JP4702101B2 - 冷却装置および自動販売機 - Google Patents

冷却装置および自動販売機 Download PDF

Info

Publication number
JP4702101B2
JP4702101B2 JP2006052391A JP2006052391A JP4702101B2 JP 4702101 B2 JP4702101 B2 JP 4702101B2 JP 2006052391 A JP2006052391 A JP 2006052391A JP 2006052391 A JP2006052391 A JP 2006052391A JP 4702101 B2 JP4702101 B2 JP 4702101B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
heat exchanger
stage
evaporator
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006052391A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007232255A (ja
Inventor
敏章 土屋
道伸 因
忠男 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Retail Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority to JP2006052391A priority Critical patent/JP4702101B2/ja
Publication of JP2007232255A publication Critical patent/JP2007232255A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4702101B2 publication Critical patent/JP4702101B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

本発明は、商品収納庫(冷却庫および加熱庫)側の熱交換器への冷媒の流れを転向させることなく、冷却庫および加熱庫に対する冷却・加熱同時運転状態を維持したまま除霜運転を行うことのできる冷却装置、および缶、ビン、パック、ペットボトル等の容器に入れた飲料等の商品を冷却または加熱して販売に供する自動販売機に関する。
従来のこの種の自動販売機の商品収納庫を冷却または加熱する冷却装置は、冷媒を圧縮する二段式圧縮機と、該圧縮機により圧縮された冷媒(高圧高温冷媒に同じ)を冷却する放熱器(中間熱交換器やガスクーラに同じ)と、放熱器により冷却された冷媒を膨張させる電子膨張弁と、電子膨張弁により膨張された冷媒(低圧低温冷媒に同じ)を蒸発させる複数の蒸発器と、これら複数の蒸発器のうち所定の蒸発器に対して冷媒を供給する冷媒分配手段とから構成されている。
そして、蒸発器は各商品収納庫内に設置され、これに収納された商品を冷却している。商品収納庫は、収納する商品の種類や季節に応じて加熱用(加熱庫)として使用されることがある。この場合には、各商品収納庫内に設置されている蒸発器のうち、加熱庫として使用される側の蒸発器を放熱器(凝縮器に同じ)として機能させ、その蒸発器に高圧高温冷媒を直接流すことにより、高圧高温冷媒(ホットガスに同じ)の温熱を利用して対応する商品収納庫内を加熱するとともに、他の蒸発器にて冷媒を蒸発させ、対応する商品収納庫内(冷却庫)を冷却するいわゆるヒートポンプによる各商品収納庫の冷却・加熱同時運転により、庫内の商品の加熱と冷却を同時に行なうようになっている(例えば、特許文献1参照)。
また、このようなものにおいて、各商品収納庫(冷却庫および加熱庫)には、冷却または加熱すべき温度がそれぞれ設定されており、これら設定温度になるように冷却・加熱同時運転や加熱単独運転または冷却単独運転が行われるようになっている。これらの運転モードは、冷却庫や加熱庫内の各検出温度と各前記設定温度に基づいて自動的に切り替えられるようになっている。
ところで、このような庫内の加熱と冷却を同時に行えるヒートポンプ冷却ユニットにおいて、庫内を加熱し、冷熱を中間熱交換器で排熱する運転すなわち加熱単独運転を行うと、中間熱交換器には低温の冷媒が流れるため、中間熱交換器のフィン表面に霜がつき、これが成長する。そして、このように中間熱交換器のフィン表面に霜がつくと、熱抵抗が大きくなり、中間熱交換器の性能が低下する。そして、加熱庫内の蒸発器(この場合は放熱器として使用)も熱を放出しにくくなるので、冷却ユニットの運転効率が低下する。従来は、この霜の問題を、冷媒を逆方向へ流すことで、中間熱交換器を加熱運転させ、その熱で霜を解かしたり、ヒータなどで加熱することで除霜するようにしている。
なお、二段式圧縮機を用いているものの用途が加熱のみに限定されている例えばヒートポンプ式給湯機において、外部の熱交換器(蒸発器)に付着する霜を除去するために、二段目冷媒の一部を高温側熱交換器および減圧装置をバイパスさせて蒸発器に導いたり、一段目冷媒を高温側熱交換器および減圧装置をバイパスさせて蒸発器に導くことで、霜を解かしながら高温側熱交換器へも高温冷媒の一部を流せるようにして、高温側熱交換器の温度低下を抑えられるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−160937号公報(図1) 特開2004−294059号公報(図1、図2)
しかしながら、冷媒を逆方向へ流すことで、中間熱交換器の除霜を行うようにしたものにあっては、冷却庫が加熱され、加熱庫が冷却されることになるため、冷却商品の温度上昇、加熱商品の温度低下を招いてしまう。さらに、除霜のためだけに圧縮機を運転したり、ヒータで加熱すると消費電力が増加する。
また、用途が加熱のみに限定されているヒートポンプ式給湯機の技術は、用途側の冷却・加熱同時運転を必要とするとともに運転モードが冷却庫や加熱庫内の各検出温度と各前記設定温度に基づいて自動的に切り替えられる自動販売機へは適用できない。
本発明の技術的課題は、冷却庫および加熱庫への冷媒の流れを転向させることなく、冷却庫および加熱庫に対する冷却・加熱同時運転状態を維持したまま中間熱交換器の除霜を行うことができるようにすることにある。
(1)本発明に係る冷却装置は、下記の構成からなるものである。すなわち、冷媒を中間圧力にまで圧縮する一段目圧縮部と冷媒を所定圧力にまで圧縮する二段目圧縮部とを具備する二段式圧縮機と、冷媒を冷却または加熱単独運転時に冷熱を庫外へ放熱する中間熱交換器と、冷媒を冷却するガスクーラと、冷媒を膨張させる電子膨張弁と、冷媒を蒸発または凝縮させる複数の蒸発器と、冷媒の保有する冷熱の一部を電子膨張弁に流入する前の冷媒に受け渡す内部熱交換器とを有し、蒸発器のうち冷熱利用側の蒸発器により冷却される冷却庫内の検出温度と、蒸発器のうち温熱利用側の蒸発器により加熱される加熱庫内の検出温度と、これら冷却庫と加熱庫の各設定温度と、中間熱交換器の除霜開始条件と、に基づいて運転モードが自動的に切り替わる冷却装置であって、中間熱交換器の除霜開始条件が成立した場合は、除霜開始条件が成立した次の加熱庫および冷却庫に対する冷却・加熱同時運転または冷却単独運転のなかで、所定時間、中間熱交換器へ高温冷媒を流し、除霜することを特徴としている。
(2)本発明に係る冷却装置は、除霜開始条件が成立した次の加熱庫および冷却庫に対する運転モードが冷却・加熱同時運転の場合、一段目圧縮部において圧縮された冷媒である一段目冷媒が一段目圧縮部から中間熱交換器を経由して二段目圧縮部に供給され、二段目圧縮部において圧縮された冷媒である二段目冷媒が二段目圧縮部から複数の蒸発器のうちの温熱利用側の蒸発器に供給され、温熱利用側蒸発器を通過した二段目冷媒がガスクーラを経由して内部熱交換器の高圧配管の上流側に供給され、内部熱交換器を通過した二段目冷媒が電子膨張弁に供給されて低圧低温冷媒になり、低圧低温冷媒が複数の蒸発器のうちの冷熱利用側の蒸発器に供給され、冷熱利用側蒸発器を通過した低圧低温冷媒が内部熱交換器の低圧配管の上流側に供給され、さらに内部熱交換器から二段式圧縮機の一段目圧縮部に供給されることにより、所定時間、一段目冷媒の保有する温熱によって中間熱交換器が加熱され、二段式圧縮機の保有する温熱によって温熱利用側の蒸発器が加熱され、低圧低温冷媒の保有する冷熱によって冷熱利用側の蒸発器が冷却されることを特徴としている。
(3)本発明に係る冷却装置は、除霜開始条件が成立した次の加熱庫および冷却庫に対する運転モードが冷却単独運転の場合、一段目圧縮部において圧縮された冷媒である一段目冷媒が一段目圧縮部から中間熱交換器を経由して二段目圧縮部に供給され、二段目圧縮部において圧縮された冷媒である二段目冷媒が二段目圧縮部からガスクーラにを経由して内部熱交換器の高圧配管の上流側に供給され、内部熱交換器を通過した二段目冷媒が電子膨張弁に供給されて低圧低温冷媒になり、低圧低温冷媒が複数の蒸発器のうちの冷熱利用側の蒸発器に供給され、冷熱利用側蒸発器を通過した低圧低温冷媒が内部熱交換器の低圧配管の上流側に供給され、さらに内部熱交換器から二段式圧縮機の一段目圧縮部に供給されることにより、所定時間、一段目冷媒の保有する温熱によって中間熱交換器が加熱され、低圧低温冷媒の保有する冷熱によって冷熱利用側の蒸発器が冷却されることを特徴としている。
(4)本発明に係る冷却装置は、除霜開始条件が成立した次の加熱庫および冷却庫に対する運転モードが加熱単独運転の場合、加熱単独運転モードへ移行せず、冷却庫内のファンのみを運転し、冷却庫内温度がON温度となってから冷却・加熱同時運転を行うことを特徴としている。
(5)本発明に係る冷却装置は、除霜開始条件が成立したか否かの判定を、連続または積算稼働時間が予め設定した時間を超えたか否かの判定と、冷熱利用側の蒸発器により冷却される冷却庫内の検出温度と、温熱利用側の蒸発器により加熱される加熱庫内の検出温度とにより行われることを特徴としている。
(6)本発明に係る自動販売機は、下記の構成からなるものである。すなわち、断熱材によって囲まれ一面に開口部を具備する筐体と、筐体を複数の商品収納庫に分割する仕切板と、商品収納庫のそれぞれに対応する商品取出し口を具備し、開口部を開閉する断熱扉と、商品収納庫のそれぞれに配置され、商品を収納して順次下方に搬出する機能を有する商品ラックと、商品ラックから落下した商品を商品取出し口に誘導するシュータと、シュータの下方に配置されて商品収納庫内の空気を加熱または冷却する収納庫内熱交換手段と、収納庫内熱交換手段を通過する空気の流れを形成する送風手段と、収納庫内熱交換手段によって加熱または冷却された空気を商品ラックの内部を経由して送風手段に循環させるための循環ダクトとを有する自動販売機であって、収納庫内熱交換手段が、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の冷却装置における蒸発器であることを特徴としている。
本発明の冷却装置においては、冷却庫および加熱庫への冷媒の流れを転向させることなく、冷却庫および加熱庫に対する冷却・加熱同時運転状態を維持したまま中間熱交換器の除霜を行うことができる。このため、運転効率が向上する。
本発明の自動販売機においては、庫内の熱交換手段として、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の冷却装置における蒸発器を用い、冷却庫および加熱庫に対する冷却・加熱同時運転状態を維持したまま中間熱交換器の除霜を行うことができるので、運転コストを低く抑えることができる。
以下、図示実施形態に基づき本発明を説明する。なお、本実施形態においては蒸発器が3台で、うち1台は冷却専用の熱交換器として機能し、他の2つは冷媒流路の切換により凝縮器として機能し得るものであり、ここでは加熱専用の熱交換器として使用する場合を例に挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものでなく、2台以上の何れの台数であってもよいし、全ての蒸発器が凝縮器としても機能し得るものであってもよい。また、冷媒はCO2 (二酸化炭素)冷媒を用いるものとし、各図において同一または共通する部材については同一の符号を付し、一部の説明を省略する。
図1乃至図4はいずれも本発明の一実施の形態に係る冷却装置の冷凍回路を示すもので、図1はその除霜運転モード時の冷凍回路図、図2はその冷却単独(又は除霜)運転モード時の冷凍回路図、図3はその冷却・加熱同時運転時の冷凍回路図、図4はその加熱単独運転時の冷凍回路図であり、各図中の太線は冷媒が流れている配管を示し、矢印は冷媒の流れ方向を示す。図5乃至図7はいずれも本実施形態に係る冷却装置の除霜運転モード時の動作を示す図で、図5は除霜開始条件が成立した次の運転モードが加熱単独運転となる場合の動作を示すタイミングチャート、図6は除霜開始条件が成立しない場合の動作を示すタイミングチャート、図7は除霜運転モード時の動作の全体の流れを示すフローチャートである。図8及び図9はいずれも本実施形態に係る自動販売機を示すもので、図8はその側方より見た断面図、図9はその正面側より見た断面図である。
本実施形態の冷却装置100は、図1乃至図4のように冷媒(二酸化炭素冷媒)を中間圧力にまで圧縮する一段目圧縮部1aと冷媒を所定圧力にまで圧縮する二段目圧縮部1bとを具備する二段式圧縮機1と、圧縮機1の負荷を低減させるために冷媒を冷却する中間熱交換器2と、中間熱交換器2の熱交換を促進し庫外へ排熱する中間熱交換器ファン24aと、冷媒の熱エネルギを放熱するためのガスクーラ3と、ガスクーラ3の熱交換を促進し庫外へ排熱するガスクーラファン24bと、冷媒を膨張させ低圧低温の冷媒にする電子膨張弁4と、庫内に設置され、冷媒を蒸発させる冷却専用の蒸発器6a、及び冷媒を蒸発または凝縮させる複数の蒸発器(ここでは加熱専用として使用)6b,6cと、各蒸発器6a,6b,6cを通過する風流れを形成して庫内空気を循環させるための庫内ファン14a,14b,14cと、蒸発後の低圧低温冷媒が依然保有する冷熱を回収するために、冷熱の一部を電子膨張弁4に流入する前の冷媒に受け渡す内部熱交換器8と、ドレン水の蒸発を促進するための蒸発パイプ31と、庫内温度をセンシングする庫内温度センサ16(図8)とを有する。
また、蒸発器6a,6b,6cへの冷媒の流入を制御する電磁弁5a,5b,5cと、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aの下流側と中間熱交換器2の上流側とを接続する配管10aの途中に設けられて、一段目圧縮部1aから中間熱交換器2への冷媒の流入を制御する電磁弁32aと、電子膨張弁4の下流側と中間熱交換器2の上流側とを接続する配管10bの途中に設けられて、電子膨張弁4から中間熱交換器2への冷媒の流入を制御する電磁弁32bと、二段式圧縮機1の二段目圧縮部1bの下流側とガスクーラ3の上流側とを接続する配管10cの途中に設けられて、二段目圧縮部1bからガスクーラ3への冷媒の流入を制御する電磁弁33aと、蒸発器6b,6cの下流側とガスクーラ3の上流側とを接続する配管10dの途中に設けられて、蒸発器6b,6cからガスクーラ3への冷媒の流入を制御する電磁弁33bと、中間熱交換器2の下流側と内部熱交換器8の低圧配管の上流側とを接続する配管10eの途中に設けられて、中間熱交換器2から内部熱交換器8の低圧配管側への冷媒の流入を制御する電磁弁32cと、蒸発器6b、6cを通過した低圧低温冷媒を配管10fを介して二段式圧縮機1の一段目圧縮部1a側に選択的に戻す冷媒分配手段機能を持つ電磁弁(ここでは使用せず)7b,7cと、低圧低温冷媒が一定の方向に流れるように制御する低圧低温冷媒戻り逆止弁34a,34b,34c,34d,34eと、蒸発器6b,6cへの高圧高温冷媒の流入を制御する電磁弁35a,35bと、中間熱交換器2をバイパスするバイパス配管10gに設けた電磁弁37とを有する。なお、電磁弁35a,35bは、二段式圧縮機1の二段目圧縮部1bの吐出側の配管10hから分岐して蒸発器6b,6cへ接続された分岐管10i,10jの途中に設けられている。
また、以上の構成を有する冷却装置100を用いた本実施形態の自動販売機400は、図8及び図9のように断熱材によって囲まれ一面に開口部を具備する筐体401(以下「キャビネット」と称す)と、キャビネット401内を商品収納庫402a,402b,402cに分割する仕切板403ab,403bcと、商品Sを補充する際に開閉する断熱扉404(以下「商品補充用扉」と称す)と、キャビネット401と外気とを遮断するための断熱扉405(以下「内扉」と称す)と、収納した各種商品Sの表示や販売する商品を選択する選択ボタン等が配置された前扉406とを有している。
なお、符号に付した添え字「a,b,c」は、それぞれ商品収納庫402a,402b,402cに設置されることを示し、商品収納庫402a,402b,402cにおいて共通する内容については添え字「a,b,c」を省略する。
各商品収納庫402には、商品Sを収納するための商品ラック408と、商品ラック408から落下した商品Sを取出すための商品取出し口409と、商品ラック408から落下した商品Sを商品取出し口409まで誘導するシュータ410が設置されている。そして、商品収納庫402はシュータ410によって上下に区分され、その下方部分に庫内部品収納室412が形成されている。庫内部品収納室412には冷却装置100の蒸発器6と、蒸発器6を通過する風流れを形成して庫内空気を循環するための庫内ファン14と、庫内温度をセンシングする庫内温度センサ16が設置されている。
また、商品収納庫402の背面側には、庫内空気を商品ラック408の内部を経由して庫内ファン14に循環させるための循環ダクト417が設けられ、循環ダクト417の下方位置に設けられた空気吹出口416が蒸発器6を収容する熱交換室460に連通し、熱交換室460が庫内ファン14を収容するファンカバー415に連通し、シュータ410には空気が通過する多数の通気孔411が設けられている。さらに、庫内部品収納室412の下方には、機械室419と電装品収納室420が形成され、機械室419には冷却装置100の圧縮機1やガスクーラ3に送風するガスクーラファン24や蒸発パイプ31等が、電装品収納室420には自動販売機400を制御する各電装品および冷却装置の制御手段の一部が収容されている(図示せず)。
次に、本実施形態の冷却装置100の動作について説明する。
まず、除霜運転(除霜運転モード)について、図1、図2、図5乃至図7に基づき説明する。連続稼働時間Tが設定時間(例えば8時間)経過したか否かをみて(ステップS11)、8時間経過していたら加熱庫の温度Taが設定温度(例えば52℃)より低いか否かを判断し(ステップS12)、加熱庫の温度Taが52℃より低いと判定されれば、次に冷却庫の温度Tbが第1の設定温度(例えば0℃)より低いか否かを判断し(ステップS13)、冷却庫の温度Tbが0℃より高いと判定されれば、次の運転モードは冷却・加熱同時運転となるため、除霜開始条件が成立し、冷却・加熱同時運転モードへ移行するとともに(ステップS14)、通常運転モード時の冷却・加熱同時運転の際には閉じられている中間熱交換器2の電磁弁37を開き(ステップS15)、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aで圧縮されて圧力を中間よりやや低いところまで上昇された冷媒である一段目冷媒が配管10aから中間熱交換器2を経由して流れるようにする。次いで、電磁弁37,33a,32c,7b,7c,5b,5c,32bを閉じ、電磁弁35a,35b,33b,5aを開いて、冷媒が図1中に太い実線で示す配管を矢印方向へ流れるように冷凍回路を構成し、除霜タイマをセットする(ステップS16)。なお、ここでは除霜開始条件が成立したか否かを判定する判定材料の1つとして連続稼働時間Tを用いたものを例に挙げて説明しているが、この連続稼働時間Tに代えて中間熱交換器2が凝縮運転している積算稼働時間を用いてもよいことは言うまでもない。
冷却・加熱同時運転モードによる除霜運転は、まず二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aで圧縮されて圧力を中間よりやや低いところまで上昇された冷媒である一段目冷媒が、配管10aから中間熱交換器2に供給され、中間熱交換器2において放熱される。そして、中間熱交換器2を通過した一段目冷媒は、二段目圧縮部1bに吸い込まれ、さらに圧縮される。そして、この二段目圧縮部1bで圧縮されて高温・高圧となった冷媒である二段目冷媒は、二段目圧縮部1bから配管10h、分岐管10i,10jを経由して温熱利用側の蒸発器6b,6cに供給され、蒸発器6b,6cが加熱される。
次いで、蒸発器6b,6cを通過した二段目冷媒は、蒸発器6b、6cの下流側とガスクーラ3の上流側とを接続する配管10dを経由してガスクーラ3に供給され、そこからガスクーラ3と電子膨張弁4とを接続する配管を経由して電子膨張弁4に供給される。この時、ガスクーラ3と電子膨張弁4とを接続する配管は、内部熱交換器8の一部を形成しているから、二段目冷媒は内部熱交換器8において、冷熱を受け取り冷却される。そして、電子膨張弁4において膨張した低温低圧冷媒は、電子膨張弁4の下流側と蒸発器6aとを接続する配管を経由して蒸発器6aに供給され、蒸発器6aが冷却される。そして、蒸発器6aを通過した低温低圧冷媒は、蒸発器6aと一段目圧縮部1aとを連結する配管10fを経由して一段目圧縮部1aに戻される。この時、配管10fは内部熱交換器8の一部を形成しているから、低温低圧冷媒が保有する冷熱は内部熱交換器8において二段目冷媒に受け渡される。
以上の除霜運転は、所定時間(例えば15分間)行われる。したがって、ステップS16にて除霜タイマがセットされ、除霜運転が15分経過すると(ステップS17)、除霜タイマがリセットされ(ステップS18)、次いで稼働タイマがリセットされ(ステップS19)、通常運転モードへ移行し(ステップS20)、除霜運転が終了する。なお、中間熱交換器2の電磁弁37は、通常運転モードへ移行すれば、通常運転モードのなかで開閉が自動的に制御されるため、除霜運転が終了する際に閉じる必要はない。
このように、冷却・加熱同時運転モードによる除霜運転によって、所定時間、一段目冷媒の保有する温熱によって中間熱交換器2が加熱され、二段式圧縮機1の保有する温熱によって温熱利用側の蒸発器6b、6cが加熱され、低圧低温冷媒の保有する冷熱によって冷熱利用側の蒸発器6aが冷却される。したがって、冷却庫および加熱庫への冷媒の流れを転向させることなく、冷却庫および加熱庫に対する冷却・加熱同時運転状態を維持したまま中間熱交換器の除霜を行うことができる。このため、運転効率が向上する。
また、ステップS12にて加熱庫の温度Taが52℃より高いと判定されれば、次に冷却庫の温度Tbが第2の設定温度(例えば10℃)より高い低いか否かを判断し(ステップS21)、冷却庫の温度Tbが10℃より低いと判定されれば(図6のa点)、除霜開始条件が成立せず、なにもせずステップS12に戻る。なお、図6は、b点までは冷却・加熱同時運転、b点からc点の間は加熱単独運転、c点からd点の間は運転が停止し、d点から前述の除霜運転(ステップS12〜ステップS20)へ移行している状態を示している。つまり、除霜開始条件が成立したか否かの判定を、連続稼働時間が予め設定した時間を超えたか否かの判定と、冷熱利用側の蒸発器6aにより冷却される冷却庫内の検出温度と、温熱利用側の蒸発器6b、6cにより加熱される加熱庫内の検出温度とに基づいて行い、これによって除霜運転をできるだけ通常運転モード状態を維持したまま行えるようにして、除霜のためだけの運転は回避するようにしている。これにより、運転効率が向上する。
したがって、ステップS21にて冷却庫の温度Tbが10℃より高いと判定されれば、次の運転モードは冷却単独運転となるため、除霜開始条件が成立し、冷却単独運転モードへ移行するとともに(ステップS22)、処理をステップS15に移す。つまり、中間熱交換器2の電磁弁37を開き、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aで圧縮されて圧力を中間よりやや低いところまで上昇された冷媒である一段目冷媒が配管10aから中間熱交換器2を経由して流れるようにして、冷却単独運転モードによる除霜を行えるようにする。次いで、電磁弁37,35a,35b,5b,5c,7c,7b,32c,32bを閉じ、電磁弁33a,5aを開いて、冷媒が図2中に太い実線で示す配管を矢印方向へ流れるように冷凍回路を構成し、除霜タイマをセットする(ステップS16)。
冷却単独運転モードによる除霜運転は、まず二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aで圧縮されて圧力を中間よりやや低いところまで上昇された冷媒である一段目冷媒が、配管10aから中間熱交換器2に供給され、中間熱交換器2において放熱される。そして、中間熱交換器2を通過した一段目冷媒は、二段目圧縮部1bに吸い込まれ、さらに圧縮される。そして、この二段目圧縮部1bで圧縮されて高温・高圧となった冷媒である二段目冷媒は、二段目圧縮部1bから配管10cを経由してガスクーラ3に供給され、そこからガスクーラ3と電子膨張弁4とを接続する配管を経由して電子膨張弁4に供給される。この時、二段目冷媒は内部熱交換器8において、冷熱を受け取り冷却される。そして、電子膨張弁4において膨張した低温低圧冷媒は、電子膨張弁4の下流側と蒸発器6aとを接続する配管を経由して蒸発器6aに供給され、蒸発器6aが冷却される。そして、蒸発器6aを通過した低温低圧冷媒は、蒸発器6aと一段目圧縮部1aとを連結する配管10fを経由して一段目圧縮部1aに戻される。この時、低温低圧冷媒が保有する冷熱は内部熱交換器8において二段目冷媒に受け渡される。
以上の除霜運転は、所定時間(例えば15分間)行われることは、前述のステップS17〜ステップS23で説明した通りである。この冷却単独運転モードによる除霜運転と、通常運転モード時の冷却単独運転との違いは、除霜運転時は冷却庫内の温度の如何に関わらず、つまり冷却庫内の温度が0℃を下回ったとしても15分間行われる点であり、それ以外は通常運転モード時の冷却単独運転と同様である。
このように、除霜運転を、通常運転モード状態を維持したまま行えるため、除霜のためだけの運転が回避され、運転効率が向上する。
また、ステップS13にて冷却庫の温度Tbが0℃より低いと判定されれば(図5のa点)、通常運転モードの場合、次は加熱単独運転となり、中間熱交換器2が冷却されることになるが、この除霜運転モードでは加熱単独運転へは移行せず、冷却庫内のファン14aのみを運転し(ステップS23)、冷却庫内温度がON温度(10℃、図5のb点)となってからステップ14へ進み、冷却・加熱同時運転モードへ移行させる。なお、図5は、a点までは冷却単独運転、a点からb点の間は冷却庫内のファン14aのみの運転、b点から前述の除霜運転(ステップS14〜ステップS20)へ移行している状態を示している。これにより、除霜開始条件が成立した次の運転モードが加熱単独運転となる場合でも、冷却庫内温度を上げることで、自動的に冷却・加熱同時運転モードによる除霜運転へ移行させることができる。
通常運転モード時の冷却・加熱同時運転は、図3の冷凍回路によって行われる。すなわち、電磁弁32a,33a,7b,7c,32b,5b,5c,32cを閉じ、電磁弁37,35a,35b,33b,5aを開いて、冷媒が図3中に太い実線で示す配管を矢印方向へ流れるように冷凍回路を構成する。まず、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aで圧縮されて圧力を中間よりやや低いところまで上昇された冷媒である一段目冷媒は、配管10aから中間熱交換器2をショートカットするバイパス配管10gを経由し、殆ど放熱せずに二段目圧縮部1bに吸い込まれ、さらに圧縮される。そして、この二段目圧縮部1bで圧縮されて高温・高圧となった冷媒である二段目冷媒は、二段目圧縮部1bから配管10h、分岐管10i,10jを経由して温熱利用側の蒸発器6b,6cに供給され、蒸発器6b,6cが加熱される。
次いで、蒸発器6b,6cを通過した二段目冷媒は、蒸発器6b、6cの下流側とガスクーラ3の上流側とを接続する配管10dを経由してガスクーラ3に供給され、そこからガスクーラ3と電子膨張弁4とを接続する配管を経由して電子膨張弁4に供給される。この時、二段目冷媒は内部熱交換器8において、冷熱を受け取り冷却される。そして、電子膨張弁4において膨張した低温低圧冷媒は、電子膨張弁4の下流側と蒸発器6aとを接続する配管を経由して蒸発器6aに供給され、蒸発器6aが冷却される。そして、蒸発器6aを通過した低温低圧冷媒は、蒸発器6aと一段目圧縮部1aとを連結する配管10fを経由して一段目圧縮部1aに戻される。この時、低温低圧冷媒が保有する冷熱は内部熱交換器8において二段目冷媒に受け渡される。
通常運転モード時の加熱単独運転は、図4の冷凍回路によって行われる。すなわち、電磁弁32a,33a,7b,7c,5a,5b,5c閉じ、電磁弁37,35a,35b,33b,32b,32cを開いて、冷媒が図4中に太い実線で示す配管を矢印方向へ流れるように冷凍回路を構成する。まず、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aで圧縮されて圧力を中間よりやや低いところまで上昇された冷媒である一段目冷媒は、配管10aから中間熱交換器2をショートカットするバイパス配管10gを経由し、殆ど放熱せずに二段目圧縮部1bに吸い込まれ、さらに圧縮される。そして、この二段目圧縮部1bで圧縮されて高温・高圧となった冷媒である二段目冷媒は、二段目圧縮部1bから配管10h、分岐管10i,10jを経由して温熱利用側の蒸発器6b,6cに供給され、蒸発器6b,6cが加熱される。
次いで、二段目冷媒は蒸発器6b、6cの下流側とガスクーラ3の上流側とを接続する配管10dを経由してガスクーラ3に供給され、そこからガスクーラ3と電子膨張弁4とを接続する配管を経由して電子膨張弁4に供給される。この時、二段目冷媒は内部熱交換器8において、冷熱を受け取り冷却される。そして、電子膨張弁4において膨張した低温低圧冷媒は、電子膨張弁4の下流側と中間熱交換器2の上流側とを接続する配管10bを経由して中間熱交換器2に供給され、中間熱交換器2で冷熱が外気に放熱される。そして、冷熱を放熱した冷媒は、中間熱交換器2の下流側と内部熱交換器8の低圧配管の上流側とを接続する配管10eを経由して内部熱交換器8に供給され、内部熱交換器8にて冷熱の一部を電子膨張弁4に流入する前の冷媒に受け渡し、二段式圧縮機1の一段目圧縮部1aに戻される。
したがって、本実施形態の自動販売機400において、商品収納庫402が前述した冷却装置100の蒸発器6によって冷却または加熱されるから、冷却庫および加熱庫に対する冷却・加熱同時運転状態を維持したまま中間熱交換器の除霜を行うことができる。このため、除霜のためだけに圧縮機1を運転する必要がなくなって、運転コストを低く抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る冷却装置の除霜運転モード時の冷凍回路図である。 本発明の一実施形態に係る冷却装置の冷却単独(又は除霜)運転モード時の冷凍回路図である。 本発明の一実施形態に係る冷却装置の冷却・加熱同時運転時の冷凍回路図である。 本発明の一実施形態に係る冷却装置の加熱単独運転時の冷凍回路図である。 本発明の一実施形態に係る冷却装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係る冷却装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係る冷却装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る自動販売機を側方より見た断面図である。 本発明の一実施形態に係る自動販売機を正面側より見た断面図である。
符号の説明
1 二段式圧縮機
1a 一段目圧縮部
1b 二段目圧縮部
2 中間熱交換器
3 ガスクーラ
4 電子膨張弁
6 収納庫内熱交換手段(蒸発器)
6a,6b,6c 蒸発器
8 内部熱交換器
14a,14b,14c 庫内ファン
16 庫内温度センサ
100 冷却装置
400 自動販売機
401 筐体
402a,402b,402c 商品収納庫
403ab,403bc 仕切板
404 断熱扉
408 商品ラック
409 商品取出し口
410 シュータ
417 循環ダクト
S 商品

Claims (6)

  1. 冷媒を中間圧力にまで圧縮する一段目圧縮部と冷媒を所定圧力にまで圧縮する二段目圧縮部とを具備する二段式圧縮機と、
    冷媒を冷却または加熱単独運転時に冷熱を庫外へ放熱する中間熱交換器と、
    冷媒を冷却するガスクーラと、
    冷媒を膨張させる電子膨張弁と、
    冷媒を蒸発または凝縮させる複数の蒸発器と、
    冷媒の保有する冷熱の一部を前記電子膨張弁に流入する前の冷媒に受け渡す内部熱交換器とを有し、
    前記蒸発器のうち冷熱利用側の蒸発器により冷却される冷却庫内の検出温度と、前記蒸発器のうち温熱利用側の蒸発器により加熱される加熱庫内の検出温度と、これら冷却庫と加熱庫の各設定温度と、前記中間熱交換器の除霜開始条件と、に基づいて運転モードが自動的に切り替わる冷却装置であって、
    前記中間熱交換器の除霜開始条件が成立した場合は、除霜開始条件が成立した次の前記加熱庫および冷却庫に対する冷却・加熱同時運転または冷却単独運転のなかで、所定時間、前記中間熱交換器へ高温冷媒を流し、除霜することを特徴とする冷却装置。
  2. 除霜開始条件が成立した次の前記加熱庫および冷却庫に対する運転モードが冷却・加熱同時運転の場合、
    前記一段目圧縮部において圧縮された冷媒である一段目冷媒が該一段目圧縮部から前記中間熱交換器を経由して前記二段目圧縮部に供給され、前記二段目圧縮部において圧縮された冷媒である二段目冷媒が該二段目圧縮部から前記複数の蒸発器のうちの温熱利用側の蒸発器に供給され、該温熱利用側蒸発器を通過した前記二段目冷媒が前記ガスクーラを経由して前記内部熱交換器の高圧配管の上流側に供給され、該内部熱交換器を通過した前記二段目冷媒が前記電子膨張弁に供給されて低圧低温冷媒になり、該低圧低温冷媒が前記複数の蒸発器のうちの冷熱利用側の蒸発器に供給され、該冷熱利用側蒸発器を通過した前記低圧低温冷媒が前記内部熱交換器の低圧配管の上流側に供給され、さらに該内部熱交換器から前記二段式圧縮機の一段目圧縮部に供給されることにより、
    所定時間、前記一段目冷媒の保有する温熱によって前記中間熱交換器が加熱され、前記二段式圧縮機の保有する温熱によって前記温熱利用側の蒸発器が加熱され、前記低圧低温冷媒の保有する冷熱によって前記冷熱利用側の蒸発器が冷却されることを特徴とする請求項1記載の冷却装置。
  3. 除霜開始条件が成立した次の前記加熱庫および冷却庫に対する運転モードが冷却単独運転の場合、
    前記一段目圧縮部において圧縮された冷媒である一段目冷媒が該一段目圧縮部から前記中間熱交換器を経由して前記二段目圧縮部に供給され、前記二段目圧縮部において圧縮された冷媒である二段目冷媒が該二段目圧縮部から前記ガスクーラを経由して前記内部熱交換器の高圧配管の上流側に供給され、該内部熱交換器を通過した前記二段目冷媒が前記電子膨張弁に供給されて低圧低温冷媒になり、該低圧低温冷媒が前記複数の蒸発器のうちの冷熱利用側の蒸発器に供給され、該冷熱利用側蒸発器を通過した前記低圧低温冷媒が前記内部熱交換器の低圧配管の上流側に供給され、さらに該内部熱交換器から前記二段式圧縮機の一段目圧縮部に供給されることにより、
    所定時間、前記一段目冷媒の保有する温熱によって前記中間熱交換器が加熱され、前記低圧低温冷媒の保有する冷熱によって前記冷熱利用側の蒸発器が冷却されることを特徴とする請求項1記載の冷却装置。
  4. 除霜開始条件が成立した次の前記加熱庫および冷却庫に対する運転モードが加熱単独運転の場合、加熱単独運転モードへ移行せず、冷却庫内のファンのみを運転し、冷却庫内温度がON温度となってから冷却・加熱同時運転を行うことを特徴とする請求項1記載の冷却装置。
  5. 除霜開始条件が成立したか否かの判定は、連続または積算稼働時間が予め設定した時間を超えたか否かの判定と、冷熱利用側の蒸発器により冷却される冷却庫内の検出温度と、温熱利用側の蒸発器により加熱される加熱庫内の検出温度とにより行われることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の冷却装置。
  6. 断熱材によって囲まれ一面に開口部を具備する筐体と、
    該筐体を複数の商品収納庫に分割する仕切板と、
    前記商品収納庫のそれぞれに対応する商品取出し口を具備し、前記開口部を開閉する断熱扉と、
    前記商品収納庫のそれぞれに配置され、商品を収納して順次下方に搬出する機能を有する商品ラックと、
    前記商品ラックから落下した商品を前記商品取出し口に誘導するシュータと、
    該シュータの下方に配置されて前記商品収納庫内の空気を加熱または冷却する収納庫内熱交換手段と、
    該収納庫内熱交換手段を通過する空気の流れを形成する送風手段と、
    前記収納庫内熱交換手段によって加熱または冷却された空気を前記商品ラックの内部を経由して前記送風手段に循環させるための循環ダクトとを有する自動販売機であって、
    前記収納庫内熱交換手段が、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の冷却装置における蒸発器であることを特徴とする自動販売機。
JP2006052391A 2006-02-28 2006-02-28 冷却装置および自動販売機 Expired - Fee Related JP4702101B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006052391A JP4702101B2 (ja) 2006-02-28 2006-02-28 冷却装置および自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006052391A JP4702101B2 (ja) 2006-02-28 2006-02-28 冷却装置および自動販売機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007232255A JP2007232255A (ja) 2007-09-13
JP4702101B2 true JP4702101B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=38553026

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006052391A Expired - Fee Related JP4702101B2 (ja) 2006-02-28 2006-02-28 冷却装置および自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4702101B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5104255B2 (ja) * 2007-11-30 2012-12-19 ダイキン工業株式会社 冷凍装置
WO2009147882A1 (ja) * 2008-06-05 2009-12-10 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置
JP5751299B2 (ja) * 2013-09-19 2015-07-22 ダイキン工業株式会社 冷凍装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0652421A (ja) * 1992-07-29 1994-02-25 Sanden Corp 自動販売機
JP2005214558A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Sanyo Electric Co Ltd 加熱/冷却システム
JP2006046812A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 冷却装置および自動販売機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0652421A (ja) * 1992-07-29 1994-02-25 Sanden Corp 自動販売機
JP2005214558A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Sanyo Electric Co Ltd 加熱/冷却システム
JP2006046812A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 冷却装置および自動販売機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007232255A (ja) 2007-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4935077B2 (ja) 冷却装置および自動販売機
JP4557010B2 (ja) 自動販売機
US20040040341A1 (en) Refrigerator
JP5169282B2 (ja) 自動販売機
JP5124952B2 (ja) 自動販売機
WO2009088057A1 (ja) 自動販売機
JP4702101B2 (ja) 冷却装置および自動販売機
JP4835196B2 (ja) 冷却ユニットおよび自動販売機
JP4274074B2 (ja) 冷却装置および自動販売機
JP4924535B2 (ja) 自動販売機
JP5169383B2 (ja) 自動販売機
JP5375333B2 (ja) 自動販売機
JP5056426B2 (ja) 自動販売機
JP5266819B2 (ja) 自動販売機
JP2010043758A (ja) 冷却装置
JP5418037B2 (ja) 自動販売機
JP5434423B2 (ja) 自動販売機
JP5458872B2 (ja) 冷却加熱装置
JP2018004170A (ja) 冷蔵庫
JP4286106B2 (ja) 冷凍冷蔵庫
JP5056425B2 (ja) 自動販売機
JP2002174465A (ja) 冷凍装置
JP5240030B2 (ja) 自動販売機
JP6572444B2 (ja) 自動販売機
JP2003161563A (ja) 冷凍冷蔵リーチインショーケースの運転制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4702101

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140318

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140318

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140318

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees