이샤 냉동 장치
WO2009107626A1 (ja) * 2008-02-29 2009-09-03 ダイキン工業株式会社 冷凍装置
JP2009204266A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
JP2009229051A (ja) * 2008-02-29 2009-10-08 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
US20110000246A1 (en) * 2008-02-29 2011-01-06 Daikin Industries, Ltd. Refrigeration apparatus
US20110005270A1 (en) * 2008-02-29 2011-01-13 Daikin Industries, Ltd. Refrigeration apparatus
WO2009107617A1 (ja) * 2008-02-29 2009-09-03 ダイキン工業株式会社 冷凍装置
US9249997B2 (en) 2008-02-29 2016-02-02 Daikin Industries, Ltd. Refrigeration apparatus having an intercooler disposed between first and second stages of a compression mechanism and an intercooler bypass tube to bypass the intercooler
EP2264380A1 (en) * 2008-02-29 2010-12-22 Daikin Industries, Ltd. Refrigeration device
EP2264380A4 (en) * 2008-02-29 2015-01-21 Daikin Ind Ltd REFRIGERATION DEVICE
AU2009218270B2 (en) * 2008-02-29 2011-12-22 Daikin Industries, Ltd. Refrigeration apparatus
EP2261581A4 (en) * 2008-02-29 2015-12-02 Daikin Ind Ltd REFRIGERATION DEVICE
AU2009218261B2 (en) * 2008-02-29 2012-01-19 Daikin Industries, Ltd. Refrigeration apparatus
JP2010033520A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機
JP2010066878A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機
JP2010156493A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Daikin Ind Ltd 冷暖同時運転型空気調和装置
JP2010216755A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Sanden Corp 冷却加熱装置
JP2010244170A (ja) * 2009-04-02 2010-10-28 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機
JP2010244171A (ja) * 2009-04-02 2010-10-28 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機
JP2010250433A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機
JP2011022763A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機
JP2012002428A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Fuji Electric Co Ltd 冷媒回路装置
JP2012241972A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Fuji Electric Co Ltd 冷媒回路装置
JP2016128732A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷凍機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4935077B2 (ja) 2012-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4935077B2 (ja) 冷却装置および自動販売機
JP2010079351A (ja) 自動販売機
JP5124952B2 (ja) 自動販売機
JP2007115096A (ja) 冷却装置および自動販売機
JP4835196B2 (ja) 冷却ユニットおよび自動販売機
JP4274075B2 (ja) 冷却装置および自動販売機
JP5375342B2 (ja) 自動販売機
JP4274074B2 (ja) 冷却装置および自動販売機
JP4702101B2 (ja) 冷却装置および自動販売機
JP2007108915A (ja) 冷却装置および自動販売機
JP5369971B2 (ja) 冷媒回路装置
JP2004326400A (ja) 自動販売機
JP5417961B2 (ja) 冷媒回路装置
JP2010043758A (ja) 冷却装置
JP5176759B2 (ja) 自動販売機
JP2007187370A (ja) 冷媒サイクル装置
JP5071083B2 (ja) 自動販売機
JP5458872B2 (ja) 冷却加熱装置
JP5228965B2 (ja) 自動販売機
JP5418037B2 (ja) 自動販売機
JP5375333B2 (ja) 自動販売機
JP5125823B2 (ja) 自動販売機
JP2010181997A (ja) 自動販売機
JP4548540B2 (ja) 自動販売機
JP5516150B2 (ja) 自動販売機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120206

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4935077

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250