JP2007115096A - 冷却装置および自動販売機 - Google Patents

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Toshiaki Tsuchiya
敏章 土屋
Koji Takiguchi
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/06Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide
    • F25B2309/061Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide with cycle highest pressure above the supercritical pressure

Abstract

【課題】二段式圧縮機を用いたヒートポンプ運転において、運転開始時の吐出温度の立ち上がりの遅れを防止し、運転ロスを低減できる冷却装置および自動販売機を提供する。
【解決手段】冷却装置1000は、二段圧縮機1と、ガスクーラ3と、電子膨張弁4と蒸発器7a・・・と、冷熱冷媒配管13・・・71と、温熱冷媒送り配管17と、温熱冷媒戻り配管73と、一段目熱交換器バイパス配管11と、一段目熱交換器直行冷媒配管201と、一段目熱交換器戻り冷媒配管202と、送風機500と、温熱冷媒の吐出温度を測定する温度測定手段501と、送風機500の送風量を制御する制御手段と、ショートカット配管300と、外気温度センサー502とを有する。制御手段は吐出温度が設定温度を超えた後、超えた量に比例して送風機500の風量を増し、外気温度が設定温度を超えると、温熱冷媒をガスクーラに供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷却および加熱を同時にする冷却装置、および、缶、ビン、パック、ペットボトル等の容器に入れた飲料等の商品を冷却または加熱して販売に供する自動販売機に関する。
自動販売機の商品収納庫を冷却するための冷却ユニットは、冷媒を圧縮する圧縮機と、該圧縮機により圧縮された冷媒(高圧高温冷媒に同じ)を冷却する放熱器と、該放熱器により冷却された冷媒を膨張する膨張機構と、該膨張機構により膨張された冷媒(低圧低温冷媒に同じ)を蒸発させる複数の蒸発器と、該複数の蒸発器のうち所定の蒸発器に対して前記冷媒を供給する冷媒分配手段とを有する。
そして、蒸発器は各商品室(商品収納庫を分割した各小部屋に同じ)内に設置され、これに収納された商品を冷却している。なお、商品室は、収納する商品の種類や季節に応じて加熱用として使用されることがあり、このとき、当該商品室は別途設置される通電ヒータによって加熱されるものである。
また、各商品室内に設置されている蒸発器を放熱器(凝縮器に同じ)として機能させ、その蒸発器に高圧高温冷媒を流して高圧高温冷媒(ホットガスに同じ)の温熱を利用して商品室を加熱する「ヒートポンプ運転」により、通電ヒータの撤去および省電力効果を高めた自動販売機の庫内冷却、加熱装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平05−233941号公報(第3−4頁、図1)
ところで、前記特許文献に開示された発明は、環境にやさしいCO2(二酸化炭素)冷媒を採用して、二段式圧縮機(一段圧縮部にて圧縮した冷媒を中間冷却器で冷却し、これを二段圧縮部にて圧縮する)を用いると、該冷媒の特徴である圧縮後の高い吐出温度が有効に利用されることから、一層の省電力効果が得られることになる。
しかしながら、自動販売機の全ての商品室を加熱したり(たとえば、HHHモード)、あるいは特定の商品室では加熱も冷却もしないでその他の商品室を加熱したり(たとえば、HHモード)することは、前記冷却ユニットを用いたヒートポンプ運転では、温熱冷媒を冷却するだけであって冷熱冷媒を加熱する手段がないため、実施することができないという問題があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、二段式圧縮機を用いたヒートポンプ運転において、たとえば、前記HHHモードやHHモード運転を可能にすると共に、運転開始時の吐出温度(二段圧縮部により圧縮された高圧高温冷媒の温度)の立ち上がりの遅れを防止し、かつ外気への冷熱の放散を防止して運転ロスを低減できる冷却装置およびこれを装備した自動販売機を提供することを目的とする。
(1)本発明に係る冷却装置(請求項1)は、冷媒をそれぞれ所定圧力にまで圧縮する一段目圧縮部および二段目圧縮部を具備する二段圧縮機と、冷媒を冷却する一段目熱交換器および二段目熱交換器と、冷媒を膨張させる膨張機構と、冷媒を蒸発または凝縮させる蒸発器と、
前記二段圧縮機の一段目圧縮部、前記一段目熱交換器、前記二段圧縮機の二段目圧縮部、前記二段目熱交換器、前記膨張機構、および前記蒸発器を順次連結する冷熱冷媒回路と、
前記二段圧縮機の二段目圧縮部の出側に連結され、前記蒸発器のうちの全部または一部の蒸発器に温熱冷媒を送る温熱冷媒送り配管と、
該温熱冷媒が送られた蒸発器の出側に連結され、該蒸発器を通過した温熱冷媒を前記二段目熱交換器の入側に戻すための温熱冷媒戻り配管と、
前記一段目圧縮部の出側と前記二段目圧縮部の入側とを連結する一段目熱交換器バイパス配管と、
前記膨張機構の出側と前記一段目熱交換器の入側とを連結する一段目熱交換器直行冷媒配管と、
前記一段目熱交換器の出側と前記二段圧縮機の一段目圧縮部の入側とを連結する一段目熱交換器戻り冷媒配管と、
前記一段目熱交換器に向けて空気を送る送風機と、
前記冷媒を凝縮させる蒸発器の入側における冷媒の温度または前記空気の温度を測定する温度測定手段と、
該温度測定手段が測定した温度に基づいて前記送風機の送風量を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
(2)本発明に係る冷却装置(請求項2)は、 前記二段圧縮機の一段目圧縮部に流入直前の冷媒と前記膨張機構に流入直前の冷媒との間で熱交換するための熱回収器を有することを特徴とする。
(3)本発明に係る冷却装置(請求項3)は、前記冷媒を凝縮させる蒸発器の出側と前記二段目熱交換器の出側とを連結する二段目熱交換器ショートカット配管が設置され、
前記制御手段が、前記温度測定手段が測定した温度に基づいて前記二段目熱交換器ショートカット配管を開通または閉塞することを特徴とする。
(4)本発明に係る自動販売機(請求項4)は、断熱材によって囲まれ一面に開口部を具備する商品収納庫と、前記開口部を開閉する断熱扉と、前記商品収納庫の内部を冷却または加熱する前記(1)乃至(3)の何れかに記載の冷却装置と、を有するものであって、
前記商品収納庫が仕切板によって複数の商品室に分割され、
該商品室のそれぞれに対応して商品を搬出する商品搬出口が前記断熱扉に形成され、
前記商品室のそれぞれに、商品を収納して順次下方に搬出する機能を有する商品ラックと、前記商品ラックから落下した商品を前記商品搬出口に誘導するシュータと、該シュータの下方に配置されて前記商品室内の空気を冷却または加熱する前記冷却装置の蒸発器と、該蒸発器を通過する空気の流れを形成する室内送風手段と、該室内送風手段によって形成された空気の流れを前記商品ラックの内部を経由して循環させるための循環ダクトと、が設置され、
前記冷却装置の一段目熱交換器および送風機が、前記商品収納庫の外に配置されていることを特徴とする。
(i)本発明の請求項1に係る冷却装置は、膨張機構の出側と一段目熱交換器の入側とを連結する一段目熱交換器直行冷媒配管と、一段目熱交換器の出側と二段圧縮機の一段目圧縮部の入側とを連結する一段目熱交換器戻り冷媒配管とを有しているから、一段目熱交換器において断熱膨張した冷熱冷媒が冷熱を放出することにより冷凍サイクルが形成されるため、前記HHHモードやHHモード運転が可能になる。
(ii)また、温熱冷媒の温度または空気の温度を測定する温度測定手段と、送風機の送風量を制御する制御手段とを有するから、温熱冷媒または空気の温度に応じて送風機の送風量が制御されるため、運転開始時の吐出温度の立ち上がりの遅れが防止される。すなわち、蒸発器から戻る温熱冷媒は、二段目熱交換器における温熱の放出量(冷却量)が制御されるから、運転開始時においては、ほとんど温度降下がないまま膨張機構に流入する。このため、前記温度降下がない分、膨張機構において断熱膨張した冷熱冷媒の温度は高くなり、これに伴って、二段圧縮機の一段目圧縮部に流入するときの温度も高くなる。
(iii)本発明の請求項2に係る冷却装置は、一段目圧縮部に流入直前の冷熱冷媒と膨張機構に流入直前の温熱冷媒との間で熱交換するから、系外への熱放散が減少して熱回収が促進され、熱効率が向上する。すなわち、前記熱交換された熱量分だけ、膨張機構に流入する温熱冷媒の温度は低くなって膨張機構において断熱膨張した冷熱冷媒の温度は低くなるものの、 空気との温度差が大きくなるため一段目熱交換器における熱交換量(温熱の吸収量)が増大して昇温し、さらに、熱回収器においては、前記熱交換された熱量分だけ、温熱を吸収量するから、二段圧縮機の一段目圧縮部に流入するとき冷熱冷媒の温度は高くなる。
(iv)本発明の請求項3に係る冷却装置は、蒸発器から戻る温熱冷媒が二段目熱交換器をバイパスして熱回収器に直接流入するから、二段目熱交換器における熱交換量(冷熱の放出量)分だけ、熱回収器および膨張機構に流入するときの温熱冷媒の温度は高くなる。このため、膨張機構において断熱膨張した冷熱冷媒の温度も高くなり、これに伴って、二段圧縮機の一段目圧縮部に流入するときの温度は高くなる。
(v)本発明の請求項4に係る自動販売機は、商品収納庫の内部を冷却または加熱する前記(1)乃至(3)の何れかに記載の冷却装置を有するから、前記HHHモードやHHモード運転が可能になると共に、運転開始時の吐出温度の立ち上がりの遅れが防止され、さらに、熱効率が向上する。
以下、実施形態1〜3に冷却装置を、実施形態4に自動販売機を、それぞれ図を参照して説明する。なお、蒸発器が3台である場合を例に説明しているが、本発明はこれに限定するものではなく、2台以上の何れの台数であってもよい。また、各図において同一または共通する部材については同一の符号を付し、一部の説明を省略する。
[実施形態1]
(構成)
図1は本発明の実施形態1に係る冷却装置を説明する構成図である。図1において、冷却装置1000は、冷媒を所定圧力にまで圧縮する二段圧縮機1の一段目圧縮部1aと、一段目圧縮部1aにおいて圧縮された冷媒が供給され、これを冷却する一段目熱交換器(以下「中間熱交換器」と称す)2と、中間熱交換器2において冷却された冷媒が供給され、これを前記所定圧力より高い圧力にまで圧縮する二段圧縮機1の二段目圧縮部1bと、二段目圧縮部1bにおいて圧縮された冷媒が供給され、これを冷却する二段目熱交換器(以下「ガスクーラ」と称す)3と、ガスクーラ3において冷却された冷媒が供給され、これを膨張させる膨張機構4(以下「電子膨張弁4」と称す)と、を有している。
さらに、電子膨張弁4において膨張された冷媒または二段目圧縮部1bにおいて圧縮された冷媒が供給され、これを蒸発または凝縮させる複数の蒸発器7a、7b、7cと、を有している。なお、蒸発器7a、7cは冷媒を蒸発する専用蒸発器であり、蒸発器7b、7cは冷媒を蒸発または凝縮する兼用蒸発器である。
(冷熱冷媒回路)
二段圧縮機1の一段目圧縮部1aの出側と中間熱交換器2の入側とを開閉弁12vを介して連結する一段目圧縮冷媒配管12と、中間熱交換器2の出側と二段圧縮機1の二段目圧縮部1bの入側とを連結する一段目冷却冷媒配管21と、二段圧縮機1の二段目圧縮部1bの出側とガスクーラ3の入側とを開閉弁13vを介して連結する二段目圧縮冷媒配管13と、ガスクーラ3の出側と電子膨張弁4の入側とを連結する二段目圧縮冷媒配管34とが設けられている。
さらに、電子膨張弁4の出側と蒸発器7a、7b、7cの入側とを、それぞれ開閉弁5a、5b、5cを介して連結する冷熱冷媒送り配管47a、47b、47c(共通部分を「冷熱冷媒送り配管47」と称す)と、蒸発器7a、7b、7cの出側と二段圧縮機1の一段目圧縮部1aの入側とを連結する冷熱冷媒戻り配管71aと、開閉弁8b、8cを介して連結する冷熱冷媒戻り配管71b、71cとが設けられている(共通部分を「冷熱冷媒戻り配管71」と称す)。
(温熱冷媒回路)
兼用蒸発器である蒸発器7b、7cについては、入側である冷熱冷媒送り配管47b、47cに逆止弁6b、6cが、出側である冷熱冷媒戻り配管71b、71cに開閉弁8b、8cが、それぞれ設置されている。
そして、二段圧縮機1の二段目圧縮部1bの出側と蒸発器7b、7cの入側(逆止弁6b、6cの下流側)とが、開閉弁9b、9cを介して温熱冷媒送り配管17b、17c(共通部分を「温熱冷媒送り配管17」と称す)によって連結されている。また、蒸発器7b、7cの出側(開閉弁8b、8cの上流側)と二段目熱交換器3の入側とが、逆止弁10b、10cを介して温熱冷媒戻り配管73b、73c(共通部分を「温熱冷媒戻り配管73」と称す)によって連結されている。なお、温熱冷媒戻り配管73の二段目圧縮部1bの入側に近い位置に開閉弁73vが設置されている。
(一段目熱交換器バイパス配管)
さらに、二段圧縮機1の一段目圧縮部1aの出側と二段目圧縮部1bの入側とを開閉弁11vを介して連結する一段目熱交換器バイパス配管11が設けられている。すなわち、開閉弁12vを閉じて開閉弁11vを開くことにより、一段目圧縮部1aから吐出された冷媒は中間熱交換器2を通過することなく二段目圧縮部1bに直接供給される。一方、開閉弁12vを開いて開閉弁11vを閉じることにより、一段目圧縮部1aから吐出された冷媒は中間熱交換器2を通過した後、二段目圧縮部1bに供給される。
(内部熱交換器)
二段目圧縮冷媒配管34を通過する冷媒と冷熱冷媒戻り配管71を通過する冷媒との間で熱交換する、熱回収手段(以下「内部熱交換器」と称す)100が設けられている。すなわち、内部熱交換器100において、二段目圧縮冷媒配管34と冷熱冷媒戻り配管71とは直接当接にまたは伝熱媒体を介して間接に熱的に接合されている。したがって、二段目圧縮冷媒配管34を通過する冷媒が保有している温熱によって二段圧縮機1の一段目圧縮部1aに戻る冷媒は温められ、一方、冷熱冷媒戻り配管71を通過する冷媒が保有している冷熱によって電子膨張弁4に供給される冷媒は冷やされる。
(一段目熱交換器直行回路)
膨張機構4の出側と一段目熱交換器(中間熱交換器)2の入側とを連結する、開閉弁201vが設置された一段目熱交換器直行冷媒配管201と、一段目熱交換器(中間熱交換器)2の出側と冷熱冷媒戻り配管71の内部熱交換器100の入側とを連結する、開閉弁202vが設置された一段目熱交換器戻り冷媒配管202と、が設置されている。
すなわち、膨張機構4から吐出された冷熱冷媒が、中間熱交換器2を直接経由して二段圧縮機1の一段目圧縮部に供給される一段目熱交換器直行回路が形成されている。
(室外送風機)
室外空気(以下「外気」と称す)をガスクーラ3に向けて送る室外送風機(以下「庫外ファン」と称す)500、および温熱冷媒送り配管17の温度(温熱冷媒の温度に対応する)を測定する温熱冷媒温度計(以下「吐出温度センサー」と称す)501が設置されている。そして、ヒートポンプ運転の際、吐出温度センサー501の測定結果に基づいて庫外ファン500の送風量を制御する図示しない制御手段が設置されている。なお、吐出温度センサー501は二段圧縮機1の二段目圧縮部1bに近い位置、あるいは蒸発器7b、7cに近い位置に設置されてもよい。
(CHHモード)
図2は図1に示す冷却装置におけるCHHモードの運転状況を説明するものであって、(a)は構成図、(b)はモリエル線図である。なお、冷媒の流れる配管を実線で示し、冷媒が流れる方向を矢印を付記する。また、冷媒の流れない配管を点線で示す。
図2の(a)において、冷却装置1000は、専用蒸発器である蒸発器7aは図示しない冷却室に配置され、冷熱が供給される。兼用蒸発器である蒸発器7b、7cは図示しない加熱冷却兼用室に配置され、温熱が供給される。
(温熱冷媒の流れ)
冷媒の圧力は、まず、二段圧縮機1の一段目圧縮部1aのシリンダによって中間よりやや低いところまで上昇する。一段目圧縮部1aから吐出した冷媒は、二段目圧縮部1bに直接供給される。すなわち、一段目熱交換器バイパス配管11の開閉弁11vが開き、一段目圧縮冷媒配管12の開閉弁12vが閉じているから、冷媒は中間熱交換器2に流れ込まない。
そして、二段目圧縮部1bのシリンダー内で圧縮された冷媒は、高温・高圧となる。二段目圧縮部1bから吐出した冷媒(以下「温熱冷媒」と称す)は、温熱冷媒送り配管17に流れ込み、開いている開閉弁9b、9cを通過して蒸発器7b、7cに供給される。このとき、二段目圧縮冷媒配管13の開閉弁13vは閉じているから、冷媒がガスクーラ3に流れ込むことはない。よって、蒸発器7b、7cにおいて、温熱冷媒の保有する温熱は空気に受け渡され、図示しない加熱冷却兼用室の空気を加熱する。
空気に温熱を受け渡した温熱冷媒は、逆止弁10b、10cを通過して温熱冷媒戻り配管73b、73cに流れ込み、ガスクーラ3に供給される。このとき、開閉弁8b、8cは閉じているから、冷媒が冷熱冷媒戻り配管71b、71cに流れ込んで、そのまま、二段圧縮機1の一段目圧縮部1aに戻ることはない。
そして、温熱冷媒はガスクーラ3において冷却された後、二段目圧縮冷媒配管34に流れ込み内部熱交換器100を経由して電子膨張弁4に供給される。
(冷熱冷媒の流れ)
電子膨張弁4において断熱膨張した冷媒(以下「冷熱冷媒」と称す)は、低温・低圧となって、開いている開閉弁5aを通過して冷熱冷媒送り配管47aに流れ込み、蒸発器7aに供給される。
そして、蒸発器7aにおいて、冷熱冷媒の保有する冷熱は空気に受け渡され、図示しない冷却室の空気を冷却する。
さらに、空気に冷熱を受け渡した冷熱冷媒は、開いている開閉弁8aを通過して冷熱冷媒戻り配管71aに流れ込み、内部熱交換器100を経由して二段圧縮機1の一段目圧縮部1aに戻る。
なお、内部熱交換器100では、二段目圧縮冷媒配管34を流れる温熱冷媒(温熱を保有している)と冷熱冷媒戻り配管71aを流れる冷熱冷媒(冷熱を保有している)との間で、熱交換が実行される。すなわち、前者は冷やされて電子膨張弁4に供給され、後者は温められて二段圧縮機1の一段目圧縮部1aに戻っている。
(モリエル線図)
図2の(b)において、縦軸は圧力、横軸は比エンタルピで、曲線は等温線である。すなわち、本発明のCHHモードにおいて、冷媒は中間熱交換器2に流れ込まないから、二段圧縮機1の一段目圧縮部1aにおいて、図中、状態Aから状態Bにまで圧縮された冷媒は、温度低下のないまま、状態C(圧力P1)にまで二段目圧縮部1bにおいて圧縮される。その後、冷媒(温熱冷媒)は蒸発器7b、7c、ガスクーラ3および内部熱交換器100において温熱を放出し、状態Dに到達する。
さらに、電子膨張弁4において、等エントロピ的に断熱膨張されて、状態Dから状態Eに冷却かつ減圧される(冷熱冷媒になる)。そして、蒸発器7aにおいて冷熱を放出して空気を冷却すると共に、冷媒自体の温度は状態Aにまで高くなる。
このとき、本発明では、圧縮機1の入口における冷媒温度が上昇する(状態F)から、冷凍サイクルは右側が大きくなり、圧縮機の出口を示す部分も右下側に移動する(状態H)。すなわち、状態Cと同じ温度が、より低い圧力(圧力P2)で得られるため、圧縮機の出入口圧力差が小さくなり、圧縮機の効率が向上する。
(HHモード)
図3は図1に示す冷却装置におけるHHモードの運転状況を示す説明図である。図3において、専用蒸発器である蒸発器7aは冷却室に配置されているものの、冷媒が供給されていない。すなわち、冷却も加熱もされない。
一方、加熱冷却兼用である蒸発器7b、7cには温熱冷媒が供給されている。該温熱冷媒を供給する要領は前記CHHモードに同じであるから説明を省略する。
(冷熱冷媒の流れ)
ガスクーラ3を経由して電子膨張弁4に流れ込んだ温熱冷媒は、電子膨張弁4において断熱膨張して低温・低圧の「冷熱冷媒」となり中間熱交換器2に直接供給される。
すなわち、開閉弁5a、5b、5c、12vが閉じて、開閉弁201v、202vが開いているから、冷熱冷媒は一段目熱交換器直行冷媒配管201、中間熱交換器2、一段目熱交換器戻り冷媒配管202を順次経由して冷熱冷媒戻り配管71の内部熱交換器100の入側に流れ込む。このとき、開閉弁5aが閉じているから、冷熱冷媒が冷熱冷媒戻り配管71を逆流して蒸発器7aに流れ込むことはない。
したがって、冷熱冷媒は中間熱交換器2において外気と、内部熱交換器100において温熱冷媒と、それぞれ熱交換して冷熱を放出するから、二段圧縮機の一段目圧縮部に供給される冷熱冷媒の温度は上昇する。すなわち、冷熱冷媒の保有する冷熱を放散するための熱交換器を別途設置することなく、HHモードの運転が可能になる。また、兼用蒸発器である蒸発器7b、7cには、前記CHH運転モードと同様の要領で温熱冷媒が供給されているから、前述と同様に、二段目圧縮部1bにおける圧力は、中間熱交換器2における放熱分がないことにより低くなっている。
なお、蒸発器7aを加熱冷却兼用として、前記と同様に、温熱冷媒送り配管および温熱冷媒戻り配管を設置すれば、冷熱冷媒の保有する冷熱を放散するための熱交換器を別途設置することなく、HHHモードの運転が可能になる。
(CCCモード)
図4は図1に示す冷却装置におけるCCCモードの運転状況を示す説明図である。図4において、専用蒸発器である蒸発器7aおよび兼用蒸発器である蒸発器7b、7cには、いずれも冷熱冷媒が供給されている。
(冷熱冷媒の流れ)
冷媒の圧力は、まず、二段圧縮機1の一段目圧縮部1aのシリンダによって中間よりやや低いところまで上昇する。一段目圧縮部1aから吐出した冷媒は、中間熱交換器2に供給されて冷却された後、二段目圧縮部1bに供給される。すなわち、一段目圧縮冷媒配管12の開閉弁12vが開き、一段目熱交換器バイパス配管11の開閉弁11vおよび一段目熱交換器直行冷媒配管201の開閉弁201vが閉じ、さらに、一段目熱交換器戻り冷媒配管202の開閉弁202vも閉じている。
そして、二段目圧縮部1bのシリンダー内で圧縮された冷媒(温熱冷媒)は、高温・高圧となりガスクーラ3に供給される。すなわち、開閉弁13vは開き、一方、温熱冷媒送り配管17b、17cの開閉弁9b、9cは閉じている。
さらに、ガスクーラ3において冷却された温熱冷媒は電子膨張弁4に供給され、断熱膨張した(冷熱冷媒になる)後、蒸発器7a、7b、7cに供給される。このとき、一段目熱交換器直行冷媒配管201の開閉弁201v、温熱冷媒送り配管17b、17cの開閉弁9b、9cは何れも閉じ、冷熱冷媒送り配管47a、47b、47cの開閉弁5a、5b、5cは開いているから、冷熱冷媒は冷熱冷媒送り配管47a、47b、47cを経由して蒸発器7a、7b、7cに供給される。
そして、蒸発器7a、7b、7cにおいて冷熱を放出した冷媒は、冷熱冷媒戻り配管71に流れ込み、二段圧縮機1の一段目圧縮部1aに戻っている。このとき、冷熱冷媒戻り配管71b、71cの開閉弁8b、8cは開き、温熱冷媒戻り配管73b、73cには逆止弁10b、10cが設置されているから、冷却冷媒が温熱冷媒戻り配管73b、73cに流入することはない。
よって、冷却装置1000では、開閉弁を操作するだけで、全ての蒸発器7a、7b、7cに冷熱冷媒を供給することが可能である。
(制御方法)
図5は、図1に示す冷却装置の制御方法を説明するものであって、(a)はブロック図、(b)はフローチャート、(c)は冷媒温度と庫外ファンの風量との関係図である。
図5の(a)において、冷却装置1000は制御手段(以下「CPU」と称す)600を具備する。CPU600には吐出温度センサー501の測定結果が入力され、これに基づいて庫外ファン500の送風量を制御する。なお、庫内ファン414(図10参照)は蒸発器7b、7cに向けて庫内空気を送るものである。
図5の(b)において、まず圧縮機1が運転中であるか否か判断する(S1)。そして、圧縮機1が運転を開始すると、吐出温度センサー501が測定した吐出温度が読み込まれ(S2)、該吐出温度が設定温度以下であるか否か判断される(S3)。
前記吐出温度が設定温度以下の場合、ガスクーラ3における温熱冷媒の冷却を抑える目的で庫外ファン500を停止したままにする。一方、前記吐出温度が設定温度超えの場合、ガスクーラ3における温熱冷媒の冷却を開始する(S4)。
図5の(c)は、前記吐出温度が設定温度以下の場合、庫外ファンの風量が0(ゼロ)であって、一方、前記吐出温度が設定温度を超えた場合、該超えた量に比例して庫外ファン500の風量が増すことを示している。庫外ファンの風量変更方法は、電圧を変える方法やDuty制御比(運転中にONとOFFとを行い、平均回転数を制御する)を変更する。これにより、運転開始時の吐出温度の立ち上がりを早くすることができ、省エネを図ることができる。
[実施形態2]
(温熱冷媒回路)
図6は本発明の実施形態2に係る冷却装置を説明する構成図である。図6において、冷却装置2000は、実施形態1に示す冷却装置1000において温熱冷媒戻り配管73と二段目圧縮冷媒配管34とを連結する二段目熱交換器ショートカット配管(以下「ショートカット配管」と称す)300が設置され、固庫外空気温度を測定する外気温度センサー502が、設置されている。
すなわち、ショートカット配管300は、温熱冷媒戻り配管73の開閉弁73vよりも蒸発器7b、7c寄りの位置で分岐し、二段目圧縮冷媒配管34のガスクーラ3と内部熱交換器100との間に合流し、開閉弁300vが設置されている。
(HHモードその1)
図7および図8は、図6に示す冷却装置におけるHHモードの運転状況その1およびその2を示す説明図である。図7および図8において、冷熱冷媒の流れは、実施形態1におけるHHモードの運転状況(図3)に同じであるから、説明を省略する。
(温熱冷媒の流れ)
冷媒の圧力は、まず、二段圧縮機1の一段目圧縮部1aのシリンダによって中間よりやや低いところまで上昇する。一段目圧縮部1aから吐出した冷媒は、二段目圧縮部1bに直接供給される。すなわち、一段目熱交換器バイパス配管11の開閉弁11vが開き、一段目圧縮冷媒配管12の開閉弁12vが閉じているから、冷媒は中間熱交換器2に流れ込まない。
そして、二段目圧縮部1bのシリンダー内で圧縮された冷媒は、高温・高圧となる。二段目圧縮部1bから吐出した冷媒(以下「温熱冷媒」と称す)は、温熱冷媒送り配管17に流れ込み、開いている開閉弁9b、9cを通過して蒸発器7b、7cに供給される。このとき、二段目圧縮冷媒配管13の開閉弁13vは閉じているから、冷媒がガスクーラ3に流れ込むことはない。よって、蒸発器7b、7cにおいて、温熱冷媒の保有する温熱は空気に受け渡され、図示しない加熱冷却兼用室の空気を加熱する。
(温熱冷媒の戻りの流れ−その1)
図7において、空気に温熱を受け渡した温熱冷媒は、逆止弁10b、10cを通過して温熱冷媒戻り配管73b、73cに流れ込む。このとき、開閉弁73v、300vが開いているから、温熱冷媒の一部はガスクーラ3を経由した後中間熱交換器100に供給され、残りはショートカット配管300に流れ込み、中間熱交換器100に直接供給される。
したがって、温熱冷媒の一部はガスクーラ3をバイパスするため、温度降下が少ないため、中間熱交換器100における熱交換効率が向上する。
(温熱冷媒の戻りの流れ−その2)
図8において、空気に温熱を受け渡した温熱冷媒は、逆止弁10b、10cを通過して温熱冷媒戻り配管73b、73cに流れ込む。このとき、開閉弁73vが閉じ、300vが開いているから、温熱冷媒の全量はガスクーラ3をバイパスして、中間熱交換器100に直接供給される。
したがって、温熱冷媒の全量はガスクーラ3をバイパスするため、温度降下がさらに少なくなり、中間熱交換器100における熱交換効率が向上する。
(制御方法)
図9は、図6に示す冷却装置の制御方法を説明するものであって、(a)はブロック図、(b)は判定方法である。
図9の(a)において、冷却装置2000は制御手段(以下「CPU」と称す)700を具備する。CPU600には吐出温度センサー501および外気温度センサー502の測定結果が入力され、これに基づいて庫外ファン500の送風量と、開閉弁73v、300vの開閉を制御する。なお、庫内ファン414(図10参照)は蒸発器7b、7cに向けて庫内空気を送るものである。なお、吐出温度センサー501の測定した吐出温度に基づいて庫外ファン500の風量を制御する要領は実施形態1(図5)に同じであるから、説明を省略する。
図9の(b)において、外気温度センサー502の測定した外気温度Tが、第一の設定温度T1よりも高い場合、温熱冷媒はガスクーラ3を通過しても過剰に冷却されることがないから、開閉弁73vを開いて、開閉弁300vを閉じる。
外気温度Tが、第一の設定温度T1よりも低く、第二の設定温度T2よりも高い場合、温熱冷媒はガスクーラ3を通過すると僅かに冷却されるから、開閉弁73vおよび開閉弁300vの両方を開いて、温熱冷媒の一部をガスクーラ3に供給する。
さらに、外気温度Tが、第二の設定温度T2よりも低い場合、温熱冷媒はガスクーラ3を通過すると過剰に冷却されるから、開閉弁73vを閉じて、開閉弁300vを開き、温熱冷媒の全量がガスクーラ3にバイパスするようにする。
したがって、庫外ファン500の風量と共に、温熱冷媒のガスクーラ3への流れ込みが制御されるから、外気温度が低下しても常に最適な吐出温度が得られることになる。よって、立ち上がり時間を短縮することが可能になり、省エネを図ることができると共に、外気温度が低下しても安定して商品を加熱することができる。
[実施形態3]
(自動販売機その1)
図10および図11は本発明の実施形態3に係る自動販売機を説明するものであって、図10は側面視の断面図、図11は正面視の断面図である。
図10および図11において、自動販売機(以下「自販機」と称す)4000は、自販機4000の本体のキャビネット400と、キャビネット400の内部で図示しない断熱材に包囲され、商品407を収納するための商品収納庫401と、商品補充時に商品収納庫401を開閉する商品補充用扉404と、商品収納庫401と外気を遮断するための内扉405と、自販機4000の前扉406と、を有している。
商品収納庫401は仕切り板403AB、403BCによって商品室402A、402B、402Cに仕切られている。なお、以下の説明において、商品室402A、402B、402Cにおいて共通する内容については添え字「A、B、C」の記載を省略する。
各商品室402には、商品407を収納するための商品収納ラック408と、商品収納ラック408から自然落下した商品407を取出すための商品取出し口409と、商品407を商品取出し口409まで誘導する商品誘導板410と、庫内に設置される部品を収納する庫内部品収納室411と、冷却ユニットの蒸発器7と、蒸発器7の熱を商品407に伝達するための庫内フアン414と、庫内フアン414のフアンカバー415と、庫内温度を計測する庫内温度センサー416と、上方の庫内空気を吸い込んで蒸発器7に戻すための背面ダクト417と、が設置されている。
また、商品収納庫401の下方には、冷却ユニットのコンデンシングユニット418を収納するための機械室419と、電装品を収納するための電装品収納室420とが配置されている。
そして、冷却ユニットのコンデンシングユニット418は、実施形態1の冷却装置1000によって形成されている。したがって、吐出温度が設定温度以下の場合、庫外ファンの風量が0(ゼロ)であって、一方、前記吐出温度が設定温度を超えた場合、該超えた量に比例して庫外ファン500の風量が増すから、運転開始時の吐出温度の立ち上がりを早くすることができ、省エネを図ることができる。
(自動販売機その2)
自販機4000に設置された実施形態1の冷却装置1000に代えて、実施形態2の冷却装置2000を設置すれば(図示しない)、ガスクーラ3を通過する温熱冷媒の量が制御されるため、外気温度が低い場合であっても、常に最適な吐出温度が得られることになる。よって、立ち上がり時間をさらに短縮することが可能になり、省エネを図ることができると共に、外気温度が低下しても安定して商品を加熱することができる。
本発明によれば、ヒートポンプ運転において、二段圧縮機の入口における冷媒温度を上昇させることができ、立ち上がり時間を短縮して省エネを図ることができると共に、外気温度が低い場合であっても安定して商品を加熱することができるから、各種冷却装置およびこれが設置された各種設備に広く利用することができる。
本発明の実施形態1に係る冷却装置を説明する構成図。 図1に示す冷却装置におけるCHHモードの運転状況を説明図。 図1に示す冷却装置におけるHHモードの運転状況を示す説明図。 図1に示す冷却装置におけるCCCモードの運転状況を示す説明図。 図1に示す冷却装置の制御方法を説明するブロック図等。 本発明の実施形態2に係る冷却装置を説明する構成図。 図6に示す冷却装置におけるHHモードの運転状況その1を示す説明図。 図6に示す冷却装置におけるHHモードの運転状況その2を示す説明図。 図6に示す冷却装置の制御方法を説明するブロック図等。 本発明の実施形態3に係る自動販売機を説明する側面視の断面図。 本発明の実施形態3に係る自動販売機を説明する正面視の断面図。
符号の説明
1 二段圧縮機
1a 一段目圧縮部(二段圧縮機)
1b 二段目圧縮部(二段圧縮機)
2 中間熱交換器
3 二段目熱交換器(ガスクーラ)
4 膨張機構(電子膨張弁)
5a 開閉弁
5b 開閉弁
5c 開閉弁
6b 逆止弁
6c 逆止弁
7a 蒸発器
7b 蒸発器
7c 蒸発器
8b 開閉弁
8c 開閉弁
9b 開閉弁
9c 開閉弁
10b 逆止弁
10c 逆止弁
11 一段目熱交換器バイパス配管
11v 開閉弁
12 一段目圧縮冷媒配管
12v 開閉弁
13 二段目圧縮冷媒配管
13v 開閉弁
17b 温熱冷媒送り配管
17c 温熱冷媒送り配管
21 一段目冷却冷媒配管
34 二段目圧縮冷媒配管
47a 冷熱冷媒送り配管
47b 冷熱冷媒送り配管
47c 冷熱冷媒送り配管
71a 冷熱冷媒戻り配管
71b 冷熱冷媒戻り配管
71c 冷熱冷媒戻り配管
73b 温熱冷媒戻り配管
73c 温熱冷媒戻り配管
73v 開閉弁
100 中間熱交換器(内部熱交換器)
201 一段目熱交換器直行冷媒配管
201v 開閉弁
202 一段目熱交換器戻り冷媒配管
202v 開閉弁
300 二段目熱交換器ショートカット配管
300v 開閉弁
400 キャビネット
401 商品収納庫
402 各商品室
403 仕切り板
404 商品補充用扉
405 内扉
406 前扉
407 商品
408 商品収納ラック
409 商品取出し口
410 商品誘導板
411 庫内部品収納室
414 庫内フアン
415 フアンカバー
416 庫内温度センサー
417 背面ダクト
418 コンデンシングユニット
419 機械室
420 電装品収納室
500 庫外ファン
501 吐出温度センサー
502 外気温度センサー
1000 冷却装置
2000 冷却装置
4000 自販機

Claims (4)

  1. 冷媒をそれぞれ所定圧力にまで圧縮する一段目圧縮部および二段目圧縮部を具備する二段圧縮機と、冷媒を冷却する一段目熱交換器および二段目熱交換器と、冷媒を膨張させる膨張機構と、冷媒を蒸発または凝縮させる蒸発器と、
    前記二段圧縮機の一段目圧縮部、前記一段目熱交換器、前記二段圧縮機の二段目圧縮部、前記二段目熱交換器、前記膨張機構、および前記蒸発器を順次連結する冷熱冷媒回路と、
    前記二段圧縮機の二段目圧縮部の出側に連結され、前記蒸発器のうちの全部または一部の蒸発器に温熱冷媒を送る温熱冷媒送り配管と、
    該温熱冷媒が送られた蒸発器の出側に連結され、該蒸発器を通過した温熱冷媒を前記二段目熱交換器の入側に戻すための温熱冷媒戻り配管と、
    前記一段目圧縮部の出側と前記二段目圧縮部の入側とを連結する一段目熱交換器バイパス配管と、
    前記膨張機構の出側と前記一段目熱交換器の入側とを連結する一段目熱交換器直行冷媒配管と、
    前記一段目熱交換器の出側と前記二段圧縮機の一段目圧縮部の入側とを連結する一段目熱交換器戻り冷媒配管と、
    前記一段目熱交換器に向けて空気を送る送風機と、
    前記冷媒を凝縮させる蒸発器の入側における冷媒の温度または前記空気の温度を測定する温度測定手段と、
    該温度測定手段が測定した温度に基づいて前記送風機の送風量を制御する制御手段と、を有することを特徴とする冷却装置。
  2. 前記二段圧縮機の一段目圧縮部に流入直前の冷媒と前記膨張機構に流入直前の冷媒との間で熱交換するための熱回収器を有することを特徴とする請求項1記載の冷却装置。
  3. 前記冷媒を凝縮させる蒸発器の出側と前記二段目熱交換器の出側とを連結する二段目熱交換器ショートカット配管が設置され、
    前記制御手段が、前記温度測定手段が測定した温度に基づいて前記二段目熱交換器ショートカット配管を開通または閉塞することを特徴とする請求項1または2記載の冷却装置。
  4. 断熱材によって囲まれ一面に開口部を具備する商品収納庫と、前記開口部を開閉する断熱扉と、前記商品収納庫の内部を冷却または加熱する請求項1乃至3の何れかに記載の冷却装置と、を有する自動販売機であって、
    前記商品収納庫が仕切板によって複数の商品室に分割され、
    該商品室のそれぞれに対応して商品を搬出する商品搬出口が前記断熱扉に形成され、
    前記商品室のそれぞれに、商品を収納して順次下方に搬出する機能を有する商品ラックと、前記商品ラックから落下した商品を前記商品搬出口に誘導するシュータと、該シュータの下方に配置されて前記商品室内の空気を冷却または加熱する前記冷却装置の蒸発器と、該蒸発器を通過する空気の流れを形成する室内送風手段と、該室内送風手段によって形成された空気の流れを前記商品ラックの内部を経由して循環させるための循環ダクトと、が設置され、
    前記冷却装置の一段目熱交換器および送風機が、前記商品収納庫の外に配置されていることを特徴とする自動販売機。
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