JP2007176297A - 鞍乗り型車両の風防装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】三次元的な流れを発生させ得る風防装置を提供することを課題とする。
【解決手段】図(a)で風は矢印aのとおりに導入口34からガイド部材50の奥に入り、一部は矢印B、Bのように通孔52〜55を通って図手前へ流れる。風の残部は矢印b、bのようにガイド部材50の奥を流れ、矢印c、cのようにメータバイザ28の吹出し口31から図手前に流れる。(b)で風は矢印aのとおりに導入口34からガイド部材50の奥に入り、一部は矢印Bのように通孔52〜55を通ってスクリーン16側へ流れる。風は矢印bのようにガイド部材50の奥を流れ、ボス25の周囲を通過して、矢印cのようにメータバイザ28の吹出し口31からスクリーン16側へ流れる。矢印Bと矢印cとが合流して、スクリーン16の裏側に風が流れる。
【効果】矢印Bと矢印cとに分流し、三次元的風の流れを制御する。
【選択図】図10

Description

本発明は、走行風をスクリーンの裏側に導く鞍乗り型車両の風防装置に関する。
自動二輪車に代表される鞍乗り型車両には、スクリーン(風防装置)を備えるものがある。ただし、スクリーンは風切り音を発生することがあり、その対策が求められる。
風切り音の対策を施した風防装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−28894公報(図3、図7)
特許文献1の図7において、符号14はインナーパネル、符号14b、14bはインナーパネル14に一体形成した突部である。
そして、特許文献1の図3において、符号15はインナーパネル14の前に配置するスクリーンである。
走行風の一部がスクリーン15の下方から導入され、スクリーン15とインナーパネル14との間の空間を上向きに流れる。この際、風を突部14b、14bで整流するため、風切り音の発生を抑えることができるというものである。
しかし、特許文献1の構造には次に示す問題点がある。
第1に、整流作用を調整することを目的に突部14b、14bの形状や位置を変更する要求が発生すると、インナーパネル14の全部を交換する必要がある。しかし、図3に示されるとおりにインナーパネルは十分に大きなパネルであり、部品のコストが嵩むため交換が容易とは言えない。
第2に、図3に示されるように、スクリーン15の背面に沿って流れる風は、二次元的な流れに留まる。しかし、スクリーン15の背面に沿って流れる風を細かく制御することを考えると、二次元的な流れより、三次元的な流れの方が制御の可能性が高まる。すなわち、特許文献1の構造では風の流れ制御性に限界がある。
本発明は、少ないコストで整流部品を交換することができ、三次元的な流れを発生させ得る風防装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体の前部にスクリーンを設け、このスクリーンの下方に走行風の導入口を設け、前記スクリーンと前記車体との間に導風路を形成し、前記導入口から導入した走行風をスクリーンの裏側に導くことができるようにした鞍乗り型車両の風防装置において、前記導風路に、前記車体やスクリーンとは別体で且つ導入路を流れる風を案内するガイド部材を、配置したことを特徴とする。
請求項2に係る発明では、ガイド部材は、板状部材であることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、板状部材は、風の流れに沿って広がる末広形状の部材であることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、ガイド部材に通孔を設け、風の一部をガイド部材の背面に流すことができるようにしたことを特徴とする。
請求項5に係る発明では、車体は車体カバーであり、ガイド部材は車体カバーから離して配置することを特徴とする。
請求項6に係る発明では、導入口は、車体カバーに設けることを特徴とする。
請求項7に係る発明では、車体の前部にスクリーンを設け、このスクリーンの下方に走行風の導入口を設け、前記スクリーンと前記車体との間に導風路を形成し、前記導入口から導入した走行風をスクリーンの裏側に導くことができるようにした鞍乗り型車両の風防装置において、
前記導風路に、導入路を流れる風を案内するガイド部材を配置するとともに、このガイド部材に通孔を設け、風の一部をガイド部材の背面に流すことができるようにしたことを特徴とする鞍乗り型車両の風防装置。
請求項1に係る発明では、ガイド部材を、車体やスクリーンとは別部材とした。車体やスクリーンに影響を及ぼすことなく、ガイド部材を交換することができる。別部材は小型化が容易であるため、低コストでガイド部材を交換することができる。
請求項2に係る発明では、ガイド部材を板状部材で構成した。板状部材は軽量で且つ安価であるため、ガイド部材の交換に掛かる費用を更に抑えることができる。
請求項3に係る発明では、板状部材を末広形状にした。導入口から導入した走行風を末広がり形状に広げた上で、スクリーンの裏側に導くことができる。この結果、風切り音の低減を図ることができると共にウインドプロテクション効果(スクリーンの裏側を流れて上端から吹き上がる風で、風防作用を発揮すること。スクリーンの高さを稼ぐことができる。)を高めることができる。
請求項4に係る発明は、ガイド部材に通孔を設け、風の一部をガイド部材の背面に流すことができるようにした。ガイド部材で風を三次元流れに変えることができる。この結果、通孔の大きさや形状を変更するだけで、種々の三次元流れを造り出すことができる。風切り音の低減やウインドプロテクション効果が良好に発揮できる三次元流れのガイド部材を、容易に製造し、簡単に車両に装着することができる。
請求項5に係る発明では、車体は車体カバーであり、ガイド部材は車体カバーから離して配置する。車体カバーから離してカバー部材を設けることで、車体カバーとガイド部材との間に大きな面積の通風路を確保することができる。
請求項6に係る発明では、導入口は、車体カバーに設ける。車体カバーに設けた導入口から導入した風を、車体カバーに沿わせて流すことにより、請求項5での大きな面積の通風路に円滑に導くことができる。流路抵抗が少ないため、大量の風を効率よくスクリーンの裏側へ導くことができる。
請求項7に係る発明は、ガイド部材に通孔を設け、風の一部をガイド部材の背面に流すことができるようにした。ガイド部材で風を三次元流れに変えることができる。この結果、通孔の大きさや形状を変更するだけで、種々の三次元流れを造り出すことができる。風切り音の低減やウインドプロテクション効果が良好に発揮できる三次元流れのガイド部材を、容易に製造し、簡単に車両に装着することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る本発明に係る鞍乗り型車両の正面図であり、鞍乗り型車両10は、フロントフォーク11の下部に前輪12を回転自在に備え、フロントフォーク11に前輪12のためのフロントフェンダ13を備え、フロントフォーク11の上部を車体前カバー14で囲い、この車体前カバー14に左右の前照灯用開口部15L、15R(Lは乗員から見た左、Rは同右を示す添え字である。以下同じ)を備え、車体前カバー14から上方へスクリーン16を延ばし、このスクリーン16の下縁と左右の前照灯用開口部15L、15Rの上縁とにV字形のガーニッシュ17を掛け渡して外観性を高め、スクリーン16の後方(図面裏側)にハンドルグリップ18L、18R及びバックミラー19L、19Rを配置してなる自動二輪車である。
この自動二輪車など、乗員がシートに跨る形態の車両、例えばスクータ、三輪バギー、四輪バギーなどを、鞍乗り車両と呼ぶ。
図2は図1の2−2線断面図であり、車体前カバー14は、ほぼ水平に後方(図右)へ折り曲げた下辺部21と、この下辺部21の上方に開けた掛止穴22と、斜め上へ延びる斜辺部23と、この斜辺部23の途中に形成した凹部24と、この凹部24の上方位置にて斜辺部23から前(図左)へ延ばしたボス25と、上縁部26とからなる。車体前カバー14は樹脂の射出成形法で製造することができる。
この上縁部26にメータバイザ28を被せ、メータバイザ28の下辺部29をボス25に重ねる。メータバイザ28はボス25から上へ延びる部材であるが、車体前カバー14のボス25と上縁部26との間にて、風の吹出し口31を設けてなる。
メータバイザ28はメータ類の前に立てる日除け部材である。メータバイザ28を設けることによりメータ類の視認性を向上させることができる。
メータバイザ28の下辺部29に、本発明のガイド部材50の上端を重ね、止めビス32にてボス25にねじ止める。
ガーニッシュ17は上部に走行風の導入口34を有する。そして、ガーニッシュ17の下端を車体前カバー14側の掛止穴22に差し込み、ガーニッシュ17の上端をガイド部材50に重ね、止めビス35で連結する。
以上に説明した車体前カバー14、メータバイザ28及びガーニッシュ17は、車体カバー36の構成要素である。本実施例では導入口34は車体カバー36のうちのガーニッシュ17に設けた。また、ガイド部材50は車体カバー36のうちの車体前カバー14から前へ(図左へ)離して設置した。
そして、ガイド部材50に接着剤37を介してスクリーン16の下部を結合する。
導入口34から吹出し口31に至る通路が導風路40であり、この実施例では、導風路40は車体前カバー14の一部と、ガーニッシュ17の一部と、ガイド部材50と、メータバイザ28の一部とで構成した。
以上の述べた車体前カバー14、メータバイザ28、ガイド部材50及びガーニッシュ17の各々の形状及び組み付け手順を詳細に説明する。
図3は本発明に係る車体前カバーの詳細図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のb−b線断面図、(c)は(a)のc−c線断面図である。
(a)に示すとおりに、車体前カバー14は左右の前照灯用開口部15L、15R、掛止穴22及びボス25を有する。そして、V字を呈する凹部24にはV(逆ハの字)状に左右の整流板27L、27Rを立てた。これらの整流板27L、27Rは矢印w、wのように風を流ことができるように、中央部分から後部にかけて背を低くした((c)参照)。
(b)に示すとおりに、車体前カバー14は、ほぼ水平に後方(図右)へ折り曲げた下辺部21と、この下辺部21の上方に開けた掛止穴22と、斜め上へ延びる斜辺部23と、この斜辺部23の途中に形成した凹部24と、この凹部24の上方位置にて斜辺部23から前(図左)へ延ばしたボス25と、上縁部26とからなる成形品である。
そして(a)に示す車体前カバー14は中央上部に凹部24を有する。この凹部24は単なる窪みではなく、大きな溝である。すなわち、凹部24は(c)に示すとおりに導風路の要部を構成する。整流板27L、27Rは風を案内すると共に左右に適度に分配するところの整流作用を発揮する。
次に、(b)に想像線で示すメータバイザ28を車体前カバー14に重ねる。
図4は本発明に係るメータバイザの取付け図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のb−b線断面図である。
(a)に示すように、メータバイザ28は左右に長く、途中に多数の風の吹出し口31を有する。
(b)に示すように、車体前カバー14の上縁部26にメータバイザ28を被せ、メータバイザ28の下辺部29をボス25に重ねる。そして、想像線で示すガイド部材50を白抜き矢印のように重ねる。
図5は本発明に係るガイド部材の取付け図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のb−b線断面図である。
(a)に示すように、ガイド部材50は下辺が短く、上辺が長い末広がり形状の部材であり、図3(c)に示す凹部24を塞ぐ蓋の役割をも果たす。ガイド部材50は通孔を有するものと有しないものの2形態を実施した。詳細は後述する。
(b)に示すように、想像線で示すスクリーン16及びガーニッシュ17を白抜き矢印のように重ねる。
図6は本発明に係るスクリーン及びガーニッシュの取付け完了図であり、断面図は図2と同一であるから、省略した。
V字形で且つ中央上部に導入口34を有するガーニッシュ17の陰(図面裏側)にスクリーン16を配置し、このスクリーン16の陰にガイド部材50及びメータバイザ28を配置したことを示す。
図7は図6の7−7線断面図であり、スクリーン16の左右辺にガーニッシュ17を被せたことを示す。
図8は図7の8部拡大図であり、スクリーン16側へ折り返した折り返し部38をガーニッシュ17の縁に設けると共に、折り返し部38より、内側にリブ39を立てる。
このリブ39は折り返し部38より長くする。折り返し部38とスクリーン16とのギャップをGa、リブ39とスクリーン16とのギャップをGbとした場合、Gb<Gaとなる。接着部材を兼ねたスポンジ41が縮むと、リブ39がスクリーン16に当たるが、折り返し部38はスクリーン16に当たらない。
仮に、折り返し部38がスクリーン16に当たるとスクリーン16に擦り傷が発生し、外観性が低下する。この点、本発明ではリブ39がストッパ作用を発揮して、折り返し部38がスクリーン16に当たることを阻止する。この結果、スクリーン16の外観性を良好に維持することができる。
次に本発明のガイド部材について詳しく説明する。
図9は本発明に係るガイド部材の斜視図であり、ガイド部材50は、薄い板部を集合させた板状部材であり、末広がり形状の台形部51と、この台形部51に開けた4つの通孔52、53、54、55と、隣合う通孔52、53の間に設けた斜めの羽根56と、隣合う通孔54、55の間に設けた斜めの羽根57と、台形の狭い方の辺58に設けたビス穴59、61、62と、台形の広い方の辺63に設けたビス穴65及び左右の脚部66L、66Rとからなる。
3個のビス穴59、62、65はガイド部材50を固定するために使用する。残りのビス穴61はガーニッシュ17(図2参照)との連結に使用する。
脚部66L、66Rは車体前カバー14(図2参照)に当たって、ガイド部材50の位置決めを図る。
図10は図9に示すガイド部材の作用図である。
(a)において、走行風は矢印aのとおりに導入口34からガイド部材50の奥に入り、一部は矢印B、Bのように通孔52〜55を通って図手前へ流れる。走行風の残部は矢印b、bのようにガイド部材50の奥を流れ、矢印c、cのようにメータバイザ28の吹出し口31から図手前に流れる。
すなわち、(b)において、走行風は矢印aのとおりに導入口34からガイド部材50の奥に入り、一部は矢印Bのように通孔52〜55((a)参照)を通ってスクリーン16側へ流れる。ガイド部材50のスクリーン16側の面を「ガイド部材50の背面」と呼ぶことにする。走行風の残部は矢印bのようにガイド部材50の奥を流れ、ボス25の周囲を通過して、矢印cのようにメータバイザ28の吹出し口31からスクリーン16側へ流れる。矢印Bと矢印cとが合流して、スクリーン16の裏側に風が流れる。
スクリーン16の裏を流れる風は、矢印Bを増加すると速度が高まる。矢印Bを減らして、矢印cを増加すると、スクリーン16の裏を流れる風の膜厚が増す。このように、矢印Bと矢印cとに分流し、三次元的(車幅方向+走行方向)に風をコントロールすることで、風の流れを好適な条件にすることができる。
図11は本発明に係る別のガイド部材の斜視図であり、ガイド部材70は、薄い板部で構成した板状部材であり、末広がり形状の台形部71と、台形の狭い方の辺72に設けたビス穴73、74、75と、台形の広い方の辺76に設けたビス穴77及び左右の脚部78L、78Rとからなる。
板状部材は平板若しくは湾曲板の縁に起立部がある程度の薄板部材であり、比較的簡単な金型で射出成形可能な部材をさす。板状部材であれば軽量、低コスト化が容易に達成できる。
3個のビス穴73、75、77はガイド部材70を固定するために使用する。残りのビス穴74はガーニッシュ17(図2参照)との連結に使用する。
脚部78L、785Rは車体前カバー14(図2参照)に当たって、ガイド部材70の位置決めを図る。
図12は図11に示すガイド部材の作用図である。
(a)において、走行風は矢印aのとおりに導入口34からガイド部材70の奥に入り、矢印bのようにガイド部材70の奥を流れながら左右に広がり、矢印cのようにメータバイザ28の吹出し口31から図手前に流れる。
すなわち、(b)において、走行風は矢印aのとおりに導入口34からガイド部材70の奥に入り、矢印bのようにガイド部材70の奥を流れ、ボス25の周囲を通過して、矢印cのようにメータバイザ28の吹出し口31からスクリーン16側へ流れる。
尚、請求項7では、ガイド部材は車体又はスクリーンに一体形成することが可能である。
また、ガイド部材は板状部材の他、筒状部材であってもよい。また、ガイド部材は末広がり形状の他、二股分岐路若しくは三股分岐路であってもよい。
さらにまた、ネイキッド車と称する車両はカウル(車体カバー)を有していないので、車体側に案内板等の導風路構成要素を設ける。この場合は、車体とスクリーンとの間に導風路を形成したことになる。したがって、本発明はカウルを有する車両とカウルを有さない車両との両方に適用できる。
本発明は、自動二輪車の風防装置に好適である。
本発明に係る本発明に係る鞍乗り型車両の正面図である。 図1の2−2線断面図である。 本発明に係る車体前カバーの詳細図である。 本発明に係るメータバイザの取付け図である。 本発明に係るガイド部材の取付け図である。 本発明に係るスクリーン及びガーニッシュの取付け完了図である。 図6の7−7線断面図である。 図7の8部拡大図である。 本発明に係るガイド部材の斜視図である。 図9に示すガイド部材の作用図である。 本発明に係る別のガイド部材の斜視図である。 図11に示すガイド部材の作用図である。
符号の説明
10…鞍乗り型車両(自動二輪車)、14…車体前カバー、16…スクリーン、17…ガーニッシュ、28…メータバイザ、31…風の吹出し口、34…導入口、40…導風路、50、70…ガイド部材、52〜55…通孔。

Claims (7)

  1. 車体の前部にスクリーンを設け、このスクリーンの下方に走行風の導入口を設け、前記スクリーンと前記車体との間に導風路を形成し、前記導入口から導入した走行風をスクリーンの裏側に導くことができるようにした鞍乗り型車両の風防装置において、
    前記導風路に、前記車体やスクリーンとは別体で且つ導入路を流れる風を案内するガイド部材を、配置したことを特徴とする鞍乗り型車両の風防装置。
  2. 前記ガイド部材は、板状部材であることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の風防装置。
  3. 前記板状部材は、風の流れに沿って広がる末広形状の部材であることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両の風防装置。
  4. 前記ガイド部材に通孔を設け、風の一部をガイド部材の背面に流すことができるようにしたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の鞍乗り型車両の風防装置。
  5. 前記車体は車体カバーであり、前記ガイド部材は前記車体カバーから離して配置することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の鞍乗り型車両の風防装置。
  6. 前記導入口は、車体カバーに設けることを特徴とする請求項5記載の鞍乗り型車両の風防装置。
  7. 車体の前部にスクリーンを設け、このスクリーンの下方に走行風の導入口を設け、前記スクリーンと前記車体との間に導風路を形成し、前記導入口から導入した走行風をスクリーンの裏側に導くことができるようにした鞍乗り型車両の風防装置において、
    前記導風路に、導入路を流れる風を案内するガイド部材を配置するとともに、このガイド部材に通孔を設け、風の一部をガイド部材の背面に流すことができるようにしたことを特徴とする鞍乗り型車両の風防装置。
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